The Quiet American Graham Greene


僕は感動されるのを好まない、というのは、その根ざすところは興奮であり、及ぶところは実に危うい事態である。僕は何処か作為的である事、或る、心や非論理的過程の背信に身震いし、僕達は僕達の恐るべき義務感を伴ってこうした事態に平伏する。 A.H.Clough

「今日は、身体を葬る事に向かい、魂を救う事に向かう新しい創作の特権的時代であり、挙(こぞ)って最適な意図を以(もっ)て伝えている。」 Byron

PART ONE

1

夕食の後、僕は、カティナトゥ街を見渡す僕の部屋で、パイルを座って待っていた。彼は言った、「僕は、遅くても10時までには貴方と合流するつもりです、」そして真夜中が打った時、僕はそれ以上じっとしていられなくて、通りに下りた。黒いズボンの大勢の老婦人が、踊り場にしゃがんでいた。時は二月、ベドゥの中では彼女達にしても暑過ぎるよなあ。一人の輪タク運転手が、河畔の方へゆっくりとペダルを踏んで行き過ぎ、彼らが新しい米機を陸揚げした所で、ラムプが燃えているのが僕には見えた。長い通りの何処にも、そこら辺にパイルの痕跡は、まるでなかった。
 成り行きからすると、僕は自らに話し掛けた、彼は何か訳があって、米公使館で手間取っているのかも知れない、それにしても確かにそういう場合、彼はレスタラントゥに電話を掛けるだろうー彼は、僅かな礼儀正しさでさえ極めて細心の注意を払った。僕が隣の戸口で待つ女を見た時、僕は室内に入ろうとして向きを変えた。僕には彼女の顔は見えなかった、ただ、白い絹のズボンと長い花柄のロウブだけとはいえ、その全てで僕は彼女に気付いた。彼女はあんなにも度々、丁度この場所と時間に帰宅する僕を待っていたのだ。
 「フォン、」僕は言ったーそれはフィーニクスを意味するが、今日では伝説上のものと程遠く、その灰から甦るものは何一つない。彼女は、パイルも同じように待っています、と彼女が僕に打ち明ける機会を作る前に、僕は知っていた。「彼はここにはいない。」
 「私は知っています。窓際に貴方一人が見えました。」
 「貴女は良ければ二階で待つといい。」僕は言った。「彼は直ぐにやって来るよ。」
 「私はここで待つ方がいい。」
 「良くない。警官は貴女を捕まえるかも知れない。」
 彼女は二階へと僕に従った。僕は僕が作ってもかまわない幾つもの皮肉で不愉快な冗談を思い付いた。彼女の英語も彼女の仏語もどちらも、その皮肉を彼女なりに理解するには十分巧みとは言い難かった、それに、不思議な事に、僕には彼女を傷付けるどころか、僕自身を傷付ける事さえ全く眼中になかった。僕達が踊り場に着いた時、老婦人は皆、彼女達の頭の向きを変え、僕達が通り過ぎるとすぐに彼女たちの声は甦り、まるで彼女達が一斉に歌い出したかのようになった。
 「彼女達は何について話しているの?」
 「私が家に帰ったと彼女達は思っているの。」
 僕の部屋の中の僕が中国の新年のために何週間も前に準備した木は、その黄色い花の大半を落としてしまった。それは僕のタイプライタのキーの間に落ちていた。僕はそれをすっかり拾った。「貴方は動揺してるのね、」フォンが言った。
 「そりゃあ、彼に似つかわしくないもの。彼は時間を守る人だ。」
 僕は僕のタイと僕の靴を脱ぎ、ベドゥで横になった。フォンはガスストウヴに火を点け、お茶の水を沸かし始めた。それが六か月前だったらなあ。「貴方はもうすぐ遠くへ行こうとしている、と彼が言うの。」彼女は言った。
 「おそらく。」
 「彼は貴方がとても好きよ。」
 「何一つなくても彼に感謝する。」
 僕は彼女が彼女の髪を違う風にしていたのを見た、それが彼女の肩の上に、黒く真っ直ぐに落ちるにまかせて。僕はパイルが一度役人の娘になったかと思った手の込んだ整髪を非難したことがあったのを思い出した。僕がその目を閉じる、すると彼女は、彼女が居るのが当然だった頃と再び同じだった。彼女は湯気のシューっという音、茶碗のチリンと鳴る音だった。彼女は確かな夜という時間、休息という契りだった。
 「彼は長くはかからないでしょう、」彼女は、彼の不在に僕が慰めを必要とするかのように言った。
 彼女達は一緒にどんな話をするのか、と僕は不思議だった。パイルはとても真面目だったし、僕は極東に関する彼の講義を受けて来た、僕が数年抱え込んだのと同じ事を、何ヶ月かの間に、彼は知ってしまった。民主主義は彼の別の主題だったー彼は断言し、アメリカ合衆国が世界のために何をしているかに関する、更に険悪化させる見解を持っていた。もう一方のフォンは、驚くほど無知で、 もしヒトゥラが会話の中に登場したら、彼女は彼が誰かを尋ねるために話の腰を折っただろう。彼女はドイツ人にもポウランドゥ人にも一度も会った事がなかったから、その説明は益々難しくなるだろうし、イウアラプの地理の非常に曖昧な知識だけは持っていた、しかしプリンセス・マーガレトゥについては確かに僕よりずっと彼女は知っていた。僕は、彼女がベドゥの端にトゥレイを置くのを耳にした。
 「彼は貴女にまだ夢中か、フォン?」
 貴方と一緒にベドゥへ安南人を誘う事は、小鳥を捕まえる事に似ている。彼女達は貴方の枕の上で震え歌う。そこには、僕がフォンのような歌う声をした者は彼女達の中に一人もいない、と思ったひと時があった。僕は僕の手を差し伸べて、彼女の腕に触れたーその骨もまた、鳥のもののように脆かった。
 「彼はそのまま、フォン?」
 彼女は笑った、それから僕は彼女がマチを擦るのを聞いた。「恋愛中?」ーおそらくそれは彼女が理解しなかったフレイズの一つだった。
 「貴方のパイプを作りましょうか?」彼女は尋ねた。
 僕が僕の目を開けた時、彼女はラムプに火を点け、トゥレイが既に用意されていた。ラムプの灯かりは、僅かな阿片のペイストゥを熱しながら、彼女の針をくるくる回しながら、彼女が集中して眉を寄せるに伴い、炎の上に折れ曲がると、彼女の肌を暗い琥珀の色に変えた。
 「パイルはまだ喫わないの?」僕は彼女に尋ねた。
 「いえ。」
 「貴女は彼に作らなくちゃ、それとも彼は戻って来る気がないの?」喫った愛人は、フランスからでさえ、必ず戻って来るに決まっているというそれは、彼女達の盲信だった。男の性的能力は、喫う事によって傷付けられるかも知れない、それにしても彼女達は何時も性的能力のある愛人に対する忠誠を好む。今、彼女は鉢の中高の縁の上の熱いペイストゥの小さな玉を練っていた、そして僕はその阿片を嗅ぐ事が出来た。そこら辺にそれに似た匂いは全くなかった。ベドゥの側の僕の目覚まし‐時計が12時-20分を知らせたが、既に僕の緊張は切れていた。パイルは落としてしまった。ラムプは、彼女が長いパイプを手入れすると彼女の顔を照らし、彼女が子供に向けたかも知れない真剣な注意を払って、その上に折れ曲がった。僕は僕のパイプが好きだった。真っ直ぐな竹2フィートゥ以上、どちらの端も象牙。丈の三分の二下は鉢で、昼顔のように逆向きになっていて、凸面の縁は阿片の常習的な練りによる光沢があリ、黒みがかっていた。今、手首の一振りと共に彼女は小さな空洞の中に針を突っ込み、阿片を放ち、炎の上に裏返した。僕に向けてしっかりとパイプを握りながら。僕が喫い込むと、阿片の数珠が静かに滑らかに泡立った。
 熟達した吸飲者は、一息でパイプ全体を引き下ろせる、しかし僕は何時も5、6服で喫う事にしていた。それから仰向けになった、皮の枕の上の僕の首と共に。その間に、彼女は2服目のパイプを用意した。
 僕は言った、「貴女は分かってる、実際、それで昼間と同じくらいすっきりする。パイルは僕がベドゥの前に2、3服喫うのを知っているが、彼は僕の邪魔をしたがらない。」
 「彼は朝には周囲にいるよ。」
 針を処分して、僕は2服目を喫った。僕がそれを下に置いた時、僕は言った、「何も心配する事はない、何も心配する事はない、全く。」僕はお茶を一口飲んで、僕の手を彼女の腕の窪みの中で保った。「貴女が僕を残して去った時、」僕は言った、「仰向けに倒れるために、僕にはこれがあった、それは幸運だった。オルメイ街のそこには一軒いい家があるんだ。僕達イウアラプ人は何でもない事に騒ぎ立てる。貴女は喫わない男と暮らすべきではない、フォン。」
 「でも彼は私と結婚しようとしようとしているの。」彼女は言った。
 「今直ぐにでも。」
 「当然だ、それは別の問題だ。」
 「私、もう一度貴方のパイプを作りましょうか?」
 「うん。」
  もしパイルが来なければ、その夜、彼女は僕と一緒に眠る事を承諾するだろうか、僕は思い巡らした。しかし4服目を喫ってしまった時、僕はもう彼女を欲しがらないという事は、僕が知っていた。勿論ベドゥの中で僕の傍らの彼女の腿を感じる事は乗り気ではあったー彼女は何時も仰向けに寝た、そして僕が朝起きた時、僕は一服と共にその日をスタートゥ出来た、僕自身の仲間と一緒ではなく。「パイルは今はもう帰らないよ。」僕は言った。「ここに居なさい、フォン。」彼女は僕にパイプを差し出し、彼女の頭を振った。その時までに、僕は阿片を喫い込んでしまっていた、彼女の存在、或いは不在など殆ど問題外だった。
 「何故パイルはここにいないの?」
 「どうして僕に分かる?」
 「彼はチェ軍司令官に会いに行きましたか?」
 「僕は知りようがない。」
 「もし彼がお前と一緒に夕食を食べられなかったら、彼はここには来ないだろう、と彼は私に話したの。」
 「心配しないで。彼は来るよ。僕にもう一服パイプを作ってくれる?」彼女が炎の上に折れ曲がった時、ボドゥレイアの書いた詩が僕に浮かんだ。
 心ゆくまで愛そう
 愛しやがて死ぬ
 国はお前に似つかわしい
河岸に出て船に泊まった、「その気分は東方を流離う」もし僕が彼女の肌を嗅げば、それは阿片の気の遠くなりそうな香りがするだろうと僕は思い、彼女の色は小さな炎の色それだった。僕は北の運河の側の彼女のドゥレスの花を見た。彼女は草のように土着だった、そして僕は二度と故国に帰りたくなかった。
 「僕がパイルだったらなあ。」僕は声に出して言った、それでも苦痛は限られていて、我慢出来たー阿片はそのために経験した。誰かがドアを叩いた。
 「パイル、」彼女は言った。
 「いや、それは彼のノックじゃない。」
 誰かが又情け容赦なくノックした。黄色い木を、再びその花びらを僕のタイプライタの上にそれが浴びせるように揺さぶりながら、彼女は素早く起き上がった。ドアが開いた。「ファウレアさん、」声が指揮権を帯びていた。
 「僕がファウラです、」僕は言った、僕は警官のために起きようとはしなかったー僕の頭を持ち上げなくても、僕には彼のカキ色のショーツが見えた。
 彼はほとんど理解出来ないヴィェトゥナム訛りのフランス語で、僕が直ぐに必要とされている、と説明したー直ぐにー大急ぎでー公安に。
 「フランスの公安にそれともヴィェトナムの公安に?」
 「フランスの。」彼の口の中でその言葉は「フランクン。」のように響いた。
 「どんな事で?」
 彼には分からなかった。僕を連行する事、それが彼の指揮権だった。
 「あんたも、」彼はフォンに言った。
 「貴方が婦人に話す時は、貴女と言ってくれ、」僕は彼に話した。「彼女がここにいるとどうして貴方がたは知ったのですか?」
 彼は、それらは彼の指揮権です、とただ繰り返した。
 「朝に僕が出掛けましょう。」
 「le chungについて、」彼は言った、少し、手際のいい、頑固な姿勢。そこに議論の余地はなく、だから僕は起きて、僕のタイと靴を身に着けた。ここで警官は最後の指示をした、彼は僕の通達の命令を取り消せた、彼らは記者会見から僕を締め出せた、彼らは、例えば彼らが選択すれば、僕に出国許可を拒めさえした、これらは開かれた合法の秩序だったが、法律遵守は戦時の国家において不可欠ではなかった。僕は、突然、訳も分からず、彼の料理人を失ってしまった一人の男を知っていたー彼は、ヴィェトゥナムの公安に彼を追ったが、そこの警官達は尋問後釈放したという事を彼に保証した。彼の家族は、再び彼を見る事はなかった。おそらく彼はカミュにストゥに加わったか、おそらく彼はサイゴン周辺で活躍する非公式の軍隊の一つに入隊したのだーホアハオとかカオダイストゥとかチェ軍司令官とか。おそらく彼はフランス刑務所にいた。おそらく彼は幸運にも中国郊外クーロン(ショロン)の少女達からお金を稼いでいた。おそらく彼らが尋問した時、彼の心が屈してしまった。僕は言った、「僕は歩く気はないよ。貴方がたは輪タクにお金を払う覚悟でしょ。」何者かは何者かの尊厳を保とうと覚悟した。
 それが、何故僕が公安でフランスの警官から煙草を拒んだかだった。三服目の後、僕は僕の気持ちが明瞭で敏感になったと思った。それで、主要な尋問を見落とす事もなく、簡単にこんな決定を下す
事が出来たー彼らは僕から何を欲しがるのか?僕はヴィーゴに何度か前にパーティで会ったー彼は、不釣り合いにも彼の妻と相思相愛の仲に見えたから、僕は彼に気付いた、彼を無視した、けばけばしく、上辺だけの金髪の女。今、時間は朝の2時で、緑色のサンバイダを着け、煙草の煙と酷い暑さの中に、疲れ、意気消沈して座り、彼は、暇潰しに彼の机の上にPascal一巻を開きっ放しにしておいた。僕抜きでフォンに尋問する事を、彼に許すのを僕が拒んだ時、彼は直ぐに譲歩した、溜息一つ吐いて、それはサイゴンに付きものの、暑さに付きものの、又あらゆる人間の具合に付きものの彼の疲労困憊を表していた。
 彼は英語で言った、僕が貴方に来るようにお願いする事にしました、僕は大変申し訳なく思っております。」
 「僕は懇願されたのではない。僕は命令されました。」
 「オウ、概して原住民の警官ー彼らは理解しない。」
彼の目はLes penséesの一頁上にあり、まるで彼がそうしたうんざりする議論に未だに夢中になるかのように。「私は貴方がたに2、3質問したいのですーパイルについて。」
 「貴方はその質問は彼にした方がよい。」
 彼はフォンの方を向き、フランス語で彼に鋭く尋問した。「貴女はパイルさんとどのくらい暮らしました?」
 「ひと月ー私は分かりません、」彼女は言った。
 「彼は貴女に幾ら払っています?」
 「貴方には彼女にそれを聞く権利は全くない。」僕は言った。「彼女は売り物ではない。」
 「彼女は貴方と暮らした事もあったんじゃありませんか?」
彼はぶっきらぼうに尋ねた。「2年間。」
 「僕は貴方がたの戦争を取材する事になっている記者ですー貴方が彼を許す限り。おまけに貴方のスカンダル・シートゥに寄稿するよう僕に頼まないで下さい。
 「貴方はパイルについてどんな事を知っていますか?どうか質問に答えて下さい、ファウラさん。僕はそれを尋ねたくありません。しかしこれは重大です。どうかそれが非常に重大だと私を信じて下さい。」
 「僕は情報井提供者ではありません。パイルについて僕が貴女に話せる事なら何でも、貴方は御存知です。年齢32、経済援助私設団員、国籍アメリカ人。」
 「貴方は彼の友人のように響く。」ヴィゴは言った、僕を通り過ぎてフォンを見ながら。現地の警官が3カプのブラックカフィを持って入って来た。
 「それともお茶の方がよかったでしょうか?」ヴィゴは尋ねた。
 「爆はただの友人です、」僕は言った。「どうして、いけませんか?僕は一日家に帰ろうとしてはいけませんか?僕は彼女を僕と一緒に連れて行く事は出来ません。彼女は、彼と一緒だと申し分ないのですが。それが道理をわきまえた解決です。それに彼は彼女と結婚するつもりだ、と彼は言います。彼はそうしても構わない、貴方も御存知だ。彼は彼なりにいいやつです。真面目で。あの騒々しいカンティネンタルの無礼なやつらの一人ではない。静かなアメリカ人、」僕は彼を正確に要約した、僕は「青い蜥蜴(とかげ)」、「「白い像」と言ってもよかったが。
 ヴィゴは言った、「はい。」彼は僕が言ったのと同じくらい正確に彼の真意を伝えようとして、彼の机の上の言葉を探しているように見えた。彼は、僕たちの一人が話すのを待ちながら暑い事務所のそこに座っていた。一匹の蚊が攻撃するためにブンブン呻り、僕はフォンを見つめた。 阿片は機転の利く貴方を作るーおそらく単にそれが神経を和らげ感情を沈めるだけだから。何一つ、死さえさほど重要に思えない。フォンは、僕は思った、彼の語調を掴んでいなかった、鬱々として終わった事のような、それに彼女の英語は酷く下手だった。彼女が事務椅子のそこに座っている間、彼女は根気よくパイルをじっと待っていた。僕は、その瞬間、待つのを止めてしまった。そして僕は、ヴィゴがそれら二つの事実を受け入れつつあるのが自ずと分かって来た。
 「初め、どんな風に彼と出会ったのですか?」ヴィゴは僕に尋ねた。何故僕に会ったその人物がパイルだった、と僕は彼に説明すべきなのか?僕は去年の9月、カンティネンタルのバーへと四角い広場を横切って近付く彼を見掛けた、間違えようもなく若い、ダートゥのように僕に投げ付ける人慣れしない顔。彼のガング風の脚と彼のクルー・カトゥと彼の広いカムパス的凝視を持ち、彼は害悪を欠いているように見えた。路上のテイブルは、その殆どが満席だった。「ご迷惑でしょうか?」彼は正真正銘の礼儀正しさで尋ねて来た。「僕の名はパイルです。僕はここでは新米です、」そして彼は椅子を一周りして彼自身を折り畳み、ビアを注文した。その時、彼は強い正午の閃光を浴び、素早く上空を見た。
 「あれは手りゅう弾?」彼は動揺と願望から尋ねた。
 「最もありそうなのは車の排気ガス、」僕は言った、すると突然彼の落胆が気の毒になった。人はその人自身の未熟さをひどく性急に忘れる、嘗て僕は、彼らがニュースと呼ぶにより相応しい期間の何らかの不満のために、僕は僕自身に興味を持った。それにしても手りゅう弾は僕に放尿した、それらは何か地方紙の後方の頁に一覧表にされていたーサイゴンで昨夜夥しい数の、ショロンで夥しい数の、それらがイウアラプの新聞を構成する事はなかった。通りに可愛らしい平たい人影が現れたー白い絹のズボン、ピンクの長いぴったり合った上着、そして藤色の模様が腿で裂けていた。僕は、郷愁と共に彼女達を観察した、僕がいずれこれらの地域を離れる時、感じるに決まっていると僕には分かっている。「彼女達は可愛いでしょ?」僕は僕のビアを飲みながら言った、するとパイルは、彼女達がカティナ街の方へ向かう時、彼女達に視線をちらっと投げ掛けた。
 「オウ、確かに、」彼は無関心気に言った、彼は真面目なタイプだった。「公司は、これらの手りゅう弾に非常に関心を寄せています。そりゃあ極めて厄介です、彼が言うには、例えばそこで事件があればー僕たちの一人を巻き込む、と僕は言っているのですが。」
 「僕達の一人を巻き込む?そう、僕はそうなると深刻だと思っています。国会はそれを良しとはしないでしょう。」何故人は無邪気な子供をからかいたがるのか?おそらくほんの10日前、彼はボストンの下院を渡り歩いて戻って来た、彼の腕は本でいっぱいで、彼は極東と中国の問題に関して予め目を通して置いた。彼は僕が何を言っても耳を貸す事さえなく、彼は既に民主主義のディレマと西洋の責務に没頭していた、彼は決然としていたー僕は極めて早くそれを知ったー善を為す事、単なる個人にではなく、寧ろ国家、大陸、世界に対して。まあ彼は、今、改善すべき全宇宙を抱え込んで彼のいるべき所にいた。
 「彼は遺体安置室の中ですか?僕はヴィゴに尋ねた。
 「彼が死んだとどうして貴方は知りました?」
それは間抜けな警官の質問、パスカルを読むに値しない男、彼の妻をあそこまで妙に愛するにしても又値しない男だった。貴方は直感なしでは愛せない。
 「罪もないのに、」僕は言った。僕はそれは事実だと僕自身に言い聞かせた。パイルは何時も彼自身の筋を通したのではなかったのか?僕は自らの中の何らかの感情を探った、警官の疑いから来る憤りまで。しかし僕は何一つ見い出せなかった。何者でもなく寧ろパイルが責任を負った。僕達は皆、死ぬ方がましではないのか?阿片が僕の内側で説得した。しかし僕は注意深くフォンを見た、それは彼女には耐え難かったから。彼女は彼女の遣り方で彼を愛するしかなかったし、彼女は僕に好感を持っていたのではなかったのか、そして彼女はパイルのために僕を去ったのではなかったのか?彼女は若さや希望や真面目さに彼女自身愛着を持ち、今、それらは年齢や絶望よりもっと役に立たなくなってしまった。彼女はそこで僕達二人を見ながら座っていた、そこで彼女はまだ理解していないのだ、と、僕は思った。事実が自宅に着く前に、僕が彼女を連れ去る事が出来たらそのほうがいい事ではある。もし僕が急いで、どっちつかずに終わりに持って行けるのなら、どんな質問にも答える用意があり、だからそんな事は僕が彼女に後から話せばいい、そっと警官の目や堅い事務椅子や蛾が旋回する裸電球から離れて。
 僕はヴィゴに言った、「貴方は何時に興味があるんですか?」
 「6時と10時の間に」
 「僕は6時にカンティネンタルで飲みました。ウエイタ達が覚えているでしょう。6時45分に僕はアメリカの飛行機が荷降ろしされるのを見るために波止場に歩いて下りました。僕はAP通信社のウィルキンスをマジェスティクのドアの側で見ました。それから僕は隣のドアを映画館の中に入りました。彼らはおそらく覚えているでしょうー彼らは釣銭を渡そうとしました。そこから僕はヴュー・ムーランまで輪タクに乗りましたー僕はおよそ8時30分に着いたと僕は思いますーそして一人でディナをとりました。農民共済組合員がそこにいましたー貴方は彼に聞くことが出来ます。それから僕はおよそ10時まで15分前に輪タクに乗って引き返しました。貴方はその運転手をおそらく探せます。僕は10時にパイルを待っていましたが、彼は姿を見せなかった。」
 「何故貴方は彼を待っていたのですか?」
 「彼が僕に電話を掛けて来ました。彼は何か大切な物を僕に確認
しなければと言いました。」
 「貴方は何か少しでも思い当たる事がありますか?」
 「いいえ。何事もパイルには重要でした。」
 「では彼のこの女の人は?ー貴方は何処に彼女がいたか知っていますか?」
 「彼女は、真夜中、外で彼を待っていました。彼女は心配していました。彼女は何も知りません。何故、貴方はまだ彼女が彼を待っていると見て分からないんですか?」
 「そうですね。」彼は言った。
 「それに僕が嫉妬のために彼を殺したと実際貴方は信じられないーならば彼女は何のために?彼は彼女と結婚するつもりでした。」
 「はい。」
 「貴方がたは彼を何処で見付けました?」
 「彼はダカウに向かう橋の下の水中にいました。」
 ヴュー・ムーランは端の傍らに位置していた。そこには橋の上に武装した警官がいて、レスタラントゥには手りゅう弾を締め出すために鉄格子があった。それで、夜、橋を渡っても安全だった、川の向こう側全てが暗くなってからは、ヴィエトウミンの手の内にあったから。僕は彼の死体の50ヤードゥ以内で食事をしてしまった。
 「もめ事があった、」僕は言った、「彼は巻き込まれた。」
 「分かり易く話すように、」ヴィゴは言った、「私は全く気の毒には思いません。彼はたくさんの危険を冒していました。」
 「神は常に我々を救います、」僕は言った、「潔白や美徳から。」
 「美徳?」
 「そう、美徳。彼の流儀で。貴方はロウマン:カサリクです。貴方は彼の流儀を認めようとしない。それにともかく、彼はひどいイアンキ(米国人)でした。」
 「彼を確認する事を貴方は気になさいますか?私はすまなく思います。それが所定の手順で、非常に素晴らしい手順ではなく。」
 何故彼が米国公使館からの誰かを待たないのか、僕は彼に尋ねる気はなかった、僕はその理由を知っていたから。フランス方式は、我々の冷めた規範によると幾分時代遅れである。彼らは良心、罪の意識を信じ、彼は行き詰まり自らに背きもするから、罪人は罪と向かい合うべきである。僕は今一度自らに言い聞かせた、僕は潔白だと。彼がそこに向かって石段を下りる間中、冷凍装置が地下室で呻っていた。
 彼らは角氷のトゥレイのように彼を引っ張り出し、僕は彼を見た。外傷は途方もなく凍っていた。僕は言った、「貴方がたは知っている、それらは僕の面前で再び開く事はない。」
 「批評?」
 「それは対象の一つではないのですか?何か、或いは別の事による苦しい体験の?しかし貴方がたは彼をひどく凍らせてしまった。そういうものは中世には深く凍らせなかった。」
 「貴方は彼に見覚えがありますかますか?」
 「オウはい。」
 彼はこれまで以上に場違いに見えた。彼は故国に留まるべきだった。僕は家族のスナプショトゥ・アルバムで彼を見た、観光用牧場での乗馬、ロング・アイランドゥでの水泳、23階の或るアパートゥマントゥで彼の仲間達と撮ってあった。彼はあの摩天楼や高速エリヴェイタ、アイスクリームやドゥライ・マーティーニ、昼食のミルク、そして特急商船上のチキン・サンドゥウィチに属していた。
 「彼はこれで死んだのではありません、」ヴィゴは言った、胸の傷を指しながら。「彼は沼で溺死しました。私達は彼の肺の中に泥を見付けました。」
 「貴方がたは速く仕事をする。」
 「誰でもこの気候ではするしかありません。」
 彼らはトゥレイを奥へ押し、ドアを閉めた。ゴムが覆い被(かぶ)さった。
 「貴方は我々を全く助けられない?」ヴィゴが尋ねた。
 「全く役に立てません。」
 僕は僕のフラトゥへフォンと一緒に歩いて戻った。僕はもう僕の
品位の上にいなかった。死は虚飾を連れ去るー彼の痛みを見せてはいけない不貞な妻を持つ夫の虚栄心でさえ。彼女はまだそれが身辺に起こった事だと気付かず、僕は彼女にゆっくり話そうにも、まるで為す術を持ち合わせなかった。僕は通信員だった。僕は見出しに思いを馳せた。「サイゴンで忙殺された米国職員。」新聞紙上で働いていると、人は悪いニューズを駄目にする方法を学ばず、今でさえ僕は僕の新聞について考え、彼女に頼まずにはいられなかった、「海外電報局に立ち寄っても貴女はかまわない?」僕は通りに彼女を残して僕の電報を送り、彼女の所に戻った。それは単なる真似事に過ぎなかった。僕は、フランスの通信員は既に情報提供されているだろうという事を、十分過ぎる程知っていた。或いはもしヴィゴが公正に振舞っていたら(何れも可能だった)、その時検閲官達は僕の電報を、フランス人が彼らのものを受取るまで掴んで置くだろう。僕の新聞はパリス日付記入線の下に、先ずそのニューズを持って行くだろう。そうでなくてもパイルは非常に重要だった。彼の本当の職業の詳細を打電する事、それはしないで置いた。彼が死ぬ前、少なくとも50の死亡に責任があるという事、それは英国と米国間の関係を損ねかねず、公司は転覆されただろうから。公司はパイルに測り知れない敬意を持ちーパイルは相応しい学位を受け入れて来たーまあそれらの対象の一つ、アメリカ人達は学位を取られる。おそらく広報活動か芝居じみた手仕事で、おそらく極東でさえ研究する(彼は多くの本を読んで来た)。
 「パイルは何処なの?」フォンが尋ねた。「彼らは何を欲しがったの?」
 「家に帰ろう、」僕は言った。
 「パイルは来るかしら?」
 「彼は他の何処かと同じようにそこに現れそうだ。」
 老婦人がなおも踊り場で噂話をしていた、比較的冷ややかに。僕が僕のドアを開けた時、僕の部屋が調べられてしまったと打ち明けよう。あらゆる物が、僕が今までそれを放置しておいた以上に整然としていた。
 「一服いかがですか?」
 「うん。」
 僕は僕のタイと僕の靴を脱いだ。幕間劇は終わった。夜はそれがあった時とほぼ同じになった。フォンはベドゥの端にしゃがみ、ラムプを点けた。我が子よ、我が女兄弟よー琥珀の色を剥げよ。その穏やかな故郷の半島。
 「フォン、」僕は言った。彼女は彼女の手に針を持ち、集中しようとしながら、眉を寄せながら子供のように僕を見上げた。「貴方が言った?」
 「パイルは死んだ。暗殺。」
 彼女は針を下に置き、僕を見ながら彼女の踵(かかと)の上に後退(ずさ)りして座った。そこにはどんな場面もなく、涙もなく、唯一思いだけがあったー人生の全方向転換を迫られる誰かの延々と続く一人だけの思いが。
 「貴女は今夜ここにいた方がいい、」僕は言った。
 彼女は頷き、針を持ち上げ、また阿片を熱し始めた。その夜、僕はそうした阿片の短く深い眠りの一つ、10分程の、から目覚めた、それは一晩の休息のように思えたが、僕の手を、それが何時も夜あった、彼女の脚の間に、見付けた。彼女は眠ってはいたが、僕には彼女の息がほとんど聞こえなかった。何ヶ月も後に今一度僕は一人きりではなかった。がそれでも僕は突然怒りと共に思った、ヴィゴと警察署での彼の目の翳りと誰も伴わない公使館の静かな廊下、そして僕の手の下の柔らかい毛のない皮膚、「僕はパイルをまともに心配した唯一の人物なのか?」

2

カンティネンタルの側の四角い広場にパイルが姿を現したその朝、僕はうんざりする程の僕のアメリカ人の記者仲間に会っていた、尊大で、騒々しい、少年のようで中年の、フランス人に対する饐(す)えた臭いのする機知に富む冗談の真っ盛り、この戦争を戦っているのは、誰か、何時全てが語られるのかと。周期的に交戦が整然と終えられ、死傷者がその現場から取り除かれた後、彼らはハノイに招集される、離れた所へほぼ4時間の飛行、最高指揮官によって声を掛けられ、バーテンダがインドウ―チャイナで最も上手いと彼らが自慢するプレス・カムプに一晩泊められ、3000フィートゥ(重機関銃の射程距離の限界)の高度で最近の戦地の上を飛ばされ、それから無事に騒々しく送り返される、学校の催しのように、サイゴンのカンチネンタルホテルまで。
 パイルは静かだった、時には僕は彼が何を言っているのか把握しようと前のめりになる程だったあの初めての日、彼は控えめに思えた。それに彼は極々真面目だった。何度も、彼は頭上のテラスでのアメリカ人の記者の大騒ぎに、内心身の縮む思いがしたー手りゅう弾からより安全だと広く信じられているテラス。ところが彼は誰も非難しなかった。
 「貴方はヨーク・ハーディングを読んだ事があります?」彼が尋ねた。
 「いや。いや、そう考えもしない。彼は何を書いたの?」
 彼は通りの向こう側のミルク・バーを凝視し、夢見心地で言った、「あれはソウダ水売店のように見えます。」
僕はあんな馴染みの薄い光景に観察してしまう何かの彼の異常な選択の背後に、どんなホウムシクの深みが横たわっているのか、僕は奇妙に思った。しかし僕のカティナトゥ街への最初の散歩で僕はゲハナン香水のある店に先ず気付き、結局、イウアラプは3時間足らずの距離にある、そう思う事で僕自身を慰めたのではなかったか?彼はミルク・バーから渋々目を外して言った、「ヨークはThe Advance of Red Chinaと名付けられた本を書きました。それは非常に意味深い本です。」
 「僕はそれを読んではいない。君は彼を知っているの?」
 彼は真面目に頷き、黙り込んだ。しかし彼は直ぐ後で彼が与えた印象を修正するために再びそれを打ち砕いた。「僕は彼をよくは知りません、」彼は言った。「彼に2度だけ会ったはずです。」僕はそれで彼に好意を持ったー彼の名は何だった?ーヨーク・ハーディングーと知り合いだという事、それは自慢しているのだと見做すべき。彼が真面目な作家呼んで何故法外な敬意を表すのか、僕は後で学ぶ事になった。その言葉は小説家、詩人や劇作家を除外した。彼が現代の主題と称する何かを彼らは持っていた。そこでその時でさえ、君がヨークからそれを得たように率直な素質に目を通す事その方がいい。
 僕は言った、「もし君が長い間一ケ所に住めば、君はそこに関して読むのを止める。」
 「勿論僕は何時も現場で男が何を言わなければならないのかを知りたいのです、」彼は用心深く返事をした。
 「それで、その後ヨークと一緒にそれを照合するの?」
 「はい。」多分彼は皮肉に気付いた、というのも彼は彼の持ち前の丁重さで付け足したから、「僕に要点を教える時間を、もし貴方が見付けて下さったら、僕は非常に素晴らしい恩恵とそれを受取ります。貴方は御存知です、ヨークは2年よりもっと前にここにいました。」
 僕はハーディングに対する彼の忠誠を好んだー喩え彼が何者であろうと。それは新聞記者達の中傷と彼らの未熟な冷笑からの転換だった。僕は言った、「もう一瓶ビアを飲もう、君に物の考え方を教えよう。」
 僕は始めた、受賞した生徒のように熱心に僕をじっと見つめる間、何処にあの頃のフランス人はレドゥ・リヴァのデルタへと向かってしがみ続けていたか、どちらがハノイや北の港、ハイフォンを含んだか、北の、トンキンの情勢を説明する事によって。ここでほとんどの穀物が育てられ、収穫が準備されると米目的の年一回の戦争が必ず始まった。
 「それが北だ、」僕は言った。「フランス人は、もし中国人がヴィエトゥミンを助けに来なければ制す、哀れな極悪人め。ジャングルや山や湿地、稲田、そこを君は背の高さまである所を苦労して歩き、敵は簡単に姿を消し、彼らの武器を埋め、百姓の衣装を身に着ける。何れにせよ君達はハノイの湿気の中で楽々腐ることが出来る。彼らはそこに爆弾を投げない。神は何故かを知る。君達はそれを通常の戦いと言ってのける。
 「そしてここ南に於いては?」
フランス人は主要道路を夕方の7時迄統制する。その後見張り塔を彼らは統制するーそれらの断片を。それは君達が安全であるという事を意味せず、又そこにレスタラントゥの前の鉄の格子があろうはずがない。」
 僕は前にどれ程度々この全てを説明した事か。僕は何時も新顔の利益のために回転するレコードゥだったー国会の視察議員団、新英国公使。時々僕は夜に喋りながら起きようとする、カオダイストゥ
らの事例を引用するといい。」或いはホアハオ、或いはビン・エクシュイエン、お金か復讐のために彼らのサーヴィスを売る民間軍。
 よそから来た者達は彼らをまことしやかに見る、しかし裏切りや不信のそこにまことしやかなものは何一つない。
 「そして今や、」僕は言った、「そこにチェ軍司令官がいる。」彼はカオダイストゥ隊員の長だったが、彼はフランス人、共産党員、両サイドゥを得るために戦おうとして丘に没頭した・・・。」
 「ヨークは、」パイルが言った、「東側が必要とした何かは第三勢力だという事を書きました。」おそらく僕はその狂信的閃き、言葉に対する素早い反応、数字への魔法のような響きを見るべきだった、五番目のコラム、三番目の勢力、七番目の日を。僕は僕達の全てを数多くの困難を、パイルでさえ救えたかも知れない、もし僕が疲れを知らない若い頭脳の傾向を理解してしまえば。ところが僕は背景の乾いた骨と一緒に彼を放置し、カティナトゥ街を上ったり下ったり僕の日課の散歩をしていた。彼は臭いがするに連れ君を拘束する現実の背景を、彼自身のために学ばずにはいられなかった。平たい晩方の陽の下の稲田の金色、蚊のように田の上をうろつく漁師、弱った鶴。年老いた大修道院長の教壇の上の紅茶のカプ、彼のべドゥと彼の営業用のカリンダ、彼のバキトゥ、壊れたカプと一生涯のがらくたと一緒に、彼の椅子をひと回りして汚れを落とした。地雷が爆発した道路を修理している女達のマラスク・ハトゥ、金色や若草色や色鮮やかな南のドゥレス、そして北では、深い茶や黒い衣服や敵の山々の環(わ)や飛行機のブーンという低い音。僕が初めに来た時、僕は僕の割り当てられた仕事の日数を数えた、学期の日数を線で消してゆく学生のように。僕は置き去りにしたブルームスベリ広場やイウストンの柱廊付玄関を通る73番バスやトリントン・プレイスの地元の春の何かに縛り付けられているのかと思った。今頃は四角い庭に球根が芽を出そうとしているだろうが、僕は少しも気にならなかった。僕はそれらの速いリポートゥによって句読点を打ったひと月を求め、それは排気ガスであってもよく、また手りゅう弾であってもよく、僕は湿気の多い正午を通して優美に動く絹のズボンを目に留めて置きたかった、僕はフォンを求め、そうして僕の家はそのグラウンドゥ4千マイルに変わった。
 僕は高等弁務官の家で曲がった、そこでは外人部隊が彼らの白いケピと彼らの緋色の肩章を着けて見張りに立ち、大聖堂の側を通り抜け、尿と不法な臭いがするように感じるヴィエトゥナムの公安の暗い壁の側で引き返した。それもまた家の一部で、子供の頃には誰もが避ける上階の暗い廊下に似ていた。新しい下劣な雑誌が波止場近くの屋台店に出ていたータブーとイリュージャン、船員達は歩道でビアを飲んでいた、自家製爆弾のカモ。僕はフォンの事を考えた、ミルク・バーまで彼女のおやつのために行く前に左を下って三番通りで魚の値段を値切っているだろう、(僕はあの頃彼女が何処にいるか何時も知っていた)、そしてパイルは容易く駆けつけ、自然に僕の心は届かなくなった。僕はフォンに対して彼に言及さえしなかった、僕達はカティナトゥ街の上の僕達の部屋で一緒にランチをとるために座り、彼女は彼女の一番いい花柄のシルク・ロウブを着た
、その日は、僕達がショロンのグランドゥ・モンデで出会ってからきっかり2年だったから。

僕達のどちらも彼に言及しなかった。僕達は彼の死の後、朝、目を覚ました。フォンは僕が適当に目覚める前に起きて、僕達の紅茶を用意した。誰も死者を妬まない、僕達の元の暮らしを一緒に再び始める事、それは僕には簡単に思えた。
 「貴女は今晩泊まる?」僕は出来るだけ何気なくクロワサンを食べながらフォンに尋ねた。
 「私は私の箱を取って来ようと思うの。」
 「警官があそこにはいるかも知れないよ。」「僕が貴方と一緒に出掛けた方がいいね。」それが、僕達がパイルの事に最も触れそうになった当日だった。
 パイルはジュラんトン通りに近い新しい郊外住宅にフラトゥを持ち、フランス人が延々と彼らの軍司令官に敬意を表して細分して来たそれらのメイン・ストゥリートゥの一つの外れーそれでドゥ・ゴール通りが三番目の交差点ルクレール通りの後になった、そしてそれは再び早かれ遅かれおそらくドゥ・ラトゥル通りへと突然変わるだろう。有力な誰かが航空便でイウアラプから到着する事になっていたに違いない、高等弁務官の邸宅までの道沿いに20ヤードゥおきに歩道に向いている警官がそこにいた。砂利道をパイルのアパートゥマントゥまで運転中、何台かの単車やらヴィエトゥナム人の警官が僕のプレス‐カードゥを検査した。彼は家の中にフォンを入れようとしなかった、そこで僕はフランスの役人を探しに行った。パイルの風呂場でヴィゴは彼の手をパイルの石鹸で洗い、パイルのタウエルでそれを乾かしていた。彼の熱帯地方スートゥには袖にオイルの染みが付いていたーパイルのオイル、と僕は思った。
 「何かニューズは?」僕は尋ねた。
 「我々はガリジで彼の車を見付けました。それはペトゥルル(ガソリン)が空でした。彼は昨夜輪タクの中から消えたに違いないー或いは誰か他の人の車の中。おそらくペトゥルルは抜き取られた。」
 「彼は歩いても良かったのでは、」僕は言った。「貴女はアメリカ人が何かを御存知です。」
 「貴方の車は燃やされたんでしょ?」彼は思慮深く続けた。「貴方はまだ新しいのを持っていないんですか?」
 「いいえ。」
 「それが要点ではありません。」
 「いいえ。」
 「貴方はどんな見解を持っています?」彼は尋ねた。
 「多過ぎて、」僕は言った。
 「私に話して下さい。」
 「まあ、彼はヴィエトゥナム人に殺されたのかも知れません。彼らは」サイゴンで多くの人々を殺しました。彼の死体はダカウに向かう橋の側の川の中で発見されましたー貴方がたの警官隊が夜撤退すると、ヴィエトゥナムの領土。或いは彼はヴィエトゥナム公安によって殺されたのかも知れませんーそれは知られている。おそらく彼らは彼の友人達を好ましく思わなかった。おそらく彼はテ軍司令官を知っていたからカオダイストゥに殺された。」
 「彼がですか?」
 「彼らはそう言います。彼は軍司令官に殺された、彼はカオダイストゥを知ったから。おそらく彼は軍司令官の内妻に通行許可証を作ろうとしてホア‐ハオに殺された。おそらく彼のお金を欲しがる誰かにまさに殺された。」
 「それとも嫉妬という単純なケイス。」ヴィゴが言った。
 「或いはフランス公安によって、」僕は続けた、「何故なら彼らは彼の接触を好まなかった。貴方がたは彼を殺した人々を真剣に捜そうとしていますか?」
 「いいえ、」ヴィゴが言った。「僕はちょうどリポートゥを作っているところです、それが全てです。それが戦時行為である限りーまあ、毎年殺された千体があります。」
 「貴方は僕を除外してもいい、」僕は言った。「僕は関わっていない。関わってはいなかった、」僕は繰り返した。それは僕の信条の規定だった。人間らしくある事、それはどんなものだったか、彼らを戦わせ、彼らを愛させ、彼らを殺させ、僕は関係する気がない。僕の同僚のジャーナリストゥは自らを通信員と呼んだ、僕はリポータという称号が好みだった。僕が何を見たかを書いた。僕はどんな行為にも従わなかったー見解でさえ或る種の行為である。
 「貴方はここで何をしているんですか?」
 「僕はフォンのものを取りに来たところです。貴方の警官が彼女を通そうとしないんです。」
 「じゃあ僕達が行ってそれを探しましょう。」
 「それは貴方ありがたい、ヴィゴ、」 
 パイルは二部屋、キチンとバスルームを持っていた。僕達はベドゥルームへ向かった。僕はフォンが彼女の箱を何処に置いているか知っていたーベドゥの下に。僕達はそれを一緒に引き出した。それは彼女の本を含んだ。僕は彼女の数着の着替えをワードゥロウブから取り出した、彼女の二着の上等のロウブと彼女の着替えのズボン。それらはそこに数時間だけ吊るしてあり、そこのものではないという感じを誰でも持ってしまう。それらは部屋の蝶のように廊下にあった。引き出しの中で僕は彼女の小さい三角のキュロトゥと彼女のスカーフのコレクションを見付けた。そこは箱に入れるにしても実のところ狭過ぎた。我が家の週末の訪問者用のものよりずっと。居間のそこには彼女自身とパイルの一枚の写真があった。彼らは大きな石のドゥラゴンの側の植物園で写真を撮って貰っていた。彼女は革紐にパイルの犬を繋いでいたー黒い舌を持つチャウチャウ。あまりにも真っ黒な犬。僕は彼女の写真を箱の中に入れた。「犬に何があったんだ?」僕は言った。「そいつはここにいない。彼は彼と一緒にそいつを連れて言ったのかも知れない。」
 「おそらくそいつは戻って来るだろうし、そいつの足の土を貴方は分析できる。」
 「僕はルコクではなく、またメグレでもない。それどころかそこには戦争が続いてる。」
僕は書棚の方へ斜めに向かい、本の二列を調べたーパイルの蔵書The Advance of Red China,The Challenge to Democracy,The Role of the Westー以上は、僕は思う、ヨーク・ハーディングの全作品だった。そこには多くの議会リポートゥ、ヴィエトゥナムと名打った本、フィリピンの戦争の歴史、現代版シェイクスピアがあった。どんなもので彼はリラクスしたのか?僕は他の棚に彼の軽い読み物を見付けた。携帯用のトウマス・ウォルフェやThe Triumph of Lifeという名の謎の小品集、アメリカの詩人の選集。そこにもまたチェス問題の本があった。それは働いている日の終わりのためとは殆ど思えなかった、が、結局、彼はフォンを所有した。作品集の背後に追い遣られてそこにはThe Physiology of Marriageと名付けられた紙表紙本があった。おそらく彼はセクスを勉強していた、彼が極東を勉強したように、紙の上で。そしてそのキーワードゥは結婚だった。パイルは巻き込まれている事を良しとした。
 彼の机は全く物がなかった。「貴方がすっかり持って行かせたんだね、」僕は言った。
 「オウ、」ビゴが言った、私は米国大使館代理としてこれらの管理をしなければならなかった。貴方はご存知だ、いかに速く噂が広がるか。そこは荒されたのかも知れない。私は文書の全てを封印しました。」彼はそれをニコリともせずに真面目に言った。
 「何か損害を被っている物でも?」
 「我々は同盟国に逆らって物を捜す余裕などあるはずがない。ヴィゴは言った。
 「僕がこれらの本の一冊を頂くと貴方は気に病みますかー形見として?」
 「私はあっちの方を見ていましょう。」
 ぼくはヨーク・ハーディングのThe Role of the Westを選び、フォンの衣服と一緒に箱の中にそれを詰め込んだ。
 「友人として、」ヴィゴは言った、「貴方が僕に内緒で話せる事はそこいらにありませんか?僕のリポートゥはすっかり決着しました。彼は共産党員によって殺害されました。おそらくアメリカの支援に対する組織的活動の始まり。しかし貴方と私の間ではー聞いて下さい、それじゃあ暖かみのないお話になります、角を曲がってヷマス・カシスでもいかが?」
 「ちょっと早い。」
 「彼が貴方を見た最後の時、彼は貴方に何か打ち明けなかった?」
 「いいえ。」
 「それは何時でした?」
 「昨日の朝。大きな炸裂音の後。」
 彼は僕の返事を理解させようとして小休止したー僕の心に、彼のにではなく。彼は公正に尋問した。「貴方は、昨夜彼が貴方を尋ねた時、出ていましたね?」
 「昨夜?僕はいたはずです。僕は思いもよらなかった・・・」
 「貴方は出国ヴィーザを欲しがっているかも知れない。私共はそれを無期限に延ばせもすると貴方は知っている。」
 「貴方は実際信じますか、」僕は言った、「僕が故国に帰りたがっていると?」
 ヴィゴは明るく雲一つない昼間、窓の向こうに目をやった。彼は悲しげに言った、「大半の人々はそうです。」
 「僕はここが好きです。故国ではそこにありますー難題の山が。」
 「糞、」ヴィゴが言った、「ここにはアメリカのしみったれ大使館員がいます。」彼は皮肉を込めて繰り返した、
 「しみったれ大使館員。」
 「僕は離れた方がいい。彼も僕を封印したがる。」
 ヴィゴはうんざりして言った、「僕は貴方がついて来るといいと思うのだが。彼は僕に言うべき酷な代物を随分抱えている。」
 しみったれ大使館員は僕が外に出ると彼のパカードゥの側に立っていた、彼の運転手に何か説明しようとして。彼は恰幅のいい中年の男だった、際立った尻とまるでそれが剃刀を必要とした事がなかったかのように見える顔を持った。彼は叫んだ、「ファウラ。この罰当たりの運転手に説明できる・・・?」
 僕は説明した。
 彼は言った、「それにしてもそれは僕が彼に話した事と一致しているのにね、それでも彼は何時もフランス語を理解できない風を装うんだもの。」
 「それはアクセントゥの問題かも知れない。」
 「僕はパリスに三年いた。僕のアクセントゥはこの罰当たりのヴィェトゥナム人には上等だよ。」
「民主主義の表明だよ、」僕は言った。
 「それはどういう事?」
 「僕は、それがヨーク・ハーディングよる一編だと思う。」
 「僕には君が分からない。」彼は僕が持ち運ぶ箱を怪しげに見た。
 「君はあそこで何を手に入れた?」彼は言った。
 「白い絹のズボン二揃い、二枚の絹のロウブ、何枚かの女の下着ー三枚、僕は思う。全て国産。アメリカの救援無し。」
 「あそこに上がらなかったのか?」彼は尋ねた。
 「そう。」
 「君はニューズを聞いた?」
 「はい。」
 「そりゃあ酷い話だ。」彼は言った、「酷い。」
 「公司は大変心配していると僕は想う。」
 「僕は言うべきだ。彼は、現在、高等弁務官と一緒にいる、そして彼は大統領とのインタヴュウを求められている。」彼は僕の腕に彼の手を置き、車から僕を歩いて遠ざけた。「君は青年パイルをよく知っているんじゃないか?僕は彼にあった事、あんな事を見過ごせない。僕は彼の父親を知っている。ハロルド・C・パイル教授ー君は彼について聞いた事があるだろうか?」
 「いや。」
 「彼は水中の浸食に関する世界的な権威だ。君は何ヶ月か前のタイムのカヴァの彼の写真を見なかった?」
 「オウ、僕は覚えていると僕は思う。背景の崩れ落ちそうな崖と前景の金色に縁取られた眼鏡。」
 「それが彼だ。僕は故国に電報を打とうとした。そりゃあ怖かった。僕は、彼は我が息子だというほどあの青年を愛した。」
 「それが貴方を彼の父親と親密に関わらせる。」
 彼は彼の濡れた茶色の目を僕に向けた。彼は言った、「君は何を手に入れようとしているの?それは立派な若い仲間が・・・時の話し方ではない。」
 「僕が悪かった、」僕は言った。「死は様々な様々な方法で人をがんじがらめにする。」おそらく彼は本当に彼を愛して来た。「貴方は貴方の電報でどんなことを言ったの?」僕は尋ねた。
 彼は真面目に、額面通りに返事をした、「『貴方のご子息が民主主義という根拠の下で軍人の最期を全うされた事を報告するのは悲しみに耐えません。』公司はそれにサインした。」
 「軍人の死、」僕は言った。「それは少し混乱している事を証明する可能性はないの?つまり故国の国民に対して。経済援助使節団が軍隊のように響く。貴方はパープル・ハーツ章を手に入れるの?」
 彼は低い声で、あいまいさを伴いながら緊張して言った、「彼は特殊任務を抱えていた。」
 「オウそう、僕たちは皆そう推測していた。」
 「彼は話さなかったんだね?」
 「オウいや、」僕は言った、そしてヴィゴの言葉が僕に甦った。「彼は実に静かなアメリカ人だった。」
 「君は少し勘が働いたの、」彼は尋ねた、「どうして彼らは彼を殺した?そして誰が?」
 突然僕は腹が立った。彼らのコウカ‐コウラの私営店や彼らの移動病院や彼らの広過ぎる車や彼らの全く最新的ではない銃と一緒の彼らの全パックに嫌気が差した。僕は言った、「そうだね。彼は生き抜くには何かをひどく欠いていたから彼らは殺した。彼は若かったし怠慢で浅はかで彼は当然のように巻き込まれた。彼は事件の全容の何たるかを貴方ほども気付いていないのに、貴方は金と極東に関するヨーク・ハーディングの書物を与え、言う『前進せよ。民主主義のために極東を勝ち取れ。』彼が講堂で聞かなかった何事にも彼は目もくれなかった、それに彼の著作権も講演者も彼を愚か者にした。彼が死体を見た時、彼は傷を見る事もできなかった。赤い脅威、民主主義の戦士。」
 「僕は、君は彼の友人だと思っていた、」彼は非難がましく言った。
 「僕は彼の友人だった。僕は、家で日曜版を読み、野球を目で追う彼を見たかった。僕は、読書クラブに記名する標準的なアメリカ女性と一緒の、間違いのない彼を見たかった。」
 彼は当惑して咳払いをした、「勿論、」彼は言った、「僕は不運な商売をを忘れてた。僕は全く君の側にいた、ファウラ。彼は下手に動いた。僕は女の事で彼と長話をしたと君に打ち開けても構わない。君も知るように、僕は教授とパイル婦人を知っていると言う強みを持っていた。」
 僕は言った、「ヴィゴが待っている、」するとあちらの方へ歩いて行った。初めて彼はフォンを見付け、僕が彼を振り返ると彼は途惑って僕をじっと見ていた。分からず家の兄弟。

3

パイルがフォンに会った初めての機会は、またもやコンチネンタルにてで、多分彼の着任後2ヶ月。それは日暮れに近く、束の間の涼感が日が沈んだばかりの時に訪れ、蝋燭が露店に灯された。さいころが、フランス人が421をしていたテイブルでガラガラ音を立て、白いシルクのズボンを履いた女達はカチナトゥ通りを家へと自転車に乗って去った。フォンはオリンジ・ジュースのグラスを傾け、僕はビアを飲んでいた、そうして僕達は黙って一緒にいる事に満足して座っていた。その時パイルが躊躇いがちに横断して現れ、僕は彼らを紹介した。彼はまるで以前に人に会った事がなかったかのように一人の女を熱心に見つめ、それから顔を赤らめるふうだった。「僕は貴方と貴方の女性が、」パイルは言った、「向こう側に歩を進め、僕のテイブルに合流して下さるかどうかと思いまして。僕達の大使館員の一人が・・・」
 それがしみったれた大使館員だった。彼は頭上のテラスから僕達の下の方に微笑みかけた、非常に暖かみのある歓待の笑顔、自信に満ち、彼は好ましい脱臭剤を使って彼の友人達を維持する男のように。僕は、何度も彼がジョウと呼ばれるのを耳にしたが、僕は彼の苗字を習得せず仕舞いだった。彼は椅子を引っ張り出し、またウエイタを呼び寄せての騒々しい芝居をした、その活躍全てはかろうじてコンチネンタルにおける演出を可能にはしたが、ビア、ブランディ‐アンドゥ‐ソウダかヴァマス・カシスかという選択に行き着くのだった。「ここで君に会うなんて思いもしなかった、ファウラ、」彼は言った。「我々はハノイから戻る男達を待っている。あそこは今まさに戦闘の最中らしい。君は彼らと一緒じゃなかったの?」
 「僕は記者会見のために4時間飛ぶなんて嫌気が差します、」僕は言った。
 彼は反感を持って僕を見た。彼は言った、「こいつらは実に熱心だ。何故か、僕は、彼らは業務で、或いは何のリスクもないレイディオウで二度稼げるだろうにと思う。」
 「彼らは仕事にありつけさえすればいいんです、」僕は言った。 「彼らは軍馬のように戦闘を嗅ぎつけるらしい、」彼が好まない言葉には少しも気にする事なく勢い込んで続けた。「ビル・グランガー貴方は屑の外に彼を維持できない。」
 「貴方は正しいと僕は思います。僕は、いつか別の夕方に、賭博バーで彼を見かけました。」
 「君は、僕がそんなつもりじゃないとよく分かってる。」
 二台の輪タク運転手がカティナトゥ通りに猛烈な勢いでペダルをこいでやって来て大接戦の内にコンチネンタルの外で止まった。一番に入ったのはグランガだった。他はグランガが今や歩道に引きずり出し始めた小さい、白髪交じりの無言の塊と言っていい。「オウ、さあ来い、ミク、」彼が言った、「来いよ。」それから彼は彼の運転手と運賃について口喧嘩をし始めた。「さあ。」彼は言った、「それを持って行くのか、それを残して行くか、」そして卑しめるために男に向かって5回適当な総額を通りの中に、投げ付けた。
 しみったれ大使館員はいらいらして言った、「僕はこの男達は少しは気晴らしをする権利があると思う。」
 グランガは椅子の上に彼の荷物を放り出した。その時彼はフォンに気付いた。「どうしたの、」彼が言った、「お前は分別のある誰かさん、ジョウ。お前は何処で彼女を見付けたの?お前はお前の中にフウイスルがあるのを知らなかったのか。気の毒に、尻を捜しにかかっていたんだ。ミク面倒見てやれよ。」
 「がさつな軍人らしい作法の数々、」僕は言った。
 パイルは真剣に言った、また顔を赤くして、もし僕が思い付いても二度と貴方がたを招待しません・・・」
 白髪交じりの塊は椅子の中で動き出し、それが付いてないかのように頭がテイブルの上に落ちた。それは溜息を吐いた、無限の退屈という長い口笛を吹きながらの溜息、そしてじっとした。
 「君は彼を知ってるの?」僕はパイルに尋ねた。
 「いえ。彼は記者の誰かではないんですか?」
 「僕はビルが彼をミクと呼ぶのを耳にした、」しみったれ大使館員が言った。
 「あそこには新しい合同通信社の通信員はいませんか?」
 「それは彼じゃない。僕は彼を知ってる。貴方がたの経済使節はどうです?貴方は全ての貴方の所の人々を知る事はできないーあそこにはその内の百人がいる。」
 「僕は彼が属しているとは思わない、」しみったれ大使館員が言った。「僕は彼を思い出せない。」
 「我々は彼の身分証明書を捜せばいい、」パイルが仄めかした。
 「神のためにも彼を起こすな。酔っ払いは一人で十分。いずれにせよグランガが知ってるさ。」
 しかし彼は知らなかった。彼はラヴァタリから陰気に戻って来た。「その女性は誰?」彼はむっつりして彼に尋ねた。
 「フォンさんはファウラの友人です、」パイルは堅苦しく言った。「我々は誰かを知りたい・・・」
 「彼は何処で彼女を見付けたの?貴方がたはこの町では気を付けるようになった。」彼は陰気に付け加えた、「神にペニシリンを感謝します。」
 「ビル、」しみったれ大使館員は言った「我々はミクが何者か知りたい。」
 「僕を探って。」
 「しかし君は彼をここに連れて来た。」
 「フランス人はスカトゥランドゥ人を連れて行けない。彼は意識を失った。」
 「彼はフランス人?僕は、貴方は彼をミクと呼んだと思った。」
 「彼を何がしかで呼ばなくちゃ。」グランガ言った。彼はフォンにすっかり寄りかかって言った、「ねえ、あんた。オリンジをもう一杯飲んだら?今夜デイトゥをそて貰える?」
 僕は言った、「彼女は毎晩デイトゥの約束がある。」
 しみったれ大使館員は早口で言った、「戦争はどう、ビル?」
 「ハノイの北-西大勝利、フランス人は、彼らが失ったと我々に話していなかった二つの谷を取り戻した。絶体絶命のヴィエトゥミン死傷者数。未だに彼ら自身数えられもしないが、1、2週間以内に我々に知らせるだろう。」
 しみったれ大使館員が言った、「ヴィエトゥミンはファトゥ・ディエムに侵入し、大聖堂を焼き、主教を追い出したという噂がそこにある。」
 「彼らはハノイのその事を我々に話そうとしない。それは勝利ではない。」
 「我々の医療ティームの一つはナム・ディンの向こうへ到達できなかった、」パイルが言った。
 「君達はそれと同じ距離ほども下らなかった、ビル?」しみったれ大使館員は尋ねた。
 「あんたは僕が誰だと思うのか?僕は、喩え僕が限界を超えようと、表に出る発行部数を維持する通信員だ。僕はハノイ飛行場へ飛ぶ。彼らはプレス・カムプへ向かう車を我々に与える。彼らは、彼らが奪還したての二つの街の上を飛行して通過し、我々に三色旗が飛ぶのを見せる。そりゃあその高度では何か繕われた旗かも知れない。それから我々は記者会議を開催し、連隊長が我々が何を見て来たか、我々に説明する。それから我々は検閲官付きで我々の電報を申し込む。それから我々は飲むんだ。インド‐チャイナで最高のバーマン。その後我々は飛行機を捕まえて引き返す。」
 パイルは彼のビアに顔をしかめた。
 「君は君自身を過小評価する、ビル、」しみったれ大使館員が言った。
「何故って、ロウドゥ66のあの話ーそれを君は何と名付けた?地獄行きハイウエイーあれは典型的なプリトゥサだった。僕が意味するところを君は知ってるー排水溝に膝まづきながら、吹き飛ばされた彼の頭の付いた男や夢心地でほっついている君が見たその他・・・」
 「僕が実際彼らの臭いのするハイウェイに近付こうとするとあんたは思うの?」ステファン・クレインはそれを見もせずに戦争を描写できた。何故僕はしてはいけない?それはともかく単に地獄に落ちた植民地戦争に過ぎないからだ。もう一杯僕に飲み物をくれ。そしてそれから行って女の子を見付けよう。あんたは一着の長い裾を手に入れた。僕も一着の長い裾が欲しい。」
 僕はパイルに言った、「ファト・ディエムに関する噂にはそこに何かあるぞ、と君は思わないの?」
 「僕は知らない。それは重要ですか?僕は行ってちょっと見たい、」彼は言った、「もしそれが重要なら。
 「経済使節団に重要な?」
 「オウ、十分、」彼は言った、「貴方はしっかりした輪郭を描く事はできない。これらのカサリク教徒、彼らは共産主義者に対してかなり強気であろうとするのではありませんか?」
「彼らは共産主義者と取引きする。主教は彼の牛や竹を共産主義者から彼の建造物のために手に入れる。彼らは正確にはヨーク・ハーディングの第三勢力だ、と僕は敢えて言わない、」僕は彼を苛めた。
 「それはもう終わり、」ブランガが叫んでいた。「ここでは夜中(じゅう)無駄に出来ないぞ。僕は500人の女の館から遠ざかっている。」
 「もし貴方とフォンさんが僕と夕食を共にして下されば・・・」パイルが言った。
 「あんた方はシャレで食べるといい、」グランガは彼に割って入った、「僕が隣の女達を口説いている間に。いい加減にしろ、ジョウ、ともかくあんたらは男だ。」
 それはその時だったと僕は思う、男が何だと訝しく思い、僕は僕のパイルに対する初めての好意に触れた。彼はグランガから少しあちらを向いて座り直した、彼のビアマグを捩じりながら、決定的疎通の表情と共に。彼はフォンに言った、「貴女はこの商売の全てにうんざりしたと思うー貴女の国の事を言っているつもりなんだが?」
 「コメントゥを?」
 「君はミクと一緒でどうしようって言うの?」しみったれ大使館員は尋ねた。
 「ここに彼を残そう、」グランガが言った。
 「君はそんな事をしてはいけない。君は彼の名前すら知らない。」
 「僕達は彼をずっと連れて行けばいい。そして女達に彼を世話させよう。」
 しみったれ大使館員は騒々しい共有しているような笑い方をした。彼はTV上の顔のように見えた。彼は言った、「君ら若い人達は何を望むせよすればいい、しかし僕はゲイムに相対するには年を取り過ぎる。僕は彼を僕と一緒に家に連れて帰る。彼はフランス人だと君は言った?」
 「彼はフランス語を話すよ。」
 「もし君が彼を僕の車の中に入れられれば・・・」
 彼が運転して去って行った後、パイルはグランガと一緒に輪タクを拾い、フォンと僕はショロンへと道なりに追った。グランガはフォンと一緒に輪タクに乗り込もうと企んだが、パイルが彼の気を反らした。彼らが中国人街への長い郊外の道を下って僕達にペダルを踏むに連れ、フランス装甲車の列が横を通り過ぎた、星と黒く、滑らかな、窪んだ空の下、その突き出ている銃や船首像のように静止した、黙り込んだ将校―おそらくグランドゥ・モンデとショロンの賭博場を自由に動き回る私設軍隊、ビン・エクシュイエンとまた揉め事。これは反乱王の地。それは中世のイウアラプに似ていた。それにしてもここでアメリカの人達は何をしでかそうとしたのか?カラムバスは未だに彼らの国を発見していなかった。僕はフォンに言った、「僕はあの男パイルを気に入ってる。」
 「彼は冷静よ、」彼女は言った、そしてその形容詞、彼女が鼻っから使おうとするそれは、パイルの死について僕に話しながら、彼の緑色の目を曇らせてそこに座り、僕がヴィゴでさえそれを遣うのを聞くまで、男子生徒の名前のように突き刺さった。
 僕は僕達の輪タクをシャレの外に停め、フォンに言った、「中に入ってテイブルを探して。僕はパイルの後を追って注意を払ってやった方がいい。」それは僕の最初の直感だったー彼を守ろうとする。そこでは自分自身を守る必要性がより大きくなる、そんな事は僕の身に今まで振り掛かった事はない。
 天真爛漫は何時も無言で保護を呼びかける、僕達はそれに対して僕達自身を守るためにもっともっと賢明であろうとする時、天真爛漫は彼のベルを失くしてしまって、世界をさ迷い、何の害も意味しない口の利けないらい病患者のようだ。
 僕が500人の女達の館に着いた時、パイルとグランガは中に入った。僕は出入り口に入って直ぐの憲兵隊の部署で尋ねた、アメリカ人二人は?」
 彼は若い外人部隊の伍長だった。彼は彼の回転式連発拳銃を手入れするのを止め、出入口の向こうに向かって彼の親指を突き出した、ドイツ人に冗談を言いながら。僕はそれを理解できなかった。それは空に向かって開かれた巨大な中庭での休憩時間だった。何百人もの女の子達は、草の上に横たわったり、正座をして彼女達の仲間に話し掛けていた。四角い広場の周囲の小寝室にはカートゥンが引かれていなかったー一人の疲れた女の子が彼女の足首を交差したままただベドゥに横たわっていた。そこにショロンの苦悩があり、軍隊は兵舎内に閉じ込められ、そこに遂行されるべき任務などまるでなかった、肉体の日曜日。単なる戦闘、撹拌の節目、叫んでいる女達は風習が未だ生きている所を僕に見せた。僕は警察署の安全回復と格闘しながら彼のズボンを失くしてしまった特色のある訪問者のサイゴンの昔話を思い出した。一般市民のための援護はここには何一つないとそこにあった。もし彼が軍の領域を侵害する事を選択したら彼は彼自身の面倒を見、彼自らの道を外に探さなければならない。僕はテクニークを学んで来たー分割と統一を成すために。僕は僕の周りに集まった多勢の中の一人を選び、パイルとグランガ奮闘する所に向かって彼女をゆっくりと近付けた。
 「僕は年を取ってる、」僕は言った。「とても疲れた。」彼女はくすくす笑い押し進んだ。「僕の友達。」僕は言った、「彼はとても裕福で逞しい。」
 「貴方はずるい、」彼女は言った。
 僕はブランガが紅潮し意気揚々とした光景を目撃した、それは彼が彼の成人男子である事への感謝としてこの示威運動を必要としているかのようだった。一人の女の子が彼女の腕をパイルのに通し、場外へと徐々に彼を引っ張り出そうとしていた。僕は彼らの間に僕の女の子を押し入れ、彼に声を掛けた、「パイル、ここを出よう。」
 彼は彼女達の頭の上から僕を見て言った、「そりゃあ酷だ、酷だ。」それはラムプの灯りの悪戯だったかも知れないが、彼の顔がひどくやつれて見えた。彼は実際ひょっとしたら童貞だぞという事それが僕の脳裏を掠(かす)めた。
 「ついて来て、パイル、」僕は言った「グランガに彼女達を残して行こう。」僕は彼の手が彼の尻のパキトゥの方へ動くのを僕は見た。彼はピアスタとドル紙幣の彼のパキトゥを空にするつもりだ、と僕は心底思う。「馬鹿になるな、パイル、」僕は厳しく呼びかけた。「君は彼女達と取っ組み合いをしたいんだね。」僕の女が僕の方を振り返ると僕はもう一度彼女をグランガを取り囲む内側の輪の中に押した。「だめ、だめ、」僕は言った、「僕は貧しい、とても貧しいイギリス人だ。」その時僕はパイルの袖を掴み、彼を引きずり出した、釣られた魚のように彼のもう一方の腕の上にぶら下がっている女と一緒に。2、3人の女達は、伍長が見張りに立つ入口に着く前に僕達を阻止しようとしたが、彼女達は本気ではなかった。
 「僕はこの人と何をするんだろう?」パイルは言った。
 「彼女は少しでも面倒に関わりたくない、」するとその瞬間彼女は彼の腕を解いてグランガの周りの小競り合いの中に戻って飛び込んだ。
 「彼は心配はいらないでしょうか?」パイルは不安そうに尋ねた。
 「彼は彼が欲しかったものを手に入れたー尻尾をちょっと。」
 戸外の夜は目的を持った人々のように走り過ぎる装甲車の中隊だけで 実に静かに思われた。彼は言った、「ありゃあ酷だ。僕は決して信じない・・・」彼は悲しい畏敬の念と共に言った、「彼女達は可愛かった。」彼はグランガを妬んでいなかった、彼は何か良いものーや奇麗さや優美さは、確かに良い状態を形成するがー損われるか或いは冷遇されてしまう。パイルは彼の目の前にそれがある時、痛みを感じ取ってしまう。(僕はそれを冷笑として書いてはいない、結局そうならない僕達の多くがそこにいる。)
 僕は言った「シャレに戻ろう。フォンが待っている。」
 「僕は気の毒だ、」彼は言った。「僕はすっかり忘れていました。貴方は彼女を残して置いてはいけない。」
 「彼女は危険な目に遭わなかった。」
 「僕はただ思いました、グランガは安全に見えてしまうと・・・」彼はまた彼の物思いに耽けたが僕達がシャレに入った時、曖昧な嘆きと共に言った、「あそこに何人の男達がいるのか僕は忘れていた。」

フォンはダンスホールの縁のテイブルを僕達に取って置き、オーキストラが5年前にパリスで流行っていたある曲を演奏していた。二組のヴィェトゥナム人のカプルが踊っていた、小さい、きちんとした、よそよそしい、僕達と調和出来なかった文化雰囲気で。(僕は一人に覚えがある、インド‐チャイナ銀行出身の会計士と彼の妻。)彼らはこれまで、誰もが思った、無頓着に装い、悪い言葉を遣い、だらしない情熱の食い物にされた事はなかったと。もし戦争が中世風に見えたら、彼らはこれから18世紀のようだった。彼の暇な時オーガスタンを書く事をファム‐ヴァン‐トゥに誰もが期待したが、僕は彼がワーズワースの生徒で自然の詩を書くとたまたま知った。彼がダラトゥで過ごした彼の休日、彼はイギリスの湖の雰囲気になれる最もそれらしい所。彼は一回りして来た時、少しだけ頭を下げた。どのようにグランガが50ヤーズの道を上手くやって来たのか僕は不思議だった。
 パイルは下手なフランス語で彼女を待たせた事を詫びていた。「これは失礼しました、」彼は言った。
 「貴方は何処にいたの?」彼女が尋ねた。
 彼は言った、「僕はグランガを家に見送っていた。」
 「家に?」僕は言いながら可笑しくなった、するとパイルは僕が別人のグランガでもあるかのように僕を見た。突然僕は彼が僕を見るに連れ、僕は僕自身を振り返った、中年の男、愛する事に於いて気品を欠いた、グランガほど騒々しくはない多分、が、ずっと皮肉屋で純真さから遠く、そして僕は一瞬フォンを見た、僕が彼女を最初に見た時のように、グランドゥ・モンドゥで僕のテイブルをダンスをしながら通り過ぎた白い舞踏会ドゥレスに包まれ、18歳、申し分のない全欧的結婚を決定付けられて来た姉によって見守られていた。アメリカ人はティキトゥを買え、彼女にダンスを申し込めた、彼は少し酔っていたー有害ではなく、そして僕は想像するのだが、彼は国に不慣れで、グランドゥ・モンドゥのホステス達は売春婦だと考えた。彼らが初めてフローを周った時。彼はあまりにもぴったりと彼女を抱き寄せていた、するとその時突然そこに彼女が現れ、彼女の妹を引き連れ、座るために引き返そうとしていた、そして彼は取り残され、ダンサ達の間で立往生し呆然とした、何があったのか、何故なのか気付く事もなく。僕が知らなかった名を持つ女の子は静かにそこに座った、時折りオリンジ・ジュースを啜りながら、彼女自身を完全に保ちながら。
 「名誉を得ることが出来ますか?」パイルはひどいアクセントゥで言っていた、そして少し後、部屋の他の端で黙って踊っている彼らを僕は見た、パイルは彼から随分離して彼女を掴んでいるので、貴女は、今にも接触を断つのではと彼に期待した。彼はかなり下手なダンサで、彼女はグランドゥ・モンドゥでの彼女の日々に僕が今までに知った最高のダンサだった。
 それは長い失望させるばかりの求愛だった。僕が結婚や一つの決着を提供してもよかったら、何もかも簡単だっただろう、そうして姉は静かに如才なく離れた所へ逃れようとした、僕達が一緒に居た頃は何時も。しかし僕が暫く一人なのか、頻繁に彼女を見かける以前に3ヶ月が過ぎた。マジェスティクのバルカニで、隣の部屋の彼女の姉妹は僕達が何時入るつもりか尋ね続けた。フランスからの貨物船は火炎信号の明かりによってサイゴン川に荷を降ろされ、輪タクのベルが電話のようになった鳴った、僕は若い未経験の馬鹿だったかも知れない、僕は言うべきを見付けたのに。僕はカティナトゥ通りの僕のベドゥに望みを失くして帰り、4か月後、彼女が僕の側で横になり、息の合間に少し驚いたかのように笑った、彼女が期待する事は全くなかったから。
 「ファウレアさん、」僕は踊る彼らを見ていて、他のテイブルから僕に合図する彼女の姉妹を見なかった。そこで彼女はやって来て僕はしぶしぶ座るように彼女にお願いした。僕達は彼女がグランドゥ・モンドゥで病気に見舞われ、僕がフォンを家に送った夜以来、親しくしていなかった。
 「私は丸一年貴女を見なかったわ。」彼女が言った。
 「僕は随分頻繁にハノイで留守だった。」
 「貴方の友達はどなた?」彼女が尋ねた。
 「あいつはパイルという名だ。」
 「彼は何をしているの?」
 「彼は米国経済使節団に所属している。君はその種の事情を知っているー飢えている針子のために電動縫製機を。」
 「そこにいくらかあるの?」
 「僕は知らない。」
 「しかし彼らは縫製機を使わない。彼らが住んでいる所にはどんな電気製品もないだろう。」
 「彼女は実に文字通りの女性だった。」・
 「君はパイルに聞いた方がいい、」僕は言った。
 「彼は既婚者?」
 僕はダンス・フローを見た。「それは、彼が今までこのくらいは婦人に近付いた事があるという事だと僕は言うべきだろう。」
 「彼は随分下手に踊るのね。」彼女が言った。
 「そうだね。」
 「私、少しの間貴方と座っていていい?私の友達はとても退屈なの。」
 音楽が止まり、パイルはフォンにかたぐるしそうにお辞儀をした、それから彼女を後ろに導き、彼女の椅子を引き出した。彼の形式ばった行為は彼女を喜ばせたと僕は話して置こう。僕に対して彼女が話している事の中に、彼女がどれほど淋しい思いをしたかと僕は考えた。
 「これはフォンの姉妹、」僕はパイルに言った。「ヘイさん。」
 「僕は貴方に会えてとても嬉しい、」彼は言い、顔を赤らめた。
 「貴方はニューヨークからいらっしゃったの?」彼女が尋ねた。
 「いいえ。ボストンから。」
 「それも合衆国の中にありますか?」
 「オウ、そう、そう。」
 「貴方のお父様はビジネスマンですか?」
 「いいえ、実のところ。彼は教授です。」
 {先生?」彼女は多少落胆した様子で尋ねた。
 「そうです、彼は或る種の権威です、貴女は御存知です。人々は彼に意見を求めます。」
 「健康について?彼は医師ですか?」
 「医者というそんなもんではありません。彼は工学博士です、しかし。彼は水面下の浸食全般に詳しい。それはどういう事か貴女は知っていますか?」
 「いいえ。」
 パイルはヒューマで曖昧な狙いを持って言った、「さて僕がそれについて話す、それをお父さんに任せよう。」
 「彼はここにいるの?」
 「オウ、いや。」
 「だけど来ようとしてる?」
 「いいえ。それは只の冗談でした。」パイルは申し訳なさそうに言った。
 「貴女は他にも終いを授かりましたか?」僕はミス・ヘイに尋ねた。
 「いいえ、どうして?」
 「それじゃあ貴女はパイルの結婚の能力を調査しているかのように響く。」
 「私にはたった一人妹がいるだけです、」ミス・ヘイは言い、彼女は彼女の手をフォンの膝の上で重そうに下に抑えつけた。
 「彼女はサイゴンで最も美しい女です、」ミス・ヘイは言った、彼女は彼を叱っているかのように。
 「僕はそれを信じられます。」
 僕は言った、「僕達がディナを注文する番です。サイゴンで最も美しい女だって食べなければなりません。」
 「私はお腹が空いていないわ、」フォンが言った。
 「彼女は繊細です、」ミス・ヘイは断固として続けた。彼女の声の威嚇的調子がそこにあった。「彼女には世話が要ります。彼女は世話をするだけの値打ちがあります。彼女はとてもとても忠誠です。」
 「僕の友人は幸運な男です、」彼は重々しく言った。
 「彼女は子供達を愛します、」ミス・ヘイが言った。
 僕は笑い、その時パイルの目を捕えた、彼はショクを受けた驚きで僕を見ていた、すると突然、ミス・ヘイが何を言おうとしたかに彼は心から関心を寄せているという事、それが僕の頭に浮かんだ。僕がディナを注文している間に(フォンは僕に空腹ではないと僕に話したが、僕は知っていた、彼女は2個の生卵付き上等のステイク・タータとその他の物を平らげる事ができた)、僕は子供達についての疑問を真面目に討論している彼に耳を傾けた。「僕はたくさんの子供が欲しいと何時も思ったものです、」彼が言った。「大家族には不思議なほど関心があります。それは結婚の安定性に寄与します。それに子供にとってもいい。僕は一人っ子だった。一人っ子である事、それは大いなる不利益です。」僕は前に彼がこれほど多く話すのを聞いた事がない。
 「貴女のお父様は何歳ですか?」ミス・ヘイが貪欲に尋ねた。
 「6‐9。」
 「年を取った方々は孫を愛します。私の姉妹が彼女の子供に恵まれても両親がいないという事で、それはとても悲しい。何時かその日はやって来ます、」彼女は僕への悪意の一瞥と共に付け加えた。
 「貴女方どちらにもない、」パイルが言った、寧ろ不必要と僕は思った。
 「私達の父親は非常に立派な家系の出でした。彼はフエの官吏でした。」
 僕は言った、「僕が貴方がた全員のディナを注文しました。」
 「私はいいのに、」ミス・ヘイが言った。「私は私の友達の所に行かなければならない。私はパイルさんにまた是非会いたいわ。多分貴方ならそれを何とかして下さるわね。」
 「僕が北から帰ってなら、」僕は言った。
 「北へ行くつもりですか?」
 「僕が戦争を一見するに、そりゃあ適している時だものと僕は思う。」
 「しかし記者はすっかり引き上げています、」パイルが言った。
 「それが僕にとって最高の機会だ。僕はブランガに会いたくはない。」
 「その時貴方は私と私の姉妹と一緒に来てディナを食べるしかないわよ、ファウレアさんが行ってしまわれる時。」彼女は気難しい礼儀正しさで付け加えた、「彼女を元気付けるために。」
 彼女が去った後、パイルが言った、「何て実に素敵な洗練された女性なんだ。それに彼女はとても上手に英語を話す。」
 「私の姉妹は嘗てシンガポーに仕事で居たと彼に話して、」フォンは誇らしげに言った。
 「本当に?どんな種類の仕事?」
 僕は彼女のために訳した。「輸出入。彼女は速記が出来ます。」
 「僕達は経済使節団に彼女のような方がもっといたらと僕は願っています。」
 「私が彼女に話します、」フォンが言った。彼女はアメリカの方達のために働きたがります。」
 ディナの後、彼らは又踊った。僕もまた下手なダンサで僕はパイルほど自意識過剰ではなかったー或いは僕がそれを所有して来たのか、僕はあやふやだった。、第一その頃、何時僕はフォンと恋仲になったのか?彼女に話し掛ける好機を運良く得て僕がフォンと踊った時、ミス・ヘイの病気という記念すべき夜以前、グランドゥ・モンドゥで何度も機会はあったはずだ。パイルはフローを一周するようなそんな機会を二度と得る事はなかった、彼は少しリラクスしていた、それが全てだった、そして彼女を腕の長さより短めに掴んでいたが彼らは二人共黙っていた。突然彼女の足を見ながら、実に軽やかで精密で彼のすり足の足遣いの教師、僕は再び恋しくなった。1時間、2時間以内に、彼女が共有の囲いと踊り場でしゃがんでいる老婦人達のいるあの薄汚い部屋に、僕の所に戻って来る事になろうなんてほとんど僕は信じられなかった。
 僕は嘗てファトゥ・ディエムに関する噂を聞いた事もなかったのならなあ、或いは噂がフランス海軍将校と僕の友情は無検閲、無規制を差しはさむ事を許そうとする北の或る場所より何処か他の町と関係があったというのならなあと思った。「新聞の特ダネ?」あの頃世界が読みたがった全てはカリアだった。死のチャンス?フォンが毎晩僕の側で眠る時、何故僕は死にたがってしまうのか?しかし僕はその疑問に対する答えを知っていた。子供の頃から僕は永久不変を信じた事がなかった、それでもなお僕はそれに恋い焦がれた。何時も僕は幸せが遠のく事を恐れた。今月、来年、フオンは僕を残して去ってしまうだろう。来年でなければ三年以内に。死には僕の世界で唯一の決定的な値打ちがあった。命を失えば、人は永遠に二度と失うものは無くなる。神を信じられるそれらのものを僕は妬み、僕はそれらを妨げる。彼らは彼らの勇気を不変と永続の神話で維持していると僕は感じた。死は神よりずっとずっと確かで、死を道連れに、そこでは愛の日常的可能性はもはや廃れる事はないだろう。退屈と無関心という未来の悪夢は引き上げるだろう。僕は平和論主義者にはなれず仕舞いだ。人を殺す事は計り知れない利益を確実に彼に与える事だった。オウそうだ、人々は何時も、何処でも、その敵を愛した。それは彼らが痛みと空虚を失わずにいる彼らの友だった。
 「貴方からミス・フオンを借りた事をお許し下さい。」パイルの声が語った。
 「オウ、僕はダンサじゃない、だけど彼女のダンスを見ているのは好きなんだ。」人は何時もまるで彼女がそこにいないかのように第三の人物に彼女の事をそれらしく話す。時々彼女は、平和に似て見えないと思ってしまう。
 その夕べの最初のカバレイが始まった、歌手、手品師、カミーディアンー彼は非常に猥褻だった、しかし僕がパイルを見た時、彼は明らかに隠語について行けなかった。彼は、フオンが笑った時に笑い、僕が笑う時にはぎこちなく笑った。「グランガは今何処にいるんだろう、」僕は言った、するとパイルが咎めるように僕を見た。
 その時夕べの出し物の番が来た、女の役者一座。ヒプを揺らしながら、時代を遡ったスラクスとスエタで、下顎がちょっと猥褻な、一日の内にカティナトゥの街中を徒歩で行き来する大勢の彼女らを僕は見た事があった。今や低俗なー裁断のイヴニング・ドゥレスを着て、偽物の宝石類、偽物の乳房やしゃがれた声を伴って、少なくとも彼らはサイゴンの大半のイウアラプ女性と同じように望ましく見えた。若い空軍将校のグループは彼女らに口笛を吹き、彼女達は魅惑的笑みを返した。僕は突然のパイルの抗議の激しさに驚かされた。「ファウラ、」彼は言った、「行きましょう。僕達は十分楽しんだでしょ?これはちょっと彼女に相応しくない。」

4

大聖堂のベル・タウアから戦闘は単なる絵のような美しさで古い挿絵付きランドン・ニューズの中のボウア戦争の全景に似た配置だった。飛行機は石灰岩の中で孤立した部隊への補給品をパラシュートゥで降下させていた、アンナム国境線上のそれらの奇妙な、風雨で浸食された山脈、それは軽石の堆積のように見える、というのはそれは常にその滑走のために同じ所に戻って来たから、それはこれまで移動した可能性はなく、パラシュートゥは接地半ばで何時も同じ地点のそこにあった。平野から臼砲( 迫撃砲)が変わる事なく上がった、石と同じような切れ目のない煙、そして市場では日光の中で炎が青白く燃えていた。パラシュートゥで降下する人々の小さい人影が水路に沿って一列縦隊で移動したが、この高度では彼らは静止しているように見えた。塔の隅に座った牧師でさえ、彼が彼の祈祷書の下で音読するように、彼の位置を変えなかった。戦争はその距離では非常に整然としてクリーンだった。
 僕は夜明け前にナム・ディンから上陸用舟艇で入った。僕達が海軍基地上陸できなかったのはそこは60ヤーズの範囲を完全に包囲した敵によって切り離されていたから、そこでボウトゥを上げて燃え上っている市場の側に駆け込んだ。僕達は炎の明かりの中で容易な的だったがある理由のために誰一人燃えなかった。全ての物が燃えている露店のドスンと倒れる音とパチパチという音を除いて。川の辺でセニガールの歩哨が彼の構えを変えるのが僕には聞こえた。僕は攻撃以前の時代のファトゥ・ディエムをよく知っていたー木製露店の一本の長く狭い通りは、水路、教会と橋によって100ヤーズ毎に細かく区切ってあった。夜にはそこは蝋燭や小さいオイル・ラムプによってのみ灯りが点された(フランスの将校の宿舎の中以外ファトゥ・ディエムのそこに電気はなかった。)、昼も夜も通りには人が押し寄せ、騒々しかった。その不思議な中世の遣り方で、君主主教の幻や保護の下、それは国中で最も生き生きとした街だったが、今僕は上陸し、将校の宿舎に向かって歩いて行くと、そこは殆ど廃墟だった。瓦礫と割れたグラスと燃えた塗料と壁土の匂い、長い通りには目が届く限り人気がなかった、それは空襲警報解除の合図後の早朝のランドンの往来を僕に思い出させた。誰もがプラカードゥ「破裂しなかった爆弾」を見ようとした。
 将校の家の正面の壁が吹き飛ばされ、通りの向こう側の家々は廃墟になっていた。ナム・ディンから川を下りながら、何があったかリエウテナントゥ・ペラウドゥから僕は教えて貰った事がある。彼は真面目な若者、フリーメイスン、そして彼にとってそれは彼の会員達の盲信への審判に似ていた。ファトゥ・ディエムの主教は嘗てイウアラプを訪れ、そこでファティマの聖母マリアに対する信仰を得たー姿を見せた聖母マリアの有様、だからロウマン・カサリクは信じる、ポーツグルで子供達の前に。彼は家に帰った時、彼は彼女の名誉を讃えて大聖堂の構内に洞穴を作り、彼は彼女の祝祭日を行列で毎年祝った。フランスとヴィエトゥナム軍の負担に連隊長との関係は当局が主教の私的軍隊を解隊した日から何時も緊張を強いられた、今年連隊長はー彼は主教に幾らか同情した、彼らのどちらにしても彼の国はカサリシズムよりもっと重要だったからー友好の素振りを見せ、行進の前列で彼の上級将校と一緒に歩いた。聖母マリアの名誉を讃えるためにファトゥ・ディエムにはより大きくなった群衆が集まる事はもう今はなかった。仏教徒の多くでさえー彼らは人々の約半分を構成したー楽しみを失う事に耐えられなかった、それに神にも仏にもどちらにも信仰心を抱かなかったそれらのものは何故かこれらの旗全てや香の‐火口や黄金の聖体顕示台がそれらの発祥地から戦争を維持しようとするだろうという事を信じた。それが主教の軍隊の残された全てだったー彼のブラス・バンドゥー、が行進を率いた、それに連隊長の命令によって敬虔なフランス人将校らが、大聖堂の構内へと入口を通って、大聖堂の前の小さな湖の島に立つ神聖・ハートゥの白い像を過ぎ、ベル・タウアの下で東洋風の翼を広げる事と共に、たった一本の木から形作られたその巨大な支柱と祭壇の緋色の漆細工を持ち、クリスチャンより多いブディストゥらが、彫刻された木造の大聖堂の中へと少年聖歌隊員のように従った。水路の間の全ての村から、あの低地の国から、若い緑色の米の‐発芽と金色の収穫が、チューリプや風車の教会に取って代わる風景、人々が押し寄せた。
 誰も行列に加わっていたヴィエトゥナムの代理人に気付かなかった、そしてあの夜、主(おも)だったカミュニストゥ大隊が石灰岩の山道を通って、トンキン平野へと移動した時、山中の頭上のフランス前哨部隊によってどうしようもなく見守るだけだった、進軍代理人はファトゥ・ディエムで一撃を食らわした。
 4日後の今、パラシュートゥで運ぶ人々の援護で、敵は街周辺半マイル後方に押された。これは負けだった、どんなジャーナリストゥも許されず、どんな電報も送られるはずもなく、新聞は勝利だけを運ばなければならない。当局はもし彼らが僕の目的を知ったらハノイに僕を足止めしただろうが、お前が司令部から更にそれ以上手に入れれば入れるほどカントゥロウルがずさんになり、お前が敵の射撃の範囲内に入る時、お前は歓迎される客だーハノイのエタトゥ少佐にとって何が脅威だったか、ナム・ディンの全連隊長への心配、戦場の中尉に対する悪ふざけ、気晴らし、外界からの関心の的だ、それで祝福された数時間、彼は彼自身を少し脚色可能で、間違った英雄的脚光の中で彼自らでさえ負傷し死んでいるかのように思う。
 牧師は彼の祈祷書を閉じて言った、「さあ、あれは終えられる。」彼はイウアラプ人だったがフランス人ではなかった、主教は彼の教区でフランス人牧師を大目に見て来たから。彼は弁明して言った、「私はここに上がって来なければならない、貴方は分かって下さる、それらの貧しい人々全てから、わずかな静寂をと。」臼砲の音は次第に短くなるように思えた、或いは多分それはついに応酬している敵だったか。不慣れな困難は彼らを捜す事だった、そこには1ダズンの狭い最前線があり、水路の間に、農場のビルディングと稲田の間に無数の待ち伏せの機会があった。直ぐ近く、僕達の下、立ち、座り、横になったファトゥ・ディエムの全人口。カサリク、ブディストゥ異教徒達、彼らは彼らの最も価値のある財産全てを荷造りしたー料理用ストウヴ、ラムプ、鏡、洋服ダンス、数枚の敷物、神聖な絵ーそして大聖堂の構内へと移動させた。北のここに闇が訪れた時、季節はひどく身を切るように寒いだろう、そして既に大聖堂は溢れていた、そこはもはや隠れ場ではない、ベル・タウアへの階段の上でさえどのステプも占領し、何時も大勢の人々が門を抜けると押し合いへし合いしていた、彼らの赤ちゃんや家族の物を運ぼうとして。彼らは信じた、彼らの宗教が何であろうと、ここでは彼らは安全だろうという事を。僕達が見守っている間、ヴィエトゥナムの軍服姿のライフルを持った若者が、彼の行く手を突っ切った。彼は牧師に止められ、その人は彼から彼のライフルを奪った。僕の側で神父が説き明かすように言った、「私共はここでは公平無私です。これは神の領域です。」僕は考えた「それは聞いた事もない貧弱な住民数です、神は彼の王国の中で寒さ、飢餓に脅えた」ー『私はどのように私達がこれらの人々を養っていけばよいのか分からない、』牧師は僕に打ち明けたー「偉大な王ならそれよりずっと良くなるだろうと貴方はどうしても考える。」しかしその時僕は思った、「喩え人が何処へ行こうとそれは何時も同じだー最も幸福な集団を持つ者、それが最も力強い支配者というわけではない。」
 下では小さな店が既に準備されていた。僕は言った、「それは巨大な慈善市のようだね、それにしても一つの笑顔もない。」僕氏が言った、「彼らは昨夜恐ろしく冷えた。私共は修道院の門を閉めて置くしかない、そうしなければ彼らが私の所に押し寄せます。」
 「貴方がたはここの中を全て暖かくしているんですか?」僕は尋ねた。
 「さほど暖かくはありませんが。それに私共は彼らの10分の1のために部屋を持つことがありません。」彼は続けた、「私は貴方が何を考えているのか分かります。しかし良くして置く事、それは僕達の何人かにとって不可欠です。私共はファトゥ・ディエムで唯一の病院を持ち、我々の看護婦に限りこれらの修道女です。
 「それで貴方がたの外科医は?」
 「私に何かできれば私がします。」僕は彼のスーターンが血で汚れているのをその時見た。
 彼は言った、「貴方は私を捜すためにここに上ったんですか?」
 「いえ、僕は僕の進路を把握したかったんです。」
 「私が貴方に尋ねたのは僕は昨夜ここに男が上がるがままにしました。彼は懺悔に行こうとしました。彼は幾分脅えていました、貴方はご存知でしょうが、彼は水路沿いに見てしまったもので。誰も彼を咎められなかった。」
 「それはそこに沿ってひどいんですか?」
 「落下傘部隊が十字砲火で彼らを捕まえました。哀れな魂。多分貴方は同じことを感じていたと私は思いました。
 「僕はロウマン・カサリクではありません。僕は、貴方は僕をクリスチャンとさえ呼べないと思います。」
 「人に対してどんな恐怖を及ぼすにしても、それはおかしい。」
 「それは僕に対してそんな事をしない。喩え僕が全面的にどんな神でも信じるにしても、僕は懺悔という考えを、それでもなお疎んじてしまいます。貴方がたの箱の一つに膝まづく事を。他の人に僕自身を晒す事を。「貴方は僕を許すしかない、神父、しかし僕にはそれは不健全に思えますー男らしくないとさえ。」
 「オウ、」彼は快活に言った、「貴方はいい人だと私は思います。貴方はこれまでに後悔する事が随分あったんだと私は想像しません。」
 僕は教会に沿って見た、それらは海の方向へと水路の間にむらなく並んで駆け下りていた。二番目のタウアから明かりがパッと点いた。僕は言った、「貴方は貴方がたの全ての教会の公平無私を保たなかった。」
 「それは可能ではありません、」彼は言った。「フランスは単独大聖堂の構内から立ち退く事に同意しました。我々はこれ以上宛てにできない。貴方が見ているそれは外人部隊です。」
 「僕は行ってみます。グドゥ‐バイ、牧師。」
 「グドゥ‐バイそして幸運を。狙撃手に気を付けて。」
 僕は外に出るために群衆を搔き分けて我が道を押し進んだ、湖や長い通りの中にその砂糖のような広げた腕を持つ白い像を過ぎて。僕はそれぞれの道をほぼ1マイルの4分の3に亘って見渡せた、するとそこには僕を除いてその範囲に二つだけ生きている存在があったー通りの端をゆっくりと上手へと離れて行く偽装ヘルメトゥの準備完了状態のステン・ガンを持った兵士二人。僕はその生存者に言う、何故なら道路にその頭がある一つの死体が入り口に横たわっていたから。そこに集(たか)っている蝿の唸り声とどんどん微かになる兵士のブーツのぴちゃぴちゃという音が唯一の物音だった。僕は僕の頭を背けながら死体を過ぎると足早になった。数分後、僕が振り返ると僕の影を連れて僕は全く一人きりだった、そしてそこには僕が作り出す音以外何の物音もしなかった。。僕は発砲している射撃上の標的であるかのように僕は感じた。もし何かがこの通りで起こったら、僕が拾われる前に、集ろうとする蝿のための猶予、それには随分間があるかも知れないという事、それがの僕の脳裏に浮かんだ。
 僕は二つの水路を渡り切った時、僕は教会に導かれるように方向転換した。1ダズンの男達はパラシュウト部隊の偽装をして地面に座っていた、二人の将校が地図を調べている間に。僕が彼らに加わった時、誰も何の注意も僕に払わなかった。一人の男、彼は携帯用無線電話の長いアンテナを身に着けていた、が言った「僕達はもう移動できる、」そして皆立ち上がった。
 僕は、僕が彼らに同行できるかどうか、僕なりの下手なフランス語で彼らに尋ねた。この戦争の強みは、イウアラプ人の顔は戦場でそれ自体パスポートゥに代わって証明したという事だった。イウアラプ人は敵の代理人に嫌疑を掛けられるはずがなかった。「貴方は誰?」中尉が尋ねた。
 「僕は戦争の事を書いています。」僕は言った。
 「アメリカ人?」
 「いいえ、イギリス人。」
 彼は言った、「それは非常に簡単な事です、しかしもし貴方が我々と一緒に来るつもりなら・・・」彼は彼の鋼鉄製ヘルミトゥを脱ぎ始めた。「いや、いや、」僕は言った、「それは戦闘員用です。」
 「貴方の好きなように。」
 「僕達は単一の伍をなして教会の後ろに出て行った、中尉が先導して、両側面上に見回りと接触するため携帯用無線電話を持った兵士のために水路の‐土手の上で少しの間、行軍を止めた。臼砲弾が僕達の上で炸裂し、視界の外で爆発した。僕達は教会の裏で更に多くの人々を拾い、今やおよそ30人強になった。中尉は低い声で僕に説明した、彼の地図に指を刺しながら、「300人がこの村の中で、今、報告されたところだ。多分、今夜中に集結する。我々は知らない。誰もまだ彼らを見付けていない。」
 「どのくらいの距離?」
 「300ヤーズ。」
 指示が無線で届き、僕達は無言で進んだ、右の方向に真っ直ぐな水路、左に低い茂みと田園また茂みを繰り返して。「全て通過、」
中尉は、僕達が出発した時、元気付けようとする高まりを持って耳打ちをした。40ヤーズ進み続け、別の水路、端の左側にある何かを持った、レイルのない一本の厚板が、僕達の前方を横切って走っていた。中尉は配置に就くよう僕達に身振りで合図し、30フィートゥ離れた、厚板を越えた所、僕達は前方未確認の領域に直面してしゃがみ込んだ、男達は水面を見た、するとその時、指揮の一言によって、皆一斉に、彼らはそっぽを向いた。一瞬、僕は彼らが何を見たのか分からなかったが、僕が見た時、僕の心は後戻りした、僕は何故か分からない、シャレや女性の声色遣いや口笛を吹いている若い兵士やパイルが言う、「これはちょっとふさわしくないへと。
 水路は死体で溢れていた、僕は余りにもたくさんの肉を詰め込んでいるアイアリシュ・スチュウを直ぐに思い出させられる。死体は一部重なり合っている、一つの頭部、アザラシの‐灰色をした、それに剃られた頭皮を持った囚人のように匿名の、がブーイのように水面から突き出ていた。そこに血はなかった、それは随分前に流れ去ってしまったと僕は想像した。僕にはそこにどのくらいあったのか思いも寄らない、彼らは十字砲火に襲われたに違いなかった、引き返そうとして、土手沿いの僕達全員が考えていたと僕は思う、「二人はそのゲイムで遊べる。」僕もまた僕の目を反らした、僕達は、僕がどんなに小さく、如何に性急に、単純に見積もったかを思い出させられたくなかった、そうして名も明かさず死は訪れた。僕は行為のヴァージンのように恐れた。しかるべき警告と共に来るまで死を好んだだろう、僕が僕自身を覚悟させられるように。何のために?僕は分からなかった、或いはどのようにして、些細な事でも周囲をちょっと見る事によって以外、僕はそのままにして置こうとするだろう。
 中尉は携帯用無線電話持った男の側に座ると、彼の足の間の地面を見つめた。計器が指示をパチパチ鳴らし始め、溜息をついて彼は眠りから起こされたかのように彼は立ち上がった。そこには移動に関する奇妙な同志の交わりがあった、彼らは任務に一様に従事したかのように、彼らは意に沿わなくても機会を揃ってものにして来た。誰一人何をすべきかを語られるのを待つ者はいなかった。二人の男が厚板を整備し、それを渡ろうとしたが、彼らは彼らの兵器の重さによってバランスが崩れ、またがって座り、一時に数インチずつ向こう側に彼らの道をじわじわ進まなければならなかった。他の男は水路に下りるひどい薮に隠された平底小舟を見付け、彼は中尉が立つ所へとそれを動かした。僕達の内6名が乗り込み、彼は別の土手に向かって棒を使い始めたが、僕達は死体の群れの上を走り、突き刺した。彼は彼の棒で押しのけた、それをこの人間粘土の中に沈めながら、すると一つの死体が、日に晒されて横たわりながら入浴する人のようにボウトゥの傍らでその全長を解放され浮き上がった、それから再び僕達は自由になって、一度もう一方の側の上を僕達はごちゃ混ぜにした、後方を見る事もなく。砲弾は全く放射されなかった、僕達は生きていた、死はおそらく次の水路と同じくらい遠くまで撤退してしまった。僕は僕の真後ろの誰かが大真面目で「ありがたい。」と言うのを聞いた。中尉を除くと彼らはその大多数がドイツ人だった。向こうに農場‐ビルディングの一群があった、中尉は真っ先に入った壁に沿って進みながら、そして僕達は一つの縦列、6フィートゥの間隔で従った。それから男達は再び指示なしに農場の至る所に散らばった。命はそれを見捨ててしまっていたー一羽のめんどりさえ後に残されていなかった、何が居間であったにしても、壁に掛かっているのは、神聖ハートゥと母と子の二つのぞっとする油絵風版画だった、それはビルディング群に全ての今にも崩れそうなイウアラプの雰囲気を与えた。誰もがこれらの人々は、喩え誰が彼の信仰を分かち合わなくても、彼らは人間で、ただの灰色の水を抜き取られた死体ではない事を知っていた。
 おおよそ戦争は周りを囲んで居座り、何をするでもなく、誰か他の者を待っている。貴方が残した時間の意義に何の保証もなく、貴方には思考の列車さえ発車する価値、それがあるようには思えない。前に随分頻繁に彼らがした事をしながら、歩哨らは出動した。僕達の前方で動き出した何かは敵だった。中尉は彼の地図に印を付け、僕達の位置を無線(レイディオウ)で報告した。正午の静けさが垂れ下がった、臼砲まで治まり、空に飛行機もなかった。一人の男が農場の泥の中で小枝を持っていたずら書きをした。暫く、それは戦争によって忘れられていたかのようだった。僕はフオンが僕のスーツを洗濯屋に送ってくれていたらと願った。冷たい風が囲い地の麦わらを波立たせ、一人の男が彼自身を楽にさせるために納屋の後ろに控えめに向かった。僕はハノイの英国領事に彼が僕にくれたフイスキのボトゥル代金を払って置いたかどうか思い出そうとした。
 二発の弾丸が僕達の戦線に発射され、僕は思った、「これがそれだ。やっとそれが来る。」それは僕が望んだ警告の全てだった。僕は待ち受けていた、快活の自覚と共に、永久的事柄を。
 しかし何も起こらなかった。もう一度僕は「その出来事を越えて覚悟した。」長い数分の後、歩哨の一人が加わり、中尉に何かを報告した。僕はそのフレイズ「二人の民間人。」が引っ掛かった。
 中尉は僕に言った、「僕達は行ってみるつもりだ、」そうして歩哨に従いながら僕達は二つの田んぼの間の泥濘が広がり過ぎた小道に沿って僕達の行く手を精選した。農場ビルディングを越えて20ヤードゥ、狭い用水路の中に、僕達は、僕達が捜していたもの、女の人と小さい男の子に出会った。彼らは非常に清らかに死んでいた、女の人の額に血の小さなきちんとした固まり、そして子供は眠っていたのかも知れなかった。彼は6歳くらいで、彼はやつれ切った彼の小さな骨ばった膝を抱える子宮の中の胎芽のように横たわっていた。「 、」中尉が言った。彼は下に向けひっくり返した。彼は彼の首の周りに神聖なメドゥルを着けていた、そして僕は僕自身に言った、「   。」彼の死体の下にパンの齧りかけがそこにあった。僕は思った、「僕は戦争を憎む。」
 中尉は言った、「君は十分見た?」無作法にもの言いをして、ほとんど僕がこれらの死に責任があったかのように。多分兵士には一般市民は殺すために彼を雇うのに、給料袋に殺人の罪を同封して責任を逃れるのに持って来いの人だ。僕達は歩いて農場に引き返し、麦わらの上に無言で再び腰を下ろした、風が止み、動物のようにそれは闇が近付いているのを知っているようだった。いたずら書きをしていた男は彼自身を楽にし、彼自身を楽にした男はいたずら書きをしていた。僕は、静寂のそれらの時に、見張りが配置された後、いかに彼らは水路から移動する事、それが安全だと信じるしかなかったかを考えた。僕は彼らがそこに長く位置したかどうかしらと訝しく思ったーパンはひどく乾燥していた。この農場はおそらく彼らの家だった。
 無線が再び作動していた。中尉は疲れて言った、「彼らは村を爆破しようとしている。パトゥロウルが夜間召集される。」僕達は立ち上がり、僕達の道程を遡り始めた、死体の群れの周りを再び棒で突きながら、教会を過ぎて列を作って行進しながら。僕達はそんなに遠くに行っていなかった、単なる成果としてそれらの二つの殺害に伴って辿った事、それは長いだけの事はある道程のように思えた。爆弾投下が始まった時、飛行機が現れ、僕達の背後に去った。
 闇は僕が将校の兵舎に着いた頃までに落ちた、そこで僕は夜を過ごしていた。気温はゼロの上のたった一度、そして靴底ウォームスは紛れもない市場のどこにでもあった。バズーカによって壊された一つの壁と一緒にドアがたわみ、帆布のカートゥンでは隙間風を遮る事はできなかった。電気発動機が動いていなくて僕達は蝋燭が燃え続けるように箱や本のバリケイドゥを作る事にした。僕はカミュニストゥ貨幣目当てにソレル大尉と421をした。僕はどさくさのゲストゥだったから飲み物代を払うのはそれは可能ではなかった。運は疲れて戻ったり遠のいたりした。僕は少し僕達を暖めようとして僕のフイスキのボトゥルを開け、他の者達も周りに集まった。連隊長は言った。「これは僕がパリを後にしてから僕が飲む一杯目のフイスキだ。」
 中尉が歩哨達の輪から入って来た。「多分僕達は静かな夜を持つだろう。」
 「彼らは4時前に攻撃しない、」連隊長は言った。「君はガンを持っているか?」彼が僕に尋ねた。
 「いいえ。」
 「僕が君に一つ見付けてやろう。君の枕の上にそれを置いとくといい。」彼は丁寧に付け加えた、「僕は君のマトゥリスがかなり固いと気付くだろうと心配している。そして3時30分に臼-砲火が始まるだろう。僕達はどんな集結でも粉々にしてみせる。」
 「これはどのくらい続くと思いますか?」
 「誰が知る?僕達はナム・ディンから更なる連隊を注ぎ込むことℍできない。これはほんの気晴らしだ。もし僕達が2日前にやっつけた以上に助けもなく持ち堪えられれば、それは、誰も口にしていい、勝利だ。」
 風が再び吹き出した、入口に向かってうろついている。帆布のカートゥンがたわみ(僕はパロニアスがアラス織りの壁掛けの後ろでら刺したのを思い出させられた)蝋燭が揺れた。その影が芝居じみていた。僕達は度役者の一座かも知れなかった。
 「君の地位は持ち堪えたの?」
 「僕達が知る限り。」彼はひどい疲労の感を伴って言った、これは何でもない、君は理解している、重要性のない出来事は100キロミタ離れたホア・ビンで何が起こっているかと同等に置く。それが戦闘だ。」
 「もう一杯、連隊長?」
 「ありがとう、いや。それはいいね、君のイングリシュ・フイスキ、しかしそれは必要になる夜のために少し残して置いた方がいい。僕は思うよ、もし君が僕を許してくれるのなら、僕は少し眠って置こうと思う。臼砲が始まった後では誰も眠れない。ソレル大尉、君はファウレアさんが彼が必要とする全て、蝋燭、マチ、リヴァルヴァ(回転式連発拳銃)を持つよう見てあげてくれ。」彼は彼の部屋に入った。
 それは僕達全員に対する合図だった。彼らは狭い貯蔵庫に僕のために床の上にマトゥリスを敷き、僕は木箱に囲まれた。僕はほんの短い時間目覚めていたー床の固さは宿泊所に似ていた。それにしても不思議な事に嫉妬もなく、フオンがフラトゥにいるかしらと思った。今夜、肉体の所有は実に小さい事に思えたー多分その日、僕は余りにも多くの誰にも彼ら自身にさえ属さない死体を見てしまった。僕達はすっかり消費された。僕は寝込んだ時、僕はパイルの夢を見た。彼はステイジで全く一人きりで、堅苦しく、見えないパートゥナに彼の腕を差し出して踊っていた。そして僕は腰掛け、万一の場合に備えて僕の手にガンを持って譜面台のような座席から彼を見つめた。誰一人彼のダンスを妨げる者はいない。プロゥグラムはステイジ脇に置いてあった、英国のミュージク‐ホールの出し物のように、読むと、The Dance of Love”A”証明書。誰かが劇場の後ろで動き、僕は僕のガンを更にしっかり握り締めた。その時僕は目覚めた。
 僕の手は彼らが僕に貸してくれたガンの上にあった、そして彼の手に蝋燭を持って出入り口の中に一人の男が立っていた。かれの目を覆う影を投げかけるスティール・ヘルミトゥを着けていた、彼がパイルだと僕に分かったのは、それは彼が話す時だけだった。彼ははにかんで言った、「貴方を起こして恐縮致しました。彼らは僕がここで眠ってもいいと僕に告げました。」
 「オウ、誰かが僕にそれを貸してくれました。」彼は漠然と言った。彼は軍用装備一式を彼の後に引き摺り込み、羊毛で裏打ちされた寝袋を引っ張り出し始めた。
 「君は非常に上手く身支度しているね。」僕は言った、何故僕達のどちらもここにいるのか思い出そうとしながら。
 「これは普通の旅行用具一式です、彼は言った、「僕達の医療援助ティームの。彼らがハノイで僕に物を貸してくれました。」彼は魔法瓶や小さいアルコホル・ストウヴ、ヘア‐ブラシュ、シェイヴィング‐セトゥや配給のブリキを取り出した。
僕は僕の時計を見た。時間は朝の3時近くだった。
 Ⅱ

パイルは荷を解き続けた。彼は小さいケイスの棚を作った、その上に彼は彼のシェイヴィング‐ミラや道具を置いた。僕は言った、「君は水を少しだって手に入れられるかどうか、僕は分からないと思うよ。」
 「オウ、」彼は言った、「僕は朝の内は魔法瓶で十分持つ。彼は彼の寝袋の下に座って彼のブーツを引っ張って脱ぎ始めた。
 「一体君はどうしてここに行き着いたの?」僕は尋ねた。
 「彼らは我々のトラコウマ・ティームを見る名目で、ナム・ディンまで通らせてくれた。それから僕はボウトゥを賃借りした。」
 「ボウトゥ?」
 「オウ、幾分平底小舟に似たようなものー僕はそれ用の名前を知らない。実は僕はそれを買おうとした。それはそんなにかからなかった。」
 「それで君は一人で川に下りたの?」
 「それは実のところ難しくなかった、貴方も御存知だ、流れは僕に味方した。」
 「君は正気ではない。」
 「オウいや。唯一の真の危険は座礁する事です。」
 「或いは海軍のパトゥロウルかフランスの飛行機によって乱射される事。或いはヴィエトゥミンによって君の喉を切って頂く事。」
 彼ははにかんで笑った。「まあ、僕はとにかくここにいます。」彼は言った。
 「何故?」
 「オウ、そこには二つの理由があります。しかし僕は貴方を目覚めさせたままにして置けません。」
 「僕は眠くない。ガンは直ぐに始動するようにしてある。」
 「僕が蝋燭を動かせば気にしますか?それじゃここでは少し明る過ぎます。」彼は神経質らしかった。
 「一番の理由は何?」
 「そうですね、先日、貴方はこの場所はかなり興味深いと僕に思わせました。僕達がグランガ・・・それにフオンと一緒だった時を貴方は覚えていますね。」
 「そうだね?」
 「僕はそれをちょっとは見て置くべきだと考えました。貴方に本音を言えば、僕はグランガに少し恥じ入りました。」
 「僕には分かるよ。その全てと同様簡単。」
 「そうですねえ、そこにはどんな現実的困難もないですものね?」彼は彼の靴紐で遊び始め、そこで長い沈黙があった。「僕は馬鹿正直であろうとはしない、」
彼は最後に言った。
 「いや?」
 「僕は実のところ貴方を見に来ました。」
 「君は僕を見にここに来たの?」
 「そうです。」
 「どうして?」
 彼は当惑しきって彼の靴紐から見上げた。
「僕は貴方に話さなければなりません―僕はフオンと恋に落ちました。」
 僕は笑った。僕はそうせざるを得なかった。彼は随分唐突で真面目だった。僕は言った、「君達は僕が帰るまで待てなかったの
?僕は来週サイゴンに入るぞ。」
 「貴方は殺されていたかも知れない、」彼は言った。「それじゃあ自慢にもならなかった。それで僕がその時までずっとフオンと遠ざかっていられるかどうか僕には分からない。」
 「貴方が言うのは、貴方がたは離れていた事がある?」
 「もちろん。君は僕が彼女に話すとは思っていない、君抜きで知っている事を?」
 「世間ではやる。」彼は言った。「何時そうなったの?」
 「それは彼女と踊ったシャレでのあの夜だったと思います。」
 「僕はそもそも君達が今まで親密になっているなんて思いもしなかった。」
 彼は悩ましげな様子で僕を見た。もし彼の行いが僕には正気の沙汰ではないように思えても、僕のものは彼にとって明らかに説明しがたかった。彼は言った、「貴方は御存知だ、それはあの館のああした女達全員を見る事だったと思います。彼女達は随分奇麗でした。何故、彼女は彼女達の内の一人だったのかも知れません。僕は彼女を守りたかった。
 「彼女には保護の必要性があると僕は思わない。ミス・ヘイは君を外に招待したの?」
 「はい、しかし僕は行かなかった。僕は距離を保ったままです。」彼はもどかし気に言った、「そりゃあ怖かった。僕はとてもろくでなしと思っていますが、貴方は僕を信じてくれるでしょ、貴方が結婚していたらという事ー何故、僕はこれまで男と彼の妻の間に分け入ったことはありません。」
 「君は奇麗に見える、確かに君は間に入る事が出来る、」僕は言った。初め彼は僕をいらいらさせた。
 「ファウラ、」彼は言った、「僕は貴方のクリスチャン・ネイムを知りません・・・?」
 「タマス。どうして?」
 「僕は貴方をトムと呼んでもいいでしょ?これは僕を一緒に連れて行く気だなと僕は思う。同じ女を愛する事を、僕は言おうとしている。」
 「君の次の行動は何?」
 彼は荷造り用の箱に凭れて気もそぞろに座り直した。「何もかも貴方が知っている事は今は難しく見えます、」彼は言った。「僕は彼女に僕と結婚するよう頼みます、トム。」
 「僕は寧ろ君には僕をタマスと呼んで欲しい。」
 「彼女はまさに僕達の間で選択するしかない、タマス。それは十分に公平です。」しかしそれは公平だったか?僕は寂しさの前兆のうすら寒さを初めて感じた。それは全く根拠がなく、それにしても・・。彼は哀れな恋人かも知れないが僕は哀れな男だった。彼は彼の手の中に対面という無限の財産を持っている。
 彼は脱ぎ始め、僕は思った、「彼にもまた若さがある。」パイルを羨むのは、それは何て悲しいんだ。
 僕は言った、「僕は彼女と結婚できない。僕は故国に妻がいる。彼女は先ず僕と離婚する気はない。彼女は高潔なクライストゥ教徒だーそれがどういう事か君が知っていれば。」
 僕はすまなく思います、タマス。ところで、僕の名前はアルドゥン、もし貴方に関心があれば・・・」
 「僕はかなりパイルに立往生してしまう、」僕は言った。「僕はパイル同様、君の事を思う。」
 彼は彼の寝袋の中に入り、蝋燭の方へ彼の手を伸ばした。「ヒュウ、」彼は言った、「それが終わって僕はほっとしている、タマス。僕はその事を恐ろしく不品行だと思って来た。」彼はもうしないと言ったところで、それはただ余りにも明らかだった。
 蝋燭を外に出した時、外で火炎の光を背にした彼のクルー・カトゥの輪郭が僕には見えた。「いい夜を、タマス。ぐっすり眠って下さい、」するとたちまち、性質(たち)の悪いカマディ(コメディ)のようなそれらの言葉に臼砲は砲撃を開始した、旋回しながら、甲高い音を出しながら、爆発しながら。
 「立派な神様、」パイルが言った、「それは攻撃ですか?」
 「彼らは攻撃を止めようとしている。」
 「まあ、僕が思うに、僕たちのための眠りなど全くそこいらにあるもんか?」
 「睡眠なし。」
 「タマス、貴方がこの全てを受け入れた分けを僕がどう思うか僕は貴方に知って欲しいー僕は貴方は凄い、凄いと思います。そこにそのための他のどんな言葉もない。」
 「ありがとう。」
 「貴方は僕が経験するより世界の事をずっと多く見て来た。ご存知の通り、様々な理由でボストンはちょっとー痙攣を起こしている。喩え貴方がロウエルかカボトゥでなくても。僕は貴方が忠告して下さったらと思います、タマス。」
 「何の事を?」
 「フオン。」
 「もし僕が君だったら僕は僕の戒めを信じようとはしない。僕は台なしにする。僕は彼女を自分のものにして置きたい。」
 「オウ、しかし貴方は率直だ、全く率直だ、僕は分かっています、そして僕達は揃って彼女に関心を持っている。」
 突然、僕は彼の少年らしさにもう耐えられなくなった。僕は言った、「僕は彼女の関心のために、それを惹こうとは思わない。君は彼女の関心を得られる。僕は彼女の体が欲しい。僕は僕と一緒のベドゥの中で彼女を求める。僕は寧ろ彼女を消滅させ、それに彼女と一緒に眠りたい・・・彼女の破滅的関心を求めるより、より」
 彼は言った、「オウ、」弱々しい声で、暗闇で。
 僕は続けた、「君が気にする、それはただ彼女の関心だけだとすれば、神のためにフオンを一人きりにして諦めてくれ。誰か他の女のように彼女には良いところがあるもの・・・」
 臼砲の轟はアングロウ‐サクスンの言葉からボストンの耳を救った。しかしそこにはパイルの容赦のなさという性質が介在した。彼は、僕が都合よく振舞っていたか、また僕が都合よく振舞わなければならないかを決定した。彼は言った、「貴方が何を苦しんでいるのか僕は分かります、タマス。」
 「僕は苦しんではいない。」
 「オウそうです、貴方に限って。もし僕がフオンを諦めるしかないとすると、僕は何が辛いか僕にはよく分かります。」
 「しかし僕は彼女を諦めてはいない。」
 「僕は身体的にもまた身綺麗だタマス、しかしもし僕がフオンが幸せなのを見られるなら僕はその全ての希望を諦めよう。」
 「彼女は幸せだ。」
 「彼女はそうであるはずがないー彼女の立場では、ない。彼女には子供達が必要だ。」
 「君は本当にあのセンスの全くない彼女の姉妹を信じているの・・・?」
 「姉妹は時により多くを知っています・・・」
 「彼女はただ君に見解を売り込もうとしているだけだ、パイル、だから彼女は君がもっとお金を持っていると思っている。それに、僕の神様、彼女はそれを間違いなく売り込んだ。」
 「ぼくは僕のサラリだけ貰っています。」
 「ところで、君はどんな方法にせよ、両替の有利な相場を受取って来た。」
 「心を痛めないで、タマス。こうした事は起こる。貴方以外の誰か他にそれが起こっていたらと僕は思う。」
 「そうだ、『僕達の』臼砲。君は彼女が僕を残していなくなっているかのように話す。、パイル。」
 「もちろん、」彼は確信もなく言った「彼女が貴方と留まる事を選べばいい。」
 「それから君は何をするの?」
 「僕は転居を求めようとします。」
 「何故君は何とか去ろうとしないの、パイル、トゥラブルを起こさないで。」
 「それじゃあ彼女に対して公平にはならない、タマス、」
彼は実に真面目に言った。彼が引き起こしたトゥラブル全ての動機となった方がいい男を僕は今まで知らなかった。彼は付け加えた、「僕は貴方は実にフオンを理解していると思わない。」
 そして数か月後その朝僕の側のフオンと一緒に目覚めながら僕は思った、「とはいえそれで君は彼女を理解したのか?君はこの事態を予期し得たのか?フオンは大層幸せそうに僕の側でぐっすり眠り、おまけに君は死んだ?」時はその遺恨を飼い慣らすが、遺恨は実にしょっちゅう饐えた匂いがする。妻は夫を、愛人は夫人を、親は子を、どちらも、どんな人間でも嘗て他者を理解しようとする者はいなかったというその事実を容認しつつ、僕達は皆理解しようとしない方が無難ではないだろうか?おそらくそれは何故男達が神を創り出したかにあるー受容能力がある者を。おそらく僕が理解されたくても或いは理解したくても、僕は僕自身を騙して確信させようとするだろう、何れにせよ僕はリポータだ。神はひたすら主要記事執筆者のために存在する。
 「そこに準備すべき何か多くの事があると君は確信しているの?」僕はパイルに尋ねた「オウ神の目的のために、フイスキを飲もう。これじゃあ論じるにしてもやかまし過ぎる。」
 「時間が少し早い、」パイルが言った。
 「時間はひどく遅い。」
 僕は二つのグラスに注ぎ出し、パイルは彼のを持ち上げて蝋燭の光にフイスキを透かしてじっと見ていた。彼の手は砲弾が爆発する度に震えた。が、それにしても彼はナム・ディンから無分別な旅をして来た。
 パイルは言った、「僕達のどちらも『幸運を』と言い出せないのは、そりゃあ不思議な事だ。」そうして僕達は何も言わずに飲んだ。

5

僕がサイゴンから離れて一週になるだろうと僕は考えていたが
、僕が引き返す以前に三週近く時間がかかった。初めての地にあって、それは入るために掛かるよりファトゥ・ディエctムから外に出る方がずっと難しいとそれが証明した。道はナム・ディンとハノイの間で寸断され、ともかくそこにいるべきではなかった一人のリポータのために航空輸送機が割(さ)かれるはずがなかった。それから僕がハノイに着いた時、通信員らは最近の勝利のブリーフィングに向けて飛び立っていた、そして彼らを連れ戻す機には僕のために残された席は全くなかった。パイルは彼が着いた朝ファトゥ・ディエムから離れた。彼は彼の使命をーフオンについて僕に話す事を十分に果たし、そこに彼を留め置くものは何一つなかった。臼砲火が5時30分に止むと、僕はぐっすり眠る彼をほったらかして、会議室で一杯のカフィとビスキトゥ数枚から僕が帰った時には彼はそこにいなかった。彼は散歩に行ったと憶測したーナム・ディンから川を下ってその道すがら平底小舟を漕いだのでは、数人の狙撃兵は彼を気にもしなかったのだろう。彼が他者に齎す可能性のある痛みを想像出来なかったと同様、彼は彼自身に向かう痛み、或いは危険を想像出来なかった。ある機会に―何れにせよそれは何ヶ月か後だったー僕は自制心を失くし、その中に彼の足を突き刺した、痛みの中にのつもりで僕は言っている、如何に彼が顔を背け、当惑して彼の汚れた靴を見たか、僕は思い出して言った、「僕は僕が公司に会う前にピカピカにしなきゃ。」僕はその時分かった、彼がヨーク・ハーディングから学んだ形式に彼の言葉を、すっかり嵌め込んでいた。それでもなお彼は彼なりに真剣だった。犠牲は他者によって皆支払われたという事、それは一致した、ダコウに向かう橋の下、あの最後の夜までは。
僕はパイルどういうつもりだを学んだ、それは僕がサイゴンに帰った時だけだった、僕が僕のカフィを飲んでいる間に上陸用舟艇に彼を乗せるよう若い海軍将校を説得した、ナム・ディンで定期パトゥロウルの後、こっそりと彼を途中で降ろして。
 運は彼と共にあり、彼は道が公式に寸断されると考えられた2-4時間前に彼のトゥラコウマ・ティームと一緒にハノイに引き返した。僕がハノイに着いた時、彼は彼は南にとっくに去っていた、プレス・カムプのバーマンに一冊のノウトゥを僕に残して。
 「親愛なるタマス、」彼は筆を進めた、「前日の夜、貴方がどれほど胸がいっぱいだったかを僕は貴方に話し始められない。僕は貴方に僕の心は僕の口の中にあったと明かせる、貴方を捜してあの部屋の中をうろうろした時は。」(川を下る長い乗船時、それはどこにあったのか?)何事もそんなに穏やかに受け容れようとした男はそこいらに余りいない。貴方は凄い、そして僕は僕がしたのと同じくらい卑劣だと半分も思わない。今それを僕は貴方に打ち明ける。」(彼にはそれが唯一重要だったのか?僕は憤慨してあれこれ思った、そしてなお僕は彼がそれをそんな風にするつもりはなかったという事を知った。彼にはあらゆる出来事は彼が卑劣だと思わなければ、すぐにより幸せになるのだろうー僕はより幸せになるだろう、フオンはより幸せになるだろう、全世界はより幸せになるだろう、しみったれ大使館員とこうしでさえ。春がインド‐チャイナに訪れた、今もはやパイルは卑劣ではなかった。)「僕はここで2-4時間貴方を待った、しかし僕は今日出発しなければ一週間サイゴンに戻らない事になる、そして僕の現実の仕事は南にある。貴方を訪ねるためにトラコウマ・ティームを運営している青年に話したー貴方は彼を好きになるでしょう。彼らは立派な青年で、人間の力量に会った仕事をしています。ともかく僕は貴方に先立ってサイゴンに戻っていますので心配しないで下さい。僕は約束します、貴方が帰るまで僕はフオンに会わないと。僕はどんな点に於いても公正ではなかったと後で思いたくありません。真心を込めて、貴方のアルドゥン。」
 再びその穏やかな想定、その「後で」はフオンを失わざるを得ない僕にそれはなる。厚かましさは為替の相場に基づくのか?僕達は英貨の質についてよく話したものだ。僕達は今やドル愛について話し出したのか?ドル愛は、もちろん、結婚と年少者と母の日を含むだろう、喩え後でレノ或いはヴァージン諸島を或いは彼らが今日彼らの離婚のために出かける何処も彼処も含むにしても。ドル愛は都合の良い意図、明瞭な分別、やがて地獄へと誰彼となく道連れに。しかし僕の愛は何のつもりもなかった。それで未来があからさまになった。人にできた事は何でも、厄介ではない未来を作るため、それが訪れた時、徐々に未来を切り開くための試みであり、阿片でさえそこではその価値を持った。しかし僕がフオンに切り開こうとする初めての未来はパイルの死でしかないという事を僕は予感すらしなかった。
 僕は向かったー僕には為すべきより良いことは何もなかったからー記者会見に。グランガが、もちろんそこにいた。若くて美し過ぎるフランス人の連隊長が議長を務めた。彼はフランス語で話し、後輩の将校が通訳した。フランスの通信員らは、ライヴァルのフトゥボール・ティームのように一緒に座った。僕は連隊長が何を語っているかを僕の心に留めるのは、それは困難だと気付いた、その間中、それはフオンへと取り留めもなく思い返したが、一人その思いに至ったーパイルは正しい、やがて僕は彼女を失うと想像するがいい、一人ここから何処へ向かう?
 通訳が言った、「連隊長は、敵は痛烈な敗北と耐え難い損失をこうむりました。最後の派遣隊は現在即席に作った筏ででレドゥ・リヴァを横断して彼らの引き返す道を作っています。彼らは空軍によってその間中砲撃されていると話しています。」連隊長は彼の手を上品な黄色い髪に通して走らせ、彼のポインタを振り回しながら飛び跳ねて壁の長い地図を思い通りに下げた。アメリカ人の通信員が尋ねた、「フランスの損失はどんなものですか?」
 連隊長は、質問の意味するところを完全によく知っていたーそれは会見のこのステイジに通例置かれていた。、しかし彼は躊躇った、ポインタは人気のある校長のように優しい微笑と共に持ち上げられた、それが通訳されるまで。それから彼は忍耐強い曖昧な表現で答えた。
 「連隊長は我々の損失は大した事はなかったと言っています。正確な数は未だに知られていないません。」これが何時もトゥラブルの合図だった。早かれ遅かれ彼の手に負えない部類を扱うために決まり文句を探したのだと、或いは校長は規律を守る事でもっと有能な彼の有能な成員の任命をしたのだろうと僕は思った。
 「連隊長は我々に本気で話していますか?」グランガが言った、「彼には敵の死者を数える暇があり、彼の味方にはない?」
 辛抱強く連隊長は彼の言い逃れ網を張った、彼は完全に十分に分かっていても他の質問で再び壊されるだろう。フランスの通信員らは憂鬱そうに黙って座っていた。アメリカの記者らが告白へと連隊長を駆り立てたら、彼らはそれを素早く呑み込む事になるだろうが、彼らは彼らの同国人に餌を仕掛ける事には参加しないだろう。
 「連隊長は、敵の軍事力は行き過ぎになりつつあると言います。射撃歩兵正規軍の後ろで死者を数える事、それは可能です、戦闘がなおも進行中の間、貴方がたは前進するフランス部隊から数字を期待する事はできません。」
 「それは我々が期待する事ではない。」グランガが言った、「それはエタトゥ首相が何を知り、知らないかだ。あの小隊が、彼らの携帯用無線電話によって生じるのと同様に、彼らの死者数を報告しないという事を我々に貴方は本気で話していますか?」
 連隊長の気分はすり減り始めていた。もし、僕は思った、彼がスタートゥから我々のはったりを呼び覚まし、彼は数字を知ってはいるが言わないんだと我々にしっかり話してさえいたら。結局それは彼らの戦争で我々のではなかった。僕達は神が‐授けた報道に応じる権利を少しも持たなかった。僕達はレドゥとブラク・リヴァの間のホ・チ・ミン軍隊同様パリスの左‐翼代理人らを戦わせようとも思わない。僕達は死に足を掛けたりしない。
 連隊長は突然、フランスの死傷者数は1対3の比率でしたという報告を鋭い口調で言い、それから僕達に彼の背中を向け、ひどく立腹して彼の地図を見つめた。これらの者は死んだ彼の部下だった、サン・シルの同じクラスに属している彼の同僚の将校達ー彼らはグランガのためにあるような数字ではない。グランガが言った、「今我々は何処かを手に入れつつある、そして白痴めいた勝利感と共に彼の同僚らをじろじろ見回した、表好きのフランス人は彼らの暗澹たる記録を書き留めた。
 「それじゃあカリア語(朝鮮語)で言われてもかまわない以上だ。」僕は意図的な誤解と共に言ったが、僕はグランガに新たな輪郭を与えただけだった。
 「連隊長に聞け、彼は言った、「フランス軍は次に何をするつもりですか?彼はブラク・リヴァを渡って敵は退却中だと言いますが・・・」
 「レドゥ・リヴァ、」通訳者は彼を正した。
 「川の色がどんなものかを僕は気にしない。何を我々が知りたいかは、フランス軍が今何をするつもりかだ。」
 「敵は飛行中です。」
 「彼らが向こうに着いた時、何が起こりますか?貴方ならその時どうしようとしますか?貴方は向こう側の土手に腰を下ろしそれで終わるつもりですか?」フランの将校はグランガの威張り散らしている声に希望のない忍耐と共に耳を傾けた。謙遜でさえ、今日、兵士に求められる。
「貴方は彼らにクリスマス・カードゥを落とすつもりですか?」大尉は用心深く通訳した、フレイズ、クリスマス・カードゥにさえ。連隊長は寒々とした微笑を僕達に贈った。「クリスマス・カードゥではなく、」彼は言った。
 連隊長の若さと美しさは格別グランガを苛々させた。連隊長はー少なくともグランガの通訳によってではなかったー男はうってつけの男だ。彼は言った、「貴方がたは他の多くを落としていない。」
 連隊長は突然上手な英語で話した。彼は言った、「もしアメリカ人によって約束された補給品が着いたら、我々はもっと落とそうと思わなければならない。」彼は実際その上品さにもかかわらず飾り気のない男だった。彼は、新聞通信員はニューズよりもっと彼の国の名誉に関心があると信じていた。グランガは厳しく言った(彼は有能だった、彼は彼の頭に日付を十分に持ち続けた)、「9月の初めのために約束された補給品が全く届かなければという事を貴方は言っているのか?」
 「いいえ。」
 グランガは彼のニューズを手に入れてしまった、彼は書き始めた。
 「僕は済まなく思います、」連隊長は言った、「それは印刷用ではありません、それは背景用です。」
 「しかし連隊長、」グランガが異議を唱えた、「それはニューズだ。我々はそこで貴方がたを救える。」
 「いいえ、それは外交官用の内容です。」
 「それにはどんな不都合がありますか?」
  フランスの通信員らは途方に暮れた。彼らは実に少ししか英語を話せなかった。連隊長はルールを破ってしまった。彼らは揃って業を煮やしてぶつぶつ言った。
 「僕は決して裁判官ではありません、」連隊長は言った。
「おそらくアメリカの新聞は言うだろう、『オウ、フランスは何時も文句を言う、何時も物乞いをしている。』そしてフランスではカミュにストゥらが訴えるだろう、『フランスは彼らの血をアメリカのために撒き散らしているのにアメリカは中古のヘリカプタさえ送ろうとしない。』それは良い事なんかしない。その結果我々には未だにヘリカプタ一機もなく、その上敵は未だそこに、ハノイから50マイルにいるだろう。」
 「少なくとも僕は印刷できるでしょ、貴方がたはヘリカプタをやけに必要としているという事を?」
 「貴方は言う事はできます、」連隊長は言った、「その6ヶ月前、我々はヘリカプタ3機を持ち、今我々は一機持っています。一機、」彼は驚く程の恨みのようなものを持って繰り返した。「貴方は言ってもいい、もし人一人がこの闘いで傷を追えば。ひどく傷付ける、まさに傷付けるのではなく、彼は彼がおそらく死人だと自覚している。12時間、2-4時間おそらく担架で傷病兵輸送機、それから傷んだトゥラクへ、故障、ひょっとすると待ち伏せ、壊疽。即座に殺される事、その方がいい。」フランスの通信員らは前に身を乗り出した、共感を示そうとして。「貴方はそれを書く事が出来ます、」彼は言った、彼の肉体美の所為でより毒々しい全員を見ながら。「通訳、」彼は命令し、英語からフランス語への翻訳に精通していない任務、大尉を残して部屋の外に歩いて出た。
 「痛いところで彼を圧倒した、」グランガは満足して言い、彼は彼の電報を書くためにバーの側のコーナに入った。僕のは長くかからなかった。検閲官が通すに決まっているファトゥ・ディエムから。僕が書く事ができたそんな所には何もなかった。喩えストーリが十分立派に見えたとしても、僕はホン・コンへ飛び、それをそこから送る事はできたが、どんなニューズでも排除を賭けてやるに十分だったのか?僕はそれを疑った。排除は全人生の終わりを意味する、それはパイルの勝利を意味し、そしてそこへ、僕が僕のホテルに戻った時、僕の書類棚で待っていたのは、事実、彼の勝利、業務の終わりー昇進の祝電だった。ダンテは運命付けられた彼の恋人達のためにあのネジ釘の回転を考え出すことはなかった。パオロは浄罰に昇進することななかった。
 僕は、僕のものがない部屋へと二階に向かい、冷水の栓を滴らせながら(ハノイのそこには温水はなかった)蚊帳の束を頭の上の膨れ上がった雲のように持って僕のベドゥの縁に座った。僕は新しい外国の編集者になる予定だった、毎日午後3時半に、リフトでロードゥ・サリスベリの飾り板のあるブラクフライアズ駅近くの気味の悪いヴィクトーリア朝のビルディングに着く事になっていた。彼らはサイゴンからいいニューズを送り続けて来た、するとそれが既にフオンの耳に届いていたのかなと思った。僕はもはやリポータであってはならなかった。僕は意見を持たなければならなかった、パイルとの競争に僕の最後の望みを奪われた虚しい名誉の代わりに。僕は彼の純潔と対等であるために経験して来た、年齢は性的ゲイムで遊ぶには若さ同様切り札になったが、今や僕は提供すべき12の限られた未来さえ持たない、前途はトゥラムプだった。僕は死の機会を運命付けられた最もホウムシクな将校を羨んだ。僕は涙を流したかった、それにしても送水管が温水パイプのように乾いていた。オウ彼らは家を持ったはずだー僕はただ僕のカティナトゥ通りの僕の部屋だけでいい。ハノイの日没後はそりゃ寒くて、明かりはサイゴンのそれらのものより低電圧で、女達のより暗い衣服や戦争という事実にずっと合っていた。僕はガムベッタ通りをパクス・バーへと歩いて上ったー僕は上級フランス将校、彼らの妻達や彼らの女達と一緒にメトゥロポウルで飲みたくなかった、そして僕がバーに着いた時、僕はホア・ビンの方に銃の遠いドゥラミングに気付いた。昼間、それらは交通の‐騒音に浸されたが、輪タク運転手が賃貸しに精を出す所、自転車のベルのトゥリングの間以外今は何もかも静まり返っていた。ピエトゥリは彼の何時もの場所に座った。皿の上の西洋梨のように彼の方の上に座る奇妙な長く伸びた頭蓋骨を持っていた、彼は公安将校でパクス・バーを所有する奇麗なトンキン と結婚していた。彼は故国に帰りたがる特別な願望を持たない変わった男だった。彼はコーシカン(コルシカ人)だったが、彼はマーセイルズ(マルセイユ)を好み、彼はどんな日もマーセイルズに向かうガムベッタ通りの舗道上の彼の席を好んだ。僕は、彼は既に僕の電報の中身を知っているのかと思った。
 「821?」彼は尋ねた。
 「何故,ない?」
 僕達は投げ始め、僕は、ガムベッタ通りやカティナトゥ通り、ヴァマス・カシスのフラトゥの味わい、ダイスの素朴なカチッという音、それに地平線のの周りのクロク・ハンドゥのように移動している砲火から離れて、また嘗てのように暮らしを始められるという事、それは不可能に思えた。
 僕は言った、「僕は帰るつもりだ。」
 「家へ?」ピエトゥリは尋ねた、4-に-1を投げながら。
 「いや、イングランドゥ。」

PART TWO

パイルは一杯と称したものに因んで自ら招待していた。しかし僕は、彼は実際飲まないのをよくよく知っていた。何週間もの旅行の後、あのファトゥ・ディエムでの突拍子もない出会いはほとんど信じ難いように思えた:それどころか会話の細部はほとんどはっきりしなかった。それらは古代ロウムの墓石上の欠けた文字、僕の学問の偏見に従った欠落の中の考古学者の詰め物、僕のようだった。彼が僕の足を引っ張って来たという事、また会話は真の目的のために、手のこんだ,おどけた偽装だったという事、その事が僕の頭にありはした、彼は諜報と呼ばれた非常に馬鹿げたそうした軍務の一つに従事していた、その事は既にサイゴンの噂話だったから。ひょっとしたら彼は第三勢力寄りの米軍の手はずを整えていたのではー主教のブラスバンドゥ、その全員が彼の若い脅えた無給の徴募兵に属して残されていた。ハノイで僕を待っていた電報を僕は僕のパキトゥにしまって置いた。フオンに話したところでそこに何の意味もなかった、僕達はま、涙と口論を道連れに別れ、数か月を毒することになるだろうから。僕はもし彼女が出入国管理事務所に関係しても最後の瞬間まで僕の出国許可を得に行こうともしなかった。
 僕は彼女に話した、「パイルは6時に来る事になっている。」
 「私は私の姉妹の所に出掛けて会うつもりなの、」彼女は言った。
 「彼は貴女に会いたいんだろうと思うよ。」
 「彼は私も私の家族も好きではないの。貴方が遠くに出掛けていた時、彼は私の姉妹の所に一度も来なかった、それでも彼女は彼を招待して来たの。彼女はとても傷付けられた。」
 「貴女は出掛けなくていい。」
 「もし彼が僕に会いたければ、彼はマジェスティクに僕達を招待しただろう。彼は個人的に貴女に話しをしたがっているー仕事について。」
 「彼の仕事は何?」
 「人は彼は随分多くの物を輸入していると言うよ。」
 「どんな物を?」
 「麻薬、医薬・・・」
 「それらの物は北のトゥラコウマティームのためにある。」
 「多分。税関はそれらを開けてはいけない。それらは外交上の小包みだ。それなのに一度そこで手違いがあったーその人は解雇された。第一書記官は全ての輸入を止めるよう脅された。」
 「箱の中に何があったの?」
 「プラスティク。」
 「貴方は爆弾の事を言っているの?」
 「いや。まさにプラスティク。」
 フオンがいなくなった時、僕は故国に書いた。ロイタ社からの男は数日で香港へ出発するつもりで、彼はそこから僕の手紙を郵送できた。僕の訴えはは絶望的だと僕は自覚していた、しかし僕は後で僕自身を叱責するつもりはなかった、あらゆる可能な措置を取る事もないのだから。彼らの通信員を代えるには、これは相応しくない時期でした、と僕は編集長に書いた。5がパリスで死にかけていた。フランス軍はホア・ビンから一斉に撤退する事についてだった:北には、今まで、より増大する危険性はなかった。僕はリポータだった、僕は何事につけてもまるでまともな見解など持たなかった。最後のペイジで、僕は個人的立場で彼に懇願さえした、にもかかわらずどんな人間味がある共感も裸にする‐明かりの下で生き残られたためしはありそうもなかった。緑色の目の‐陰影、決まり文句の間にー「新聞という利益」「情勢需要・・・」
 僕は書いた;個人的理由のために、僕はヴィエトゥナムから移動させられる事になると非常に不幸です。僕はイングランドゥで僕の最高の仕事をする事ができると僕は思っていません。そこには単に金銭的のみならず家庭の緊張があります。本当に、もし僕にその余裕ができたら、連合王国にいるより寧ろ僕は辞職します。貴方は僕の事をひどい通信員だと気付いたと僕は思いません、それに僕が貴方に求める最初のお願いです。」僕は僕の異議の強さを示す事と同様、ただこれを書くしかありません。それから僕はファトゥ・ディエムの戦闘に関する僕の記事に目を通した、やっとホン・コンの日付と場所の下で投函されるようにそれを送り出せた。フランス人は真剣に、今はもう異議を唱えようとしないー包囲攻撃は解除された:敗北は勝利のように演じられもしよう。それから僕は編集者宛ての僕の手紙の最後のペイジを引き裂いた。それは役に立たなかったー「個人的な理由はただ陰険な冗談の話題になるだけだ。あらゆる通信員は、それは憶測された、彼の現地の女がいると。編集者は夜の‐編集者に冗談を言うだろう。彼はストゥリータムの彼の半ば独立した郊外住宅に対する羨望癖を返上しようと、彼がグラスゴウから何年も前に彼と一緒に連れて来た忠実な妻の側でそれと一緒にベドゥの中でよじ上ろうとした。僕は、何の容赦もない家というものがとてもよく見えたー壊れた三輪車が玄関にあった、そして誰かが彼の好みのパイプを壊してしまった;そして居間のそこに繕われるためにバトゥン(ボタン)を待つ子供のシャートゥがあった。「個人的理由」:プレス・クラブで飲みながら、僕は彼らのフオンについての冗談によって思い出させられたくはない。
 そこにドアのノクがあった。僕がパイルのためにそれを開けると彼の黒い犬が彼の前でうろついていた。パイルは僕の肩の向こうを見て、部屋に誰もいないのに気付いた。「僕は一人だよ、」僕は言った、「フオンは彼女の姉妹と一緒だ。」彼は赤面した。僕は彼がハワイイ・シャートゥを着ているのに気付いた、たとえばそれは色やデザインで比較的抑えられていたが。僕は驚いた:彼は非アメリカ的活動を非難されたのか?彼は言った、「僕は、僕が仕事の邪魔をしなかったと願う・・・」
 「勿論していない。一杯飲む?」
 「ありがとう。ビア?」
 「済まない。僕達はー僕達はアイスのために冷蔵庫を持たない。」
 「スコチはどう?」
 「少量のを、もし貴方が気にしないのなら。僕は強いリカーにあまり熱心ではない。」
 「オン・ザ・ロクを?」
 「ソウダをいっぱいーもし貴方が不足していなければ。」
 僕は言った、「僕は君にファトゥ・ディエム以来会ってなかった。」
 「貴方は僕のメモを手に入れましたね、タマス?」
 彼は僕のクリスチャン・ネイムを使った時、それは宣言のようだった、彼はおどけていたのではないという、彼は隠していたんじゃないという、彼はフオンを手に入れたくてここにいるという。僕は彼のクルー・カトゥが最近刈り込まれたという事に気付いた;ハワイイ・シャートゥまで雄の機能を供給していたのか?
 「僕は君のメモを手に入れた、」僕は言った。「僕は君を殴り倒すべきだと僕は思う。」
 「当然、」彼は言った、「貴方は全て正しい、タマス。しかし僕は大学でボクシングをしたーそれに僕ははるかに若い。」
 「いや、それは僕には良い動きではないでしょ?」
 「貴方は知っている、(僕は、貴方は同じ様に思うと確信している)、僕は彼女の背中の後ろでフオンの事を話し合うのは好きではない。僕は彼女がここにいるだろうと思った。」
 「じゃあ、僕達は何を話し合いましょうかープラスティク?」僕は彼を驚かせるつもりではなかった。
 彼は言った、「貴方はその事を知っていますか?」
 「フオンが僕に話した。」
 「どうして彼女にできた・・・?」
 「君はそんなの町じゅうだと確信していい。それに関して何がそんなに重要か?君は玩具の商売に入るの?」
 「僕達は僕達の助力の詳細を周辺で失敬するのを好まない。国会がどのようなものか貴方は御存知だ。その後誰もが上院議員を訪ねます。僕達は、僕達のトゥラコウマ・ティームに関する数多くのトゥラブルを抱えているのも、彼らは他の物の代わりにある麻薬を使っているから。」
 「僕は未だにプラスティクが吞み込めない。」
 彼の黒い犬は多過ぎる空間を一人占めして床に座っていた、喘ぎながら;その舌は焦げたパンケイクのように見えた。パイルは漠然と言った、「オウ、貴方にはお見通しだ、僕達は彼らの足の上のこうした地元の産業の何れかを手に入れたい、だから僕達はフランス人には気を付けなければならない彼らはフランスで買ったあらゆる物を欲しがる。」
 「僕は彼らを責めない。戦争は金を必要とする。」
 「貴方は犬が好きですか?」
 「僕は、ブリティシュは大変な犬好きだと思っていました。」
「僕達はアメリカはドル好きだと思う、がそこには例外があるに違いない。」
 「デューク(公爵)なしにどうやって行くか、僕には分かりません。貴方には分かる、僕はあまり繕うのは寂しいと思います。」
 「君は君の支局に大勢の仲間を得た。」
 「僕がこれまでに飼った一番の犬はプリンスと呼ばれた。僕は彼を最終的にブラク・プリンスと呼んだ。貴方は御存知だ、そいつが誰か・・・」
 「リモゲスで女、子供全てを大虐殺した。」
 「僕はそれを覚えていない。」
 「歴史の本はその上辺を飾った。」
 僕は痛みや失意の様子が彼の眼差しや唇に触れるのを何度も何度も見る事になった、現実が胸に秘めるロマンティクな思いと合致しなかった時、また彼が愛し或いは敬服する誰かが彼が定めた不可能な水準以下に落ちた時。一度、僕は覚えている、僕がヨーク・ハーディングを事実の甚だしい誤解に窮地に陥れたのを、そこで僕は彼を慰めようとした:「過ちを犯すのが、それが人だ。」彼は苦笑いをして言った、「貴方は僕を馬鹿だと思ってしまうでしょう、がーまあ、僕はほとんど彼は誤る事がないと思っていました。」「僕の父は彼が会った唯一の機会に大いに彼に惹かれましたが、僕の父はおだてにくい。」
 デュ―クと呼ばれたその大きな黒い犬は空気に正当性を樹立するのに十分長く喘ぎながら、部屋を探し回り始めた。
 「君は君の犬にじっとしているよう頼めないの?」僕は言った。
 「オウ、僕は本当にすみません。デュ―ク、デュ―ク。座れ、デュ―ク。」デュ―クは座り彼の陰部を騒々しく舐め始めた。僕は僕達のグラスを満たし、デュ―クのトリトゥ(トイレ)を妨げるよう通りがかりにうまく処理した。静けさは実に短時間続いた;彼は自分自身をひっかき始めた。
 「デュ―クはひどく聡明です、」とパイルが言った。
 「プリンスに何があったの?」
 「僕達はカネチカトゥ農場で降り、彼は轢かれてしまいました。」
 「君は狼狽した?」
 「オウ、僕は大変心配しました。彼は実に事情を詳しく話したが、誰でも弁えようとする。何も彼に元に戻る物はない。」
 「それでもし君がフオンを失っても、君は弁えるつもり?」
 「オウ、はい僕はそう望みます。それで貴方は?」
 「僕はそれはどうかなと思う。僕なら殺人鬼のように暴れ回ったろうに。君はそう思った事があるだろ、パイル?」
 「僕は貴方にはアルドゥンと呼んでほしい、タマス。」
 「僕はかえって嫌だ。パイルは手に入れたー親交を。君はその事を考えた事があるの?」
 「もちろん僕はありません。貴方は僕が今までに知り合った最も率直な男の人です。何時貴方がどのように行動したか僕は覚えている、僕が干渉する時・・・」
 「もしそこに攻撃があって君が殺されたらそれは何て都合のいい事だろうと、僕が眠りに就く前に考えた事を僕は思い出すよ。ヒーロウは死んだ。デモクラシのために。」
 僕を笑わないで、タマス。」彼は彼の長い足を窮屈そうに変えた。「僕は貴方に対して少し口が利けないように見えなければいけないが僕は分かっています。貴方がからかっている時は。」
 「僕は否だ。」
 「貴方は白状すれば、彼女にとって最高の何かが貴方は欲しいんだと僕は知っています。」
 それはその時だった、僕はフオンの足音を耳にした。僕は、彼女が戻って来る前に彼が言ってしまえばと、可能性に反して僕は望んだ。彼もまたそれを聞き、それと認めた。彼は言った、「そこに彼女はいます、」それにもかかわらず彼は、彼女にフトゥボールを覚えるのにたった一晩を設けた。犬でも起きてドアの側に立った、それを僕は涼しさのために開けっ放しにして置いた、ほとんど彼がパイルの家族の一員として彼女を受け入れたかのようだった。僕は一介の指導者だった。
 フオンが言った、「私の姉妹はいなかったわ、」
それからパイルを用心深く見た。
 僕は、彼女は真実を話しているか或いは彼女の姉妹が彼女に急いで帰るように命令したのかしらと思った。
 「貴女はパイルさんを覚えている?」僕が言った。
 「僕はまた貴方に会えてとても嬉しい、」彼は言った、赤面しながら。
 「コメントゥ?」
 「彼女の英語はさほどうまくはない、」僕は言った。
 「僕は僕のフランス語がひどいとびくびくしています。僕はレスンを受けていますが。ですから僕は理解はできますーフオンがゆっくり話そうとして下されば。」
 「僕は通訳者として働こう、」僕は言った。「地方の訛りは幾らか慣れて来る事を必要とします。さて君達は何を言いたい?座って、フオン。パイルさんは殊の外君に会いたくて、いらっしゃた。君確かだね、」僕はパイルに念を押した。「君達は僕に君ら二人だけにして置いてほしくない?」
 「僕は僕が言って置きたい全てを貴方が聞いてくれたらと願う。それは公平ではない、そうでなければ。
 「じゃあ始めよう。」
 彼は厳粛に言った、彼はフオンに測り知れない愛と敬意を持ってしまったという事を、情熱によって彼は学び取った適役かのように。彼は、彼が彼女と踊った夜から今までそれを感じた。「素晴らしい館」中を旅行者の一団に案内している一人の執事についてちょっと僕は思い出させられた。素晴らしい館は彼の情熱だった、そしてその家族が住む私的なアパートゥマントゥの事を、僕達はただ素早くこっそり伺えた。僕は彼に細心の注意を払って翻訳したーそれはそんな風に下手にも響いた、そしてフオンは静かに座っていた、彼女の膝の中で彼女の手を持って、まるで彼女が映画に耳を傾けているかのように。
 「彼女はそれを理解しましたか?」彼は尋ねた。
 「僕が話せるところまでは。君はそれに僅かな熱意を足す事も僕に望まないの?」
 「オウ、いや。」彼は言った、「是非訳して下さい。僕は感情的に彼女を左右したくない。」
 「僕は分かる。」
 「僕は彼女と結婚したいと彼に話してほしい。」僕は彼女に話した。
 「彼は何て言いました?」
 「彼女は君が本気かどうか僕に尋ねた。僕は、君は真面目なタイプだと彼女に話した。」
 「僕はこれは微妙な立場だと思う、」彼は言った、「僕の事を訳すよう貴方に頼む事。」
 「かなり微妙。」
 「しかしそれは非常に自然のようにも思える。結局、貴方は僕の最高の友人だ。」
 「そういうのは、そりゃあ君だけだ。」
 「僕は、貴方より早くトゥラブルに立ち向かおうとする、そこには誰もいない、」彼は言った。
 「そして僕は、僕の女と恋仲になる事は一種トゥラブルだと思うけど?」
 「もちろん。僕はそりゃあ貴方以外の誰かだったらと思います、タマス。」
 「じゃあ、彼女に僕が何を言おうか、次に。彼女なしに君は生きられないとでも?」
 いいえ、それは情緒的過ぎます。それじゃあどちらも全く真に迫っていない。僕は何処かへ行くしかない、もちろん、しかし人が全てを乗り越えて手に入れる。」
 「君が、何を言うべきか考えている間、もし僕が僕自身のために一言差しはさめば君は気にする?」
 「いいえ、当然ではないけれどそれこそ公平そのもの、タマス。」
 「さて、フオン、」僕は言った、「君は彼のために僕の許を去るつもり?彼は君と結婚する気だ。僕は出来ない。貴女は何故かを知っている。」
 「貴方はどこかへ行くつもりなの?」彼女は尋ね、僕はパキトゥの中の編集者の手紙の事を考えた。
 「いや。」
 「決して?」
 「どのように人はそれを誓える?彼はどちらも出来ない。結婚は破綻する。しばしば彼らは僕達の場合よりもっと性急に破綻する。」
 「私は行きたくない、」彼女は言いはしたが、そのセンテンスは気休めにはならなかった;それは表現されない「しかし」を含んだ。
 「パイルは言った、「僕はテイブルの上に僕の全カードゥを置くべきだと思う。僕は裕福ではない。しかし僕の父が死ぬ時、僕はおよそ5万ダラを手にするでしょう。僕は十分健康ですー僕はほんの2ヶ月前、医療証明書を手に入れた所で、僕の血液型を彼女に知らせる事ができます。」
 「僕はそれをどう訳せばよいか分からない。それは何に役立つのか?」
 「そうですね、僕達が二人で子供達を持てるかどうか確かめるために。」
 「それは、アメリカでは君達がどのように愛情を育むのか、ですかー収入の桁と血液型が?」
 「僕は分かりません、僕は以前それをした事はありません。おそらく家では僕の母が彼女の母親に話すでしょう。」
 「君の血液型について?」
 「僕を笑わないで、タマス。僕は昔気質だと思う。僕はこの立場に少し戸惑っていると貴方には分かる。」
 「僕もそうだよ。それを中止して彼女のためにサイコロを振るのがいいと君は思わないか?」
 「今は貴方はタフであるように装っています、タマス。貴方はあなたなりに僕がそうしているように彼女を愛している事は知っています。」
 「それじゃあ、続けよう、パイル。」
 「彼女に話して下さい、僕はすぐに順調に僕を愛すよう彼女に期待してはいませんと。そういう事はその内解決する者です。何れにせよ、僕が上げられるものは安心と尊厳だと彼女に話して下さい。それはそんなに刺激的に響かないが、おそらくそれは情熱より都合がいい。」
 「彼女は何時でも情熱を手に入れられる;」僕は言った、「君の自家用運転手と、君が勤務を離れる時。」
 パイルは赤面した。彼は決まり悪そうに立ち上がって言った、「それは汚れた裂け目です。僕は彼女を辱めようと思った事はありません。貴方には何の正当性もない・・・」
 「彼女は未だ君の妻ではない。」
 「貴方は彼女に何を上げられます?」彼は怒って尋ねた。
 「貴方はイングランドゥに出発する時、200ダラ或いは貴方は家具と一緒に彼女を積んで通すつもりつもりですか?」
 「その家具は僕のものではない。」
 「彼女はどちらのものでもない。フオン君は僕に嫁ぎますか?」
 「血液型についてはどう?」僕は言った。「それに健康証明書。君は彼女のを必要とするでしょ、きっと?多分君は僕のものも持つべきだ。そして彼女の天宮図・・・いや、あれはインディアンの風習だ。」
 「君は僕に嫁ぐ?」
 「それをフランス語で言えよ、」僕は言った、「僕はもしこれ以上君のために通訳すれば地獄に落ちる。」
 僕は立ち上がり、すると犬が呻った。それが僕を怒り狂わせた。「君のいまいましいデュークに 静かにするよう言ってくれ。これは僕の家だ、彼のじゃない。」
 「君は僕に嫁ぐ?」彼は繰り返した。僕はフオンに言った、「どこかへ行って、彼と一緒に犬を連れて行くように彼に話しなさい。」
 「今直ぐ僕と一緒に出て行こう。」パイルは言った。「僕と一緒に。」
 「いいえ、」フオンは言った、「いいえ。」僕達両者の怒りの全てが消えた;それはそれと同じように単純な問題だった:それは二文字の一言で打開され得た。僕は莫大な安心感を得た;パイルは彼の口を少し開け、彼の顔に当惑の表情を浮かべたままそこに立ち尽くした。彼は言った「彼女はいいえと言いました。」
 「彼女は意外と英語通です。」僕はたちまち吹き出しそうになった:僕は二人揃って互いを詰(なじ)り合うなど、なんてお笑い種(ぐさ)。僕は言った、「座ってもう一杯スコチを、パイル。」
 「僕は行くべきだと思います。」
 「道を得ようとする人。」
 「貴方のフイスキを全部飲んじゃいけない、」彼は呟いた。
 「僕は公使館を通して僕が欲しいものなら何でも手に入れる。」僕はテイブルの方へ動いた、すると犬はその歯を剥き出した。
 パイルは怒り狂って言った、「座れ、デューク。お行儀よくしなさい。」彼は彼の額の汗を拭い去った。「僕は、大変申し訳ありません、タマス、喩え僕が何か言っても僕はそのつもりではない。僕は何が僕より勝るのか知りません。」彼はグラスを取り、物欲しそうに言った、「最高の男が勝ちます。ただどうか彼女を捨てないで、タマス。」
 「もちろん僕は彼女を捨てない、」僕は言った。
 フオンは僕に言った、「彼は一服したいのでしょうか?」
 「貴方は一服したい?」
 「いいえ、ありがとう。僕は阿片に関係しません、僕達は勤務中に厳しい規則を持ちます。僕はただこれを飲み干すだけで止めておきます。僕は、デュークの事は申し訳ありません。彼は規則通り大変静かです。」
 「夕食を準備するまでいて下さい。」
 「僕は思います、もし貴方が気にしなければ、僕は寧ろ一人になりたい。」彼はどっちつかずの、歯だけ出した笑いを見せた。「人々は、僕達は二人共かなり奇妙に振舞うと言うだろうなと僕は思います。僕は貴方が彼女を妻に出来ればいいのにと思います、タマス。」
 「君は本当にそうなの?」
 「はい。僕があの場所を見てからというものーご存知の通り、シャレの近くのあの館をー僕は随分恐ろしくなりました。」
 彼は彼の不慣れなフイスキをさっさと飲んだ、フオンを見もせず、彼がグドゥ‐バイを言った時、彼は彼女の手に触れもせず、ぎこちない、少し上下に動かすお辞儀をして見せた。僕は彼女がドアまで彼をどれ程追ったか気付いた、そして僕は鏡を通りながら僕は僕自身を見た:僕のズボンの一番上のバトゥンが留めてなかった、太鼓腹の兆し。外で彼は言った、「彼女に会わない事を誓います、タマス。貴方は僕達の間でこの訪問を許そうとははしないでしょ?僕は、僕の外国勤務期間を終える時、転勤するつもりです。」
 「それは何時なの?」
 「約二年」 
 僕は部屋に戻り、僕は思った、「良かった事が何かあるか?僕がやりかけている事を彼ら二人に適切に話せばよかった。」彼はただ飾り物として数週間彼の血みどろのハートゥを持ち歩いただけだった・・・僕の嘘は彼の良心を楽にさえする。
 「私、貴方に一服作りましょうか?」フオンが尋ねた。
 「そうだね、ちょっとの間。僕はどうしても手紙を書きたい。」
 それはその日の2通目の手紙だったが、僕はこれの一枚も破らなかった、僕は返事の多少の望み程度はあったが。僕は書いた:親愛なるヘラン、僕は来る4月イングランドゥに帰る予定だ、外国の編集者の仕事を引き受けるから。僕は、それではあまり幸福ではないと君は思うはず。イングランドゥは僕には失敗の場だ。僕は、僕が君のクライストゥ教信仰を共有してでも、僕は僕達の結婚を全く精一杯続けようとして来た。今日に至って何が上手く行かなくなったのか僕には確かではない(僕達は二人共努力したと承知している)、それにしてもそりゃあ僕の心変わりだと思う。僕は、どれほど残酷で許される限り不道徳な心変わりかと僕は自覚している。今はそれは少しはましだと思う。ー極東が僕のためにそうしてしまったーより甘くではなく、より密やかに。多分僕は、5年、年を取って飾り気がなくなっているー何が残ったかについて5年が高率になる命の終わりの時ー君は僕にはとても寛大だった、それに君は僕達の別居以来一度も僕を咎めた事はなかった。僕達は更に寛大になろうというの?僕達が結婚する前、そこに離婚があるはずはないと君が僕に警告したのを僕は分かっている。僕は危険を受け入れ、僕は不満を言う事もまるでなかった。同じ歩調で僕は今誰かを求めている。
 フオンはベドゥから僕に彼女が盆を用意したと呼んだ。
 「ちょっとだけ、」僕は言った。
 「僕がこれを包んでしまえたら、」僕は書いた、「そしてそれは随分立派で、随分堂々としているように響かせる、誰か他の者のためだと見せかけさえすれば、が、そうではない、それに僕達は何時も互いに真実を語り合うことにしている。それは僕の、僕の者の所為だ。僕は誰かをとても愛している、僕達は2年以上も一緒に暮らした、彼は僕に対して非常に忠実だった、僕には分かる、僕は彼女にとって不可欠ではないと。もし僕が彼女を捨てれば彼女は少しだけ不幸せになるだろうと僕は思う、しかしそこにはどんな悲劇も存在しようがない。彼女は誰か他の人に嫁ぎ、家族を持つだろう。こんな事を君に話すなんてそれは僕の愚かさだ。しかし僕はずっと正直だったから、おそらく君は僕を信じてくれるでしょう、僕が君に彼女を失う事、それを話す時は、僕にとって死の始まりでしょう。僕は『物分かりがよく』なるよう、或いは慈悲深くなるよう頼んではいない(分別は全て君の側にある)。それは僕の立場にとって、一言は、それはあまりに大きくともかく僕は特に慈悲を受ける訳にはいかない。僕が君に何を願っているかと言えば、唐突、不合理、人に非ずといった全てを行動に移す事だと僕は思っている。僕は君に感じてほしい」(僕はその言葉の上で躊躇いそれから僕はそれを正さなかった)「愛情と君が考える時間を持つ前に行動する事。僕は、8千マイル向こうより電話の向こうでより簡単に済ませたんだという事を僕は知っている。もし単に君が僕にどうしても電報を打ちたければ『僕は賛成する』!」
 僕は、僕が終えてしまった時、僕は、僕が長い距離を走り、調子の悪い筋肉を強く引っ張ったかのように感じた。フオンが僕の一服を作っている間、僕はベドゥの上に寝転がった。僕は言った、「彼は若い。」
 「誰?」
 「パイル。」
 「それはそんなに大切ではない。」
 「もしできるのなら僕は君を娶(めと)るだろう、フオン。」
 「私はそう思っていますが、私の姉妹はそれを信じません。」
 「僕はちょうど僕の妻に書いたところだ、そして僕は離婚するよう彼女に頼んだ。僕は前に試した事はなかった。そこに何時もチャンスはある。」 
 「大きいチャンス?」
 「いや、だけど小さいの、気にしないで。一服。」
 僕は煙りを吸い込み、彼女は僕の二服目のパイプを用意し始めた。僕は彼女にもう一度尋ねた、「貴女の姉妹は本当に家にいなかったの、フオン?」
 「私は貴方に話しましたー彼女は出掛けていた。」
西洋人の情熱、真理探究のこの情熱に彼女を晒すのは、それは馬鹿馬鹿しかった、アルカホルを求める情熱のように。僕がパイルと飲んだフイスキの所為で、阿片の効き目が削がれた。僕は言った、「僕は貴女に嘘を吐いた、フオン。僕は家を整理されてしまった。」
 彼女はパイプを下に置いた。「だけど貴方は行く気はないの?」
 「もし僕が拒否したら、僕達は何処で暮らそうというの?」
 「私は貴方と一緒に行ってもいいの。私はランダンを見たい。」
 「もし僕が結婚しなかったら、そりゃあ貴女には大層居心地が悪くなるに決まっている。」
 「でもおそらく貴方の奥様は貴方と離婚するわ。」
 「おそらく。」
 「私はとにかく貴方と行く。」彼女は言った。彼女はそのつもりだったが、僕は長い一連の思推が始まるのを彼女の目の中に見て取った、彼女はまたパイプを持ち上げー阿片の小球を暖め始めながら。彼女は言った、「ランダンそこには摩天楼はある?」そして僕は彼女の質問の世間知らず振りに彼女を愛した。彼女は礼儀正しさから、不安から、利得のためにさえ嘘を吐くかも知れないが、彼女は彼女の嘘を隠し続けるために悪知恵を働かせようとはしない。
 「いや、」僕は言った、「貴女は彼らのためにアメリカに行くようにしなさい。」
 彼女は針の向こうから素早く僕に一瞥を与え、彼女の勘違いを心に銘記した。それから彼女は阿片を練りながら、彼女はランダンでどんな服を着ようかしらなどと手当たり次第に話し始めた、私達がどこで暮らそうと、彼女が小説で読んだ事のある地下鉄列車や二階建てバスについて:私達は飛んだりまた海の側を通り過ぎたりするのよね?「そして「自由の彫像・・・」彼女は言った。
 「いや、フオン、それもまたアメリカにあるんだよ。」
少なくとも年に一度カオダイストゥはテニインで教皇庁の祭りを開いた、サイゴンの北西に向かって8㎞展開する、解放の、或いは征服の、或いはブディストゥでさえ、儒者、クライストゥ教徒祝祭の1年をこのようにもあのようにも祝うために。カオダイズムは通常、僕の訪問者への簡単なブリーフィングの得意の章だった。カオダイズム、コウチン公務員の作り事は、3宗教の統合だった。教皇庁はテニインに属した。一人のロウム教皇と女性枢機卿ら。硬貨地板による預言。聖ヴィクタ・ヒューゴウ。極東の幻想曲ウオルトゥ・ディズニ上の大聖堂の屋根から見下ろしているクライストゥとブダ、テクニカラの龍と蛇。新顔は何時も説明に喜んだ。仕事全体の単調さを人はどのように説明したらいいのやら:2万-5千人の私設軍隊、古い車の排気管で作った迫撃砲で武装した、危険の瞬間に中立に変わったフランスの同盟国?これらの祝賀に向け、それは農民を黙らせるのに役立った、ロウム教皇は政府のメムバを招待した(カオダイストゥがその機会に事務所を開いたら彼は通報しようとする)、外交団(彼らは彼らの妻や女達と一緒に数人の第二秘書を送ろうとする)とフランス司令官長、彼は事務所の任務から二つ星軍司令官を彼を代弁するために就かせようとする。
 テニインへの道路に沿って幕僚と民間防衛車の速い流れが生じた、そしてひどく晒された道の切断区域上に放った外人部隊が稲田を横切って援護射撃をする。それが何時ものフランス軍最高指揮権の若干の不安の一日で、おそらくカオダイストゥらの確実な希望だった。何故、管轄区域外で重大な彼らの数発の自ら招いた発砲を浴びる事より、更に苦もなく彼ら自身の忠誠を力説し得るのか?1キラミタ毎に小さい泥の監視塔がエクスクラメイシャン・マークのように平坦な野の上に立ててあり、10キラミタ毎にそこには軍団の小隊、マロコウ(モロッコ)軍、セ二ゴール(セネガル)軍によって要員を配置された大き目の要塞があった。ニュー・ヨークの中の交通のように車は一つの速度を保っていたーニュー・ヨークの中の交通に付きもののように貴方は規制された苛立ちの感覚を持った、前方に次の車を、ミラで彼らの車を監視しながら。人は皆、テニインに着いてショウを見て、できるだけ急いで引き返そうとしたがった:外出禁止時刻は7時だった。
 人はフランス‐指揮権下の稲田から出て、ホア‐ハオの稲田の中へ、そこから日常的に交戦中だったカオダイストゥの稲田の中へ進んだ:監視塔の上で旗だけが変わった。幼い裸の少年達が水を引いた田んぼの中、生殖の-深みを苦労して進む水牛に座っていた;そこで黄金色の収穫は編んだ竹の少々湾曲した小屋を背に米をあおぎ分けるカサガイのような彼らの帽子を、好んで被った小作農になった。車列が大急ぎで駆け抜けた、他の世界のものであるかの如く。
 今ではカオダイストゥの教会はどの村でも見知らぬ人々の関心を引いてしまう;淡青色と桃色の漆喰仕上げとドア一面の神の大きな目。旗が増えた:小作農の軍隊は道路沿いに彼らの道を作った:僕達は教皇庁に近付いていた。遠く聖なる山はテニインの上の緑色の山高帽のように立ち尽くしていたーそれが、最近フランス軍とヴィエトゥミン双方が闘いを交えようとの意図を言明した参謀の総長。テ軍司令官が持ち堪える所。カオダイストゥは彼を捕えようと企てる事は全くなかった、彼は枢機卿を誘拐したが、しかし彼が教皇黙認の上でそれを行ったという噂が広まった。気候は何時も南デルタでは他のどこよりテニインでより暑いように感じた;おそらくそれは水の欠乏だった、おそらくそれは人に汗をかかせる長ったらしい式典の感触だった、彼らには分からない言葉で長いスピーチ中、気を付けの姿勢で立ちっ放しの軍隊にふさわしい汗、彼の重いシンワーザリロウブに包まれた教皇にふさわしい汗。彼女達の白いズボンを身に着け、日除けヘルメトゥを被って司祭に話し掛けている女性枢機卿だけがギラギラした光の下で涼しいという印象を与えた;貴方は時間がとっくに7時、サイゴン川からの風と道連れのマジェスティクの屋根の上のカクテイル‐時間になろうとしているなど思いも寄らなかった。
 パレイドゥの後、僕は教皇の補佐官を取材訪問した。僕は彼から何か得ようと期待もしなかったが、僕は正しかった:それが双方の習慣だった。僕はテ総司令官について彼に聞いた。
 「向こうみずな男、」彼は言い、その話題を退けた。彼は彼の所定の話を始めた、僕は2年前にそれを聞いた事があったという事を無視してーそれは新人のための僕自身の蓄音機レコードゥを僕に思い出させた。カオダイズムは宗教の統合だった・・・あらゆる宗教の最も良いところ・・・宣教師はロス・アンジャラスに派遣された・・・巨大ピラミドゥの謎・・・彼は長く白いスタンを着て、彼は煙草を立て続けに‐吸った。そこには何か狡猾なものがあり、彼のあちこちを堕落させた:その一言「love」はしばしば顔を出した。僕は、僕達全員が彼の動きを笑うためにそこにいると彼は分かっていると確信した;僕達の敬意の有り様は彼のいんちきな職階性同様退廃的だったが、僕達は狡猾ではなかった。僕達の偽善は僕達に何一つ利益を齎さなかったー頼りにできる同盟国ではなくとも、しかし彼らの側は武器、必需品、即金払いさえ周旋して来た。
 「貴方に感謝します、貴方の卓越に、」僕は行こうとして立ち上がった。彼はドアまで僕について来た、煙草の灰を撒き散らしながら。
 「貴方の仕事に神の祝福を、」彼は調子よく言った。「神は誠実を愛すという事を覚えていて下さい。」
 「どちらの誠実を?」僕は尋ねた。
 「カオダイストゥ信仰では誠実というものが調和させられ、誠実はloveです。」
 彼は彼の指に大きな指輪をはめていた。彼が彼の手を差し出した時、僕は事実、彼がそれにキスをするように僕に期待したと思うが、僕は外交家ではない。寒々とした垂直の陽光の下、僕はパイルを見た;パイルはやみくもにBuickを始めようとしていた。何故かここ2週間で、カンチネンタルのバーで、カティナトゥ通りの唯一の確かな本屋で、僕は頻繁にパイルに偶然会った。彼が始まりから押し付けた交友を彼は今はこれまで以上に重要視した。
 彼の悲しい目はフオン後の熱情で求めようとする、彼は更なる熱情さえ持って表現した、彼の愛情のまた彼の称賛の強さー神はその符合を救うー僕のために。
 カオダイストゥの司令官が早口で喋りながら車の側に立っていた。彼は僕が近付くと止めた。僕は彼に見覚えがあったー彼は、テが丘に連れて行く前、テの補佐官だった。
 「今日は、司令官、」僕は言った、「総司令官はどうしてます?」彼は照れて歯を出して笑って尋ねた。
 「きっとカオダイスト教の中に、」僕は言った、「総司令官全員が調和させられる。」
 「僕はこの車を動かせない、タマス。」パイルが言った。
 「僕が修理工を呼んで来よう、」その司令官が言い、僕達を残して行った。
 「僕は君の仕事の邪魔をした。」
 「オウそんなの何でもありません、」パイルが言った。
 「彼はBuickが幾らか知りたかった。ここらの人々はとても人懐っこい、貴方が彼らを正当に扱えば。フランス人は運転の仕方を覚える気があるようには思えない。」
 「フランス人はそれを信用しない。」
 パイルは真面目に言った、「人は貴方が彼を信用すると信用できるようになります。」それはカオダイストゥの金言のように響いた。僕はテニインの空気は呼吸するには僕には道徳的過ぎると感じ始めた。
 「一杯飲みましょう、」パイルが言った。
 「僕がいいと思うものはそこには一つもない。」
 「僕はライム‐ジュースのサーマスを僕のと一緒に持って来ました、」彼は向こう側に凭れ後部のバスキトゥで忙しなかった。
 「少しジンを?」
 「いや、僕は大変申し分けない。君には分かる。」彼は元気を取り直して言った、「ライム‐ジュースはこんな気候ではとてもいいんですよ。。それには入っていますー僕はどのヴァイタミンか確かではないのですが。」彼は僕にカプを差し出し、僕は飲んだ。
 「とにかく、これは潤う、」僕は言った。
 「サンドゥウィチは好き?それは実際ひどく美味しい。ヴィトゥ‐ヘルスという新しいサンドウィチ‐スプレドゥ。僕の母が国からそれを送って来ました。」
 「いや、ありがとう、僕は空腹ではない。」
 「これはラシアンサラドゥにかなり近い味がするーただ乾き気味だ。」
 「僕はその気にならない。」
 「僕が試しても気になりませんか?」
 「いや、いや、もちろん平気。」
 彼は大口で齧りついた、するとそれは砕けバリバリ音を立てた。離れた所で白や桃色の石の中の仏陀が彼の先祖代々の家から乗って出て行き、彼の従者はー別の彫像ー彼を走りながら追った。女性の枢機卿は彼女達の家に周り歩いて戻ろうとしていた、そして神の目は大聖堂のドアの上から僕達を見守った。
 「彼らはここで昼食の世話をするつもりだろうか?」僕は言った。
 「僕ならそんな危険に晒さないと僕は思いました。この暑さでは肉は貴方も気を付けた方がいい。」
 「君は全く安全だ。彼らはヴェジャテアリアンだよ。」
 「僕はそれは全くその通りだと思いますが、僕は、僕が何を食べているか分かる方がいい。彼は彼のヴァイトゥ‐ヘルスをもう一つむしゃむしゃ食べた。「彼らは誰か頼りになる修理工を持っていると貴方は思いますか?」
 「彼らは排気管を迫撃砲に当たり前のように変えると分かっている。僕はBuickは最高の迫撃砲になると信じる。
 司令官が戻り、僕達にきびきびと敬礼し、彼は、最高の修理工をバラクに送ったと言った。パイルはヴァイトゥ‐ヘルス・サンドウィチを彼に提供した、彼はそれを丁寧に断った。彼は世馴れた人のように言った、私達は食物についてここで非常にたくさんのルールを持っています。」
彼は洗練されたイングリシュを使った。)「随分馬鹿げている。しかし貴方もご存知です、宗教の中心地、それが何であるかを、私はそれはロウムー或いはカンタベリに於いても同じ事だと思います、」彼は僕に手際のよい独特の軽いお辞儀をしながら付け足した。その後彼は沈黙した。彼らは揃って沈黙した。僕は僕の仲間に望まれていないという強い印象を持った。僕はパイルをからかおうとする誘惑に抵抗できなかったーそれは、だ、つまり弱いという武器、そして僕は弱かった。僕には若さが、まじめさ、高潔、未来がなかった。僕は言った、「何だか結局、僕はサンドウィチを食べたくなった。」
 「オウ、もちろん、」パイルが言った、「もちろん。」彼は後ろのバスキトゥの方を向く前に手を休めた。
 「いや、いや、」僕は言った。「僕はただ冗談を言っただけ。君ら二人は二人きりになりたい、」
 「そんな事はないよ、」パイルが言った。彼は僕が今まで知り合った最も無能な嘘吐きだったー彼があからさまに実践した事がなかったのは、それは技巧だった。彼は司令官に説明した、「ここにいるタマスは僕が持つ最高の友人です。」
 「私はファウラさんを知っています、」その司令官は言った。
 「僕が行く前に僕は君に会うだろう、パイル。そして僕は大聖堂へと歩いて立ち去った。僕はそこで幾らか涼んだ。
 フランスアカダミのユーニフォームに包まれ、彼の三角帽の周りに光輪を放った聖ヴィクタ・ヒューゴは幾らか崇高な感傷を指し示した。サン・ヤトゥ・センは小さいテイブルの上で名を刻みつけていた、そしてその時僕は身廊にいた。そこにはロウム教皇の椅子の中以外座る場所はなかった。それを取り巻くコブラが巻き付いた石膏、水のようにきらきら輝く大理石の床、そしてそこには窓枠にグラスはなかった。僕達は空気の穴の開いた檻(おり)を作る、と僕は思った、そうして男は数々の同じ方法で彼の宗教のために檻を作るー疑いと共に、天気の所為で開けると無数の理解上、信条の隙間が開けっ放しになった。僕の妻は穴の開いた彼女の檻を見付け、時に僕は彼女が羨ましくなった。そこには太陽と空気の間の葛藤がある。僕は日の当たる所で暮らし過ぎた。
 僕は長い人っ子一人いない身廊を歩いたーこれは僕が愛したインドゥーチャイナではなかった。ライアン‐に似た頭を持ったドゥラガンが説教壇をよじ登る:屋根の上でクライストゥは彼の血みどろの心臓を晒した。ブダは座した、ブダが常に座るように、彼の巻きつけた無為と共に。乱雑の顎髭が乾季の滝のように無味乾燥に垂れ下がっていた。これは見せかけの‐行いだった:祭壇の上の大きな地球は大望だった:動かせる蓋の付いたバスキトゥ、その中でロウム教皇は、徐々に彼の預言は策略であるとばかりに動いて行った。もしこの大聖堂が20年の代わりに5世紀の間存在していたら、それは足の引っ掻き傷や風雨の浸食と共に或る種の理解を集めただろうか?僕の妻のように道理を弁えた誰かが人間の中に見出せなかったこの世で信仰に目覚めるものだろうか?またもし僕が心底信仰を求めたら、僕は彼女のノーマン教会にそれを見出そうとしただろうか?何れにせよ僕は未だ嘗て信仰を切望した事がなかった。リポータの仕事は正体を暴き記録する事だ。僕は未だ嘗て僕の職歴の中で不可解を発見した事がなかった。ロウム教皇は彼の動かせる蓋の中の鉛筆を持って、彼の予言に取り組み、人々は信じた。どんな想像の中にも、どこかに貴方はプランシェトゥ(ハートゥ型の占い版)を見付けられた。僕は、僕の記憶の目録の中には何の先見の明も奇跡も持ち合わせなかった。
 僕はアルバムの写真のように無作為に僕の記憶を捲った:僕は、オーピントゥンを見晴らす敵の照明装置の明かりで見たキツネ、辺境の地の彼の赤褐色の住まいから出て、鶏の近くに駆け寄ってはずっとこそこそ盗むのを見て来た:銃剣で武装したメイレイ(マレー人)の死体、それはグルカ巡回はローリーの後部でパハンの地雷敷設カムプの中へ運んで来た、そして中国人の人夫は傍観し、神経質にクスクス笑った、兄弟メイレイが死んだ頭の下にクションを置いている間中、炉棚の上の鳩がホテルのベドゥルームで飛行に備えて静止していた:僕が最後にグドゥ‐バイを言おうとして家に近付いた時、窓に僕の妻の顔。僕の想いは彼女と共に始まり潰(つい)えた。彼女は一週間以上前に僕の手紙を受け取っていなければならなかった、それに僕が期待しなかった電報は来てはいなかった。しかしもし陪審員が十分長い間不在のままであれば、そこには囚人にとって希望がある。もう一週で、もし手紙が届かなかったら、僕は期待し始めて良いか?僕の周り中で兵士や公司の車が回転速度を上げているのが僕に聞こえた:パーティは次の年に向けて終わった。サイゴンへの帰りの殺到が始まり、外出禁止令が出た。僕はパイルを探すために外に出た。
 彼はまだらな日陰で彼の司令官と一緒に立っていた、それに誰も彼の車に何もしていなかった。会話は終わっている様子だった、喩えそれが何かについてだったにしても、彼らは黙ってそこに立っていた、お互いの礼儀正しさに強いられて。
 「さて、」僕は言った、「僕はオフになると思う。君らもそのままにして置いた方がいい、もし君らが外出禁止時間の前に中に入りたかったら。」
 「修理工は現れなかった。」
 「彼はすぐに来るでしょう、」司令官が言った。「彼はパレイドゥの中にいました。」
 「君らは夜を過ごせばいい、」僕は言った。「そこには特別な集団がいるー君らはそれを全く体験と見做すだろう。それは3時間は続く。」
 「僕は戻らなければ。」
 「君が今直ぐ出発しないのなら、君は戻れない。」僕はしぶしぶ念を押した、「もし君が良ければ僕が君を乗せてあげる、そして司令官に明日サイゴンへ君の車を送り届けて貰えばいい。」
 「貴方がたはカオダイストゥ領地の外出禁止令について心配する必要はありません、」司令官が独り善がりで言った。「何れにしても向こうに・・・確実に私は明日貴方の車をサイゴンへ送り届けましょう。」
 「排気管は元のままにして、」僕は言った、すると彼は晴れやかに笑った、小奇麗で、効果的に、笑顔の軍人の省略形。

 Ⅱ

車の行列は僕達が出発したその時間まで僕達の前方に相当あった。僕はそれを追い越そうとしてスピードゥを増した、しかし僕達はカオダイストゥの区域から出てホア‐ハオの区域内へと追い越して行った、僕達の前に土煙さえ立てずに。日が暮れるとこの世は平坦で空しかった。誰彼となく伏兵の一団と付き合う、それは国の類ではなかった。しかし男達は道路の数ヤードゥ以内の水浸しの田に首‐深く彼ら自身を隠せた。
 パイルは彼の喉をすっきりさせた、そしてそれは親密な言動に近付きつつあるという合図だった。「フオンが無事であればと僕は願う、」彼は言った。
 「僕は今まで病気の彼女を知らない。」一つが背に沈むのを見守る、もう一つが天秤の上の分銅のように、姿を見せた。
 「僕は昨日彼女の姉妹がショピングに出るのを見ました。」
 「そこで彼女は中を見たくて君にお願いしたと僕は思う。」僕は言った。
 「実際に彼女は行った。」
 「彼女は簡単に希望を捨てない。」
 「希望?」
 「フオンに君を宛がう事を。」
 「彼女は君がどこかへ行こうとしていると僕に話した。」
 「これらの噂はあちこちで手に入れる。」
 パイルが言った「貴方は僕に対して率直に振舞いたい、タマス、貴方はそうしたくない?」
 「率直?」
 「ぼくは移動を申請しました、」彼は言った。「僕は僕らのどちらもいないのに彼女が一人残されるのを決して望まない。」
 「君の時間切れを君は見ようとしていると僕は思った。」
 自己憐憫を振り切って、彼は言った、「それに耐えられそうにないと僕は気付きました。」
 「何時君は発つつもり?」
 「分からない。彼らは6ヶ月の内に何か準備出来ればと考えた。」
 「君は6ヶ月を持ち堪えられる?」
 「僕は取り組んでいます。」
 「どんな理由を君は伝えたの?」
 「僕はしみったれ大使に話しましたー貴方は彼に会ったージョウー多少なりとも実情を。」
 「僕が僕の女と君を離して、歩かせないようにしない僕は厄介な奴だと彼は思っていると僕は想像する。」
 「オウ、いいえ、彼は寧ろ貴方に味方した。」
 「車がパチパチ音を立て漏らしていたーそれは少しの間パチパチ音を立てていた、僕は思う、僕がそれに気付く前に、僕がパイルの無邪気な質問をテストしていたために:「貴方は率直に振舞いますか?」これは大変な純真の心理学の領域に属した、君はuなしでディモクラシや名誉について話した、そこではそれが古い墓石に綴られたように、そして同じ言葉で君の父親は何を意味したかを君は言おうとした。僕は言った、「僕達は走れなくなった。」
 「ガス?」
 「そこにはたっぷり入っていた。僕が発車する前に満タンにした、テニインのああした厄介者達はそれをサイフンで‐吸い出した。僕は気付くべきだった。彼らの区域外で降ろす程度僕達に残して置くなんて、それは彼ららしい。」
 「僕達はどうしましょう?」
 「僕達はちょうど次の見張り塔に進めるよ。
 ところが僕達は運に見放された。車は塔の30ヤードゥ以内に辿り着きはしたが捨てた。僕達は塔の足下まで歩き、僕は番兵にフランス語で上に呼び掛けた、僕達は友人であると、僕達は上っていると。僕はヴィエトゥナム人の歩哨に撃たれたくなかった。何の返事もそこになかった:誰一人外を見ていなかった。僕はパイルに言った、「君は銃を持ってる?」
 「僕はそういう物を持ち歩かないんです。」
 「僕もそんな事はしない。」
 最後の日没の彩は米のような緑色や金色で平坦な世界の縁の上に滴った:灰色の中間色の空に見張り塔が印刷物のように黒く見えた。時はほぼ外出禁止令の時間に違いない。僕はもう一度叫んだが誰も答えなかった。
 「最後の要塞から僕達は幾つ塔を通過したか君は知ってる?」
 「僕は気を付けていなかった。」
 「僕もだ。次の要塞まで、それはおそらく少なくとも6キラミタだー1時間の歩行。」僕は3度呼び、沈黙は答えのようにそれそのものを繰り返した。
 僕は言った、「ここは空っぽのようだ:僕が上って見た方がいい。」オリンジに褪せた、赤いストゥライプのある黄色い旗が僕達がホア‐ハオの外で、ヴィエトゥナム軍の領土に入ったという事を表した。
 パイルは言った、「もし僕達がここで待っていたら車は来るだろうか?」
 「それはそうだが、彼らの方が先にやって来るだろう。」
 「僕は引き返してライトゥを付けようか?合図のために。」
 「善良な神よ、いや。それは今のままでいい。」今は梯子を探そうにもつまずく程、空が暗い。足の下で何かがひび割れた;僕は水田を横切って進んでいる音を想像してしまった、誰かに聞かれた?パイルは彼の輪郭をなくし、道路の端におぼろげに見えた。暗闇それが一度落下するといしのように落ちた僕は言った、「僕が呼ぶまでそこにいなさい、」それは彼らの逃亡の唯一の方法だった。僕は上り始めた。
 僕は恐怖の瞬間の人々の思いについて随分たくさん読んだ:神の、或いは家族、或いは女性の。僕は彼らの自制心に讃える。僕は僕の頭上の跳ね上げが水平ではない事を全く考えなかった:僕は止めた、それらの二つ目のために、存在するはずの:僕は気の利きように怖くなった。梯子の頂上で僕は僕の頭をどんと打った、恐怖が段を数え、聞き、また見られなくしたから。それから僕の頭は土の床の上に出たが、誰も僕を撃たず、恐怖は漏れて消えた。

小さなオイルラムプが床の上で燃え、二人の男は壁に蹲(うずくま)っていた、僕を見守りながら。一人はステン・ガンを、一人はライフルを持っていた、何れにせよ彼らは僕が現れたのと同様びっくりしていた。彼らは学生のように見えたが、ヴィエトゥナム人の年齢は太陽のように突如として下がるー彼らは少年でもあり、時に老人にもなる。僕は僕の肌の色や僕の目の形状がパスポートゥである事が嬉しかったー彼らは今も恐怖からでさえ撃とうとはしない。
 僕は床から出て上った、彼らを安心させるために話しながら、僕の車が外にあるという事を、僕がガソリン切れで走れなくなったという事を、彼らに打ち明けながら。おそらく彼らは少しならある、僕は買えるといい。僕が周りを見てもそれらしい物は見えなかった。狭く丸い部屋の中、そこにはステン・ガンのための弾薬のボクス、小さい木製ベドゥ、そして釘にぶら下がった二つの荷物以外何一つなかった。残飯の入った二つの鍋と木の何本かの箸は、彼らが大した食欲もなく食べていたことを示した。
 「次の要塞まで僕達が乗るのに足りるだけでいいんだが?」僕は尋ねた。
 壁に凭れて座っている男達の一人ーライフルを持った1人が彼の首を振った。
 「もし君達ができなければ僕達はここに夜泊まるしかないだろう。」
 「それは禁止されています。」
 「誰に?」
 「あんたは民間人だ。」
 「誰も路上のそこいらに出して、僕を座らせ、僕の喉を切らせるつもりではない。」
 「あんたはフランス人?」
 「一人の男だけが口を利いた。もう一人は彼の頭を横に向けたまま座っていた、壁の裂け目を覗きながら。彼は何も見えなかった、空という葉書の他には:彼は耳を研ぎ澄ましているようで、僕も耳を研ぎ澄まそうとした。沈黙が音の全てになった:貴方がそこに名を置けない物音ーひび、軋み、カサカサ、何か咳のようなもの、サラサラに。それから僕はパイルに耳を傾けた:彼は梯子の脚に間違いなく近付いた。「貴方は大丈夫ですか、タマス?」
 「上がって来なさい、」僕は叫び返した。彼は梯子を上り始め、黙っていた兵士たちは彼のステン・ガンを構えたー僕達が何を話していたかの会話を確かに聞いていたとは僕は思わない:それは間の悪い、びくつく対応だった。僕は恐怖が彼を機能停止状態にしたんだなと納得した。僕は軍曹ー少佐のように彼に避難を浴びせた、「銃を下に置きなさい!」そして僕は彼が分かると思うフランス製卑猥の類を使った。彼は自動的に僕に従った。パイルは部屋の中に姿を見せた。僕は言った、「朝まで塔の安全を提供された。」
 「良かった、」パイルが言った。彼の声は少々当惑していた。彼は言った。「ああしたマグの一つも歩哨の身に付けているべきじゃないの?」
 「彼らは撃たれたくはないんだ。君はライム・ジュースより強い物を持って来た方がいいと僕は願う。」
 「僕は次の機会にそうすると明言します。」
 「僕達はこの先長い夜を手に入れはした。」今はパイルも僕と一緒にいるから、僕は物音に耳を傾けなくなった。二人の兵士らも少し寛いだ様子だ。
 「ヴィエトゥが彼らを攻撃すればどうなる?」パイルは尋ねた。
 「彼らは発砲して逃げるでしょ。君は毎朝極東でそれを読む。『サイゴンの南-西駐屯地が昨夜ヴィエトゥミンによって一時的に占領されました』。」
 「それはひどい予想だ。」
 「僕達とサイゴン間、そこにはこんな40もの要塞がある。チャンスは何時もある、傷を負った、その他の奴にそれはあるという事だ。」
僕達はあのサンドゥウイチで済ませた。」パイルが言った。「彼らの一人は見‐張りを続けていると僕は思ってはいる。」
 「彼は銃弾が覗くかも知れないと心配している。」今は床の上で落ち着いたから、ヴィエトゥナム人は少し寛いだ。僕は彼らに幾らか同情を感じた:何時来るとも知らずヴィエトゥが水田を通って路上に這い上がるかも知れないと、毎晩毎晩ここに上ってじっとしている事は、それは不幸な訓練をした二人にとっても楽な仕事ではなかった。僕はパイルに言った、「彼らは、彼らが民主主義のために戦っていると認識していると君は思う?僕達は彼らにそれを説明するためにここにヨーク・ハーディングを持ち込むべきだね。」
 「貴方は何時もヨークを笑う、」パイルが言った。
 「僕は存在しない何かー精神的支柱について書く事に多くの時間を費やす誰も彼も嘲笑する。」
 「それらは彼のためにある。貴方はどんな精神的支柱も持たなかったんですか?神、例えば?」
 「僕には神に傾倒する理由はまったくない。君はどうなの?」
 「はい、僕はユニテアリアンです。」
 「人々は何億もの神を信仰するの?何故か、ロウマンカサリクでさえまるで異なる神を信じている、彼が脅え、また幸せで、また飢える時。
 「多分、そこに神がいても、彼にはひどく漠として彼はどれもこれも違うように見えてしまう。」
 「バンコクのあの大きなブダのように、」僕は言った、「君は即座に彼を一望できない。とにかく彼はじいっとしている。」
 「貴方はすっかり強靭であろうとすると僕は推測します、パイルは言った。「そこには貴方が信じざるを得ない何かがあります。何らかの信仰なしでは誰も生き永らえる事はできない。」
 「オウ、僕はバークレイアンではない。僕は故の壁に凭れた僕の背中を信じる。僕はそこを覆うステン・ガンがそこにあると信じる。」
 「僕はそんな事を言いたかったんじゃない。」
 「僕は僕がリポートゥする何事も君の通信の大半よりずっと使命を果たしていると僕は信じている。」
 「煙草は?」
 「僕は吸わないー阿片を除いて。見張りに一本やってくれ。僕達は彼らと友人のままでいた方がいい。」パイルは立ち上がり、彼らの煙草に火を点けて戻った。僕は言った、「僕は、煙草は塩のように象徴的な意味があると感心する。」
 「貴方は彼らを信用しないんですか?」
 「いや、フランス将校は、」僕は言った、「こうした塔の一つで二人の脅えた見張りと一緒に一人で夜を過ごしたいのだろう。何故か、一小隊でさえ彼らの将校を越えて手を握る事を知られていた。時にヴィエトゥはバズーカ砲より拡声器と共により完全な成功を手にする。僕は彼らを非難しない。彼らはどちらも何事においても信じ合わない。君や君に似た者はまるで関心もない人々の援助という名目で戦争を作ろうとしている。
 「彼らは共産主義を望まない。」
 「彼らは十分な米が欲しい、」僕は言った。「彼らは標的になりたくない。彼らは何時の日にか、他と同様大量であればと欲する。彼らは彼らが何が欲しくても周囲が彼らに話す事を僕達の白い肌に求めはしない。」 
 「もしインド‐チャイナがなくなれば・・・」
 「僕はその録音を知っている。サイアム(シャム)が消える。マラヤ(イギリス領マラヤ)が消える。インドネシアが消える。『消える』が何を意味するか?もし僕が君の神や別の人生に傾倒したら、5百年の内にニュー・ヨークどころかランダンもそこにないかも知れないと君達の金冠に逆らってとやかく言う僕の未来を賭けるに決まってる、しかし彼らは彼らの先の尖った帽子を被って長い竿で市場へと彼らの農産物を運んでいるだろう。幼い男の子らは水牛の上に座っているだろう。僕はその水牛が好き、彼らは僕達の臭いを、イウアラプ人のの臭いを好まない。そして覚えて置いてほしいー水牛の観点から君もまたイウアラプ人だ。」
 「彼らは何を彼らが言われようと信じる事を強いられる、彼らは彼らのために考える事を許される事はない。」
 「思考は贅沢だ。夜、彼らの泥の小屋に入って農民は腰を下ろし、神や民主主義について考えると君は思う?」
 「貴方はまるで国中農民であるかのように話す。教育された者はどうですか?彼らは幸せになろうとしていますか?」
 「オウ、いや、」僕は言った、「僕達は僕達の考えに彼らを持ち出す。僕達は危険なゲイムを教えた、そしてそれは、何故僕達はここで待っているのか、僕達は僕達の喉を切る羽目にならないよう願っているのかだ。僕達はそれらを切ったも同然だ。僕は君の友人ヨークもここにいればいいのにと思う。彼はどんなにそれを喜ぶ事だろうと僕は思う。」
「ヨーク・ハーディングは非常に勇ましい男だ。何故か、カリア(朝鮮)で・・・」
 「彼は壊れた男ではなかったでしょ?彼は往復切符を持っていた。往復切符を持つ度胸は知性の訓練になる、修道士の、鞭打ちのように。僕はどれだけ耐えられるか?ああした哀れな悪魔達は平らな家を見付けられない。ハイ、」僕は彼らに呼び掛けた、「君らの名前は何と言うの?」知識は何とかして彼らを僕達の会話の輪の中に導くだろうと僕は思った。彼らは答えなかった:彼らの煙草の切れ端に隠れて僕達を背にただひそひそ話をしていた。僕達がフランス人だと彼らは思っている、」僕は言った。
 「それはその通りだ、」パイルは言った。「貴方はヨークに対抗すべきではない、貴方はフランスに対抗すべきだ、彼らの植民地主義。」
 「主義と政体。僕に現実を与える。ゴム農園主は彼の労働者を鞭打つー正当そのもの、僕は彼に対抗している。彼は植民地の公使によってそうするよう指導されたのではなかった。フランスで僕は彼は彼の妻を叩いたんだろうと推測する。僕は牧師に会った事がある、随分貧しく、彼はズボンの着替えも持っていない、カララ(コレラ)流行の中小屋から小屋へ一日15時間働きっ放しで、米と塩魚以外何も食べずに、古びた聖杯ー木製の大皿を伴う彼のマス(カサリク協会の儀式)を唱えながら。僕は神を信じないが今も僕はその牧師のおかげでいる。何故君達はそれを植民地主義と呼ばないの?」
 「それは植民地主義です。ヨークは、それは悪いシステムをそれに代え難くする善良な行政官がよくいると言っています。」
 「とにかくフランス人は毎日死んでいるーそれは精神的支柱の事ではない。彼らはこれだけの人々を半ば嘘で引っ張り続けている、君らの政治家達やー僕達ののように。僕はインディア(インド)にいた、パイル、そして僕は自由主義者は害を及ぼすと悟る。僕達には自由党ももうない―自由主義は他の全ての政党に汚染される。僕達は自由保守党員か自由社会党員のどちらかだ:僕達は皆立派な道義心を持っている。僕達は寧ろ搾取者である、誰が闘い何のために搾取し、そしてそれに伴って死ぬのか。バーマ(ビルマ)の歴史を見るといい。僕達は出掛け、その国を侵略する:その土地住民の部隊は僕達を支援する:僕達は勝つ:しかし君達アメリカ人のように僕達はあの当時植民地主義者ではなかった。オウいや、僕達は国王と共に平和を築き、僕達は、彼に彼の田舎を元に戻して手渡し、磔(はりつけ)にされ、鋸(のこぎり)で真っ二つに裂かれるべく僕達の味方を放置した。彼らは無実だった、彼らは僕達が留まると思った。しかし僕達は進歩的だったし、僕達は下手な道義心を望まなかった。」
 「それはずっと以前の話でした。」
 「僕達はここで同じ事をしようとしている。彼らを勇気付け、ささやかな装備とおもちゃ工業付きで彼を置き去りにするがいい。」
 「おもちゃ工業?」
 「君達のプラスティク。」
 「オウ、はい、僕は分かります。」
 「僕が何のために政治を語っているのか僕は分からなくなる。それらは僕に興味を持たせない、その上僕はリポータだ。僕は雇われていない。」
 「貴方はそうではないんですか?」パイルが言った、
 「議論を用いてこの血生臭い夜を「夜を通過しようとして、それが全てだ。僕はどっちつかずだ。僕はずっと報道して行きたい、誰が勝とうと。」
 「彼らが勝てば、貴方は虚偽を報道し続けるだろう。」
 「そこにはたいてい堂々巡りがあり、僕は僕達のどの新聞にも真実への並々ならぬ配慮に気付きもしなかった。」
 僕は僕達のそこに座っているという事実が二人の兵士を勇気付けたと思う:多分彼らは僕達の白人の声の響きー声は色をも帯びる、黄色人種の声が歌い、黒人の声がうがいをする、僕達のものはただ喋っている間は大勢の印象を与え、ヴィエトゥは距離を置いたままでいる。彼らは彼らの平鍋を摘まみ上げ、また食べ出した、箸でこすり落として鍋の縁越しにパイルと僕を監視しながら。
 「だから貴方は我々が負けてしまったと思うのですか?」
 「それが肝心ではない、」僕は言った。「僕は君らが勝つという特別な願望は持ち合わせていない。幸せになろうとするそこのその貧しい盗聴を僕は好ましく思うーそれが全てだ。僕は、彼らが脅えて夜の闇の中でじっと座っているしかなかったんだと感慨深い。」
 「貴方は自由のために闘うしかない。」
 「僕はここいら辺のアメリカ人の戦い振りを見て来たんじゃない。そして自由のためとはいえ、僕はそれがどういう事か分からない。彼らに聞けばいい。」
 フランス人の床の向こう側の彼らに声を掛けた。「自由ー自由って何?」彼らは米を啜り、彼らを睨んだが何も言わなかった。
 パイルが言った、「貴方は誰も彼も同じ鋳型で作られる事を望みますか?貴方は議論のために議論をしている。貴方は知的だ。貴方は僕がそうするのと同程度に個人の重要性を支持する。
 「何故僕達はやっと今気が付いたのか?」僕は言った。「40年前誰一人としてその点を語らなかった。」
 「それはその時は脅かされなかった。」
 「僕達のものは脅かされなかった、オウいや、しかし水田の中の人の個性について誰が気にするーそして誰が今もそうするか?一人の人間として彼を扱おうとする唯一の人は政治的代表だ。彼は彼の小屋に座って彼の名を聞き、彼の不平不満に耳を傾ける;彼は彼に教え込む事に一日一時間捨てるーそれは何でもない、彼は、価値のある誰かのように人並みに扱われているという事である。極東では個別の精神への脅威にあのオウム返しでは先に進まない。今に君達は君達を誤った側の上で見付けるーそれは個人を支持する彼らであり、僕達はまさに民兵23987、世界戦略の中の一つを支持する。」
 「貴方は貴方の言おうとする事の半分も言い表せない、」パイルがもどかしげに言った。
 「多分4分の3。僕はここで長い時を過ごした。君なら分かる、僕は雇われていない、それは幸運だ、それには事情がある、僕はやる気にされているのかも知れないーここ極東でだけどーまあ、僕は  を好まない。僕の好むのはまあこの二人。これは彼らの国である。何時になる?僕の時計は止まってしまっている。」
 「時間は8-30になった。」
 「10時間、そして僕達は移動できる。」
 「その時分は実に冷え冷えするようになる、」パイルは身震いした。「僕はそれを予想もしなかった。」
 「そこいら中水だらけだもの。僕は車の中に毛布を持って来てる。」
 「それは安全?」
 「時間はヴィェトゥには早い。」
 「僕に行かせてくれ。」
 「僕は暗闇にはずっと慣れている。」
僕が立ち上がると兵士らは食べるのを止めた。僕は彼らに話した、「僕は直ぐに戻るよ。」        。」
僕は僕の足を跳ね上げ戸の上にだらりと垂らして、梯子を見付け、下に降りた。会話がどれ程元気付けるのか、そりゃあ妙だ、特に観念的な話題となると:それは非常に不思議な周囲を正常化する。僕はもう怖くなかった:それはまるで僕が部屋を出たのに、議論を復活させるためにそこへ引き返そうとするかのようだった。見張り塔はカティナトゥ通り、マジェスティクのバー、或いはゴードン・スクェアから離れた部屋でさえあった。僕は僕の視覚を取り戻すために少しの間、塔の下に立った。そこには星明かりがあったが月の光は全くなかった。月明かりは、僕に遺体安置書や大理石の板に覆われた陰影のない地球の冷えた浄化を呼び覚ます、しかし星明かりは生き生きとして、まるでじっとしていない、それは殆んどあの宇宙の誰かが善良な意志の声明書を伝えようとしているかのようだ、星の名さえ好意的なんだもの。ヴィーナスは僕達がアイス女の誰かで、大熊座は幼年時代の熊達だ、そして南十字星を僕は思う、それらに対して、僕の妻のように、信仰し、ベドゥの傍らでの好きな讃美歌或いは祈りであるかも知れない。一度僕はパイルがそうしたように身震いした。それにしてもその夜は結構暑かった、それぞれの側の浅い水の広がりだけが、ぬくもりに対して一種の冷却を供給した。僕は車の方へ向かって行った、僕が道路に立つと、間もなく僕はそこにはもうそれはないなと思った。それは僕の自信を揺るがした、それは、30ヤードゥ離れた所で次第になくなって行ったという事を僕が思い出した後でさえ。僕は折れ曲がった僕の肩共々歩かざるを得なかった:僕はより遠慮がちなその道筋を手探りで捜した。
 僕は毛布とカチっという音を得るためにトランクの錠を
開けなければならなかった、そしてカチッという音とギーギー軋む音は静けさの中、僕をびくびくさせた。僕は人々で溢れる夜ならあるに違いない物音だけになる事を嬉しく思えなかった。僕の肩に毛布を背負って、僕は、僕がそれを持ち上げた以上に注意深くトゥランクを下げた、するとその時ピタッと罠は命中した、サイゴンに向かう空がライトゥで赤々と輝き、爆発音が道路に轟きながら下降した。吐くに吐いたブレン(ガン)はゴロゴロという音が止まる前に再び静かになった。僕は思った「誰かがそれを持って来た、」やがてかなり離れた所で痛みと恐怖、或いはひょっとして大成功であれ、同時に叫んでいる声を聞いた。僕には何故か分からないものの、僕は、僕達が通って来た道路に沿って、背後から近付いている攻撃についてずうっと考えていた、そこで僕はヴィエトゥは、僕達とサイゴンの間、前もってそこにいるだろうという一瞬の公正の欠如感覚が僕にはあった。それは、それから遠ざかる代わりに危険に向かって無意識に進んでいるかのようだった、僕はピタッと、塔に引き返す、その方向に今歩いていた。僕は歩いた、それは走る事よりずっと音がしないから。それでも僕の体は走ろうとした。
 梯子の脚で僕はパイルに対して上に声を掛けた、「これは僕だーファウラ。」(その時でさえ僕は彼に対して僕のクリスチャンネイムを使う気に僕自身させられなかった。)小屋の中の光景は変わっていた。米の鍋が床の上で裏返しになっていた;一人の男は彼のヒプにライフルを固定して置き、パイルをじっと見ながら壁に凭れて座っていた、そしてパイルは彼と別の見張り番との間に置いてあるステンガン上に彼の眼差しを据えたまま反対側の壁から少しずれて膝まづいていた。それはまるでそれに向かって腹ばいで進み始めたかのようだったが、停止させられた。別の見張りの腕がガンの方へ伸びた:誰一人闘わず脅しもしなかった、それは貴方が動くのを見られてはいけない、さもなくば再び始めるためにベイスに送り返されるあの子供のゲイムに似ていた。
 「何をしているの?」僕は言った。
 二人の見張り番は僕を見た、するとパイルは飛び掛かった、部屋の彼の側にステンを引っ張ろうとして。
 「それはゲイムなの?」僕は尋ねた。
 「僕はガンを持った彼を信用しない。」パイルが言った、「もし彼らが近付いても。」
 「今までにステンを使った?」
 「いいえ。」
 「それはいい。僕も持っていない。僕は装填してあったら嬉しいー僕達はそれに弾丸を込め直す方法を知ろうともしない。」
 「見張り番は冷静にガンの喪失を受け止めた。一人は彼のライフルを下げ、彼の太腿に交差するようにそれを置いた:もう一人は壁にどさっと倒れ込み、まるで子供のように彼は暗闇で彼自身目が見えないと信じ込んだかのように彼の目を閉じた。おそらく彼はもう責任はないと嬉しかった。どこか遠くでグレンは再び始まったー3度爆発そしてその後沈黙。別の見張り人は彼の目を細めますますぴったりと合わせて閉じた。
 「彼らはそれを使えないとは思っていない、」パイルが言った。
 「彼らには僕達の側にいると考えられている。」
 「当たり、」僕は言った。「ヴィエトゥがそれを知ったらと願う。」
 「そこの外で何が起こっているんです?」
 僕はまた明日の極東を引用した:「サイゴンの50キラミタ後方が一時的に昨夜変則的なヴィエトゥミンによって攻撃され、捕えられた。」
 「これで耕作地がより安全になると貴方は思いますか?」
 「それは恐ろしく濡れているだろう。」
 「貴方は心配しているように思わない。」パイルが言った。
 「僕はひどく恐くなるーしかし事態はそれらがあろうとするより良い。彼らは夜には3区域以上、何時もは攻撃しない。我々のチャンスは改善した。」
 「あれは何ですか?」
 それは道路を近付いて来る重い車の音だった、サイゴンに向かって進んでいる。僕はライフル投入口へ向かい、下を見た、ちょうど一台の戦車が通り掛かったところだった。
 「巡回、」僕は言った。今はこちらに、今あちらへと小塔のガンは移った。僕は彼に声を掛けたかったが、何かいい事でもあったか?彼らには、二人の役立たずの民間人に乗る余裕はない。土の床は彼らが通ると少し揺れた、やがて彼らは行ってしまった。僕は僕の時計を見たー8時5-1分、そして待った、明かりがパタパタすると読むのに努力を要しはしたが。それは雷の前の稲光の遠ざかるのを、遅れによって判定するのに似ていた。銃がドアを開ける前にそれは4分近くかかった。一旦バズーカが応戦するのが分かったと思った、その時全てが静かになった。
 「彼らが戻る時、」パイルが言った、「僕達は野営に便乗を求めて合図する事ができるのに。」爆破は床を揺らすようにする。「もし彼らが戻って来れば、」僕は言った。「あれは地雷のように聞こえる。」僕が再び僕の時計を見た時、それは9時15分を過ぎていた、そしてその戦車は戻らなかった。そこにはもう発砲はなかった。
 僕はパイルの側に腰を下ろし、僕の足を伸ばした。「僕達は眠るようにした方がいい、」僕は言った。「そこらに僕達ができる事は他にはないよ。」
 「僕は見張り番の事が気に入らない、」パイルが言った。
 「ヴィエトゥが現れない限り彼らは大丈夫。安全のために君の脚の下にステンを置きなさい。」僕は僕の目を閉じ、他のどこかの自分自身を想像してみたー4等の仕切りの一つで寝ずに起きていた時の事、ヒトゥラが権力に近付く前、ドイツの線路が通った、誰かは若く、愁いもないままに毎晩夜更かしをした、目覚めたままの夢は希望に溢れ不安はなかった。今は、フオンが何時も僕の夕べのパイプを準備し始める時間だった。手紙が僕を待ち望んでいるかどうかは分からない。僕はそうでない事を望んだ、手紙は何かを封じ込める事を知っていたから。何一つ届かない限り、僕は可能性の夢想に耽る事ができた。
 「貴方は眠っていますか?」パイルが言った。
 「いや。」
 「僕達は梯子を引き上げるべきだと貴方は思いませんか?」
 「僕は何故彼らがそうしないのか分かり始めてる。それは外への唯一の道なんだ。」
 「戦車が引き返す事を僕は願う。」
 「それはもうない。」
 僕は長い間隔を置いてからしか僕の時計を見ないようにした、そしてその間隔は思ったほど長くはなかった。9時40分、10時5分、10時12分、10時32分、10時41分。
 「君は起きてるの?」僕はパイルに言った。
 「はい。」
 「君は何について考えているの?」
 彼は躊躇った。「フオン、」彼は言った。
 「そう?」
 「僕は、彼女が何をしていたのか実は不可解なままだ。」
 「僕は君にそれを話してもいいよ。彼女は僕がテニインで夜を過ごしていると決めていたんだろうーそれが初めではない。彼女は蚊を近寄らせないように燃えている線香を手にしてベドゥに横になろうとして、彼女は古いパリ―マチ(マッチ))の絵を見ようとしている。フランス人のように彼女は王族に熱中している。」
 彼は物足りなさそうに言った、「正確に知る事は素晴らしいに違いありません、」そして僕は暗闇で彼の穏やかな犬の眼差しが思われた。彼らはアルドゥンではなくファイドゥと彼を呼ぶべきだった。
 「僕は実際分からないーがそれはおそらく本当だ。貴方がそれについて何もできないなら妬んでいる事、そこには何もいい事はない。『お腹にはバリケイドゥはない。』」
 「時々僕は貴方が話す筋道が嫌になる、タマス、彼女は僕のようにどうして見えるか貴方は分かりますか?彼女は爽やかで、花のように見えます。」
 「可哀そうな花、」僕は言った「そこいら中にたくさんの雑草を生やす。」
 「貴方はどこで彼女に会いましたか?」
 「彼女はグランドゥ・モンデで踊っていた。」
 「踊り、」彼は大声を出した、まるでその意見が辛かったかのように。
 「それは完全に尊敬に値する専門家だ、」僕は言った。「心配するな。」
 「貴方はそんなにたくさん凄い経験をしてる、タマス。」
 「僕は今まで一人の女もいなかった、」彼は言った、「適当にじゃない。貴女が実際の経験と呼ぶようなものは何もない。」
 「君の国民の持つ多くの精力は口笛を吹きながら従軍するように見える。」
 「僕は今まで他の誰かに話した事はありません。」
 「君は若い。それは何も恥ずかしい事ではない。」
 「貴方はたくさんの女性を我がものにしましたか、ファウラ?」
 「大勢の意味するところを僕は知らない。僕にとって何らかの重要な関わりが去ったのは4人も越えない女達だーまた彼女達にとって僕は。その他の40人-余りー何故人はそれをするのか、誰でも不思議だ。衛生学の見地、人の社会的責任、どちらも見当違い。」
 「そういう事は間違っていると貴方は考える?」
 「僕はあの夜な夜なを取り戻せたらと思う。僕は今尚恋をする、パイル、おまけに僕は価値のあるものを駄目にする。オウ、それにそこにはプライドゥがあった、もちろん。求められるがままである事を誇りに思うのを僕達が止める前、そりゃあ長い時間を使う。何故僕達はそう思ってしまうのか、僕達が何時周りを見て、誰かもまた求められていると神は御存知だ。」
 「僕には何か間違っている事がそこら辺にあると貴方は思いませんか、どうです、タマス?」
 「いや、パイル。」
 「それは僕がそれを必要としないという意味ではありません、タマス、他の皆のように。僕は―変じゃない。」
 「僕達が言うほど多く僕達の内の一人はそれを必要としない。そこには凄い数の自己催眠が周りにある。今や僕はそれを必要としないと僕は悟っている―フオンを除いて。しかしそれは時間に連れ学ぶ事だ。喩え彼女がそこにいなくても眠れない一晩もなく一年を遣り過ごせる。」
 「しかし彼女はそこにいます、」彼は僕が捉え難い声で言った。
 「人は多くの相手と性交渉を持ち始め、誰かの祖父のように一人の女性に対して貞節なまま終わる。」
 「そんな道を歩き始めるのはそれはかなり単純であるような気がすると僕は思う・・・」
 「いや。」
 「それはキンジ(キンゼイ)・リポートゥにない。」
 「それは、何故単純ではないかだ。」
 「貴方には分かります、タマス、ここにいる事、それはかなり快適です、こんな風に貴方に打ち明けて。どういうわけか、もう危うくはないような気がします。」
 「僕達は急襲時そう感じるのが常だ、」僕は言った、鎮静が近付いた時に。ところが彼らは何時も引き返した。」
 「もし誰かが貴方に尋ねたら、貴方の最も底知れぬ性的経験はどんなものでした、貴方はどう言います?と」
 僕はそれに対する答えは知っていた。「或る朝早くベドゥに横たわりながら、彼女の髪にブラシをかける赤いドゥレシング‐ガウンの中の女を見ながら、」
 「ジョウはそれはチンクと同じ時に黒人女も一緒にベドゥに入る事だと言った。」
 「僕は20歳になった時、誰でも持ち上がっるという事を思った。」
 「ジョウは55歳です。」
 「戦争で彼らが彼に与えた精神年齢は何事かと僕は不可解に思う。」
 「赤いドゥレシング‐ガウンの中の少女はフオンだった?」
 僕は彼がそんな質問をしなかったらと願った。
 「いや、」僕は言った、「あの女性はもっと早く近付きになった。僕が僕の妻から離れた頃。」
 「何かあったんですか?」
 「僕もまた置いて出た。」
 「どうして?」
 本当に何故?「僕達は馬鹿者だ、」僕は言った、「僕達は愛す時。僕は彼女を失うのが怖かった。僕は彼女の変わって行くのを見て思った―彼女は現実にいたのかどうか僕には分からなくなる、けれども、僕はもうそれ以上手応えのない状態に耐えられなくなった。僕は臆病者が敵に向かって駆け寄り、メドゥル(メダル)を勝ち取るちょうどそのようにフィニシュに向かって駆け出した。僕は挙句の果てに死を手に入れたかった。」
 「死?」
 「それは死のようなものだった。それから僕は東に来た。」
 「そしてフオンを見つけた?」
 「うん。」
 「しかし貴方はフオンと一緒では同じものが見つからない?」
 「同じじゃなくて。君にはお見通しだ、もう一人は僕を愛した、僕は愛を失う事を恐れた。今、僕はただフオンを失う事を恐れている。」どうして僕はそんな事を口にしてしまったのだろうか?彼は僕からの励ましを必要としていなかった。
 「何れにせよ、彼女は貴方を愛しているんでしょ?」
 「そんなんじゃないよ。それは彼女達の本質の範疇にない。君はそれに気付いてしまうだろう。彼らを子供という、それではありきたりだーそこには子供染みている一つの事柄がある。彼女達は親切、担保、君が彼らに与えるプレズントゥのお返しに君を愛すー彼女達は精神的打撃、或いは不公平故に君を疎んじる。彼女達は何に似ているか分かっていないーまるで部屋の中に歩いて入る事や見知らぬ人を愛する事。老齢化している者には、パイル、それは非常に安全だー彼女は家から走り去ったりしない、家庭が幸福である限り。」
 「僕は彼を傷付けようとしたのではなかった。僕は抑制された怒りを胸に彼が言った時、僕はそれを終えてしまったんだと現実を受け容れただけ、「彼女はより手堅い保証、かまたはこの上ない優しさを選んでも良かった。」
 「おそらく。」
 「貴方はそれを心配していないんですか?」
 「僕は他の事ほどひどくじゃない。」
 「貴方は全面的に彼女を愛しますか?」
 「オウそうだね、パイル、そうなんだ。しかしっどっちみち僕は嘗て単に愛しただけ。」
 「40人-余りの女性達の恨みを買いながら、」彼は僕に噛みつくように言った。
 「僕はきっとキンジ(キンゼイ)の標準以下だよ。君は分かってるね、パイル、女性達はヴァジンを求めない。僕は僕達が終えるという確信がない、僕達が病的タイプでなかったら。」
 「僕はヴァジンだと言おうとしたんじゃない、」彼は言った。僕のパイルとの会話全てが奇怪な方向へ進むように思えた。彼らはそこで慣習のレイルから外れて走った、それは彼の真面目さの所為だったのか?彼の会話は決して苦境に導かなかった。
 「君は百人の女性を所有しながら尚ヴァジンであってもいいんだ、パイル。戦時、レイプのために絞首刑にされた君達の米兵らの大半はヴァジンだった。僕達ユアラプではそんな大勢を背負ってはいない。僕は嬉しい。彼らは多くの危害を加える。」
 「僕は全く貴方が分からない、タマス。」
 「それは説明する価値もない。僕はとにかくその話題にうんざりしている。僕は、セクスが老齢や死ほど重い問題ではなくなる年齢に達してしまった。僕は心の中のこうしたもの、女の体ではなく、と共に目覚める。僕は、本当に僕の最後の十年に、一人になりたくない、それが全てなんだ。一日いっぱいどんな事を考えるべきか皆目見当が付かない。僕は早目に同室に女性を入れたいー僕が愛さなかった人でも。しかしもしもフオンが僕の許(もと)を去ったら、他を探すエナジがあるだろうか?・・・」
 「もしそれが全てなら、彼女は貴方には大切なんだ…」
 「全て、パイル?」その終わりに、一人の道連れも、老人ホウムもなく、一人で十年暮らすのを君が不安になるまで待てばいい。その時君はどんな方面にでも駆け寄り始めるだろう、赤いドゥレシング‐ガウンのあの女から遠ざかってまで誰かを見つけようとして、君が遣り終えるまで続く誰かを。
 「何故貴方は貴方の妻へ帰らないんですか、その時?」
 「君が傷付けた誰かと暮らすのは、それは簡単ではない。」
 ステンガンが遠い爆発を狙撃したーそれは1マイル以上も離れているはずがなかった。おそらく別の攻撃が始まってしまった。僕はそれが攻撃だったらと願ったーそれは我々のチャンスを増やす。おそらく神経過敏な歩哨が影を撃っていたんだ。おそらく別の攻撃が始まってしまった。僕はそれが攻撃だったらと願ったーそれは我々のチャンスを増やす。
 「驚きましたか、タマス?」
 「もちろん僕は。僕の直感総出で。しかし僕の道理からすると、このように死ぬ事、その方がいいと僕は認める。それは僕が何故東へやって来たかだ。死は君について回る。」僕は僕の時計を見た。それは11時になっていた。8時間の夜、そしてそれから僕達はリラクスできた。僕は言った、「僕達は神を除くとかなり踏み込んで何もかも話し合ったような気がする。僕達は僅かな頃合いを見計らって出て行く方がいい。」
 「貴方は彼の人を信仰しない、どう?」
 「いや。」
 「僕には何事も彼の人抜きではまるで意味がない。」
 「僕は前に本を読んだ・・・」
 僕はどんな本をパイルが読んだ事があるのか全く分から
なかった。(多分それはヨーク・ハーディングかシェイクスピアか同時代の韻文の選集か結婚生活の生理ではなかったーおそらくそれはThe Triumph of life。)声が僕達と一緒に塔の中に直接入って来た、それは策略で物影から話すような感じだったー鈍く響く拡声器の音声がヴィエトゥナム語で何か言っている「僕達はそのためにいる、」僕は言った。二人の見張り番は耳を傾けた、彼らの顔がライフル投入口の方を向いた、彼らの口は絞首刑のように開いた。
 「これは何事?」パイルが尋ねた。
 朝顔型口まで歩く事は声を突き抜けて歩く事に似ていた。僕は、素早く外を見た:そこには目に入るようなものは何もなかったー僕には道路を見分ける事さえできなかった上に、部屋の中を僕が振り返って見た時、ライフルが向けられた、僕にか或いはライフル口にかどうか僕には確かではなかったが、壁の周りを移動した途端、そのライフルは揺らぎ、躊躇い、僕をカヴァし続けた:僕は下に座り、ライフルは下げられた。
 「彼は何と言っていますか?」パイルが尋ねた。
 「僕には分からない。」僕は彼らが車を見つけて僕達か或いは他の者に手渡すためにこいつらに話してくれるのを期待する。彼らが彼らの心を決める前にあのステンを取り上げた方がいい。」
 「彼は撃つつもりだよ。」
 「彼は未だ決めてない。彼は決めればどんな手段でも撃つさ。パイルは彼の脚を動かし、ライフルを近付けた。
 「僕は壁に沿って動くよ、」僕は言った。「彼の目が彼にカヴァさせるのを躊躇った時。」
 僕が立ち上がったちょうどその時、声が途切れた:静寂は僕をびくっとさせた。パイルはきつく言った、「お前のライフルを落とせ。」僕にはステンが降ろされたかどうか疑わしく思うほどのまさに余裕があったー僕はわざわざ見ようとはしなかったーその男がライフルを下に投げた時。
 僕は部屋を横切り、それを拾い上げた。その時、声が再び始まったー全く音節が変わらなかったという印象を僕は持った。おそらく彼らはレカドゥ(レコード)を使った。僕は、最後通牒が満了する時なんだろうと思った。
 「次に何が起こります?」パイルが尋ねた、実験室での実演を見ている学生のように:彼が個人的に関係しているようすはなかった。
 「おそらくバズーカ、ひょっとしたらヴィエトゥ。」
 パイルは彼のステンを調べた。これはどこもおかしくなさそうです、」彼が言った。「僕が発砲します?」
 「いや、彼らを戸惑わせる。彼らは寧ろ発砲抜きで持ち場に着き、それが僕達に余裕を与える。僕達は早めに退散した方がいい。」
 「彼らは終わりを待っているのかも知れない。」
 「そうですね。」
 「二人の男は僕達を見守ったー僕は男達に書く、しかし僕は、彼らが彼らとの間の40年を積み上げて来たかどうか疑う。「そしてこれらを?」パイルが尋ねた、すると彼は書キングな率直さで付け足した、「僕が彼らを狙撃しましょうか?」多分彼はステンを試したかった。
 「彼らは何もしていない。」
 「彼らは僕達を手渡すつもりでした。」
 「何故していない?」僕は言った。
 「僕達はここには何の任務もない。これは彼らの国だよ。僕はライフルを降ろし、床に横たえた。
 「どうしても貴方はそれを残して出て行かないつもりですね。」彼は言った。
 「僕はライフルを持って走るには年を取り過ぎた。それにこれは僕の戦争じゃない。そうだろ。」
そりゃあ僕達の戦争じゃないが、それらの他の者達も同様にその事を知っているよなあと思った。僕はオイル‐ラムプを吹き消し、罠の上に僕の足をだらりと垂れた、梯子の感触を探りながら。僕は見張り番がそれぞれクルーナ(囁くように歌う歌手)のように、歌のような彼らの言葉で囁いているのが聞こえた。「前もって直立するんだ、」僕はパイルに話した、「稲をめざそう。そこには水があるのを覚えて置けよー僕はどれくらい深いか知らない。用意はいいか?」
 「はい。」
 「ありがとう相棒。」
 「こちらこそ。何時も、」パイルが言った。
 僕は僕達の後ろで見張り番が動く音を耳にした:彼らはナイフを持っていたかどうか僕は分からなかった。拡声器は最後のチャンスを提供するかの如く絶対服従的に喋った、何かが僕達の真下、暗闇の中をそっと移動した、がそれはネズミだったようだ。僕は尻込みをした。「僕は飲み物が欲しい、」僕は呟いた。
 「行こう。」
 何かが梯子を上って来た:僕は何も聞こえなかったが、梯子は僕の足の下で揺れた。
 「何かが貴方を引き留めているんですか?」パイルが言った。
 僕は何故何者かのようにそれを思うのか分からない。その音を立てないものはこっそり近付く。人一人は梯子を上られた、そして未だ僕は僕自身のような男とはそいつを考えられなかったーそれは、別種の創造物の容赦のなさを持って極めて静かに確実に、動物が中で動いているかのようだった。梯子は揺れに揺れ、その目が上の方を睨みつけているのを見たような気が僕はした。突然僕はそれに耐えられなくなって、僕は飛んだ、がそこには何もいなかった、スパンジ(スポンジ)のような地面以外には、そこいら辺には全く何もなかったが、それは僕の足を捕え、手がしたかのようにそれを捻じった。僕は彼自身の震えを認識できない怖ろしいほどの馬鹿者だったと僕は悟った、それに僕はタフで想像力がない、正直な観察者でリポータであるしかない。僕は僕の足の上に乗っかったものの、痛みでまた危うく倒れそうになった。僕は僕の後ろに片足を引きずりながら、耕作地へと出発した。そこでパイルが僕の後を追っているのが聞こえた。その時バズーカの砲弾が塔の上で破裂し、僕は再びうつ伏せになった。

「怪我をしていますか?」パイルが言った。
 「何かが僕の足にぶつかった。何でもないよ。」
 「立ち上がりましょう、」パイルは僕を促した。僕はどうにかこうにか彼を見る事ができた、彼はきめの細かい白い土の塗(まみ)れているように見えたから。それから彼はスクリーン上の映像のように外に出た、その時映写機のラムプが落ちた:ただサウンドゥトゥラクだけが続いた。僕は僕の正常な膝で慎重に起き上がり、僕の悪い左足首に少しも負担をかけずに立ち上がろうとした、その時僕はまたもや痛みで息も絶え絶え倒れ込んだ。何かが僕の左足に起こっていた。僕は心配もできなかったー痛みは世話を二の次にした。僕は、できるだけ静かに地面に横になった、痛みが二度と僕を見付けないようにと願いながら。僕は僕の呼吸をやっとの思いで持ち堪えた、誰もが歯痛に付き合うように。僕はまもなく塔の崩壊を調べるはずのヴィエトゥの事を考えもしなかった:別の砲弾がその上で破裂したー彼らは彼らが入って来る前にかなり確かめていた。それにはどれだけ多額を要するのか、痛みが遠のくに連れ、僕は考えた、数人の人間を殺す事をーお前は非常に楽々と馬を殺せる。僕は完全に意識があるはずがなかった、僕が生まれた小さな町で、僕の子供の頃の恐怖だった廃馬屠殺業者の作業場に迷い込んでしまったと思い始めた。僕達は馬が恐れて静かに嘶(いなな)き、安楽殺人者の爆発音を聞いたのを僕はよく思い出したものだ。
 それには痛みがぶり返してから、幾らか間があった、今も僕はじっと横になって僕の呼吸を持ち堪えていたーそれが僕には重要そのもののように思えた。おそらく僕は、耕作地の方へ這ってでも向かうべきかどうか、さほどはっきりとは分からなかった。ヴィエトゥは遠くを捜す余裕は持っていないだろう。別のパトゥロウルは今までに最初の戦車のクルーと連絡を取っているだろう。しかし僕はゲリラ隊員より痛みの方をずっと恐れたので、僕はじっと横になったままだった。そこにはパイルがどこかにいるという印象は全くなかった:彼は耕作地に着いていなければならなかった。その時僕は誰かがしくしく泣いているのを耳にした。それは塔の方向から届いた、或いは塔で何かがあった。それは男がすすり泣いているようではなかった:それは闇に脅え、尚も怖気づく子供のようだった。それは二人の少年の内の一人だと僕は推測したーおそらく彼の仲間が殺されてしまった。僕はヴィエトゥが彼の喉を切らないように祈った。誰も子供と一戦を交えるべきではない、やがて小さな縮れっ毛の少年は、魂に戻った。僕は僕の目を閉じたーその事は痛みを遠くへ追い遣るのを助けた。僕はほとんどこの闇と孤独と痛みの不在の中で眠られると感じた。
 それから僕はパイルが囁いているのを聞いた、「タマス。タマス。」彼は急いで足技を覚えた;僕には彼が引き返すのが聞き取れなかった。
 「あっちへ行け、」僕は囁き返した。
 彼はその時僕を見つけ、僕の側で水平に下に横になった。「どうして貴方は来なかったんですか?貴方は怪我をしていますか?」
 「僕の足を僕はこれは折れていると思う。」
 「銃弾?」
「いや。いや。丸太。石。塔から何かが。これは出血していない。」
 「貴方は努力するようになって来た。」
 「あっちへ行け、パイル。僕は必要ない、それはあまりにひどく怪我をしている。」
 「どっちの足を?」
 「左。」
 彼は僕の脇腹に這って回り、僕の腕を彼の肩の上に持ち上げた。僕は塔の中で少年のようにすすり泣きたかった、と同時に僕は腹が立ったが、小声で怒りを表現するのは、それは難しかった。「神は君を呪う、ぱいる、僕を一人にしてくれ。僕は留まりたい。」
 「貴方はそうしてはいけない。」
 彼は彼の肩の方へ半ば僕を引っ張ていた。血だらけのヒーロウになるな、僕は行きたくない。」
 「貴方は助かる機会に恵まれた。」彼は言った、そうでなきゃ僕達は捕まえられます。
 「君が・・・」
 「静かにして、さもないと彼らは貴方の声を聞いてしまう。」
 僕は苛立たしさと共に泣いていたーお前はより強い言葉は遣えなかった。僕は彼に逆らって僕自身を持ち上げ、僕の左足をだらりと垂れるがままにしたー僕達は3本足のレイスの不器用な参加者のようで、僕達はもしものチャンスを耐え抜こうとはしなかった、僕達が出発する瞬間に、ブレンは次の塔の方へ道路に沿ったどこかで速く短い爆発中、発砲し始めなかった。多分パトゥロウルが突き進もうとしたが、おそらく彼らは、破壊された彼らの3つの塔の清算を完了していた。それは僕達の遅くて不器用な群れの騒音を覆い隠した。
 僕には僕が終始正気だったかどうか確かではない:僕は最後の20ヤードゥの間、パイルはほとんど僕の体重を運ばなければならなかった。彼は言った、「ここに気を付けて。僕達は中に入ろうとしているところです。」乾燥した稲が僕達の周りでカサカサ音を立て、泥濘がパチャパチャ音を立てて跳ね上がった。パイルが立ち止まった頃には、水は僕達の腰に達していた。彼は喘いでいたし、彼の呼吸の捕獲量はウシガエルのような音を立てた。
 「僕は申し訳ないと思う、」僕は言った。
 「貴方を見捨てる事はできなかった、」パイルか言った。
 「最初の感覚はリリーフだった;水と泥は包帯のように僕の足を優しくしっかり支えたが、間もなくその冷たさは僕達をカタカタ言わせた。僕はその時もう真夜中を過ぎてしまっていたのかどうか分からなかった:もしヴィエトゥが僕達を見つけなかったら、僕達にはこれから6時間はあるだろう。
 「少し貴方の体重を移せますか、」パイルが言った、「ほんの少しの間だけ?」そうして僕の不当な苛立ちが舞い戻ったー僕には痛みの他にそれに対して全く弁解の余地はなかった。僕は救われたいと、或いはひどく痛くて死期を延ばすよう頼みはしなかった硬く乾いた地面に僕のカウチのノスタルジアを感じながら思った。僕の体重からパイルを開放するよう努めつつ、片足でクレインのように立ち、僕が動くと稲の茎がくすぐり、切れ、パチパチ音を立てた。
 「君は僕の命をあそこで救った、」僕は言った、するとパイルは月並みな返答の代わりに咳払いをした、「そうだよ、僕はここで死ねたんだ、僕は乾いた土の方がいいよ。」
 「話さない方がいい、」パイルは病人に対してのように言った。
 「誰が一体僕の命を救うように君に頼んだんだ?僕は殺されたくて東に来た。それは君の忌々しい無礼に過ぎない。」僕は泥の中でよろめき、パイルは彼の肩の辺りに僕の腕を持ち上げた。「それを和らげて、」彼は言った。
 「君は戦争‐映画を見て来た。僕達は二人の水夫じゃないし、君は戦争‐勲章を勝ち取れない。」
 「シュ‐シュ(シ―‐シー)。」足音が水田の縁まで降りて来ている、足音が聞こえるだろ」。道路を上るグレンは発砲を止め、そこには、足音と僕達が息をした時、稲の僅かなカサカサという音以外に全く音はしなかった。その時足音が停止した:彼らは本の一部屋分の長さだけ隔たっているように見えただけだった。僕の状態の良い側のパイルの手が僕をゆっくりと下に押しているように感じた:僕達は一緒に稲を極力揺らさないようにするためにかなりゆっくりと泥の中に沈んだ。片方の膝の上で、僕の頭を僕の頭を後方に強く引っ張る事によって、僕は水の外に僕の口をちょうど保つ事ができた。痛みが僕の足に戻り、僕は思った、もし僕がここで気を失えば僕は溺れる」ー僕は何時も溺死の思いを嫌悪し、恐れた。何故人は自らの死を選べない?そこには今はどんな物音もなかった:多分20フィートゥ向こうで彼らはカサカサという音、咳、くしゃみを待っていたーオウ神よ、」僕は思った、「僕はくしゃみが出そうだ。」もし彼が僕を一人残して去りさえしたら僕は僕自身の命ー彼のではなくーにだけ責任があっただろうにーそれに彼は生きたがった。僕は、僕達が子供だった時、Hide and Seekで遊んでいる時、僕達が覚えるあの悪戯で僕の上唇に僕の空いた指を押し当てた、しかしくしゃみはなかなか消えなかった、出るのを待ちながら、闇に黙する他の者達はくしゃみを待った、それは出そう、出そうだった、出た・・・
 しかしすぐに僕のくしゃみは途切れた、ヴィエトゥはステンで稲の中に火の線を引きながら広げたーそれはスティ―ルに穴を打ち込む機械のようにその鋭いドゥリリングと共に僕のくしゃみを押し止めた。僕は一呼吸して水中に戻ったー実に本能的に人は愛した物事を避ける、死で媚を売りながら、彼女の愛人に暴行されたいと求める女のように。稲は僕達の頭の上に叩き落された、やがて嵐は去った。同時に僕達は空気を求めて上に上がった、塔の方へ引き返し遠ざかる足音がした。
 「僕達は成し遂げた、」パイルが言った、痛みの最中にあったのに僕は、僕達が何を成し遂げたのかしらと思った:僕にとって、高齢、編集長の椅子、孤独;そして彼に対しても同じく、僕は今は、彼は早合点だという事を知っている。それからは寒い中僕達は落ち着いて待った。テニインへの道路沿いに大かがり火がこの世のものとなった:それは祝典にふさわしく陽気に燃え盛った。
 「あれは僕の車だ、」僕は言った。
 パイルは言った、「これは残念な事だ、タマス。僕は廃物を見るのは嫌だ。」
 「あそこにはあれを走らせるのにタンクの中にちょうど十分なガソリンがあったに違いない。君は僕と同じくらい寒い、パイル?」
 「僕の方が寒いはずがない。」
 「僕達は出て路上に水平に位置したらどう?」
 「もう30分彼らにあげよう。」
 「体重を君に預けるよ。」
 「僕はそれに耐え抜ける、僕は若い。」彼はふざけて断言をした、しかしそれは泥同様冷え冷えと心を打つ。僕は、僕の痛みが話した点を謝るつもりだったが、今またそれは話す。「君は若い、全く正しい。君は待つ余裕があってもいいんじゃない?」
 「僕は貴方が解(げ)せない、タマス。」
 僕達は一緒に一週もの夜だったかのように思える何かを費やした、彼はフランス語を理解できるよりもっと僕を理解できない。僕は言った、「君は僕を好きにしてよくやったよ。」
 「僕はフオンに顔を合わせられなかった、」彼は言った、そしてその名はそこに銀行の役員の入札のように横たわっていた。僕はそれを取り上げた。
 「という事は、それは彼女のためだった、」僕は言った。僕の妬みを更に何か馬鹿馬鹿しく、その上恥をかかせようとしたのかはそれだった、それは最高にトウンを落とした小声で口にされなければならなかったーそれは抑揚も全く持たず、妬みはわざとらしさを好む。「君はこうした英雄気取りが彼女を手に入れるだろうと考えている。如何に間違っているか、君は。もし僕が死んだら、君は彼女を所有できるだろ。」
 「僕はそんなつもりではありません。」パイルが言った。「君が恋愛中、君はゲイムをしたがる、それが全てだ。」それは正しい、僕は考えた、けれど彼は無邪気にそうなるようではなさそう。愛に溺れる事は君その人を見る事だ、他の誰かが君を見るように、それが歪められ、誉めそやされる君自身の虚像共々愛に溺れる事だ。恋の中で僕達は尊敬できないー勇敢な芝居は二人の観客に一人の役を演じる事以上ではない。多分僕はもう恋の中にはいないにしても、僕は思い出しはする。
 「もしそれが君だったら、僕は君を残して去った、」僕は言った。
 「オウいいえ、貴方はそうしない、タマス。」彼は我慢のならない自己満足と共に補足した、僕は貴方が貴方自身を分かっている以上に僕は分かっています。苛々して僕は彼から逃れ、僕自身の体重を引き受けようとしたが、タンル(トンネル)内の列車のように痛みが唸りながらぶり返して、僕は更に彼にどさっと凭れかかった、僕が水中に沈み始める前に。彼は僕に両腕を回し、僕を持ち上げ、終いに少しずつ僕を土手そして道路脇へとゆっくりと動かし始めた。彼は僕をそこへ連れて行くと、耕作地の縁の土手下の浅い泥の中に彼は僕を水平に下ろした、やがて痛みが引き、僕は僕の目を開けて僕の呼吸を維持するのを止めるた時、僕には星座の精巧な暗号だけが目に入ったー僕が読めなかった外国の暗号:それは故国の星ではなかった。彼の顔は僕の真上で回転した、それを覆い隠しながら。「僕は道路に降りるつもりです、タマス、パトゥロウルを見つけるために。」
 「愚か者になるな、」僕は言った。「彼らは君が誰か分かる前に君を撃つだろ。喩えヴィエトゥが君を連行しなくても。」
 「これは一回切りのチャンスです。貴方は6時間水中で横になれない。」
 「それで道に僕を寝かせるんだ。」
 「ステンを貴方に残して行くのは適切ではない?」彼は疑い深そうに聞いた。
 「当然それは要らない。喩え君がヒーロウである事を決定付けられていても、少なくともゆっくりと稲の間を通って行け。」
 「パトゥロウルは、僕がそれを合図できる前に通り過ぎるよ。」
 「君はフランス語を話さない、」
 「僕は叫びましょう『Je suis Frongcais。』心配しないで、タマス。僕は普段以上に慎重になりますよ。」僕が答えられる前に彼は囁きの範囲から出てしまったー彼は常習的間(ま)で、自分は分かっているんだぞと言わんばかりに静かに動いていた。僕は燃え盛る車の明かりの中に彼を見る事ができはしたが、さっぱり射手は来なかった;間もなく彼は炎の中に消え、あっという間に炎は足跡を埋め尽くした。オウそうか、彼はファトゥ・ディエムへと川をボウトゥで下る時慎重だったように彼は慎重になって行った。スカウトゥ・バヂにふさわしい彼の用心深さを誇る、馬鹿馬鹿しさや冒険のありそうにもない事には全く気付かない少年の冒険‐物語の中のヒーロウの用心深さで。
 僕は横になってヴィエトゥか部隊のパトゥロウルからの発砲かに備えて耳を澄ましたが、誰も来なかったーおそらく喩え彼がこれまでにそこに着いていたとしても、そりゃあ彼が塔に着く前に1時間か更にもっと彼は要すだろう。僕は何が僕達の塔、多量の泥や竹や見せびらかしに残っているかを見るために十分僕の頭を回転した。車の炎が沈下するに連れ、より低く沈むように思えた。痛みが去るとそこに平和があったー気力の終戦記念日のような、僕は歌いたくなった。 
 僕の職業の男達が今晩の全てを材料にただの新聞種になるという事、それは何ておかしいんだと僕は思ったーそれはまさにありふれた‐或いは‐田園の夜だったし、僕はそれにまつわる只のおかしな物体だった。その時僕は塔に残された何かから再び低い泣き声が始まるのを聞いた。見張り番の一人がまだ生きているに違いない。
 僕は思った、「可哀そうな悪魔、もし僕達が彼の柱の外に崩れ落ちなかったら、彼らがほとんど皆降伏するか逃げるかした時、彼は降伏する事ができた、メガホウンからの最初の招集で。それなのに僕達はそこにいたー二人の人、そして僕達はステンを持ち、彼女は動こうともしなかった。僕達がそれを去った時、それは余りにも遅かった。」僕にはあの暗がりで泣く声に責任があった:僕は無関心で、この戦争に無関係である事を僕自身誇っていた、しかしあの傷は僕によって押し付けられた、まるで僕がステンを使ったかのように、パイルがそうしたかった時。
 僕は道路へと土手を乗り越えようと努力した。僕は彼と合流したかった。彼の痛みを共有する事、それが僕に出来る唯一の事だった。ところが僕自身の個人的な痛みは僕を押し戻した。僕はそれっきり彼に耳を傾けられはしなかった。僕はなお横になり、何事も耳にせず、それでも僕自身の痛みは空恐ろしい心臓のように打ちながら、そうして僕の呼吸を維持し、僕は信じない神に祈った、「僕を死なせるか、気を失わせるかして下さい。僕を死なせるか、気を失わせるかして下さい;そこで僕は失神し、僕の瞼が一緒に凍り、誰かがそれを離れるようこじ開けるノミを差し込んでいた、そして僕は眼球を損傷しないよう下で彼らに警告したかったが、話せなかったのでノミは刺さり、松明(たいまつ)が僕の顔を照らしていたという夢を僕が見るまで何も気付かなかったと僕は推測する。
 「僕達は成し遂げた、タマス、」とパイルが言った。それを思い出す、ところが僕はパイルがその後、他の者に何を言ったか思い出さない:僕は違う方向に僕の手を振り、彼らに話した、塔の中に、そこに男が一人いると、すると彼らは彼を確かめようとした。とにかくパイルが成し遂げたという感傷的想定を僕は成功させられなかった。僕は僕自身を知っている、そして僕は僕の我がままの深さを知っている。僕は気楽になれない(そして気楽になる事は僕の一番の願いだ)、誰か他の者が、目に見えて、聞こえるように、また触れて痛みの中にあれば。時々それは我がまま故の無邪気さと間違われる、僕がしている事は全て小さな善行を犠牲にしている時―この場合、僕の傷への世話の遅延ー遥かに素晴らしい善行の目的のために、心の平和は、僕が必要とすれば何時も自分自身の事だけ考える。
 彼らはあの少年は死んだと僕に話すために帰って来た、それで僕は幸せだったーモーフィア(モルヒネ)の皮下注射が僕の足を刺した後、僕は余り痛みに苦しむ必要もなかった。

3

僕はゆっくりとカティナトゥ通りのフラトゥへの階段を上った、最初の着地からずっと立ち止まり、休みながら。老婦人達は、彼女達が何時もそうして来たように、手の平のものと同じ彼女達の顔の皴の宿命を伝えながら、便所の外の床にしゃがんで噂話をしていた。彼女達は僕が通り掛かった時黙っていたので、僕は彼女達が僕に何か話しかけてくれくれてもいいのにと思った、もし僕が彼女達の言葉を知っていたら、テニインに向かって帰る途上、軍隊病院に入っていなかった間に何か通ったかと。塔か耕作地の何処かで僕は僕の鍵を失くした、しかし僕はフオンにメシジを送った、彼女はそれを受取らなければならなかった、彼女が未だそこにいたら。その「もし」は僕の不確かさの尺度だった。僕は病院で彼女について何のニュースも手に入れていなかった。ところが彼女は困難を伴いながらフランス語を書いた、つまり僕はヴィエトゥナム語を読めなかった。僕がドアを叩くとそれは直ぐに開き、何もかも同じに見えた。僕はどうしていたかと彼女が聞いて、僕の添木を当てられた足に触れ、人は随分若い植物に安心して凭れられるかのように、僕を彼女の肩に預けた。僕は言った、「家にいる事を僕は嬉しく思う。」
 彼女は僕がいなくて寂しかったと僕に打ち明けた、それはもちろん僕が聞きたかった事だった:偶然でなくても、クーリー(低賃金未熟練労働者)が質問に答えるように。今、僕は偶然を待ち構えていた。
 「どう貴女は楽しんでいたの?」僕は尋ねた。
 「オウ、私は私の姉妹によく会っていたの。彼女はアメリカ人と一緒の職を見つけたの。」
 「彼女が、彼女が?パイルが手伝ったの?」
 「パイルじゃない、ジョウ。」
 「ジョウって誰?」
 「貴方は彼を知っているわ。経済大使。」
 「オウ、もちろん、ジョウ。」
彼は人が何時も忘れる男だった。この日まで、僕は、彼の肥満と彼の粉っぽいきれいに剃った頬と大きな彼の笑い声以外、彼を説明しようがない。彼の正体の全ては僕を避けるー彼がジョウと呼ばれたという事以外、そこには名前が何時も短くされる何人かの男達がいる。
 フオンの助けで僕はベドゥに僕自身を伸ばした。「何か映画を観た?」僕は尋ねた。
 「そこにカティナトゥにとてもおもしろいものがあるわ、」すると直ぐに彼女は極めて詳細に僕に筋を話し始めた、電報かも知れない白い封筒を僕が部屋を見回している間に。僕は尋ねさえしなかったら、彼女は僕に話すのを忘れていたと信じられた、そしてタイプライタの側のテイブルの上か、洋服ダンスの上のそこにあるかも知れない、多分、安全のために、カプボードの引き出しの中に、彼女が彼女のスカーフを入れて置く所に置いてある。 
 郵便局長はー私は、彼は郵便局長だったと思う、でも彼は市長だったかも知れないー彼らの後をつけて家に行った。そして彼は梯子をパン屋の主人に借りて、彼はコリンヌの窓へ上った、ところが貴方には分かるわ、彼女はフランソワと隣の部屋に行っていた、でも彼は、マダム・バムピエールが来ると聞いていなくて、彼女が入ると梯子の頂上の彼と会った、そして思った・・・」
 「マダム・バムピエールって誰だった?」僕は尋ねた、洗面台‐流しを見ようと僕の頭を回しながら、そこに、時々彼女はロウションの間に思い出させるものを凭せ掛けていた。
 「私が貴方に話すわ。彼女はコリンヌの母親で彼女は未亡人だったから夫を探していた・・・」彼女はベドゥに座り、彼女の手を僕のシャートゥの内側に入れた。「そりゃあとてもおもしろかった、」彼女は言った。
 「僕にキスして、フオン。」彼女は全く艶(なまめ)かしさを持たなかった。彼女は直ぐに僕が頼んだ事をした、そして彼女は映画の話を続けた。ちょうどそんな風に彼女は愛を育もうとした、もし僕が彼女に、直ちに、否応なしに彼女のズボンを剝ぎ取って、聞いたら、その後マダム・バムピエールの話と郵便局長の苦境を検討した。
 「僕に呼び出しは来なかった?」
 「はい。」
 「どうしてそれを僕に伝えなかったの?」
 「貴方には仕事をするのは、それは早過ぎる。貴方は横になって休んでいなきゃ。」
 「これは仕事の可能性がなくもない。」
 彼女はそれを僕に渡し、僕はそれが開封されているのを見た。それには書いてあった:「400字ラトゥル出発の背景軍事的政治的状況に於ける影響を頼む。」
 「そう。」僕は言った。「これは仕事だ。どのように貴女は知ったの?どうして貴女はそれを開けたの?」
 「それは貴方の奥様からだと思った。私は、それがいい知らせだったらと願ったの。」
 「誰が貴女のために翻訳したの?」
 「私はそれを私の姉妹の所に持って行った。」
 「もしこれが良くない知らせだったら、貴女は僕に残してくれた、フオン?」
 彼女は僕を元気付けるために僕の胸を横切って彼女の手をこすりつけた、どんなに誠実から遠くても、僕がこの時必要としたのは、それは言葉だと悟る事もなく。「貴方は
パイプが欲しい?そこに貴方宛ての手紙があるわ。私は、それは多分彼女からだと思う。」
 「貴女はそれも開けたの?」
 「私は貴方の手紙を開けてはいません。電報は公です。事務官はそれを読んでいます。」
 この封筒はスカーフの間にあった。彼女はそれを慎重に取り出し、ベドゥの上にそれを置いた。僕は手-書きと認めた。「もしこれが悪い知らせなら貴女はどうするの・・・?」僕には、それが悪い以外の他の何ものでもないとよく分かっていた。電報は寛大という突然の行為を意味した:手紙はただ弁解、正当化を意図する事ができた・・・、そこで僕は僕の質問を中断した、何故ならそこには誰一人守る事のできない約束の類を頼みとしても、全く誠実さがなかったから。
 「貴方は何を恐れているの?」フオンが尋ねた、そして僕は思った、「僕は孤独を恐れている、プレス・クラブやベドゥを置いてある部屋を。僕はパイルを恐れている。」
 「僕にブランディのソウダ割りを作って、」僕は言った。僕は手紙の出だしを見た、「親愛なるタマス、」そして終わりを、「愛情を込めて、ヘレン、」それからブランディを待った。
 「それは彼女からなのね?」
 「そう。」僕はそれを読む前に、終わったら僕はフオンに嘘を吐こうか、真実を打ち明けるべきかどうしたものかと気遣った。

親愛なるタマス 

 「私は貴女の手紙を受け取っても貴方が一人じゃないと知っても驚かなかった。貴方は男じゃない、そうでしょ?随分長い間一人でいたために。貴方は貴方のコウトゥが埃を拾うように女達を拾う。多分、ランダンに帰って来ても、いとも簡単に貴方は慰めを探すに決まっていると私が思わなくても、貴方の場合に限って私はなおさら同情を感じるに決まっている。私は貴方が私を信頼するとは思わないけれど、私に間を与え、、単なるノウが貴方に打電する事を妨げる何かは、哀れな少女に属する思いです。私達は貴方がそうであるよりもっと絡まり合っっている傾向があります。」

僕はブラディを一杯飲んだ。何年にも亘って留まっている性的痛手がどんな風に開くのか、僕には認識がなかった。僕は軽率にもー技量で僕の言葉を選ぶ事もなくーまた彼女の出血を設定した。お返しに僕自身の傷痕を探り当てるはめになっても彼女を誰が責められよう?僕達が不幸な時、僕達は傷付ける。
 「それは良くないの?」フオンが聞いた。
 「少しばかり難しい、」僕は言った、「それでも彼女には権利がある・・・」僕は読み続けた。

 「私は、貴方が荷造りして行ってしまうまで、私達の残余を越えて、貴方はアンヌを愛したと何時も信じていました。今貴方は他の女性と分かれる事を画策しているようね、というのも貴方は実は『好意的な』返事を期待しないと貴方の手紙から私は言えるのですが。『僕は僕の最善を尽くしたつもりだ』ー貴方はそう考えてはいないでしょ?貴方はもし私が『はい』と電報を打ったらどうするの?貴方は本当に彼女と結婚する?(私は彼女と書かなければなりません)―貴方は彼女の名前を私に打ち明けない。」多分貴方はそうするつもりね。私達の残余らしく貴方は年を取って、一人で暮らす事を好まないんだと、私は思います。私は時に私自身を非常に孤独に思います。アンヌは他の連れを見つけたと私は推測します。何れにせよその内貴方は彼女と分かれます。」

 彼女は間違いなく乾いたかさぶたを見つけてしまった。僕はまた飲んだ。血液の流出ーその成句が僕の心に浮かんだ。
 「私に貴方のパイプを作らせて、」フオンが言った。
 「何も、」僕は言った、「何も。」
 「それが何故私がノウを言うべきかの理由です。(私達は宗教上の道理について話し合う必要はありません、何故なら貴方はそれを全く理解或いは信仰した事がないから。)結婚は一人の女を貴方が置き去りにするのを妨げない、そうでしょ?
それはただ進行を遅らせ、もし貴方が私と生きる限り彼女と一緒に暮らせば、この場合、それはその少女に対してもっと不公平そのものになるでしょう。貴方は彼女をイングランドゥに連れて帰ろうとする、そこで彼女は道に迷い、見知らぬ人になるでしょう、そして貴方が彼女を置き去りにする時、彼女は如何にひどく捨てられたかを思うでしょう。彼女はナイフやフォークを使えるとは私は思わない、そうでしょ?私が貴方を思うよりずっと私は彼女をよく思っているから私は苛酷になっています。それでも、タマス愛しい人、私は貴方の事も考えています。
 僕は肉体的に病気になったような気がした。それは僕が僕の妻から手紙を受け取ってからずっとだった、僕は彼女にそれを書く事を強いた、そして僕は全ての行に彼女の痛みを感じられた。彼女の痛みは僕の痛みを不意に打つ:僕達は互いに傷付けあった古い手順に戻った。もし傷付ける事もなく愛する事、それさえ可能だったら―忠誠心では足りない:僕はアンヌに誠実だったにもかかわらず僕は彼女を傷付けた。打撃は所有という行動の中にある。僕達は心や体が狭過ぎる、誇りもなく他者を所有するには、或いは恥ずかし気もなく所有されるには。僕は僕の妻がまたもや僕に徹底的に打撃を加えた事を一方的に喜んだ―僕は余りにも長く彼女の痛みを忘れてしまっていた、だからこれは僕が彼女にあげられる唯一の返礼のようなものだった。不幸にも純粋さは必ず何らかの争いに巻き込まれる。何時でも、何処でも、そこには塔から叫んでいる誰かの声がある。
 フオンは阿片ラムプに火を点けた。「彼女は貴方に私を娶らせるつもりかしら?」
 「僕にはまだ分からない。」
 「彼女が言わないの?」
 「もし彼女がそうするにしても、彼女はそれを非常に落ち着いて話す。」
 僕は思った、「どれ程お前は『自由な』ライタのリイダではなく、リポータである事を自ら誇る、それにその舞台の背景の何と乱雑な事か。戦争という異種はこれより遥かに罪がない。誰も迫撃砲で損傷などするものか。」

 「もし私が非常に深い心からの確信に反して進み、『イエス』と言えば、それさえ貴方の役に立つでしょうか?貴方がイングランドゥに呼び戻される事になると貴方は言い、私は、貴方がそれをどれほど嫌か理解し、それを楽にして上げるために何かする事ができる。私は随分たくさん飲んだ後、貴方が結婚しているのを知っている。最初は私達が実際やってみたー私同様貴方もーそして私達は失敗した。誰もそんなに一生懸命次を試そうとはしない。貴方は、この女を失うと、それは人生の終わりになるだろうと言う。一度私にそんな言葉をそのまま遣ったー私は手紙を貴方に見せてもいい、私はそれをまだ持っているーそう貴方はアンヌにも同じように書いていた。僕達は何時もお互い本当の事を言おうとしたねと貴方は言う、けれど、タマス、貴方の真実は本当に何時も間に合わせね。貴方と口論する事、或いは貴方に理由を分からせようとする事に何かいい事でもあるのかしら?私の信仰が私に行動するよう私に告げるまま、行動する事、それは比較的楽ですー貴方が不当に思うようにーそう簡単に書く事を:私は離婚を認めません、宗教はそれを禁じています、ですから答えは、タマス、ノウ―ノウです。」
 そこには別の半頁があった、それを僕は読まなかった、「愛情をこめて、ヘレン。」の前に。それは天気のニューズや僕が愛した僕の年老いた叔母を含んだ。
 僕は不満の原因は持たない、それに僕はこの返事を予想していた。その中に多くの真実があった。
 彼女が全くこんな長さで声高に考えない事をひたすら願った、その思いが僕同様彼女を傷付ける時。
 「彼女は『ノウ』と言うの?」
 僕はどんな躊躇いもほとんど持たず言った、「彼女は彼女の心を決めていなかった。だからまだ希望はある。」
 フオンは笑った。「ー貴方はそんな気長な体裁を繕って『希望』と言う。」彼女は十字軍の墓の上の犬のように僕の足下に位置した、阿片を用意しながら、僕はパイルに何と言えばいいのか思いあぐねた。僕は4服目を吸ってしまった時、僕はもっと今後のための準備をと感じ、僕は希望はそれにふさわしいと彼女に話したー僕の妻は法律家に相談していた。どんな日も直ぐに僕は解放の電報を受取ろうとする。
 「それはそんなに重要ではないわ。貴方は和解する事もできる、」彼女は言った、そうして彼女の口をついて彼女の姉妹の声が出て来るのが僕には聞こえた。
 「僕は貯金を持っていない、」僕は言った。「僕はパイルより高い値を付ける事はできない。」
 「気にしないで。何があってもかまわない。何処にも何時も道はあるわ、」彼女は言った。「私の姉妹は、貴方は生命保険が受け取れると言うの、」そこで僕は、お金の重要性を最小限にせず、かといって大きくすることもなく、愛の表明を強いろうとする、彼女は何とげんきんな人かと思った。僕はパイルが何年にも亘ってその頑なな核心にどのように耐えるつもりかしらと僕は思った、パイルはロマンティクだったから;しかしそれでももちろん彼女だったらそこに適切な解決の道を見出すだろう、困難は使われない筋肉のように柔らかくなってもいい、そのその必要性が失せたのだもの。富裕はその両方の道を持ち合わせる。
 その夕方、カティナトゥの街で店が閉まる前。フオンは店が閉まる前、フオンは三枚ものシルクのスカーフを買った。彼女はベドゥに座りそれを僕に広げて見せた、晴れがましい色に感嘆の声を上げ、彼女の弾む声で空間を満たしながら、それから注意深くそれらを畳んで彼女は彼女の引き出しの中にそれを置いた:それはまるで彼女の慎み深い金遣いの拠り所を横たえているかのようだった。そして僕は僕本来の馬鹿げた性根を披歴した、信頼できない明確さや阿片の洞察力でパイルにまさにその夜手紙を書きながら。以下僕は何かを書いたー僕はそれを他日ヨーク・ハーディングのRole of the Westの中に挟み込んであったのを再び見つけた、おそらく彼はそれをしおりとして使い、その後、読み進む事はなかった。
 「親愛なるパイル。」と僕は書いたが、その間だけ「親愛なるアルドゥン、」と書きそうになった、何故なら、結局、これは或る種大切なパンとバタのような手紙で、それは偽りを含むという点で他のパンとバタとは違っていた:
 「親愛なるパイル、僕は先日の夜の事を君に感謝していると言いたくて病院から書くつもりでいた。君は確かに心地悪い結末から僕を救った。僕は杖の助けで今またあちこち動き回っているー僕はどうもちょうどいい所を折ったらしくて、年齢は未だ僕の骨に達して、それを脆くしてはいなかった。僕達は祝うために何時か一緒にパーティをしなきゃ。」(僕のペンはその言葉の上に突き刺さった、それから障害物に巡り合わせた蟻のように、他の道を通ってそれを避けた。)「僕は他の何かを祝うまでになり、君もこれを喜んでくれるだろうと僕は思う、君は何時もフオンの関心は僕達二人共惹きたいものだと言っていたから。僕が帰る時を待ち構えていた僕の妻からの手紙を僕は見つけた、そして彼女は多かれ少なかれ僕と離婚する事に同意した。だから君はフオンの事をもう心配する必要はない」ーそれは残酷な言葉だったーが、僕はその残酷さを認識していなかった、僕がその手紙をもう一度読むまで、それにその時では、それは変えるには遅過ぎた。もし僕が手紙を削除するつもりだったら、僕は手紙全部を破ってしまった方がいい。
 「貴方はどのスカーフが一番好き?」フオンが尋ねた。「私は黄色がいいと思う。」
 「そう。黄色。ホテルに降りて、この手紙を投函して。」
 彼女はその住所を見た。「私はこれを公使館へ持って行けるわ。そうすると切手を節約できるでしょ。」
 「僕は寧ろ君にそれを投函して欲しい。」
 それから僕は戻って阿片の寛(くつろ)ぎの中で 横になって思案した、「少なくとも彼女は僕の許(もと)を去りはしない、僕が去る前に、そしておそらく、何とかして、明日、もう2,3服の後、僕は留まる方法を考えよう。」

何時もの暮らしが続くーそれは数多い男の論拠を救った。正に空襲の最中、終始脅える事、それは不可能と分かった、日常業務の、予期せぬ遭遇の、人格を持たない心配の種の砲撃下、人は身の危険を一斉に何時間も遺失する。来る四月への、インドーチャイナを離れる事への、フオンなしの不確かな未来への思いは、その日の電文に、ヴィエトゥナム紙のニュース速報に、また僕のアシスタントゥの病気に影響された、ドミンゲスというインド人(彼の家族はボム米経由でゴアから来た)彼は比較的少ない重要な記者会見に僕の側で同伴し、陰口や風評の語調に対して敏感な耳を傾け、僕のメシジを電報局や検閲官に伝え続けた。インド人の貿易業者の助けで、とりわけ北では、ハイフォン、ナムディン、それにハノイで、彼は、僕の利益のために情報貢献を遂行した、だから僕は、彼はトンキン・デルタ内のヴィエトゥミン大隊の所在地をフランス司令部高官よりずっと正確に知っていると思う。 
 それに僕達は僕達の情報をそれがニューズになる時以外使う事はなく、フランスの情報に対するどんな報道も通る事はなかった、彼はサイゴンーショロン潜む何人かのヴィエトゥミン・スパイの信用と交友関係を持っていた。彼はその名にもかかわらずエイシアン人だという事実は、疑いの余地なく役立った。
 僕はドミンゲスを好ましく思った。他の男達は、彼らのプライドゥにほんの少し触れても敏感な表面上の皮膚病のように伝染させた、彼のプライドゥは深く隠されていて、有り得る最小の比率にしていた、と僕は思う、どんな人間に対しても。彼と毎日連絡を取って貴方が出会う全ては、穏やかさと謙虚さそして真実への絶対的愛だった:貴方はプライドゥを発見するために彼に嫁がなければならないだろう:おそらく誠実さや謙虚さは一緒に作動する;大多数の嘘は僕達のプライドゥに由来するー僕の職業ではリポータのプライドゥは他の人のものより良い話を提起しようとする願望、そしてー何故僕がしかじかの話題を、或いは僕が真実ではない事を知っていた誰か他の者のリポートゥを扱わなかったのかを尋ねる故国からのそうした電報全てに耐え抜く事を気に病む事もなく、僕を手伝った、それがドミンゲスだった。
 彼が病気になった今、僕は、僕が彼にどれだけ恩恵を受けていたか分かったーまあ、僕の車がガソリンは足りているかという事を調べてくれようとさえしたが、一言、一目でも、彼は僕の私生活を侵害した事はなかった。僕は、彼はロウマン・カサリクだったと信じるが、僕は彼の名前や彼の生誕の地以上その証拠は持っていなかったー僕は彼の話から全てを知ったから。彼はクリシュナを崇拝していたか、或いは電線の枠によって穴を開けたバツ洞窟へ、年一回巡礼に出掛けた。今、彼の病気は私的不安の足踏み車から僕を一時的に救いながら、天の恵みのようにやって来た。うんざりする記者会見に出席したり、僕の仲間と噂話のためにコンチネンタルの僕のテイブルまで足を引きずって歩かなければならない、それは今は僕だった。ところが僕は嘘から真実を伝える事についても、ドミンゲスより遥かに無能だった、そこで僕は夕方、僕が聞いた事を議論するために彼の所に立ち寄る習慣を作った。時々彼のインド人の友人の一人が、ガリエニ大通りから離れた、比較的みすぼらしい通りの一つにドミンゲスが共有していた貸間の狭い鉄のベドゥの側に座ってそこにいた。彼は、貴族か牧師によって迎えられるというより病気の男を尋ねるという印象を持たないように、彼の下に仕舞い込んだ彼の足で彼のベドゥにきちんと起き上がろうとする。時に彼の熱がひどい時、彼の顔が汗まみれになっても、彼は彼の考えの明晰さを失う事はなかった。それは彼の病気は他の人の体に起こっている事のようだった。彼の家主は彼の傍らに新鮮なライムのジャグをキープした、しかし僕は彼が飲むのを見た事がなかったーおそらくそれは、これが彼自身の喉の渇きで、彼自身の病に苦しむ肉体だという事を自認するためにあったのだろう。僕が彼を訪ねた全ての日の内、特に僕は一つ覚えている。質問は不面目のように響くという事をどんなに彼が恐れていたか、僕は尋ねるのを止めた、すると僕の健康を大変心配して尋ねたのは、それは何時も彼だった、そして僕が上らなければならなかった階段の事を詫びた。その時彼は言った、「私は、貴方に是非僕の友達に会って欲しい。彼は貴方が耳を傾けるべき話題を持っています。」
 「そう。」
 「私は、貴方が中国人の名前を覚えるのは難しいと気付いたのを知っていますから、僕は彼の名前を書き留めて置きました。私達はそれを利用しなくてもいい、もちろん、彼は金属くず用にミト埠頭に倉庫を持っています。
 「大きな?」
 「そうでしょうね。」
 「貴方は僕に名案を提供出来ますか?」
 「私は、寧ろ貴方が彼から聞いた方がいい。あそこには何かおかしな事があります、けれども私にはそれが分かりません。」汗が彼の顔を走ったが、雫は生きていて、侵し難いのか、彼はそれを流れるがままに任せたーそこには彼の中のヒンドゥの教えの多くがあった、「貴方は、貴方の友人パイルについてどのくらい知っていますか?」
 「そんなにたくさんではありません。僕達の足跡が交わる、それが全てです。。僕はテニイン以来かれに会っていません。」
 「彼はどんな仕事をしていますか?」
 「経済使節を、何れにせよ、それは罪の多くを覆い隠します。僕は、彼は家内‐工業に興味があると思いますー僕はアメリカ人の商売と提携してと想像します。僕は、彼らがフランス軍と戦うのを守り、同じ時に彼らの商売を切り取る手法を好みません。」
 「私は、先日パーティで、公使館は国会議員(米国)らを訪問する事に代金を支払っていると聞きました。彼らは彼らに現状を詳しく知らせるために彼を担いで来ました。」
 「神は国会を救う、」僕は言った、「彼は6ヶ月国内にいなかった。」
 「彼は古い植民地時代の勢力について話していましたーどうして貴方がたはイングランドゥやフランス両国がエイシアの信頼を勝ち取る望みを持てなかったか。それは、アメリカがきれいな手で今そこへ入って来たからです。」
 「ハワイイ、プエルト・リコ、」僕は言った、「ニュウ・メクシコウ。」
 「その時誰かが彼にヴィエトゥミンを何時かここで打つ政府のチャンスに関する或る資金問題の是非を問いました、そして彼は言いました、第三勢力ならそれを遂行できるでしょう。コミュニズムと、植民地主義の汚点から解き放たれたと気付かれるように、該当地には常に三つ目の勢力がありましたー国家ディマクラシと彼はそれを呼んでいました;貴方がたはリーダを見付けて古い植民地主義勢力から彼を安全に保たなければなりません。」
 「それは全てヨーク・ハーディングの中にあります。」僕は言った。「彼は、彼がここから出る前にそれを読んでいました。彼は彼の一週目にそれを語り、彼は何一つ学ぶ事はありませんでした。」
 「彼は彼のリーダを見付けたようです。」ドミンゲスが言った。
 「それがどうしたの?」
 「僕には分かりません。僕は彼が何をしているのか知りません。それにしても行ってミト埠頭で私の友人に話してみて下さい。」
 僕はカティナトゥ通りの家にフオンにメモを残すために戻り、それから日没の港を通って来るまで下った。テイブルと椅子が汽船と海軍のボウトゥの埠頭の上に出してあった、そして携帯用台所は火が燃えて、煮えたぎっていた。ドゥ・ラ・ソメ大通りでは美容師達が木の下で忙しなく、占い師らは壁にもたれ、彼らの汚れたカードゥの箱を持ってしゃがんでいた。ショロンで、貴方はかなりずれた街にいた、そこでは、生業(なりわい)は貴方が日光の下でへとへとになる事というより寧ろ、正に始まりであるかのようだった。それはお伽芝居のセトゥの中にドライヴする事のようだった:長い垂直方向の中国の看板や晴れやかな街灯やエクストラたちの群れが貴方をそでの中に先導した、そこでは何もかも、突然ひどく暗く静かになった。一つのそんなそでは、僕を再び埠頭と通い船の集まりに降ろした、そこに倉庫が暗がりの中で大きな口を開けていた、誰も周辺にいなかった。僕はその場所を苦労して殆ど偶然見付けた、降り口は開いていた、だから僕は古いラムプの灯りで変わったピカ―ソウの形を見る事ができた:光が当たる所のべドゥの枠組み、バスタブ、ゴミ箱、車のバナトゥ(ボンネット)古びた色の袖章。僕は鉄の採石場に刻まれた狭い轍(わだち)を歩いて下り、ショウさんを大声で呼んだが、そこに返事はなかった、倉庫の端の階段がショウさんの家かも知れないと思ったものに通じていたー僕はどうも裏口への道を教えられたようだ、そこで僕は、ドミンゲスは彼なりの理由を持っていたと推測した。階段とはいえくずが、家のコクマルガラスの巣に、或る日、役に立ちそうな鉄‐くずの部品の数々。踊り場の上のそこには大きな―部屋があり、その中で家族全員いつなんどき急襲されてもよいキャムプの体裁で小さなティ-・カプが所かまわず置いてあり、得体の知れない物で溢れたたくさんの段ボールの箱や布地のスートゥ・ケイスが準備して紐で括られていた;そこには大きなベドゥの上に座っている老婦人、二人の少年と二人の少女、床の上を這う赤子、古い茶色の農民のズボンとジャケトゥを着た三人の中年の婦人、それにマージャンをしている青いシルクのマンダリン・コウトゥを着た隅の二人の老人がいた。彼らは僕の到来に全く注意を払わなかった;感触によって互いのコマを見分けながら、急いで対戦した、そしてその物音は波が引く後の波打ち際の一回転のようだった。彼らがやっている以上に配慮をする者はいなかった;一匹の猫だけ段ボールの箱の上に飛び跳ね、痩せた犬は僕を鼻であしらい、引っ込んだ。
 「ショウさんは?」僕は尋ねた、すると婦人の内の二人が彼女達の頭を振った、そしてなおも誰一人僕に関ろうとしなかった、一人の婦人がカプをゆすいで、その絹で線を引いた箱の中で暖かいままにして置いたポトゥからお茶を注いだという事を除いて。僕はベドゥの端に腰を下ろした、隣の老婦人と少女が僕にカプを持って来た:それは猫や犬と一緒の一般社会の中に僕が吸収されたかのようだったーおそらく彼女達は、僕がそうだったように幸運にも、初めて姿を見せた。赤子が床を横切って這い、僕の靴紐を引っ張ても誰一人それを叱らなかった:誰も東では子供達を叱らない。それぞれ明るいピンクの頬を持った煌びやかな中国の服の少女のいる三枚の市販カランダが壁に吊るしてあった。そこには不思議な事にカフェ・ぺ(平和という意味)所有と書いてある大きな鏡があったーおそらくそれはがらくたに偶然巻き込まれてしまった:僕は僕自身それに捕まったと思った。僕は苦いグリーン・ティーをゆっくり飲んだ、熱さが僕の指を焼くので手の平から手の平へ取手のないカプを持ち換えながら、そこで僕はどのくらい居るべきなのかしらと思った。僕はフランス語で一度ショウさんが戻るのは何時頃になるだろうかと尋ねてみたが、誰一人返事をしなかった;彼女達はおそらく分からなかった。僕のカプが空になると、彼女達はそれに補充し、彼女達自身の仕事を続けた;一人の女はアイアン(アイロン)がけ、一人の少女は裁縫、彼らの学課の少年二人、彼女の足を見ている老婦人、昔のチャイナの深刻な打撃を与えらえられた小さな足ーそれに猫を見張っている犬、それは段ボールの箱の上に居残っていた。
 僕は、ドミンゲスが彼の痩せた体を求めて如何に一生懸命働いたか身に沁み始めた。
 極端な憔悴状態の中国人が部屋に入って来た。彼は全てにおいて全く部屋を占めるようには見えなかった:彼はブリキ(すず)の中のビスキトゥを分けたグリース製の一枚の紙のようだった。彼が持つなけなしの厚みは彼の縞のフランル(英タウエル)のパジャーマズの中にあった。「ショウさんは?」僕は尋ねた。
 彼は喫煙者特有の無関心な眼差しで僕を見た:そのこけた頬、その赤子のような手首、その小さい女の子のような腕ー長年の数知れぬ一服が、こうした寸法まで彼をそぎ落とすには必要とされた。僕は言った、僕の友達ドミンゲスさんは、貴方は僕に何か見せたいものを持っているとと言っていました。「貴方はしょうさんですか?」オウそうですと、彼は言った、彼はショウさんで、僕の席に向かって礼儀正しく手を振り返した。僕の来訪の目的は、彼の頭蓋骨の煙だらけの通路の中のどこかへと見失われて行った。僕は一杯お茶を飲みたい?彼は僕の訪問によって大いに尊敬された。他のカプが床の上でゆすがれ、僕の手の中に燃えている石炭のように置かれたーティーによる試練。僕は彼の家族の規模に関して論評した。
 彼は前にその灯りで見た事がなかったかのように少し驚いて見回した。「僕の母、」彼は言った、「僕の妻、僕の妹、僕の叔父、僕の兄弟、僕の子供達、僕の叔母の子供達。」赤子は僕の足から遠くへ転がって行った、そうして蹴ってはキャッキャッと言いながらその背中の上に横たわった。僕はそれが誰に属するのかと不思議に思った。誰一人さほど若くは見えなかったーまたふさわしい年にはーそれを産むに。
 僕は言った、「ドミンゲスさんはそれは大切だと僕に話しました。」
 「ああ、ドミンゲスさん。僕はドミンゲスさんが元気だといい?」
 「彼は熱がありました。」
 「そりゃあ不健康な年代です。」僕はドミンゲスが誰だったか覚えているという事を確信していなかった。彼は咳をし始め、彼のパジャーマのジャキトゥの下、それはバトゥン(ボタン)二つがなくなっていた、ピンと張った皮膚は民族太鼓のようにブーンと鳴った。
 「貴方は貴方自身医者を訪ねるべきです、」僕は言った。新しい訪問者が僕達に加わったー僕は彼が入って来るのが聞こえなかった。彼はユアラプの衣服をきちんと着こなした若者だった。彼は英語で言った、「ショウさんには一つしか肺がありません。」
 「僕は大変気の毒に思います・・・」 
 「彼は毎日150服吸います。」
 「それは多くに響く。」
 「医者は彼にそれは何の利益も齎さないと言っていますが、ショウさんは、彼は吸う時の方がずっと幸せに思う。」
 「僕は物分かりの良い唸り声を出した。
 「もし私が自分自身を紹介して良ければ、私はショウさんのマニジャです。」
 「僕の名前はファウラです。ドミンゲスさんが僕を送り届けました。彼は、ショウさんは僕に話すべき事を何か持っていると言いました。」
 「ショウさんの記憶は随分たくさん損われています。貴方はお茶を飲みますか?」
 「貴方に感謝します、僕はもう三杯頂きました。」それは基本会話集の中の質問と答えのように響いた。
 ショウさんのマニジャは僕の手からカプを取り上げ、少女の一人がそれを差し出した、彼女は床に滓(かす)をこぼしてから再びそれを補充した。
 「それはさほど強くはありません、」彼は言った、そしてそれを飲み、それを味わった、入念にそれをゆすぎ、それを二つ目のティー・ポトゥから補充した。「そっちの方がおいしいでしょ?」彼は尋ねた。
 {ずっとおいしい。」
 ショウさんは彼の喉をすっきりさせたが、それは、ピンクの花で飾ったブリキの痰吐壺の中の莫大な喀痰のためだけにあった。赤子は茶かすの間を上に下に転がり、猫はスートゥケイス上の段ボール箱から跳んだ。
 「おそらくもし貴方が私に話したらもっとおいしくなるでしょう、」若者は言った。「私の名前はヘングさんです。」
 「もし貴方が僕に話せば・・・」
 「私達は倉庫に降りましょう、」ヘングさんは言った。あそこの方がそりゃあもっと静かです。」
 僕は賞賛の方へ僕の手を差し出した、彼は当惑した様子で手の平に間で休む事をそれに許した。、それから僕に合わせようとしていたかのように混雑した部屋のあちこちを見つめた。僕達が階段を下るに連れ、そのひっくり返りそうな屋根板の音が遠ざかった。ヘングさんが言った、「注意してください最後の段が外れかかっています。」そして彼は僕を案内するために懐中電灯をぱっと照らした。
 僕達はベドゥの枠組みとバスタブの間に戻り、ヘングさんは通路に下る道に案内した。彼は約20歩進むと、彼は立ち止まり、小さなドラム缶の上を彼の明かりで照らした。「貴方はそれを見ますか?」
 「これの何を?」
 彼はそれをひっくり返し、商品印を見せた:ディオラクトン(プラスティク,、医薬品、農薬の製造に使用する化合物)。」
 「それは未だに私には何の意味か分からない。」
 彼は言った、「私はそれらの内の二つのドゥラム缶をここに持っていた。それらは他のがらくたと一緒にフアン‐ヴアン‐ムオイの車庫で拾われました。貴方は彼を知っていますか?」
 「いいえ、僕はそう思いません。」
 「彼の妻はテ軍司令官の親類です。」
 「僕は未だ全く分かりません・・・?」
 「貴方はこれが何か知っていますか?ヘンさんは尋ねた、かがんで、彼の懐中電灯の灯りでピカピカ光ったクロウミアム(クロム)、セラリ(セロリ)のスティクのような長い凹面の物体を持ち上げながら。
 「これは備え付けの風呂かも知れません。」
 「これは鋳型です。ヘンさんが言った、彼は明らかに指示を与える事でうんざりする程の満足を得る男だった。彼はまた僕の無知を見せ付けるのを僕のために躊躇った。「貴方は鋳型によって僕が言いたい事が分かりますか?」
 「オウ、はい、もちろん、しかし僕は未だに付いて行っていません・・・」
 「この鋳型はU.S.A.で作られました。ディオラクトンはアメリカの商品名です。貴方は分かって来たでしょ?」
 「正直、いいえ。」
 「鋳型の中、そこにひびがあります。それは、何故これが捨てられたかでした。しかしこれはがらくたと一緒に捨てられるべきではなかったー或いはドゥラム缶どちらでもなく。それは間違いでした。ムオイさんのマニジャはここに個人的に来ました。私は鋳型を見付けられなかったのですが、私は彼に他のドゥラム缶を返させました。これは私が持っている全てですと私は言いました、そして彼は僕に化学製品の蓄えのためにそれらを彼は必要としたとうちあけました。もちろん彼は彼は鋳型の事を聞きませんーそれは随分たくさんくれてやったでしょうーところが彼は巧みな追及をした。ムオイさんは彼自身後で後でアメリカ人の公使館員に立ち寄って貰って、パイルさんに尋ねました。」
 「貴方はまるで情報屋を持っているようだ、」僕は言った。僕は未だそれが大体何だというのか想像できなかった。
 「僕はドミンゲスさんと連絡を取るようショウさんに頼みました。」
 「貴方は、貴方がパイルと軍司令官の間に或る種のつながりを確立したと言っているのですね、」僕は言った。「極めて細いものを。それは、ともかくニューズにはなりません。誰もがここでは情報に関係しています。」
 ヘンさんが黒い鉄のドゥラム缶に彼のヒールを打ち付けると、その音はベドゥの枠組みの間に反響した。彼は言った、「ファウラさん、貴方はイングリシュです。貴方は中立です。貴方がたは我々の全てに適応して来ました。私達の何人かが喩えどちらの側でも心強く思えば、貴方がたは共感すればいい。」
 僕は言った、「もし貴方がたがコミュニストゥかヴィエトゥミン化仄めかしているのなら、心配しないで。ショックを受けてはいません。僕は全くショックではありません。僕はまるで政治とは無縁です。」
 「もし何か嫌な事がサイゴンのここで起これば、そりゃあ僕達だって非難されるでしょう。僕の委員会は公平な観点を受け入れようとする貴方を好ましく思います。」
 「ディオラクトンって何です?」僕は言った。「それはカンデンス・ミルクのような響きがします。」
 「それには共通してミルクと一緒に何か入っています。」ヘンサンは彼の懐中電灯をドゥラム缶の内側に照らした。少量の白い粉末が底に塵のようになっていた。それはアメリカ製プラスティクの一つです、」彼は言った。
 「僕は彼が玩具用プラスティクを輸入しているという噂を耳にしました。」僕は鋳型をつまみ上げてそれを見ました。僕は僕の心でその枠組みを予測しようとしました。つまりその物自体がどのように見えるかではなかった:これは鏡の中の像でした、逆さまになった。」
 「玩具の用途ではなく、」
 「これは拳銃の部品のようです。」 
 「姿が普通じゃない。」
 「これにはどんな用途があり得るのか見えて来ない。」
 ヘンさんは目を反らした。「私はただ貴方が何を見たか貴方に覚えて置いてほしい。」彼は言った、がらくたの山の陰に歩いて戻りながら。「多分或る日、これを書くに足りる理由を貴方は抱え込むでしょう。しかし貴方はここでこれを見たと言ってはいけません。
 「とすると鋳型もだめ?」僕は尋ねた。
 「特に鋳型はだめ。」

彼がそれを―一人の命を投じる時、救った人に再開する事、それは初め容易ではない。僕は、軍病院にいる間、パイルを見た事はなかった、だから彼の不在と沈黙は容易に説明できる(何故なら彼は僕よりずっと厄介な事に敏感だったから)時に僕を何の理由もなく心配させた、夜、僕の睡眠薬が僕を鎮める前、僕は僕の階段を上り、僕のドアを叩き、僕のベドゥで眠っている彼を思い描こうとするように。僕はその中で彼に不公平だったから、僕は、僕の他のもっと形式的な恩義に対する罪悪感を募らせた。その時そこには僕の手紙の罪悪感もまたあったと僕は思う。(どんな遠い先祖らがこの愚かな良心を僕に手渡したのか?きっと彼らは、彼らの石器時代の世界で暴行し殺した時、それから免除されたのだ。)
 僕はディナに僕の救い主を招待すべきだろうか、僕は時に分からなくなった、或いは僕はコンティネンタルのバーで飲み会を提案すべきだろうか?それは尋常ではない社交的問題、多分人はその暮らしに帰する価値に頼っていた。食事とワイン一瓶かダブルのフイスキ?それは、その問題がパイル自身によって解決されるまで何日もボムを悩ませた、やって来て僕の閉ざされたドアから僕に叫ぶまで。僕は暑い午後中眠っていた、僕の足を使う朝の頑張りで使い果たしたし、疲れ切った、そうして僕は彼のノックを聞く事はなかった。
 「タマス、タマス。」呼び声は、僕が訪れる事のなかった曲がり角を探しながら長い誰も通らない道を歩いて下ろうとしていた夢の中に落ちた。まず初めに塔から痛みの最中叫んでいる声、それから突然直に「タマス、タマス。」と僕に話し掛けている声のようにーもしその声が割り込まなかったら決して変わらなかっただろうその道は、均一性のある電信受信機のように曲がりくねっていなかった。
 ひそひそ声で僕は言った、「あっちへ行け、パイル。僕に近寄るな。僕は救われたくない。」
 「タマス。」彼は僕のドアを叩いていた、しかし僕は稲田の中に戻ったかのように僕はフクロネズミのじょうたいだったし、彼は敵だった。突然僕はノッキングが止まったと悟った、誰かが外で低い声で話していた、そして誰かが返事をしていた。囁き声は危険だ。僕はその話し手達が誰か声に出せなかった。僕はベドゥをそろそろ離れ、僕の杖の助けを借りてもう一つの部屋のドアに辿り着いた。おそらく僕は余りにも大急ぎで移動してしまったので、彼らは僕だと分かってしまった。静けさが外では一段と増していた。植物のような静寂が蔓(つる)を出した:それはドアの下で育つように見え、僕が立つ部屋の中にその葉を広げた。それは僕が望まない静寂だった、そして僕はドアを荒々しく開ける事でそれを別々に引き裂いた。フオンは通路に立ち、パイルは、彼女の肩の上の彼の手をそのままにした:彼らがキスからさっと離れたような彼らの態度から。
 「どうして、入ってくれ、」僕は言った、「入って。」
 「僕は貴方に聞かせられなかった、」パイルが言った。
 「僕はとりあえずぐっすり眠っていた;だからその時僕は邪魔されたくなかった。ところが僕は邪魔される、だから入って。」僕はフオンにフレンチで言った、貴女は彼をどこで拾ったの?
 「ここで。通路で、」彼は言った。「私はノックしている彼に耳を傾けた、それで私は彼を入れてあげようとして二階へ走ったの。」
 「座って、」僕はパイルに対して言った。「君はカフィーでも飲む?」
 「いいえ、それに僕は座る気はないんです、タマス。」
 「僕はそうしなきゃ。この足が疲れてしまう。君は僕の手紙を受け取った?」
 「はい。僕は貴方がそれを受取っていなかったらなあと思います。」
 「どうして?」
 「それは大風呂敷だもの。僕は貴方を信用していたのに、タマス。」
 「その場合、そこに女がいる時、君は誰も信用すべきではない」
 「じゃあ貴方は今後僕を信用する必要はありません。僕は貴方が出掛ける時、ここにこっそり忍び足できます、タイプで打った封筒に文字を書きます。多分僕は大人になっているのかも知れません、タマス。」しかし彼の声の中、そこには涙があった、それに彼は彼が前にそうだった以上に若く見えた。「貴方は嘘を吐かずに勝つ事ができなかったんですか?」
 「いや。これはユアラピーアン表裏だ、パイル。僕達は僕達の必需品の不足を補わなければならない。しかし僕は不器用だったに違いない。君は嘘をどうして見抜いたの?」
 「それは彼女の姉妹でした、」彼女は今米国人(ジョウ)のために働いています。僕はたった今彼女を見ました。彼女は貴方が家に立ち寄ったのを知っています。」
 「オウ、それは、」僕はほっとして言った。「フオンはそれを知っている。」
 「それで貴方の奥さんからの手紙は?フオンはその事を知っていますか?彼女の姉妹はそれを見ていなかった。」
 「どうして?」
 「彼女は、貴方が昨日出掛けた時、フオンに会いにここに来ました、そしてフオンはそれを彼女に見せました。貴方は彼女を騙せません。彼女はイングリシュを読みます。」
 「僕は知ってる。」誰かに怒ってみたところで、そこには全く得点はなかったー背徳者は余りにも明瞭で僕自身だった、つまりフオンはおそらく一種自慢としてその手紙を見せただけだったーそれは信用失墜のサインではなかった。
 「貴女は昨夜この全てを知ったの?」僕はフオンに尋ねた。
 「そうね。」
 「僕は貴女は冷静だと感じた。」僕は彼女の腕に触れた。「貴女はどんな復讐の女神になってもいいんだ、それでも貴女はフオンだー貴女はどんな復讐の女神でもない。」
 「私は考えなければならなかった、」彼女は言った。
彼女はその呼吸の乱れから眠っていなかったようで、そこでどうして夜起きているのか僕が話したのを僕は思い出した。僕は彼女の方へ腕を出して彼女に尋ねた「悪い夢?」彼女が初めてカティナトゥ通りに来た頃、彼女は何時も悪夢にうなされていた、が昨夜彼女はその暗示に彼女の頭を振った:彼女の背中が僕の方へ向けられ、僕は彼女にもたれて僕の足を移動したー成功の定石中の最初の動作。僕はその時でさえ何一つ悪いとは気付かなかった。
 「貴方は説明できないのですか、タマス、なぜ・・・」
 「確かに、それは十分はっきりしている。僕は彼女と長く続けたかった。」
 「彼女にどんな代価を払ってでも?」
 「もちろん。」
 「それは愛じゃない。」
 「多分それは君の愛し方じゃないよ、パイル。」
 「僕は彼女を守りたい。」
 「僕は違う。彼女は保護を必要としない。僕は身近に彼女を必要とする、僕は僕のベドゥの中で彼女を必要とする。」
 「彼女の意志に逆らって?」
 「彼女は今後貴方を愛せない。」彼の考えはそれと同じくらい単純だった。僕は彼女を探そうとして振り返った。彼女はベドゥへ行ったきりで、僕が横たわっていた所でべドゥスプレドゥ真っ直ぐに引っ張っていた;それから彼女は棚から彼女の絵本の一つを手に取り、まるで僕達の話と無関係であるかのようにベドゥに座った。僕は何の本か言えたそれはー女王の暮らしの絵画風記録だった。僕にはウエストゥミンスタに向かう途中の逆さまの儀式用大型4輪馬車が見えた。
 「愛は西洋の言葉だ、」僕は言った。「僕達は感情的理由のために、或いは女との妄想を包み隠すためにそれを使う。ここの人々は妄想で悩まない。君は傷付こうとしている、パイル、喩え君が用心していても。」
 「もしそれがあの足のせいでなかったら僕は貴方を叩きのめしていた。」
 「君は僕に感謝すべきだーそれにフオンの姉妹にも、もちろん。君は今は良心の咎めもなく前進できるー君は或るところまでは非常に良心的だ、君はそうじゃないか、それがプラスティクに及ばない限り。」
 「プラスティク?」
 「僕は、君がそこで何をしているか承知していると神に望む。オウ、僕は君の動機は善良だと僕は知っている、それは何時もそうだ。」
彼は、謎めき疑い深そうに見えた。「僕は、時に多少好ましくない動機を持てばいいのにと思う、君は人間についてもう少し理解してもいい。そしてそれは君の国に対しても当てはまる、パイル。」
 「僕は彼女にきちんとした暮らしを与えたい。この辺はー臭いがする。」
 「僕達は線香で臭いを消して置く。君は彼女に急速冷凍庫や彼女自身用車や最新式テレヴィジョン・セトゥ・・・を提供するだろう。」
 「それに子供達、」彼は言った。
 「立派な若いアメリカン住民らは喜んで証明する。」
 「それで貴方は彼女に何を与えるつもりですか?貴方は彼女の家を取り上げるつもりはなかった。」
 「いや、僕はそんなに冷酷ではない。僕が彼女に往復切符を与えられない限り。」
 「貴方は貴方が去るまで慰安の性交相手として彼女をまさに自分のものにして置くでしょう。」
 「彼女は人間だ、パイル。彼女が決めればいいんだ。」
 「でっち上げられた根拠で。それにその点子供。」
 「彼女は子供ではない。彼女は、君が今までそうである以上に逞しい。君はかすり傷を甘んじて受け入れない光沢を知っているか?それがフオンだ。彼女は僕達の1ダズンより生き残れる。彼女は年を取るだろう、それでいいんだ。彼女は出産や空腹や寒さやルーマティズム(リューマチ)で苦しむだろうが、僕達がそうであるように思想、妄想で苦しむ事はないだろう。、彼女は引っ搔かない、彼女はただ腐るだけだろう。」しかし僕が僕の発言をして、ペイジ(プリンセスと一族)を捲る彼女を見守る間でさえ、パイルがそうであったのとまさに同じくらい随分、僕が性格をでっち上げていたのを僕は承知していた。誰も他の人間を知る事はない;にもかかわらず僕は話せた、彼女には僕達の休息同様驚かされた:彼女は言葉遣いの才能がなかった、それが全てだった。そして僕が彼女を理解しようと随分熱心に務め、彼女が思った事は僕に打ち明けるよう僕は彼女に請い、彼女の沈黙に僕の訳の分からない怒りで彼女を驚かせたあの最初の掻き混ぜる一方の年を僕は覚えていた。僕の欲望でさえ武器と化した。人が人の剣を生贄の子宮に向かって突っ込む時のように、彼女は決まってカントゥロウルを失い訴える。
 「君は十分言った、」僕はパイルに話した。君はそこにある知るべき事を皆知っている。どうか行ってしまってくれ。」
 「フオン、」彼が呼んだ。 
 「パイルさん?」彼女は尋ねた、ウインザ城の観察から目を上の方へ遣りながら、すると彼女の堅苦しさはその瞬間喜劇的で元気付けてくれた。
 「彼は貴女に騙された。」
 「私には分かりません。」        。」
 「オウ、出て行ってくれ、」僕は言った。「君の第三勢力やヨーク・ハーディングやデモクラスィの役割に行ってしまえ。消え失せろ、プラスティクと戯れてろ。」
 後で文字通りに彼が僕の命令を実行してしまった、その事を僕は認めなければならなかった。

PART THREE

パイルの死後、僕が再びヴィゴウに会う前に、時は2週間近く経過した。彼の声がル・クラブから僕に呼び掛けた時、僕はシャネル大通りを上ろうとしていた。それはあの当時、スュルテ(公安 のメムバーに最も好まれたレスタラントゥだった、手投げ弾を持ったパータザン(パルチザン)の手の届かない一般的な高殿を供給する間、彼らは、彼らを嫌ったそうしたものへの挑戦的な一種身振りとして一階で昼食を摂り、飲もうとした。僕は彼と合流し、彼は僕にヴァムース・カシスを僕に注文した。「あれをやろうか?」
 「もし貴方が望むなら、」そして僕は421のお定まりのゲイム用に僕のダイスを取り出した。いかにそうした数字と光景が、インド‐チャイナの戦いの‐年月を心に甦らせる事か。僕は二人がダイスを振るのを見ながらハノイまたサイゴン、またファトゥ・ディエムの爆破されたビルディングの間に、世界のどこにでも僕は後退りする僕は彼らのおかしな痕跡によってカタピラのように堅固にしたパラシュートゥ隊員に会う、運河を通って巡回しながら、僕は中に迫って来る迫撃砲の音を耳にする、そして決まったように僕は死んだ子供を目の当たりにする。
 「ヴァズリン(ワセリン)抜き、」ヴィゴは言った、4-2-1を投げながら。彼は僕の方へ最後のマチを押した。ゲイムの性的専門用語は全公安員に共通していた;およそそれはヴィゴにでっち上げられ、彼の部下の将校らに利用されて来た、彼らはしかしパスカルを利用しなかった。「少尉。」貴方が損をしたどんなゲイムも貴方を1階級上げたー貴方は一人かもう一人が大尉か司令官になるまで対戦した。彼は2回目のゲイムにも勝ち、彼がマチを数えて取っている間、彼は言った、「我々はパイルの犬を見付けました。」
 「そうですか?」
 「死体を放り出すのを嫌がったのだと僕は想像します。とにかく彼らはその喉を切ったんです。それは50ヤードも離れた泥の中にありました。多分それはそんな遠くへそいつ自らを引きずったんです。」
 「貴方は未だ興味がありますか?」
 「アメリカ公司は我々を悩ませ続けています。我々は同様の心配はしません、神に感謝します、フランス人が殺された時。しかしあれじゃあ、そうした事例は希少価値はありません。」
 僕達はマチの分配のために対戦した、その時真剣勝負が始まった。それはどんなに素早くヴィゴが421を投げても妙だった。彼は彼のマチを3本に減らして、僕はできるだけ最低の点数を投げた。「ナネットゥ、」ヴィゴが言った、2本のマチの上に僕を押しながら。彼が彼の最後のマチを処分した時、彼は言った、「大尉、」そして僕は飲み物が欲しくてウェイタを呼んだ。「今まで誰かが貴方を負かしてます?」僕は尋ねた。
 「何時もじゃないよ。貴方は貴方の雪辱を果たしたい?」
 「他の機会に。貴方はどんなギャンブラにでもなれます、ヴィゴ。何か他のゲイムのチャンスがあれば貴方はやりますか?」
 「彼は恐縮して微笑み、何らかの理由で彼の部下の将校達とと共に彼を裏切るように口説かれたあのブランドゥ(ブロンド)妻の事を思った。
 「オウじゃあ、」彼は言った、「そこにあるのは何時でも全ての中で最大だ。」
 「最大?」
 「『得失の重さをはかろう。』」彼は引用した、「『神はいるという賭けをする事で、こうした二つのチャンスを見積もろう。貴方が利益を得れば、貴方は全てを得ます;喩え貴方が失っても貴方は何も失いません。』」
 僕は彼にパスカルを引用し返したーそれは僕が覚えていた唯一の一説だった。「『表を選ぶ彼と裏を選ぶ双方共、等しく間違っている。」彼らは揃って不正の中にいる。真実の道筋は全く賭けない事だ。』」
 「『はい;何れにしてもにしても貴方は賭けなければなりません。それは任意ではありません。貴方は乗せられます。』貴方は貴方自身の信条に従わない、ファウラ。貴方は拘束されます、我々の休養のように。」
 「宗教にではなく。」
 「私は宗教の事は話していなかった。事実として、私はパイルの犬の事を考えていました。」
 「オウ。」
 「貴方が私に何を言ったか覚えていますかーその足に関する手掛かりを見付ける事について、その泥などを分析する事について?」
 「そして貴方はメグレでもレコクでもないと言いました。」
 「私は結局そんなにひどく取り扱っていません、」彼は言った。「パイルは普段彼が外に出る時、彼と一緒に犬を連れていました、彼はそうしていなかった?」
 「僕はそう思います。」
 「一人でそいつをはぐれさせるのでは重んじ過ぎます?」
 「そいつはあまり安全ではない。彼らはチャウ(むく毛の犬)を食べる、彼らはそうしませんか、この国では?」彼は彼のパキトゥの中にダイスを入れ始めた。「僕のダイスを、ヴィゴ。」
 「オウ、私は申し分けなく思う。私は考えていた・・・」
 「なぜ貴方は僕が拘束されていると言いました?」
 「貴方がパイルの犬を最後に見たのは何時ですか、ファウラ?」
 「神は知っています。僕は犬のために予約―本を取って置かない。」
 「貴方は何時故国に戻る予定ですか?」
 「僕は正確には分かりません。」僕は警官に情報を与えるのを好まない。それは彼らに面倒をかける。
 「僕は―今夜ーちょっと寄って貴方に会いたいのですが?もし貴方が一人なら。」
 「僕はシネマにフオンを遣りましょう。」
 「全くもって貴方に関する事柄をまたー彼女と一緒では?」
 「はい。」
 「不思議。私は貴方はーかなり不幸だという印象を得ました。」
 「確かにそこにはそのために起こり得る数多くの理由があります、ヴィゴ。」僕はそっけなく付け足した、「貴方は知るべきです。」
 「私が?」
 「貴方は、貴方自身そんなに幸せな人ではない。」
 「オウ、僕はそれに文句を言うほどのものは持ち合わせていない。『だめになった家は悲惨ではありません。』」
 「それはどんなものですか?」
 「パスカルまた。」それは悲惨を誇る事のための議論だ。『一本の木は惨めではありません。』」何が貴方を警官にさせたんです、ヴィゴ?」
 「そこには多くの要因がありました。。生活費を稼ぐ必要、人々への好奇心、そう、それでさえガボリオの恋人。」
 「そもそも貴方は牧師になるべきだった。」
 「私はそれ向けの適切な作家を読まなかったーあの頃に。」
 「貴方はまだ僕を疑ってる、貴方はそうじゃないですか、関与しているんじゃないかと?」
 彼は立ち上がり、ヴァムース・カシスの残されていたのを飲んだ。
 「私は貴方に話したい、それが全てです。
 僕は彼が向きを変えて、行ってしまった後、僕を哀れみを持って見ていたと思った、彼は、その逮捕に彼が責任を負う終身刑下を歩みつつある囚人でも見たかのように。

僕は罰せられた。それは、彼は僕のフラトゥを後にした時、まるでパイルが僕に確信が持てない何週もの判決を下してしまったかのようだった。僕が家に戻ったどんな時も、災難の予感と共にあった。時にフオンはそこにいる事もなく、僕は、彼女が帰るまでどんな仕事でもしてしまう事、それを不可能と気付いた、何故なら僕は、彼女は果たして帰るのかしらと思っていたから。僕は彼女がどこにいたか彼女に尋ねようとする(僕の声の外に心配や疑いを置こうと努めながら)、また時に彼女は市場或いは店と答えるに決まっているのに彼女の証拠の断片を製作し(確かめようとする彼女の意欲さえ、彼女の話は終いに不自然に思えた)、また時にはそれはシネマだった、彼女のティッキトゥの切れ端がそれを証明するためにそこにあり、時々それは彼女の姉妹のものだったりしたーそれは、彼女がパイルと会ったと僕が思い込む場所だったりもした。あの頃、残忍にも僕は彼女への愛情を装った、まるで僕が彼女を嫌悪するかのように、ところが僕が嫌になったのはその行く末だった。寂寞が僕のベドゥに横たわり、僕は夜には僕の両腕の中に寂寞を抱き寄せた。彼女は変わらなかった;彼女は僕のために料理をした、彼女は僕のパイプを整えた、彼女は優しく、甘美に僕の快楽用の彼女の体の外に横たわった(しかしそれはもはや快楽ではなかった)、そうしてちょうどあの初めの頃のように、僕は彼女の心が欲しくなった、今僕は彼女の思いを読みたかった、しかしそれは僕が話す筈もなかった言葉の中に仕舞い込まれていた。僕は彼女を問い詰めたくなかった。僕は彼女に嘘を吐かせたくなかった。(どんな嘘でも開けっ広げに語られない限り、僕は、僕達がどんな時もそうであったように互いに対して同じだと装う事ができた)、しかし突然僕の心配が僕の代わりに口を開いてしまうと、僕は言った、「貴女が最後にパイルを見たのは何時?」
 彼女は躊躇ったー或いはそれは、彼女が実際思い返していたのか?「私たちがここに来た時、」彼女は言った。 
 僕は始めたー殆ど知らず知らずの内にーそれがアメリカンであるといった全ての事をこき下ろす事を。アメリカン文学の貧困、アメリカン政治家らのスカンドゥル(スキャンダル)、アメリカン子供らの野獣性で僕の会話は盛りだくさんになった。それはまるで彼女が一人の男によってというより遥かに一国によって僕から連れ去られるも同然であるかのようだった。アメリカが為したはずの何もかもが正義と懸け離れていた。僕の件をを共有するに十分な用意ができているフランス人の友達一緒でも、僕は、アメリカの問題となるとうんざりした。それは僕が背いたかのようだったが、誰しも敵によって背かれはしない。あれはちょうどその時だった、その事件は自転車爆弾で起こった。誰もいないフラトゥ(彼女はシネマにだったか、或いは彼女の姉妹と一緒だったか?)へと帝国のバーから戻ると、僕は覚え書きがドアの下に押し込んであるのを見付けた。それはドミンゲスからだった。彼は未だ病気のままでいる事を詫び、翌朝10時半頃、大通りの角の大きな店の外にいるよう僕に頼んだ。彼はショウさんの依頼で書いていたが、僕はへんさんが僕の存在をそれ以上に要求しそうだと勘ぐった。
 その全容は、それが判明するにつれ、寸評、しかも面白い寸評よりずっと価値がなかった。それは北のその悲惨で深刻な戦争、灰色の日数が経過した死体が詰まったファトゥ・ディエムのあの運河、迫撃砲の連打、ナパーム弾(焼夷弾)の白いぎらぎらした光と全く無縁だった。僕は花の露店の側で待っていた時、警察のトゥラック積み荷が、カティナトゥ通りの公安司令部の方向からブレイクのギシギシ音、ゴムのキーっとなる音を立てながら近付いた;その男達は降りて、店に向かって走った、まるで彼らが1人の暴徒に突進しているかのように、しかしそこには一人の暴徒もいなかったーただ自転車の防御棚だけが。サイゴンのあらゆるビルディングはそれらによって柵を巡らされているー東の大学のない都市は、実に多くの自転車―所有者を収容可能だった。僕が僕のカメラを調整するチャンスを持つ前に、喜劇的で説明のつかない行為が遂行された。警官は自転車の間を押し分けて彼らの道を進み、彼らは大通りの中に彼らの頭の上に乗せてそれを運び、飾り立てた噴水に落とした。僕が一人の警官を途中で止められる前に、彼らは彼等のトゥラックに乗って引き返し、ボナー大通りを懸命に下って行った。
 「自転車作戦、」声がした。それはヘンさんだった。
 「あれは何ですか?」僕は尋ねた。「訓練?何のために?」
 「もうしばらく待って、」ヘンさんが言った。
 数人の遊び人が噴水に近寄り始め、まるで下の方で、事故車から船で積み去る事を警告するかのように、一つの車輪がブーイの役目をしてすっかり動かなくなった、一人の警官が叫んで、彼の両手を振りながら道路を渡った。
 「ちょっと見てみましょう、」僕は言った。
 「止した方がいい、ヘンさんは言った、そして彼の腕時計を調べた。針は11時4分過ぎを指していた。
 「貴方のは進んでいます、僕は言った。これは何時も進むんです。」そしてその瞬間、噴水が舗道の上で爆発した。装飾の笠木が少し窓にぶつかってグラス(ガラス)が輝いているシャウア(シャワー)の中に水のように落ちた。誰ひとり傷付いた者はいなかった。僕達は僕達の衣服から水とグラスを振り落とした。自転車の車輪一つ、道路でコマのようにブンブン呻り、ぐらつき、そして倒れた。「時間はちょうど11時に間違いありません、」ヘンさんが言った。
 「土の上で何が・・・?」
 「貴方は面白がるだろうと僕は思った、」ヘンさんは言った。「貴方が面白がるのを僕は貴方に期待しているんです。」
 「いらっしゃい、一杯飲みますか?」
 「いいえ、僕は残念ですが。僕は賞賛の所に戻らなければなりませんが、先ず貴方にある物を見せましょう。」「しっかり見て下さい。」
 「ローリ、」僕は言った。
 「いや、パイプを見て。それは何かを貴方の心に呼び覚ましますか?」彼は僕のごまかしを見下すように微笑んで立去った。一度彼は向きを変え、それから彼の手を振った、ショロンの屑の倉庫に向かってペダルを漕ぎながら。公安で、そこに僕は情報を求めて向かった、僕は彼が何を言いたかったか分かった。僕が彼の倉庫の中で見た鋳型は自転車-パムプの半分‐断面図のような形をしていた。あの日、サイゴンの至る所で無害な自転車‐パムプには11打つ音で爆発した爆弾が入っている事が判明した、僕が疑う情報に従って行動する事は、ヘンさんから出て来た、警察が爆破を予測できたところを除いて。それは全て実にありふれていたー10の爆発、6名の軽傷者、そして神は何台の自転車か知っている。僕の同業者達-「極東」の記者を除いて、彼はそれを「強い怒り」と名付けたー彼らは事件を揶揄する事で紙面を手に入れる事だけはできると分かっていた。「自転車爆弾」が妥当な見出しになった。それら全てがカミュにストゥを非難した。僕は、爆弾がテ軍司令官側の自慰行為だと書こうとする唯一の者で、僕のその記事は事務所の中で変えられた。軍司令官は、ニューズならなかった。貴方が彼を認定する事によって紙面を浪費できない。僕はヘンさんにドミンゲスを通じて無念のメシジ(メッセイジ)を送った。ー僕は僕の最善を尽くした。ヘンさんは丁寧な言葉の返事を送った。彼ーか彼のヴィエトゥミン委員会はー必要以上に敏感だったとそれでその時僕には思えた;誰一人カミュニストに対して真面目にその事件を留めて置く者はいなかった。確かにもし何かがそうできたら、それはヒューマ(ユーモア)の感覚のために彼らに評判を与えただろう。「彼らは何か次の事を考えるだろうか?」人々はパーティで言った、そして僕にとっても馬鹿げた事件全てが、大通りの真ん中でコマのように派手に回っている自転車の車輪に象徴された。僕はその軍司令官と彼の関係についてパイルに何を聞いても、言及した事は一度もなかった。プラスティクの鋳型と共に無邪気に遊ばせて置け:それが彼の心をフオンから遠ざけたままにするといい。まるで同様に、訳あって僕は或る夕方、たまたま近所にいた、訳あって僕は何をするという事もなかった、僕はムオイさんのガリジで中に声を掛けた。
 それは小さい、散らかった所、それ自体大通りのがらくた倉庫に似つかわしくなくもなかった。車がそのバニトゥ(ボンネットゥ)を開けっ放しにしたまま床の真ん中にジャッキで持ち上げられ、誰も訪れない田舎の博物館の先史の動物の鋳造物のように口を大きく開けていた。僕は誰かがそれはそこにあったと思い出しても信じない。床は鉄や古い箱のスクラプと一緒に散らかされていたーヴィエトゥナミーズは何でも投げ捨てるのを好まない、チャイニーズ料理人がアヒルを7品に分割する以上にかぎ爪同様非常に多くに分配するだろう。僕は誰もが空のドゥラム缶や損傷した鋳型を実に無駄に処分して来たのかしらと思ったー多分それは数ピアスタ稼ぎ出している雇用主による盗みだった、多分或る者は巧妙なヘンさんによって賄賂を贈られて来た。
 誰もそのようには見えなかった、そこで僕は中に入った。たぶん、僕は考えた、彼らは警察が立ち寄るといけないから、しばらく離れた所に保管している。ヘンさんは公安に何らかのコネを持っているからそれで出来る事だった、しかしその時でさえ、警察は動こうともしなさそうだった。爆弾はカミュにストゥだったと人々に決めてかからせる彼らの見地からすると、それはより適切だった。
 車からばらばらにがらくたはカンクリートゥの床の上に撒き散らされた、そこには何一つ目に付くほどの物はなかった。爆弾がいかにムオイさんの所で生産され得たかを写真に写す事、それは困難だった。僕はどのように誰がドゥラム缶の中で僕が見た白い粉末をプラスティクに変えたのかについて実に曖昧だったが、確かにその製法はここの外に運ばれるには複雑過ぎた、通りの二つのガサリーンパムプでさえ無視されるように思えたここの外に運ばれるには複雑過ぎた。僕は入口に立ち、通りの中を気を付けて見た。大通りの中心の木の下で床屋が仕事をしていた:木のトゥランクに釘付けにされた鏡のスクラプが、太陽のきらめきを捕えた。一人の女が、彼女のマラスク帽子の下で竿に吊るしたバスキトゥを運びながら早足で通り過ぎた。シモン・フレールの壁に凭れてしゃがんでいる占い師が客を見付けた、古いカードゥを無表情で切り、ひっくり返すのをホウ・チ・ミンのように顎髭のある老人が見守っていた。それには1ピアスタの価値があるどんな未来を彼は手に入れられたのか?ソンム大通りで貴方は野外で生活した;皆、ここではムオイさんの事なら何でも知っていた、彼らの秘密を施錠しない、警察は全く鍵を持たなかった。これは全てを知られている所の暮らしのレヴェルだったが、貴方が通りに歩を進められたとしても、貴方はそのレヴェルまで後退しようもなかった。僕は老婦人達が共同トイレの側の僕達の踊り場で噂話をしているのを思い出した:彼女達は何でも聞いていたが、僕は彼女達が知っていると思いもしなかった。僕はガリジの中へ引き返し、裏の小さな事務所に入った。そこには普通のチャイナの広告のカランダ(カレンダー)、散らかった机ー価格表やガム(ゴム)一瓶や加算器、書類止めクリプ、ティポトゥやカプ3つそれにたくさんの尖らせてない鉛筆、そして何か訳あって書かれていないアイフル(エッフェル)塔の絵‐葉書があった。ヨーク・ハーディングは第三勢力について抽象グラフィクに描くだろうが、これは、それが伝わる何かだったーこれがそれだった。そこには後ろの壁にドアがあった;それは施錠されていた。しかしその鍵は机の上の鉛筆の間にあった。僕はドアを開け、通り抜けた。
 僕は、およそガリジのサイズの小さい小屋の中にいた。それは、一見すると、羽のない成鳥を捕まえるために無数の止まり木を備え付けられた竿と針金の籠のように見えたーそれは、古いぼろ切れで結わえ付けられているという印象を与えたが、ムオイさんと彼の助手が呼び出された時、そのぼろ布はおそらく洗濯のために使われて来た。僕は製造業者の名前を見付けたーリヨンの誰かで特許ナムバー何の特許を取っている?僕が電流の強さを変えると古い機械は生き返った:竿には目的があった奇妙な仕掛けの機械は、その最後の生命力を振り絞っている老いた男のようだった。粉々になって落ちている彼の拳、粉々になって落ちている・・・この物体は今尚圧搾機だった、がそれ自体球の中に、それは5セントゥ映画劇場と同じ時代に属していなければならなかった、それにしても何一つ嘗て浪費された物がないそのカリア(キャリア)を終えるべき一日を迎える事を待ち望んでもよいこの国で(The Great Train Robberyがスクリーンを縦横無尽にその行く手をぐいと動かしている、ナム・ディンの裏通りで娯楽を提供しているあの古い映画を見ていたのを、僕は思い出した。)そのpressはまだ使用可能だった。僕はその圧搾機をもっと念入りに調べた;そこには白い粉の跡があった。ディオラクトン、僕は思った、ミルクと共通した何か。そこにはドゥラム缶か鋳型の形跡が全くなかった。僕は事務所に、そしてガリジの中に戻った。僕は古い車に供給している泥除けの上のパトゥのように感じた;それにはその先に長い待ち時間があった、多分、しかしそれもまた或る日・・・ムオイさんと彼の助手達はおそらくこの時までにテ軍司令官が彼の司令部を持つ聖なる山に行く途中の稲田の間のどこかにいた。やっと最後に僕が僕の声を張り上げて「ムオイさん!」と呼んだ時、僕はガリジから遠く離れ、僕はテニインへの途上、避難をしたそれらの水田の間に戻っていると想像できた。米の茎の間でその頭を回す一人の男が見えた。
 僕は家に歩いて向かい、僕の踊り場に上ると、老婦人達は、僕が鳥のガサプ(ゴシップ)以上に理解できない彼女達の生け垣の囀(さえず)りになった。フオンは中にいなかったー彼女は彼女の姉妹と一緒だというための覚書だけ。僕はベドゥの上に横になって休んだー僕は未だ簡単に疲れたーやがてぐっすり寝入った。僕が目覚めると、僕は1時25分を指している僕の目覚まし時計の明るくなったダイアルを見た、そして僕は僕の側にフオンが眠っているのを見付けるのを期待しながら僕の頭を回した。しかし枕はへこんでいなかった。彼女はあの日シートゥを換えなければならなかったーそれは洗濯物の冷たさを運んだ。僕は起きて彼女が彼女のスカーフを置いている引き出しを開けた、するとそれはそこになかった。僕は本棚に行ったーロイアル・ファミリの絵入りの暮らしもまた持って行った。彼女は彼女と一緒に持参金を持ち去った。
 ショックの瞬間、そこには殆ど痛みはない;苦痛はおよそ午前3時頃始まった、僕が何とかして生きようとするその人生の計画を立て、何とかしてそれを排除するために記憶を辿り始めた時。幸せな記憶は最悪になり、僕は不幸せな事を思い出そうとした。僕は前にこの全てを生きて来た。僕は必要だった事はできたと認識した、しかし僕はそんなにも年を取ったー僕には立て直すエナジはほとんど残っていないと感じた。

僕はアメリカン大使館に行って、パイルの事を尋ねた。出入口で用紙に必要事項を記入し、それを軍の警官に手渡す事、それが必要だった。彼は言った、「貴方は訪問の目的を記入していなかった。」 
 「彼は知っているでしょう、」僕は言った。
 「貴方は予約によりますね、それなら?」貴方が望めばこれをそんな風に記入してもかまいません。」
 「貴方には馬鹿げたように見えると僕は思いますが、我々は非常に気を付けなければなりません。何人ものおかしな連中がこの辺りをうろついています。」彼はもう一方の側に彼のチューイング‐ガムを移し替えリフトゥ(エレベーター)に入った。僕は待った。僕はパイルに何を言えばいいか、まるで思いつかなかった。これは僕が前に一度も演じた事がないシーンだった。警官が戻って来た。彼はいやいやながら言った、「貴方は上がってもいいと僕は思います。ルーム12A。1階。」
 僕がその部屋に入った時、僕はパイルはそこにいないと見て取った。ジョウが机の後ろに座っていた:経済大使:僕は未だに彼のサーネイムを覚えられなかった。フオンの姉妹がタイピング・デスクの後ろから僕を観察した。僕が茶色の貪欲な目の中に読んだのは、それは勝利だったか? 「入って、入って、タム、」ジョウが騒々しく呼んだ。「貴方に会えて嬉しい。貴方の足はどうです?僕達は僕達の小さな会社に貴方から頻繁に訪問して貰えない。椅子を引いて。新しい攻撃の進行を貴方がどう考えるか、僕に話して下さい。カンティネンタルで昨夜グランガを見掛けた。彼はまた北に向かっている。あの男は熱心だ。そこにニューズがある所、そこにグランガがいる。煙草を吸って。自由にやって下さい。貴方はヘイさんを知っています?その名前を全部覚えられませんー僕のように年を取った者のために一生懸命過ぎるほど。僕は彼女に声を掛ける『ハイ、そこに。!』彼女はそれを好む。この息苦しい植民地主義に用はない。市場のガサプ(ゴシップ)は何です、タム?貴方がた仲間は確かに貴方の耳を地面に向けたままだ。貴方の足について聞いてすまない。アルドゥンが僕に話した・・・」
 「パイルは何処ですか?」
 「オウ、今朝はアルドゥンは事務所にいない。彼は家にいると思ってくれ。彼の仕事の多くは家でする。」
 「彼が家でそうしている事は知っています。」あの男は熱心だ、エー、貴方は何が言いたい?」
 「とにかく、僕は彼が家で何かしているという事は知っています。」
 「僕には分からない、タム。理解が遅い、ジョウーそれが僕だ、何時もそうだった。何時もそうであろうとする。」
 「彼は僕の女と寝ているー貴方のタイピストゥの姉妹。」
 「どういう意味か僕には分からない。」 
 「彼女に聞けよ。彼女はあれを手配する。パイルは僕の女を奪った。」
 「これを見ろ、ファウラ、僕は貴方が仕事でここに来たと思った。僕達は事務所の中で騒動を招くような事はできない、貴方は分かっているよね。」
 「僕はパイルに会うためにここに来ました、彼は隠れていると思います。」
 「じゃあ、そのように見解を述べて当然だいという最後の人物に貴方がなる。アルドゥンは貴方のために何をしたかというのに。」
 「オウ、そう、そう、もちろん。彼は僕の命を救った、彼はそうしなかった?彼は今まで彼に頼んだ事はない。」
 「彼自身にとっても大きな危険を冒して。あの男は根性が座っている。」
 「僕は彼の根性について酷評を気にしない。そこには彼の体のもっと臨機応変になる他の部分がある。」
 「じゃあ我々にはそんな風にどんな当てこすりにせよ、される筋合いはない、ファウラ、部屋にはレイディが。」
 「そのレイディと僕は互いをよく知っています。彼女は僕から彼女の手数料を得られなくなったが、それをパイルから彼女は得ている。よろしい。僕は僕が行儀悪く振舞っていると認める、そして僕は行儀悪く振舞い続けるつもりでいる。これは、人々があくまで行儀悪く振舞うところでの立つ瀬だ。」
 「我々にはしなきゃならないたくさんの仕事が入っているその中には天然ゴム生産品に関するリポートゥもある・・・」
 「心配しなくていい、僕は行くよ。ただパイルに、もし僕が尋ねて来たと彼が電話すれば彼が伝えてくれ。彼はまた訪問する事、それを礼儀正しいと思っているかも知れない。」僕はフオンの姉妹に言った、「僕は、貴女が公証人やアメリカン領事やクライストゥ科学者の教会によって財産分与を立証したかったと思っています。」
 僕は廊下に出た。そこには僕の反対側にMenと記されたドアがあった。僕は中に入ってドアに鍵をかけ、冷たい壁に凭れ、僕の頭を抱えて座りながら、僕は泣いた。僕は今まで泣いた事はなかった。彼らのトイレでさえエア・コン付きで、間もなく気温が抑制された空気は、僕の涙をそれが貴方の口の中で唾を、また貴方の体内で種を乾かすように乾かした。

僕はドミンゲスの手中に業務を残して置いて、北を目指した。ハイホンで僕にはガスコンニュ戦隊に友達がいた、それで僕は空港の上のバーで数時間過ごすか、それとも外の砂利道でボウルズをして過ごそうとした(これは売春婦を買う意味です)。職務上僕はフロントゥにいた:僕はグランガと一緒に熱意の資格を持っても良かったが、それは僕の新聞にファトゥ・ディエムへの僕の小旅行以上に何の価値もなかった。ところが人が戦争の事を書くとなると、時折り人が危険を分かち合うという自負心を必要とする。
 最も制約された期間内でさえ、それらを分かち合う事、それは、秩序がハノイから消え去ってから、楽ではなかった。水平の急襲だけが僕には許される予定だったーバスによる旅行同様安全なこの戦争における急襲、何故なら僕達は思いマシーン・ガンの射程距離の上を飛んだから;パイラトゥ(パイロット)の誤りかエンジンの欠陥以外何物からも安全だった。僕達は時間割によって外に出て行き、時間割によってホウムに帰って来た:爆弾という積み荷は斜めに空を駆け下り、噴煙の螺旋降下が道路のジャンクシュン、或いは橋から爆破した。それから僕達は食前酒の時間のために引き返して女を漁り、僕達の鉄製のボウルを砂利に十文字に駆り立てた。
 或る朝、町の食堂で僕がブランディのソウダ割りを埠頭の南端を訪れる事に熱烈な願望を持っていた若い将校と飲んでいた時、任務のための命令が入って来た。「来たい?」僕ははいと言った。水平の急襲でさえ殺しの機会と殺しの意図の方向に位置しているに決まっている。空港を運転して出ながら彼は意見を述べた、「これは垂直の急襲です。」
 「僕は禁じられていると思った・・・」
 「貴方がその事を何も書かなければいい。貴方が見た事もない中国の国境近くで上がって国土の1部分を貴方にそれは見せるでしょう。ライ・チョウの近く。」
「そこは何もかも落ち着いていると思ったーつまりフランスの手に?」
 「そうでした。彼らは2日前この場所を占領した。我々のパラシュートゥ隊はたった2、3時間で退散する。我々は我々が持ち場を取り戻すまで彼らの窪地にヴィエトゥを追い込んで置きたい。それは低空ダイヴィングと機関銃を撃ちまくる事を意味する。我々はたった手すきの2機ー今作動中のものの、だけでできる。今まで、急降下ー爆弾投下をした事は、以前に?」
 「いや。」
 「それに貴方が慣れていないとそれは多少気分が悪くなる。」
 「ガスコーニュ戦隊は小型のB-26爆撃機だけ持っていたーフレンチはそれらを身売りと呼んだ、というのもその短い翼幅を持ったそれらは全く目に見える補助という手段を持たなかった。僕は航法士の背に凭れ自転車座席の大きさの小さな金属製のパドゥの上に詰め込まれた。僕達はレドゥ・リヴァをゆっくりと上昇しながら、上った、この時間帯のレドゥ・リヴァは真っ赤だった。それは人が遠くへ行ってやがて戻り、土手から土手まで晩い日の光がそれを埋め尽くした、まさにそんな一時(いっとき)に、それを最初に名付けた老地理学者の眼差しで、それを見たかのようだった;それから僕達は9000フィートゥでブラック・リヴァの方へと逸れて行った、真っ黒、闇で溢れた、光線の角度を避けながら、峡谷の巨大で荘厳な景観や崖やジャングルは旋回し、僕達の下に真っ直ぐに立った。貴方はそれらの緑や灰色の耕作地の中に飛行中隊を落とし、収穫‐田の中の数コイン以上に全く形跡を残さなかった。僕達の遥か前方を小型機が小虫のように移動した。僕達は上方を採った。
 僕達は塔や緑に囲まれた村を二度回り、それから目の眩む様子の中にらせん状に上った。パイラトゥ(パイロット)ートゥラウインと呼ばれたーは僕の方を向き、ウインクをした。銃や爆弾穴を管理する種馬が彼の車輪に乗っていた。僕は、僕達がダイヴの状況に至るに連れ、あの腸の弛みを抱え、それは何か新しい体験ー初めてのダンス、初めてのディナー・パーティ、初めての恋を伴う。僕は上昇の頂点にそれが至った時、ウェムブリー・公開試合ですぐれたレイサを連想させられたーそこには降りる術など微塵もなかった:貴方は貴方の体験で罠に掛けられた。僕達が下へとダイヴした時、文字盤で僕は3000ミータ(メーター)を読む、まさに余裕があった。何もかも今感じていた、何一つ景色ではなかった。僕は航法士の背に凭れて押し上げられた:それは何かとんでもない重力が僕の胸を押しているかのようだった。僕には爆弾が投下されたその瞬間の意識はなかった;それから銃はカタカタ言い、カクピトゥ(コックピット)には無煙火薬の臭いが溢れた、そうして僕達が上昇するとその重力は僕の胸を離れた、すると僕達が飛び立った地面への自殺的行為のように、らせんを描いて下降したそれは、胃だった。40秒の間パイルは存在しなかった:寂しささえ存在しなかった。僕達が大きな弧を描いて上昇した時、僕には、僕の面しているサイドゥ・ウインドウから煙が見えた。2度目のダイヴの前、僕は恐怖を感じたー不面目の恐怖、航法士の背中一面に吐きそうな恐怖、僕の年を取った両肺が圧力に耐えそうもない。10回目のダイヴィングの後、ただ怒りだけを覚えたーその任務は余りにも長く続いた、それは法務に帰る時間だった。そして再び僕達は機関銃の射程外、急傾斜で上方に撃ち、急に向きを変えて離れ、煙の先が尖った。その村は山に四方を囲まれていた。毎回、僕達は同じ接近方法を採った。同じガプ(ギャップ)を貫いて。そこには僕達の攻撃を変える方法はなかった。僕達が14回目に向かってダイヴした時、僕は
思った、今や僕は不面目の恐怖から自由になったのだ、「彼らは一つの機関銃を位置に取り付けなければならないだけだ。」僕達は、僕達の機首を再び安全な空中に上げたー多分、彼らは銃を持ってさえいなかった。パトゥロウルの40分は延々と続くように思えたが、それで個人的な思いの苦痛から自由になった。太陽は僕達がホウムの方向に向きを変えるにつれ、沈んで行った:地理学者の時は過ぎた:ブラック・リヴァはもはやブラックではなく、またレドゥ・リヴァはただの金色だった。下方へと僕達は再び向かった、節くれだった、裂け目だらけの森から離れ、放って置かれた水田の上をなぎ倒しながら、黄色い流れの上の一そうの小さい通い船で弾丸のように、川の方向を目指した。機関砲はたった一つの跡という破裂個所をもたらし、通い船は火花のシャウアを浴びてバラバラに吹き飛んだ。僕達は生存するために、僕達の犠牲者が奮闘しているのを見ようと待ちもしなかったが、上昇し、家路を急いだ。僕がファトゥ・ディエムで死んだ子供を見た時、僕が思ったそのままを、僕はまた頭に思い描いた、「僕は戦争は嫌だ。」そこには何か、僕達の餌食という、思いがけない幸運な選択の中に、ひどくショッキングなものがあったー僕達はただ偶然通り過ぎようとしていただけだった、一つの破裂だけが必要とされた、そこには僕達の発砲に報いようとする人はいなかった。僕達は再び消えた、世界の死に僕達のささやかな割当量を加算して。
 僕は僕に話し掛けるカプタン(キャプテン)トゥラウインのために僕のイアホウンを付けた。彼は言った、「我々は少し迂回します。日没は石灰岩の上が素晴らしい。貴方はそれを見逃してはいけません、彼は親切に付け足した、彼の所有地の美しさを見せようとしている主人のように、そして100マイルに亘ってハロン湾の上空、日没を追跡した。兜(かぶと)を被った軍神マーズの顔は、哀愁を帯びて外を見た、大きな瘤(こぶ)の間の小さな森や多孔性の石のアーティの下、殺人の傷は血を流すのを止めた。

カプタン(キャプテン)・トゥラウインは、阿片窟でその夜、僕の主人になると言い張った、しかし彼は自ら吸引しようとはしない。彼はその匂いを好んだ、彼は言った、一彼は一日の終わりの落ち着きの感覚を嗜んだ。しかし彼の職業では気晴らしがもうそれ以上になる事はなかった。そこには吸引した将校達もいたが、彼らは陸軍の人々だったー彼は彼の睡眠を取らなければならなかった。僕達は学校の寮のような小部屋の騒動の中の小さな騒動の中で横になり、中国人経営者が僕のパイプを用意した。僕はフオンが僕の許を去って以来、吸っていなかった。戸口の向こうに長く美しい足を持った混血児が見掛け倒しの女性誌を読みながら彼女の煙をぐるぐる巻いて横になっていた、そして彼女の隣の小部屋には二人の中年の中国人が商売をしていた、お茶をちびちび飲みながら、彼らのパイプは脇に置いてあった。
 僕は言った、「あの通い船ー今夕ーそれが何か不都合な事でもしたの?」
 トゥラウインは言った、「誰が知ってる?その川のそれらの手の届く範囲内で、我々は目に見えるものなら何でも完全に撃つよう命令される。」
 「僕は僕の最初のパイプを吸った。僕は僕が家で吸って来たパイプの全てについって考えようともしなかった。トゥラウインは言った、「今日の事、それは僕自身と同じように、誰かにとっても最悪ではない。村の上で彼らは我々を撃ち落とした。我々の危険は彼らのものと同様に危険だった。僕が憎むのはナパーム爆弾投下だ。3000フィートゥからやすやすと。」彼は絶望的な身振りをした。「君は火がついている森林を見る。神は君が見ようとするものを知っている。哀れな悪魔は焦げたまま生きている。その炎は水のように彼らを覆って広がる。彼らは火でずぶ濡れだ。」彼は理解しなかった世界中に対して怒りをぶつけた、「僕は植民地戦争を戦っているのではない。僕はこれらの事をテ・フージュの大農園地主のためにしたいと君は思うの?僕は寧ろ軍法会議に掛けられる方がいい。我々は君らの戦争の全てと闘っている、しかし君らは我々を有罪にして放ったらかす。」
 「あの通い船、」僕は言った。
 「そう、あの通い船も。」彼は僕が僕の2服目に手を伸ばすと僕をじっと見つめた。「僕は君の現実逃避の手段が、君が羨ましい。」
 「僕が何から逃げているのか貴方は知らない。それは戦争からじゃない。それは僕の事については何の心配もない。僕は巻き込まれない。」
 「君は全て存在するだけでいいと願う。或る日。」
 「僕にそれはない。」
 「君は未だ足を引きずって歩いている。」
 「彼等には僕を撃つ権利があったが、彼らはそうしようとしてさえいなかった。彼らは塔を取り壊していた。人は常に取り壊し部隊を避けるべきだ。ピカデリにおいても。」
 「或る日何かが起こるだろう。君は一つの側を選ぶだろう。」
 「いや、僕はイングランドゥに帰ろうとする。」
 「君が僕に一度見せたあの写真・・・」
 「オウ、僕はその一枚をすっかり破ってしまった。彼女は僕の許を去った。」
 「僕は気の毒に思う。」
 「それは事が起こる常道だ。人は自ら誰彼となく置き去りにする、その時潮目が変わる。それはほとんど正当だと僕に信じ込ませる。」
 「僕もそうだ。初めてナパームを落とした時、僕は思った、これは僕が生まれた村だと。それはジュヴア氏、僕の父の古い友人、が住む所だ。パン屋の主人ー僕は、僕が子供だった時、パン屋がとても好きだったー僕が投げ込んだ炎の中のそこに何時も駆け下りている。ヴィシーの男達は彼らの所有する国土を爆撃しなかった。僕は彼らよりひどいと思った。
 「それでも貴方はまだ続ける。」
 「そうしたものは気まぐれだ。それらはただナパームを伴っただけで起こる。気休めに僕がイウアラプを守っていると、僕は思う。そして君も知っての通り、その他はー彼らは幾つもの極悪非道な事もまたしでかす。彼らは1946にハノイの外に追いやられた時、彼らは彼らの所有する人々の間に怖ろしい遺品を残したー彼らがそう思った人々は我々を救った。遺体安置書、そこに一人の少女がいたー彼らは彼女の胸を切り取っただけではなく、彼らは彼女の恋人を切断し、彼の・・・を詰め込んだ。」
 「それは、なぜ僕が巻き込まれないのかだ。」
 「それは理由とか正当性の問題じゃあない。僕達は誰しも激情の一瞬、巻き込まれ、そしてその時逃げ出せなくなる。争いと慈しみーそれは常に比較されて来た。」彼は悲し気に、混血児が大層な束の間の安らぎにだらしなく手足を伸ばした方の共同寝室を筋交いに見た。彼は言った、僕はそうでもなければそれを経験しようともしない。そこに彼女の両親によって巻き込まれた少女がいる、この港が落ちると、彼女の未来はどうなる?フランスは彼女の母国のほんの半分でしかない・・・」
 「ここは落ちるだろうか?」
 「君はジャーナリストゥだ。君は我々が勝てないという事を僕が分かっている以上によく分かっている。君が知っての通り、ハノイへの道路は断たれ、毎晩地雷が敷設される。我々は毎年セン・シルの一クラスを失った。我々は‘50に危うく打ち負かされるところだった。ラトゥル将軍は我々に猶予期間2年を与えたそれが全てだ。しかし我々は玄人だ:我々は政治家が止めるように告げるまで闘い続けるしかない。おそらく彼らは一斉に手に入れ、開始時、これらの年月を通して無分別の行使時、実感できたのと同じ平和には応じるつもりだろう。ダイヴがクリスマス・マスクのように或る種の玄人の残忍さを身に付ける前、僕にウインクをした彼の危険な表情、紙面の穴を通してそこから子供っぽい目がじっと見る。
 「君は無分別を理解しようとはしない、ファウラ。君は我々の中の一人ではない。」
 「そこには何年も無分別を行う人のもう一つの事情がある。」彼が年長者であるかのように妙な保護的素振りで僕の膝の上に彼の手を置いた。「彼女を母国に伴えば。」彼は言った。「その方が一服よりましだよ。」
 「彼女は手に入るとどうやって貴方は知るの?」
 「僕は自分が彼女と寝た事があり、それにぺリン中尉も。500ピアストゥル。」
 「高い。」
 「彼女は300で成功すると僕は期待している、しかし状況次第で誰かが割安になっても気にはしない。」
 しかし彼の助言では感触がよく分からなかった。男の体は遂行する筈の行為の中で制限され、僕のものは記憶によって凍り付いた。その夜僕の手が触れたものは、僕が何時もそうしたものよりずっと美しかったかも知れないが、僕達は美しさにだけ惹かれて進入の瞬間、罠に掛けられはしない。彼女は同じ香水を使い、そして唐突に僕が失ったものの幻影は、僕の処理で伸ばした体よりずっと魅力的だと判明した。
 「僕は動いて離れ、僕の背中の上に横たわり、欲望は僕の外に排泄した。
 「僕は済まないと思う、」僕は言った、そして嘘を吐いた、「どうしたのか僕にも分らない。」
 彼女は大げさな甘ったるさと勘違いで言った、「気にしないで。それはよくそんな風になるものよ。それが阿片なの。」
 「そうだね。」僕は言った、「阿片。」そして僕はそうであったらと天を仰いで請うた。

2

僕を歓迎する者のないサイゴンへの初めての帰還、それは不慣れだった。空港でカティナトゥ通り以外に僕のタクシを向けられるどこか他にそこにあればよかった。僕は自分に対して思った:「僕が離れて行った時に比べたら、痛みはこれっぽっちもない?」そしてそれはそうだと自分を納得させようとした。僕が踊り場に着いた時、僕はドアが開いているのを見て、僕は理由のない希望で息ができなくなった。僕は実にゆっくりとドア方へ向かった。ドアに辿り着くまで、希望がそのままであれば。僕は椅子がキーッという音を立てるのを耳にした、そして僕がドアに近寄ると、僕には一揃いの靴が見えたが、それは女の靴ではなかった。僕が急いで中に入ると、そこに、フオンが何時も使っていた椅子から決まりの悪い重いものを持ち上げたパイルがいた。
 彼は言った、「やあ、タマス。」
 「やあ、パイル。君はどうやって入った?」
 「僕はドミンゲスに会いました。彼は貴方の郵便を持って来ていました。僕は彼にこのままいさせてくれと頼みました。」
 「フオンが何か忘れたの?」
 「オウ、いいえ、ジョウは僕に貴方は公使館に行ったと教えてくれました。僕はここで話す方が気楽だろうと思いました。」
 「何について?」
 何らかの学校の儀式で、話そうとして手を上げた少年が、まとまった言葉を見付けられないように彼は当惑した素振りを見せた。
 「貴方は遠くへ行ったんですか?」
 「そう。それで君は?」
 「オウ、僕は旅をして回っていた。」
 「未だプラスティクを弄んでいるの?」
 彼は不幸そうににっこり笑った。彼は言った、「貴方の手紙はその上にあります。」僕はそこには今僕に興味を持たせるものが全くないのは一目で分かった:そこにはランダン(ロンドン)の僕の事務所から一通、請求書のように見えるものが幾つかと僕の銀行から一通があった。僕は言った「フオンはどうしてる?」
 彼の顔はあの特別な音声に反応する電気仕掛けの玩具の一つのように自動的に明るくなった、彼は言った、そして彼の唇は彼があまりに遠くへ行ってしまったかのように、上下とも、固まって動かなくなった。
 「座って、パイル、」僕は言った。僕がこれに目を通す間僕を自由にしてくれ。これは僕の事務所からだ。」
 僕はそれを開いた。ともすると予期せぬことは時機を失して起こりがちだ。編集長は、彼は僕の最近の手紙インドーチャイナの混乱した事態という見地のそれを考慮して書いていた。ラトゥル将軍の死とホア・ビンからの退却に倣って、彼は僕の示唆に賛成だった。彼は仮の外国人編集者を任命してしまっていたが、少なくとももう後一年の間インド‐チャイナに僕をこのままにして置くつもりでいたんだろう。「僕達は貴方のために椅子を暖め続けましょう、」彼は完全な無理解で僕を安心させた。彼は僕が業務や新聞に関心がないと思い込んでいた。
 僕はパイルと向き合って座り、余りにも遅れて届いたその手紙を読み返した。少しの間、僕は、人が思い出す前にたちどころに気付くように高揚を感じた。
 「悪いニューズ?」パイルが尋ねた。
 「いや。」それはとにかくわずかな変化も齎せようともしなかったと僕は自分に言い聞かせた:一年間の刑の執行の猶予は婚姻の調停に持ち堪えるはずがなかった。
 「君はその内結婚するの?」僕は尋ねた。
 「いいえ。」彼は赤面した―彼は赤面する事に於いては優れた才能を持っていた。「実際問題僕は臨時の休暇を取りたいと思っています。その時に僕達は故国で結婚できたらいいーきちんと。」
 「それは故国でやる方がいいの?」
 「さあ、僕が考えるにー貴女にこうしたことを言うのは面倒だ、貴方は随分取り繕った皮肉屋だ、タマスしかしそれは敬意の証拠です。僕の父と母がそこにはいますー彼女は家族に加わりたい。それは過去を考えると大切です。」
 「過去って?」
 「貴方は僕が何を言いたいか知っています。僕はどんな汚名でも彼女をそこに隠したままにして置きたくはありません・・・」
 「君は彼女を隠したままにするんだろ?」
 「僕はそこで推測しますと。僕の母は素晴らしい女性ですーあの人は彼女を連れ回り、彼女を紹介するでしょう、貴方も分かっているでしょ、彼女を割り込ませます。あの人は僕のために喜んで家庭を準備するために彼女を援助します。」
 僕はフオンに対して済まなく思うべきか否か分からなかったー彼女は摩天楼や自由の女神を随分楽しみにしていた、それにしても彼女は、彼女達が巻き込まれようとする全てに極めて狭い了見しか持っていなかった。教授とパイル婦人、女達のランチクラブ;そうしたものは彼女にカナスタを教えるつもりか?」僕はグランドゥ・モンデのあの初めての夜、彼女の白いドレスに身を包み、彼女の18歳の足取りで実に優美に振舞っている彼女を思った、そして僕は1ヶ月前、ソンム大通りの肉屋で肉を値切っている彼女を思った。彼女はセラリ(セロリ)がセラフェイン(セロファン)に包まれていてもあの明るく清潔な小じんまりしたニュー・イングランドゥの食料雑貨店が好きなんだろうか?おそらく彼女はそうなんだ。僕は話す気もしない。おかしな事に僕は自分が1ヶ月前パイルがそうしても仕方なかったように言っている事に気付いた、「彼女とは気楽に行け、パイル。物事を強いるな。彼女は君か僕のように傷付き易い。」
 「もちろん、もちろん、タマス。」
 「彼女はとても小さくて壊れ易くて、僕達の女には似ていないように見えても彼女の事を装飾品としてーとして考えるな。」
 「それはおかしい、タマス。物事は打って変わって上手く行くか。僕はこの手の話を恐れて来た。僕は、貴方は不屈だろうと思っていました。」
 「僕は考える時間を持った、北に上って。あそこにはあそこで女がいた・・・おそらくあの売春宿で君が見たものを僕は見た。彼女が君と遠くへ行く、それはいい事だ。僕は、或る日、グランガのような誰かと一緒に彼女は背を向けて去るかも知れなかった。」
 「すると僕達は友達のままでいい、タマス?」
 「そう、当然。ただ僕はフオンをむしろ見たくないだけ。それがそのままここいら辺り、そこに彼女が全く過不足なくいる。僕は他のフラトゥを見付けなければー僕に時間がある時。」
 彼は彼の足を解いて立ち上がった。僕はとても嬉しい、タマス。僕がどれだけ嬉しいか貴方に話しようもない。僕は前にそう言いました。、僕は分かっていますが、それが貴方でなかったらと心から願います。」
 「僕はそれが君であってよかった、パイル。」その面談は僕が予測した道順ではなかった:表面的な怒りの仕組みの下で、幾分、より深刻な水準で、行動の誠実な計画は練り上げなければならなかった。彼の無知が僕を怒らせた時全て、自分の中の或る裁判官はその好みで意見をまとめた、彼の観念論を、ヨーク・ハーディングの研究に基づいた彼の半分-焼けた思想を、僕のシニシズムと比べた。オウ、僕は現実に対して真っ直ぐだった、しかし彼は、新しい事や間違った事に対して真っ直ぐではなかった、彼はおそらく女にとってその一生を共に過ごすにはよりふさわしい男ではなかった?
 僕達はおざなりに握手をした、しかし幾らか考え出された恐れは、階段の先端まで僕を彼にすっかり従わせ、彼の後から呼び掛けさせた。多分そこには僕達の正真正銘の結論が下されるそうした屋内の法廷の裁判官と同様に首尾よく預言者がいる。「パイル、ヨーク・ハーディングにあんまり多くを委ねるな。」
 「ヨーク!」彼は一回の踊り場から僕をじっと見上げた。
 「僕達は典型的植民地時代の人間だ、パイル、ところが僕達は少しだけ現実を学んだ、僕達は勝負をしないよう学んだ。この三番目の力ーそれは一冊の本から登場する、それが全て。テ将軍は数千人の男達を引き連れたただの山賊だ:彼は国民的民主主義者ではない。」
 それはまるで彼が見返しを落としたままそこに今誰がいるかを見るために郵便-受けから僕を睨んでいるかのようで、歓迎しない侵入者を締め出してしまった。彼の眼差しは風景の外にあった。「僕は貴方が何を言いたいのか分かりません、タマス。 「ああした自転車爆弾。それらは好都合な冗談だ。喩え一人の男が足を失ったとしても。しかし、パイル、君はテのような男を信用してはだめだ。彼らはカミュニズムから東洋を救おうとしてはいない。僕達は彼等の類を知っている。」
 「僕達?」
 「典型的植民地主義者。」
 「僕は、貴方はどちらの立場も取っていないと思いました。」
 「僕はそうじゃない、パイル、しかしもし君の衣装箱の中の物を散らかし始めたらそれをジョウに委ねなさい。フオンを連れて母国へ帰れ。第三の力を忘れるな。」
 「もちろん僕は何時も貴方の忠告を尊重します、タマス。」彼は礼儀正しく言った。
 「じゃあ、僕は君に会うつもりだ。」
 「僕もそう思っています。」

週は移り変わり、ところがどうした事か、僕は未だに僕自身新しいフラトを探さずにいた。僕は時間がないなんて、それはなかった。戦時の一年の難局は繰り返し通り過ぎた。暑く湿った霧雨は北の上に定着した:フレンチはホア・ビンの外にいた。トンキンの稲-作戦、ラオスの阿片-作戦が終わった。ドミンゲスは、北で必要とされる全てを簡単に取材できた。ついに僕はカンチネンタル・ホテルの向こう、カティナトゥ通りのもう一方の端に立ったいわゆる近代ビルディング(パリス博覧会1934?)の中の一つのアパートゥマントゥに巡り合った。それは母国に帰ろうとしているゴム農園主のサイゴン仮住まいだった。彼はそれを錠、在庫と樽を売りたかった。僕は何時も樽には何が入っているのかしらと思った:在庫はと言うと、そこには1880と1900の間のパリスサロンからの大量の彫刻があった。それらの最高級の下品な要因は、驚くべきヘア‐スタイルとなぜか何時も裂けた尻を剝き出しにして戦場に隠れた紗の掛け布を纏(まと)った大きな胸をした女だった。バス・ルームで、農園主はそれ以上に彼のロプスの模造品と並んで大胆だった。
 「貴方は芸術が好きですか?」僕は尋ね、陰謀を企む大学の評議員のように彼は僕ににやにや笑い返した。彼はささやかな黒い口髭と十分ではない頭髪を持ち、太っていた。
 「僕の最高の絵画はパリスにある、」彼は言った。居間のそこには彼女のヘアにボウルを忍ばせた裸婦のように作られた驚くほど背の高い灰-皿があり、そこには虎を抱いている裸の少女の中国装飾があり、一つは極めて風変わりで、少女の一人は自転車に乗りながら腰まで脱いでいた。ベドゥ・ルームには、彼の巨大なベドゥの向かいに、一緒に眠っている二人の少女の大きな光沢のある油絵があった。僕は彼のカレクション抜きのアパートゥマントゥの値段を彼に尋ねた、しかし彼はその二つを切り離す事に同意しようとはしなかった。
 「君はカレクタじゃないの?」彼は言った。
 「そうですね、違います。」
 「僕はいろんな本も持っている、」彼は言った、「それを僕はおまけに付けますよ、僕はフランスにこれらを持ち帰るつもりでいたんだが。」彼はグラス(ガラス)の付いた本箱の錠を開け、僕に彼の蔵書を見せたーそこにはアフロディテとナナの高価なイラストゥレイトゥの入った版があった、そこには数冊のラ・ギャフソナやポール・デ・コックがあった。僕は、彼は彼のカレクションと一緒に彼自信を売るつもりかどうか彼に尋ねようとする誘惑に駆られた:彼はそれらを持って行った:かれにもまた時限があった。彼は言った、「もし君が熱帯地方で一人で暮らせば、カレクションは友人だ。」
 僕はふとフオンの事を考えた、彼女の完全な不在故に。だからそりゃあ何時もそうだ:砂漠に逃れる時、お前の耳は静寂が叫び声を上げる。
 「僕の新聞はアートゥ・カレクションを買う事を僕に許すとは思わない。」
 彼は言った、「それはもちろん、リシートゥ(レシート)に載せないつもりだよ。」
 僕はパイルが彼に会わなくてよかったと思う:彼抜きでも十分不快だった、パイルの想像上の「典型的植民地主義者」に彼の主要作品をその男は貸してもよかったのだ。僕が外に出た時、それは11時半近くだった、そして僕は冷えたビアを求めてパヴィリアンまで下った。そのパヴィリアンはイウアラピアンやアメリカンの婦人のためのカフィ・センタで、僕がそこでフオンに会う事はないと僕は確信していた。実際僕は、彼女は昼間のこの時間に何処にいるか正確に知っていたー彼女は、彼女の習慣を破るような女ではなかった、そしてだから農園主のアパートゥマントゥから来つつ、昼間のこの時間にチョーカリットゥ・モールトゥを飲むミルクバーを避けるために道路を渡った。二人の若いアメリカン娘が隣のテイブルに、暑い中、きちんとして小ぎれいで、アイス・クリームをすくい上げながら座っていた、彼女達はそれぞれバグを左肩にゆったりと掛けていた、そしてそのバグは真鍮の鷲のバジがついていて全く同じだった。彼女達の足も全く同じだった。長く、ほっそりとしていた、そして彼女達の鼻はまさに光を遮るものと表題が付いていた。、それから彼女達は、まるで彼女達が大学の研究室で実験をしていたかのように彼女達は集中して彼女達のアイス・クリームを食べていた。僕は、彼女達はパイルの同僚だったかしらと思った:彼女達は魅力的だった、だから僕もまた彼女達を家に送りたくなった。彼女達は彼女達の、アイスを終えた、そして一人が彼女の腕時計を見た。「私達行く方がいいわね、」彼女が言った、「安全な側にいなきゃ。」僕は彼女達がどんな約束があるのかやたらに知りたくなった。
 「ウォレンは言ったわ、私達は11時25分より遅くなってはいけないって。」
 「時間は今はもうそれを過ぎている。」
 「このままでいる事、それはワクワクするに決まっている。私は、これが全てとはどんな事なのか分からない、貴方もでしょ?」
 「正確には知らないわ、だけどウォレンはよくはないと言っていた。」
 「これは示威行動だと貴女は思うの?」
 「私は随分たくさん示威行動を見たわ、」もう一人が飽き飽きして教会に溢れた旅行者のように言った。
彼は立ち上がり、そのテイブルの上にアイスの代金を置いた。行く前に彼女がカフェを見回すと、あちこちの鏡がそばかすのあるあらゆる角度で彼女の横顔を捕えた。そこにはただ自分と丹念にそれでいて無駄にその顔を作り上げている野暮ったい中年のフレンチ女性だけが残された。その二人にはほとんどメイク・アプ、口紅の素早い殴り書き、髪を梳く櫛は要らなかった。たちまち、彼女の一瞥は僕の上で休止したーそれは一女性の一瞥に不似合いだった。しかし男のもので、実に真っ直ぐで、行動のいろんな道筋に思いを巡らしていた。その時、彼女は急に彼女の仲間の方を向いた。「私達は離れる方がいい。」彼女達が陽が割れた通りへと並んで出て行く彼女達をぼんやり見ていた。彼女達のどちらも取り散らかし情熱に対する犠牲者を想像する、それは不可能だった:彼女達は、乱れたシーツやセクスの汗に属さなかった、彼女達は自分用に消臭剤を使ったのか?僕は、あっという間に、彼女達の滅菌された世界を妬んでいる自分に気付いたー僕が生息するこの世界と随分懸け離れているーそれは突然不可解な事に粉々に砕け散った。壁の二つの鏡が僕の所に飛んで来て中途半端に割れた。あの野暮ったいフレンチ女性は椅子とテイブルの残骸の中で膝まづいていた。彼女のカムパクトゥは僕の膝の中で開き、無傷のままだった、そして十分奇妙な事に、僕は前に座っていた所にそのまま座っていた、僕のテイブルがフレンチ女性の周りの残骸に加わったのだが、。奇妙な庭の‐音がカフェを埋め尽くした:噴水の規則正しい滴り、そしてバーに目を遣ると、僕は、色取り取りの流れにその中身がなくなったままの粉々に砕けた瓶の列を見たーポートゥの赤、クワーントゥロウのオリンジ、シャートゥルーズのグリーン、パスティースの濁った黄、カフェの床を横切り。フレンチ女性は立って穏やかに彼女のカムパクトゥの周りを見た。僕はそれを彼女に渡すと彼女は改まって僕に礼を言った、床に座りながら。僕は、僕にはあまりよくは聞こえなかったという事が分かった。その爆発は余りにも近かったので僕の鼓膜はまだ圧力から回復しなかった。
 僕はかなりひねくれて考えた、「プラスティクに伴うもう一つの冗談:ヘンさんは今直ぐ書く事を僕に期待するのか?それにしても僕はその場所ガーニエに入った時、僕はこれは冗談ではないという事をスモウクの重い雲で悟った。そのスモウクは国立劇場の前の駐車場で燃えている車から上がっていた。車の破片が広場の上に散らばり、その足のない男が装飾用の庭の縁でピクッと動きながら横たわっていた。人々はカティナトゥ通りから、ボナードゥ大通りから中に集まっていた警察‐車両のサイアラン(サイレン)、救急車と消防車の鐘は、僕の衝撃を受けた鼓膜に或る距離をおいて届いた。ちょっとの間、僕は広場の他の側のミルク‐バーにフオンがいたに違いないという事を忘れていた。煙が棚引き、僕は見通しが利かなかった。
 僕は広場に踏み出ると警官が僕を止めた。彼らは群衆が増えるのを妨げるために縁の周りに非常線を張って来た、そして既にストゥレチャが現れ始めていた。僕は、僕の前の警官に嘆願した、「渡らせて下さい。僕には友人がいます・・・」
 「後ろで我慢しなさい、」彼は言った。「ここの誰にも友達はいる。」彼は一人の牧師を通らせるために片側に立っていた、そこで僕は牧師の後について行こうとしたが、彼は僕を引き戻した。僕は言った、「僕は報道陣です、」そして僕が僕のカードゥを入れている財布を無意味に探した、しかし僕はそれを見付けられなかった:僕はそれを持たずにその日、外に出てしまったのか?僕は言った、「少なくともミルク・バーに何があったのか、僕に話して下さい:」スモウクが収まって来たので僕は確かめようとしたが、群衆が間で膨らみ過ぎていた。彼は僕が受け止めなかった何かを言っていた。
 「貴方は何て言いました?」
 彼は繰り返した。「僕は知らない。後ろで我慢しなさい。貴方はストゥレチャを遮っています。」
 僕は、パヴィリオンに僕の財布を落とせたか?僕が戻ろうとして向きを変えると、そこにパイルがいた。彼は叫んだ、「タマス。」
 「パイル、」僕は言った、「クライストゥの道標のために、君の公使館通行許可証はどこにある?僕達は向こう側に行けるようになるんだ。フオンはミルクバーにいる。」
 「いや、いや、」彼は言った
 「パイル、彼女はいる、彼女は何時もそこに行く。11時30分に。僕達は彼女を見付けなきゃ。」
 「彼女はそこにはいないよ、タマス。」
 「どうして君に分かる?君のカードゥはどこにあるの?」
 「僕は行かないように警告した。」
 僕は警官の方を振り返った、一つの側に彼を投げ込む事を意図して、広場を横切ってそれに向かって一っ走りさせる:彼が撃とうとかまわない:僕は気にもしなかったーとその時その言葉「警告する」が僕の意識に達した。僕は腕でパイルを掴んだ。「警告?」僕は言った、「『警告』とは、君はどういうつもりだ?」
 「僕は、今朝、彼女に近付かないように話した。」
 その断片は僕の心に揃って落ちた。「それでウォレンって?」僕は言った。「ウォレンって誰だ彼もまたあの女達にあの女達に警告したんだ。」
 「僕には分かりません。」
 「そこでアメリカン死傷者を一人も出してはならない、そこではいけないでしょ?」救急車が広場の中へとカティナトゥ通りを上るその道を押し進み、僕を止めて来た警官はそれを通すために一つの側に僕を移した。彼の側の警官は論争していた。僕は僕達が止められそうになる前に、広場の中へとへとパイルを前方に僕の前に押した。
 僕達は会葬者の集まりの間にいた。警官は広場に入ろうとする他の者達を妨げられただろう;彼らは生存者や初めての‐来訪者の広場をすっきりさせるには無力だった。医師達は死者の世話をするのにあまりにも忙しかった、だから死者はその所有者に残された、人は椅子を所有するように、人は死者を所有できるのだから。一人の女性が土の上に,彼女の膝の中の彼女の赤ん坊から捨て去られたものと共に座っていた;彼女は彼女の麦わら田舎帽子でそれを覆って来た慎み深さのようなものと共に彼女はじっとして黙っていた、広場の中で僕が最も心打たれたのはその沈黙だった。それは、僕が一度マス(ミサ)の間訪れた教会のようだったー唯一の物音は、東洋の慎ましさ、辛抱強さや礼儀正しさによって恥をかかされたかのように、あちこちでイウアラピアンらがしくしく泣き、嘆願し、再び沈黙に落ちたところを除いて誰からともなく出ていた。足のない胴体が庭の縁で未だピクッと動いた、その頭を失くした鶏のように。男のシャートゥ(シャツ)からすると、彼は多分輪タク運転手だった。
 パイルは言った、「これはひどい。」彼は彼の靴の上の濡れたものを見て、気持ち悪そうな声で言った、「それは何?」
 「血。」僕は言った。「僕が大使に会う前にこれを奇麗にして貰わなくちゃ。」僕は、彼が言っていた事を彼が分かっていたとは思わない。彼は初めて現実の戦争を見ていた:彼は男子学生の夢のようにファトゥ・ディエムへと舟を漕いで下り、とにかく彼の目に兵隊は数に入らなかった。
 辺りを見回そうと彼の肩の上の僕の手で僕は押した。僕は言った、「これはこの場所が女達と子供らで何時もいっぱいになる時間だー今は買い物をする時間だ。なぜ全ての時間の内その時を選んだのか?
 彼は弱々しく言った、「そこでパレイドゥがある予定だった。」
 「そこで君は数人の大佐を捕まえたかった。ところがパレイドゥは昨日キャンセルされた、パイル。」
 「僕は知らなかった。」
 「知らなかった!」
 ストゥレチャが置いてあった血のしみの中に僕は彼を押した。「君はもっと十分に知らされるべきだ。」
 「僕は町から出ていました、」彼は言った、彼の靴を見下ろしながら。「彼らはそれを中止すべきだった。」
 「それで楽しみを逃がした?僕は彼に尋ねた。「君は彼の示威行動を見逃がすようテ軍司令官に期待するの?これはパレイドゥよりいい。女達と子供らにはニューズだ、が兵隊にはそうではない、戦争中だ。これは世界の報道陣を叩くだろう。君は申し分なく地図上にテ軍司令官を置いた、パイル。君は第三勢力と国家民主主義を君の右の靴中に得た。フオンの所に帰って君のヒーロウの死滅について彼女に打ち明けるんだーそこにはあれこれ気に病んでも彼女の仲間は数ダズンもいない。」
 小太りの牧師はナプキンの下の皿に何かを乗せて運びながら側をすばしこく走った。パ何時は長い間黙ったままだった、それに僕はもう何もいう事はなかった。実際僕は既に多くを言い過ぎていた。彼は青褪め、打ちのめされ、今にも気絶しそうに見えた、そこで僕は考えた、「何が有効か?彼には何時も悪気はない、お前は無邪気さを非難出来ない、それらには何時も罪がない。お前にできる全てはそれらをカントゥロウルするか、それらを排除する事だ。無邪気さは一種の精神錯乱だ。」
 彼は言った、「彼はこれをするつもりはなかった。僕は、彼はしていないと確信している。誰かが彼を騙した。カミュにストゥ達・・・」
 彼は彼の善良な意思と彼の無学によってびくともせず、装甲が施されていた。僕は彼を広場に立ったまま残し不気味なピンクの大聖堂がその道を塞ぐまでカティナトゥ通りをどんどん上って行った。既に人々は中に集まっていた;死者のために死者に対して祈る事ができる、それは彼らには慰めになったに違いない。
 彼らと違って、僕には感謝の理由があった、フオンは生きていなかったか?フオンは「警告」されなかったか?という。しかし僕が覚えていたのは広場の胴体、、母親の膝の上の赤ん坊。彼らは警告されなかった:彼らは十分大切ではなかった。そしてもしパレイドゥが場所を占めていたら、彼らはちょうど同じようにそこにいなかったのではないだろうか?兵隊を見て、演説者に耳を傾け、花を投げようという好奇心を奪われては。200パウンド爆弾は無差別だ。何名の死んだ大佐らが輪タクの運転手達の死者、君達が国家民主主義を築いている時、正当化するのか?僕は、自動輪タクを止め、僕はミタォ埠頭まで僕を連れて行くよう話した。

Part Four
 

僕は彼女が無事に筋書きの外に居ようとするように彼女の姉妹を映画に伴うお金をフオンに渡して置いた。僕は、僕一人でドミンゲスと一緒に夕食に出掛けて戻った、僕の部屋でヴィゴウが10時きっかりに立ち寄る時を待ちわびて。彼は一杯もやらない事を詫びたー彼は随分疲れたので眠るために一杯彼に送るといいと言った。それは実に長い一日だった。
 「殺人と急死?」
 「いや、些細な盗み。それに2、3の自殺。これらの人々はギャンブル好きで彼らが何もかも失った時、彼らは自分を殺す。おそらく私は警官になろうとはしなかった、もし私が遺体安置書で何時間も過ごさなければならないと知っていたら。私はアモウニア(アンモニア)の臭いが好きではない。おそらく結局私はビアを飲みたくなる。」
 「僕は冷蔵庫を持っていない、僕は恐縮します。」
 「遺体安置書とは違う。少しだけイングリシュ・フイスキを、それじゃあ。」
 「僕は彼と一緒に遺体安置書に降りて、彼らが角氷のトゥレイのようにパイルの体を滑らせて出したその夜を覚えていた。
 「それで君は母国に帰らないの?」彼は尋ねた。
 「貴方は調べてしまいました?」
 「はい。」
 僕は彼にフイスキを差し出した、彼は僕の神経がいかに穏やかになったか彼が察知できるように。「ヴィゴウ、僕はパイルの死に関係があるとなぜ貴方が思うのか、僕は貴方が話してくれたらなあと思います。これは動機についての質問ですか?僕は望んでいた、それはフオンに戻ってほしいと?それともそれは彼女を失ったための復讐だったと貴方は想像している?」
 「いいえ、私はそんなに馬鹿ではありません。人はその敵の書物を記念品として奪いません。そこに、それは貴方の棚にあります。The Role of the West。このヨーク・ハーディングは何者ですか?」
 「彼は貴方が探している男です、ヴィゴウ。彼がパイルを殺したー長い射程で。」
 「私には分かりません。」
 「彼はジャーナリストゥの中では優れた方ですー彼らは彼らを外交記者と呼びます。彼は一つの考えを掌握するとそれからその考えに合うようにあらゆる状況を変えます。パイルはヨーク・ハーディングの考えを詰め込んでここから出て行きました。ハーディングはバンコクから東京への彼の途上一週間に一度ここにいました。パイルは実践の中に彼の考えを入れ込むと言う過誤を犯しました。ハーディングは第三勢力について書きました。パイルは一つ形にしましたー2,000の男達と飼い慣らされた一組の虎を連れたお粗末な山賊。彼の関わり合いになった。」
 「貴方はやっていない、貴方はやっています?」
 「僕は関わらないようにしました。」
 「しかし貴方は失敗した、ファウラ。」或る訳で、僕はトラウイン大尉とハイフオン阿片館で何年も前に起こったらしいその夜の事を考えた、彼が口にしてしまったそれは何だったか?僕達の誰もが得つつある事は、多少、感情の一瞬に即刻或いは徐々に関わる。僕は言った、「貴方は善い牧師を作ったでしょう、ヴィゴウ。そう簡単に自白するように仕向ける事、それが貴方だったらどうですかーもしそこに何か告白すべき事があったら?」
 「僕はどんな告白も求めた事はありません。」
 「しかし貴方はそれらを受容して来た?」
 「定時から定時まで。」
 「それというのは、牧師のように、それが打ちのめされてはいけない、しかし同情的であるべき貴方の仕事だからですか?『エム.フリク、僕は、なぜ僕が老婦人の頭蓋骨を続けざまに打ったか、きちんと貴方に話さなければなりません。』『はい、グスタフ、時間を取って僕にそれはなぜなのか、話して下さい。』」
 「貴方は気まぐれな想像力を持っています。貴方は飲んでいないんですか、ファウラ?」
 「確かに、警官と一緒に飲むのは、それは容疑者にとって賢明ではない?」
 「私は、貴方は容疑者ですと言った事はありません。」
 「しかし僕の中の自白への欲求まで錠を外された飲酒を考えてもみなさい?貴方の職業では告発の秘密などない。」
 「秘密厳守は、自白する人にはほとんど重要ではない:それが牧師に対してである時でさえ。彼は他の動機を持っています。」
 「彼を潔白にするために?」
 「必ずしもそうじゃなくて。時には彼はただ彼がそうであれば自らを潔白だと思いたい。時には彼は欺瞞に飽き飽きする。貴方は容疑者ではありません、それでも私は貴方がなぜ嘘を吐くのか知っておきたい。貴方は彼が死んだその夜パイルを見た。」
 「貴方にそう思わせるのは何ですか?」
 「私は一瞬たりとも貴方が彼を殺したとは思いません。貴方はまず錆びた銃剣を使うはずがない。」
 「錆びた?」
 「それらの事は我々が解剖から得るその種の詳細です。私は貴方に話しました、しかしそれが死因ではなかった。ダコヴの泥。彼はもう一杯フイスキが欲しくて彼のグラスを差し出した。
 「私に検証させて下さい、今。貴方はカンチネンタルで一杯やった?」
 「はい。」
 「そして6時45分に貴方はマジェスティクのドアの所で他のジャーナリストゥに話し掛けていた?」
 「はい、ウィルキンス。僕はこの全てを貴方に話しました、ヴィゴウ、前に。あの夜。」
 「はい。私はあの時から検証して来ました。貴方がどのように貴方の頭の中の取るに足りない詳細を伝えるのか、それは謎です。」
 「僕はリポータです、ヴィゴウ。」
 「おそらくその時間は全く正確ではない。しかし誰も貴方を非難できない、彼らにできるか、もし貴方がここを出て15分、あそこを出て10分経っていたら。貴方は時間を重く考えるべき理由は全くない。実際、貴方が完全に間違っていなかったら、それはどれだけ怪しいでしょう。」
 「僕はそうでした?」
 「全くそうではなかった。貴方がウィルキンスに話し掛けた時間は7時までに後5分でした。」
 「他に10分。」
 「もちろん。私が言った通り。そして時は貴方がカンチネンタルに着いた6時ちょうどに打ったばかりでした。
 「僕の腕時計は何時も少し進んでいます。」僕は言った。「今、それは何時を指していますか?」
 「10時8分。」
 「僕のだと10時18分。貴方には分かるでしょ。」
 彼はわざわざ見なかった。彼は言った、「その時、ウィルキンスに話し掛けたと貴方が言った時間は、25分ずれていたー貴方の腕時計では。それは全く見当違いです、そうじゃないですか?」
 「多分、僕は僕の気持ちの中で時間を調整し直しました。多分、僕は、あの日、僕の腕時計を調整しました。僕は時々そうします。」
 「私はどんな事でも興味があります、」ヴィゴウは言った、「僕はもう少しソウダを飲んでもいいですか?ー貴女はこれをかなりきつ目に作りました。貴方は僕を全く怒ってはいないという事です。僕が貴方に質問している時、質問される事、それはあまり気持ちのいい事ではありません。」
 「僕はそれが探偵物語のように面白いと気付きます。それで、結局、僕はパイルを殺さなかったんだと貴方は納得するー貴方はそう言いました。」
 ヴィゴウが言った、「貴方は彼の殺害に出席しなかったと私には分かる。」
 「僕がここを出て10分、あそこで5分経ったという事を見せる事によって証明したいのはどんな事か、僕には分からない。」
 「それは少し空白を与えます、」ヴィゴウが言った、「少し時間に相違が。」
 「何のための空白?」
 「来て、貴方に会うまでのパイルのために。」
 「なぜ貴方はそれを証明するためにそんなにたくさん望むのか?」
 「犬のために、」ヴィゴウは言った。
 「つまりあのつま先の泥。」
 「あれは泥ではなかった。あれはセメントゥだった。貴方は見ています、どこかであの夜、」
 「あれはパイルについて行っていました、あれは濡れたセメントゥの中に足を踏み入れました。私はアパートゥマントゥの一階で、そこには仕事中の建設作業員がいたのを覚えていますー彼らはまだ仕事中です。僕は、僕が中に入るので、今夜、彼らの所を通りました。 彼らはこの国では長い時間働きます。」
 「僕は、建設業者は何軒の家と濡れたセメンtゥを受け持っているのかと不思議に思います。彼らの内の何人かは犬を覚えていました?」
 「もちろん、私はその事を彼らに尋ねました。しかし仮に彼らが持っていても、彼らは私に話そうとはしなかった。私は警官です。」彼は話すのを止め、彼の椅子の背に凭れた、グラスをじっと見つめながら。僕は、或る類推が彼に不意に浮かび、彼は思考の内に何マイルも遠のいて行ったという感覚を持った。蝿が彼の手の背の上を這っても、彼はそれを払い除けなかったードミンゲスよりちょっとは何とかしただろうに。僕は、不動で深遠な何らかの力といった直感を持った、何もかも僕は分かった、彼は祈っていたのかも知れない。
 僕は立ち上がってカートゥン(カーテン)を抜けベドゥルームの中に入った。椅子に座っているその沈黙から一瞬でも逃れること以外、僕がそこで望んだ事はそこには全くなかった。フオンの絵本が棚に戻った。彼女は化粧品の間で僕への電報を見つけ出したーランダン事務所からちょっとしたメシジか他のもの。僕はそれを開封する気にならなかった。何もかもがパイルが来る前、それがそっくりそこにあった。部屋は変わらなかった、装飾品が貴女がそれを置いた場所に佇んでいた:ただ心だけが錆び付いている。
 僕は居間に戻ると、ヴィゴウは彼の唇にグラスを押し付けた。僕は言った「僕は貴方に話す事は何も手に入れていない。全く何もない。」
 「じゃあ私は帰ります、」彼は言った。「私はまた貴方を困らせようとは、私は思いません。」ドアの所で彼は希望を捨てるのは気が進まないかのように振り返ったー彼の希望或いは僕の。「あの夜、出かけて見たのはそれは貴方にとっても不思議な絵だった。私は貴方がカスチューム・ドゥラマを好むと考えもしなかった。あれは何でした?ラビン・フッドゥ?」
 「スカラムーシュ、と僕は思います。僕は時間を潰さなければならない。それに僕には気晴らしが必要でした。」
 「気晴らし?」
 「僕達は皆、個人的な心配事を持つ、ヴィゴウ、」僕は慎重に説明した。
 ヴィゴウが行ってしまった時、フオンと居間の来客を待つにはまだ一時間そこにあった。ヴィゴウの訪問にどれだけ僕が邪魔されたか、それは分からない。それは一編の詩が批評を旨とする彼の仕事を僕に齎したかのようで、ちょっとした不注意な反応から僕はそれを台無しにした。僕は使命感と無縁な男だったー人は職業としてジャーナリズムをまともに考えるはずがない、それでも僕は他の人には使命感を認められた。今、あのヴィゴウは彼の不完全なファイルを閉じるべく行ってしまった、僕は彼を呼び戻す勇気を持っとぃたらなあ、その時言うよ、「貴方は正しい。僕は、彼が死んだその夜、パイルに会った。」

2 

ミト埠頭への途中、僕はガルニエ地方に向けてショロンから運転して出る何台もの救急車を通り越した。人は、ほとんど通りの顔の表情から噂の歩調を計算できた。それは最初に期待と推測の顔をしてその土地の方向から来ている僕自身のような誰かの上に達した。僕がショロンに入ったその時までに、僕はそのニューズを追い抜いて来た。暮らしは忙しなく、普通で、途切れない:誰もが知っていた。
 僕はチョウさんの地下室を見付け、チョウさんの家に上った。僕の最後の訪問から何も変わった事はなかった。あの猫と犬が床から段ボール箱へ、スートゥケイスへと移動した、統制不可能のチェス・ナイトゥのカプルのように。床の上を赤ん坊が這い、二人の老人がマー・ジャングのずうっと興じていた。若い人々だけが不在だった。僕が出入り口に現れると直ぐに、女性の内の一人がお茶を注ぎ出し始めた。老いた夫人はベドゥに座って彼女の足を見た。
 「ヘンさん、」僕は聞いた。僕はお茶に僕の頭を振った:僕はそのありふれた苦い煎じた物の長い過程を始める気分ではなかった。『僕は是非とも会わなければならない、ヘンさん。』僕の要請の切迫を彼らに伝える事、それは不可能に思えた、しかしおそらく僕のお茶の辞退の不愛想さは或る不安を齎した。或いはひょっとしたらパイルのように僕は僕の靴に血が付いていた。とにかく短時間の遅延の後、夫人の一人が僕を外へ階段の下へと案内し、二つの、旗を備えた通りに沿って、それから彼女達が呼ぼうとした何かの前に僕を残して行った、僕は、パイルの国の「葬儀場」、石で溢れた壺、その中に、結局は中国人の死者の復活させた骨が入れられる事を思った。「ヘンさん。」そこは、大農園のエロティク・カレクシュンで始まり、広場の殺害された死体と続く一日に立ち止まるに適した場所ではないように思った。誰かが奥の部屋から呼び、チャイニーズが脇へ寄って、僕を中に入れた。
 ヘンさんは自分で誠実に前の方に遣って来て、僕をどれも中国人の控えの間に使われない、歓迎しないと貴方にも分かる黒い彫刻された心地悪い椅子と並んだこじんまりした奥の部屋に僕を案内した。しかし僕は、今回、椅子は使われたという感覚を持った、そこにはテイブルの上に5つのティカプがあり、二つは空ではなかったから。「僕は会合を遮りました、」僕は言った。
 「仕事の関係、」ヘンさんは言葉を濁して言った、「さほど重要ではない事について。僕は何時も貴方に会うのを楽しみにしています、ファウラさん。」
 「僕はガルニエ地方から来ました、」僕は言った。
 「僕はそうだと思いました。」
 「貴方は聞いた事がある・・・」
 「誰かが僕に電話をして来ました。僕はしばらくはチョウさんからの距離を取るという事、それが最もいい考えでした。警察は今日非常に活動的になるでしょう。」
 「それにしても貴方はそれと一緒にすべき事は何もなかった。」
 「犯人を捜すのは警察の仕事です。」
 「それはまたパイルだった。」僕は言った。
 「はい。」
 「する事がそれは恐ろしい事だった。」
 「テ軍司令官は余り統制された人物ではありません。」
 「それに爆弾はボストンから奴らに宛てたものではない。パイルのチーフは誰ですか、ヘン?」
 「僕は、パイルさんにはマスタ(主人)が多勢いると言う印象を持っています。」
 「彼は何ですか?O.S.S.?」
 「頭文字はあまり重要ではありません。僕は今、それらは間違っていると思います。」
 「僕には何ができます、ヘン?彼は止めさせられる事になる。」
 「貴方は真実を公表できます。或いはひょっとしたら貴方にはできない?」
 「僕の新聞はテ軍司令官に興味がありません。彼らは貴方がた国民に興味があるだけです、ヘン。」
 「貴方は、実際、パイルさんが止めさせられる事を望んでいます、ファウラさん?」
 「貴方が彼を見たのなら、ヘン。彼はそこに立っていました、これは全く悲しい過ちだと、そこでパレイドゥがありさえしたら。彼は言いました、彼が大使と会う前に、彼の靴を奇麗にしてもらわなければならないと。」
 「もちろん、貴方は、貴方が知っている事を警察に話してもいい。」
 「彼らはどちらにも興味がない。そこで貴方は、彼らはアメリカンに敢えて接触すると思いますか?彼は外交官特権を持っています。彼はハーバドゥの卒業生です。大使はパイルをとても気に入っています。ヘン、そこにはそこで女がいた、誰かの赤子ー彼女はそれを彼女の麦わら帽子の下に隠し続けた。僕は僕の頭からそれを取り除けない。そしてファトゥ・ディエムで、そこには別の事があった。」
 「貴方は落ち着くようにしなければ、ファウラさん。」
 「彼は次に何をするつもりでしょう、ヘン?」
 「貴方は我々を助ける用意はありますか、ファウラさん。」
 「彼がへまをしながら深みにはまると、人々は彼の失敗のために死ぬしかない。僕は貴方の部下がナム・ディンから彼を流れに乗せていたらと思う。それは数多くの暮らしに数多くの変化を齎したでしょう。」
 「僕は貴方に賛成です、ファウラさん。彼は拘禁されるしかない。僕はそう仕向ける案を持っています。」誰かがドアの後ろで微妙に咳払いをした、それから騒々しく唾を吐いた。彼は言った、もし貴方が今夜ヴィウ・ムランで彼を夕食に招待するつもりだったら。8時30分と9時30分の間に。」
 「何が有効な事か・・・?」
 「我々はその遣り方で彼に話すつもりです、」ヘンは言った。
 「彼は雇われるかも知れない。」
 「おそらくそれはもっとうまく行くでしょう、貴方が彼に、貴方に電話するよう頼んだらー6時30分に。彼はその時自由になります:彼はきっと来ます。もし彼が貴方と一緒に夕食を食べられれば、貴方の窓に貴方が日光を捕えたいかのように本をかざして下さい。」
 「なぜヴィウ・ムラン?」
 「そこはダカウへの橋の側にありますー僕達は場所を探して邪魔されずに話せると僕は思います。」
 「貴方がたは何をするつもりです?」
 「貴方は知りたがらない方がいい、ファウラさん。しかし僕は貴方に約束します、我々はその状況が許す限り紳士的に行動するつもりです。」ヘンの見えない友達は壁の後ろの鼠のように入れ替わった。
 「貴方は僕達のためにこれをするつもりですか、ファウラさん?」
 「僕は分からない、」僕は言った、「僕は分からない。」
 「より早くてもより遅くても、」ヘンは言った、だから僕は阿片館でトラウイン大尉が話した事を思い出させられた。
 「誰でも二股をかけるしかない。誰もが人間を続けるべきであるなら。」

僕はパイルに来るようにと依頼するメモを公使館に残して置いた、それから僕は飲酒のためにカンチネンタルへと通りを上った。残骸は、皆、取り去られた;消防団は広場にホウスで水をかけた。僕は、あの時、いかにその時間とその場所が重要になり得るか何の考えも持ち合わせていなかった。僕は夕方いっぱいそこに座って、僕の予約を破棄しようと考えもした。その時僕は思った、多分僕は彼にその身の危険を警告する事によってパイルを機能不全にして脅えさせてもいいんだと。彼の危険がどんなものであっても、そしてそこで僕は僕のビアを終わりにして帰途についた。、とはいえ僕は家に着いた途端、僕は希望を持ち始めた、パイルは来はしないという。僕は読もうとした、が、僕の棚の上、そこには何もなかった。もしかして吸引するとよかった、それなのにそこには僕のパイプを準備するような者は一人もいなかった。僕はむしゃくしゃして足音に耳を傾けた。そしてついに彼らはやって来た。誰かがノックした。僕はドアを開けた、そこにはドミンゲスだけがいた。
 僕は言った、「君は何が欲しいんだ、ドミンゲス?」
 「彼は驚いた様子で僕を見た。「欲しい?」彼は彼の時計を見た。「この時間は僕が何時も来る時間です。貴方は何通か外電を持っていますか?」
 「僕は、申し訳ないー僕は忘れていた。ない。」
 「しかし爆弾に関する追跡は?貴方は何か他の分野で穴埋めしないんですか?」
 「オウ、僕のために一つ精を出してくれ、ドミンゲス。それがどうなっているのか僕には分からないーその場のそこにいながら、多分僕は少し動揺してしまった。僕は外電の期限内にその事について考えられない。」僕は僕の耳にブーンと呻りながら近づく蚊を叩き殺した、そして僕の一撃に本能的に顔を顰めるドミンゲスを見た。「それで全ていい、ドミンゲス、僕は時を逸した。」彼は憐れんでにっこり笑った。彼は命を奪うためにこの嫌な事を正当化するはずがない:結局彼はクリスチャンだったー蝋燭の中に人の死体を用意する方法をニーロウ(ネロ)から学んだそれらの一人。
 「僕が何か貴方のためにできる事がそこにありますか?」僕は尋ねた。彼は飲まなかった、彼は肉を食べなかった、彼は殺さなっかったー僕は彼の温厚さを、彼を妬んだ。
 「ないよ、ドミンゲス。ただ今夜は僕を一人にして置いてくれ。」僕は窓から彼を見ていたカティナトゥ通りの向こう側に行ってしまうのを。輪タク運転手が僕の窓の反対側の歩道の脇に駐輪していた;ドミンゲスは彼を雇おうとした、しかし男はその首を振らなかった。多分、彼は店に入った客を待っていた。これは輪タクの駐輪場ではなかった。僕が僕の時計を見た時、10分を少し超えて待っていたと見るとしたらそれは妙だった、そして、パイルがノックした。僕は彼の足音を聞いてさえいなかった。
 「入りなさい。」しかし何時ものように先に入るのは、それはその犬だった。
 「貴方のメモを受取って、僕は嬉しかった、タマス。今朝、僕は、僕に発狂した。」
 「おおかた、僕はそうだった。あれは心地良い光景ではなかった。」
 「貴方は今はそんなに分かってくれる、貴方にもう少し話すにしても、それで傷付けるつもりはありません。僕は今日の午後、テを見ました。」
 「彼を見た?彼はサイゴンにいるの?僕は、彼はどれだけ彼の爆弾が機能したか見に来たと思う。」
 「それは内密にです、タマス。僕は彼とほんの数えられるほど取引きしました。」彼は、彼の訓練をさぼっている彼の若者達の一人を見付けたスクール・ティームのカプタン(キャプテン)のように話した。全く同様に僕は、一縷(いちる)の望み
を持って彼に尋ねた、「君は彼を向こう側に放り投げたのか?」
 「僕は、もし彼が他にも制御不能の示威行為をしたら、僕達はもう彼と一緒に行動する事はないだろうと彼に話しました。」
 「しかし君はすでに彼には用がなくなったんじゃないの、パイル?」僕は、僕の踝(くるぶし)の周りの臭いを嗅いでいる
彼の犬を苛々して突いた。
 「僕にはできない。(座って、デューク。)長い行程にあって、彼は我々が持つ唯一の希望です。もし彼が我々の援助で力を発揮したら、僕達は彼に頼れます・・・」
 「君が分かる前に何人の人々が死ななきゃならない・・・?」しかし僕は、それは望みない論争だとは言えなかった。
 「分かる、何を、タマス?」
 「政治に、そこに、感謝、そんなものは全くないというという事を。」
 「少なくとも彼らは僕達を憎もうとしない、彼らがフレンチ(フランス人)を憎むようには。」
 「君は確信しているの?時に僕達は僕達の敵に対して或る種の愛情を持ち、僕達の友達に対して嫌悪を感じる。」
 「貴方はイウアラピアン(ヨーロッパ人)らしく語る、タマス。ここの人々は複雑ではありません。」
 「それは君が2、3ヶ月で習う事なの、パイル?君は次に彼らを子供っぽいと言うだろう。」
 「そんな一方的に。」
 「僕に複雑ではない子供を見付けて来てほしい、パイル。僕達が若い時、僕達は複雑さのジャングルにいる。僕達はより年を取るに連れ、単純化する。」しかし彼に話すにしても、それはふさわしい事だったか?僕達の論争のどちらにも、そこには非現実性があった。僕は僕の潮時以前にリーダ‐ライタになっていた。僕は起きて本棚に向かった。
 「貴方は何位を探していますか、タマス?」
 「オウ、僕が常々好んで来たその一節を。君は僕と夕食をとる事はできるの、パイル?」
 「僕はそうしたい、タマス。貴方がもう狂気染みなければとても嬉しい。」
 「君は本当にそれを信じるの、パイル?」
 「どうして、彼女はそこにある最も大切なものです。そして貴方にとっても、タマス。」
 「僕にとっては違う、もうとっくに。」
 「それは有り得ないほどのショックでした、今日は、タマス、しかし一週間で貴方にも分かるでしょう、簿記ウたちはそれを忘れるでしょう。僕達はその関係者もまた面倒を見ています。」
 「僕達?」
 「僕達はワシンタン(ワシントン)に電報を打ちました。僕達は僕達の基金の幾らかを使うために許可を得ます。」
 僕は彼を止めた。「ヴィウ・ムラン?9時と9時30分の間に?」
 「どこにでも貴方の望む所なら、タマス。」僕はその窓に向かった。陽は屋根々の下に沈んでしまった。輪タク運転手はなおも彼の乗客を待った。僕は彼を見下ろした、するとすると彼は僕の方に顔を持ち上げた。
 「貴方は誰かを待っているんですか、タマス?」
 「いや。ここに僕が探していた一編があった。」僕の素行を覆い隠すために僕は読んだ、残照にその本をかざしながら:

 「僕は通りを車で突っ走っても僕は全く気にならない、
 人々、彼らは見つめ、彼らは僕は誰かと尋ねる;
 そしてもし僕が偶然ごろつきを撥ねてしまえば、
 僕は被害の代償は払ってもいい、もし何時かひどく悪くなれば
 お金を持つのはそりゃあとても嬉しい、ヘイ・ホウ!
 お金を持つのはそりゃあ嬉しい。」

 「それは詩の中でも怪しい類だ、」パイルは反対のメモを持って言った。
 「彼は19世紀の成人向けの詩人だった。その頃にはそういう人があまり多くはいなかった。」僕は再び通りの中を見下ろした。輪タク運転手は移動して消えた。
 「貴方は酒を切らしたんですか?」パイルが尋ねた。
 「いや。しかし君は飲まないと思って・・・」
 「多分、僕はすっかり弛み始めています、」パイルが言った。「貴方の影響。僕は、貴方は願ったり適ったりだと思っています、タマス。」
 僕はボトゥルとグラスを取って来たー僕は初めの段階でその内の一つを忘れたので僕は水のために引き返さなければならなかった。僕がその夕方した事は何事につけても手間取った。彼は言った、「貴方も知っての事ですが、僕は素晴らしい家族を頂いたところです。しかし多分、彼らは厳格な側に立ったままです。僕達はチェストゥナトゥ通りにそうした古い家の一つを持っています、貴方が右手の側の丘を登ると。僕の母はグラスを集めています、そして僕の父はー彼は彼の年代物の崖を侵食はいませんー彼にできるダーウインの草稿や協会‐原稿全てを整頓します。貴方は、彼らは過去に生きていると見ます。多分それは、ヨークが僕の上にこんな印象を築き上げた理由です。彼は、現在の状況への開口部のように思えました。僕の父は孤立主義者です。」
 「おそらく僕は君のお父さんが好きだよ。」僕は言った。「僕だって孤立主義者だもの。」
 冷静な男パイルにとって、あの夜は話していたい気分だった。僕は彼が口にした全てを聞きはしなかった、僕の心は何処か他の所にあったから。僕は、ヘンさんがしようとしたおおざっぱで明白なもの以外に彼の裁量で他の手段を取ると自分を説得しようとした。このような戦争では、僕は分かった、そこに憎悪するほどの時間は全くない。人は所有するために武器を使うーフレンチ(フランス人)はナパーム弾を、ヘンさんは銃弾かナイフを。僕は、僕が判事になるように仕向けられてもあまりにも遅過ぎると自分に話したー僕はしばらくの間パイルに話させようとしたが、僕は彼に警告するつもりでいた。彼は僕の家でその夜を過ごす事もできた。彼らは、そこにいてまず中断するつもりはないだろう。彼は、彼が所有した事がある老いた看護婦について話したいと僕は思うー「彼女は本当に僕の母よりずっと僕には意味がありました、そして彼女が作るのは何時もブルーベリ・パイ!」
何時僕は彼を止めたらいい。「君は今も銃を持ち歩いているのーあの夜以来?」
 「いいえ。僕達には大使館内の命令があります・・・」
 「しかし君は特殊任務に就いている?」
 「それはどんな利益も齎しはしないーもし彼らが僕を連れて行きたければ、彼らには何時でもそうできました。とにかく僕はクー(オオバン)のように目が見えない。大学で皆は僕をバトゥ(コウモリ)と呼んだーつまり、僕は、暗闇で奴らがそうできるように十分見えたのです。嘗て僕達が馬鹿な事を言いふらしていた時・・・」彼はまた解き放たれた。僕は窓に戻った。輪タク運転手は向こう側で待っていた。僕は確かではなかったー彼らはかなり似通って見えたが、彼らは別人だと思った。おそらく彼は実際客を取った。パイルは大使館で最も安全になるだろうという事、それが我が身に振りかかった。彼らはその計画を配置しなければならなかった、僕の合図に始まって、夕方もかなり遅くに備えて:ダカウ橋を巻き込む何事か。僕は、何故もどうしたらも分かるはずがなかった:きっと彼は、日没後、ダカウを通って運転するほどのそんな馬鹿ではないだろうし、橋の僕達の側は、何時も武装した警官によって守られていた。
僕はすっかりお喋りをしています、」パイルは言った。「僕にはこれはどうした事か分かりませんが、この夕べはどうしたわけか・・・」
 「続けるといい、」僕は言った、「僕はゆったりした気分でいる、それはまるで。多分僕達は夕食をキャンセルした方がいい。」
 「だめ、そんな事はしない。僕は貴方から止(と)めると思っていました、に始まって・・・十分・・・」
 「君が僕の命を救ってから、」僕は言い、僕の自ら招いた怪我の辛さはごまかせなかった。
 「いいえ僕はそんな事は言っていません。全く同様に僕達がどれだけ話したか、僕達はそうしませんでしたか、あの夜?それが僕達の最後になろうとしているかのようでした。僕は貴方に多くを学んだ、タマス。僕は貴方と同じ意見ではない、心がけています、が貴方にとっては、多分それは正しいかも知れないー巻き込まれない事は。貴女はそれを全く申し分なく続け通した、貴方の足が粉々に砕かれた後でさえ、貴方は中立のままだ。」
 「そこには何時も変化のポイントゥがある、僕は言った。「感情の或る瞬間が・・・」
 「貴方はそれに未だ達していなかった。僕は貴方が何時かそうするかどうか疑う。そして僕はどちらにも変わりそうもないー死にでもしなければ、彼は楽し気に付け足した。
 「今朝と共にでさえなく?それが人の様相を変えてもかまわないの?」
 「彼らは単なる戦争の死傷者だった、」彼は言った。「そりゃあ気の毒な事だった、しかし貴方は何時も貴方の標的を打倒できない。とにかく彼らは当たり前の原因で死んだ。」
 君はもしそれが彼女の彼女のブルーベリ・パイを持った君の懐かしい看護婦であっても同じことを言っただろうか?」
 彼は僕の達者な指摘を無視した。一方的に貴方は、ディマクラスィのために死んだ彼らは死んだとも言えた、」彼は言った。
 「僕はそれをヴィェトゥナメーゼにどう訳すのか知ろうともしない。」僕は突然どうにもこうにも嫌気が差した。僕は、彼にさっさとどこかへ行って死ねばいいと思った。その時、僕はもう一度人生を始められるのにー彼が入って来る前の時点に。
 「貴方は僕をまともに扱おうとしない、タマス?」彼は不平を言った、全ての夜の内の今夜のために彼の袖をたくし上げたままでいたように思える男子学生の陽気さで。「僕は貴方に何を言っていますかーフオンは映画館にいますー夕方いっぱい一緒に過ごしながら貴方と僕に関わる何を?僕は今何もする事がない。」それは外から誰かが、僕にできるだけ少しでも言い訳をさせないように彼の言葉の選び方を彼に指図しているかのようだった。彼は続けた、「僕達はどうしてシャレに行かないんですか?僕はあの夜以来そこに行っていない。食べ物はヴィウ・ムランと同じくらい実においしくて、それにあそこには音楽があります。」
 僕は言った、「僕はむしろあの夜を思い出したくない。」
 「僕は申し訳なく思っています。僕は時々口が利けない馬鹿になります、タマス。ショロンでチャイニーズ・ディナというのはどうですか?」
 「美味しいものを手に入れるために君は前もって注文して置かなければならない。君はヴィウ・ムランに驚かされる、パイル?それには、十分金網が張られ、橋の上、そこには何時も警官がいる。だから、君はこんな馬鹿者になろうとはしない、君はそうでしょ?ダカウを通ってドゥライヴするような?」
 「あれはそのつもりではなかった。僕はただその事で長い夕方にすれば今夜はそりゃあ面白くなるだろうとは思いました。」
 彼は身振りをして彼のグラスをひっくり返した、それは床の上で粉々に砕けた。「幸運を、」彼は機械的に言った。「僕は申し訳なく思います、タマス。」僕は、欠片を拾い上げ、それを灰皿の中に詰め込み始めた。「それについて何か、タマス?」粉々に砕けたグラスは、パヴィリアン‐バーでその中身を滴らせているボトゥルを僕に思い出させた。「僕はフォンに、貴方と一緒に出るかも知れないと警告しました。」いかに下手に選んだか、その言葉「警告するを。」僕は最後のグラスの欠片を拾った。「僕はマジェスティクに予約を取った、」僕は言った、「それで僕は9時前に都合が付けられない。」
 「じゃあ、僕はオフィスに帰るしかないと僕は思います。ただ僕は何時も捕まえられるんじゃあないかと心配です。」その一つのチャンスを与える事、そこには何の不都合もなかった。「遅れても気にしなくていい。」僕は言った。その後でここを覗くといい。僕は10時に戻るつもりだ、もし君が夕食を作れなければ、そうして君を待つよ。」
 「僕が貴方に知らせましょう・・・」
 「気に病まなくていいよ。ただヴィウ・ムランには来てくれーでなければここで僕と会おう。」僕は、僕が信じなかったその誰かにその決定を手に取り戻した:お前は、もしお前が望まなければ妨げられる:彼の机の上の電報:大使からのメシジ(メッセイジ)。お前はもしお前が未来を変えるほどの力を持っていなければお前は生存できない。「今直ぐ消えろ、パイル。そこに僕がやるしかない事がある。」僕は、妙な疲れを感じた、出て行く彼と彼の犬の足のべたべた歩く音に耳を傾けながら。

僕が外に出た時、  通りよリ近く、そこには輪タク運転手は全くいなかった。僕はマジェスティクへと歩いて下り、アメリカン爆撃機の荷降ろしを見ながら暫く立ち止まった。太陽は去り、そして彼らは円弧‐ラムプの明かり働いた。僕はアラバイ(アリバイ)を作ろうという気もまるでなかった、しかし僕はマジェスティク行くよとパイルに話したものの、僕は必要とされる以上にさらに嘘を重ねる事についての不合理な嫌悪を感じた。
 「今晩は、」
 「足はどうなの?」
 「今は何ともないよ。」
 「いい話の現場を手に入れたって?」
 「僕はそれをドミンゲスに取って置いた。
 「オウ、みんなは君がそこにいたと僕に話したよ。」
 「そう、僕はいた。だがこの頃スペイスがきちきちなんだ。彼らは多くを求めたがらない。」
 「スパイスが皿から出た、そうじゃなかった?」ウイルキンスは言った。「僕達はラッセルや昔のタイムズの頃に生きるべきだった。気球で急送せよ。人はその時書いているちょっとした空想を行動に移そうとする時があった。なぜ、彼はこれから欄を考案した。豪奢なホテル、爆撃機、夜間降下。夜間は近頃降下しない、それを請け負う、一言で随分たくさんのピアストゥルで。」空の遥か上から笑うものの騒音をかすかに君は聞き取れた:誰かが、パイルがしたようにガラスを割った。その音はつららのように僕達の上に落ちた。「『ラムプは白皙の女達と勇ましい男達の上に輝いた』」ウィルキンスは悪意を持って引用した。「何か今夜する事は、ファウラ?夕食の場所をどうする?」
 「僕は、それはあるから夕食をとる事にしている。ヴィウ・ムランで。」
 「君は楽しめばいいよ。グランガがそこにいる。彼らは格別なグランガの夜を宣伝すべきだ。背後のノイズを好むそれらのために。」
 僕はいい夜をと彼に言い、隣のドアの映画館に入ったーエロウル、或いはそれはタイロウン・パウアだったかも知れない(僕にはきちんと彼らを区別する方法が分からない)ロウプに掴まって揺らし、バルカニ(バルコニー)から跳び、テクニカラの夜明けにラバに乗った。彼は少女を救出し彼の敵を殺し、人も羨む人生を送った。それはどういうものが少年向けのフィルムと呼ぶのかだった、しかしスィーブズの宮殿から彼の血まみれの眼球を持って現れるエダパス(オイディプス)の光景は確かに今日では命というものの適切な教育を提供するだろう。どんな命も魔法をかけられてはいない。ファトゥ・ディエムでは運はパイルと共にあり、、テニインからの路上で、しかし運は続かず、彼らは魔力など働かないという事を思い知るのに2時間かかった。フレンチ兵士は女の膝の中に彼の手を入れたまま僕の側に座った。が僕は彼の幸せか或いは彼の悲惨かその単純さが羨ましかった、それがどちらであっても。映画が終わる前に僕は席を立ち、ヴィウ・ムランへと輪タクを拾った。
 そのレスタラントゥは手投げ弾に備えて鉄状網を張り巡らせてあり、二人の武装した警官が橋の突き当たりで任務に当たっていた。ペイトゥラン(パトロン)、彼は贅沢なバルガンディアン(ブルゴーニュの住民)料理を身につけて太っていた。僕を自ら鉄条網を通り抜けさせた。その場所はどんよりした夕方の暑さで肥育鶏や溶けるバターの臭いがする。
 貴方はM Granjairのパーティに加わるのですか?」彼は僕に尋ねた。 
 「いや。」
 「一人用のテイブルを?」それはその時が初めてだった、僕は、この先僕が答えるしかない尋問の事を思った。「一人用を、」僕は言った、それは殆んどパイルが死んだと大声で言ってしまったかのようだった。
 「そこにはたった一つだけ部屋があり、グランガのパーティが後ろでで大きなテイブルを占有していた;ペイトゥラン(パトロン)は、鉄条網に最も近い小さなそれを僕に提供した。そこに窓ガラスはなかった、割れたがグラス(ガラス)の心配に備えて。僕は、グランガがもてなしていた数人に見覚えがあった、そこで僕は、僕が腰を下ろす前に彼らに頭を下げた:グランガ自身はどこかを見ていた。僕は何ヶ月も彼に会っていなかったーパイルが恋に落ちた夜以来で一度っきり。おそらく僕がその夕方用意した幾分攻撃的な見解はアルカハリクの靄を貫通していた。つまり彼は、テイブルの上席を睨みつけながら座っていた、マダム・デプレ、広報活動将校の妻、それに報道陣連絡調整サーヴィスのデュパルク大尉は会釈し、身振りで合図した。そこには大きな男がいた、僕は、彼はプノンペン出身のホテル経営者だと思う、それに僕が前に会った事のないフレンチ女や僕がバーで観察しただけの2、3の他の面々。
 僕はパスティスを注文した、つまりパイルが来る時間を与えたかったからー計画は予定が狂い、僕は僕の夕食を、何時までも食べ始めようともしなかった。それは僕にはまだ期待するゆとりがあるかのようだった。と同時に僕は、僕が何を期待するのかしらと思った。O.S.Sに幸運を、或いは喩え彼の一味がどんな指令を出されたとしても。プラスティク爆弾やテ軍司令官に命乞いをするのか?それとも僕はーあらゆる人々の中の僕はー何か奇跡のようなものを求める:へンさんによって準備された議論の筋道、それは、単に死ではなかった?もし僕達がテ二インからの途上、二人共殺されていたらどんなに楽だったろう。僕は僕のパスティスをやりながら20分間座り、それから僕は夕食を注文した。それは間もなく9時30分になろうとしていた:彼は今直ぐ来そうもない。
 僕の意志に反して僕は耳を傾けた:何のために?悲鳴?銃声?外の警官による何らかの動き?しかしどのような場合でも僕はおそらく何一つ聞こうとしないだろう、グランガのパーティはウオーミング・アプをしていた。ホテル経営者、彼は感じのよい訓練されていない声を持っていて、歌いだした、すると新しいシャムペインのコーク(コルク)栓がポンと弾けるにつれ、他の者達が加わった、しかしグランガはそうしなかった。部屋を横切ってひりひりした目で僕を睨みつけながら彼はそこに座っていた、そこに闘争心があるかどうか、僕には不可解だった:僕はまるでグランガの好敵手ではなかった。
 彼らは感傷的な歌を歌っていた、そしてChapon duc Charles
に対する僕の謝罪に支配されて空腹も覚えずに座っていたせいか、つまり僕は考えた、彼女が助かったという事を知ってから初めて、フオンの事を。僕は思い出した、ヴィエトゥを待ってその床に座りながら、どのようにパイルが言ったのかを、「彼女は花のように新鮮に思う、」僕は軽率に返事をした、「可哀そうな花。」彼女はニュー・イングランドゥを今直ぐ見ようとも、またカナスタの秘密を学ぼうともしない。多分彼女は安全を知りたくない:その広場で死体以上には彼女を評価しない僕に何の権利があった?耐え得る者は数では増やしようがない。人の体は万物が感じ得る苦しみ全てを収められる。僕は量という点でジャーナリストゥのように判定を下し、僕は僕自らの主義を裏切った;僕はパイル同様とことん関わった、そしてそれは、どんな決心も二度と無邪気とはいかなくなると僕には思えた。僕は、僕の腕時計を見ると、それは10時半近くになっていた。おそらく、結局、彼は捕まってしまった;おそらく彼が信用した「誰か」が彼にかかずらわって行動し、彼は、彼の大使館で解読すべき電報に苛々しながら今も座っていた、やがてほどなく、彼は、カティナトゥの僕の部屋へと階段を踏み鳴らしながら上って来るだろう。。僕は思った、「もし彼がそうすれば、僕は何もかも彼に話そう。」
 グランガは、突然、彼のテイブルから立ち上がって僕の所に来た。彼は彼の進行方向の椅子に目を遣りもせず、彼はつまずき、その手を僕のテイブルの縁についた。「ファウラ、」彼は言った、「外に来てくれ。」僕は下に十分なメモを置いて、彼に従った。僕は彼と闘う気には全くならなかった、しかしその瞬間に、もし彼が僕の不意を突いたら僕はどうしようもなかっただろう。僕は罪の意識を軽減するにもほんの2、3の方法しか持ち合わせていない。
 彼は橋の手摺りに凭れ、二人の警官が彼を見守った。彼は言った、「僕は君に話さなきゃならない、ファウラ。」僕は殴れる距離に踏み込み、待った。彼は動かなかった。彼は、アメリカで僕は嫌だと僕が思うあらゆる象徴的な像のようだったー自由の像同様ひどいデザインで、無意味。彼は動かずに言った、「君は、僕がおしっこを漏らすと思う。君は間違っている。」
 「何が言いたいんだ、グランガ?」
 「僕は君に話す事がある、ファウラ。僕は今夜あんなカエル達(フランス人達)と一緒にあそこに座っていたくない。僕は君が好きではない、ファウラ。しかし君は英語を話す。英語というものを。」彼はそこに凭れた、中途半端な明かりの未踏の大陸に大柄で鋭敏さを欠いて。
 「君は何が欲しい、グランガ?」
 「僕は英国水兵が好きじゃない、ファウラ。」グランガが言った。「僕はなぜパイルが君に耐えるのか分からない。おそらくそれは彼がボストゥン(ボストン)だからだ。僕はピツバーグでそれを誇りに思う。」
 「どうしてそうなの?」
 「あそこにはそれに君がいる。」彼は僕のアクセントゥを少し馬鹿にしようとした。
 「君はまるで同性愛の男(プーフ)のように話す。君は随分忌々しい先輩だ。君は何でも知っている君は思っている。」
 「いい夜を、グランガ。」
 「僕は予約が入った。」
 「行かないでくれ、ファウラ。君ℍじゃ思い遣りを持った事はないのか?僕はあんなカエル達(フランス人)に口も利けない。」
 「君は酔っ払ってる。」
 「僕は二杯シャムペインを飲んだ、それで全部。」だったら僕の立場で君は酔いはしないか?僕は北へ行く予定だった。」
 「それに何か不都合でもあるのか?」
 「オウ、僕は君に話していなかった、僕はそうだった?僕はみんな知っていると思い込んでいる。僕は僕の妻から今朝電報を貰った。」
 「そう?」
 「僕の息子がポウリオウ(ポリオ)を貰った。彼はよくない。」
 「僕は申し訳ない。」
 「君がそうなる必要はない。それは君の子供じゃない。。」
 「君は故国に飛べないの?」
 「僕はできない。彼らは幾つもの地に落ちたハノイ近辺の一手に引き受けている作戦に関する記事を欲しがっているのに、コナリは病気だ。」(コナリは彼のアシスタントゥだった)
 「僕は残念だ、グランガ、僕が助けられたらなあ。」
 「それが昨夜、彼の誕生日だ。彼は僕達の時刻10時半で8歳だ。だから僕が知る前にシャンペイン付きのパーティを用意したんだ。僕は誰かに話したかった、ファウラ、とはいえ僕はこんなカエル野郎ども(フランス人)にははなせないよ。」
 「彼らは、今日ではポウリオウ(ポリオ)のためにいろいろできる。」
 「もし手足が不自由になったら、僕は心変わりはしない。ファウラ。彼が生きていればしない。僕を、僕が障害者になってもいい事は全くない。君は、その嫌な奴らが歌っている間、そんなところで僕が何をしていたか、君に分かる?僕は祈っていた。僕は、ことによると神が命を欲したのなら、彼は奪う事ができる。と思った。」
 「君は神を信じるの、そんな時?」
 「僕はそうしたい。」グランガは言った。彼は彼の頭が痛いかのように彼の顔を横切って彼の手全部を回した、しかしその動作は彼が涙を拭い去るという事実を偽るつもりだった。
 「もし僕が君だったら酔っぱらってしまうだろう。」僕は言った。
 「オウ、いや、僕は素面(しらふ)のままでいようとした。僕の可愛い子が死ぬ夜、僕は酔い潰れて悪臭を放っていたんだと僕は思いたくない。僕の妻は飲めない、彼女はそうできるか?」
 「君の新聞に話せないか・・・」
 「コナリは実際は病気ではない。彼はシンガポー(シンガポール)でちょっとした尾行の後、途絶えてしまった。僕が彼の代わりをするようになった。彼は、もし彼らが知ったら解雇されるだろう。」彼は不格好な体を1ケ所に集めた。「すまない、僕は君を引き留めてしまった、ファウラ。僕は何とかして誰かに話すしかなかった。。中に入って祝杯を上げよう。可笑しいな、それがたまたま君で、君は僕の勇ましさが気に食わない。」
 「僕は君のために君のストーリに力を貸すよ。僕はそれがコナリであるかのように振舞える。」
 「君はアクセントゥをちゃんと直そうとしない。」
 「僕は君を好ましいとは思わない、グランガ。僕は多くの事に目が行き届かなかった・・・」
 「オウ、君と僕、僕達は猫と犬だ。しかし心遣いには感謝する。」
 僕はパイルとは随分違ってるのかな?僕もまた僕が痛みを知る前に人生の窮地に僕の足を突っ込んではいけなかったのか?グランガは中に入り、僕は彼を迎えるために声が上がるのが聞き取れた。僕は輪タクを探して家へとペダルを漕いで貰って向かった。そこには、辺りに誰もいなかった。、そして僕は座り、真夜中まで待った。通りへと期待もせず下りた、するとそこにフォンを、見付けた。

3

「ヴィゴウさんは貴方に会いに来たの?」フオンが尋ねた。
 「そう、彼は15分前に出た。映画は良かった?」彼女はベドゥでトゥレイを広げ、直ぐに彼女はラムプを点けていた。
 「それはとても悲しかった、彼女は言った、「それにしても色が奇麗だった。ヴィゴウさんは何が欲しかったの?」
 「彼は僕に幾つか疑問点を糺したかった。」
 「何について?」
 「これもあれも。」
 「僕は、彼はまた僕に面倒を掛けるとは思っていない。」
 「私は、幸せな終わり方の映画が最高に好き。」フオンは言った。
 「貴方に一服用意しましょうか?」
 「そうだね。」僕はベドゥに横になり、フオンは彼女の針を動かして準備した。彼女は言った、「彼らは女の頭を切り離すの。」
 「何かするにしても可笑しな事を。」
 「それはフランス革命だった。」
 「オウ、歴史上の。僕は知っている。」
 「それはとても悲しい、ずうっと同じなの。」
 「僕は歴史の中の人々についてそんなに気を揉む事ができない。」
 「では彼女の愛人はー彼は彼の屋根裏部屋に戻ったーそれに彼は惨めだったから彼は歌を書いたー貴女も知っている、彼は詩人になった、そして間もなく彼のいい人の首を切った人々皆が彼の歌を歌っていた。それがマルセイレーゼ。」僕は言った。
 「彼らが歌っている間、群衆の片隅、そこに彼は立った。彼は非常に辛そうに見えた、そして貴女も知っての通り、彼が微笑む時、彼はなおさら辛そうだったのは彼女の事を考えていたから。私は随分泣いたけれど、私の姉妹もそうだったわ。」
 「貴女の姉妹?僕は、それは信じられないよ。」
 「彼女はとても繊細なのよ。あの嫌な男グランガがそこにいたの。彼は酔っていて、それで彼はずっと笑ってばかりなの。でもそれは全く可笑しいからじゃないの。それは悲しかったからなの。」
 「僕は彼を責めない。」僕は言った。「彼にはちょっとした祝い事があったんだ。彼の息子が危険を脱した。僕は、今日カンチネンタルで聞いた。僕も幸せな終わり方が好きだね。」
 「僕が2服目を吸った後、僕は皮の枕に僕の首と一緒に背中を当て、フオンの膝の中で僕の手を休めた。「貴女は幸せなの?」
 「もちろん、」彼女はぞんざいに言った。僕には、もっと熟慮した答えを貰える価値はなかった。
 「それでは、それが何時もそうだったかのようだ、」僕は嘘を吐いた、「1年前。」
 「貴女は長い間スカーフを買わなかった。どうして明日買い物に行かないの?」
 「それは祝日だからだわ。」
 「オウそうだ、当たり前だ。僕は忘れていた。」
 「貴方は貴方の電報を開けなかったのね。」フオンが言った。

 「いや、僕はそれも忘れてた。僕は、今夜、仕事の事を考えたくなかった。それにそれは今頃何かを閉じ込んで整理するには遅過ぎる。僕にもっと映画の事を話して。」
 「そうね、彼女の愛人は毒から彼女を救おうとしたのよ。彼は少年の服と、刑務所の看守が被る物のような男の帽子で密入国した、しかし彼女がゲイトゥを通ろうとした時、彼女の髪はすっかり下に落ちて、彼らは大声で叫んだ『
     。』私はあれは話の欠陥だったと思うわ。彼らは彼女を逃亡させるべきだった。その時は、彼らは揃って彼の歌で大金を作り、彼らはアメリカへと膿を突き進んだでしょうにーそれかイングランドゥへ。」何か彼女が狡猾だと思った事を言い添えた。
 「僕は電報を読んだ方がいいね、」僕は言った。「僕は明日北へ行く必要がないようにと僕は神に望む。僕は貴女とじっとしていたい。」
 「彼女はクリームの容器の間から封筒を取り出し、それを僕に渡した。僕はそれを開け、読んだ:「貴方の手紙越しに繰り返し終わりを考えた貴方が終わりを望むので(私は)無分別に振る舞う事にする(二人の)基盤放棄終わり私の弁護士に離婚訴訟手続きを始めると話した神が貴方を祝福しますように愛情を込めてヘレン。」
 「貴方は行くしかない?」
 「いや、」僕は言った、「僕が行くまでもない。僕が貴方にこれを読もう。ここに貴女幸せな終わりがある。」
 彼女はベドゥから跳んだ。「でもそれは素敵だわ。私は行って私の姉妹に話さなきゃ。彼女はかなり満足でしょう。私は彼女に言うつもり。『貴女は私が誰か知ってる?私は二番目のファウレール夫人よ。』」
 本箱の僕の向こう側にThe Role of the Westが飾り戸棚の肖像画のように飛び出していたー角刈りで彼の踵(かかと)に黒い犬を連れた青年の。彼は、誰にも何かもっと危害を加える事はできない。僕はフオンに言った、「貴女はひどく彼を欠くのか?」
 「誰が?」
 「パイル。」今でさえ彼女にとっても奇妙だ、彼のファーストゥ・ネイムを使うのは、それは不可能だった。
 「私は行ってもいいかしら、ねえ?」私の姉妹はとても興奮するわ。」
 「貴方は彼の名前を貴方の眠りの中で一度口にした事がある。」
 「私は一度も私の夢を思い出したりしないわ。」
 「そこには貴女が共に為し得た随分たくさんの事があった。彼は若かったんだ。」
 「貴方は年を取ってはいない。」
 「摩天楼。エムパイア・ステイトゥ・ビルディング。」
 彼女は僅かに躊躇って言った。「チェダ峡谷を見たいの。」
 「あれはグランドゥ・キャニアンじゃない。」僕はベドゥから彼女を引きずり下ろした。
 「僕は許されないね、フオン。」
 「何のために貴方は許されないの?これはびっくりするほどの電報よ。私の姉妹・・・」
 「いいよ、行って貴方の姉妹に話しなさい。まず僕にキスして。」彼女の興奮した口は僕の顔の上でスケイトゥをした、そして彼女は行った。
 僕は初めての日の事とカンチネンタルで道の向こうのソウダ水売り場にその目を遣りながら僕の側に座っているパイルの事を思った。彼が死んでしまってから全ての事が僕を伴ってたちまちの内に行ってしまった、僕は許されないと僕が言える誰かがそこにいてくれたらとどれほど願った事だろう。
 
 March1952ーJune1955

300

今日で終わりです。
邦題を付けるとしたら「冷静じゃない・・人」
この題はイギリスのアメリカへの皮肉を込めた題名かも知れません。
次は1月10日から1年以上かけて翻訳します。

「成田悦子の翻訳テキストとちょっとしたこと」というサイトを作りました。
翻訳に関する私の考え方、具体的な翻訳手法などを書いて行きます。
お正月過ぎまで休みますが、下記アドレスサイト「成田悦子の翻訳テキストとちょっとしたこと」は更新するつもりでいます。
https://naritaetuko.jp/

僕は感動されるのを好まない、というのは、その根ざすところは興奮であり、及ぶところは実に危うい事態である。僕は何処か作為的である事、或る、心や非論理的過程の背信に身震いし、僕達は僕達の恐るべき義務感を伴ってこうした事態に平伏する。 A.H.Clough

「今日は、身体を葬る事に向かい、魂を救う事に向かう新しい創作の特権的時代であり、挙(こぞ)って最適な意図を以(もっ)て伝えている。」 Byron

PART ONE

1

夕食の後、僕は、カティナトゥ街を見渡す僕の部屋で、パイルを座って待っていた。彼は言った、「僕は、遅くても10時までには貴方と合流するつもりです、」そして真夜中が打った時、僕はそれ以上じっとしていられなくて、通りに下りた。黒いズボンの大勢の老婦人が、踊り場にしゃがんでいた。時は二月、ベドゥの中では彼女達にしても暑過ぎるよなあ。一人の輪タク運転手が、河畔の方へゆっくりとペダルを踏んで行き過ぎ、彼らが新しい米機を陸揚げした所で、ラムプが燃えているのが僕には見えた。長い通りの何処にも、そこら辺にパイルの痕跡は、まるでなかった。
 成り行きからすると、僕は自らに話し掛けた、彼は何か訳があって、米公使館で手間取っているのかも知れない、それにしても確かにそういう場合、彼はレスタラントゥに電話を掛けるだろうー彼は、僅かな礼儀正しさでさえ極めて細心の注意を払った。僕が隣の戸口で待つ女を見た時、僕は室内に入ろうとして向きを変えた。僕には彼女の顔は見えなかった、ただ、白い絹のズボンと長い花柄のロウブだけとはいえ、その全てで僕は彼女に気付いた。彼女はあんなにも度々、丁度この場所と時間に帰宅する僕を待っていたのだ。
 「フォン、」僕は言ったーそれはフィーニクスを意味するが、今日では伝説上のものと程遠く、その灰から甦るものは何一つない。彼女は、パイルも同じように待っています、と彼女が僕に打ち明ける機会を作る前に、僕は知っていた。「彼はここにはいない。」
 「私は知っています。窓際に貴方一人が見えました。」
 「貴女は良ければ二階で待つといい。」僕は言った。「彼は直ぐにやって来るよ。」
 「私はここで待つ方がいい。」
 「良くない。警官は貴女を捕まえるかも知れない。」
 彼女は二階へと僕に従った。僕は僕が作ってもかまわない幾つもの皮肉で不愉快な冗談を思い付いた。彼女の英語も彼女の仏語もどちらも、その皮肉を彼女なりに理解するには十分巧みとは言い難かった、それに、不思議な事に、僕には彼女を傷付けるどころか、僕自身を傷付ける事さえ全く眼中になかった。僕達が踊り場に着いた時、老婦人は皆、彼女達の頭の向きを変え、僕達が通り過ぎるとすぐに彼女たちの声は甦り、まるで彼女達が一斉に歌い出したかのようになった。
 「彼女達は何について話しているの?」
 「私が家に帰ったと彼女達は思っているの。」
 僕の部屋の中の僕が中国の新年のために何週間も前に準備した木は、その黄色い花の大半を落としてしまった。それは僕のタイプライタのキーの間に落ちていた。僕はそれをすっかり拾った。「貴方は動揺してるのね、」フォンが言った。
 「そりゃあ、彼に似つかわしくないもの。彼は時間を守る人だ。」
 僕は僕のタイと僕の靴を脱ぎ、ベドゥで横になった。フォンはガスストウヴに火を点け、お茶の水を沸かし始めた。それが六か月前だったらなあ。「貴方はもうすぐ遠くへ行こうとしている、と彼が言うの。」彼女は言った。
 「おそらく。」
 「彼は貴方がとても好きよ。」
 「何一つなくても彼に感謝する。」
 僕は彼女が彼女の髪を違う風にしていたのを見た、それが彼女の肩の上に、黒く真っ直ぐに落ちるにまかせて。僕はパイルが一度役人の娘になったかと思った手の込んだ整髪を非難したことがあったのを思い出した。僕がその目を閉じる、すると彼女は、彼女が居るのが当然だった頃と再び同じだった。彼女は湯気のシューっという音、茶碗のチリンと鳴る音だった。彼女は確かな夜という時間、休息という契りだった。
 「彼は長くはかからないでしょう、」彼女は、彼の不在に僕が慰めを必要とするかのように言った。
 彼女達は一緒にどんな話をするのか、と僕は不思議だった。パイルはとても真面目だったし、僕は極東に関する彼の講義を受けて来た、僕が数年抱え込んだのと同じ事を、何ヶ月かの間に、彼は知ってしまった。民主主義は彼の別の主題だったー彼は断言し、アメリカ合衆国が世界のために何をしているかに関する、更に険悪化させる見解を持っていた。もう一方のフォンは、驚くほど無知で、 もしヒトゥラが会話の中に登場したら、彼女は彼が誰かを尋ねるために話の腰を折っただろう。彼女はドイツ人にもポウランドゥ人にも一度も会った事がなかったから、その説明は益々難しくなるだろうし、イウアラプの地理の非常に曖昧な知識だけは持っていた、しかしプリンセス・マーガレトゥについては確かに僕よりずっと彼女は知っていた。僕は、彼女がベドゥの端にトゥレイを置くのを耳にした。
 「彼は貴女にまだ夢中か、フォン?」
 貴方と一緒にベドゥへ安南人を誘う事は、小鳥を捕まえる事に似ている。彼女達は貴方の枕の上で震え歌う。そこには、僕がフォンのような歌う声をした者は彼女達の中に一人もいない、と思ったひと時があった。僕は僕の手を差し伸べて、彼女の腕に触れたーその骨もまた、鳥のもののように脆かった。
 「彼はそのまま、フォン?」
 彼女は笑った、それから僕は彼女がマチを擦るのを聞いた。「恋愛中?」ーおそらくそれは彼女が理解しなかったフレイズの一つだった。
 「貴方のパイプを作りましょうか?」彼女は尋ねた。
 僕が僕の目を開けた時、彼女はラムプに火を点け、トゥレイが既に用意されていた。ラムプの灯かりは、僅かな阿片のペイストゥを熱しながら、彼女の針をくるくる回しながら、彼女が集中して眉を寄せるに伴い、炎の上に折れ曲がると、彼女の肌を暗い琥珀の色に変えた。
 「パイルはまだ喫わないの?」僕は彼女に尋ねた。
 「いえ。」
 「貴女は彼に作らなくちゃ、それとも彼は戻って来る気がないの?」喫った愛人は、フランスからでさえ、必ず戻って来るに決まっているというそれは、彼女達の盲信だった。男の性的能力は、喫う事によって傷付けられるかも知れない、それにしても彼女達は何時も性的能力のある愛人に対する忠誠を好む。今、彼女は鉢の中高の縁の上の熱いペイストゥの小さな玉を練っていた、そして僕はその阿片を嗅ぐ事が出来た。そこら辺にそれに似た匂いは全くなかった。ベドゥの側の僕の目覚まし‐時計が12時-20分を知らせたが、既に僕の緊張は切れていた。パイルは落としてしまった。ラムプは、彼女が長いパイプを手入れすると彼女の顔を照らし、彼女が子供に向けたかも知れない真剣な注意を払って、その上に折れ曲がった。僕は僕のパイプが好きだった。真っ直ぐな竹2フィートゥ以上、どちらの端も象牙。丈の三分の二下は鉢で、昼顔のように逆向きになっていて、凸面の縁は阿片の常習的な練りによる光沢があリ、黒みがかっていた。今、手首の一振りと共に彼女は小さな空洞の中に針を突っ込み、阿片を放ち、炎の上に裏返した。僕に向けてしっかりとパイプを握りながら。僕が喫い込むと、阿片の数珠が静かに滑らかに泡立った。
 熟達した吸飲者は、一息でパイプ全体を引き下ろせる、しかし僕は何時も5、6服で喫う事にしていた。それから仰向けになった、皮の枕の上の僕の首と共に。その間に、彼女は2服目のパイプを用意した。
 僕は言った、「貴女は分かってる、実際、それで昼間と同じくらいすっきりする。パイルは僕がベドゥの前に2、3服喫うのを知っているが、彼は僕の邪魔をしたがらない。」
 「彼は朝には周囲にいるよ。」
 針を処分して、僕は2服目を喫った。僕がそれを下に置いた時、僕は言った、「何も心配する事はない、何も心配する事はない、全く。」僕はお茶を一口飲んで、僕の手を彼女の腕の窪みの中で保った。「貴女が僕を残して去った時、」僕は言った、「仰向けに倒れるために、僕にはこれがあった、それは幸運だった。オルメイ街のそこには一軒いい家があるんだ。僕達イウアラプ人は何でもない事に騒ぎ立てる。貴女は喫わない男と暮らすべきではない、フォン。」
 「でも彼は私と結婚しようとしようとしているの。」彼女は言った。
 「今直ぐにでも。」
 「当然だ、それは別の問題だ。」
 「私、もう一度貴方のパイプを作りましょうか?」
 「うん。」
  もしパイルが来なければ、その夜、彼女は僕と一緒に眠る事を承諾するだろうか、僕は思い巡らした。しかし4服目を喫ってしまった時、僕はもう彼女を欲しがらないという事は、僕が知っていた。勿論ベドゥの中で僕の傍らの彼女の腿を感じる事は乗り気ではあったー彼女は何時も仰向けに寝た、そして僕が朝起きた時、僕は一服と共にその日をスタートゥ出来た、僕自身の仲間と一緒ではなく。「パイルは今はもう帰らないよ。」僕は言った。「ここに居なさい、フォン。」彼女は僕にパイプを差し出し、彼女の頭を振った。その時までに、僕は阿片を喫い込んでしまっていた、彼女の存在、或いは不在など殆ど問題外だった。
 「何故パイルはここにいないの?」
 「どうして僕に分かる?」
 「彼はチェ軍司令官に会いに行きましたか?」
 「僕は知りようがない。」
 「もし彼がお前と一緒に夕食を食べられなかったら、彼はここには来ないだろう、と彼は私に話したの。」
 「心配しないで。彼は来るよ。僕にもう一服パイプを作ってくれる?」彼女が炎の上に折れ曲がった時、ボドゥレイアの書いた詩が僕に浮かんだ。
 心ゆくまで愛そう
 愛しやがて死ぬ
 国はお前に似つかわしい
河岸に出て船に泊まった、「その気分は東方を流離う」もし僕が彼女の肌を嗅げば、それは阿片の気の遠くなりそうな香りがするだろうと僕は思い、彼女の色は小さな炎の色それだった。僕は北の運河の側の彼女のドゥレスの花を見た。彼女は草のように土着だった、そして僕は二度と故国に帰りたくなかった。
 「僕がパイルだったらなあ。」僕は声に出して言った、それでも苦痛は限られていて、我慢出来たー阿片はそのために経験した。誰かがドアを叩いた。
 「パイル、」彼女は言った。
 「いや、それは彼のノックじゃない。」
 誰かが又情け容赦なくノックした。黄色い木を、再びその花びらを僕のタイプライタの上にそれが浴びせるように揺さぶりながら、彼女は素早く起き上がった。ドアが開いた。「ファウレアさん、」声が指揮権を帯びていた。
 「僕がファウラです、」僕は言った、僕は警官のために起きようとはしなかったー僕の頭を持ち上げなくても、僕には彼のカキ色のショーツが見えた。
 彼はほとんど理解出来ないヴィェトゥナム訛りのフランス語で、僕が直ぐに必要とされている、と説明したー直ぐにー大急ぎでー公安に。
 「フランスの公安にそれともヴィェトナムの公安に?」
 「フランスの。」彼の口の中でその言葉は「フランクン。」のように響いた。
 「どんな事で?」
 彼には分からなかった。僕を連行する事、それが彼の指揮権だった。
 「あんたも、」彼はフォンに言った。
 「貴方が婦人に話す時は、貴女と言ってくれ、」僕は彼に話した。「彼女がここにいるとどうして貴方がたは知ったのですか?」
 彼は、それらは彼の指揮権です、とただ繰り返した。
 「朝に僕が出掛けましょう。」
 「le chungについて、」彼は言った、少し、手際のいい、頑固な姿勢。そこに議論の余地はなく、だから僕は起きて、僕のタイと靴を身に着けた。ここで警官は最後の指示をした、彼は僕の通達の命令を取り消せた、彼らは記者会見から僕を締め出せた、彼らは、例えば彼らが選択すれば、僕に出国許可を拒めさえした、これらは開かれた合法の秩序だったが、法律遵守は戦時の国家において不可欠ではなかった。僕は、突然、訳も分からず、彼の料理人を失ってしまった一人の男を知っていたー彼は、ヴィェトゥナムの公安に彼を追ったが、そこの警官達は尋問後釈放したという事を彼に保証した。彼の家族は、再び彼を見る事はなかった。おそらく彼はカミュにストゥに加わったか、おそらく彼はサイゴン周辺で活躍する非公式の軍隊の一つに入隊したのだーホアハオとかカオダイストゥとかチェ軍司令官とか。おそらく彼はフランス刑務所にいた。おそらく彼は幸運にも中国郊外クーロン(ショロン)の少女達からお金を稼いでいた。おそらく彼らが尋問した時、彼の心が屈してしまった。僕は言った、「僕は歩く気はないよ。貴方がたは輪タクにお金を払う覚悟でしょ。」何者かは何者かの尊厳を保とうと覚悟した。
 それが、何故僕が公安でフランスの警官から煙草を拒んだかだった。三服目の後、僕は僕の気持ちが明瞭で敏感になったと思った。それで、主要な尋問を見落とす事もなく、簡単にこんな決定を下す
事が出来たー彼らは僕から何を欲しがるのか?僕はヴィーゴに何度か前にパーティで会ったー彼は、不釣り合いにも彼の妻と相思相愛の仲に見えたから、僕は彼に気付いた、彼を無視した、けばけばしく、上辺だけの金髪の女。今、時間は朝の2時で、緑色のサンバイダを着け、煙草の煙と酷い暑さの中に、疲れ、意気消沈して座り、彼は、暇潰しに彼の机の上にPascal一巻を開きっ放しにしておいた。僕抜きでフォンに尋問する事を、彼に許すのを僕が拒んだ時、彼は直ぐに譲歩した、溜息一つ吐いて、それはサイゴンに付きものの、暑さに付きものの、又あらゆる人間の具合に付きものの彼の疲労困憊を表していた。
 彼は英語で言った、僕が貴方に来るようにお願いする事にしました、僕は大変申し訳なく思っております。」
 「僕は懇願されたのではない。僕は命令されました。」
 「オウ、概して原住民の警官ー彼らは理解しない。」
彼の目はLes penséesの一頁上にあり、まるで彼がそうしたうんざりする議論に未だに夢中になるかのように。「私は貴方がたに2、3質問したいのですーパイルについて。」
 「貴方はその質問は彼にした方がよい。」
 彼はフォンの方を向き、フランス語で彼に鋭く尋問した。「貴女はパイルさんとどのくらい暮らしました?」
 「ひと月ー私は分かりません、」彼女は言った。
 「彼は貴女に幾ら払っています?」
 「貴方には彼女にそれを聞く権利は全くない。」僕は言った。「彼女は売り物ではない。」
 「彼女は貴方と暮らした事もあったんじゃありませんか?」
彼はぶっきらぼうに尋ねた。「2年間。」
 「僕は貴方がたの戦争を取材する事になっている記者ですー貴方が彼を許す限り。おまけに貴方のスカンダル・シートゥに寄稿するよう僕に頼まないで下さい。
 「貴方はパイルについてどんな事を知っていますか?どうか質問に答えて下さい、ファウラさん。僕はそれを尋ねたくありません。しかしこれは重大です。どうかそれが非常に重大だと私を信じて下さい。」
 「僕は情報井提供者ではありません。パイルについて僕が貴女に話せる事なら何でも、貴方は御存知です。年齢32、経済援助私設団員、国籍アメリカ人。」
 「貴方は彼の友人のように響く。」ヴィゴは言った、僕を通り過ぎてフォンを見ながら。現地の警官が3カプのブラックカフィを持って入って来た。
 「それともお茶の方がよかったでしょうか?」ヴィゴは尋ねた。
 「爆はただの友人です、」僕は言った。「どうして、いけませんか?僕は一日家に帰ろうとしてはいけませんか?僕は彼女を僕と一緒に連れて行く事は出来ません。彼女は、彼と一緒だと申し分ないのですが。それが道理をわきまえた解決です。それに彼は彼女と結婚するつもりだ、と彼は言います。彼はそうしても構わない、貴方も御存知だ。彼は彼なりにいいやつです。真面目で。あの騒々しいカンティネンタルの無礼なやつらの一人ではない。静かなアメリカ人、」僕は彼を正確に要約した、僕は「青い蜥蜴(とかげ)」、「「白い像」と言ってもよかったが。
 ヴィゴは言った、「はい。」彼は僕が言ったのと同じくらい正確に彼の真意を伝えようとして、彼の机の上の言葉を探しているように見えた。彼は、僕たちの一人が話すのを待ちながら暑い事務所のそこに座っていた。一匹の蚊が攻撃するためにブンブン呻り、僕はフォンを見つめた。 阿片は機転の利く貴方を作るーおそらく単にそれが神経を和らげ感情を沈めるだけだから。何一つ、死さえさほど重要に思えない。フォンは、僕は思った、彼の語調を掴んでいなかった、鬱々として終わった事のような、それに彼女の英語は酷く下手だった。彼女が事務椅子のそこに座っている間、彼女は根気よくパイルをじっと待っていた。僕は、その瞬間、待つのを止めてしまった。そして僕は、ヴィゴがそれら二つの事実を受け入れつつあるのが自ずと分かって来た。
 「初め、どんな風に彼と出会ったのですか?」ヴィゴは僕に尋ねた。何故僕に会ったその人物がパイルだった、と僕は彼に説明すべきなのか?僕は去年の9月、カンティネンタルのバーへと四角い広場を横切って近付く彼を見掛けた、間違えようもなく若い、ダートゥのように僕に投げ付ける人慣れしない顔。彼のガング風の脚と彼のクルー・カトゥと彼の広いカムパス的凝視を持ち、彼は害悪を欠いているように見えた。路上のテイブルは、その殆どが満席だった。「ご迷惑でしょうか?」彼は正真正銘の礼儀正しさで尋ねて来た。「僕の名はパイルです。僕はここでは新米です、」そして彼は椅子を一周りして彼自身を折り畳み、ビアを注文した。その時、彼は強い正午の閃光を浴び、素早く上空を見た。
 「あれは手りゅう弾?」彼は動揺と願望から尋ねた。
 「最もありそうなのは車の排気ガス、」僕は言った、すると突然彼の落胆が気の毒になった。人はその人自身の未熟さをひどく性急に忘れる、嘗て僕は、彼らがニュースと呼ぶにより相応しい期間の何らかの不満のために、僕は僕自身に興味を持った。それにしても手りゅう弾は僕に放尿した、それらは何か地方紙の後方の頁に一覧表にされていたーサイゴンで昨夜夥しい数の、ショロンで夥しい数の、それらがイウアラプの新聞を構成する事はなかった。通りに可愛らしい平たい人影が現れたー白い絹のズボン、ピンクの長いぴったり合った上着、そして藤色の模様が腿で裂けていた。僕は、郷愁と共に彼女達を観察した、僕がいずれこれらの地域を離れる時、感じるに決まっていると僕には分かっている。「彼女達は可愛いでしょ?」僕は僕のビアを飲みながら言った、するとパイルは、彼女達がカティナ街の方へ向かう時、彼女達に視線をちらっと投げ掛けた。
 「オウ、確かに、」彼は無関心気に言った、彼は真面目なタイプだった。「公司は、これらの手りゅう弾に非常に関心を寄せています。そりゃあ極めて厄介です、彼が言うには、例えばそこで事件があればー僕たちの一人を巻き込む、と僕は言っているのですが。」
 「僕達の一人を巻き込む?そう、僕はそうなると深刻だと思っています。国会はそれを良しとはしないでしょう。」何故人は無邪気な子供をからかいたがるのか?おそらくほんの10日前、彼はボストンの下院を渡り歩いて戻って来た、彼の腕は本でいっぱいで、彼は極東と中国の問題に関して予め目を通して置いた。彼は僕が何を言っても耳を貸す事さえなく、彼は既に民主主義のディレマと西洋の責務に没頭していた、彼は決然としていたー僕は極めて早くそれを知ったー善を為す事、単なる個人にではなく、寧ろ国家、大陸、世界に対して。まあ彼は、今、改善すべき全宇宙を抱え込んで彼のいるべき所にいた。
 「彼は遺体安置室の中ですか?僕はヴィゴに尋ねた。
 「彼が死んだとどうして貴方は知りました?」
それは間抜けな警官の質問、パスカルを読むに値しない男、彼の妻をあそこまで妙に愛するにしても又値しない男だった。貴方は直感なしでは愛せない。
 「罪もないのに、」僕は言った。僕はそれは事実だと僕自身に言い聞かせた。パイルは何時も彼自身の筋を通したのではなかったのか?僕は自らの中の何らかの感情を探った、警官の疑いから来る憤りまで。しかし僕は何一つ見い出せなかった。何者でもなく寧ろパイルが責任を負った。僕達は皆、死ぬ方がましではないのか?阿片が僕の内側で説得した。しかし僕は注意深くフォンを見た、それは彼女には耐え難かったから。彼女は彼女の遣り方で彼を愛するしかなかったし、彼女は僕に好感を持っていたのではなかったのか、そして彼女はパイルのために僕を去ったのではなかったのか?彼女は若さや希望や真面目さに彼女自身愛着を持ち、今、それらは年齢や絶望よりもっと役に立たなくなってしまった。彼女はそこで僕達二人を見ながら座っていた、そこで彼女はまだ理解していないのだ、と、僕は思った。事実が自宅に着く前に、僕が彼女を連れ去る事が出来たらそのほうがいい事ではある。もし僕が急いで、どっちつかずに終わりに持って行けるのなら、どんな質問にも答える用意があり、だからそんな事は僕が彼女に後から話せばいい、そっと警官の目や堅い事務椅子や蛾が旋回する裸電球から離れて。
 僕はヴィゴに言った、「貴方は何時に興味があるんですか?」
 「6時と10時の間に」
 「僕は6時にカンティネンタルで飲みました。ウエイタ達が覚えているでしょう。6時45分に僕はアメリカの飛行機が荷降ろしされるのを見るために波止場に歩いて下りました。僕はAP通信社のウィルキンスをマジェスティクのドアの側で見ました。それから僕は隣のドアを映画館の中に入りました。彼らはおそらく覚えているでしょうー彼らは釣銭を渡そうとしました。そこから僕はヴュー・ムーランまで輪タクに乗りましたー僕はおよそ8時30分に着いたと僕は思いますーそして一人でディナをとりました。農民共済組合員がそこにいましたー貴方は彼に聞くことが出来ます。それから僕はおよそ10時まで15分前に輪タクに乗って引き返しました。貴方はその運転手をおそらく探せます。僕は10時にパイルを待っていましたが、彼は姿を見せなかった。」
 「何故貴方は彼を待っていたのですか?」
 「彼が僕に電話を掛けて来ました。彼は何か大切な物を僕に確認
しなければと言いました。」
 「貴方は何か少しでも思い当たる事がありますか?」
 「いいえ。何事もパイルには重要でした。」
 「では彼のこの女の人は?ー貴方は何処に彼女がいたか知っていますか?」
 「彼女は、真夜中、外で彼を待っていました。彼女は心配していました。彼女は何も知りません。何故、貴方はまだ彼女が彼を待っていると見て分からないんですか?」
 「そうですね。」彼は言った。
 「それに僕が嫉妬のために彼を殺したと実際貴方は信じられないーならば彼女は何のために?彼は彼女と結婚するつもりでした。」
 「はい。」
 「貴方がたは彼を何処で見付けました?」
 「彼はダカウに向かう橋の下の水中にいました。」
 ヴュー・ムーランは端の傍らに位置していた。そこには橋の上に武装した警官がいて、レスタラントゥには手りゅう弾を締め出すために鉄格子があった。それで、夜、橋を渡っても安全だった、川の向こう側全てが暗くなってからは、ヴィエトウミンの手の内にあったから。僕は彼の死体の50ヤードゥ以内で食事をしてしまった。
 「もめ事があった、」僕は言った、「彼は巻き込まれた。」
 「分かり易く話すように、」ヴィゴは言った、「私は全く気の毒には思いません。彼はたくさんの危険を冒していました。」
 「神は常に我々を救います、」僕は言った、「潔白や美徳から。」
 「美徳?」
 「そう、美徳。彼の流儀で。貴方はロウマン:カサリクです。貴方は彼の流儀を認めようとしない。それにともかく、彼はひどいイアンキ(米国人)でした。」
 「彼を確認する事を貴方は気になさいますか?私はすまなく思います。それが所定の手順で、非常に素晴らしい手順ではなく。」
 何故彼が米国公使館からの誰かを待たないのか、僕は彼に尋ねる気はなかった、僕はその理由を知っていたから。フランス方式は、我々の冷めた規範によると幾分時代遅れである。彼らは良心、罪の意識を信じ、彼は行き詰まり自らに背きもするから、罪人は罪と向かい合うべきである。僕は今一度自らに言い聞かせた、僕は潔白だと。彼がそこに向かって石段を下りる間中、冷凍装置が地下室で呻っていた。
 彼らは角氷のトゥレイのように彼を引っ張り出し、僕は彼を見た。外傷は途方もなく凍っていた。僕は言った、「貴方がたは知っている、それらは僕の面前で再び開く事はない。」
 「批評?」
 「それは対象の一つではないのですか?何か、或いは別の事による苦しい体験の?しかし貴方がたは彼をひどく凍らせてしまった。そういうものは中世には深く凍らせなかった。」
 「貴方は彼に見覚えがありますかますか?」
 「オウはい。」
 彼はこれまで以上に場違いに見えた。彼は故国に留まるべきだった。僕は家族のスナプショトゥ・アルバムで彼を見た、観光用牧場での乗馬、ロング・アイランドゥでの水泳、23階の或るアパートゥマントゥで彼の仲間達と撮ってあった。彼はあの摩天楼や高速エリヴェイタ、アイスクリームやドゥライ・マーティーニ、昼食のミルク、そして特急商船上のチキン・サンドゥウィチに属していた。
 「彼はこれで死んだのではありません、」ヴィゴは言った、胸の傷を指しながら。「彼は沼で溺死しました。私達は彼の肺の中に泥を見付けました。」
 「貴方がたは速く仕事をする。」
 「誰でもこの気候ではするしかありません。」
 彼らはトゥレイを奥へ押し、ドアを閉めた。ゴムが覆い被(かぶ)さった。
 「貴方は我々を全く助けられない?」ヴィゴが尋ねた。
 「全く役に立てません。」
 僕は僕のフラトゥへフォンと一緒に歩いて戻った。僕はもう僕の
品位の上にいなかった。死は虚飾を連れ去るー彼の痛みを見せてはいけない不貞な妻を持つ夫の虚栄心でさえ。彼女はまだそれが身辺に起こった事だと気付かず、僕は彼女にゆっくり話そうにも、まるで為す術を持ち合わせなかった。僕は通信員だった。僕は見出しに思いを馳せた。「サイゴンで忙殺された米国職員。」新聞紙上で働いていると、人は悪いニューズを駄目にする方法を学ばず、今でさえ僕は僕の新聞について考え、彼女に頼まずにはいられなかった、「海外電報局に立ち寄っても貴女はかまわない?」僕は通りに彼女を残して僕の電報を送り、彼女の所に戻った。それは単なる真似事に過ぎなかった。僕は、フランスの通信員は既に情報提供されているだろうという事を、十分過ぎる程知っていた。或いはもしヴィゴが公正に振舞っていたら(何れも可能だった)、その時検閲官達は僕の電報を、フランス人が彼らのものを受取るまで掴んで置くだろう。僕の新聞はパリス日付記入線の下に、先ずそのニューズを持って行くだろう。そうでなくてもパイルは非常に重要だった。彼の本当の職業の詳細を打電する事、それはしないで置いた。彼が死ぬ前、少なくとも50の死亡に責任があるという事、それは英国と米国間の関係を損ねかねず、公司は転覆されただろうから。公司はパイルに測り知れない敬意を持ちーパイルは相応しい学位を受け入れて来たーまあそれらの対象の一つ、アメリカ人達は学位を取られる。おそらく広報活動か芝居じみた手仕事で、おそらく極東でさえ研究する(彼は多くの本を読んで来た)。
 「パイルは何処なの?」フォンが尋ねた。「彼らは何を欲しがったの?」
 「家に帰ろう、」僕は言った。
 「パイルは来るかしら?」
 「彼は他の何処かと同じようにそこに現れそうだ。」
 老婦人がなおも踊り場で噂話をしていた、比較的冷ややかに。僕が僕のドアを開けた時、僕の部屋が調べられてしまったと打ち明けよう。あらゆる物が、僕が今までそれを放置しておいた以上に整然としていた。
 「一服いかがですか?」
 「うん。」
 僕は僕のタイと僕の靴を脱いだ。幕間劇は終わった。夜はそれがあった時とほぼ同じになった。フォンはベドゥの端にしゃがみ、ラムプを点けた。我が子よ、我が女兄弟よー琥珀の色を剥げよ。その穏やかな故郷の半島。
 「フォン、」僕は言った。彼女は彼女の手に針を持ち、集中しようとしながら、眉を寄せながら子供のように僕を見上げた。「貴方が言った?」
 「パイルは死んだ。暗殺。」
 彼女は針を下に置き、僕を見ながら彼女の踵(かかと)の上に後退(ずさ)りして座った。そこにはどんな場面もなく、涙もなく、唯一思いだけがあったー人生の全方向転換を迫られる誰かの延々と続く一人だけの思いが。
 「貴女は今夜ここにいた方がいい、」僕は言った。
 彼女は頷き、針を持ち上げ、また阿片を熱し始めた。その夜、僕はそうした阿片の短く深い眠りの一つ、10分程の、から目覚めた、それは一晩の休息のように思えたが、僕の手を、それが何時も夜あった、彼女の脚の間に、見付けた。彼女は眠ってはいたが、僕には彼女の息がほとんど聞こえなかった。何ヶ月も後に今一度僕は一人きりではなかった。がそれでも僕は突然怒りと共に思った、ヴィゴと警察署での彼の目の翳りと誰も伴わない公使館の静かな廊下、そして僕の手の下の柔らかい毛のない皮膚、「僕はパイルをまともに心配した唯一の人物なのか?」

2

カンティネンタルの側の四角い広場にパイルが姿を現したその朝、僕はうんざりする程の僕のアメリカ人の記者仲間に会っていた、尊大で、騒々しい、少年のようで中年の、フランス人に対する饐(す)えた臭いのする機知に富む冗談の真っ盛り、この戦争を戦っているのは、誰か、何時全てが語られるのかと。周期的に交戦が整然と終えられ、死傷者がその現場から取り除かれた後、彼らはハノイに招集される、離れた所へほぼ4時間の飛行、最高指揮官によって声を掛けられ、バーテンダがインドウ―チャイナで最も上手いと彼らが自慢するプレス・カムプに一晩泊められ、3000フィートゥ(重機関銃の射程距離の限界)の高度で最近の戦地の上を飛ばされ、それから無事に騒々しく送り返される、学校の催しのように、サイゴンのカンチネンタルホテルまで。
 パイルは静かだった、時には僕は彼が何を言っているのか把握しようと前のめりになる程だったあの初めての日、彼は控えめに思えた。それに彼は極々真面目だった。何度も、彼は頭上のテラスでのアメリカ人の記者の大騒ぎに、内心身の縮む思いがしたー手りゅう弾からより安全だと広く信じられているテラス。ところが彼は誰も非難しなかった。
 「貴方はヨーク・ハーディングを読んだ事があります?」彼が尋ねた。
 「いや。いや、そう考えもしない。彼は何を書いたの?」
 彼は通りの向こう側のミルク・バーを凝視し、夢見心地で言った、「あれはソウダ水売店のように見えます。」
僕はあんな馴染みの薄い光景に観察してしまう何かの彼の異常な選択の背後に、どんなホウムシクの深みが横たわっているのか、僕は奇妙に思った。しかし僕のカティナトゥ街への最初の散歩で僕はゲハナン香水のある店に先ず気付き、結局、イウアラプは3時間足らずの距離にある、そう思う事で僕自身を慰めたのではなかったか?彼はミルク・バーから渋々目を外して言った、「ヨークはThe Advance of Red Chinaと名付けられた本を書きました。それは非常に意味深い本です。」
 「僕はそれを読んではいない。君は彼を知っているの?」
 彼は真面目に頷き、黙り込んだ。しかし彼は直ぐ後で彼が与えた印象を修正するために再びそれを打ち砕いた。「僕は彼をよくは知りません、」彼は言った。「彼に2度だけ会ったはずです。」僕はそれで彼に好意を持ったー彼の名は何だった?ーヨーク・ハーディングーと知り合いだという事、それは自慢しているのだと見做すべき。彼が真面目な作家呼んで何故法外な敬意を表すのか、僕は後で学ぶ事になった。その言葉は小説家、詩人や劇作家を除外した。彼が現代の主題と称する何かを彼らは持っていた。そこでその時でさえ、君がヨークからそれを得たように率直な素質に目を通す事その方がいい。
 僕は言った、「もし君が長い間一ケ所に住めば、君はそこに関して読むのを止める。」
 「勿論僕は何時も現場で男が何を言わなければならないのかを知りたいのです、」彼は用心深く返事をした。
 「それで、その後ヨークと一緒にそれを照合するの?」
 「はい。」多分彼は皮肉に気付いた、というのも彼は彼の持ち前の丁重さで付け足したから、「僕に要点を教える時間を、もし貴方が見付けて下さったら、僕は非常に素晴らしい恩恵とそれを受取ります。貴方は御存知です、ヨークは2年よりもっと前にここにいました。」
 僕はハーディングに対する彼の忠誠を好んだー喩え彼が何者であろうと。それは新聞記者達の中傷と彼らの未熟な冷笑からの転換だった。僕は言った、「もう一瓶ビアを飲もう、君に物の考え方を教えよう。」
 僕は始めた、受賞した生徒のように熱心に僕をじっと見つめる間、何処にあの頃のフランス人はレドゥ・リヴァのデルタへと向かってしがみ続けていたか、どちらがハノイや北の港、ハイフォンを含んだか、北の、トンキンの情勢を説明する事によって。ここでほとんどの穀物が育てられ、収穫が準備されると米目的の年一回の戦争が必ず始まった。
 「それが北だ、」僕は言った。「フランス人は、もし中国人がヴィエトゥミンを助けに来なければ制す、哀れな極悪人め。ジャングルや山や湿地、稲田、そこを君は背の高さまである所を苦労して歩き、敵は簡単に姿を消し、彼らの武器を埋め、百姓の衣装を身に着ける。何れにせよ君達はハノイの湿気の中で楽々腐ることが出来る。彼らはそこに爆弾を投げない。神は何故かを知る。君達はそれを通常の戦いと言ってのける。
 「そしてここ南に於いては?」
フランス人は主要道路を夕方の7時迄統制する。その後見張り塔を彼らは統制するーそれらの断片を。それは君達が安全であるという事を意味せず、又そこにレスタラントゥの前の鉄の格子があろうはずがない。」
 僕は前にどれ程度々この全てを説明した事か。僕は何時も新顔の利益のために回転するレコードゥだったー国会の視察議員団、新英国公使。時々僕は夜に喋りながら起きようとする、カオダイストゥ
らの事例を引用するといい。」或いはホアハオ、或いはビン・エクシュイエン、お金か復讐のために彼らのサーヴィスを売る民間軍。
 よそから来た者達は彼らをまことしやかに見る、しかし裏切りや不信のそこにまことしやかなものは何一つない。
 「そして今や、」僕は言った、「そこにチェ軍司令官がいる。」彼はカオダイストゥ隊員の長だったが、彼はフランス人、共産党員、両サイドゥを得るために戦おうとして丘に没頭した・・・。」
 「ヨークは、」パイルが言った、「東側が必要とした何かは第三勢力だという事を書きました。」おそらく僕はその狂信的閃き、言葉に対する素早い反応、数字への魔法のような響きを見るべきだった、五番目のコラム、三番目の勢力、七番目の日を。僕は僕達の全てを数多くの困難を、パイルでさえ救えたかも知れない、もし僕が疲れを知らない若い頭脳の傾向を理解してしまえば。ところが僕は背景の乾いた骨と一緒に彼を放置し、カティナトゥ街を上ったり下ったり僕の日課の散歩をしていた。彼は臭いがするに連れ君を拘束する現実の背景を、彼自身のために学ばずにはいられなかった。平たい晩方の陽の下の稲田の金色、蚊のように田の上をうろつく漁師、弱った鶴。年老いた大修道院長の教壇の上の紅茶のカプ、彼のべドゥと彼の営業用のカリンダ、彼のバキトゥ、壊れたカプと一生涯のがらくたと一緒に、彼の椅子をひと回りして汚れを落とした。地雷が爆発した道路を修理している女達のマラスク・ハトゥ、金色や若草色や色鮮やかな南のドゥレス、そして北では、深い茶や黒い衣服や敵の山々の環(わ)や飛行機のブーンという低い音。僕が初めに来た時、僕は僕の割り当てられた仕事の日数を数えた、学期の日数を線で消してゆく学生のように。僕は置き去りにしたブルームスベリ広場やイウストンの柱廊付玄関を通る73番バスやトリントン・プレイスの地元の春の何かに縛り付けられているのかと思った。今頃は四角い庭に球根が芽を出そうとしているだろうが、僕は少しも気にならなかった。僕はそれらの速いリポートゥによって句読点を打ったひと月を求め、それは排気ガスであってもよく、また手りゅう弾であってもよく、僕は湿気の多い正午を通して優美に動く絹のズボンを目に留めて置きたかった、僕はフォンを求め、そうして僕の家はそのグラウンドゥ4千マイルに変わった。
 僕は高等弁務官の家で曲がった、そこでは外人部隊が彼らの白いケピと彼らの緋色の肩章を着けて見張りに立ち、大聖堂の側を通り抜け、尿と不法な臭いがするように感じるヴィエトゥナムの公安の暗い壁の側で引き返した。それもまた家の一部で、子供の頃には誰もが避ける上階の暗い廊下に似ていた。新しい下劣な雑誌が波止場近くの屋台店に出ていたータブーとイリュージャン、船員達は歩道でビアを飲んでいた、自家製爆弾のカモ。僕はフォンの事を考えた、ミルク・バーまで彼女のおやつのために行く前に左を下って三番通りで魚の値段を値切っているだろう、(僕はあの頃彼女が何処にいるか何時も知っていた)、そしてパイルは容易く駆けつけ、自然に僕の心は届かなくなった。僕はフォンに対して彼に言及さえしなかった、僕達はカティナトゥ街の上の僕達の部屋で一緒にランチをとるために座り、彼女は彼女の一番いい花柄のシルク・ロウブを着た
、その日は、僕達がショロンのグランドゥ・モンデで出会ってからきっかり2年だったから。

僕達のどちらも彼に言及しなかった。僕達は彼の死の後、朝、目を覚ました。フォンは僕が適当に目覚める前に起きて、僕達の紅茶を用意した。誰も死者を妬まない、僕達の元の暮らしを一緒に再び始める事、それは僕には簡単に思えた。
 「貴女は今晩泊まる?」僕は出来るだけ何気なくクロワサンを食べながらフォンに尋ねた。
 「私は私の箱を取って来ようと思うの。」
 「警官があそこにはいるかも知れないよ。」「僕が貴方と一緒に出掛けた方がいいね。」それが、僕達がパイルの事に最も触れそうになった当日だった。
 パイルはジュラんトン通りに近い新しい郊外住宅にフラトゥを持ち、フランス人が延々と彼らの軍司令官に敬意を表して細分して来たそれらのメイン・ストゥリートゥの一つの外れーそれでドゥ・ゴール通りが三番目の交差点ルクレール通りの後になった、そしてそれは再び早かれ遅かれおそらくドゥ・ラトゥル通りへと突然変わるだろう。有力な誰かが航空便でイウアラプから到着する事になっていたに違いない、高等弁務官の邸宅までの道沿いに20ヤードゥおきに歩道に向いている警官がそこにいた。砂利道をパイルのアパートゥマントゥまで運転中、何台かの単車やらヴィエトゥナム人の警官が僕のプレス‐カードゥを検査した。彼は家の中にフォンを入れようとしなかった、そこで僕はフランスの役人を探しに行った。パイルの風呂場でヴィゴは彼の手をパイルの石鹸で洗い、パイルのタウエルでそれを乾かしていた。彼の熱帯地方スートゥには袖にオイルの染みが付いていたーパイルのオイル、と僕は思った。
 「何かニューズは?」僕は尋ねた。
 「我々はガリジで彼の車を見付けました。それはペトゥルル(ガソリン)が空でした。彼は昨夜輪タクの中から消えたに違いないー或いは誰か他の人の車の中。おそらくペトゥルルは抜き取られた。」
 「彼は歩いても良かったのでは、」僕は言った。「貴女はアメリカ人が何かを御存知です。」
 「貴方の車は燃やされたんでしょ?」彼は思慮深く続けた。「貴方はまだ新しいのを持っていないんですか?」
 「いいえ。」
 「それが要点ではありません。」
 「いいえ。」
 「貴方はどんな見解を持っています?」彼は尋ねた。
 「多過ぎて、」僕は言った。
 「私に話して下さい。」
 「まあ、彼はヴィエトゥナム人に殺されたのかも知れません。彼らは」サイゴンで多くの人々を殺しました。彼の死体はダカウに向かう橋の側の川の中で発見されましたー貴方がたの警官隊が夜撤退すると、ヴィエトゥナムの領土。或いは彼はヴィエトゥナム公安によって殺されたのかも知れませんーそれは知られている。おそらく彼らは彼の友人達を好ましく思わなかった。おそらく彼はテ軍司令官を知っていたからカオダイストゥに殺された。」
 「彼がですか?」
 「彼らはそう言います。彼は軍司令官に殺された、彼はカオダイストゥを知ったから。おそらく彼は軍司令官の内妻に通行許可証を作ろうとしてホア‐ハオに殺された。おそらく彼のお金を欲しがる誰かにまさに殺された。」
 「それとも嫉妬という単純なケイス。」ヴィゴが言った。
 「或いはフランス公安によって、」僕は続けた、「何故なら彼らは彼の接触を好まなかった。貴方がたは彼を殺した人々を真剣に捜そうとしていますか?」
 「いいえ、」ヴィゴが言った。「僕はちょうどリポートゥを作っているところです、それが全てです。それが戦時行為である限りーまあ、毎年殺された千体があります。」
 「貴方は僕を除外してもいい、」僕は言った。「僕は関わっていない。関わってはいなかった、」僕は繰り返した。それは僕の信条の規定だった。人間らしくある事、それはどんなものだったか、彼らを戦わせ、彼らを愛させ、彼らを殺させ、僕は関係する気がない。僕の同僚のジャーナリストゥは自らを通信員と呼んだ、僕はリポータという称号が好みだった。僕が何を見たかを書いた。僕はどんな行為にも従わなかったー見解でさえ或る種の行為である。
 「貴方はここで何をしているんですか?」
 「僕はフォンのものを取りに来たところです。貴方の警官が彼女を通そうとしないんです。」
 「じゃあ僕達が行ってそれを探しましょう。」
 「それは貴方ありがたい、ヴィゴ、」 
 パイルは二部屋、キチンとバスルームを持っていた。僕達はベドゥルームへ向かった。僕はフォンが彼女の箱を何処に置いているか知っていたーベドゥの下に。僕達はそれを一緒に引き出した。それは彼女の本を含んだ。僕は彼女の数着の着替えをワードゥロウブから取り出した、彼女の二着の上等のロウブと彼女の着替えのズボン。それらはそこに数時間だけ吊るしてあり、そこのものではないという感じを誰でも持ってしまう。それらは部屋の蝶のように廊下にあった。引き出しの中で僕は彼女の小さい三角のキュロトゥと彼女のスカーフのコレクションを見付けた。そこは箱に入れるにしても実のところ狭過ぎた。我が家の週末の訪問者用のものよりずっと。居間のそこには彼女自身とパイルの一枚の写真があった。彼らは大きな石のドゥラゴンの側の植物園で写真を撮って貰っていた。彼女は革紐にパイルの犬を繋いでいたー黒い舌を持つチャウチャウ。あまりにも真っ黒な犬。僕は彼女の写真を箱の中に入れた。「犬に何があったんだ?」僕は言った。「そいつはここにいない。彼は彼と一緒にそいつを連れて言ったのかも知れない。」
 「おそらくそいつは戻って来るだろうし、そいつの足の土を貴方は分析できる。」
 「僕はルコクではなく、またメグレでもない。それどころかそこには戦争が続いてる。」
僕は書棚の方へ斜めに向かい、本の二列を調べたーパイルの蔵書The Advance of Red China,The Challenge to Democracy,The Role of the Westー以上は、僕は思う、ヨーク・ハーディングの全作品だった。そこには多くの議会リポートゥ、ヴィエトゥナムと名打った本、フィリピンの戦争の歴史、現代版シェイクスピアがあった。どんなもので彼はリラクスしたのか?僕は他の棚に彼の軽い読み物を見付けた。携帯用のトウマス・ウォルフェやThe Triumph of Lifeという名の謎の小品集、アメリカの詩人の選集。そこにもまたチェス問題の本があった。それは働いている日の終わりのためとは殆ど思えなかった、が、結局、彼はフォンを所有した。作品集の背後に追い遣られてそこにはThe Physiology of Marriageと名付けられた紙表紙本があった。おそらく彼はセクスを勉強していた、彼が極東を勉強したように、紙の上で。そしてそのキーワードゥは結婚だった。パイルは巻き込まれている事を良しとした。
 彼の机は全く物がなかった。「貴方がすっかり持って行かせたんだね、」僕は言った。
 「オウ、」ビゴが言った、私は米国大使館代理としてこれらの管理をしなければならなかった。貴方はご存知だ、いかに速く噂が広がるか。そこは荒されたのかも知れない。私は文書の全てを封印しました。」彼はそれをニコリともせずに真面目に言った。
 「何か損害を被っている物でも?」
 「我々は同盟国に逆らって物を捜す余裕などあるはずがない。ヴィゴは言った。
 「僕がこれらの本の一冊を頂くと貴方は気に病みますかー形見として?」
 「私はあっちの方を見ていましょう。」
 ぼくはヨーク・ハーディングのThe Role of the Westを選び、フォンの衣服と一緒に箱の中にそれを詰め込んだ。
 「友人として、」ヴィゴは言った、「貴方が僕に内緒で話せる事はそこいらにありませんか?僕のリポートゥはすっかり決着しました。彼は共産党員によって殺害されました。おそらくアメリカの支援に対する組織的活動の始まり。しかし貴方と私の間ではー聞いて下さい、それじゃあ暖かみのないお話になります、角を曲がってヷマス・カシスでもいかが?」
 「ちょっと早い。」
 「彼が貴方を見た最後の時、彼は貴方に何か打ち明けなかった?」
 「いいえ。」
 「それは何時でした?」
 「昨日の朝。大きな炸裂音の後。」
 彼は僕の返事を理解させようとして小休止したー僕の心に、彼のにではなく。彼は公正に尋問した。「貴方は、昨夜彼が貴方を尋ねた時、出ていましたね?」
 「昨夜?僕はいたはずです。僕は思いもよらなかった・・・」
 「貴方は出国ヴィーザを欲しがっているかも知れない。私共はそれを無期限に延ばせもすると貴方は知っている。」
 「貴方は実際信じますか、」僕は言った、「僕が故国に帰りたがっていると?」
 ヴィゴは明るく雲一つない昼間、窓の向こうに目をやった。彼は悲しげに言った、「大半の人々はそうです。」
 「僕はここが好きです。故国ではそこにありますー難題の山が。」
 「糞、」ヴィゴが言った、「ここにはアメリカのしみったれ大使館員がいます。」彼は皮肉を込めて繰り返した、
 「しみったれ大使館員。」
 「僕は離れた方がいい。彼も僕を封印したがる。」
 ヴィゴはうんざりして言った、「僕は貴方がついて来るといいと思うのだが。彼は僕に言うべき酷な代物を随分抱えている。」
 しみったれ大使館員は僕が外に出ると彼のパカードゥの側に立っていた、彼の運転手に何か説明しようとして。彼は恰幅のいい中年の男だった、際立った尻とまるでそれが剃刀を必要とした事がなかったかのように見える顔を持った。彼は叫んだ、「ファウラ。この罰当たりの運転手に説明できる・・・?」
 僕は説明した。
 彼は言った、「それにしてもそれは僕が彼に話した事と一致しているのにね、それでも彼は何時もフランス語を理解できない風を装うんだもの。」
 「それはアクセントゥの問題かも知れない。」
 「僕はパリスに三年いた。僕のアクセントゥはこの罰当たりのヴィェトゥナム人には上等だよ。」
「民主主義の表明だよ、」僕は言った。
 「それはどういう事?」
 「僕は、それがヨーク・ハーディングよる一編だと思う。」
 「僕には君が分からない。」彼は僕が持ち運ぶ箱を怪しげに見た。
 「君はあそこで何を手に入れた?」彼は言った。
 「白い絹のズボン二揃い、二枚の絹のロウブ、何枚かの女の下着ー三枚、僕は思う。全て国産。アメリカの救援無し。」
 「あそこに上がらなかったのか?」彼は尋ねた。
 「そう。」
 「君はニューズを聞いた?」
 「はい。」
 「そりゃあ酷い話だ。」彼は言った、「酷い。」
 「公司は大変心配していると僕は想う。」
 「僕は言うべきだ。彼は、現在、高等弁務官と一緒にいる、そして彼は大統領とのインタヴュウを求められている。」彼は僕の腕に彼の手を置き、車から僕を歩いて遠ざけた。「君は青年パイルをよく知っているんじゃないか?僕は彼にあった事、あんな事を見過ごせない。僕は彼の父親を知っている。ハロルド・C・パイル教授ー君は彼について聞いた事があるだろうか?」
 「いや。」
 「彼は水中の浸食に関する世界的な権威だ。君は何ヶ月か前のタイムのカヴァの彼の写真を見なかった?」
 「オウ、僕は覚えていると僕は思う。背景の崩れ落ちそうな崖と前景の金色に縁取られた眼鏡。」
 「それが彼だ。僕は故国に電報を打とうとした。そりゃあ怖かった。僕は、彼は我が息子だというほどあの青年を愛した。」
 「それが貴方を彼の父親と親密に関わらせる。」
 彼は彼の濡れた茶色の目を僕に向けた。彼は言った、「君は何を手に入れようとしているの?それは立派な若い仲間が・・・時の話し方ではない。」
 「僕が悪かった、」僕は言った。「死は様々な様々な方法で人をがんじがらめにする。」おそらく彼は本当に彼を愛して来た。「貴方は貴方の電報でどんなことを言ったの?」僕は尋ねた。
 彼は真面目に、額面通りに返事をした、「『貴方のご子息が民主主義という根拠の下で軍人の最期を全うされた事を報告するのは悲しみに耐えません。』公司はそれにサインした。」
 「軍人の死、」僕は言った。「それは少し混乱している事を証明する可能性はないの?つまり故国の国民に対して。経済援助使節団が軍隊のように響く。貴方はパープル・ハーツ章を手に入れるの?」
 彼は低い声で、あいまいさを伴いながら緊張して言った、「彼は特殊任務を抱えていた。」
 「オウそう、僕たちは皆そう推測していた。」
 「彼は話さなかったんだね?」
 「オウいや、」僕は言った、そしてヴィゴの言葉が僕に甦った。「彼は実に静かなアメリカ人だった。」
 「君は少し勘が働いたの、」彼は尋ねた、「どうして彼らは彼を殺した?そして誰が?」
 突然僕は腹が立った。彼らのコウカ‐コウラの私営店や彼らの移動病院や彼らの広過ぎる車や彼らの全く最新的ではない銃と一緒の彼らの全パックに嫌気が差した。僕は言った、「そうだね。彼は生き抜くには何かをひどく欠いていたから彼らは殺した。彼は若かったし怠慢で浅はかで彼は当然のように巻き込まれた。彼は事件の全容の何たるかを貴方ほども気付いていないのに、貴方は金と極東に関するヨーク・ハーディングの書物を与え、言う『前進せよ。民主主義のために極東を勝ち取れ。』彼が講堂で聞かなかった何事にも彼は目もくれなかった、それに彼の著作権も講演者も彼を愚か者にした。彼が死体を見た時、彼は傷を見る事もできなかった。赤い脅威、民主主義の戦士。」
 「僕は、君は彼の友人だと思っていた、」彼は非難がましく言った。
 「僕は彼の友人だった。僕は、家で日曜版を読み、野球を目で追う彼を見たかった。僕は、読書クラブに記名する標準的なアメリカ女性と一緒の、間違いのない彼を見たかった。」
 彼は当惑して咳払いをした、「勿論、」彼は言った、「僕は不運な商売をを忘れてた。僕は全く君の側にいた、ファウラ。彼は下手に動いた。僕は女の事で彼と長話をしたと君に打ち開けても構わない。君も知るように、僕は教授とパイル婦人を知っていると言う強みを持っていた。」
 僕は言った、「ヴィゴが待っている、」するとあちらの方へ歩いて行った。初めて彼はフォンを見付け、僕が彼を振り返ると彼は途惑って僕をじっと見ていた。分からず家の兄弟。

3

パイルがフォンに会った初めての機会は、またもやコンチネンタルにてで、多分彼の着任後2ヶ月。それは日暮れに近く、束の間の涼感が日が沈んだばかりの時に訪れ、蝋燭が露店に灯された。さいころが、フランス人が421をしていたテイブルでガラガラ音を立て、白いシルクのズボンを履いた女達はカチナトゥ通りを家へと自転車に乗って去った。フォンはオリンジ・ジュースのグラスを傾け、僕はビアを飲んでいた、そうして僕達は黙って一緒にいる事に満足して座っていた。その時パイルが躊躇いがちに横断して現れ、僕は彼らを紹介した。彼はまるで以前に人に会った事がなかったかのように一人の女を熱心に見つめ、それから顔を赤らめるふうだった。「僕は貴方と貴方の女性が、」パイルは言った、「向こう側に歩を進め、僕のテイブルに合流して下さるかどうかと思いまして。僕達の大使館員の一人が・・・」
 それがしみったれた大使館員だった。彼は頭上のテラスから僕達の下の方に微笑みかけた、非常に暖かみのある歓待の笑顔、自信に満ち、彼は好ましい脱臭剤を使って彼の友人達を維持する男のように。僕は、何度も彼がジョウと呼ばれるのを耳にしたが、僕は彼の苗字を習得せず仕舞いだった。彼は椅子を引っ張り出し、またウエイタを呼び寄せての騒々しい芝居をした、その活躍全てはかろうじてコンチネンタルにおける演出を可能にはしたが、ビア、ブランディ‐アンドゥ‐ソウダかヴァマス・カシスかという選択に行き着くのだった。「ここで君に会うなんて思いもしなかった、ファウラ、」彼は言った。「我々はハノイから戻る男達を待っている。あそこは今まさに戦闘の最中らしい。君は彼らと一緒じゃなかったの?」
 「僕は記者会見のために4時間飛ぶなんて嫌気が差します、」僕は言った。
 彼は反感を持って僕を見た。彼は言った、「こいつらは実に熱心だ。何故か、僕は、彼らは業務で、或いは何のリスクもないレイディオウで二度稼げるだろうにと思う。」
 「彼らは仕事にありつけさえすればいいんです、」僕は言った。 「彼らは軍馬のように戦闘を嗅ぎつけるらしい、」彼が好まない言葉には少しも気にする事なく勢い込んで続けた。「ビル・グランガー貴方は屑の外に彼を維持できない。」
 「貴方は正しいと僕は思います。僕は、いつか別の夕方に、賭博バーで彼を見かけました。」
 「君は、僕がそんなつもりじゃないとよく分かってる。」
 二台の輪タク運転手がカティナトゥ通りに猛烈な勢いでペダルをこいでやって来て大接戦の内にコンチネンタルの外で止まった。一番に入ったのはグランガだった。他はグランガが今や歩道に引きずり出し始めた小さい、白髪交じりの無言の塊と言っていい。「オウ、さあ来い、ミク、」彼が言った、「来いよ。」それから彼は彼の運転手と運賃について口喧嘩をし始めた。「さあ。」彼は言った、「それを持って行くのか、それを残して行くか、」そして卑しめるために男に向かって5回適当な総額を通りの中に、投げ付けた。
 しみったれ大使館員はいらいらして言った、「僕はこの男達は少しは気晴らしをする権利があると思う。」
 グランガは椅子の上に彼の荷物を放り出した。その時彼はフォンに気付いた。「どうしたの、」彼が言った、「お前は分別のある誰かさん、ジョウ。お前は何処で彼女を見付けたの?お前はお前の中にフウイスルがあるのを知らなかったのか。気の毒に、尻を捜しにかかっていたんだ。ミク面倒見てやれよ。」
 「がさつな軍人らしい作法の数々、」僕は言った。
 パイルは真剣に言った、また顔を赤くして、もし僕が思い付いても二度と貴方がたを招待しません・・・」
 白髪交じりの塊は椅子の中で動き出し、それが付いてないかのように頭がテイブルの上に落ちた。それは溜息を吐いた、無限の退屈という長い口笛を吹きながらの溜息、そしてじっとした。
 「君は彼を知ってるの?」僕はパイルに尋ねた。
 「いえ。彼は記者の誰かではないんですか?」
 「僕はビルが彼をミクと呼ぶのを耳にした、」しみったれ大使館員が言った。
 「あそこには新しい合同通信社の通信員はいませんか?」
 「それは彼じゃない。僕は彼を知ってる。貴方がたの経済使節はどうです?貴方は全ての貴方の所の人々を知る事はできないーあそこにはその内の百人がいる。」
 「僕は彼が属しているとは思わない、」しみったれ大使館員が言った。「僕は彼を思い出せない。」
 「我々は彼の身分証明書を捜せばいい、」パイルが仄めかした。
 「神のためにも彼を起こすな。酔っ払いは一人で十分。いずれにせよグランガが知ってるさ。」
 しかし彼は知らなかった。彼はラヴァタリから陰気に戻って来た。「その女性は誰?」彼はむっつりして彼に尋ねた。
 「フォンさんはファウラの友人です、」パイルは堅苦しく言った。「我々は誰かを知りたい・・・」
 「彼は何処で彼女を見付けたの?貴方がたはこの町では気を付けるようになった。」彼は陰気に付け加えた、「神にペニシリンを感謝します。」
 「ビル、」しみったれ大使館員は言った「我々はミクが何者か知りたい。」
 「僕を探って。」
 「しかし君は彼をここに連れて来た。」
 「フランス人はスカトゥランドゥ人を連れて行けない。彼は意識を失った。」
 「彼はフランス人?僕は、貴方は彼をミクと呼んだと思った。」
 「彼を何がしかで呼ばなくちゃ。」グランガ言った。彼はフォンにすっかり寄りかかって言った、「ねえ、あんた。オリンジをもう一杯飲んだら?今夜デイトゥをそて貰える?」
 僕は言った、「彼女は毎晩デイトゥの約束がある。」
 しみったれ大使館員は早口で言った、「戦争はどう、ビル?」
 「ハノイの北-西大勝利、フランス人は、彼らが失ったと我々に話していなかった二つの谷を取り戻した。絶体絶命のヴィエトゥミン死傷者数。未だに彼ら自身数えられもしないが、1、2週間以内に我々に知らせるだろう。」
 しみったれ大使館員が言った、「ヴィエトゥミンはファトゥ・ディエムに侵入し、大聖堂を焼き、主教を追い出したという噂がそこにある。」
 「彼らはハノイのその事を我々に話そうとしない。それは勝利ではない。」
 「我々の医療ティームの一つはナム・ディンの向こうへ到達できなかった、」パイルが言った。
 「君達はそれと同じ距離ほども下らなかった、ビル?」しみったれ大使館員は尋ねた。
 「あんたは僕が誰だと思うのか?僕は、喩え僕が限界を超えようと、表に出る発行部数を維持する通信員だ。僕はハノイ飛行場へ飛ぶ。彼らはプレス・カムプへ向かう車を我々に与える。彼らは、彼らが奪還したての二つの街の上を飛行して通過し、我々に三色旗が飛ぶのを見せる。そりゃあその高度では何か繕われた旗かも知れない。それから我々は記者会議を開催し、連隊長が我々が何を見て来たか、我々に説明する。それから我々は検閲官付きで我々の電報を申し込む。それから我々は飲むんだ。インド‐チャイナで最高のバーマン。その後我々は飛行機を捕まえて引き返す。」
 パイルは彼のビアに顔をしかめた。
 「君は君自身を過小評価する、ビル、」しみったれ大使館員が言った。
「何故って、ロウドゥ66のあの話ーそれを君は何と名付けた?地獄行きハイウエイーあれは典型的なプリトゥサだった。僕が意味するところを君は知ってるー排水溝に膝まづきながら、吹き飛ばされた彼の頭の付いた男や夢心地でほっついている君が見たその他・・・」
 「僕が実際彼らの臭いのするハイウェイに近付こうとするとあんたは思うの?」ステファン・クレインはそれを見もせずに戦争を描写できた。何故僕はしてはいけない?それはともかく単に地獄に落ちた植民地戦争に過ぎないからだ。もう一杯僕に飲み物をくれ。そしてそれから行って女の子を見付けよう。あんたは一着の長い裾を手に入れた。僕も一着の長い裾が欲しい。」
 僕はパイルに言った、「ファト・ディエムに関する噂にはそこに何かあるぞ、と君は思わないの?」
 「僕は知らない。それは重要ですか?僕は行ってちょっと見たい、」彼は言った、「もしそれが重要なら。
 「経済使節団に重要な?」
 「オウ、十分、」彼は言った、「貴方はしっかりした輪郭を描く事はできない。これらのカサリク教徒、彼らは共産主義者に対してかなり強気であろうとするのではありませんか?」
「彼らは共産主義者と取引きする。主教は彼の牛や竹を共産主義者から彼の建造物のために手に入れる。彼らは正確にはヨーク・ハーディングの第三勢力だ、と僕は敢えて言わない、」僕は彼を苛めた。
 「それはもう終わり、」ブランガが叫んでいた。「ここでは夜中(じゅう)無駄に出来ないぞ。僕は500人の女の館から遠ざかっている。」
 「もし貴方とフォンさんが僕と夕食を共にして下されば・・・」パイルが言った。
 「あんた方はシャレで食べるといい、」グランガは彼に割って入った、「僕が隣の女達を口説いている間に。いい加減にしろ、ジョウ、ともかくあんたらは男だ。」
 それはその時だったと僕は思う、男が何だと訝しく思い、僕は僕のパイルに対する初めての好意に触れた。彼はグランガから少しあちらを向いて座り直した、彼のビアマグを捩じりながら、決定的疎通の表情と共に。彼はフォンに言った、「貴女はこの商売の全てにうんざりしたと思うー貴女の国の事を言っているつもりなんだが?」
 「コメントゥを?」
 「君はミクと一緒でどうしようって言うの?」しみったれ大使館員は尋ねた。
 「ここに彼を残そう、」グランガが言った。
 「君はそんな事をしてはいけない。君は彼の名前すら知らない。」
 「僕達は彼をずっと連れて行けばいい。そして女達に彼を世話させよう。」
 しみったれ大使館員は騒々しい共有しているような笑い方をした。彼はTV上の顔のように見えた。彼は言った、「君ら若い人達は何を望むせよすればいい、しかし僕はゲイムに相対するには年を取り過ぎる。僕は彼を僕と一緒に家に連れて帰る。彼はフランス人だと君は言った?」
 「彼はフランス語を話すよ。」
 「もし君が彼を僕の車の中に入れられれば・・・」
 彼が運転して去って行った後、パイルはグランガと一緒に輪タクを拾い、フォンと僕はショロンへと道なりに追った。グランガはフォンと一緒に輪タクに乗り込もうと企んだが、パイルが彼の気を反らした。彼らが中国人街への長い郊外の道を下って僕達にペダルを踏むに連れ、フランス装甲車の列が横を通り過ぎた、星と黒く、滑らかな、窪んだ空の下、その突き出ている銃や船首像のように静止した、黙り込んだ将校―おそらくグランドゥ・モンデとショロンの賭博場を自由に動き回る私設軍隊、ビン・エクシュイエンとまた揉め事。これは反乱王の地。それは中世のイウアラプに似ていた。それにしてもここでアメリカの人達は何をしでかそうとしたのか?カラムバスは未だに彼らの国を発見していなかった。僕はフォンに言った、「僕はあの男パイルを気に入ってる。」
 「彼は冷静よ、」彼女は言った、そしてその形容詞、彼女が鼻っから使おうとするそれは、パイルの死について僕に話しながら、彼の緑色の目を曇らせてそこに座り、僕がヴィゴでさえそれを遣うのを聞くまで、男子生徒の名前のように突き刺さった。
 僕は僕達の輪タクをシャレの外に停め、フォンに言った、「中に入ってテイブルを探して。僕はパイルの後を追って注意を払ってやった方がいい。」それは僕の最初の直感だったー彼を守ろうとする。そこでは自分自身を守る必要性がより大きくなる、そんな事は僕の身に今まで振り掛かった事はない。
 天真爛漫は何時も無言で保護を呼びかける、僕達はそれに対して僕達自身を守るためにもっともっと賢明であろうとする時、天真爛漫は彼のベルを失くしてしまって、世界をさ迷い、何の害も意味しない口の利けないらい病患者のようだ。
 僕が500人の女達の館に着いた時、パイルとグランガは中に入った。僕は出入り口に入って直ぐの憲兵隊の部署で尋ねた、アメリカ人二人は?」
 彼は若い外人部隊の伍長だった。彼は彼の回転式連発拳銃を手入れするのを止め、出入口の向こうに向かって彼の親指を突き出した、ドイツ人に冗談を言いながら。僕はそれを理解できなかった。それは空に向かって開かれた巨大な中庭での休憩時間だった。何百人もの女の子達は、草の上に横たわったり、正座をして彼女達の仲間に話し掛けていた。四角い広場の周囲の小寝室にはカートゥンが引かれていなかったー一人の疲れた女の子が彼女の足首を交差したままただベドゥに横たわっていた。そこにショロンの苦悩があり、軍隊は兵舎内に閉じ込められ、そこに遂行されるべき任務などまるでなかった、肉体の日曜日。単なる戦闘、撹拌の節目、叫んでいる女達は風習が未だ生きている所を僕に見せた。僕は警察署の安全回復と格闘しながら彼のズボンを失くしてしまった特色のある訪問者のサイゴンの昔話を思い出した。一般市民のための援護はここには何一つないとそこにあった。もし彼が軍の領域を侵害する事を選択したら彼は彼自身の面倒を見、彼自らの道を外に探さなければならない。僕はテクニークを学んで来たー分割と統一を成すために。僕は僕の周りに集まった多勢の中の一人を選び、パイルとグランガ奮闘する所に向かって彼女をゆっくりと近付けた。
 「僕は年を取ってる、」僕は言った。「とても疲れた。」彼女はくすくす笑い押し進んだ。「僕の友達。」僕は言った、「彼はとても裕福で逞しい。」
 「貴方はずるい、」彼女は言った。
 僕はブランガが紅潮し意気揚々とした光景を目撃した、それは彼が彼の成人男子である事への感謝としてこの示威運動を必要としているかのようだった。一人の女の子が彼女の腕をパイルのに通し、場外へと徐々に彼を引っ張り出そうとしていた。僕は彼らの間に僕の女の子を押し入れ、彼に声を掛けた、「パイル、ここを出よう。」
 彼は彼女達の頭の上から僕を見て言った、「そりゃあ酷だ、酷だ。」それはラムプの灯りの悪戯だったかも知れないが、彼の顔がひどくやつれて見えた。彼は実際ひょっとしたら童貞だぞという事それが僕の脳裏を掠(かす)めた。
 「ついて来て、パイル、」僕は言った「グランガに彼女達を残して行こう。」僕は彼の手が彼の尻のパキトゥの方へ動くのを僕は見た。彼はピアスタとドル紙幣の彼のパキトゥを空にするつもりだ、と僕は心底思う。「馬鹿になるな、パイル、」僕は厳しく呼びかけた。「君は彼女達と取っ組み合いをしたいんだね。」僕の女が僕の方を振り返ると僕はもう一度彼女をグランガを取り囲む内側の輪の中に押した。「だめ、だめ、」僕は言った、「僕は貧しい、とても貧しいイギリス人だ。」その時僕はパイルの袖を掴み、彼を引きずり出した、釣られた魚のように彼のもう一方の腕の上にぶら下がっている女と一緒に。2、3人の女達は、伍長が見張りに立つ入口に着く前に僕達を阻止しようとしたが、彼女達は本気ではなかった。
 「僕はこの人と何をするんだろう?」パイルは言った。
 「彼女は少しでも面倒に関わりたくない、」するとその瞬間彼女は彼の腕を解いてグランガの周りの小競り合いの中に戻って飛び込んだ。
 「彼は心配はいらないでしょうか?」パイルは不安そうに尋ねた。
 「彼は彼が欲しかったものを手に入れたー尻尾をちょっと。」
 戸外の夜は目的を持った人々のように走り過ぎる装甲車の中隊だけで 実に静かに思われた。彼は言った、「ありゃあ酷だ。僕は決して信じない・・・」彼は悲しい畏敬の念と共に言った、「彼女達は可愛かった。」彼はグランガを妬んでいなかった、彼は何か良いものーや奇麗さや優美さは、確かに良い状態を形成するがー損われるか或いは冷遇されてしまう。パイルは彼の目の前にそれがある時、痛みを感じ取ってしまう。(僕はそれを冷笑として書いてはいない、結局そうならない僕達の多くがそこにいる。)
 僕は言った「シャレに戻ろう。フォンが待っている。」
 「僕は気の毒だ、」彼は言った。「僕はすっかり忘れていました。貴方は彼女を残して置いてはいけない。」
 「彼女は危険な目に遭わなかった。」
 「僕はただ思いました、グランガは安全に見えてしまうと・・・」彼はまた彼の物思いに耽けたが僕達がシャレに入った時、曖昧な嘆きと共に言った、「あそこに何人の男達がいるのか僕は忘れていた。」

フォンはダンスホールの縁のテイブルを僕達に取って置き、オーキストラが5年前にパリスで流行っていたある曲を演奏していた。二組のヴィェトゥナム人のカプルが踊っていた、小さい、きちんとした、よそよそしい、僕達と調和出来なかった文化雰囲気で。(僕は一人に覚えがある、インド‐チャイナ銀行出身の会計士と彼の妻。)彼らはこれまで、誰もが思った、無頓着に装い、悪い言葉を遣い、だらしない情熱の食い物にされた事はなかったと。もし戦争が中世風に見えたら、彼らはこれから18世紀のようだった。彼の暇な時オーガスタンを書く事をファム‐ヴァン‐トゥに誰もが期待したが、僕は彼がワーズワースの生徒で自然の詩を書くとたまたま知った。彼がダラトゥで過ごした彼の休日、彼はイギリスの湖の雰囲気になれる最もそれらしい所。彼は一回りして来た時、少しだけ頭を下げた。どのようにグランガが50ヤーズの道を上手くやって来たのか僕は不思議だった。
 パイルは下手なフランス語で彼女を待たせた事を詫びていた。「これは失礼しました、」彼は言った。
 「貴方は何処にいたの?」彼女が尋ねた。
 彼は言った、「僕はグランガを家に見送っていた。」
 「家に?」僕は言いながら可笑しくなった、するとパイルは僕が別人のグランガでもあるかのように僕を見た。突然僕は彼が僕を見るに連れ、僕は僕自身を振り返った、中年の男、愛する事に於いて気品を欠いた、グランガほど騒々しくはない多分、が、ずっと皮肉屋で純真さから遠く、そして僕は一瞬フォンを見た、僕が彼女を最初に見た時のように、グランドゥ・モンドゥで僕のテイブルをダンスをしながら通り過ぎた白い舞踏会ドゥレスに包まれ、18歳、申し分のない全欧的結婚を決定付けられて来た姉によって見守られていた。アメリカ人はティキトゥを買え、彼女にダンスを申し込めた、彼は少し酔っていたー有害ではなく、そして僕は想像するのだが、彼は国に不慣れで、グランドゥ・モンドゥのホステス達は売春婦だと考えた。彼らが初めてフローを周った時。彼はあまりにもぴったりと彼女を抱き寄せていた、するとその時突然そこに彼女が現れ、彼女の妹を引き連れ、座るために引き返そうとしていた、そして彼は取り残され、ダンサ達の間で立往生し呆然とした、何があったのか、何故なのか気付く事もなく。僕が知らなかった名を持つ女の子は静かにそこに座った、時折りオリンジ・ジュースを啜りながら、彼女自身を完全に保ちながら。
 「名誉を得ることが出来ますか?」パイルはひどいアクセントゥで言っていた、そして少し後、部屋の他の端で黙って踊っている彼らを僕は見た、パイルは彼から随分離して彼女を掴んでいるので、貴女は、今にも接触を断つのではと彼に期待した。彼はかなり下手なダンサで、彼女はグランドゥ・モンドゥでの彼女の日々に僕が今までに知った最高のダンサだった。
 それは長い失望させるばかりの求愛だった。僕が結婚や一つの決着を提供してもよかったら、何もかも簡単だっただろう、そうして姉は静かに如才なく離れた所へ逃れようとした、僕達が一緒に居た頃は何時も。しかし僕が暫く一人なのか、頻繁に彼女を見かける以前に3ヶ月が過ぎた。マジェスティクのバルカニで、隣の部屋の彼女の姉妹は僕達が何時入るつもりか尋ね続けた。フランスからの貨物船は火炎信号の明かりによってサイゴン川に荷を降ろされ、輪タクのベルが電話のようになった鳴った、僕は若い未経験の馬鹿だったかも知れない、僕は言うべきを見付けたのに。僕はカティナトゥ通りの僕のベドゥに望みを失くして帰り、4か月後、彼女が僕の側で横になり、息の合間に少し驚いたかのように笑った、彼女が期待する事は全くなかったから。
 「ファウレアさん、」僕は踊る彼らを見ていて、他のテイブルから僕に合図する彼女の姉妹を見なかった。そこで彼女はやって来て僕はしぶしぶ座るように彼女にお願いした。僕達は彼女がグランドゥ・モンドゥで病気に見舞われ、僕がフォンを家に送った夜以来、親しくしていなかった。
 「私は丸一年貴女を見なかったわ。」彼女が言った。
 「僕は随分頻繁にハノイで留守だった。」
 「貴方の友達はどなた?」彼女が尋ねた。
 「あいつはパイルという名だ。」
 「彼は何をしているの?」
 「彼は米国経済使節団に所属している。君はその種の事情を知っているー飢えている針子のために電動縫製機を。」
 「そこにいくらかあるの?」
 「僕は知らない。」
 「しかし彼らは縫製機を使わない。彼らが住んでいる所にはどんな電気製品もないだろう。」
 「彼女は実に文字通りの女性だった。」・
 「君はパイルに聞いた方がいい、」僕は言った。
 「彼は既婚者?」
 僕はダンス・フローを見た。「それは、彼が今までこのくらいは婦人に近付いた事があるという事だと僕は言うべきだろう。」
 「彼は随分下手に踊るのね。」彼女が言った。
 「そうだね。」
 「私、少しの間貴方と座っていていい?私の友達はとても退屈なの。」
 音楽が止まり、パイルはフォンにかたぐるしそうにお辞儀をした、それから彼女を後ろに導き、彼女の椅子を引き出した。彼の形式ばった行為は彼女を喜ばせたと僕は話して置こう。僕に対して彼女が話している事の中に、彼女がどれほど淋しい思いをしたかと僕は考えた。
 「これはフォンの姉妹、」僕はパイルに言った。「ヘイさん。」
 「僕は貴方に会えてとても嬉しい、」彼は言い、顔を赤らめた。
 「貴方はニューヨークからいらっしゃったの?」彼女が尋ねた。
 「いいえ。ボストンから。」
 「それも合衆国の中にありますか?」
 「オウ、そう、そう。」
 「貴方のお父様はビジネスマンですか?」
 「いいえ、実のところ。彼は教授です。」
 {先生?」彼女は多少落胆した様子で尋ねた。
 「そうです、彼は或る種の権威です、貴女は御存知です。人々は彼に意見を求めます。」
 「健康について?彼は医師ですか?」
 「医者というそんなもんではありません。彼は工学博士です、しかし。彼は水面下の浸食全般に詳しい。それはどういう事か貴女は知っていますか?」
 「いいえ。」
 パイルはヒューマで曖昧な狙いを持って言った、「さて僕がそれについて話す、それをお父さんに任せよう。」
 「彼はここにいるの?」
 「オウ、いや。」
 「だけど来ようとしてる?」
 「いいえ。それは只の冗談でした。」パイルは申し訳なさそうに言った。
 「貴女は他にも終いを授かりましたか?」僕はミス・ヘイに尋ねた。
 「いいえ、どうして?」
 「それじゃあ貴女はパイルの結婚の能力を調査しているかのように響く。」
 「私にはたった一人妹がいるだけです、」ミス・ヘイは言い、彼女は彼女の手をフォンの膝の上で重そうに下に抑えつけた。
 「彼女はサイゴンで最も美しい女です、」ミス・ヘイは言った、彼女は彼を叱っているかのように。
 「僕はそれを信じられます。」
 僕は言った、「僕達がディナを注文する番です。サイゴンで最も美しい女だって食べなければなりません。」
 「私はお腹が空いていないわ、」フォンが言った。
 「彼女は繊細です、」ミス・ヘイは断固として続けた。彼女の声の威嚇的調子がそこにあった。「彼女には世話が要ります。彼女は世話をするだけの値打ちがあります。彼女はとてもとても忠誠です。」
 「僕の友人は幸運な男です、」彼は重々しく言った。
 「彼女は子供達を愛します、」ミス・ヘイが言った。
 僕は笑い、その時パイルの目を捕えた、彼はショクを受けた驚きで僕を見ていた、すると突然、ミス・ヘイが何を言おうとしたかに彼は心から関心を寄せているという事、それが僕の頭に浮かんだ。僕がディナを注文している間に(フォンは僕に空腹ではないと僕に話したが、僕は知っていた、彼女は2個の生卵付き上等のステイク・タータとその他の物を平らげる事ができた)、僕は子供達についての疑問を真面目に討論している彼に耳を傾けた。「僕はたくさんの子供が欲しいと何時も思ったものです、」彼が言った。「大家族には不思議なほど関心があります。それは結婚の安定性に寄与します。それに子供にとってもいい。僕は一人っ子だった。一人っ子である事、それは大いなる不利益です。」僕は前に彼がこれほど多く話すのを聞いた事がない。
 「貴女のお父様は何歳ですか?」ミス・ヘイが貪欲に尋ねた。
 「6‐9。」
 「年を取った方々は孫を愛します。私の姉妹が彼女の子供に恵まれても両親がいないという事で、それはとても悲しい。何時かその日はやって来ます、」彼女は僕への悪意の一瞥と共に付け加えた。
 「貴女方どちらにもない、」パイルが言った、寧ろ不必要と僕は思った。
 「私達の父親は非常に立派な家系の出でした。彼はフエの官吏でした。」
 僕は言った、「僕が貴方がた全員のディナを注文しました。」
 「私はいいのに、」ミス・ヘイが言った。「私は私の友達の所に行かなければならない。私はパイルさんにまた是非会いたいわ。多分貴方ならそれを何とかして下さるわね。」
 「僕が北から帰ってなら、」僕は言った。
 「北へ行くつもりですか?」
 「僕が戦争を一見するに、そりゃあ適している時だものと僕は思う。」
 「しかし記者はすっかり引き上げています、」パイルが言った。
 「それが僕にとって最高の機会だ。僕はブランガに会いたくはない。」
 「その時貴方は私と私の姉妹と一緒に来てディナを食べるしかないわよ、ファウレアさんが行ってしまわれる時。」彼女は気難しい礼儀正しさで付け加えた、「彼女を元気付けるために。」
 彼女が去った後、パイルが言った、「何て実に素敵な洗練された女性なんだ。それに彼女はとても上手に英語を話す。」
 「私の姉妹は嘗てシンガポーに仕事で居たと彼に話して、」フォンは誇らしげに言った。
 「本当に?どんな種類の仕事?」
 僕は彼女のために訳した。「輸出入。彼女は速記が出来ます。」
 「僕達は経済使節団に彼女のような方がもっといたらと僕は願っています。」
 「私が彼女に話します、」フォンが言った。彼女はアメリカの方達のために働きたがります。」
 ディナの後、彼らは又踊った。僕もまた下手なダンサで僕はパイルほど自意識過剰ではなかったー或いは僕がそれを所有して来たのか、僕はあやふやだった。、第一その頃、何時僕はフォンと恋仲になったのか?彼女に話し掛ける好機を運良く得て僕がフォンと踊った時、ミス・ヘイの病気という記念すべき夜以前、グランドゥ・モンドゥで何度も機会はあったはずだ。パイルはフローを一周するようなそんな機会を二度と得る事はなかった、彼は少しリラクスしていた、それが全てだった、そして彼女を腕の長さより短めに掴んでいたが彼らは二人共黙っていた。突然彼女の足を見ながら、実に軽やかで精密で彼のすり足の足遣いの教師、僕は再び恋しくなった。1時間、2時間以内に、彼女が共有の囲いと踊り場でしゃがんでいる老婦人達のいるあの薄汚い部屋に、僕の所に戻って来る事になろうなんてほとんど僕は信じられなかった。
 僕は嘗てファトゥ・ディエムに関する噂を聞いた事もなかったのならなあ、或いは噂がフランス海軍将校と僕の友情は無検閲、無規制を差しはさむ事を許そうとする北の或る場所より何処か他の町と関係があったというのならなあと思った。「新聞の特ダネ?」あの頃世界が読みたがった全てはカリアだった。死のチャンス?フォンが毎晩僕の側で眠る時、何故僕は死にたがってしまうのか?しかし僕はその疑問に対する答えを知っていた。子供の頃から僕は永久不変を信じた事がなかった、それでもなお僕はそれに恋い焦がれた。何時も僕は幸せが遠のく事を恐れた。今月、来年、フオンは僕を残して去ってしまうだろう。来年でなければ三年以内に。死には僕の世界で唯一の決定的な値打ちがあった。命を失えば、人は永遠に二度と失うものは無くなる。神を信じられるそれらのものを僕は妬み、僕はそれらを妨げる。彼らは彼らの勇気を不変と永続の神話で維持していると僕は感じた。死は神よりずっとずっと確かで、死を道連れに、そこでは愛の日常的可能性はもはや廃れる事はないだろう。退屈と無関心という未来の悪夢は引き上げるだろう。僕は平和論主義者にはなれず仕舞いだ。人を殺す事は計り知れない利益を確実に彼に与える事だった。オウそうだ、人々は何時も、何処でも、その敵を愛した。それは彼らが痛みと空虚を失わずにいる彼らの友だった。
 「貴方からミス・フオンを借りた事をお許し下さい。」パイルの声が語った。
 「オウ、僕はダンサじゃない、だけど彼女のダンスを見ているのは好きなんだ。」人は何時もまるで彼女がそこにいないかのように第三の人物に彼女の事をそれらしく話す。時々彼女は、平和に似て見えないと思ってしまう。
 その夕べの最初のカバレイが始まった、歌手、手品師、カミーディアンー彼は非常に猥褻だった、しかし僕がパイルを見た時、彼は明らかに隠語について行けなかった。彼は、フオンが笑った時に笑い、僕が笑う時にはぎこちなく笑った。「グランガは今何処にいるんだろう、」僕は言った、するとパイルが咎めるように僕を見た。
 その時夕べの出し物の番が来た、女の役者一座。ヒプを揺らしながら、時代を遡ったスラクスとスエタで、下顎がちょっと猥褻な、一日の内にカティナトゥの街中を徒歩で行き来する大勢の彼女らを僕は見た事があった。今や低俗なー裁断のイヴニング・ドゥレスを着て、偽物の宝石類、偽物の乳房やしゃがれた声を伴って、少なくとも彼らはサイゴンの大半のイウアラプ女性と同じように望ましく見えた。若い空軍将校のグループは彼女らに口笛を吹き、彼女達は魅惑的笑みを返した。僕は突然のパイルの抗議の激しさに驚かされた。「ファウラ、」彼は言った、「行きましょう。僕達は十分楽しんだでしょ?これはちょっと彼女に相応しくない。」

4

大聖堂のベル・タウアから戦闘は単なる絵のような美しさで古い挿絵付きランドン・ニューズの中のボウア戦争の全景に似た配置だった。飛行機は石灰岩の中で孤立した部隊への補給品をパラシュートゥで降下させていた、アンナム国境線上のそれらの奇妙な、風雨で浸食された山脈、それは軽石の堆積のように見える、というのはそれは常にその滑走のために同じ所に戻って来たから、それはこれまで移動した可能性はなく、パラシュートゥは接地半ばで何時も同じ地点のそこにあった。平野から臼砲( 迫撃砲)が変わる事なく上がった、石と同じような切れ目のない煙、そして市場では日光の中で炎が青白く燃えていた。パラシュートゥで降下する人々の小さい人影が水路に沿って一列縦隊で移動したが、この高度では彼らは静止しているように見えた。塔の隅に座った牧師でさえ、彼が彼の祈祷書の下で音読するように、彼の位置を変えなかった。戦争はその距離では非常に整然としてクリーンだった。
 僕は夜明け前にナム・ディンから上陸用舟艇で入った。僕達が海軍基地上陸できなかったのはそこは60ヤーズの範囲を完全に包囲した敵によって切り離されていたから、そこでボウトゥを上げて燃え上っている市場の側に駆け込んだ。僕達は炎の明かりの中で容易な的だったがある理由のために誰一人燃えなかった。全ての物が燃えている露店のドスンと倒れる音とパチパチという音を除いて。川の辺でセニガールの歩哨が彼の構えを変えるのが僕には聞こえた。僕は攻撃以前の時代のファトゥ・ディエムをよく知っていたー木製露店の一本の長く狭い通りは、水路、教会と橋によって100ヤーズ毎に細かく区切ってあった。夜にはそこは蝋燭や小さいオイル・ラムプによってのみ灯りが点された(フランスの将校の宿舎の中以外ファトゥ・ディエムのそこに電気はなかった。)、昼も夜も通りには人が押し寄せ、騒々しかった。その不思議な中世の遣り方で、君主主教の幻や保護の下、それは国中で最も生き生きとした街だったが、今僕は上陸し、将校の宿舎に向かって歩いて行くと、そこは殆ど廃墟だった。瓦礫と割れたグラスと燃えた塗料と壁土の匂い、長い通りには目が届く限り人気がなかった、それは空襲警報解除の合図後の早朝のランドンの往来を僕に思い出させた。誰もがプラカードゥ「破裂しなかった爆弾」を見ようとした。
 将校の家の正面の壁が吹き飛ばされ、通りの向こう側の家々は廃墟になっていた。ナム・ディンから川を下りながら、何があったかリエウテナントゥ・ペラウドゥから僕は教えて貰った事がある。彼は真面目な若者、フリーメイスン、そして彼にとってそれは彼の会員達の盲信への審判に似ていた。ファトゥ・ディエムの主教は嘗てイウアラプを訪れ、そこでファティマの聖母マリアに対する信仰を得たー姿を見せた聖母マリアの有様、だからロウマン・カサリクは信じる、ポーツグルで子供達の前に。彼は家に帰った時、彼は彼女の名誉を讃えて大聖堂の構内に洞穴を作り、彼は彼女の祝祭日を行列で毎年祝った。フランスとヴィエトゥナム軍の負担に連隊長との関係は当局が主教の私的軍隊を解隊した日から何時も緊張を強いられた、今年連隊長はー彼は主教に幾らか同情した、彼らのどちらにしても彼の国はカサリシズムよりもっと重要だったからー友好の素振りを見せ、行進の前列で彼の上級将校と一緒に歩いた。聖母マリアの名誉を讃えるためにファトゥ・ディエムにはより大きくなった群衆が集まる事はもう今はなかった。仏教徒の多くでさえー彼らは人々の約半分を構成したー楽しみを失う事に耐えられなかった、それに神にも仏にもどちらにも信仰心を抱かなかったそれらのものは何故かこれらの旗全てや香の‐火口や黄金の聖体顕示台がそれらの発祥地から戦争を維持しようとするだろうという事を信じた。それが主教の軍隊の残された全てだったー彼のブラス・バンドゥー、が行進を率いた、それに連隊長の命令によって敬虔なフランス人将校らが、大聖堂の構内へと入口を通って、大聖堂の前の小さな湖の島に立つ神聖・ハートゥの白い像を過ぎ、ベル・タウアの下で東洋風の翼を広げる事と共に、たった一本の木から形作られたその巨大な支柱と祭壇の緋色の漆細工を持ち、クリスチャンより多いブディストゥらが、彫刻された木造の大聖堂の中へと少年聖歌隊員のように従った。水路の間の全ての村から、あの低地の国から、若い緑色の米の‐発芽と金色の収穫が、チューリプや風車の教会に取って代わる風景、人々が押し寄せた。
 誰も行列に加わっていたヴィエトゥナムの代理人に気付かなかった、そしてあの夜、主(おも)だったカミュニストゥ大隊が石灰岩の山道を通って、トンキン平野へと移動した時、山中の頭上のフランス前哨部隊によってどうしようもなく見守るだけだった、進軍代理人はファトゥ・ディエムで一撃を食らわした。
 4日後の今、パラシュートゥで運ぶ人々の援護で、敵は街周辺半マイル後方に押された。これは負けだった、どんなジャーナリストゥも許されず、どんな電報も送られるはずもなく、新聞は勝利だけを運ばなければならない。当局はもし彼らが僕の目的を知ったらハノイに僕を足止めしただろうが、お前が司令部から更にそれ以上手に入れれば入れるほどカントゥロウルがずさんになり、お前が敵の射撃の範囲内に入る時、お前は歓迎される客だーハノイのエタトゥ少佐にとって何が脅威だったか、ナム・ディンの全連隊長への心配、戦場の中尉に対する悪ふざけ、気晴らし、外界からの関心の的だ、それで祝福された数時間、彼は彼自身を少し脚色可能で、間違った英雄的脚光の中で彼自らでさえ負傷し死んでいるかのように思う。
 牧師は彼の祈祷書を閉じて言った、「さあ、あれは終えられる。」彼はイウアラプ人だったがフランス人ではなかった、主教は彼の教区でフランス人牧師を大目に見て来たから。彼は弁明して言った、「私はここに上がって来なければならない、貴方は分かって下さる、それらの貧しい人々全てから、わずかな静寂をと。」臼砲の音は次第に短くなるように思えた、或いは多分それはついに応酬している敵だったか。不慣れな困難は彼らを捜す事だった、そこには1ダズンの狭い最前線があり、水路の間に、農場のビルディングと稲田の間に無数の待ち伏せの機会があった。直ぐ近く、僕達の下、立ち、座り、横になったファトゥ・ディエムの全人口。カサリク、ブディストゥ異教徒達、彼らは彼らの最も価値のある財産全てを荷造りしたー料理用ストウヴ、ラムプ、鏡、洋服ダンス、数枚の敷物、神聖な絵ーそして大聖堂の構内へと移動させた。北のここに闇が訪れた時、季節はひどく身を切るように寒いだろう、そして既に大聖堂は溢れていた、そこはもはや隠れ場ではない、ベル・タウアへの階段の上でさえどのステプも占領し、何時も大勢の人々が門を抜けると押し合いへし合いしていた、彼らの赤ちゃんや家族の物を運ぼうとして。彼らは信じた、彼らの宗教が何であろうと、ここでは彼らは安全だろうという事を。僕達が見守っている間、ヴィエトゥナムの軍服姿のライフルを持った若者が、彼の行く手を突っ切った。彼は牧師に止められ、その人は彼から彼のライフルを奪った。僕の側で神父が説き明かすように言った、「私共はここでは公平無私です。これは神の領域です。」僕は考えた「それは聞いた事もない貧弱な住民数です、神は彼の王国の中で寒さ、飢餓に脅えた」ー『私はどのように私達がこれらの人々を養っていけばよいのか分からない、』牧師は僕に打ち明けたー「偉大な王ならそれよりずっと良くなるだろうと貴方はどうしても考える。」しかしその時僕は思った、「喩え人が何処へ行こうとそれは何時も同じだー最も幸福な集団を持つ者、それが最も力強い支配者というわけではない。」
 下では小さな店が既に準備されていた。僕は言った、「それは巨大な慈善市のようだね、それにしても一つの笑顔もない。」僕氏が言った、「彼らは昨夜恐ろしく冷えた。私共は修道院の門を閉めて置くしかない、そうしなければ彼らが私の所に押し寄せます。」
 「貴方がたはここの中を全て暖かくしているんですか?」僕は尋ねた。
 「さほど暖かくはありませんが。それに私共は彼らの10分の1のために部屋を持つことがありません。」彼は続けた、「私は貴方が何を考えているのか分かります。しかし良くして置く事、それは僕達の何人かにとって不可欠です。私共はファトゥ・ディエムで唯一の病院を持ち、我々の看護婦に限りこれらの修道女です。
 「それで貴方がたの外科医は?」
 「私に何かできれば私がします。」僕は彼のスーターンが血で汚れているのをその時見た。
 彼は言った、「貴方は私を捜すためにここに上ったんですか?」
 「いえ、僕は僕の進路を把握したかったんです。」
 「私が貴方に尋ねたのは僕は昨夜ここに男が上がるがままにしました。彼は懺悔に行こうとしました。彼は幾分脅えていました、貴方はご存知でしょうが、彼は水路沿いに見てしまったもので。誰も彼を咎められなかった。」
 「それはそこに沿ってひどいんですか?」
 「落下傘部隊が十字砲火で彼らを捕まえました。哀れな魂。多分貴方は同じことを感じていたと私は思いました。
 「僕はロウマン・カサリクではありません。僕は、貴方は僕をクリスチャンとさえ呼べないと思います。」
 「人に対してどんな恐怖を及ぼすにしても、それはおかしい。」
 「それは僕に対してそんな事をしない。喩え僕が全面的にどんな神でも信じるにしても、僕は懺悔という考えを、それでもなお疎んじてしまいます。貴方がたの箱の一つに膝まづく事を。他の人に僕自身を晒す事を。「貴方は僕を許すしかない、神父、しかし僕にはそれは不健全に思えますー男らしくないとさえ。」
 「オウ、」彼は快活に言った、「貴方はいい人だと私は思います。貴方はこれまでに後悔する事が随分あったんだと私は想像しません。」
 僕は教会に沿って見た、それらは海の方向へと水路の間にむらなく並んで駆け下りていた。二番目のタウアから明かりがパッと点いた。僕は言った、「貴方は貴方がたの全ての教会の公平無私を保たなかった。」
 「それは可能ではありません、」彼は言った。「フランスは単独大聖堂の構内から立ち退く事に同意しました。我々はこれ以上宛てにできない。貴方が見ているそれは外人部隊です。」
 「僕は行ってみます。グドゥ‐バイ、牧師。」
 「グドゥ‐バイそして幸運を。狙撃手に気を付けて。」
 僕は外に出るために群衆を搔き分けて我が道を押し進んだ、湖や長い通りの中にその砂糖のような広げた腕を持つ白い像を過ぎて。僕はそれぞれの道をほぼ1マイルの4分の3に亘って見渡せた、するとそこには僕を除いてその範囲に二つだけ生きている存在があったー通りの端をゆっくりと上手へと離れて行く偽装ヘルメトゥの準備完了状態のステン・ガンを持った兵士二人。僕はその生存者に言う、何故なら道路にその頭がある一つの死体が入り口に横たわっていたから。そこに集(たか)っている蝿の唸り声とどんどん微かになる兵士のブーツのぴちゃぴちゃという音が唯一の物音だった。僕は僕の頭を背けながら死体を過ぎると足早になった。数分後、僕が振り返ると僕の影を連れて僕は全く一人きりだった、そしてそこには僕が作り出す音以外何の物音もしなかった。。僕は発砲している射撃上の標的であるかのように僕は感じた。もし何かがこの通りで起こったら、僕が拾われる前に、集ろうとする蝿のための猶予、それには随分間があるかも知れないという事、それがの僕の脳裏に浮かんだ。
 僕は二つの水路を渡り切った時、僕は教会に導かれるように方向転換した。1ダズンの男達はパラシュウト部隊の偽装をして地面に座っていた、二人の将校が地図を調べている間に。僕が彼らに加わった時、誰も何の注意も僕に払わなかった。一人の男、彼は携帯用無線電話の長いアンテナを身に着けていた、が言った「僕達はもう移動できる、」そして皆立ち上がった。
 僕は、僕が彼らに同行できるかどうか、僕なりの下手なフランス語で彼らに尋ねた。この戦争の強みは、イウアラプ人の顔は戦場でそれ自体パスポートゥに代わって証明したという事だった。イウアラプ人は敵の代理人に嫌疑を掛けられるはずがなかった。「貴方は誰?」中尉が尋ねた。
 「僕は戦争の事を書いています。」僕は言った。
 「アメリカ人?」
 「いいえ、イギリス人。」
 彼は言った、「それは非常に簡単な事です、しかしもし貴方が我々と一緒に来るつもりなら・・・」彼は彼の鋼鉄製ヘルミトゥを脱ぎ始めた。「いや、いや、」僕は言った、「それは戦闘員用です。」
 「貴方の好きなように。」
 「僕達は単一の伍をなして教会の後ろに出て行った、中尉が先導して、両側面上に見回りと接触するため携帯用無線電話を持った兵士のために水路の‐土手の上で少しの間、行軍を止めた。臼砲弾が僕達の上で炸裂し、視界の外で爆発した。僕達は教会の裏で更に多くの人々を拾い、今やおよそ30人強になった。中尉は低い声で僕に説明した、彼の地図に指を刺しながら、「300人がこの村の中で、今、報告されたところだ。多分、今夜中に集結する。我々は知らない。誰もまだ彼らを見付けていない。」
 「どのくらいの距離?」
 「300ヤーズ。」
 指示が無線で届き、僕達は無言で進んだ、右の方向に真っ直ぐな水路、左に低い茂みと田園また茂みを繰り返して。「全て通過、」
中尉は、僕達が出発した時、元気付けようとする高まりを持って耳打ちをした。40ヤーズ進み続け、別の水路、端の左側にある何かを持った、レイルのない一本の厚板が、僕達の前方を横切って走っていた。中尉は配置に就くよう僕達に身振りで合図し、30フィートゥ離れた、厚板を越えた所、僕達は前方未確認の領域に直面してしゃがみ込んだ、男達は水面を見た、するとその時、指揮の一言によって、皆一斉に、彼らはそっぽを向いた。一瞬、僕は彼らが何を見たのか分からなかったが、僕が見た時、僕の心は後戻りした、僕は何故か分からない、シャレや女性の声色遣いや口笛を吹いている若い兵士やパイルが言う、「これはちょっとふさわしくないへと。
 水路は死体で溢れていた、僕は余りにもたくさんの肉を詰め込んでいるアイアリシュ・スチュウを直ぐに思い出させられる。死体は一部重なり合っている、一つの頭部、アザラシの‐灰色をした、それに剃られた頭皮を持った囚人のように匿名の、がブーイのように水面から突き出ていた。そこに血はなかった、それは随分前に流れ去ってしまったと僕は想像した。僕にはそこにどのくらいあったのか思いも寄らない、彼らは十字砲火に襲われたに違いなかった、引き返そうとして、土手沿いの僕達全員が考えていたと僕は思う、「二人はそのゲイムで遊べる。」僕もまた僕の目を反らした、僕達は、僕がどんなに小さく、如何に性急に、単純に見積もったかを思い出させられたくなかった、そうして名も明かさず死は訪れた。僕は行為のヴァージンのように恐れた。しかるべき警告と共に来るまで死を好んだだろう、僕が僕自身を覚悟させられるように。何のために?僕は分からなかった、或いはどのようにして、些細な事でも周囲をちょっと見る事によって以外、僕はそのままにして置こうとするだろう。
 中尉は携帯用無線電話持った男の側に座ると、彼の足の間の地面を見つめた。計器が指示をパチパチ鳴らし始め、溜息をついて彼は眠りから起こされたかのように彼は立ち上がった。そこには移動に関する奇妙な同志の交わりがあった、彼らは任務に一様に従事したかのように、彼らは意に沿わなくても機会を揃ってものにして来た。誰一人何をすべきかを語られるのを待つ者はいなかった。二人の男が厚板を整備し、それを渡ろうとしたが、彼らは彼らの兵器の重さによってバランスが崩れ、またがって座り、一時に数インチずつ向こう側に彼らの道をじわじわ進まなければならなかった。他の男は水路に下りるひどい薮に隠された平底小舟を見付け、彼は中尉が立つ所へとそれを動かした。僕達の内6名が乗り込み、彼は別の土手に向かって棒を使い始めたが、僕達は死体の群れの上を走り、突き刺した。彼は彼の棒で押しのけた、それをこの人間粘土の中に沈めながら、すると一つの死体が、日に晒されて横たわりながら入浴する人のようにボウトゥの傍らでその全長を解放され浮き上がった、それから再び僕達は自由になって、一度もう一方の側の上を僕達はごちゃ混ぜにした、後方を見る事もなく。砲弾は全く放射されなかった、僕達は生きていた、死はおそらく次の水路と同じくらい遠くまで撤退してしまった。僕は僕の真後ろの誰かが大真面目で「ありがたい。」と言うのを聞いた。中尉を除くと彼らはその大多数がドイツ人だった。向こうに農場‐ビルディングの一群があった、中尉は真っ先に入った壁に沿って進みながら、そして僕達は一つの縦列、6フィートゥの間隔で従った。それから男達は再び指示なしに農場の至る所に散らばった。命はそれを見捨ててしまっていたー一羽のめんどりさえ後に残されていなかった、何が居間であったにしても、壁に掛かっているのは、神聖ハートゥと母と子の二つのぞっとする油絵風版画だった、それはビルディング群に全ての今にも崩れそうなイウアラプの雰囲気を与えた。誰もがこれらの人々は、喩え誰が彼の信仰を分かち合わなくても、彼らは人間で、ただの灰色の水を抜き取られた死体ではない事を知っていた。
 おおよそ戦争は周りを囲んで居座り、何をするでもなく、誰か他の者を待っている。貴方が残した時間の意義に何の保証もなく、貴方には思考の列車さえ発車する価値、それがあるようには思えない。前に随分頻繁に彼らがした事をしながら、歩哨らは出動した。僕達の前方で動き出した何かは敵だった。中尉は彼の地図に印を付け、僕達の位置を無線(レイディオウ)で報告した。正午の静けさが垂れ下がった、臼砲まで治まり、空に飛行機もなかった。一人の男が農場の泥の中で小枝を持っていたずら書きをした。暫く、それは戦争によって忘れられていたかのようだった。僕はフオンが僕のスーツを洗濯屋に送ってくれていたらと願った。冷たい風が囲い地の麦わらを波立たせ、一人の男が彼自身を楽にさせるために納屋の後ろに控えめに向かった。僕はハノイの英国領事に彼が僕にくれたフイスキのボトゥル代金を払って置いたかどうか思い出そうとした。
 二発の弾丸が僕達の戦線に発射され、僕は思った、「これがそれだ。やっとそれが来る。」それは僕が望んだ警告の全てだった。僕は待ち受けていた、快活の自覚と共に、永久的事柄を。
 しかし何も起こらなかった。もう一度僕は「その出来事を越えて覚悟した。」長い数分の後、歩哨の一人が加わり、中尉に何かを報告した。僕はそのフレイズ「二人の民間人。」が引っ掛かった。
 中尉は僕に言った、「僕達は行ってみるつもりだ、」そうして歩哨に従いながら僕達は二つの田んぼの間の泥濘が広がり過ぎた小道に沿って僕達の行く手を精選した。農場ビルディングを越えて20ヤードゥ、狭い用水路の中に、僕達は、僕達が捜していたもの、女の人と小さい男の子に出会った。彼らは非常に清らかに死んでいた、女の人の額に血の小さなきちんとした固まり、そして子供は眠っていたのかも知れなかった。彼は6歳くらいで、彼はやつれ切った彼の小さな骨ばった膝を抱える子宮の中の胎芽のように横たわっていた。「 、」中尉が言った。彼は下に向けひっくり返した。彼は彼の首の周りに神聖なメドゥルを着けていた、そして僕は僕自身に言った、「   。」彼の死体の下にパンの齧りかけがそこにあった。僕は思った、「僕は戦争を憎む。」
 中尉は言った、「君は十分見た?」無作法にもの言いをして、ほとんど僕がこれらの死に責任があったかのように。多分兵士には一般市民は殺すために彼を雇うのに、給料袋に殺人の罪を同封して責任を逃れるのに持って来いの人だ。僕達は歩いて農場に引き返し、麦わらの上に無言で再び腰を下ろした、風が止み、動物のようにそれは闇が近付いているのを知っているようだった。いたずら書きをしていた男は彼自身を楽にし、彼自身を楽にした男はいたずら書きをしていた。僕は、静寂のそれらの時に、見張りが配置された後、いかに彼らは水路から移動する事、それが安全だと信じるしかなかったかを考えた。僕は彼らがそこに長く位置したかどうかしらと訝しく思ったーパンはひどく乾燥していた。この農場はおそらく彼らの家だった。
 無線が再び作動していた。中尉は疲れて言った、「彼らは村を爆破しようとしている。パトゥロウルが夜間召集される。」僕達は立ち上がり、僕達の道程を遡り始めた、死体の群れの周りを再び棒で突きながら、教会を過ぎて列を作って行進しながら。僕達はそんなに遠くに行っていなかった、単なる成果としてそれらの二つの殺害に伴って辿った事、それは長いだけの事はある道程のように思えた。爆弾投下が始まった時、飛行機が現れ、僕達の背後に去った。
 闇は僕が将校の兵舎に着いた頃までに落ちた、そこで僕は夜を過ごしていた。気温はゼロの上のたった一度、そして靴底ウォームスは紛れもない市場のどこにでもあった。バズーカによって壊された一つの壁と一緒にドアがたわみ、帆布のカートゥンでは隙間風を遮る事はできなかった。電気発動機が動いていなくて僕達は蝋燭が燃え続けるように箱や本のバリケイドゥを作る事にした。僕はカミュニストゥ貨幣目当てにソレル大尉と421をした。僕はどさくさのゲストゥだったから飲み物代を払うのはそれは可能ではなかった。運は疲れて戻ったり遠のいたりした。僕は少し僕達を暖めようとして僕のフイスキのボトゥルを開け、他の者達も周りに集まった。連隊長は言った。「これは僕がパリを後にしてから僕が飲む一杯目のフイスキだ。」
 中尉が歩哨達の輪から入って来た。「多分僕達は静かな夜を持つだろう。」
 「彼らは4時前に攻撃しない、」連隊長は言った。「君はガンを持っているか?」彼が僕に尋ねた。
 「いいえ。」
 「僕が君に一つ見付けてやろう。君の枕の上にそれを置いとくといい。」彼は丁寧に付け加えた、「僕は君のマトゥリスがかなり固いと気付くだろうと心配している。そして3時30分に臼-砲火が始まるだろう。僕達はどんな集結でも粉々にしてみせる。」
 「これはどのくらい続くと思いますか?」
 「誰が知る?僕達はナム・ディンから更なる連隊を注ぎ込むことℍできない。これはほんの気晴らしだ。もし僕達が2日前にやっつけた以上に助けもなく持ち堪えられれば、それは、誰も口にしていい、勝利だ。」
 風が再び吹き出した、入口に向かってうろついている。帆布のカートゥンがたわみ(僕はパロニアスがアラス織りの壁掛けの後ろでら刺したのを思い出させられた)蝋燭が揺れた。その影が芝居じみていた。僕達は度役者の一座かも知れなかった。
 「君の地位は持ち堪えたの?」
 「僕達が知る限り。」彼はひどい疲労の感を伴って言った、これは何でもない、君は理解している、重要性のない出来事は100キロミタ離れたホア・ビンで何が起こっているかと同等に置く。それが戦闘だ。」
 「もう一杯、連隊長?」
 「ありがとう、いや。それはいいね、君のイングリシュ・フイスキ、しかしそれは必要になる夜のために少し残して置いた方がいい。僕は思うよ、もし君が僕を許してくれるのなら、僕は少し眠って置こうと思う。臼砲が始まった後では誰も眠れない。ソレル大尉、君はファウレアさんが彼が必要とする全て、蝋燭、マチ、リヴァルヴァ(回転式連発拳銃)を持つよう見てあげてくれ。」彼は彼の部屋に入った。
 それは僕達全員に対する合図だった。彼らは狭い貯蔵庫に僕のために床の上にマトゥリスを敷き、僕は木箱に囲まれた。僕はほんの短い時間目覚めていたー床の固さは宿泊所に似ていた。それにしても不思議な事に嫉妬もなく、フオンがフラトゥにいるかしらと思った。今夜、肉体の所有は実に小さい事に思えたー多分その日、僕は余りにも多くの誰にも彼ら自身にさえ属さない死体を見てしまった。僕達はすっかり消費された。僕は寝込んだ時、僕はパイルの夢を見た。彼はステイジで全く一人きりで、堅苦しく、見えないパートゥナに彼の腕を差し出して踊っていた。そして僕は腰掛け、万一の場合に備えて僕の手にガンを持って譜面台のような座席から彼を見つめた。誰一人彼のダンスを妨げる者はいない。プロゥグラムはステイジ脇に置いてあった、英国のミュージク‐ホールの出し物のように、読むと、The Dance of Love”A”証明書。誰かが劇場の後ろで動き、僕は僕のガンを更にしっかり握り締めた。その時僕は目覚めた。
 僕の手は彼らが僕に貸してくれたガンの上にあった、そして彼の手に蝋燭を持って出入り口の中に一人の男が立っていた。かれの目を覆う影を投げかけるスティール・ヘルミトゥを着けていた、彼がパイルだと僕に分かったのは、それは彼が話す時だけだった。彼ははにかんで言った、「貴方を起こして恐縮致しました。彼らは僕がここで眠ってもいいと僕に告げました。」
 「オウ、誰かが僕にそれを貸してくれました。」彼は漠然と言った。彼は軍用装備一式を彼の後に引き摺り込み、羊毛で裏打ちされた寝袋を引っ張り出し始めた。
 「君は非常に上手く身支度しているね。」僕は言った、何故僕達のどちらもここにいるのか思い出そうとしながら。
 「これは普通の旅行用具一式です、彼は言った、「僕達の医療援助ティームの。彼らがハノイで僕に物を貸してくれました。」彼は魔法瓶や小さいアルコホル・ストウヴ、ヘア‐ブラシュ、シェイヴィング‐セトゥや配給のブリキを取り出した。
僕は僕の時計を見た。時間は朝の3時近くだった。
 Ⅱ

パイルは荷を解き続けた。彼は小さいケイスの棚を作った、その上に彼は彼のシェイヴィング‐ミラや道具を置いた。僕は言った、「君は水を少しだって手に入れられるかどうか、僕は分からないと思うよ。」
 「オウ、」彼は言った、「僕は朝の内は魔法瓶で十分持つ。彼は彼の寝袋の下に座って彼のブーツを引っ張って脱ぎ始めた。
 「一体君はどうしてここに行き着いたの?」僕は尋ねた。
 「彼らは我々のトラコウマ・ティームを見る名目で、ナム・ディンまで通らせてくれた。それから僕はボウトゥを賃借りした。」
 「ボウトゥ?」
 「オウ、幾分平底小舟に似たようなものー僕はそれ用の名前を知らない。実は僕はそれを買おうとした。それはそんなにかからなかった。」
 「それで君は一人で川に下りたの?」
 「それは実のところ難しくなかった、貴方も御存知だ、流れは僕に味方した。」
 「君は正気ではない。」
 「オウいや。唯一の真の危険は座礁する事です。」
 「或いは海軍のパトゥロウルかフランスの飛行機によって乱射される事。或いはヴィエトゥミンによって君の喉を切って頂く事。」
 彼ははにかんで笑った。「まあ、僕はとにかくここにいます。」彼は言った。
 「何故?」
 「オウ、そこには二つの理由があります。しかし僕は貴方を目覚めさせたままにして置けません。」
 「僕は眠くない。ガンは直ぐに始動するようにしてある。」
 「僕が蝋燭を動かせば気にしますか?それじゃここでは少し明る過ぎます。」彼は神経質らしかった。
 「一番の理由は何?」
 「そうですね、先日、貴方はこの場所はかなり興味深いと僕に思わせました。僕達がグランガ・・・それにフオンと一緒だった時を貴方は覚えていますね。」
 「そうだね?」
 「僕はそれをちょっとは見て置くべきだと考えました。貴方に本音を言えば、僕はグランガに少し恥じ入りました。」
 「僕には分かるよ。その全てと同様簡単。」
 「そうですねえ、そこにはどんな現実的困難もないですものね?」彼は彼の靴紐で遊び始め、そこで長い沈黙があった。「僕は馬鹿正直であろうとはしない、」
彼は最後に言った。
 「いや?」
 「僕は実のところ貴方を見に来ました。」
 「君は僕を見にここに来たの?」
 「そうです。」
 「どうして?」
 彼は当惑しきって彼の靴紐から見上げた。
「僕は貴方に話さなければなりません―僕はフオンと恋に落ちました。」
 僕は笑った。僕はそうせざるを得なかった。彼は随分唐突で真面目だった。僕は言った、「君達は僕が帰るまで待てなかったの
?僕は来週サイゴンに入るぞ。」
 「貴方は殺されていたかも知れない、」彼は言った。「それじゃあ自慢にもならなかった。それで僕がその時までずっとフオンと遠ざかっていられるかどうか僕には分からない。」
 「貴方が言うのは、貴方がたは離れていた事がある?」
 「もちろん。君は僕が彼女に話すとは思っていない、君抜きで知っている事を?」
 「世間ではやる。」彼は言った。「何時そうなったの?」
 「それは彼女と踊ったシャレでのあの夜だったと思います。」
 「僕はそもそも君達が今まで親密になっているなんて思いもしなかった。」
 彼は悩ましげな様子で僕を見た。もし彼の行いが僕には正気の沙汰ではないように思えても、僕のものは彼にとって明らかに説明しがたかった。彼は言った、「貴方は御存知だ、それはあの館のああした女達全員を見る事だったと思います。彼女達は随分奇麗でした。何故、彼女は彼女達の内の一人だったのかも知れません。僕は彼女を守りたかった。
 「彼女には保護の必要性があると僕は思わない。ミス・ヘイは君を外に招待したの?」
 「はい、しかし僕は行かなかった。僕は距離を保ったままです。」彼はもどかし気に言った、「そりゃあ怖かった。僕はとてもろくでなしと思っていますが、貴方は僕を信じてくれるでしょ、貴方が結婚していたらという事ー何故、僕はこれまで男と彼の妻の間に分け入ったことはありません。」
 「君は奇麗に見える、確かに君は間に入る事が出来る、」僕は言った。初め彼は僕をいらいらさせた。
 「ファウラ、」彼は言った、「僕は貴方のクリスチャン・ネイムを知りません・・・?」
 「タマス。どうして?」
 「僕は貴方をトムと呼んでもいいでしょ?これは僕を一緒に連れて行く気だなと僕は思う。同じ女を愛する事を、僕は言おうとしている。」
 「君の次の行動は何?」
 彼は荷造り用の箱に凭れて気もそぞろに座り直した。「何もかも貴方が知っている事は今は難しく見えます、」彼は言った。「僕は彼女に僕と結婚するよう頼みます、トム。」
 「僕は寧ろ君には僕をタマスと呼んで欲しい。」
 「彼女はまさに僕達の間で選択するしかない、タマス。それは十分に公平です。」しかしそれは公平だったか?僕は寂しさの前兆のうすら寒さを初めて感じた。それは全く根拠がなく、それにしても・・。彼は哀れな恋人かも知れないが僕は哀れな男だった。彼は彼の手の中に対面という無限の財産を持っている。
 彼は脱ぎ始め、僕は思った、「彼にもまた若さがある。」パイルを羨むのは、それは何て悲しいんだ。
 僕は言った、「僕は彼女と結婚できない。僕は故国に妻がいる。彼女は先ず僕と離婚する気はない。彼女は高潔なクライストゥ教徒だーそれがどういう事か君が知っていれば。」
 僕はすまなく思います、タマス。ところで、僕の名前はアルドゥン、もし貴方に関心があれば・・・」
 「僕はかなりパイルに立往生してしまう、」僕は言った。「僕はパイル同様、君の事を思う。」
 彼は彼の寝袋の中に入り、蝋燭の方へ彼の手を伸ばした。「ヒュウ、」彼は言った、「それが終わって僕はほっとしている、タマス。僕はその事を恐ろしく不品行だと思って来た。」彼はもうしないと言ったところで、それはただ余りにも明らかだった。
 蝋燭を外に出した時、外で火炎の光を背にした彼のクルー・カトゥの輪郭が僕には見えた。「いい夜を、タマス。ぐっすり眠って下さい、」するとたちまち、性質(たち)の悪いカマディ(コメディ)のようなそれらの言葉に臼砲は砲撃を開始した、旋回しながら、甲高い音を出しながら、爆発しながら。
 「立派な神様、」パイルが言った、「それは攻撃ですか?」
 「彼らは攻撃を止めようとしている。」
 「まあ、僕が思うに、僕たちのための眠りなど全くそこいらにあるもんか?」
 「睡眠なし。」
 「タマス、貴方がこの全てを受け入れた分けを僕がどう思うか僕は貴方に知って欲しいー僕は貴方は凄い、凄いと思います。そこにそのための他のどんな言葉もない。」
 「ありがとう。」
 「貴方は僕が経験するより世界の事をずっと多く見て来た。ご存知の通り、様々な理由でボストンはちょっとー痙攣を起こしている。喩え貴方がロウエルかカボトゥでなくても。僕は貴方が忠告して下さったらと思います、タマス。」
 「何の事を?」
 「フオン。」
 「もし僕が君だったら僕は僕の戒めを信じようとはしない。僕は台なしにする。僕は彼女を自分のものにして置きたい。」
 「オウ、しかし貴方は率直だ、全く率直だ、僕は分かっています、そして僕達は揃って彼女に関心を持っている。」
 突然、僕は彼の少年らしさにもう耐えられなくなった。僕は言った、「僕は彼女の関心のために、それを惹こうとは思わない。君は彼女の関心を得られる。僕は彼女の体が欲しい。僕は僕と一緒のベドゥの中で彼女を求める。僕は寧ろ彼女を消滅させ、それに彼女と一緒に眠りたい・・・彼女の破滅的関心を求めるより、より」
 彼は言った、「オウ、」弱々しい声で、暗闇で。
 僕は続けた、「君が気にする、それはただ彼女の関心だけだとすれば、神のためにフオンを一人きりにして諦めてくれ。誰か他の女のように彼女には良いところがあるもの・・・」
 臼砲の轟はアングロウ‐サクスンの言葉からボストンの耳を救った。しかしそこにはパイルの容赦のなさという性質が介在した。彼は、僕が都合よく振舞っていたか、また僕が都合よく振舞わなければならないかを決定した。彼は言った、「貴方が何を苦しんでいるのか僕は分かります、タマス。」
 「僕は苦しんではいない。」
 「オウそうです、貴方に限って。もし僕がフオンを諦めるしかないとすると、僕は何が辛いか僕にはよく分かります。」
 「しかし僕は彼女を諦めてはいない。」
 「僕は身体的にもまた身綺麗だタマス、しかしもし僕がフオンが幸せなのを見られるなら僕はその全ての希望を諦めよう。」
 「彼女は幸せだ。」
 「彼女はそうであるはずがないー彼女の立場では、ない。彼女には子供達が必要だ。」
 「君は本当にあのセンスの全くない彼女の姉妹を信じているの・・・?」
 「姉妹は時により多くを知っています・・・」
 「彼女はただ君に見解を売り込もうとしているだけだ、パイル、だから彼女は君がもっとお金を持っていると思っている。それに、僕の神様、彼女はそれを間違いなく売り込んだ。」
 「ぼくは僕のサラリだけ貰っています。」
 「ところで、君はどんな方法にせよ、両替の有利な相場を受取って来た。」
 「心を痛めないで、タマス。こうした事は起こる。貴方以外の誰か他にそれが起こっていたらと僕は思う。」
 「そうだ、『僕達の』臼砲。君は彼女が僕を残していなくなっているかのように話す。、パイル。」
 「もちろん、」彼は確信もなく言った「彼女が貴方と留まる事を選べばいい。」
 「それから君は何をするの?」
 「僕は転居を求めようとします。」
 「何故君は何とか去ろうとしないの、パイル、トゥラブルを起こさないで。」
 「それじゃあ彼女に対して公平にはならない、タマス、」
彼は実に真面目に言った。彼が引き起こしたトゥラブル全ての動機となった方がいい男を僕は今まで知らなかった。彼は付け加えた、「僕は貴方は実にフオンを理解していると思わない。」
 そして数か月後その朝僕の側のフオンと一緒に目覚めながら僕は思った、「とはいえそれで君は彼女を理解したのか?君はこの事態を予期し得たのか?フオンは大層幸せそうに僕の側でぐっすり眠り、おまけに君は死んだ?」時はその遺恨を飼い慣らすが、遺恨は実にしょっちゅう饐えた匂いがする。妻は夫を、愛人は夫人を、親は子を、どちらも、どんな人間でも嘗て他者を理解しようとする者はいなかったというその事実を容認しつつ、僕達は皆理解しようとしない方が無難ではないだろうか?おそらくそれは何故男達が神を創り出したかにあるー受容能力がある者を。おそらく僕が理解されたくても或いは理解したくても、僕は僕自身を騙して確信させようとするだろう、何れにせよ僕はリポータだ。神はひたすら主要記事執筆者のために存在する。
 「そこに準備すべき何か多くの事があると君は確信しているの?」僕はパイルに尋ねた「オウ神の目的のために、フイスキを飲もう。これじゃあ論じるにしてもやかまし過ぎる。」
 「時間が少し早い、」パイルが言った。
 「時間はひどく遅い。」
 僕は二つのグラスに注ぎ出し、パイルは彼のを持ち上げて蝋燭の光にフイスキを透かしてじっと見ていた。彼の手は砲弾が爆発する度に震えた。が、それにしても彼はナム・ディンから無分別な旅をして来た。
 パイルは言った、「僕達のどちらも『幸運を』と言い出せないのは、そりゃあ不思議な事だ。」そうして僕達は何も言わずに飲んだ。

5

僕がサイゴンから離れて一週になるだろうと僕は考えていたが
、僕が引き返す以前に三週近く時間がかかった。初めての地にあって、それは入るために掛かるよりファトゥ・ディエctムから外に出る方がずっと難しいとそれが証明した。道はナム・ディンとハノイの間で寸断され、ともかくそこにいるべきではなかった一人のリポータのために航空輸送機が割(さ)かれるはずがなかった。それから僕がハノイに着いた時、通信員らは最近の勝利のブリーフィングに向けて飛び立っていた、そして彼らを連れ戻す機には僕のために残された席は全くなかった。パイルは彼が着いた朝ファトゥ・ディエムから離れた。彼は彼の使命をーフオンについて僕に話す事を十分に果たし、そこに彼を留め置くものは何一つなかった。臼砲火が5時30分に止むと、僕はぐっすり眠る彼をほったらかして、会議室で一杯のカフィとビスキトゥ数枚から僕が帰った時には彼はそこにいなかった。彼は散歩に行ったと憶測したーナム・ディンから川を下ってその道すがら平底小舟を漕いだのでは、数人の狙撃兵は彼を気にもしなかったのだろう。彼が他者に齎す可能性のある痛みを想像出来なかったと同様、彼は彼自身に向かう痛み、或いは危険を想像出来なかった。ある機会に―何れにせよそれは何ヶ月か後だったー僕は自制心を失くし、その中に彼の足を突き刺した、痛みの中にのつもりで僕は言っている、如何に彼が顔を背け、当惑して彼の汚れた靴を見たか、僕は思い出して言った、「僕は僕が公司に会う前にピカピカにしなきゃ。」僕はその時分かった、彼がヨーク・ハーディングから学んだ形式に彼の言葉を、すっかり嵌め込んでいた。それでもなお彼は彼なりに真剣だった。犠牲は他者によって皆支払われたという事、それは一致した、ダコウに向かう橋の下、あの最後の夜までは。
僕はパイルどういうつもりだを学んだ、それは僕がサイゴンに帰った時だけだった、僕が僕のカフィを飲んでいる間に上陸用舟艇に彼を乗せるよう若い海軍将校を説得した、ナム・ディンで定期パトゥロウルの後、こっそりと彼を途中で降ろして。
 運は彼と共にあり、彼は道が公式に寸断されると考えられた2-4時間前に彼のトゥラコウマ・ティームと一緒にハノイに引き返した。僕がハノイに着いた時、彼は彼は南にとっくに去っていた、プレス・カムプのバーマンに一冊のノウトゥを僕に残して。
 「親愛なるタマス、」彼は筆を進めた、「前日の夜、貴方がどれほど胸がいっぱいだったかを僕は貴方に話し始められない。僕は貴方に僕の心は僕の口の中にあったと明かせる、貴方を捜してあの部屋の中をうろうろした時は。」(川を下る長い乗船時、それはどこにあったのか?)何事もそんなに穏やかに受け容れようとした男はそこいらに余りいない。貴方は凄い、そして僕は僕がしたのと同じくらい卑劣だと半分も思わない。今それを僕は貴方に打ち明ける。」(彼にはそれが唯一重要だったのか?僕は憤慨してあれこれ思った、そしてなお僕は彼がそれをそんな風にするつもりはなかったという事を知った。彼にはあらゆる出来事は彼が卑劣だと思わなければ、すぐにより幸せになるのだろうー僕はより幸せになるだろう、フオンはより幸せになるだろう、全世界はより幸せになるだろう、しみったれ大使館員とこうしでさえ。春がインド‐チャイナに訪れた、今もはやパイルは卑劣ではなかった。)「僕はここで2-4時間貴方を待った、しかし僕は今日出発しなければ一週間サイゴンに戻らない事になる、そして僕の現実の仕事は南にある。貴方を訪ねるためにトラコウマ・ティームを運営している青年に話したー貴方は彼を好きになるでしょう。彼らは立派な青年で、人間の力量に会った仕事をしています。ともかく僕は貴方に先立ってサイゴンに戻っていますので心配しないで下さい。僕は約束します、貴方が帰るまで僕はフオンに会わないと。僕はどんな点に於いても公正ではなかったと後で思いたくありません。真心を込めて、貴方のアルドゥン。」
 再びその穏やかな想定、その「後で」はフオンを失わざるを得ない僕にそれはなる。厚かましさは為替の相場に基づくのか?僕達は英貨の質についてよく話したものだ。僕達は今やドル愛について話し出したのか?ドル愛は、もちろん、結婚と年少者と母の日を含むだろう、喩え後でレノ或いはヴァージン諸島を或いは彼らが今日彼らの離婚のために出かける何処も彼処も含むにしても。ドル愛は都合の良い意図、明瞭な分別、やがて地獄へと誰彼となく道連れに。しかし僕の愛は何のつもりもなかった。それで未来があからさまになった。人にできた事は何でも、厄介ではない未来を作るため、それが訪れた時、徐々に未来を切り開くための試みであり、阿片でさえそこではその価値を持った。しかし僕がフオンに切り開こうとする初めての未来はパイルの死でしかないという事を僕は予感すらしなかった。
 僕は向かったー僕には為すべきより良いことは何もなかったからー記者会見に。グランガが、もちろんそこにいた。若くて美し過ぎるフランス人の連隊長が議長を務めた。彼はフランス語で話し、後輩の将校が通訳した。フランスの通信員らは、ライヴァルのフトゥボール・ティームのように一緒に座った。僕は連隊長が何を語っているかを僕の心に留めるのは、それは困難だと気付いた、その間中、それはフオンへと取り留めもなく思い返したが、一人その思いに至ったーパイルは正しい、やがて僕は彼女を失うと想像するがいい、一人ここから何処へ向かう?
 通訳が言った、「連隊長は、敵は痛烈な敗北と耐え難い損失をこうむりました。最後の派遣隊は現在即席に作った筏ででレドゥ・リヴァを横断して彼らの引き返す道を作っています。彼らは空軍によってその間中砲撃されていると話しています。」連隊長は彼の手を上品な黄色い髪に通して走らせ、彼のポインタを振り回しながら飛び跳ねて壁の長い地図を思い通りに下げた。アメリカ人の通信員が尋ねた、「フランスの損失はどんなものですか?」
 連隊長は、質問の意味するところを完全によく知っていたーそれは会見のこのステイジに通例置かれていた。、しかし彼は躊躇った、ポインタは人気のある校長のように優しい微笑と共に持ち上げられた、それが通訳されるまで。それから彼は忍耐強い曖昧な表現で答えた。
 「連隊長は我々の損失は大した事はなかったと言っています。正確な数は未だに知られていないません。」これが何時もトゥラブルの合図だった。早かれ遅かれ彼の手に負えない部類を扱うために決まり文句を探したのだと、或いは校長は規律を守る事でもっと有能な彼の有能な成員の任命をしたのだろうと僕は思った。
 「連隊長は我々に本気で話していますか?」グランガが言った、「彼には敵の死者を数える暇があり、彼の味方にはない?」
 辛抱強く連隊長は彼の言い逃れ網を張った、彼は完全に十分に分かっていても他の質問で再び壊されるだろう。フランスの通信員らは憂鬱そうに黙って座っていた。アメリカの記者らが告白へと連隊長を駆り立てたら、彼らはそれを素早く呑み込む事になるだろうが、彼らは彼らの同国人に餌を仕掛ける事には参加しないだろう。
 「連隊長は、敵の軍事力は行き過ぎになりつつあると言います。射撃歩兵正規軍の後ろで死者を数える事、それは可能です、戦闘がなおも進行中の間、貴方がたは前進するフランス部隊から数字を期待する事はできません。」
 「それは我々が期待する事ではない。」グランガが言った、「それはエタトゥ首相が何を知り、知らないかだ。あの小隊が、彼らの携帯用無線電話によって生じるのと同様に、彼らの死者数を報告しないという事を我々に貴方は本気で話していますか?」
 連隊長の気分はすり減り始めていた。もし、僕は思った、彼がスタートゥから我々のはったりを呼び覚まし、彼は数字を知ってはいるが言わないんだと我々にしっかり話してさえいたら。結局それは彼らの戦争で我々のではなかった。僕達は神が‐授けた報道に応じる権利を少しも持たなかった。僕達はレドゥとブラク・リヴァの間のホ・チ・ミン軍隊同様パリスの左‐翼代理人らを戦わせようとも思わない。僕達は死に足を掛けたりしない。
 連隊長は突然、フランスの死傷者数は1対3の比率でしたという報告を鋭い口調で言い、それから僕達に彼の背中を向け、ひどく立腹して彼の地図を見つめた。これらの者は死んだ彼の部下だった、サン・シルの同じクラスに属している彼の同僚の将校達ー彼らはグランガのためにあるような数字ではない。グランガが言った、「今我々は何処かを手に入れつつある、そして白痴めいた勝利感と共に彼の同僚らをじろじろ見回した、表好きのフランス人は彼らの暗澹たる記録を書き留めた。
 「それじゃあカリア語(朝鮮語)で言われてもかまわない以上だ。」僕は意図的な誤解と共に言ったが、僕はグランガに新たな輪郭を与えただけだった。
 「連隊長に聞け、彼は言った、「フランス軍は次に何をするつもりですか?彼はブラク・リヴァを渡って敵は退却中だと言いますが・・・」
 「レドゥ・リヴァ、」通訳者は彼を正した。
 「川の色がどんなものかを僕は気にしない。何を我々が知りたいかは、フランス軍が今何をするつもりかだ。」
 「敵は飛行中です。」
 「彼らが向こうに着いた時、何が起こりますか?貴方ならその時どうしようとしますか?貴方は向こう側の土手に腰を下ろしそれで終わるつもりですか?」フランの将校はグランガの威張り散らしている声に希望のない忍耐と共に耳を傾けた。謙遜でさえ、今日、兵士に求められる。
「貴方は彼らにクリスマス・カードゥを落とすつもりですか?」大尉は用心深く通訳した、フレイズ、クリスマス・カードゥにさえ。連隊長は寒々とした微笑を僕達に贈った。「クリスマス・カードゥではなく、」彼は言った。
 連隊長の若さと美しさは格別グランガを苛々させた。連隊長はー少なくともグランガの通訳によってではなかったー男はうってつけの男だ。彼は言った、「貴方がたは他の多くを落としていない。」
 連隊長は突然上手な英語で話した。彼は言った、「もしアメリカ人によって約束された補給品が着いたら、我々はもっと落とそうと思わなければならない。」彼は実際その上品さにもかかわらず飾り気のない男だった。彼は、新聞通信員はニューズよりもっと彼の国の名誉に関心があると信じていた。グランガは厳しく言った(彼は有能だった、彼は彼の頭に日付を十分に持ち続けた)、「9月の初めのために約束された補給品が全く届かなければという事を貴方は言っているのか?」
 「いいえ。」
 グランガは彼のニューズを手に入れてしまった、彼は書き始めた。
 「僕は済まなく思います、」連隊長は言った、「それは印刷用ではありません、それは背景用です。」
 「しかし連隊長、」グランガが異議を唱えた、「それはニューズだ。我々はそこで貴方がたを救える。」
 「いいえ、それは外交官用の内容です。」
 「それにはどんな不都合がありますか?」
  フランスの通信員らは途方に暮れた。彼らは実に少ししか英語を話せなかった。連隊長はルールを破ってしまった。彼らは揃って業を煮やしてぶつぶつ言った。
 「僕は決して裁判官ではありません、」連隊長は言った。
「おそらくアメリカの新聞は言うだろう、『オウ、フランスは何時も文句を言う、何時も物乞いをしている。』そしてフランスではカミュにストゥらが訴えるだろう、『フランスは彼らの血をアメリカのために撒き散らしているのにアメリカは中古のヘリカプタさえ送ろうとしない。』それは良い事なんかしない。その結果我々には未だにヘリカプタ一機もなく、その上敵は未だそこに、ハノイから50マイルにいるだろう。」
 「少なくとも僕は印刷できるでしょ、貴方がたはヘリカプタをやけに必要としているという事を?」
 「貴方は言う事はできます、」連隊長は言った、「その6ヶ月前、我々はヘリカプタ3機を持ち、今我々は一機持っています。一機、」彼は驚く程の恨みのようなものを持って繰り返した。「貴方は言ってもいい、もし人一人がこの闘いで傷を追えば。ひどく傷付ける、まさに傷付けるのではなく、彼は彼がおそらく死人だと自覚している。12時間、2-4時間おそらく担架で傷病兵輸送機、それから傷んだトゥラクへ、故障、ひょっとすると待ち伏せ、壊疽。即座に殺される事、その方がいい。」フランスの通信員らは前に身を乗り出した、共感を示そうとして。「貴方はそれを書く事が出来ます、」彼は言った、彼の肉体美の所為でより毒々しい全員を見ながら。「通訳、」彼は命令し、英語からフランス語への翻訳に精通していない任務、大尉を残して部屋の外に歩いて出た。
 「痛いところで彼を圧倒した、」グランガは満足して言い、彼は彼の電報を書くためにバーの側のコーナに入った。僕のは長くかからなかった。検閲官が通すに決まっているファトゥ・ディエムから。僕が書く事ができたそんな所には何もなかった。喩えストーリが十分立派に見えたとしても、僕はホン・コンへ飛び、それをそこから送る事はできたが、どんなニューズでも排除を賭けてやるに十分だったのか?僕はそれを疑った。排除は全人生の終わりを意味する、それはパイルの勝利を意味し、そしてそこへ、僕が僕のホテルに戻った時、僕の書類棚で待っていたのは、事実、彼の勝利、業務の終わりー昇進の祝電だった。ダンテは運命付けられた彼の恋人達のためにあのネジ釘の回転を考え出すことはなかった。パオロは浄罰に昇進することななかった。
 僕は、僕のものがない部屋へと二階に向かい、冷水の栓を滴らせながら(ハノイのそこには温水はなかった)蚊帳の束を頭の上の膨れ上がった雲のように持って僕のベドゥの縁に座った。僕は新しい外国の編集者になる予定だった、毎日午後3時半に、リフトでロードゥ・サリスベリの飾り板のあるブラクフライアズ駅近くの気味の悪いヴィクトーリア朝のビルディングに着く事になっていた。彼らはサイゴンからいいニューズを送り続けて来た、するとそれが既にフオンの耳に届いていたのかなと思った。僕はもはやリポータであってはならなかった。僕は意見を持たなければならなかった、パイルとの競争に僕の最後の望みを奪われた虚しい名誉の代わりに。僕は彼の純潔と対等であるために経験して来た、年齢は性的ゲイムで遊ぶには若さ同様切り札になったが、今や僕は提供すべき12の限られた未来さえ持たない、前途はトゥラムプだった。僕は死の機会を運命付けられた最もホウムシクな将校を羨んだ。僕は涙を流したかった、それにしても送水管が温水パイプのように乾いていた。オウ彼らは家を持ったはずだー僕はただ僕のカティナトゥ通りの僕の部屋だけでいい。ハノイの日没後はそりゃ寒くて、明かりはサイゴンのそれらのものより低電圧で、女達のより暗い衣服や戦争という事実にずっと合っていた。僕はガムベッタ通りをパクス・バーへと歩いて上ったー僕は上級フランス将校、彼らの妻達や彼らの女達と一緒にメトゥロポウルで飲みたくなかった、そして僕がバーに着いた時、僕はホア・ビンの方に銃の遠いドゥラミングに気付いた。昼間、それらは交通の‐騒音に浸されたが、輪タク運転手が賃貸しに精を出す所、自転車のベルのトゥリングの間以外今は何もかも静まり返っていた。ピエトゥリは彼の何時もの場所に座った。皿の上の西洋梨のように彼の方の上に座る奇妙な長く伸びた頭蓋骨を持っていた、彼は公安将校でパクス・バーを所有する奇麗なトンキン と結婚していた。彼は故国に帰りたがる特別な願望を持たない変わった男だった。彼はコーシカン(コルシカ人)だったが、彼はマーセイルズ(マルセイユ)を好み、彼はどんな日もマーセイルズに向かうガムベッタ通りの舗道上の彼の席を好んだ。僕は、彼は既に僕の電報の中身を知っているのかと思った。
 「821?」彼は尋ねた。
 「何故,ない?」
 僕達は投げ始め、僕は、ガムベッタ通りやカティナトゥ通り、ヴァマス・カシスのフラトゥの味わい、ダイスの素朴なカチッという音、それに地平線のの周りのクロク・ハンドゥのように移動している砲火から離れて、また嘗てのように暮らしを始められるという事、それは不可能に思えた。
 僕は言った、「僕は帰るつもりだ。」
 「家へ?」ピエトゥリは尋ねた、4-に-1を投げながら。
 「いや、イングランドゥ。」

PART TWO

パイルは一杯と称したものに因んで自ら招待していた。しかし僕は、彼は実際飲まないのをよくよく知っていた。何週間もの旅行の後、あのファトゥ・ディエムでの突拍子もない出会いはほとんど信じ難いように思えた:それどころか会話の細部はほとんどはっきりしなかった。それらは古代ロウムの墓石上の欠けた文字、僕の学問の偏見に従った欠落の中の考古学者の詰め物、僕のようだった。彼が僕の足を引っ張って来たという事、また会話は真の目的のために、手のこんだ,おどけた偽装だったという事、その事が僕の頭にありはした、彼は諜報と呼ばれた非常に馬鹿げたそうした軍務の一つに従事していた、その事は既にサイゴンの噂話だったから。ひょっとしたら彼は第三勢力寄りの米軍の手はずを整えていたのではー主教のブラスバンドゥ、その全員が彼の若い脅えた無給の徴募兵に属して残されていた。ハノイで僕を待っていた電報を僕は僕のパキトゥにしまって置いた。フオンに話したところでそこに何の意味もなかった、僕達はま、涙と口論を道連れに別れ、数か月を毒することになるだろうから。僕はもし彼女が出入国管理事務所に関係しても最後の瞬間まで僕の出国許可を得に行こうともしなかった。
 僕は彼女に話した、「パイルは6時に来る事になっている。」
 「私は私の姉妹の所に出掛けて会うつもりなの、」彼女は言った。
 「彼は貴女に会いたいんだろうと思うよ。」
 「彼は私も私の家族も好きではないの。貴方が遠くに出掛けていた時、彼は私の姉妹の所に一度も来なかった、それでも彼女は彼を招待して来たの。彼女はとても傷付けられた。」
 「貴女は出掛けなくていい。」
 「もし彼が僕に会いたければ、彼はマジェスティクに僕達を招待しただろう。彼は個人的に貴女に話しをしたがっているー仕事について。」
 「彼の仕事は何?」
 「人は彼は随分多くの物を輸入していると言うよ。」
 「どんな物を?」
 「麻薬、医薬・・・」
 「それらの物は北のトゥラコウマティームのためにある。」
 「多分。税関はそれらを開けてはいけない。それらは外交上の小包みだ。それなのに一度そこで手違いがあったーその人は解雇された。第一書記官は全ての輸入を止めるよう脅された。」
 「箱の中に何があったの?」
 「プラスティク。」
 「貴方は爆弾の事を言っているの?」
 「いや。まさにプラスティク。」
 フオンがいなくなった時、僕は故国に書いた。ロイタ社からの男は数日で香港へ出発するつもりで、彼はそこから僕の手紙を郵送できた。僕の訴えはは絶望的だと僕は自覚していた、しかし僕は後で僕自身を叱責するつもりはなかった、あらゆる可能な措置を取る事もないのだから。彼らの通信員を代えるには、これは相応しくない時期でした、と僕は編集長に書いた。5がパリスで死にかけていた。フランス軍はホア・ビンから一斉に撤退する事についてだった:北には、今まで、より増大する危険性はなかった。僕はリポータだった、僕は何事につけてもまるでまともな見解など持たなかった。最後のペイジで、僕は個人的立場で彼に懇願さえした、にもかかわらずどんな人間味がある共感も裸にする‐明かりの下で生き残られたためしはありそうもなかった。緑色の目の‐陰影、決まり文句の間にー「新聞という利益」「情勢需要・・・」
 僕は書いた;個人的理由のために、僕はヴィエトゥナムから移動させられる事になると非常に不幸です。僕はイングランドゥで僕の最高の仕事をする事ができると僕は思っていません。そこには単に金銭的のみならず家庭の緊張があります。本当に、もし僕にその余裕ができたら、連合王国にいるより寧ろ僕は辞職します。貴方は僕の事をひどい通信員だと気付いたと僕は思いません、それに僕が貴方に求める最初のお願いです。」僕は僕の異議の強さを示す事と同様、ただこれを書くしかありません。それから僕はファトゥ・ディエムの戦闘に関する僕の記事に目を通した、やっとホン・コンの日付と場所の下で投函されるようにそれを送り出せた。フランス人は真剣に、今はもう異議を唱えようとしないー包囲攻撃は解除された:敗北は勝利のように演じられもしよう。それから僕は編集者宛ての僕の手紙の最後のペイジを引き裂いた。それは役に立たなかったー「個人的な理由はただ陰険な冗談の話題になるだけだ。あらゆる通信員は、それは憶測された、彼の現地の女がいると。編集者は夜の‐編集者に冗談を言うだろう。彼はストゥリータムの彼の半ば独立した郊外住宅に対する羨望癖を返上しようと、彼がグラスゴウから何年も前に彼と一緒に連れて来た忠実な妻の側でそれと一緒にベドゥの中でよじ上ろうとした。僕は、何の容赦もない家というものがとてもよく見えたー壊れた三輪車が玄関にあった、そして誰かが彼の好みのパイプを壊してしまった;そして居間のそこに繕われるためにバトゥン(ボタン)を待つ子供のシャートゥがあった。「個人的理由」:プレス・クラブで飲みながら、僕は彼らのフオンについての冗談によって思い出させられたくはない。
 そこにドアのノクがあった。僕がパイルのためにそれを開けると彼の黒い犬が彼の前でうろついていた。パイルは僕の肩の向こうを見て、部屋に誰もいないのに気付いた。「僕は一人だよ、」僕は言った、「フオンは彼女の姉妹と一緒だ。」彼は赤面した。僕は彼がハワイイ・シャートゥを着ているのに気付いた、たとえばそれは色やデザインで比較的抑えられていたが。僕は驚いた:彼は非アメリカ的活動を非難されたのか?彼は言った、「僕は、僕が仕事の邪魔をしなかったと願う・・・」
 「勿論していない。一杯飲む?」
 「ありがとう。ビア?」
 「済まない。僕達はー僕達はアイスのために冷蔵庫を持たない。」
 「スコチはどう?」
 「少量のを、もし貴方が気にしないのなら。僕は強いリカーにあまり熱心ではない。」
 「オン・ザ・ロクを?」
 「ソウダをいっぱいーもし貴方が不足していなければ。」
 僕は言った、「僕は君にファトゥ・ディエム以来会ってなかった。」
 「貴方は僕のメモを手に入れましたね、タマス?」
 彼は僕のクリスチャン・ネイムを使った時、それは宣言のようだった、彼はおどけていたのではないという、彼は隠していたんじゃないという、彼はフオンを手に入れたくてここにいるという。僕は彼のクルー・カトゥが最近刈り込まれたという事に気付いた;ハワイイ・シャートゥまで雄の機能を供給していたのか?
 「僕は君のメモを手に入れた、」僕は言った。「僕は君を殴り倒すべきだと僕は思う。」
 「当然、」彼は言った、「貴方は全て正しい、タマス。しかし僕は大学でボクシングをしたーそれに僕ははるかに若い。」
 「いや、それは僕には良い動きではないでしょ?」
 「貴方は知っている、(僕は、貴方は同じ様に思うと確信している)、僕は彼女の背中の後ろでフオンの事を話し合うのは好きではない。僕は彼女がここにいるだろうと思った。」
 「じゃあ、僕達は何を話し合いましょうかープラスティク?」僕は彼を驚かせるつもりではなかった。
 彼は言った、「貴方はその事を知っていますか?」
 「フオンが僕に話した。」
 「どうして彼女にできた・・・?」
 「君はそんなの町じゅうだと確信していい。それに関して何がそんなに重要か?君は玩具の商売に入るの?」
 「僕達は僕達の助力の詳細を周辺で失敬するのを好まない。国会がどのようなものか貴方は御存知だ。その後誰もが上院議員を訪ねます。僕達は、僕達のトゥラコウマ・ティームに関する数多くのトゥラブルを抱えているのも、彼らは他の物の代わりにある麻薬を使っているから。」
 「僕は未だにプラスティクが吞み込めない。」
 彼の黒い犬は多過ぎる空間を一人占めして床に座っていた、喘ぎながら;その舌は焦げたパンケイクのように見えた。パイルは漠然と言った、「オウ、貴方にはお見通しだ、僕達は彼らの足の上のこうした地元の産業の何れかを手に入れたい、だから僕達はフランス人には気を付けなければならない彼らはフランスで買ったあらゆる物を欲しがる。」
 「僕は彼らを責めない。戦争は金を必要とする。」
 「貴方は犬が好きですか?」
 「僕は、ブリティシュは大変な犬好きだと思っていました。」
「僕達はアメリカはドル好きだと思う、がそこには例外があるに違いない。」
 「デューク(公爵)なしにどうやって行くか、僕には分かりません。貴方には分かる、僕はあまり繕うのは寂しいと思います。」
 「君は君の支局に大勢の仲間を得た。」
 「僕がこれまでに飼った一番の犬はプリンスと呼ばれた。僕は彼を最終的にブラク・プリンスと呼んだ。貴方は御存知だ、そいつが誰か・・・」
 「リモゲスで女、子供全てを大虐殺した。」
 「僕はそれを覚えていない。」
 「歴史の本はその上辺を飾った。」
 僕は痛みや失意の様子が彼の眼差しや唇に触れるのを何度も何度も見る事になった、現実が胸に秘めるロマンティクな思いと合致しなかった時、また彼が愛し或いは敬服する誰かが彼が定めた不可能な水準以下に落ちた時。一度、僕は覚えている、僕がヨーク・ハーディングを事実の甚だしい誤解に窮地に陥れたのを、そこで僕は彼を慰めようとした:「過ちを犯すのが、それが人だ。」彼は苦笑いをして言った、「貴方は僕を馬鹿だと思ってしまうでしょう、がーまあ、僕はほとんど彼は誤る事がないと思っていました。」「僕の父は彼が会った唯一の機会に大いに彼に惹かれましたが、僕の父はおだてにくい。」
 デュ―クと呼ばれたその大きな黒い犬は空気に正当性を樹立するのに十分長く喘ぎながら、部屋を探し回り始めた。
 「君は君の犬にじっとしているよう頼めないの?」僕は言った。
 「オウ、僕は本当にすみません。デュ―ク、デュ―ク。座れ、デュ―ク。」デュ―クは座り彼の陰部を騒々しく舐め始めた。僕は僕達のグラスを満たし、デュ―クのトリトゥ(トイレ)を妨げるよう通りがかりにうまく処理した。静けさは実に短時間続いた;彼は自分自身をひっかき始めた。
 「デュ―クはひどく聡明です、」とパイルが言った。
 「プリンスに何があったの?」
 「僕達はカネチカトゥ農場で降り、彼は轢かれてしまいました。」
 「君は狼狽した?」
 「オウ、僕は大変心配しました。彼は実に事情を詳しく話したが、誰でも弁えようとする。何も彼に元に戻る物はない。」
 「それでもし君がフオンを失っても、君は弁えるつもり?」
 「オウ、はい僕はそう望みます。それで貴方は?」
 「僕はそれはどうかなと思う。僕なら殺人鬼のように暴れ回ったろうに。君はそう思った事があるだろ、パイル?」
 「僕は貴方にはアルドゥンと呼んでほしい、タマス。」
 「僕はかえって嫌だ。パイルは手に入れたー親交を。君はその事を考えた事があるの?」
 「もちろん僕はありません。貴方は僕が今までに知り合った最も率直な男の人です。何時貴方がどのように行動したか僕は覚えている、僕が干渉する時・・・」
 「もしそこに攻撃があって君が殺されたらそれは何て都合のいい事だろうと、僕が眠りに就く前に考えた事を僕は思い出すよ。ヒーロウは死んだ。デモクラシのために。」
 僕を笑わないで、タマス。」彼は彼の長い足を窮屈そうに変えた。「僕は貴方に対して少し口が利けないように見えなければいけないが僕は分かっています。貴方がからかっている時は。」
 「僕は否だ。」
 「貴方は白状すれば、彼女にとって最高の何かが貴方は欲しいんだと僕は知っています。」
 それはその時だった、僕はフオンの足音を耳にした。僕は、彼女が戻って来る前に彼が言ってしまえばと、可能性に反して僕は望んだ。彼もまたそれを聞き、それと認めた。彼は言った、「そこに彼女はいます、」それにもかかわらず彼は、彼女にフトゥボールを覚えるのにたった一晩を設けた。犬でも起きてドアの側に立った、それを僕は涼しさのために開けっ放しにして置いた、ほとんど彼がパイルの家族の一員として彼女を受け入れたかのようだった。僕は一介の指導者だった。
 フオンが言った、「私の姉妹はいなかったわ、」
それからパイルを用心深く見た。
 僕は、彼女は真実を話しているか或いは彼女の姉妹が彼女に急いで帰るように命令したのかしらと思った。
 「貴女はパイルさんを覚えている?」僕が言った。
 「僕はまた貴方に会えてとても嬉しい、」彼は言った、赤面しながら。
 「コメントゥ?」
 「彼女の英語はさほどうまくはない、」僕は言った。
 「僕は僕のフランス語がひどいとびくびくしています。僕はレスンを受けていますが。ですから僕は理解はできますーフオンがゆっくり話そうとして下されば。」
 「僕は通訳者として働こう、」僕は言った。「地方の訛りは幾らか慣れて来る事を必要とします。さて君達は何を言いたい?座って、フオン。パイルさんは殊の外君に会いたくて、いらっしゃた。君確かだね、」僕はパイルに念を押した。「君達は僕に君ら二人だけにして置いてほしくない?」
 「僕は僕が言って置きたい全てを貴方が聞いてくれたらと願う。それは公平ではない、そうでなければ。
 「じゃあ始めよう。」
 彼は厳粛に言った、彼はフオンに測り知れない愛と敬意を持ってしまったという事を、情熱によって彼は学び取った適役かのように。彼は、彼が彼女と踊った夜から今までそれを感じた。「素晴らしい館」中を旅行者の一団に案内している一人の執事についてちょっと僕は思い出させられた。素晴らしい館は彼の情熱だった、そしてその家族が住む私的なアパートゥマントゥの事を、僕達はただ素早くこっそり伺えた。僕は彼に細心の注意を払って翻訳したーそれはそんな風に下手にも響いた、そしてフオンは静かに座っていた、彼女の膝の中で彼女の手を持って、まるで彼女が映画に耳を傾けているかのように。
 「彼女はそれを理解しましたか?」彼は尋ねた。
 「僕が話せるところまでは。君はそれに僅かな熱意を足す事も僕に望まないの?」
 「オウ、いや。」彼は言った、「是非訳して下さい。僕は感情的に彼女を左右したくない。」
 「僕は分かる。」
 「僕は彼女と結婚したいと彼に話してほしい。」僕は彼女に話した。
 「彼は何て言いました?」
 「彼女は君が本気かどうか僕に尋ねた。僕は、君は真面目なタイプだと彼女に話した。」
 「僕はこれは微妙な立場だと思う、」彼は言った、「僕の事を訳すよう貴方に頼む事。」
 「かなり微妙。」
 「しかしそれは非常に自然のようにも思える。結局、貴方は僕の最高の友人だ。」
 「そういうのは、そりゃあ君だけだ。」
 「僕は、貴方より早くトゥラブルに立ち向かおうとする、そこには誰もいない、」彼は言った。
 「そして僕は、僕の女と恋仲になる事は一種トゥラブルだと思うけど?」
 「もちろん。僕はそりゃあ貴方以外の誰かだったらと思います、タマス。」
 「じゃあ、彼女に僕が何を言おうか、次に。彼女なしに君は生きられないとでも?」
 いいえ、それは情緒的過ぎます。それじゃあどちらも全く真に迫っていない。僕は何処かへ行くしかない、もちろん、しかし人が全てを乗り越えて手に入れる。」
 「君が、何を言うべきか考えている間、もし僕が僕自身のために一言差しはさめば君は気にする?」
 「いいえ、当然ではないけれどそれこそ公平そのもの、タマス。」
 「さて、フオン、」僕は言った、「君は彼のために僕の許を去るつもり?彼は君と結婚する気だ。僕は出来ない。貴女は何故かを知っている。」
 「貴方はどこかへ行くつもりなの?」彼女は尋ね、僕はパキトゥの中の編集者の手紙の事を考えた。
 「いや。」
 「決して?」
 「どのように人はそれを誓える?彼はどちらも出来ない。結婚は破綻する。しばしば彼らは僕達の場合よりもっと性急に破綻する。」
 「私は行きたくない、」彼女は言いはしたが、そのセンテンスは気休めにはならなかった;それは表現されない「しかし」を含んだ。
 「パイルは言った、「僕はテイブルの上に僕の全カードゥを置くべきだと思う。僕は裕福ではない。しかし僕の父が死ぬ時、僕はおよそ5万ダラを手にするでしょう。僕は十分健康ですー僕はほんの2ヶ月前、医療証明書を手に入れた所で、僕の血液型を彼女に知らせる事ができます。」
 「僕はそれをどう訳せばよいか分からない。それは何に役立つのか?」
 「そうですね、僕達が二人で子供達を持てるかどうか確かめるために。」
 「それは、アメリカでは君達がどのように愛情を育むのか、ですかー収入の桁と血液型が?」
 「僕は分かりません、僕は以前それをした事はありません。おそらく家では僕の母が彼女の母親に話すでしょう。」
 「君の血液型について?」
 「僕を笑わないで、タマス。僕は昔気質だと思う。僕はこの立場に少し戸惑っていると貴方には分かる。」
 「僕もそうだよ。それを中止して彼女のためにサイコロを振るのがいいと君は思わないか?」
 「今は貴方はタフであるように装っています、タマス。貴方はあなたなりに僕がそうしているように彼女を愛している事は知っています。」
 「それじゃあ、続けよう、パイル。」
 「彼女に話して下さい、僕はすぐに順調に僕を愛すよう彼女に期待してはいませんと。そういう事はその内解決する者です。何れにせよ、僕が上げられるものは安心と尊厳だと彼女に話して下さい。それはそんなに刺激的に響かないが、おそらくそれは情熱より都合がいい。」
 「彼女は何時でも情熱を手に入れられる;」僕は言った、「君の自家用運転手と、君が勤務を離れる時。」
 パイルは赤面した。彼は決まり悪そうに立ち上がって言った、「それは汚れた裂け目です。僕は彼女を辱めようと思った事はありません。貴方には何の正当性もない・・・」
 「彼女は未だ君の妻ではない。」
 「貴方は彼女に何を上げられます?」彼は怒って尋ねた。
 「貴方はイングランドゥに出発する時、200ダラ或いは貴方は家具と一緒に彼女を積んで通すつもりつもりですか?」
 「その家具は僕のものではない。」
 「彼女はどちらのものでもない。フオン君は僕に嫁ぎますか?」
 「血液型についてはどう?」僕は言った。「それに健康証明書。君は彼女のを必要とするでしょ、きっと?多分君は僕のものも持つべきだ。そして彼女の天宮図・・・いや、あれはインディアンの風習だ。」
 「君は僕に嫁ぐ?」
 「それをフランス語で言えよ、」僕は言った、「僕はもしこれ以上君のために通訳すれば地獄に落ちる。」
 僕は立ち上がり、すると犬が呻った。それが僕を怒り狂わせた。「君のいまいましいデュークに 静かにするよう言ってくれ。これは僕の家だ、彼のじゃない。」
 「君は僕に嫁ぐ?」彼は繰り返した。僕はフオンに言った、「どこかへ行って、彼と一緒に犬を連れて行くように彼に話しなさい。」
 「今直ぐ僕と一緒に出て行こう。」パイルは言った。「僕と一緒に。」
 「いいえ、」フオンは言った、「いいえ。」僕達両者の怒りの全てが消えた;それはそれと同じように単純な問題だった:それは二文字の一言で打開され得た。僕は莫大な安心感を得た;パイルは彼の口を少し開け、彼の顔に当惑の表情を浮かべたままそこに立ち尽くした。彼は言った「彼女はいいえと言いました。」
 「彼女は意外と英語通です。」僕はたちまち吹き出しそうになった:僕は二人揃って互いを詰(なじ)り合うなど、なんてお笑い種(ぐさ)。僕は言った、「座ってもう一杯スコチを、パイル。」
 「僕は行くべきだと思います。」
 「道を得ようとする人。」
 「貴方のフイスキを全部飲んじゃいけない、」彼は呟いた。
 「僕は公使館を通して僕が欲しいものなら何でも手に入れる。」僕はテイブルの方へ動いた、すると犬はその歯を剥き出した。
 パイルは怒り狂って言った、「座れ、デューク。お行儀よくしなさい。」彼は彼の額の汗を拭い去った。「僕は、大変申し訳ありません、タマス、喩え僕が何か言っても僕はそのつもりではない。僕は何が僕より勝るのか知りません。」彼はグラスを取り、物欲しそうに言った、「最高の男が勝ちます。ただどうか彼女を捨てないで、タマス。」
 「もちろん僕は彼女を捨てない、」僕は言った。
 フオンは僕に言った、「彼は一服したいのでしょうか?」
 「貴方は一服したい?」
 「いいえ、ありがとう。僕は阿片に関係しません、僕達は勤務中に厳しい規則を持ちます。僕はただこれを飲み干すだけで止めておきます。僕は、デュークの事は申し訳ありません。彼は規則通り大変静かです。」
 「夕食を準備するまでいて下さい。」
 「僕は思います、もし貴方が気にしなければ、僕は寧ろ一人になりたい。」彼はどっちつかずの、歯だけ出した笑いを見せた。「人々は、僕達は二人共かなり奇妙に振舞うと言うだろうなと僕は思います。僕は貴方が彼女を妻に出来ればいいのにと思います、タマス。」
 「君は本当にそうなの?」
 「はい。僕があの場所を見てからというものーご存知の通り、シャレの近くのあの館をー僕は随分恐ろしくなりました。」
 彼は彼の不慣れなフイスキをさっさと飲んだ、フオンを見もせず、彼がグドゥ‐バイを言った時、彼は彼女の手に触れもせず、ぎこちない、少し上下に動かすお辞儀をして見せた。僕は彼女がドアまで彼をどれ程追ったか気付いた、そして僕は鏡を通りながら僕は僕自身を見た:僕のズボンの一番上のバトゥンが留めてなかった、太鼓腹の兆し。外で彼は言った、「彼女に会わない事を誓います、タマス。貴方は僕達の間でこの訪問を許そうとははしないでしょ?僕は、僕の外国勤務期間を終える時、転勤するつもりです。」
 「それは何時なの?」
 「約二年」 
 僕は部屋に戻り、僕は思った、「良かった事が何かあるか?僕がやりかけている事を彼ら二人に適切に話せばよかった。」彼はただ飾り物として数週間彼の血みどろのハートゥを持ち歩いただけだった・・・僕の嘘は彼の良心を楽にさえする。
 「私、貴方に一服作りましょうか?」フオンが尋ねた。
 「そうだね、ちょっとの間。僕はどうしても手紙を書きたい。」
 それはその日の2通目の手紙だったが、僕はこれの一枚も破らなかった、僕は返事の多少の望み程度はあったが。僕は書いた:親愛なるヘラン、僕は来る4月イングランドゥに帰る予定だ、外国の編集者の仕事を引き受けるから。僕は、それではあまり幸福ではないと君は思うはず。イングランドゥは僕には失敗の場だ。僕は、僕が君のクライストゥ教信仰を共有してでも、僕は僕達の結婚を全く精一杯続けようとして来た。今日に至って何が上手く行かなくなったのか僕には確かではない(僕達は二人共努力したと承知している)、それにしてもそりゃあ僕の心変わりだと思う。僕は、どれほど残酷で許される限り不道徳な心変わりかと僕は自覚している。今はそれは少しはましだと思う。ー極東が僕のためにそうしてしまったーより甘くではなく、より密やかに。多分僕は、5年、年を取って飾り気がなくなっているー何が残ったかについて5年が高率になる命の終わりの時ー君は僕にはとても寛大だった、それに君は僕達の別居以来一度も僕を咎めた事はなかった。僕達は更に寛大になろうというの?僕達が結婚する前、そこに離婚があるはずはないと君が僕に警告したのを僕は分かっている。僕は危険を受け入れ、僕は不満を言う事もまるでなかった。同じ歩調で僕は今誰かを求めている。
 フオンはベドゥから僕に彼女が盆を用意したと呼んだ。
 「ちょっとだけ、」僕は言った。
 「僕がこれを包んでしまえたら、」僕は書いた、「そしてそれは随分立派で、随分堂々としているように響かせる、誰か他の者のためだと見せかけさえすれば、が、そうではない、それに僕達は何時も互いに真実を語り合うことにしている。それは僕の、僕の者の所為だ。僕は誰かをとても愛している、僕達は2年以上も一緒に暮らした、彼は僕に対して非常に忠実だった、僕には分かる、僕は彼女にとって不可欠ではないと。もし僕が彼女を捨てれば彼女は少しだけ不幸せになるだろうと僕は思う、しかしそこにはどんな悲劇も存在しようがない。彼女は誰か他の人に嫁ぎ、家族を持つだろう。こんな事を君に話すなんてそれは僕の愚かさだ。しかし僕はずっと正直だったから、おそらく君は僕を信じてくれるでしょう、僕が君に彼女を失う事、それを話す時は、僕にとって死の始まりでしょう。僕は『物分かりがよく』なるよう、或いは慈悲深くなるよう頼んではいない(分別は全て君の側にある)。それは僕の立場にとって、一言は、それはあまりに大きくともかく僕は特に慈悲を受ける訳にはいかない。僕が君に何を願っているかと言えば、唐突、不合理、人に非ずといった全てを行動に移す事だと僕は思っている。僕は君に感じてほしい」(僕はその言葉の上で躊躇いそれから僕はそれを正さなかった)「愛情と君が考える時間を持つ前に行動する事。僕は、8千マイル向こうより電話の向こうでより簡単に済ませたんだという事を僕は知っている。もし単に君が僕にどうしても電報を打ちたければ『僕は賛成する』!」
 僕は、僕が終えてしまった時、僕は、僕が長い距離を走り、調子の悪い筋肉を強く引っ張ったかのように感じた。フオンが僕の一服を作っている間、僕はベドゥの上に寝転がった。僕は言った、「彼は若い。」
 「誰?」
 「パイル。」
 「それはそんなに大切ではない。」
 「もしできるのなら僕は君を娶(めと)るだろう、フオン。」
 「私はそう思っていますが、私の姉妹はそれを信じません。」
 「僕はちょうど僕の妻に書いたところだ、そして僕は離婚するよう彼女に頼んだ。僕は前に試した事はなかった。そこに何時もチャンスはある。」 
 「大きいチャンス?」
 「いや、だけど小さいの、気にしないで。一服。」
 僕は煙りを吸い込み、彼女は僕の二服目のパイプを用意し始めた。僕は彼女にもう一度尋ねた、「貴女の姉妹は本当に家にいなかったの、フオン?」
 「私は貴方に話しましたー彼女は出掛けていた。」
西洋人の情熱、真理探究のこの情熱に彼女を晒すのは、それは馬鹿馬鹿しかった、アルカホルを求める情熱のように。僕がパイルと飲んだフイスキの所為で、阿片の効き目が削がれた。僕は言った、「僕は貴女に嘘を吐いた、フオン。僕は家を整理されてしまった。」
 彼女はパイプを下に置いた。「だけど貴方は行く気はないの?」
 「もし僕が拒否したら、僕達は何処で暮らそうというの?」
 「私は貴方と一緒に行ってもいいの。私はランダンを見たい。」
 「もし僕が結婚しなかったら、そりゃあ貴女には大層居心地が悪くなるに決まっている。」
 「でもおそらく貴方の奥様は貴方と離婚するわ。」
 「おそらく。」
 「私はとにかく貴方と行く。」彼女は言った。彼女はそのつもりだったが、僕は長い一連の思推が始まるのを彼女の目の中に見て取った、彼女はまたパイプを持ち上げー阿片の小球を暖め始めながら。彼女は言った、「ランダンそこには摩天楼はある?」そして僕は彼女の質問の世間知らず振りに彼女を愛した。彼女は礼儀正しさから、不安から、利得のためにさえ嘘を吐くかも知れないが、彼女は彼女の嘘を隠し続けるために悪知恵を働かせようとはしない。
 「いや、」僕は言った、「貴女は彼らのためにアメリカに行くようにしなさい。」
 彼女は針の向こうから素早く僕に一瞥を与え、彼女の勘違いを心に銘記した。それから彼女は阿片を練りながら、彼女はランダンでどんな服を着ようかしらなどと手当たり次第に話し始めた、私達がどこで暮らそうと、彼女が小説で読んだ事のある地下鉄列車や二階建てバスについて:私達は飛んだりまた海の側を通り過ぎたりするのよね?「そして「自由の彫像・・・」彼女は言った。
 「いや、フオン、それもまたアメリカにあるんだよ。」
少なくとも年に一度カオダイストゥはテニインで教皇庁の祭りを開いた、サイゴンの北西に向かって8㎞展開する、解放の、或いは征服の、或いはブディストゥでさえ、儒者、クライストゥ教徒祝祭の1年をこのようにもあのようにも祝うために。カオダイズムは通常、僕の訪問者への簡単なブリーフィングの得意の章だった。カオダイズム、コウチン公務員の作り事は、3宗教の統合だった。教皇庁はテニインに属した。一人のロウム教皇と女性枢機卿ら。硬貨地板による預言。聖ヴィクタ・ヒューゴウ。極東の幻想曲ウオルトゥ・ディズニ上の大聖堂の屋根から見下ろしているクライストゥとブダ、テクニカラの龍と蛇。新顔は何時も説明に喜んだ。仕事全体の単調さを人はどのように説明したらいいのやら:2万-5千人の私設軍隊、古い車の排気管で作った迫撃砲で武装した、危険の瞬間に中立に変わったフランスの同盟国?これらの祝賀に向け、それは農民を黙らせるのに役立った、ロウム教皇は政府のメムバを招待した(カオダイストゥがその機会に事務所を開いたら彼は通報しようとする)、外交団(彼らは彼らの妻や女達と一緒に数人の第二秘書を送ろうとする)とフランス司令官長、彼は事務所の任務から二つ星軍司令官を彼を代弁するために就かせようとする。
 テニインへの道路に沿って幕僚と民間防衛車の速い流れが生じた、そしてひどく晒された道の切断区域上に放った外人部隊が稲田を横切って援護射撃をする。それが何時ものフランス軍最高指揮権の若干の不安の一日で、おそらくカオダイストゥらの確実な希望だった。何故、管轄区域外で重大な彼らの数発の自ら招いた発砲を浴びる事より、更に苦もなく彼ら自身の忠誠を力説し得るのか?1キラミタ毎に小さい泥の監視塔がエクスクラメイシャン・マークのように平坦な野の上に立ててあり、10キラミタ毎にそこには軍団の小隊、マロコウ(モロッコ)軍、セ二ゴール(セネガル)軍によって要員を配置された大き目の要塞があった。ニュー・ヨークの中の交通のように車は一つの速度を保っていたーニュー・ヨークの中の交通に付きもののように貴方は規制された苛立ちの感覚を持った、前方に次の車を、ミラで彼らの車を監視しながら。人は皆、テニインに着いてショウを見て、できるだけ急いで引き返そうとしたがった:外出禁止時刻は7時だった。
 人はフランス‐指揮権下の稲田から出て、ホア‐ハオの稲田の中へ、そこから日常的に交戦中だったカオダイストゥの稲田の中へ進んだ:監視塔の上で旗だけが変わった。幼い裸の少年達が水を引いた田んぼの中、生殖の-深みを苦労して進む水牛に座っていた;そこで黄金色の収穫は編んだ竹の少々湾曲した小屋を背に米をあおぎ分けるカサガイのような彼らの帽子を、好んで被った小作農になった。車列が大急ぎで駆け抜けた、他の世界のものであるかの如く。
 今ではカオダイストゥの教会はどの村でも見知らぬ人々の関心を引いてしまう;淡青色と桃色の漆喰仕上げとドア一面の神の大きな目。旗が増えた:小作農の軍隊は道路沿いに彼らの道を作った:僕達は教皇庁に近付いていた。遠く聖なる山はテニインの上の緑色の山高帽のように立ち尽くしていたーそれが、最近フランス軍とヴィエトゥミン双方が闘いを交えようとの意図を言明した参謀の総長。テ軍司令官が持ち堪える所。カオダイストゥは彼を捕えようと企てる事は全くなかった、彼は枢機卿を誘拐したが、しかし彼が教皇黙認の上でそれを行ったという噂が広まった。気候は何時も南デルタでは他のどこよりテニインでより暑いように感じた;おそらくそれは水の欠乏だった、おそらくそれは人に汗をかかせる長ったらしい式典の感触だった、彼らには分からない言葉で長いスピーチ中、気を付けの姿勢で立ちっ放しの軍隊にふさわしい汗、彼の重いシンワーザリロウブに包まれた教皇にふさわしい汗。彼女達の白いズボンを身に着け、日除けヘルメトゥを被って司祭に話し掛けている女性枢機卿だけがギラギラした光の下で涼しいという印象を与えた;貴方は時間がとっくに7時、サイゴン川からの風と道連れのマジェスティクの屋根の上のカクテイル‐時間になろうとしているなど思いも寄らなかった。
 パレイドゥの後、僕は教皇の補佐官を取材訪問した。僕は彼から何か得ようと期待もしなかったが、僕は正しかった:それが双方の習慣だった。僕はテ総司令官について彼に聞いた。
 「向こうみずな男、」彼は言い、その話題を退けた。彼は彼の所定の話を始めた、僕は2年前にそれを聞いた事があったという事を無視してーそれは新人のための僕自身の蓄音機レコードゥを僕に思い出させた。カオダイズムは宗教の統合だった・・・あらゆる宗教の最も良いところ・・・宣教師はロス・アンジャラスに派遣された・・・巨大ピラミドゥの謎・・・彼は長く白いスタンを着て、彼は煙草を立て続けに‐吸った。そこには何か狡猾なものがあり、彼のあちこちを堕落させた:その一言「love」はしばしば顔を出した。僕は、僕達全員が彼の動きを笑うためにそこにいると彼は分かっていると確信した;僕達の敬意の有り様は彼のいんちきな職階性同様退廃的だったが、僕達は狡猾ではなかった。僕達の偽善は僕達に何一つ利益を齎さなかったー頼りにできる同盟国ではなくとも、しかし彼らの側は武器、必需品、即金払いさえ周旋して来た。
 「貴方に感謝します、貴方の卓越に、」僕は行こうとして立ち上がった。彼はドアまで僕について来た、煙草の灰を撒き散らしながら。
 「貴方の仕事に神の祝福を、」彼は調子よく言った。「神は誠実を愛すという事を覚えていて下さい。」
 「どちらの誠実を?」僕は尋ねた。
 「カオダイストゥ信仰では誠実というものが調和させられ、誠実はloveです。」
 彼は彼の指に大きな指輪をはめていた。彼が彼の手を差し出した時、僕は事実、彼がそれにキスをするように僕に期待したと思うが、僕は外交家ではない。寒々とした垂直の陽光の下、僕はパイルを見た;パイルはやみくもにBuickを始めようとしていた。何故かここ2週間で、カンチネンタルのバーで、カティナトゥ通りの唯一の確かな本屋で、僕は頻繁にパイルに偶然会った。彼が始まりから押し付けた交友を彼は今はこれまで以上に重要視した。
 彼の悲しい目はフオン後の熱情で求めようとする、彼は更なる熱情さえ持って表現した、彼の愛情のまた彼の称賛の強さー神はその符合を救うー僕のために。
 カオダイストゥの司令官が早口で喋りながら車の側に立っていた。彼は僕が近付くと止めた。僕は彼に見覚えがあったー彼は、テが丘に連れて行く前、テの補佐官だった。
 「今日は、司令官、」僕は言った、「総司令官はどうしてます?」彼は照れて歯を出して笑って尋ねた。
 「きっとカオダイスト教の中に、」僕は言った、「総司令官全員が調和させられる。」
 「僕はこの車を動かせない、タマス。」パイルが言った。
 「僕が修理工を呼んで来よう、」その司令官が言い、僕達を残して行った。
 「僕は君の仕事の邪魔をした。」
 「オウそんなの何でもありません、」パイルが言った。
 「彼はBuickが幾らか知りたかった。ここらの人々はとても人懐っこい、貴方が彼らを正当に扱えば。フランス人は運転の仕方を覚える気があるようには思えない。」
 「フランス人はそれを信用しない。」
 パイルは真面目に言った、「人は貴方が彼を信用すると信用できるようになります。」それはカオダイストゥの金言のように響いた。僕はテニインの空気は呼吸するには僕には道徳的過ぎると感じ始めた。
 「一杯飲みましょう、」パイルが言った。
 「僕がいいと思うものはそこには一つもない。」
 「僕はライム‐ジュースのサーマスを僕のと一緒に持って来ました、」彼は向こう側に凭れ後部のバスキトゥで忙しなかった。
 「少しジンを?」
 「いや、僕は大変申し分けない。君には分かる。」彼は元気を取り直して言った、「ライム‐ジュースはこんな気候ではとてもいいんですよ。。それには入っていますー僕はどのヴァイタミンか確かではないのですが。」彼は僕にカプを差し出し、僕は飲んだ。
 「とにかく、これは潤う、」僕は言った。
 「サンドゥウィチは好き?それは実際ひどく美味しい。ヴィトゥ‐ヘルスという新しいサンドウィチ‐スプレドゥ。僕の母が国からそれを送って来ました。」
 「いや、ありがとう、僕は空腹ではない。」
 「これはラシアンサラドゥにかなり近い味がするーただ乾き気味だ。」
 「僕はその気にならない。」
 「僕が試しても気になりませんか?」
 「いや、いや、もちろん平気。」
 彼は大口で齧りついた、するとそれは砕けバリバリ音を立てた。離れた所で白や桃色の石の中の仏陀が彼の先祖代々の家から乗って出て行き、彼の従者はー別の彫像ー彼を走りながら追った。女性の枢機卿は彼女達の家に周り歩いて戻ろうとしていた、そして神の目は大聖堂のドアの上から僕達を見守った。
 「彼らはここで昼食の世話をするつもりだろうか?」僕は言った。
 「僕ならそんな危険に晒さないと僕は思いました。この暑さでは肉は貴方も気を付けた方がいい。」
 「君は全く安全だ。彼らはヴェジャテアリアンだよ。」
 「僕はそれは全くその通りだと思いますが、僕は、僕が何を食べているか分かる方がいい。彼は彼のヴァイトゥ‐ヘルスをもう一つむしゃむしゃ食べた。「彼らは誰か頼りになる修理工を持っていると貴方は思いますか?」
 「彼らは排気管を迫撃砲に当たり前のように変えると分かっている。僕はBuickは最高の迫撃砲になると信じる。
 司令官が戻り、僕達にきびきびと敬礼し、彼は、最高の修理工をバラクに送ったと言った。パイルはヴァイトゥ‐ヘルス・サンドウィチを彼に提供した、彼はそれを丁寧に断った。彼は世馴れた人のように言った、私達は食物についてここで非常にたくさんのルールを持っています。」
彼は洗練されたイングリシュを使った。)「随分馬鹿げている。しかし貴方もご存知です、宗教の中心地、それが何であるかを、私はそれはロウムー或いはカンタベリに於いても同じ事だと思います、」彼は僕に手際のよい独特の軽いお辞儀をしながら付け足した。その後彼は沈黙した。彼らは揃って沈黙した。僕は僕の仲間に望まれていないという強い印象を持った。僕はパイルをからかおうとする誘惑に抵抗できなかったーそれは、だ、つまり弱いという武器、そして僕は弱かった。僕には若さが、まじめさ、高潔、未来がなかった。僕は言った、「何だか結局、僕はサンドウィチを食べたくなった。」
 「オウ、もちろん、」パイルが言った、「もちろん。」彼は後ろのバスキトゥの方を向く前に手を休めた。
 「いや、いや、」僕は言った。「僕はただ冗談を言っただけ。君ら二人は二人きりになりたい、」
 「そんな事はないよ、」パイルが言った。彼は僕が今まで知り合った最も無能な嘘吐きだったー彼があからさまに実践した事がなかったのは、それは技巧だった。彼は司令官に説明した、「ここにいるタマスは僕が持つ最高の友人です。」
 「私はファウラさんを知っています、」その司令官は言った。
 「僕が行く前に僕は君に会うだろう、パイル。そして僕は大聖堂へと歩いて立ち去った。僕はそこで幾らか涼んだ。
 フランスアカダミのユーニフォームに包まれ、彼の三角帽の周りに光輪を放った聖ヴィクタ・ヒューゴは幾らか崇高な感傷を指し示した。サン・ヤトゥ・センは小さいテイブルの上で名を刻みつけていた、そしてその時僕は身廊にいた。そこにはロウム教皇の椅子の中以外座る場所はなかった。それを取り巻くコブラが巻き付いた石膏、水のようにきらきら輝く大理石の床、そしてそこには窓枠にグラスはなかった。僕達は空気の穴の開いた檻(おり)を作る、と僕は思った、そうして男は数々の同じ方法で彼の宗教のために檻を作るー疑いと共に、天気の所為で開けると無数の理解上、信条の隙間が開けっ放しになった。僕の妻は穴の開いた彼女の檻を見付け、時に僕は彼女が羨ましくなった。そこには太陽と空気の間の葛藤がある。僕は日の当たる所で暮らし過ぎた。
 僕は長い人っ子一人いない身廊を歩いたーこれは僕が愛したインドゥーチャイナではなかった。ライアン‐に似た頭を持ったドゥラガンが説教壇をよじ登る:屋根の上でクライストゥは彼の血みどろの心臓を晒した。ブダは座した、ブダが常に座るように、彼の巻きつけた無為と共に。乱雑の顎髭が乾季の滝のように無味乾燥に垂れ下がっていた。これは見せかけの‐行いだった:祭壇の上の大きな地球は大望だった:動かせる蓋の付いたバスキトゥ、その中でロウム教皇は、徐々に彼の預言は策略であるとばかりに動いて行った。もしこの大聖堂が20年の代わりに5世紀の間存在していたら、それは足の引っ掻き傷や風雨の浸食と共に或る種の理解を集めただろうか?僕の妻のように道理を弁えた誰かが人間の中に見出せなかったこの世で信仰に目覚めるものだろうか?またもし僕が心底信仰を求めたら、僕は彼女のノーマン教会にそれを見出そうとしただろうか?何れにせよ僕は未だ嘗て信仰を切望した事がなかった。リポータの仕事は正体を暴き記録する事だ。僕は未だ嘗て僕の職歴の中で不可解を発見した事がなかった。ロウム教皇は彼の動かせる蓋の中の鉛筆を持って、彼の予言に取り組み、人々は信じた。どんな想像の中にも、どこかに貴方はプランシェトゥ(ハートゥ型の占い版)を見付けられた。僕は、僕の記憶の目録の中には何の先見の明も奇跡も持ち合わせなかった。
 僕はアルバムの写真のように無作為に僕の記憶を捲った:僕は、オーピントゥンを見晴らす敵の照明装置の明かりで見たキツネ、辺境の地の彼の赤褐色の住まいから出て、鶏の近くに駆け寄ってはずっとこそこそ盗むのを見て来た:銃剣で武装したメイレイ(マレー人)の死体、それはグルカ巡回はローリーの後部でパハンの地雷敷設カムプの中へ運んで来た、そして中国人の人夫は傍観し、神経質にクスクス笑った、兄弟メイレイが死んだ頭の下にクションを置いている間中、炉棚の上の鳩がホテルのベドゥルームで飛行に備えて静止していた:僕が最後にグドゥ‐バイを言おうとして家に近付いた時、窓に僕の妻の顔。僕の想いは彼女と共に始まり潰(つい)えた。彼女は一週間以上前に僕の手紙を受け取っていなければならなかった、それに僕が期待しなかった電報は来てはいなかった。しかしもし陪審員が十分長い間不在のままであれば、そこには囚人にとって希望がある。もう一週で、もし手紙が届かなかったら、僕は期待し始めて良いか?僕の周り中で兵士や公司の車が回転速度を上げているのが僕に聞こえた:パーティは次の年に向けて終わった。サイゴンへの帰りの殺到が始まり、外出禁止令が出た。僕はパイルを探すために外に出た。
 彼はまだらな日陰で彼の司令官と一緒に立っていた、それに誰も彼の車に何もしていなかった。会話は終わっている様子だった、喩えそれが何かについてだったにしても、彼らは黙ってそこに立っていた、お互いの礼儀正しさに強いられて。
 「さて、」僕は言った、「僕はオフになると思う。君らもそのままにして置いた方がいい、もし君らが外出禁止時間の前に中に入りたかったら。」
 「修理工は現れなかった。」
 「彼はすぐに来るでしょう、」司令官が言った。「彼はパレイドゥの中にいました。」
 「君らは夜を過ごせばいい、」僕は言った。「そこには特別な集団がいるー君らはそれを全く体験と見做すだろう。それは3時間は続く。」
 「僕は戻らなければ。」
 「君が今直ぐ出発しないのなら、君は戻れない。」僕はしぶしぶ念を押した、「もし君が良ければ僕が君を乗せてあげる、そして司令官に明日サイゴンへ君の車を送り届けて貰えばいい。」
 「貴方がたはカオダイストゥ領地の外出禁止令について心配する必要はありません、」司令官が独り善がりで言った。「何れにしても向こうに・・・確実に私は明日貴方の車をサイゴンへ送り届けましょう。」
 「排気管は元のままにして、」僕は言った、すると彼は晴れやかに笑った、小奇麗で、効果的に、笑顔の軍人の省略形。

 Ⅱ

車の行列は僕達が出発したその時間まで僕達の前方に相当あった。僕はそれを追い越そうとしてスピードゥを増した、しかし僕達はカオダイストゥの区域から出てホア‐ハオの区域内へと追い越して行った、僕達の前に土煙さえ立てずに。日が暮れるとこの世は平坦で空しかった。誰彼となく伏兵の一団と付き合う、それは国の類ではなかった。しかし男達は道路の数ヤードゥ以内の水浸しの田に首‐深く彼ら自身を隠せた。
 パイルは彼の喉をすっきりさせた、そしてそれは親密な言動に近付きつつあるという合図だった。「フオンが無事であればと僕は願う、」彼は言った。
 「僕は今まで病気の彼女を知らない。」一つが背に沈むのを見守る、もう一つが天秤の上の分銅のように、姿を見せた。
 「僕は昨日彼女の姉妹がショピングに出るのを見ました。」
 「そこで彼女は中を見たくて君にお願いしたと僕は思う。」僕は言った。
 「実際に彼女は行った。」
 「彼女は簡単に希望を捨てない。」
 「希望?」
 「フオンに君を宛がう事を。」
 「彼女は君がどこかへ行こうとしていると僕に話した。」
 「これらの噂はあちこちで手に入れる。」
 パイルが言った「貴方は僕に対して率直に振舞いたい、タマス、貴方はそうしたくない?」
 「率直?」
 「ぼくは移動を申請しました、」彼は言った。「僕は僕らのどちらもいないのに彼女が一人残されるのを決して望まない。」
 「君の時間切れを君は見ようとしていると僕は思った。」
 自己憐憫を振り切って、彼は言った、「それに耐えられそうにないと僕は気付きました。」
 「何時君は発つつもり?」
 「分からない。彼らは6ヶ月の内に何か準備出来ればと考えた。」
 「君は6ヶ月を持ち堪えられる?」
 「僕は取り組んでいます。」
 「どんな理由を君は伝えたの?」
 「僕はしみったれ大使に話しましたー貴方は彼に会ったージョウー多少なりとも実情を。」
 「僕が僕の女と君を離して、歩かせないようにしない僕は厄介な奴だと彼は思っていると僕は想像する。」
 「オウ、いいえ、彼は寧ろ貴方に味方した。」
 「車がパチパチ音を立て漏らしていたーそれは少しの間パチパチ音を立てていた、僕は思う、僕がそれに気付く前に、僕がパイルの無邪気な質問をテストしていたために:「貴方は率直に振舞いますか?」これは大変な純真の心理学の領域に属した、君はuなしでディモクラシや名誉について話した、そこではそれが古い墓石に綴られたように、そして同じ言葉で君の父親は何を意味したかを君は言おうとした。僕は言った、「僕達は走れなくなった。」
 「ガス?」
 「そこにはたっぷり入っていた。僕が発車する前に満タンにした、テニインのああした厄介者達はそれをサイフンで‐吸い出した。僕は気付くべきだった。彼らの区域外で降ろす程度僕達に残して置くなんて、それは彼ららしい。」
 「僕達はどうしましょう?」
 「僕達はちょうど次の見張り塔に進めるよ。
 ところが僕達は運に見放された。車は塔の30ヤードゥ以内に辿り着きはしたが捨てた。僕達は塔の足下まで歩き、僕は番兵にフランス語で上に呼び掛けた、僕達は友人であると、僕達は上っていると。僕はヴィエトゥナム人の歩哨に撃たれたくなかった。何の返事もそこになかった:誰一人外を見ていなかった。僕はパイルに言った、「君は銃を持ってる?」
 「僕はそういう物を持ち歩かないんです。」
 「僕もそんな事はしない。」
 最後の日没の彩は米のような緑色や金色で平坦な世界の縁の上に滴った:灰色の中間色の空に見張り塔が印刷物のように黒く見えた。時はほぼ外出禁止令の時間に違いない。僕はもう一度叫んだが誰も答えなかった。
 「最後の要塞から僕達は幾つ塔を通過したか君は知ってる?」
 「僕は気を付けていなかった。」
 「僕もだ。次の要塞まで、それはおそらく少なくとも6キラミタだー1時間の歩行。」僕は3度呼び、沈黙は答えのようにそれそのものを繰り返した。
 僕は言った、「ここは空っぽのようだ:僕が上って見た方がいい。」オリンジに褪せた、赤いストゥライプのある黄色い旗が僕達がホア‐ハオの外で、ヴィエトゥナム軍の領土に入ったという事を表した。
 パイルは言った、「もし僕達がここで待っていたら車は来るだろうか?」
 「それはそうだが、彼らの方が先にやって来るだろう。」
 「僕は引き返してライトゥを付けようか?合図のために。」
 「善良な神よ、いや。それは今のままでいい。」今は梯子を探そうにもつまずく程、空が暗い。足の下で何かがひび割れた;僕は水田を横切って進んでいる音を想像してしまった、誰かに聞かれた?パイルは彼の輪郭をなくし、道路の端におぼろげに見えた。暗闇それが一度落下するといしのように落ちた僕は言った、「僕が呼ぶまでそこにいなさい、」それは彼らの逃亡の唯一の方法だった。僕は上り始めた。
 僕は恐怖の瞬間の人々の思いについて随分たくさん読んだ:神の、或いは家族、或いは女性の。僕は彼らの自制心に讃える。僕は僕の頭上の跳ね上げが水平ではない事を全く考えなかった:僕は止めた、それらの二つ目のために、存在するはずの:僕は気の利きように怖くなった。梯子の頂上で僕は僕の頭をどんと打った、恐怖が段を数え、聞き、また見られなくしたから。それから僕の頭は土の床の上に出たが、誰も僕を撃たず、恐怖は漏れて消えた。

小さなオイルラムプが床の上で燃え、二人の男は壁に蹲(うずくま)っていた、僕を見守りながら。一人はステン・ガンを、一人はライフルを持っていた、何れにせよ彼らは僕が現れたのと同様びっくりしていた。彼らは学生のように見えたが、ヴィエトゥナム人の年齢は太陽のように突如として下がるー彼らは少年でもあり、時に老人にもなる。僕は僕の肌の色や僕の目の形状がパスポートゥである事が嬉しかったー彼らは今も恐怖からでさえ撃とうとはしない。
 僕は床から出て上った、彼らを安心させるために話しながら、僕の車が外にあるという事を、僕がガソリン切れで走れなくなったという事を、彼らに打ち明けながら。おそらく彼らは少しならある、僕は買えるといい。僕が周りを見てもそれらしい物は見えなかった。狭く丸い部屋の中、そこにはステン・ガンのための弾薬のボクス、小さい木製ベドゥ、そして釘にぶら下がった二つの荷物以外何一つなかった。残飯の入った二つの鍋と木の何本かの箸は、彼らが大した食欲もなく食べていたことを示した。
 「次の要塞まで僕達が乗るのに足りるだけでいいんだが?」僕は尋ねた。
 壁に凭れて座っている男達の一人ーライフルを持った1人が彼の首を振った。
 「もし君達ができなければ僕達はここに夜泊まるしかないだろう。」
 「それは禁止されています。」
 「誰に?」
 「あんたは民間人だ。」
 「誰も路上のそこいらに出して、僕を座らせ、僕の喉を切らせるつもりではない。」
 「あんたはフランス人?」
 「一人の男だけが口を利いた。もう一人は彼の頭を横に向けたまま座っていた、壁の裂け目を覗きながら。彼は何も見えなかった、空という葉書の他には:彼は耳を研ぎ澄ましているようで、僕も耳を研ぎ澄まそうとした。沈黙が音の全てになった:貴方がそこに名を置けない物音ーひび、軋み、カサカサ、何か咳のようなもの、サラサラに。それから僕はパイルに耳を傾けた:彼は梯子の脚に間違いなく近付いた。「貴方は大丈夫ですか、タマス?」
 「上がって来なさい、」僕は叫び返した。彼は梯子を上り始め、黙っていた兵士たちは彼のステン・ガンを構えたー僕達が何を話していたかの会話を確かに聞いていたとは僕は思わない:それは間の悪い、びくつく対応だった。僕は恐怖が彼を機能停止状態にしたんだなと納得した。僕は軍曹ー少佐のように彼に避難を浴びせた、「銃を下に置きなさい!」そして僕は彼が分かると思うフランス製卑猥の類を使った。彼は自動的に僕に従った。パイルは部屋の中に姿を見せた。僕は言った、「朝まで塔の安全を提供された。」
 「良かった、」パイルが言った。彼の声は少々当惑していた。彼は言った。「ああしたマグの一つも歩哨の身に付けているべきじゃないの?」
 「彼らは撃たれたくはないんだ。君はライム・ジュースより強い物を持って来た方がいいと僕は願う。」
 「僕は次の機会にそうすると明言します。」
 「僕達はこの先長い夜を手に入れはした。」今はパイルも僕と一緒にいるから、僕は物音に耳を傾けなくなった。二人の兵士らも少し寛いだ様子だ。
 「ヴィエトゥが彼らを攻撃すればどうなる?」パイルは尋ねた。
 「彼らは発砲して逃げるでしょ。君は毎朝極東でそれを読む。『サイゴンの南-西駐屯地が昨夜ヴィエトゥミンによって一時的に占領されました』。」
 「それはひどい予想だ。」
 「僕達とサイゴン間、そこにはこんな40もの要塞がある。チャンスは何時もある、傷を負った、その他の奴にそれはあるという事だ。」
僕達はあのサンドゥウイチで済ませた。」パイルが言った。「彼らの一人は見‐張りを続けていると僕は思ってはいる。」
 「彼は銃弾が覗くかも知れないと心配している。」今は床の上で落ち着いたから、ヴィエトゥナム人は少し寛いだ。僕は彼らに幾らか同情を感じた:何時来るとも知らずヴィエトゥが水田を通って路上に這い上がるかも知れないと、毎晩毎晩ここに上ってじっとしている事は、それは不幸な訓練をした二人にとっても楽な仕事ではなかった。僕はパイルに言った、「彼らは、彼らが民主主義のために戦っていると認識していると君は思う?僕達は彼らにそれを説明するためにここにヨーク・ハーディングを持ち込むべきだね。」
 「貴方は何時もヨークを笑う、」パイルが言った。
 「僕は存在しない何かー精神的支柱について書く事に多くの時間を費やす誰も彼も嘲笑する。」
 「それらは彼のためにある。貴方はどんな精神的支柱も持たなかったんですか?神、例えば?」
 「僕には神に傾倒する理由はまったくない。君はどうなの?」
 「はい、僕はユニテアリアンです。」
 「人々は何億もの神を信仰するの?何故か、ロウマンカサリクでさえまるで異なる神を信じている、彼が脅え、また幸せで、また飢える時。
 「多分、そこに神がいても、彼にはひどく漠として彼はどれもこれも違うように見えてしまう。」
 「バンコクのあの大きなブダのように、」僕は言った、「君は即座に彼を一望できない。とにかく彼はじいっとしている。」
 「貴方はすっかり強靭であろうとすると僕は推測します、パイルは言った。「そこには貴方が信じざるを得ない何かがあります。何らかの信仰なしでは誰も生き永らえる事はできない。」
 「オウ、僕はバークレイアンではない。僕は故の壁に凭れた僕の背中を信じる。僕はそこを覆うステン・ガンがそこにあると信じる。」
 「僕はそんな事を言いたかったんじゃない。」
 「僕は僕がリポートゥする何事も君の通信の大半よりずっと使命を果たしていると僕は信じている。」
 「煙草は?」
 「僕は吸わないー阿片を除いて。見張りに一本やってくれ。僕達は彼らと友人のままでいた方がいい。」パイルは立ち上がり、彼らの煙草に火を点けて戻った。僕は言った、「僕は、煙草は塩のように象徴的な意味があると感心する。」
 「貴方は彼らを信用しないんですか?」
 「いや、フランス将校は、」僕は言った、「こうした塔の一つで二人の脅えた見張りと一緒に一人で夜を過ごしたいのだろう。何故か、一小隊でさえ彼らの将校を越えて手を握る事を知られていた。時にヴィエトゥはバズーカ砲より拡声器と共により完全な成功を手にする。僕は彼らを非難しない。彼らはどちらも何事においても信じ合わない。君や君に似た者はまるで関心もない人々の援助という名目で戦争を作ろうとしている。
 「彼らは共産主義を望まない。」
 「彼らは十分な米が欲しい、」僕は言った。「彼らは標的になりたくない。彼らは何時の日にか、他と同様大量であればと欲する。彼らは彼らが何が欲しくても周囲が彼らに話す事を僕達の白い肌に求めはしない。」 
 「もしインド‐チャイナがなくなれば・・・」
 「僕はその録音を知っている。サイアム(シャム)が消える。マラヤ(イギリス領マラヤ)が消える。インドネシアが消える。『消える』が何を意味するか?もし僕が君の神や別の人生に傾倒したら、5百年の内にニュー・ヨークどころかランダンもそこにないかも知れないと君達の金冠に逆らってとやかく言う僕の未来を賭けるに決まってる、しかし彼らは彼らの先の尖った帽子を被って長い竿で市場へと彼らの農産物を運んでいるだろう。幼い男の子らは水牛の上に座っているだろう。僕はその水牛が好き、彼らは僕達の臭いを、イウアラプ人のの臭いを好まない。そして覚えて置いてほしいー水牛の観点から君もまたイウアラプ人だ。」
 「彼らは何を彼らが言われようと信じる事を強いられる、彼らは彼らのために考える事を許される事はない。」
 「思考は贅沢だ。夜、彼らの泥の小屋に入って農民は腰を下ろし、神や民主主義について考えると君は思う?」
 「貴方はまるで国中農民であるかのように話す。教育された者はどうですか?彼らは幸せになろうとしていますか?」
 「オウ、いや、」僕は言った、「僕達は僕達の考えに彼らを持ち出す。僕達は危険なゲイムを教えた、そしてそれは、何故僕達はここで待っているのか、僕達は僕達の喉を切る羽目にならないよう願っているのかだ。僕達はそれらを切ったも同然だ。僕は君の友人ヨークもここにいればいいのにと思う。彼はどんなにそれを喜ぶ事だろうと僕は思う。」
「ヨーク・ハーディングは非常に勇ましい男だ。何故か、カリア(朝鮮)で・・・」
 「彼は壊れた男ではなかったでしょ?彼は往復切符を持っていた。往復切符を持つ度胸は知性の訓練になる、修道士の、鞭打ちのように。僕はどれだけ耐えられるか?ああした哀れな悪魔達は平らな家を見付けられない。ハイ、」僕は彼らに呼び掛けた、「君らの名前は何と言うの?」知識は何とかして彼らを僕達の会話の輪の中に導くだろうと僕は思った。彼らは答えなかった:彼らの煙草の切れ端に隠れて僕達を背にただひそひそ話をしていた。僕達がフランス人だと彼らは思っている、」僕は言った。
 「それはその通りだ、」パイルは言った。「貴方はヨークに対抗すべきではない、貴方はフランスに対抗すべきだ、彼らの植民地主義。」
 「主義と政体。僕に現実を与える。ゴム農園主は彼の労働者を鞭打つー正当そのもの、僕は彼に対抗している。彼は植民地の公使によってそうするよう指導されたのではなかった。フランスで僕は彼は彼の妻を叩いたんだろうと推測する。僕は牧師に会った事がある、随分貧しく、彼はズボンの着替えも持っていない、カララ(コレラ)流行の中小屋から小屋へ一日15時間働きっ放しで、米と塩魚以外何も食べずに、古びた聖杯ー木製の大皿を伴う彼のマス(カサリク協会の儀式)を唱えながら。僕は神を信じないが今も僕はその牧師のおかげでいる。何故君達はそれを植民地主義と呼ばないの?」
 「それは植民地主義です。ヨークは、それは悪いシステムをそれに代え難くする善良な行政官がよくいると言っています。」
 「とにかくフランス人は毎日死んでいるーそれは精神的支柱の事ではない。彼らはこれだけの人々を半ば嘘で引っ張り続けている、君らの政治家達やー僕達ののように。僕はインディア(インド)にいた、パイル、そして僕は自由主義者は害を及ぼすと悟る。僕達には自由党ももうない―自由主義は他の全ての政党に汚染される。僕達は自由保守党員か自由社会党員のどちらかだ:僕達は皆立派な道義心を持っている。僕達は寧ろ搾取者である、誰が闘い何のために搾取し、そしてそれに伴って死ぬのか。バーマ(ビルマ)の歴史を見るといい。僕達は出掛け、その国を侵略する:その土地住民の部隊は僕達を支援する:僕達は勝つ:しかし君達アメリカ人のように僕達はあの当時植民地主義者ではなかった。オウいや、僕達は国王と共に平和を築き、僕達は、彼に彼の田舎を元に戻して手渡し、磔(はりつけ)にされ、鋸(のこぎり)で真っ二つに裂かれるべく僕達の味方を放置した。彼らは無実だった、彼らは僕達が留まると思った。しかし僕達は進歩的だったし、僕達は下手な道義心を望まなかった。」
 「それはずっと以前の話でした。」
 「僕達はここで同じ事をしようとしている。彼らを勇気付け、ささやかな装備とおもちゃ工業付きで彼を置き去りにするがいい。」
 「おもちゃ工業?」
 「君達のプラスティク。」
 「オウ、はい、僕は分かります。」
 「僕が何のために政治を語っているのか僕は分からなくなる。それらは僕に興味を持たせない、その上僕はリポータだ。僕は雇われていない。」
 「貴方はそうではないんですか?」パイルが言った、
 「議論を用いてこの血生臭い夜を「夜を通過しようとして、それが全てだ。僕はどっちつかずだ。僕はずっと報道して行きたい、誰が勝とうと。」
 「彼らが勝てば、貴方は虚偽を報道し続けるだろう。」
 「そこにはたいてい堂々巡りがあり、僕は僕達のどの新聞にも真実への並々ならぬ配慮に気付きもしなかった。」
 僕は僕達のそこに座っているという事実が二人の兵士を勇気付けたと思う:多分彼らは僕達の白人の声の響きー声は色をも帯びる、黄色人種の声が歌い、黒人の声がうがいをする、僕達のものはただ喋っている間は大勢の印象を与え、ヴィエトゥは距離を置いたままでいる。彼らは彼らの平鍋を摘まみ上げ、また食べ出した、箸でこすり落として鍋の縁越しにパイルと僕を監視しながら。
 「だから貴方は我々が負けてしまったと思うのですか?」
 「それが肝心ではない、」僕は言った。「僕は君らが勝つという特別な願望は持ち合わせていない。幸せになろうとするそこのその貧しい盗聴を僕は好ましく思うーそれが全てだ。僕は、彼らが脅えて夜の闇の中でじっと座っているしかなかったんだと感慨深い。」
 「貴方は自由のために闘うしかない。」
 「僕はここいら辺のアメリカ人の戦い振りを見て来たんじゃない。そして自由のためとはいえ、僕はそれがどういう事か分からない。彼らに聞けばいい。」
 フランス人の床の向こう側の彼らに声を掛けた。「自由ー自由って何?」彼らは米を啜り、彼らを睨んだが何も言わなかった。
 パイルが言った、「貴方は誰も彼も同じ鋳型で作られる事を望みますか?貴方は議論のために議論をしている。貴方は知的だ。貴方は僕がそうするのと同程度に個人の重要性を支持する。
 「何故僕達はやっと今気が付いたのか?」僕は言った。「40年前誰一人としてその点を語らなかった。」
 「それはその時は脅かされなかった。」
 「僕達のものは脅かされなかった、オウいや、しかし水田の中の人の個性について誰が気にするーそして誰が今もそうするか?一人の人間として彼を扱おうとする唯一の人は政治的代表だ。彼は彼の小屋に座って彼の名を聞き、彼の不平不満に耳を傾ける;彼は彼に教え込む事に一日一時間捨てるーそれは何でもない、彼は、価値のある誰かのように人並みに扱われているという事である。極東では個別の精神への脅威にあのオウム返しでは先に進まない。今に君達は君達を誤った側の上で見付けるーそれは個人を支持する彼らであり、僕達はまさに民兵23987、世界戦略の中の一つを支持する。」
 「貴方は貴方の言おうとする事の半分も言い表せない、」パイルがもどかしげに言った。
 「多分4分の3。僕はここで長い時を過ごした。君なら分かる、僕は雇われていない、それは幸運だ、それには事情がある、僕はやる気にされているのかも知れないーここ極東でだけどーまあ、僕は  を好まない。僕の好むのはまあこの二人。これは彼らの国である。何時になる?僕の時計は止まってしまっている。」
 「時間は8-30になった。」
 「10時間、そして僕達は移動できる。」
 「その時分は実に冷え冷えするようになる、」パイルは身震いした。「僕はそれを予想もしなかった。」
 「そこいら中水だらけだもの。僕は車の中に毛布を持って来てる。」
 「それは安全?」
 「時間はヴィェトゥには早い。」
 「僕に行かせてくれ。」
 「僕は暗闇にはずっと慣れている。」
僕が立ち上がると兵士らは食べるのを止めた。僕は彼らに話した、「僕は直ぐに戻るよ。」        。」
僕は僕の足を跳ね上げ戸の上にだらりと垂らして、梯子を見付け、下に降りた。会話がどれ程元気付けるのか、そりゃあ妙だ、特に観念的な話題となると:それは非常に不思議な周囲を正常化する。僕はもう怖くなかった:それはまるで僕が部屋を出たのに、議論を復活させるためにそこへ引き返そうとするかのようだった。見張り塔はカティナトゥ通り、マジェスティクのバー、或いはゴードン・スクェアから離れた部屋でさえあった。僕は僕の視覚を取り戻すために少しの間、塔の下に立った。そこには星明かりがあったが月の光は全くなかった。月明かりは、僕に遺体安置書や大理石の板に覆われた陰影のない地球の冷えた浄化を呼び覚ます、しかし星明かりは生き生きとして、まるでじっとしていない、それは殆んどあの宇宙の誰かが善良な意志の声明書を伝えようとしているかのようだ、星の名さえ好意的なんだもの。ヴィーナスは僕達がアイス女の誰かで、大熊座は幼年時代の熊達だ、そして南十字星を僕は思う、それらに対して、僕の妻のように、信仰し、ベドゥの傍らでの好きな讃美歌或いは祈りであるかも知れない。一度僕はパイルがそうしたように身震いした。それにしてもその夜は結構暑かった、それぞれの側の浅い水の広がりだけが、ぬくもりに対して一種の冷却を供給した。僕は車の方へ向かって行った、僕が道路に立つと、間もなく僕はそこにはもうそれはないなと思った。それは僕の自信を揺るがした、それは、30ヤードゥ離れた所で次第になくなって行ったという事を僕が思い出した後でさえ。僕は折れ曲がった僕の肩共々歩かざるを得なかった:僕はより遠慮がちなその道筋を手探りで捜した。
 僕は毛布とカチっという音を得るためにトランクの錠を
開けなければならなかった、そしてカチッという音とギーギー軋む音は静けさの中、僕をびくびくさせた。僕は人々で溢れる夜ならあるに違いない物音だけになる事を嬉しく思えなかった。僕の肩に毛布を背負って、僕は、僕がそれを持ち上げた以上に注意深くトゥランクを下げた、するとその時ピタッと罠は命中した、サイゴンに向かう空がライトゥで赤々と輝き、爆発音が道路に轟きながら下降した。吐くに吐いたブレン(ガン)はゴロゴロという音が止まる前に再び静かになった。僕は思った「誰かがそれを持って来た、」やがてかなり離れた所で痛みと恐怖、或いはひょっとして大成功であれ、同時に叫んでいる声を聞いた。僕には何故か分からないものの、僕は、僕達が通って来た道路に沿って、背後から近付いている攻撃についてずうっと考えていた、そこで僕はヴィエトゥは、僕達とサイゴンの間、前もってそこにいるだろうという一瞬の公正の欠如感覚が僕にはあった。それは、それから遠ざかる代わりに危険に向かって無意識に進んでいるかのようだった、僕はピタッと、塔に引き返す、その方向に今歩いていた。僕は歩いた、それは走る事よりずっと音がしないから。それでも僕の体は走ろうとした。
 梯子の脚で僕はパイルに対して上に声を掛けた、「これは僕だーファウラ。」(その時でさえ僕は彼に対して僕のクリスチャンネイムを使う気に僕自身させられなかった。)小屋の中の光景は変わっていた。米の鍋が床の上で裏返しになっていた;一人の男は彼のヒプにライフルを固定して置き、パイルをじっと見ながら壁に凭れて座っていた、そしてパイルは彼と別の見張り番との間に置いてあるステンガン上に彼の眼差しを据えたまま反対側の壁から少しずれて膝まづいていた。それはまるでそれに向かって腹ばいで進み始めたかのようだったが、停止させられた。別の見張りの腕がガンの方へ伸びた:誰一人闘わず脅しもしなかった、それは貴方が動くのを見られてはいけない、さもなくば再び始めるためにベイスに送り返されるあの子供のゲイムに似ていた。
 「何をしているの?」僕は言った。
 二人の見張り番は僕を見た、するとパイルは飛び掛かった、部屋の彼の側にステンを引っ張ろうとして。
 「それはゲイムなの?」僕は尋ねた。
 「僕はガンを持った彼を信用しない。」パイルが言った、「もし彼らが近付いても。」
 「今までにステンを使った?」
 「いいえ。」
 「それはいい。僕も持っていない。僕は装填してあったら嬉しいー僕達はそれに弾丸を込め直す方法を知ろうともしない。」
 「見張り番は冷静にガンの喪失を受け止めた。一人は彼のライフルを下げ、彼の太腿に交差するようにそれを置いた:もう一人は壁にどさっと倒れ込み、まるで子供のように彼は暗闇で彼自身目が見えないと信じ込んだかのように彼の目を閉じた。おそらく彼はもう責任はないと嬉しかった。どこか遠くでグレンは再び始まったー3度爆発そしてその後沈黙。別の見張り人は彼の目を細めますますぴったりと合わせて閉じた。
 「彼らはそれを使えないとは思っていない、」パイルが言った。
 「彼らには僕達の側にいると考えられている。」
 「当たり、」僕は言った。「ヴィエトゥがそれを知ったらと願う。」
 「そこの外で何が起こっているんです?」
 僕はまた明日の極東を引用した:「サイゴンの50キラミタ後方が一時的に昨夜変則的なヴィエトゥミンによって攻撃され、捕えられた。」
 「これで耕作地がより安全になると貴方は思いますか?」
 「それは恐ろしく濡れているだろう。」
 「貴方は心配しているように思わない。」パイルが言った。
 「僕はひどく恐くなるーしかし事態はそれらがあろうとするより良い。彼らは夜には3区域以上、何時もは攻撃しない。我々のチャンスは改善した。」
 「あれは何ですか?」
 それは道路を近付いて来る重い車の音だった、サイゴンに向かって進んでいる。僕はライフル投入口へ向かい、下を見た、ちょうど一台の戦車が通り掛かったところだった。
 「巡回、」僕は言った。今はこちらに、今あちらへと小塔のガンは移った。僕は彼に声を掛けたかったが、何かいい事でもあったか?彼らには、二人の役立たずの民間人に乗る余裕はない。土の床は彼らが通ると少し揺れた、やがて彼らは行ってしまった。僕は僕の時計を見たー8時5-1分、そして待った、明かりがパタパタすると読むのに努力を要しはしたが。それは雷の前の稲光の遠ざかるのを、遅れによって判定するのに似ていた。銃がドアを開ける前にそれは4分近くかかった。一旦バズーカが応戦するのが分かったと思った、その時全てが静かになった。
 「彼らが戻る時、」パイルが言った、「僕達は野営に便乗を求めて合図する事ができるのに。」爆破は床を揺らすようにする。「もし彼らが戻って来れば、」僕は言った。「あれは地雷のように聞こえる。」僕が再び僕の時計を見た時、それは9時15分を過ぎていた、そしてその戦車は戻らなかった。そこにはもう発砲はなかった。
 僕はパイルの側に腰を下ろし、僕の足を伸ばした。「僕達は眠るようにした方がいい、」僕は言った。「そこらに僕達ができる事は他にはないよ。」
 「僕は見張り番の事が気に入らない、」パイルが言った。
 「ヴィエトゥが現れない限り彼らは大丈夫。安全のために君の脚の下にステンを置きなさい。」僕は僕の目を閉じ、他のどこかの自分自身を想像してみたー4等の仕切りの一つで寝ずに起きていた時の事、ヒトゥラが権力に近付く前、ドイツの線路が通った、誰かは若く、愁いもないままに毎晩夜更かしをした、目覚めたままの夢は希望に溢れ不安はなかった。今は、フオンが何時も僕の夕べのパイプを準備し始める時間だった。手紙が僕を待ち望んでいるかどうかは分からない。僕はそうでない事を望んだ、手紙は何かを封じ込める事を知っていたから。何一つ届かない限り、僕は可能性の夢想に耽る事ができた。
 「貴方は眠っていますか?」パイルが言った。
 「いや。」
 「僕達は梯子を引き上げるべきだと貴方は思いませんか?」
 「僕は何故彼らがそうしないのか分かり始めてる。それは外への唯一の道なんだ。」
 「戦車が引き返す事を僕は願う。」
 「それはもうない。」
 僕は長い間隔を置いてからしか僕の時計を見ないようにした、そしてその間隔は思ったほど長くはなかった。9時40分、10時5分、10時12分、10時32分、10時41分。
 「君は起きてるの?」僕はパイルに言った。
 「はい。」
 「君は何について考えているの?」
 彼は躊躇った。「フオン、」彼は言った。
 「そう?」
 「僕は、彼女が何をしていたのか実は不可解なままだ。」
 「僕は君にそれを話してもいいよ。彼女は僕がテニインで夜を過ごしていると決めていたんだろうーそれが初めではない。彼女は蚊を近寄らせないように燃えている線香を手にしてベドゥに横になろうとして、彼女は古いパリ―マチ(マッチ))の絵を見ようとしている。フランス人のように彼女は王族に熱中している。」
 彼は物足りなさそうに言った、「正確に知る事は素晴らしいに違いありません、」そして僕は暗闇で彼の穏やかな犬の眼差しが思われた。彼らはアルドゥンではなくファイドゥと彼を呼ぶべきだった。
 「僕は実際分からないーがそれはおそらく本当だ。貴方がそれについて何もできないなら妬んでいる事、そこには何もいい事はない。『お腹にはバリケイドゥはない。』」
 「時々僕は貴方が話す筋道が嫌になる、タマス、彼女は僕のようにどうして見えるか貴方は分かりますか?彼女は爽やかで、花のように見えます。」
 「可哀そうな花、」僕は言った「そこいら中にたくさんの雑草を生やす。」
 「貴方はどこで彼女に会いましたか?」
 「彼女はグランドゥ・モンデで踊っていた。」
 「踊り、」彼は大声を出した、まるでその意見が辛かったかのように。
 「それは完全に尊敬に値する専門家だ、」僕は言った。「心配するな。」
 「貴方はそんなにたくさん凄い経験をしてる、タマス。」
 「僕は今まで一人の女もいなかった、」彼は言った、「適当にじゃない。貴女が実際の経験と呼ぶようなものは何もない。」
 「君の国民の持つ多くの精力は口笛を吹きながら従軍するように見える。」
 「僕は今まで他の誰かに話した事はありません。」
 「君は若い。それは何も恥ずかしい事ではない。」
 「貴方はたくさんの女性を我がものにしましたか、ファウラ?」
 「大勢の意味するところを僕は知らない。僕にとって何らかの重要な関わりが去ったのは4人も越えない女達だーまた彼女達にとって僕は。その他の40人-余りー何故人はそれをするのか、誰でも不思議だ。衛生学の見地、人の社会的責任、どちらも見当違い。」
 「そういう事は間違っていると貴方は考える?」
 「僕はあの夜な夜なを取り戻せたらと思う。僕は今尚恋をする、パイル、おまけに僕は価値のあるものを駄目にする。オウ、それにそこにはプライドゥがあった、もちろん。求められるがままである事を誇りに思うのを僕達が止める前、そりゃあ長い時間を使う。何故僕達はそう思ってしまうのか、僕達が何時周りを見て、誰かもまた求められていると神は御存知だ。」
 「僕には何か間違っている事がそこら辺にあると貴方は思いませんか、どうです、タマス?」
 「いや、パイル。」
 「それは僕がそれを必要としないという意味ではありません、タマス、他の皆のように。僕は―変じゃない。」
 「僕達が言うほど多く僕達の内の一人はそれを必要としない。そこには凄い数の自己催眠が周りにある。今や僕はそれを必要としないと僕は悟っている―フオンを除いて。しかしそれは時間に連れ学ぶ事だ。喩え彼女がそこにいなくても眠れない一晩もなく一年を遣り過ごせる。」
 「しかし彼女はそこにいます、」彼は僕が捉え難い声で言った。
 「人は多くの相手と性交渉を持ち始め、誰かの祖父のように一人の女性に対して貞節なまま終わる。」
 「そんな道を歩き始めるのはそれはかなり単純であるような気がすると僕は思う・・・」
 「いや。」
 「それはキンジ(キンゼイ)・リポートゥにない。」
 「それは、何故単純ではないかだ。」
 「貴方には分かります、タマス、ここにいる事、それはかなり快適です、こんな風に貴方に打ち明けて。どういうわけか、もう危うくはないような気がします。」
 「僕達は急襲時そう感じるのが常だ、」僕は言った、鎮静が近付いた時に。ところが彼らは何時も引き返した。」
 「もし誰かが貴方に尋ねたら、貴方の最も底知れぬ性的経験はどんなものでした、貴方はどう言います?と」
 僕はそれに対する答えは知っていた。「或る朝早くベドゥに横たわりながら、彼女の髪にブラシをかける赤いドゥレシング‐ガウンの中の女を見ながら、」
 「ジョウはそれはチンクと同じ時に黒人女も一緒にベドゥに入る事だと言った。」
 「僕は20歳になった時、誰でも持ち上がっるという事を思った。」
 「ジョウは55歳です。」
 「戦争で彼らが彼に与えた精神年齢は何事かと僕は不可解に思う。」
 「赤いドゥレシング‐ガウンの中の少女はフオンだった?」
 僕は彼がそんな質問をしなかったらと願った。
 「いや、」僕は言った、「あの女性はもっと早く近付きになった。僕が僕の妻から離れた頃。」
 「何かあったんですか?」
 「僕もまた置いて出た。」
 「どうして?」
 本当に何故?「僕達は馬鹿者だ、」僕は言った、「僕達は愛す時。僕は彼女を失うのが怖かった。僕は彼女の変わって行くのを見て思った―彼女は現実にいたのかどうか僕には分からなくなる、けれども、僕はもうそれ以上手応えのない状態に耐えられなくなった。僕は臆病者が敵に向かって駆け寄り、メドゥル(メダル)を勝ち取るちょうどそのようにフィニシュに向かって駆け出した。僕は挙句の果てに死を手に入れたかった。」
 「死?」
 「それは死のようなものだった。それから僕は東に来た。」
 「そしてフオンを見つけた?」
 「うん。」
 「しかし貴方はフオンと一緒では同じものが見つからない?」
 「同じじゃなくて。君にはお見通しだ、もう一人は僕を愛した、僕は愛を失う事を恐れた。今、僕はただフオンを失う事を恐れている。」どうして僕はそんな事を口にしてしまったのだろうか?彼は僕からの励ましを必要としていなかった。
 「何れにせよ、彼女は貴方を愛しているんでしょ?」
 「そんなんじゃないよ。それは彼女達の本質の範疇にない。君はそれに気付いてしまうだろう。彼らを子供という、それではありきたりだーそこには子供染みている一つの事柄がある。彼女達は親切、担保、君が彼らに与えるプレズントゥのお返しに君を愛すー彼女達は精神的打撃、或いは不公平故に君を疎んじる。彼女達は何に似ているか分かっていないーまるで部屋の中に歩いて入る事や見知らぬ人を愛する事。老齢化している者には、パイル、それは非常に安全だー彼女は家から走り去ったりしない、家庭が幸福である限り。」
 「僕は彼を傷付けようとしたのではなかった。僕は抑制された怒りを胸に彼が言った時、僕はそれを終えてしまったんだと現実を受け容れただけ、「彼女はより手堅い保証、かまたはこの上ない優しさを選んでも良かった。」
 「おそらく。」
 「貴方はそれを心配していないんですか?」
 「僕は他の事ほどひどくじゃない。」
 「貴方は全面的に彼女を愛しますか?」
 「オウそうだね、パイル、そうなんだ。しかしっどっちみち僕は嘗て単に愛しただけ。」
 「40人-余りの女性達の恨みを買いながら、」彼は僕に噛みつくように言った。
 「僕はきっとキンジ(キンゼイ)の標準以下だよ。君は分かってるね、パイル、女性達はヴァジンを求めない。僕は僕達が終えるという確信がない、僕達が病的タイプでなかったら。」
 「僕はヴァジンだと言おうとしたんじゃない、」彼は言った。僕のパイルとの会話全てが奇怪な方向へ進むように思えた。彼らはそこで慣習のレイルから外れて走った、それは彼の真面目さの所為だったのか?彼の会話は決して苦境に導かなかった。
 「君は百人の女性を所有しながら尚ヴァジンであってもいいんだ、パイル。戦時、レイプのために絞首刑にされた君達の米兵らの大半はヴァジンだった。僕達ユアラプではそんな大勢を背負ってはいない。僕は嬉しい。彼らは多くの危害を加える。」
 「僕は全く貴方が分からない、タマス。」
 「それは説明する価値もない。僕はとにかくその話題にうんざりしている。僕は、セクスが老齢や死ほど重い問題ではなくなる年齢に達してしまった。僕は心の中のこうしたもの、女の体ではなく、と共に目覚める。僕は、本当に僕の最後の十年に、一人になりたくない、それが全てなんだ。一日いっぱいどんな事を考えるべきか皆目見当が付かない。僕は早目に同室に女性を入れたいー僕が愛さなかった人でも。しかしもしもフオンが僕の許(もと)を去ったら、他を探すエナジがあるだろうか?・・・」
 「もしそれが全てなら、彼女は貴方には大切なんだ…」
 「全て、パイル?」その終わりに、一人の道連れも、老人ホウムもなく、一人で十年暮らすのを君が不安になるまで待てばいい。その時君はどんな方面にでも駆け寄り始めるだろう、赤いドゥレシング‐ガウンのあの女から遠ざかってまで誰かを見つけようとして、君が遣り終えるまで続く誰かを。
 「何故貴方は貴方の妻へ帰らないんですか、その時?」
 「君が傷付けた誰かと暮らすのは、それは簡単ではない。」
 ステンガンが遠い爆発を狙撃したーそれは1マイル以上も離れているはずがなかった。おそらく別の攻撃が始まってしまった。僕はそれが攻撃だったらと願ったーそれは我々のチャンスを増やす。おそらく神経過敏な歩哨が影を撃っていたんだ。おそらく別の攻撃が始まってしまった。僕はそれが攻撃だったらと願ったーそれは我々のチャンスを増やす。
 「驚きましたか、タマス?」
 「もちろん僕は。僕の直感総出で。しかし僕の道理からすると、このように死ぬ事、その方がいいと僕は認める。それは僕が何故東へやって来たかだ。死は君について回る。」僕は僕の時計を見た。それは11時になっていた。8時間の夜、そしてそれから僕達はリラクスできた。僕は言った、「僕達は神を除くとかなり踏み込んで何もかも話し合ったような気がする。僕達は僅かな頃合いを見計らって出て行く方がいい。」
 「貴方は彼の人を信仰しない、どう?」
 「いや。」
 「僕には何事も彼の人抜きではまるで意味がない。」
 「僕は前に本を読んだ・・・」
 僕はどんな本をパイルが読んだ事があるのか全く分から
なかった。(多分それはヨーク・ハーディングかシェイクスピアか同時代の韻文の選集か結婚生活の生理ではなかったーおそらくそれはThe Triumph of life。)声が僕達と一緒に塔の中に直接入って来た、それは策略で物影から話すような感じだったー鈍く響く拡声器の音声がヴィエトゥナム語で何か言っている「僕達はそのためにいる、」僕は言った。二人の見張り番は耳を傾けた、彼らの顔がライフル投入口の方を向いた、彼らの口は絞首刑のように開いた。
 「これは何事?」パイルが尋ねた。
 朝顔型口まで歩く事は声を突き抜けて歩く事に似ていた。僕は、素早く外を見た:そこには目に入るようなものは何もなかったー僕には道路を見分ける事さえできなかった上に、部屋の中を僕が振り返って見た時、ライフルが向けられた、僕にか或いはライフル口にかどうか僕には確かではなかったが、壁の周りを移動した途端、そのライフルは揺らぎ、躊躇い、僕をカヴァし続けた:僕は下に座り、ライフルは下げられた。
 「彼は何と言っていますか?」パイルが尋ねた。
 「僕には分からない。」僕は彼らが車を見つけて僕達か或いは他の者に手渡すためにこいつらに話してくれるのを期待する。彼らが彼らの心を決める前にあのステンを取り上げた方がいい。」
 「彼は撃つつもりだよ。」
 「彼は未だ決めてない。彼は決めればどんな手段でも撃つさ。パイルは彼の脚を動かし、ライフルを近付けた。
 「僕は壁に沿って動くよ、」僕は言った。「彼の目が彼にカヴァさせるのを躊躇った時。」
 僕が立ち上がったちょうどその時、声が途切れた:静寂は僕をびくっとさせた。パイルはきつく言った、「お前のライフルを落とせ。」僕にはステンが降ろされたかどうか疑わしく思うほどのまさに余裕があったー僕はわざわざ見ようとはしなかったーその男がライフルを下に投げた時。
 僕は部屋を横切り、それを拾い上げた。その時、声が再び始まったー全く音節が変わらなかったという印象を僕は持った。おそらく彼らはレカドゥ(レコード)を使った。僕は、最後通牒が満了する時なんだろうと思った。
 「次に何が起こります?」パイルが尋ねた、実験室での実演を見ている学生のように:彼が個人的に関係しているようすはなかった。
 「おそらくバズーカ、ひょっとしたらヴィエトゥ。」
 パイルは彼のステンを調べた。これはどこもおかしくなさそうです、」彼が言った。「僕が発砲します?」
 「いや、彼らを戸惑わせる。彼らは寧ろ発砲抜きで持ち場に着き、それが僕達に余裕を与える。僕達は早めに退散した方がいい。」
 「彼らは終わりを待っているのかも知れない。」
 「そうですね。」
 「二人の男は僕達を見守ったー僕は男達に書く、しかし僕は、彼らが彼らとの間の40年を積み上げて来たかどうか疑う。「そしてこれらを?」パイルが尋ねた、すると彼は書キングな率直さで付け足した、「僕が彼らを狙撃しましょうか?」多分彼はステンを試したかった。
 「彼らは何もしていない。」
 「彼らは僕達を手渡すつもりでした。」
 「何故していない?」僕は言った。
 「僕達はここには何の任務もない。これは彼らの国だよ。僕はライフルを降ろし、床に横たえた。
 「どうしても貴方はそれを残して出て行かないつもりですね。」彼は言った。
 「僕はライフルを持って走るには年を取り過ぎた。それにこれは僕の戦争じゃない。そうだろ。」
そりゃあ僕達の戦争じゃないが、それらの他の者達も同様にその事を知っているよなあと思った。僕はオイル‐ラムプを吹き消し、罠の上に僕の足をだらりと垂れた、梯子の感触を探りながら。僕は見張り番がそれぞれクルーナ(囁くように歌う歌手)のように、歌のような彼らの言葉で囁いているのが聞こえた。「前もって直立するんだ、」僕はパイルに話した、「稲をめざそう。そこには水があるのを覚えて置けよー僕はどれくらい深いか知らない。用意はいいか?」
 「はい。」
 「ありがとう相棒。」
 「こちらこそ。何時も、」パイルが言った。
 僕は僕達の後ろで見張り番が動く音を耳にした:彼らはナイフを持っていたかどうか僕は分からなかった。拡声器は最後のチャンスを提供するかの如く絶対服従的に喋った、何かが僕達の真下、暗闇の中をそっと移動した、がそれはネズミだったようだ。僕は尻込みをした。「僕は飲み物が欲しい、」僕は呟いた。
 「行こう。」
 何かが梯子を上って来た:僕は何も聞こえなかったが、梯子は僕の足の下で揺れた。
 「何かが貴方を引き留めているんですか?」パイルが言った。
 僕は何故何者かのようにそれを思うのか分からない。その音を立てないものはこっそり近付く。人一人は梯子を上られた、そして未だ僕は僕自身のような男とはそいつを考えられなかったーそれは、別種の創造物の容赦のなさを持って極めて静かに確実に、動物が中で動いているかのようだった。梯子は揺れに揺れ、その目が上の方を睨みつけているのを見たような気が僕はした。突然僕はそれに耐えられなくなって、僕は飛んだ、がそこには何もいなかった、スパンジ(スポンジ)のような地面以外には、そこいら辺には全く何もなかったが、それは僕の足を捕え、手がしたかのようにそれを捻じった。僕は彼自身の震えを認識できない怖ろしいほどの馬鹿者だったと僕は悟った、それに僕はタフで想像力がない、正直な観察者でリポータであるしかない。僕は僕の足の上に乗っかったものの、痛みでまた危うく倒れそうになった。僕は僕の後ろに片足を引きずりながら、耕作地へと出発した。そこでパイルが僕の後を追っているのが聞こえた。その時バズーカの砲弾が塔の上で破裂し、僕は再びうつ伏せになった。

「怪我をしていますか?」パイルが言った。
 「何かが僕の足にぶつかった。何でもないよ。」
 「立ち上がりましょう、」パイルは僕を促した。僕はどうにかこうにか彼を見る事ができた、彼はきめの細かい白い土の塗(まみ)れているように見えたから。それから彼はスクリーン上の映像のように外に出た、その時映写機のラムプが落ちた:ただサウンドゥトゥラクだけが続いた。僕は僕の正常な膝で慎重に起き上がり、僕の悪い左足首に少しも負担をかけずに立ち上がろうとした、その時僕はまたもや痛みで息も絶え絶え倒れ込んだ。何かが僕の左足に起こっていた。僕は心配もできなかったー痛みは世話を二の次にした。僕は、できるだけ静かに地面に横になった、痛みが二度と僕を見付けないようにと願いながら。僕は僕の呼吸をやっとの思いで持ち堪えた、誰もが歯痛に付き合うように。僕はまもなく塔の崩壊を調べるはずのヴィエトゥの事を考えもしなかった:別の砲弾がその上で破裂したー彼らは彼らが入って来る前にかなり確かめていた。それにはどれだけ多額を要するのか、痛みが遠のくに連れ、僕は考えた、数人の人間を殺す事をーお前は非常に楽々と馬を殺せる。僕は完全に意識があるはずがなかった、僕が生まれた小さな町で、僕の子供の頃の恐怖だった廃馬屠殺業者の作業場に迷い込んでしまったと思い始めた。僕達は馬が恐れて静かに嘶(いなな)き、安楽殺人者の爆発音を聞いたのを僕はよく思い出したものだ。
 それには痛みがぶり返してから、幾らか間があった、今も僕はじっと横になって僕の呼吸を持ち堪えていたーそれが僕には重要そのもののように思えた。おそらく僕は、耕作地の方へ這ってでも向かうべきかどうか、さほどはっきりとは分からなかった。ヴィエトゥは遠くを捜す余裕は持っていないだろう。別のパトゥロウルは今までに最初の戦車のクルーと連絡を取っているだろう。しかし僕はゲリラ隊員より痛みの方をずっと恐れたので、僕はじっと横になったままだった。そこにはパイルがどこかにいるという印象は全くなかった:彼は耕作地に着いていなければならなかった。その時僕は誰かがしくしく泣いているのを耳にした。それは塔の方向から届いた、或いは塔で何かがあった。それは男がすすり泣いているようではなかった:それは闇に脅え、尚も怖気づく子供のようだった。それは二人の少年の内の一人だと僕は推測したーおそらく彼の仲間が殺されてしまった。僕はヴィエトゥが彼の喉を切らないように祈った。誰も子供と一戦を交えるべきではない、やがて小さな縮れっ毛の少年は、魂に戻った。僕は僕の目を閉じたーその事は痛みを遠くへ追い遣るのを助けた。僕はほとんどこの闇と孤独と痛みの不在の中で眠られると感じた。
 それから僕はパイルが囁いているのを聞いた、「タマス。タマス。」彼は急いで足技を覚えた;僕には彼が引き返すのが聞き取れなかった。
 「あっちへ行け、」僕は囁き返した。
 彼はその時僕を見つけ、僕の側で水平に下に横になった。「どうして貴方は来なかったんですか?貴方は怪我をしていますか?」
 「僕の足を僕はこれは折れていると思う。」
 「銃弾?」
「いや。いや。丸太。石。塔から何かが。これは出血していない。」
 「貴方は努力するようになって来た。」
 「あっちへ行け、パイル。僕は必要ない、それはあまりにひどく怪我をしている。」
 「どっちの足を?」
 「左。」
 彼は僕の脇腹に這って回り、僕の腕を彼の肩の上に持ち上げた。僕は塔の中で少年のようにすすり泣きたかった、と同時に僕は腹が立ったが、小声で怒りを表現するのは、それは難しかった。「神は君を呪う、ぱいる、僕を一人にしてくれ。僕は留まりたい。」
 「貴方はそうしてはいけない。」
 彼は彼の肩の方へ半ば僕を引っ張ていた。血だらけのヒーロウになるな、僕は行きたくない。」
 「貴方は助かる機会に恵まれた。」彼は言った、そうでなきゃ僕達は捕まえられます。
 「君が・・・」
 「静かにして、さもないと彼らは貴方の声を聞いてしまう。」
 僕は苛立たしさと共に泣いていたーお前はより強い言葉は遣えなかった。僕は彼に逆らって僕自身を持ち上げ、僕の左足をだらりと垂れるがままにしたー僕達は3本足のレイスの不器用な参加者のようで、僕達はもしものチャンスを耐え抜こうとはしなかった、僕達が出発する瞬間に、ブレンは次の塔の方へ道路に沿ったどこかで速く短い爆発中、発砲し始めなかった。多分パトゥロウルが突き進もうとしたが、おそらく彼らは、破壊された彼らの3つの塔の清算を完了していた。それは僕達の遅くて不器用な群れの騒音を覆い隠した。
 僕には僕が終始正気だったかどうか確かではない:僕は最後の20ヤードゥの間、パイルはほとんど僕の体重を運ばなければならなかった。彼は言った、「ここに気を付けて。僕達は中に入ろうとしているところです。」乾燥した稲が僕達の周りでカサカサ音を立て、泥濘がパチャパチャ音を立てて跳ね上がった。パイルが立ち止まった頃には、水は僕達の腰に達していた。彼は喘いでいたし、彼の呼吸の捕獲量はウシガエルのような音を立てた。
 「僕は申し訳ないと思う、」僕は言った。
 「貴方を見捨てる事はできなかった、」パイルか言った。
 「最初の感覚はリリーフだった;水と泥は包帯のように僕の足を優しくしっかり支えたが、間もなくその冷たさは僕達をカタカタ言わせた。僕はその時もう真夜中を過ぎてしまっていたのかどうか分からなかった:もしヴィエトゥが僕達を見つけなかったら、僕達にはこれから6時間はあるだろう。
 「少し貴方の体重を移せますか、」パイルが言った、「ほんの少しの間だけ?」そうして僕の不当な苛立ちが舞い戻ったー僕には痛みの他にそれに対して全く弁解の余地はなかった。僕は救われたいと、或いはひどく痛くて死期を延ばすよう頼みはしなかった硬く乾いた地面に僕のカウチのノスタルジアを感じながら思った。僕の体重からパイルを開放するよう努めつつ、片足でクレインのように立ち、僕が動くと稲の茎がくすぐり、切れ、パチパチ音を立てた。
 「君は僕の命をあそこで救った、」僕は言った、するとパイルは月並みな返答の代わりに咳払いをした、「そうだよ、僕はここで死ねたんだ、僕は乾いた土の方がいいよ。」
 「話さない方がいい、」パイルは病人に対してのように言った。
 「誰が一体僕の命を救うように君に頼んだんだ?僕は殺されたくて東に来た。それは君の忌々しい無礼に過ぎない。」僕は泥の中でよろめき、パイルは彼の肩の辺りに僕の腕を持ち上げた。「それを和らげて、」彼は言った。
 「君は戦争‐映画を見て来た。僕達は二人の水夫じゃないし、君は戦争‐勲章を勝ち取れない。」
 「シュ‐シュ(シ―‐シー)。」足音が水田の縁まで降りて来ている、足音が聞こえるだろ」。道路を上るグレンは発砲を止め、そこには、足音と僕達が息をした時、稲の僅かなカサカサという音以外に全く音はしなかった。その時足音が停止した:彼らは本の一部屋分の長さだけ隔たっているように見えただけだった。僕の状態の良い側のパイルの手が僕をゆっくりと下に押しているように感じた:僕達は一緒に稲を極力揺らさないようにするためにかなりゆっくりと泥の中に沈んだ。片方の膝の上で、僕の頭を僕の頭を後方に強く引っ張る事によって、僕は水の外に僕の口をちょうど保つ事ができた。痛みが僕の足に戻り、僕は思った、もし僕がここで気を失えば僕は溺れる」ー僕は何時も溺死の思いを嫌悪し、恐れた。何故人は自らの死を選べない?そこには今はどんな物音もなかった:多分20フィートゥ向こうで彼らはカサカサという音、咳、くしゃみを待っていたーオウ神よ、」僕は思った、「僕はくしゃみが出そうだ。」もし彼が僕を一人残して去りさえしたら僕は僕自身の命ー彼のではなくーにだけ責任があっただろうにーそれに彼は生きたがった。僕は、僕達が子供だった時、Hide and Seekで遊んでいる時、僕達が覚えるあの悪戯で僕の上唇に僕の空いた指を押し当てた、しかしくしゃみはなかなか消えなかった、出るのを待ちながら、闇に黙する他の者達はくしゃみを待った、それは出そう、出そうだった、出た・・・
 しかしすぐに僕のくしゃみは途切れた、ヴィエトゥはステンで稲の中に火の線を引きながら広げたーそれはスティ―ルに穴を打ち込む機械のようにその鋭いドゥリリングと共に僕のくしゃみを押し止めた。僕は一呼吸して水中に戻ったー実に本能的に人は愛した物事を避ける、死で媚を売りながら、彼女の愛人に暴行されたいと求める女のように。稲は僕達の頭の上に叩き落された、やがて嵐は去った。同時に僕達は空気を求めて上に上がった、塔の方へ引き返し遠ざかる足音がした。
 「僕達は成し遂げた、」パイルが言った、痛みの最中にあったのに僕は、僕達が何を成し遂げたのかしらと思った:僕にとって、高齢、編集長の椅子、孤独;そして彼に対しても同じく、僕は今は、彼は早合点だという事を知っている。それからは寒い中僕達は落ち着いて待った。テニインへの道路沿いに大かがり火がこの世のものとなった:それは祝典にふさわしく陽気に燃え盛った。
 「あれは僕の車だ、」僕は言った。
 パイルは言った、「これは残念な事だ、タマス。僕は廃物を見るのは嫌だ。」
 「あそこにはあれを走らせるのにタンクの中にちょうど十分なガソリンがあったに違いない。君は僕と同じくらい寒い、パイル?」
 「僕の方が寒いはずがない。」
 「僕達は出て路上に水平に位置したらどう?」
 「もう30分彼らにあげよう。」
 「体重を君に預けるよ。」
 「僕はそれに耐え抜ける、僕は若い。」彼はふざけて断言をした、しかしそれは泥同様冷え冷えと心を打つ。僕は、僕の痛みが話した点を謝るつもりだったが、今またそれは話す。「君は若い、全く正しい。君は待つ余裕があってもいいんじゃない?」
 「僕は貴方が解(げ)せない、タマス。」
 僕達は一緒に一週もの夜だったかのように思える何かを費やした、彼はフランス語を理解できるよりもっと僕を理解できない。僕は言った、「君は僕を好きにしてよくやったよ。」
 「僕はフオンに顔を合わせられなかった、」彼は言った、そしてその名はそこに銀行の役員の入札のように横たわっていた。僕はそれを取り上げた。
 「という事は、それは彼女のためだった、」僕は言った。僕の妬みを更に何か馬鹿馬鹿しく、その上恥をかかせようとしたのかはそれだった、それは最高にトウンを落とした小声で口にされなければならなかったーそれは抑揚も全く持たず、妬みはわざとらしさを好む。「君はこうした英雄気取りが彼女を手に入れるだろうと考えている。如何に間違っているか、君は。もし僕が死んだら、君は彼女を所有できるだろ。」
 「僕はそんなつもりではありません。」パイルが言った。「君が恋愛中、君はゲイムをしたがる、それが全てだ。」それは正しい、僕は考えた、けれど彼は無邪気にそうなるようではなさそう。愛に溺れる事は君その人を見る事だ、他の誰かが君を見るように、それが歪められ、誉めそやされる君自身の虚像共々愛に溺れる事だ。恋の中で僕達は尊敬できないー勇敢な芝居は二人の観客に一人の役を演じる事以上ではない。多分僕はもう恋の中にはいないにしても、僕は思い出しはする。
 「もしそれが君だったら、僕は君を残して去った、」僕は言った。
 「オウいいえ、貴方はそうしない、タマス。」彼は我慢のならない自己満足と共に補足した、僕は貴方が貴方自身を分かっている以上に僕は分かっています。苛々して僕は彼から逃れ、僕自身の体重を引き受けようとしたが、タンル(トンネル)内の列車のように痛みが唸りながらぶり返して、僕は更に彼にどさっと凭れかかった、僕が水中に沈み始める前に。彼は僕に両腕を回し、僕を持ち上げ、終いに少しずつ僕を土手そして道路脇へとゆっくりと動かし始めた。彼は僕をそこへ連れて行くと、耕作地の縁の土手下の浅い泥の中に彼は僕を水平に下ろした、やがて痛みが引き、僕は僕の目を開けて僕の呼吸を維持するのを止めるた時、僕には星座の精巧な暗号だけが目に入ったー僕が読めなかった外国の暗号:それは故国の星ではなかった。彼の顔は僕の真上で回転した、それを覆い隠しながら。「僕は道路に降りるつもりです、タマス、パトゥロウルを見つけるために。」
 「愚か者になるな、」僕は言った。「彼らは君が誰か分かる前に君を撃つだろ。喩えヴィエトゥが君を連行しなくても。」
 「これは一回切りのチャンスです。貴方は6時間水中で横になれない。」
 「それで道に僕を寝かせるんだ。」
 「ステンを貴方に残して行くのは適切ではない?」彼は疑い深そうに聞いた。
 「当然それは要らない。喩え君がヒーロウである事を決定付けられていても、少なくともゆっくりと稲の間を通って行け。」
 「パトゥロウルは、僕がそれを合図できる前に通り過ぎるよ。」
 「君はフランス語を話さない、」
 「僕は叫びましょう『Je suis Frongcais。』心配しないで、タマス。僕は普段以上に慎重になりますよ。」僕が答えられる前に彼は囁きの範囲から出てしまったー彼は常習的間(ま)で、自分は分かっているんだぞと言わんばかりに静かに動いていた。僕は燃え盛る車の明かりの中に彼を見る事ができはしたが、さっぱり射手は来なかった;間もなく彼は炎の中に消え、あっという間に炎は足跡を埋め尽くした。オウそうか、彼はファトゥ・ディエムへと川をボウトゥで下る時慎重だったように彼は慎重になって行った。スカウトゥ・バヂにふさわしい彼の用心深さを誇る、馬鹿馬鹿しさや冒険のありそうにもない事には全く気付かない少年の冒険‐物語の中のヒーロウの用心深さで。
 僕は横になってヴィエトゥか部隊のパトゥロウルからの発砲かに備えて耳を澄ましたが、誰も来なかったーおそらく喩え彼がこれまでにそこに着いていたとしても、そりゃあ彼が塔に着く前に1時間か更にもっと彼は要すだろう。僕は何が僕達の塔、多量の泥や竹や見せびらかしに残っているかを見るために十分僕の頭を回転した。車の炎が沈下するに連れ、より低く沈むように思えた。痛みが去るとそこに平和があったー気力の終戦記念日のような、僕は歌いたくなった。 
 僕の職業の男達が今晩の全てを材料にただの新聞種になるという事、それは何ておかしいんだと僕は思ったーそれはまさにありふれた‐或いは‐田園の夜だったし、僕はそれにまつわる只のおかしな物体だった。その時僕は塔に残された何かから再び低い泣き声が始まるのを聞いた。見張り番の一人がまだ生きているに違いない。
 僕は思った、「可哀そうな悪魔、もし僕達が彼の柱の外に崩れ落ちなかったら、彼らがほとんど皆降伏するか逃げるかした時、彼は降伏する事ができた、メガホウンからの最初の招集で。それなのに僕達はそこにいたー二人の人、そして僕達はステンを持ち、彼女は動こうともしなかった。僕達がそれを去った時、それは余りにも遅かった。」僕にはあの暗がりで泣く声に責任があった:僕は無関心で、この戦争に無関係である事を僕自身誇っていた、しかしあの傷は僕によって押し付けられた、まるで僕がステンを使ったかのように、パイルがそうしたかった時。
 僕は道路へと土手を乗り越えようと努力した。僕は彼と合流したかった。彼の痛みを共有する事、それが僕に出来る唯一の事だった。ところが僕自身の個人的な痛みは僕を押し戻した。僕はそれっきり彼に耳を傾けられはしなかった。僕はなお横になり、何事も耳にせず、それでも僕自身の痛みは空恐ろしい心臓のように打ちながら、そうして僕の呼吸を維持し、僕は信じない神に祈った、「僕を死なせるか、気を失わせるかして下さい。僕を死なせるか、気を失わせるかして下さい;そこで僕は失神し、僕の瞼が一緒に凍り、誰かがそれを離れるようこじ開けるノミを差し込んでいた、そして僕は眼球を損傷しないよう下で彼らに警告したかったが、話せなかったのでノミは刺さり、松明(たいまつ)が僕の顔を照らしていたという夢を僕が見るまで何も気付かなかったと僕は推測する。
 「僕達は成し遂げた、タマス、」とパイルが言った。それを思い出す、ところが僕はパイルがその後、他の者に何を言ったか思い出さない:僕は違う方向に僕の手を振り、彼らに話した、塔の中に、そこに男が一人いると、すると彼らは彼を確かめようとした。とにかくパイルが成し遂げたという感傷的想定を僕は成功させられなかった。僕は僕自身を知っている、そして僕は僕の我がままの深さを知っている。僕は気楽になれない(そして気楽になる事は僕の一番の願いだ)、誰か他の者が、目に見えて、聞こえるように、また触れて痛みの中にあれば。時々それは我がまま故の無邪気さと間違われる、僕がしている事は全て小さな善行を犠牲にしている時―この場合、僕の傷への世話の遅延ー遥かに素晴らしい善行の目的のために、心の平和は、僕が必要とすれば何時も自分自身の事だけ考える。
 彼らはあの少年は死んだと僕に話すために帰って来た、それで僕は幸せだったーモーフィア(モルヒネ)の皮下注射が僕の足を刺した後、僕は余り痛みに苦しむ必要もなかった。

3

僕はゆっくりとカティナトゥ通りのフラトゥへの階段を上った、最初の着地からずっと立ち止まり、休みながら。老婦人達は、彼女達が何時もそうして来たように、手の平のものと同じ彼女達の顔の皴の宿命を伝えながら、便所の外の床にしゃがんで噂話をしていた。彼女達は僕が通り掛かった時黙っていたので、僕は彼女達が僕に何か話しかけてくれくれてもいいのにと思った、もし僕が彼女達の言葉を知っていたら、テニインに向かって帰る途上、軍隊病院に入っていなかった間に何か通ったかと。塔か耕作地の何処かで僕は僕の鍵を失くした、しかし僕はフオンにメシジを送った、彼女はそれを受取らなければならなかった、彼女が未だそこにいたら。その「もし」は僕の不確かさの尺度だった。僕は病院で彼女について何のニュースも手に入れていなかった。ところが彼女は困難を伴いながらフランス語を書いた、つまり僕はヴィエトゥナム語を読めなかった。僕がドアを叩くとそれは直ぐに開き、何もかも同じに見えた。僕はどうしていたかと彼女が聞いて、僕の添木を当てられた足に触れ、人は随分若い植物に安心して凭れられるかのように、僕を彼女の肩に預けた。僕は言った、「家にいる事を僕は嬉しく思う。」
 彼女は僕がいなくて寂しかったと僕に打ち明けた、それはもちろん僕が聞きたかった事だった:偶然でなくても、クーリー(低賃金未熟練労働者)が質問に答えるように。今、僕は偶然を待ち構えていた。
 「どう貴女は楽しんでいたの?」僕は尋ねた。
 「オウ、私は私の姉妹によく会っていたの。彼女はアメリカ人と一緒の職を見つけたの。」
 「彼女が、彼女が?パイルが手伝ったの?」
 「パイルじゃない、ジョウ。」
 「ジョウって誰?」
 「貴方は彼を知っているわ。経済大使。」
 「オウ、もちろん、ジョウ。」
彼は人が何時も忘れる男だった。この日まで、僕は、彼の肥満と彼の粉っぽいきれいに剃った頬と大きな彼の笑い声以外、彼を説明しようがない。彼の正体の全ては僕を避けるー彼がジョウと呼ばれたという事以外、そこには名前が何時も短くされる何人かの男達がいる。
 フオンの助けで僕はベドゥに僕自身を伸ばした。「何か映画を観た?」僕は尋ねた。
 「そこにカティナトゥにとてもおもしろいものがあるわ、」すると直ぐに彼女は極めて詳細に僕に筋を話し始めた、電報かも知れない白い封筒を僕が部屋を見回している間に。僕は尋ねさえしなかったら、彼女は僕に話すのを忘れていたと信じられた、そしてタイプライタの側のテイブルの上か、洋服ダンスの上のそこにあるかも知れない、多分、安全のために、カプボードの引き出しの中に、彼女が彼女のスカーフを入れて置く所に置いてある。 
 郵便局長はー私は、彼は郵便局長だったと思う、でも彼は市長だったかも知れないー彼らの後をつけて家に行った。そして彼は梯子をパン屋の主人に借りて、彼はコリンヌの窓へ上った、ところが貴方には分かるわ、彼女はフランソワと隣の部屋に行っていた、でも彼は、マダム・バムピエールが来ると聞いていなくて、彼女が入ると梯子の頂上の彼と会った、そして思った・・・」
 「マダム・バムピエールって誰だった?」僕は尋ねた、洗面台‐流しを見ようと僕の頭を回しながら、そこに、時々彼女はロウションの間に思い出させるものを凭せ掛けていた。
 「私が貴方に話すわ。彼女はコリンヌの母親で彼女は未亡人だったから夫を探していた・・・」彼女はベドゥに座り、彼女の手を僕のシャートゥの内側に入れた。「そりゃあとてもおもしろかった、」彼女は言った。
 「僕にキスして、フオン。」彼女は全く艶(なまめ)かしさを持たなかった。彼女は直ぐに僕が頼んだ事をした、そして彼女は映画の話を続けた。ちょうどそんな風に彼女は愛を育もうとした、もし僕が彼女に、直ちに、否応なしに彼女のズボンを剝ぎ取って、聞いたら、その後マダム・バムピエールの話と郵便局長の苦境を検討した。
 「僕に呼び出しは来なかった?」
 「はい。」
 「どうしてそれを僕に伝えなかったの?」
 「貴方には仕事をするのは、それは早過ぎる。貴方は横になって休んでいなきゃ。」
 「これは仕事の可能性がなくもない。」
 彼女はそれを僕に渡し、僕はそれが開封されているのを見た。それには書いてあった:「400字ラトゥル出発の背景軍事的政治的状況に於ける影響を頼む。」
 「そう。」僕は言った。「これは仕事だ。どのように貴女は知ったの?どうして貴女はそれを開けたの?」
 「それは貴方の奥様からだと思った。私は、それがいい知らせだったらと願ったの。」
 「誰が貴女のために翻訳したの?」
 「私はそれを私の姉妹の所に持って行った。」
 「もしこれが良くない知らせだったら、貴女は僕に残してくれた、フオン?」
 彼女は僕を元気付けるために僕の胸を横切って彼女の手をこすりつけた、どんなに誠実から遠くても、僕がこの時必要としたのは、それは言葉だと悟る事もなく。「貴方は
パイプが欲しい?そこに貴方宛ての手紙があるわ。私は、それは多分彼女からだと思う。」
 「貴女はそれも開けたの?」
 「私は貴方の手紙を開けてはいません。電報は公です。事務官はそれを読んでいます。」
 この封筒はスカーフの間にあった。彼女はそれを慎重に取り出し、ベドゥの上にそれを置いた。僕は手-書きと認めた。「もしこれが悪い知らせなら貴女はどうするの・・・?」僕には、それが悪い以外の他の何ものでもないとよく分かっていた。電報は寛大という突然の行為を意味した:手紙はただ弁解、正当化を意図する事ができた・・・、そこで僕は僕の質問を中断した、何故ならそこには誰一人守る事のできない約束の類を頼みとしても、全く誠実さがなかったから。
 「貴方は何を恐れているの?」フオンが尋ねた、そして僕は思った、「僕は孤独を恐れている、プレス・クラブやベドゥを置いてある部屋を。僕はパイルを恐れている。」
 「僕にブランディのソウダ割りを作って、」僕は言った。僕は手紙の出だしを見た、「親愛なるタマス、」そして終わりを、「愛情を込めて、ヘレン、」それからブランディを待った。
 「それは彼女からなのね?」
 「そう。」僕はそれを読む前に、終わったら僕はフオンに嘘を吐こうか、真実を打ち明けるべきかどうしたものかと気遣った。

親愛なるタマス 

 「私は貴女の手紙を受け取っても貴方が一人じゃないと知っても驚かなかった。貴方は男じゃない、そうでしょ?随分長い間一人でいたために。貴方は貴方のコウトゥが埃を拾うように女達を拾う。多分、ランダンに帰って来ても、いとも簡単に貴方は慰めを探すに決まっていると私が思わなくても、貴方の場合に限って私はなおさら同情を感じるに決まっている。私は貴方が私を信頼するとは思わないけれど、私に間を与え、、単なるノウが貴方に打電する事を妨げる何かは、哀れな少女に属する思いです。私達は貴方がそうであるよりもっと絡まり合っっている傾向があります。」

僕はブラディを一杯飲んだ。何年にも亘って留まっている性的痛手がどんな風に開くのか、僕には認識がなかった。僕は軽率にもー技量で僕の言葉を選ぶ事もなくーまた彼女の出血を設定した。お返しに僕自身の傷痕を探り当てるはめになっても彼女を誰が責められよう?僕達が不幸な時、僕達は傷付ける。
 「それは良くないの?」フオンが聞いた。
 「少しばかり難しい、」僕は言った、「それでも彼女には権利がある・・・」僕は読み続けた。

 「私は、貴方が荷造りして行ってしまうまで、私達の残余を越えて、貴方はアンヌを愛したと何時も信じていました。今貴方は他の女性と分かれる事を画策しているようね、というのも貴方は実は『好意的な』返事を期待しないと貴方の手紙から私は言えるのですが。『僕は僕の最善を尽くしたつもりだ』ー貴方はそう考えてはいないでしょ?貴方はもし私が『はい』と電報を打ったらどうするの?貴方は本当に彼女と結婚する?(私は彼女と書かなければなりません)―貴方は彼女の名前を私に打ち明けない。」多分貴方はそうするつもりね。私達の残余らしく貴方は年を取って、一人で暮らす事を好まないんだと、私は思います。私は時に私自身を非常に孤独に思います。アンヌは他の連れを見つけたと私は推測します。何れにせよその内貴方は彼女と分かれます。」

 彼女は間違いなく乾いたかさぶたを見つけてしまった。僕はまた飲んだ。血液の流出ーその成句が僕の心に浮かんだ。
 「私に貴方のパイプを作らせて、」フオンが言った。
 「何も、」僕は言った、「何も。」
 「それが何故私がノウを言うべきかの理由です。(私達は宗教上の道理について話し合う必要はありません、何故なら貴方はそれを全く理解或いは信仰した事がないから。)結婚は一人の女を貴方が置き去りにするのを妨げない、そうでしょ?
それはただ進行を遅らせ、もし貴方が私と生きる限り彼女と一緒に暮らせば、この場合、それはその少女に対してもっと不公平そのものになるでしょう。貴方は彼女をイングランドゥに連れて帰ろうとする、そこで彼女は道に迷い、見知らぬ人になるでしょう、そして貴方が彼女を置き去りにする時、彼女は如何にひどく捨てられたかを思うでしょう。彼女はナイフやフォークを使えるとは私は思わない、そうでしょ?私が貴方を思うよりずっと私は彼女をよく思っているから私は苛酷になっています。それでも、タマス愛しい人、私は貴方の事も考えています。
 僕は肉体的に病気になったような気がした。それは僕が僕の妻から手紙を受け取ってからずっとだった、僕は彼女にそれを書く事を強いた、そして僕は全ての行に彼女の痛みを感じられた。彼女の痛みは僕の痛みを不意に打つ:僕達は互いに傷付けあった古い手順に戻った。もし傷付ける事もなく愛する事、それさえ可能だったら―忠誠心では足りない:僕はアンヌに誠実だったにもかかわらず僕は彼女を傷付けた。打撃は所有という行動の中にある。僕達は心や体が狭過ぎる、誇りもなく他者を所有するには、或いは恥ずかし気もなく所有されるには。僕は僕の妻がまたもや僕に徹底的に打撃を加えた事を一方的に喜んだ―僕は余りにも長く彼女の痛みを忘れてしまっていた、だからこれは僕が彼女にあげられる唯一の返礼のようなものだった。不幸にも純粋さは必ず何らかの争いに巻き込まれる。何時でも、何処でも、そこには塔から叫んでいる誰かの声がある。
 フオンは阿片ラムプに火を点けた。「彼女は貴方に私を娶らせるつもりかしら?」
 「僕にはまだ分からない。」
 「彼女が言わないの?」
 「もし彼女がそうするにしても、彼女はそれを非常に落ち着いて話す。」
 僕は思った、「どれ程お前は『自由な』ライタのリイダではなく、リポータである事を自ら誇る、それにその舞台の背景の何と乱雑な事か。戦争という異種はこれより遥かに罪がない。誰も迫撃砲で損傷などするものか。」

 「もし私が非常に深い心からの確信に反して進み、『イエス』と言えば、それさえ貴方の役に立つでしょうか?貴方がイングランドゥに呼び戻される事になると貴方は言い、私は、貴方がそれをどれほど嫌か理解し、それを楽にして上げるために何かする事ができる。私は随分たくさん飲んだ後、貴方が結婚しているのを知っている。最初は私達が実際やってみたー私同様貴方もーそして私達は失敗した。誰もそんなに一生懸命次を試そうとはしない。貴方は、この女を失うと、それは人生の終わりになるだろうと言う。一度私にそんな言葉をそのまま遣ったー私は手紙を貴方に見せてもいい、私はそれをまだ持っているーそう貴方はアンヌにも同じように書いていた。僕達は何時もお互い本当の事を言おうとしたねと貴方は言う、けれど、タマス、貴方の真実は本当に何時も間に合わせね。貴方と口論する事、或いは貴方に理由を分からせようとする事に何かいい事でもあるのかしら?私の信仰が私に行動するよう私に告げるまま、行動する事、それは比較的楽ですー貴方が不当に思うようにーそう簡単に書く事を:私は離婚を認めません、宗教はそれを禁じています、ですから答えは、タマス、ノウ―ノウです。」
 そこには別の半頁があった、それを僕は読まなかった、「愛情をこめて、ヘレン。」の前に。それは天気のニューズや僕が愛した僕の年老いた叔母を含んだ。
 僕は不満の原因は持たない、それに僕はこの返事を予想していた。その中に多くの真実があった。
 彼女が全くこんな長さで声高に考えない事をひたすら願った、その思いが僕同様彼女を傷付ける時。
 「彼女は『ノウ』と言うの?」
 僕はどんな躊躇いもほとんど持たず言った、「彼女は彼女の心を決めていなかった。だからまだ希望はある。」
 フオンは笑った。「ー貴方はそんな気長な体裁を繕って『希望』と言う。」彼女は十字軍の墓の上の犬のように僕の足下に位置した、阿片を用意しながら、僕はパイルに何と言えばいいのか思いあぐねた。僕は4服目を吸ってしまった時、僕はもっと今後のための準備をと感じ、僕は希望はそれにふさわしいと彼女に話したー僕の妻は法律家に相談していた。どんな日も直ぐに僕は解放の電報を受取ろうとする。
 「それはそんなに重要ではないわ。貴方は和解する事もできる、」彼女は言った、そうして彼女の口をついて彼女の姉妹の声が出て来るのが僕には聞こえた。
 「僕は貯金を持っていない、」僕は言った。「僕はパイルより高い値を付ける事はできない。」
 「気にしないで。何があってもかまわない。何処にも何時も道はあるわ、」彼女は言った。「私の姉妹は、貴方は生命保険が受け取れると言うの、」そこで僕は、お金の重要性を最小限にせず、かといって大きくすることもなく、愛の表明を強いろうとする、彼女は何とげんきんな人かと思った。僕はパイルが何年にも亘ってその頑なな核心にどのように耐えるつもりかしらと僕は思った、パイルはロマンティクだったから;しかしそれでももちろん彼女だったらそこに適切な解決の道を見出すだろう、困難は使われない筋肉のように柔らかくなってもいい、そのその必要性が失せたのだもの。富裕はその両方の道を持ち合わせる。
 その夕方、カティナトゥの街で店が閉まる前。フオンは店が閉まる前、フオンは三枚ものシルクのスカーフを買った。彼女はベドゥに座りそれを僕に広げて見せた、晴れがましい色に感嘆の声を上げ、彼女の弾む声で空間を満たしながら、それから注意深くそれらを畳んで彼女は彼女の引き出しの中にそれを置いた:それはまるで彼女の慎み深い金遣いの拠り所を横たえているかのようだった。そして僕は僕本来の馬鹿げた性根を披歴した、信頼できない明確さや阿片の洞察力でパイルにまさにその夜手紙を書きながら。以下僕は何かを書いたー僕はそれを他日ヨーク・ハーディングのRole of the Westの中に挟み込んであったのを再び見つけた、おそらく彼はそれをしおりとして使い、その後、読み進む事はなかった。
 「親愛なるパイル。」と僕は書いたが、その間だけ「親愛なるアルドゥン、」と書きそうになった、何故なら、結局、これは或る種大切なパンとバタのような手紙で、それは偽りを含むという点で他のパンとバタとは違っていた:
 「親愛なるパイル、僕は先日の夜の事を君に感謝していると言いたくて病院から書くつもりでいた。君は確かに心地悪い結末から僕を救った。僕は杖の助けで今またあちこち動き回っているー僕はどうもちょうどいい所を折ったらしくて、年齢は未だ僕の骨に達して、それを脆くしてはいなかった。僕達は祝うために何時か一緒にパーティをしなきゃ。」(僕のペンはその言葉の上に突き刺さった、それから障害物に巡り合わせた蟻のように、他の道を通ってそれを避けた。)「僕は他の何かを祝うまでになり、君もこれを喜んでくれるだろうと僕は思う、君は何時もフオンの関心は僕達二人共惹きたいものだと言っていたから。僕が帰る時を待ち構えていた僕の妻からの手紙を僕は見つけた、そして彼女は多かれ少なかれ僕と離婚する事に同意した。だから君はフオンの事をもう心配する必要はない」ーそれは残酷な言葉だったーが、僕はその残酷さを認識していなかった、僕がその手紙をもう一度読むまで、それにその時では、それは変えるには遅過ぎた。もし僕が手紙を削除するつもりだったら、僕は手紙全部を破ってしまった方がいい。
 「貴方はどのスカーフが一番好き?」フオンが尋ねた。「私は黄色がいいと思う。」
 「そう。黄色。ホテルに降りて、この手紙を投函して。」
 彼女はその住所を見た。「私はこれを公使館へ持って行けるわ。そうすると切手を節約できるでしょ。」
 「僕は寧ろ君にそれを投函して欲しい。」
 それから僕は戻って阿片の寛(くつろ)ぎの中で 横になって思案した、「少なくとも彼女は僕の許(もと)を去りはしない、僕が去る前に、そしておそらく、何とかして、明日、もう2,3服の後、僕は留まる方法を考えよう。」

何時もの暮らしが続くーそれは数多い男の論拠を救った。正に空襲の最中、終始脅える事、それは不可能と分かった、日常業務の、予期せぬ遭遇の、人格を持たない心配の種の砲撃下、人は身の危険を一斉に何時間も遺失する。来る四月への、インドーチャイナを離れる事への、フオンなしの不確かな未来への思いは、その日の電文に、ヴィエトゥナム紙のニュース速報に、また僕のアシスタントゥの病気に影響された、ドミンゲスというインド人(彼の家族はボム米経由でゴアから来た)彼は比較的少ない重要な記者会見に僕の側で同伴し、陰口や風評の語調に対して敏感な耳を傾け、僕のメシジを電報局や検閲官に伝え続けた。インド人の貿易業者の助けで、とりわけ北では、ハイフォン、ナムディン、それにハノイで、彼は、僕の利益のために情報貢献を遂行した、だから僕は、彼はトンキン・デルタ内のヴィエトゥミン大隊の所在地をフランス司令部高官よりずっと正確に知っていると思う。 
 それに僕達は僕達の情報をそれがニューズになる時以外使う事はなく、フランスの情報に対するどんな報道も通る事はなかった、彼はサイゴンーショロン潜む何人かのヴィエトゥミン・スパイの信用と交友関係を持っていた。彼はその名にもかかわらずエイシアン人だという事実は、疑いの余地なく役立った。
 僕はドミンゲスを好ましく思った。他の男達は、彼らのプライドゥにほんの少し触れても敏感な表面上の皮膚病のように伝染させた、彼のプライドゥは深く隠されていて、有り得る最小の比率にしていた、と僕は思う、どんな人間に対しても。彼と毎日連絡を取って貴方が出会う全ては、穏やかさと謙虚さそして真実への絶対的愛だった:貴方はプライドゥを発見するために彼に嫁がなければならないだろう:おそらく誠実さや謙虚さは一緒に作動する;大多数の嘘は僕達のプライドゥに由来するー僕の職業ではリポータのプライドゥは他の人のものより良い話を提起しようとする願望、そしてー何故僕がしかじかの話題を、或いは僕が真実ではない事を知っていた誰か他の者のリポートゥを扱わなかったのかを尋ねる故国からのそうした電報全てに耐え抜く事を気に病む事もなく、僕を手伝った、それがドミンゲスだった。
 彼が病気になった今、僕は、僕が彼にどれだけ恩恵を受けていたか分かったーまあ、僕の車がガソリンは足りているかという事を調べてくれようとさえしたが、一言、一目でも、彼は僕の私生活を侵害した事はなかった。僕は、彼はロウマン・カサリクだったと信じるが、僕は彼の名前や彼の生誕の地以上その証拠は持っていなかったー僕は彼の話から全てを知ったから。彼はクリシュナを崇拝していたか、或いは電線の枠によって穴を開けたバツ洞窟へ、年一回巡礼に出掛けた。今、彼の病気は私的不安の足踏み車から僕を一時的に救いながら、天の恵みのようにやって来た。うんざりする記者会見に出席したり、僕の仲間と噂話のためにコンチネンタルの僕のテイブルまで足を引きずって歩かなければならない、それは今は僕だった。ところが僕は嘘から真実を伝える事についても、ドミンゲスより遥かに無能だった、そこで僕は夕方、僕が聞いた事を議論するために彼の所に立ち寄る習慣を作った。時々彼のインド人の友人の一人が、ガリエニ大通りから離れた、比較的みすぼらしい通りの一つにドミンゲスが共有していた貸間の狭い鉄のベドゥの側に座ってそこにいた。彼は、貴族か牧師によって迎えられるというより病気の男を尋ねるという印象を持たないように、彼の下に仕舞い込んだ彼の足で彼のベドゥにきちんと起き上がろうとする。時に彼の熱がひどい時、彼の顔が汗まみれになっても、彼は彼の考えの明晰さを失う事はなかった。それは彼の病気は他の人の体に起こっている事のようだった。彼の家主は彼の傍らに新鮮なライムのジャグをキープした、しかし僕は彼が飲むのを見た事がなかったーおそらくそれは、これが彼自身の喉の渇きで、彼自身の病に苦しむ肉体だという事を自認するためにあったのだろう。僕が彼を訪ねた全ての日の内、特に僕は一つ覚えている。質問は不面目のように響くという事をどんなに彼が恐れていたか、僕は尋ねるのを止めた、すると僕の健康を大変心配して尋ねたのは、それは何時も彼だった、そして僕が上らなければならなかった階段の事を詫びた。その時彼は言った、「私は、貴方に是非僕の友達に会って欲しい。彼は貴方が耳を傾けるべき話題を持っています。」
 「そう。」
 「私は、貴方が中国人の名前を覚えるのは難しいと気付いたのを知っていますから、僕は彼の名前を書き留めて置きました。私達はそれを利用しなくてもいい、もちろん、彼は金属くず用にミト埠頭に倉庫を持っています。
 「大きな?」
 「そうでしょうね。」
 「貴方は僕に名案を提供出来ますか?」
 「私は、寧ろ貴方が彼から聞いた方がいい。あそこには何かおかしな事があります、けれども私にはそれが分かりません。」汗が彼の顔を走ったが、雫は生きていて、侵し難いのか、彼はそれを流れるがままに任せたーそこには彼の中のヒンドゥの教えの多くがあった、「貴方は、貴方の友人パイルについてどのくらい知っていますか?」
 「そんなにたくさんではありません。僕達の足跡が交わる、それが全てです。。僕はテニイン以来かれに会っていません。」
 「彼はどんな仕事をしていますか?」
 「経済使節を、何れにせよ、それは罪の多くを覆い隠します。僕は、彼は家内‐工業に興味があると思いますー僕はアメリカ人の商売と提携してと想像します。僕は、彼らがフランス軍と戦うのを守り、同じ時に彼らの商売を切り取る手法を好みません。」
 「私は、先日パーティで、公使館は国会議員(米国)らを訪問する事に代金を支払っていると聞きました。彼らは彼らに現状を詳しく知らせるために彼を担いで来ました。」
 「神は国会を救う、」僕は言った、「彼は6ヶ月国内にいなかった。」
 「彼は古い植民地時代の勢力について話していましたーどうして貴方がたはイングランドゥやフランス両国がエイシアの信頼を勝ち取る望みを持てなかったか。それは、アメリカがきれいな手で今そこへ入って来たからです。」
 「ハワイイ、プエルト・リコ、」僕は言った、「ニュウ・メクシコウ。」
 「その時誰かが彼にヴィエトゥミンを何時かここで打つ政府のチャンスに関する或る資金問題の是非を問いました、そして彼は言いました、第三勢力ならそれを遂行できるでしょう。コミュニズムと、植民地主義の汚点から解き放たれたと気付かれるように、該当地には常に三つ目の勢力がありましたー国家ディマクラシと彼はそれを呼んでいました;貴方がたはリーダを見付けて古い植民地主義勢力から彼を安全に保たなければなりません。」
 「それは全てヨーク・ハーディングの中にあります。」僕は言った。「彼は、彼がここから出る前にそれを読んでいました。彼は彼の一週目にそれを語り、彼は何一つ学ぶ事はありませんでした。」
 「彼は彼のリーダを見付けたようです。」ドミンゲスが言った。
 「それがどうしたの?」
 「僕には分かりません。僕は彼が何をしているのか知りません。それにしても行ってミト埠頭で私の友人に話してみて下さい。」
 僕はカティナトゥ通りの家にフオンにメモを残すために戻り、それから日没の港を通って来るまで下った。テイブルと椅子が汽船と海軍のボウトゥの埠頭の上に出してあった、そして携帯用台所は火が燃えて、煮えたぎっていた。ドゥ・ラ・ソメ大通りでは美容師達が木の下で忙しなく、占い師らは壁にもたれ、彼らの汚れたカードゥの箱を持ってしゃがんでいた。ショロンで、貴方はかなりずれた街にいた、そこでは、生業(なりわい)は貴方が日光の下でへとへとになる事というより寧ろ、正に始まりであるかのようだった。それはお伽芝居のセトゥの中にドライヴする事のようだった:長い垂直方向の中国の看板や晴れやかな街灯やエクストラたちの群れが貴方をそでの中に先導した、そこでは何もかも、突然ひどく暗く静かになった。一つのそんなそでは、僕を再び埠頭と通い船の集まりに降ろした、そこに倉庫が暗がりの中で大きな口を開けていた、誰も周辺にいなかった。僕はその場所を苦労して殆ど偶然見付けた、降り口は開いていた、だから僕は古いラムプの灯りで変わったピカ―ソウの形を見る事ができた:光が当たる所のべドゥの枠組み、バスタブ、ゴミ箱、車のバナトゥ(ボンネット)古びた色の袖章。僕は鉄の採石場に刻まれた狭い轍(わだち)を歩いて下り、ショウさんを大声で呼んだが、そこに返事はなかった、倉庫の端の階段がショウさんの家かも知れないと思ったものに通じていたー僕はどうも裏口への道を教えられたようだ、そこで僕は、ドミンゲスは彼なりの理由を持っていたと推測した。階段とはいえくずが、家のコクマルガラスの巣に、或る日、役に立ちそうな鉄‐くずの部品の数々。踊り場の上のそこには大きな―部屋があり、その中で家族全員いつなんどき急襲されてもよいキャムプの体裁で小さなティ-・カプが所かまわず置いてあり、得体の知れない物で溢れたたくさんの段ボールの箱や布地のスートゥ・ケイスが準備して紐で括られていた;そこには大きなベドゥの上に座っている老婦人、二人の少年と二人の少女、床の上を這う赤子、古い茶色の農民のズボンとジャケトゥを着た三人の中年の婦人、それにマージャンをしている青いシルクのマンダリン・コウトゥを着た隅の二人の老人がいた。彼らは僕の到来に全く注意を払わなかった;感触によって互いのコマを見分けながら、急いで対戦した、そしてその物音は波が引く後の波打ち際の一回転のようだった。彼らがやっている以上に配慮をする者はいなかった;一匹の猫だけ段ボールの箱の上に飛び跳ね、痩せた犬は僕を鼻であしらい、引っ込んだ。
 「ショウさんは?」僕は尋ねた、すると婦人の内の二人が彼女達の頭を振った、そしてなおも誰一人僕に関ろうとしなかった、一人の婦人がカプをゆすいで、その絹で線を引いた箱の中で暖かいままにして置いたポトゥからお茶を注いだという事を除いて。僕はベドゥの端に腰を下ろした、隣の老婦人と少女が僕にカプを持って来た:それは猫や犬と一緒の一般社会の中に僕が吸収されたかのようだったーおそらく彼女達は、僕がそうだったように幸運にも、初めて姿を見せた。赤子が床を横切って這い、僕の靴紐を引っ張ても誰一人それを叱らなかった:誰も東では子供達を叱らない。それぞれ明るいピンクの頬を持った煌びやかな中国の服の少女のいる三枚の市販カランダが壁に吊るしてあった。そこには不思議な事にカフェ・ぺ(平和という意味)所有と書いてある大きな鏡があったーおそらくそれはがらくたに偶然巻き込まれてしまった:僕は僕自身それに捕まったと思った。僕は苦いグリーン・ティーをゆっくり飲んだ、熱さが僕の指を焼くので手の平から手の平へ取手のないカプを持ち換えながら、そこで僕はどのくらい居るべきなのかしらと思った。僕はフランス語で一度ショウさんが戻るのは何時頃になるだろうかと尋ねてみたが、誰一人返事をしなかった;彼女達はおそらく分からなかった。僕のカプが空になると、彼女達はそれに補充し、彼女達自身の仕事を続けた;一人の女はアイアン(アイロン)がけ、一人の少女は裁縫、彼らの学課の少年二人、彼女の足を見ている老婦人、昔のチャイナの深刻な打撃を与えらえられた小さな足ーそれに猫を見張っている犬、それは段ボールの箱の上に居残っていた。
 僕は、ドミンゲスが彼の痩せた体を求めて如何に一生懸命働いたか身に沁み始めた。
 極端な憔悴状態の中国人が部屋に入って来た。彼は全てにおいて全く部屋を占めるようには見えなかった:彼はブリキ(すず)の中のビスキトゥを分けたグリース製の一枚の紙のようだった。彼が持つなけなしの厚みは彼の縞のフランル(英タウエル)のパジャーマズの中にあった。「ショウさんは?」僕は尋ねた。
 彼は喫煙者特有の無関心な眼差しで僕を見た:そのこけた頬、その赤子のような手首、その小さい女の子のような腕ー長年の数知れぬ一服が、こうした寸法まで彼をそぎ落とすには必要とされた。僕は言った、僕の友達ドミンゲスさんは、貴方は僕に何か見せたいものを持っているとと言っていました。「貴方はしょうさんですか?」オウそうですと、彼は言った、彼はショウさんで、僕の席に向かって礼儀正しく手を振り返した。僕の来訪の目的は、彼の頭蓋骨の煙だらけの通路の中のどこかへと見失われて行った。僕は一杯お茶を飲みたい?彼は僕の訪問によって大いに尊敬された。他のカプが床の上でゆすがれ、僕の手の中に燃えている石炭のように置かれたーティーによる試練。僕は彼の家族の規模に関して論評した。
 彼は前にその灯りで見た事がなかったかのように少し驚いて見回した。「僕の母、」彼は言った、「僕の妻、僕の妹、僕の叔父、僕の兄弟、僕の子供達、僕の叔母の子供達。」赤子は僕の足から遠くへ転がって行った、そうして蹴ってはキャッキャッと言いながらその背中の上に横たわった。僕はそれが誰に属するのかと不思議に思った。誰一人さほど若くは見えなかったーまたふさわしい年にはーそれを産むに。
 僕は言った、「ドミンゲスさんはそれは大切だと僕に話しました。」
 「ああ、ドミンゲスさん。僕はドミンゲスさんが元気だといい?」
 「彼は熱がありました。」
 「そりゃあ不健康な年代です。」僕はドミンゲスが誰だったか覚えているという事を確信していなかった。彼は咳をし始め、彼のパジャーマのジャキトゥの下、それはバトゥン(ボタン)二つがなくなっていた、ピンと張った皮膚は民族太鼓のようにブーンと鳴った。
 「貴方は貴方自身医者を訪ねるべきです、」僕は言った。新しい訪問者が僕達に加わったー僕は彼が入って来るのが聞こえなかった。彼はユアラプの衣服をきちんと着こなした若者だった。彼は英語で言った、「ショウさんには一つしか肺がありません。」
 「僕は大変気の毒に思います・・・」 
 「彼は毎日150服吸います。」
 「それは多くに響く。」
 「医者は彼にそれは何の利益も齎さないと言っていますが、ショウさんは、彼は吸う時の方がずっと幸せに思う。」
 「僕は物分かりの良い唸り声を出した。
 「もし私が自分自身を紹介して良ければ、私はショウさんのマニジャです。」
 「僕の名前はファウラです。ドミンゲスさんが僕を送り届けました。彼は、ショウさんは僕に話すべき事を何か持っていると言いました。」
 「ショウさんの記憶は随分たくさん損われています。貴方はお茶を飲みますか?」
 「貴方に感謝します、僕はもう三杯頂きました。」それは基本会話集の中の質問と答えのように響いた。
 ショウさんのマニジャは僕の手からカプを取り上げ、少女の一人がそれを差し出した、彼女は床に滓(かす)をこぼしてから再びそれを補充した。
 「それはさほど強くはありません、」彼は言った、そしてそれを飲み、それを味わった、入念にそれをゆすぎ、それを二つ目のティー・ポトゥから補充した。「そっちの方がおいしいでしょ?」彼は尋ねた。
 {ずっとおいしい。」
 ショウさんは彼の喉をすっきりさせたが、それは、ピンクの花で飾ったブリキの痰吐壺の中の莫大な喀痰のためだけにあった。赤子は茶かすの間を上に下に転がり、猫はスートゥケイス上の段ボール箱から跳んだ。
 「おそらくもし貴方が私に話したらもっとおいしくなるでしょう、」若者は言った。「私の名前はヘングさんです。」
 「もし貴方が僕に話せば・・・」
 「私達は倉庫に降りましょう、」ヘングさんは言った。あそこの方がそりゃあもっと静かです。」
 僕は賞賛の方へ僕の手を差し出した、彼は当惑した様子で手の平に間で休む事をそれに許した。、それから僕に合わせようとしていたかのように混雑した部屋のあちこちを見つめた。僕達が階段を下るに連れ、そのひっくり返りそうな屋根板の音が遠ざかった。ヘングさんが言った、「注意してください最後の段が外れかかっています。」そして彼は僕を案内するために懐中電灯をぱっと照らした。
 僕達はベドゥの枠組みとバスタブの間に戻り、ヘングさんは通路に下る道に案内した。彼は約20歩進むと、彼は立ち止まり、小さなドラム缶の上を彼の明かりで照らした。「貴方はそれを見ますか?」
 「これの何を?」
 彼はそれをひっくり返し、商品印を見せた:ディオラクトン(プラスティク,、医薬品、農薬の製造に使用する化合物)。」
 「それは未だに私には何の意味か分からない。」
 彼は言った、「私はそれらの内の二つのドゥラム缶をここに持っていた。それらは他のがらくたと一緒にフアン‐ヴアン‐ムオイの車庫で拾われました。貴方は彼を知っていますか?」
 「いいえ、僕はそう思いません。」
 「彼の妻はテ軍司令官の親類です。」
 「僕は未だ全く分かりません・・・?」
 「貴方はこれが何か知っていますか?ヘンさんは尋ねた、かがんで、彼の懐中電灯の灯りでピカピカ光ったクロウミアム(クロム)、セラリ(セロリ)のスティクのような長い凹面の物体を持ち上げながら。
 「これは備え付けの風呂かも知れません。」
 「これは鋳型です。ヘンさんが言った、彼は明らかに指示を与える事でうんざりする程の満足を得る男だった。彼はまた僕の無知を見せ付けるのを僕のために躊躇った。「貴方は鋳型によって僕が言いたい事が分かりますか?」
 「オウ、はい、もちろん、しかし僕は未だに付いて行っていません・・・」
 「この鋳型はU.S.A.で作られました。ディオラクトンはアメリカの商品名です。貴方は分かって来たでしょ?」
 「正直、いいえ。」
 「鋳型の中、そこにひびがあります。それは、何故これが捨てられたかでした。しかしこれはがらくたと一緒に捨てられるべきではなかったー或いはドゥラム缶どちらでもなく。それは間違いでした。ムオイさんのマニジャはここに個人的に来ました。私は鋳型を見付けられなかったのですが、私は彼に他のドゥラム缶を返させました。これは私が持っている全てですと私は言いました、そして彼は僕に化学製品の蓄えのためにそれらを彼は必要としたとうちあけました。もちろん彼は彼は鋳型の事を聞きませんーそれは随分たくさんくれてやったでしょうーところが彼は巧みな追及をした。ムオイさんは彼自身後で後でアメリカ人の公使館員に立ち寄って貰って、パイルさんに尋ねました。」
 「貴方はまるで情報屋を持っているようだ、」僕は言った。僕は未だそれが大体何だというのか想像できなかった。
 「僕はドミンゲスさんと連絡を取るようショウさんに頼みました。」
 「貴方は、貴方がパイルと軍司令官の間に或る種のつながりを確立したと言っているのですね、」僕は言った。「極めて細いものを。それは、ともかくニューズにはなりません。誰もがここでは情報に関係しています。」
 ヘンさんが黒い鉄のドゥラム缶に彼のヒールを打ち付けると、その音はベドゥの枠組みの間に反響した。彼は言った、「ファウラさん、貴方はイングリシュです。貴方は中立です。貴方がたは我々の全てに適応して来ました。私達の何人かが喩えどちらの側でも心強く思えば、貴方がたは共感すればいい。」
 僕は言った、「もし貴方がたがコミュニストゥかヴィエトゥミン化仄めかしているのなら、心配しないで。ショックを受けてはいません。僕は全くショックではありません。僕はまるで政治とは無縁です。」
 「もし何か嫌な事がサイゴンのここで起これば、そりゃあ僕達だって非難されるでしょう。僕の委員会は公平な観点を受け入れようとする貴方を好ましく思います。」
 「ディオラクトンって何です?」僕は言った。「それはカンデンス・ミルクのような響きがします。」
 「それには共通してミルクと一緒に何か入っています。」ヘンサンは彼の懐中電灯をドゥラム缶の内側に照らした。少量の白い粉末が底に塵のようになっていた。それはアメリカ製プラスティクの一つです、」彼は言った。
 「僕は彼が玩具用プラスティクを輸入しているという噂を耳にしました。」僕は鋳型をつまみ上げてそれを見ました。僕は僕の心でその枠組みを予測しようとしました。つまりその物自体がどのように見えるかではなかった:これは鏡の中の像でした、逆さまになった。」
 「玩具の用途ではなく、」
 「これは拳銃の部品のようです。」 
 「姿が普通じゃない。」
 「これにはどんな用途があり得るのか見えて来ない。」
 ヘンさんは目を反らした。「私はただ貴方が何を見たか貴方に覚えて置いてほしい。」彼は言った、がらくたの山の陰に歩いて戻りながら。「多分或る日、これを書くに足りる理由を貴方は抱え込むでしょう。しかし貴方はここでこれを見たと言ってはいけません。
 「とすると鋳型もだめ?」僕は尋ねた。
 「特に鋳型はだめ。」

彼がそれを―一人の命を投じる時、救った人に再開する事、それは初め容易ではない。僕は、軍病院にいる間、パイルを見た事はなかった、だから彼の不在と沈黙は容易に説明できる(何故なら彼は僕よりずっと厄介な事に敏感だったから)時に僕を何の理由もなく心配させた、夜、僕の睡眠薬が僕を鎮める前、僕は僕の階段を上り、僕のドアを叩き、僕のベドゥで眠っている彼を思い描こうとするように。僕はその中で彼に不公平だったから、僕は、僕の他のもっと形式的な恩義に対する罪悪感を募らせた。その時そこには僕の手紙の罪悪感もまたあったと僕は思う。(どんな遠い先祖らがこの愚かな良心を僕に手渡したのか?きっと彼らは、彼らの石器時代の世界で暴行し殺した時、それから免除されたのだ。)
 僕はディナに僕の救い主を招待すべきだろうか、僕は時に分からなくなった、或いは僕はコンティネンタルのバーで飲み会を提案すべきだろうか?それは尋常ではない社交的問題、多分人はその暮らしに帰する価値に頼っていた。食事とワイン一瓶かダブルのフイスキ?それは、その問題がパイル自身によって解決されるまで何日もボムを悩ませた、やって来て僕の閉ざされたドアから僕に叫ぶまで。僕は暑い午後中眠っていた、僕の足を使う朝の頑張りで使い果たしたし、疲れ切った、そうして僕は彼のノックを聞く事はなかった。
 「タマス、タマス。」呼び声は、僕が訪れる事のなかった曲がり角を探しながら長い誰も通らない道を歩いて下ろうとしていた夢の中に落ちた。まず初めに塔から痛みの最中叫んでいる声、それから突然直に「タマス、タマス。」と僕に話し掛けている声のようにーもしその声が割り込まなかったら決して変わらなかっただろうその道は、均一性のある電信受信機のように曲がりくねっていなかった。
 ひそひそ声で僕は言った、「あっちへ行け、パイル。僕に近寄るな。僕は救われたくない。」
 「タマス。」彼は僕のドアを叩いていた、しかし僕は稲田の中に戻ったかのように僕はフクロネズミのじょうたいだったし、彼は敵だった。突然僕はノッキングが止まったと悟った、誰かが外で低い声で話していた、そして誰かが返事をしていた。囁き声は危険だ。僕はその話し手達が誰か声に出せなかった。僕はベドゥをそろそろ離れ、僕の杖の助けを借りてもう一つの部屋のドアに辿り着いた。おそらく僕は余りにも大急ぎで移動してしまったので、彼らは僕だと分かってしまった。静けさが外では一段と増していた。植物のような静寂が蔓(つる)を出した:それはドアの下で育つように見え、僕が立つ部屋の中にその葉を広げた。それは僕が望まない静寂だった、そして僕はドアを荒々しく開ける事でそれを別々に引き裂いた。フオンは通路に立ち、パイルは、彼女の肩の上の彼の手をそのままにした:彼らがキスからさっと離れたような彼らの態度から。
 「どうして、入ってくれ、」僕は言った、「入って。」
 「僕は貴方に聞かせられなかった、」パイルが言った。
 「僕はとりあえずぐっすり眠っていた;だからその時僕は邪魔されたくなかった。ところが僕は邪魔される、だから入って。」僕はフオンにフレンチで言った、貴女は彼をどこで拾ったの?
 「ここで。通路で、」彼は言った。「私はノックしている彼に耳を傾けた、それで私は彼を入れてあげようとして二階へ走ったの。」
 「座って、」僕はパイルに対して言った。「君はカフィーでも飲む?」
 「いいえ、それに僕は座る気はないんです、タマス。」
 「僕はそうしなきゃ。この足が疲れてしまう。君は僕の手紙を受け取った?」
 「はい。僕は貴方がそれを受取っていなかったらなあと思います。」
 「どうして?」
 「それは大風呂敷だもの。僕は貴方を信用していたのに、タマス。」
 「その場合、そこに女がいる時、君は誰も信用すべきではない」
 「じゃあ貴方は今後僕を信用する必要はありません。僕は貴方が出掛ける時、ここにこっそり忍び足できます、タイプで打った封筒に文字を書きます。多分僕は大人になっているのかも知れません、タマス。」しかし彼の声の中、そこには涙があった、それに彼は彼が前にそうだった以上に若く見えた。「貴方は嘘を吐かずに勝つ事ができなかったんですか?」
 「いや。これはユアラピーアン表裏だ、パイル。僕達は僕達の必需品の不足を補わなければならない。しかし僕は不器用だったに違いない。君は嘘をどうして見抜いたの?」
 「それは彼女の姉妹でした、」彼女は今米国人(ジョウ)のために働いています。僕はたった今彼女を見ました。彼女は貴方が家に立ち寄ったのを知っています。」
 「オウ、それは、」僕はほっとして言った。「フオンはそれを知っている。」
 「それで貴方の奥さんからの手紙は?フオンはその事を知っていますか?彼女の姉妹はそれを見ていなかった。」
 「どうして?」
 「彼女は、貴方が昨日出掛けた時、フオンに会いにここに来ました、そしてフオンはそれを彼女に見せました。貴方は彼女を騙せません。彼女はイングリシュを読みます。」
 「僕は知ってる。」誰かに怒ってみたところで、そこには全く得点はなかったー背徳者は余りにも明瞭で僕自身だった、つまりフオンはおそらく一種自慢としてその手紙を見せただけだったーそれは信用失墜のサインではなかった。
 「貴女は昨夜この全てを知ったの?」僕はフオンに尋ねた。
 「そうね。」
 「僕は貴女は冷静だと感じた。」僕は彼女の腕に触れた。「貴女はどんな復讐の女神になってもいいんだ、それでも貴女はフオンだー貴女はどんな復讐の女神でもない。」
 「私は考えなければならなかった、」彼女は言った。
彼女はその呼吸の乱れから眠っていなかったようで、そこでどうして夜起きているのか僕が話したのを僕は思い出した。僕は彼女の方へ腕を出して彼女に尋ねた「悪い夢?」彼女が初めてカティナトゥ通りに来た頃、彼女は何時も悪夢にうなされていた、が昨夜彼女はその暗示に彼女の頭を振った:彼女の背中が僕の方へ向けられ、僕は彼女にもたれて僕の足を移動したー成功の定石中の最初の動作。僕はその時でさえ何一つ悪いとは気付かなかった。
 「貴方は説明できないのですか、タマス、なぜ・・・」
 「確かに、それは十分はっきりしている。僕は彼女と長く続けたかった。」
 「彼女にどんな代価を払ってでも?」
 「もちろん。」
 「それは愛じゃない。」
 「多分それは君の愛し方じゃないよ、パイル。」
 「僕は彼女を守りたい。」
 「僕は違う。彼女は保護を必要としない。僕は身近に彼女を必要とする、僕は僕のベドゥの中で彼女を必要とする。」
 「彼女の意志に逆らって?」
 「彼女は今後貴方を愛せない。」彼の考えはそれと同じくらい単純だった。僕は彼女を探そうとして振り返った。彼女はベドゥへ行ったきりで、僕が横たわっていた所でべドゥスプレドゥ真っ直ぐに引っ張っていた;それから彼女は棚から彼女の絵本の一つを手に取り、まるで僕達の話と無関係であるかのようにベドゥに座った。僕は何の本か言えたそれはー女王の暮らしの絵画風記録だった。僕にはウエストゥミンスタに向かう途中の逆さまの儀式用大型4輪馬車が見えた。
 「愛は西洋の言葉だ、」僕は言った。「僕達は感情的理由のために、或いは女との妄想を包み隠すためにそれを使う。ここの人々は妄想で悩まない。君は傷付こうとしている、パイル、喩え君が用心していても。」
 「もしそれがあの足のせいでなかったら僕は貴方を叩きのめしていた。」
 「君は僕に感謝すべきだーそれにフオンの姉妹にも、もちろん。君は今は良心の咎めもなく前進できるー君は或るところまでは非常に良心的だ、君はそうじゃないか、それがプラスティクに及ばない限り。」
 「プラスティク?」
 「僕は、君がそこで何をしているか承知していると神に望む。オウ、僕は君の動機は善良だと僕は知っている、それは何時もそうだ。」
彼は、謎めき疑い深そうに見えた。「僕は、時に多少好ましくない動機を持てばいいのにと思う、君は人間についてもう少し理解してもいい。そしてそれは君の国に対しても当てはまる、パイル。」
 「僕は彼女にきちんとした暮らしを与えたい。この辺はー臭いがする。」
 「僕達は線香で臭いを消して置く。君は彼女に急速冷凍庫や彼女自身用車や最新式テレヴィジョン・セトゥ・・・を提供するだろう。」
 「それに子供達、」彼は言った。
 「立派な若いアメリカン住民らは喜んで証明する。」
 「それで貴方は彼女に何を与えるつもりですか?貴方は彼女の家を取り上げるつもりはなかった。」
 「いや、僕はそんなに冷酷ではない。僕が彼女に往復切符を与えられない限り。」
 「貴方は貴方が去るまで慰安の性交相手として彼女をまさに自分のものにして置くでしょう。」
 「彼女は人間だ、パイル。彼女が決めればいいんだ。」
 「でっち上げられた根拠で。それにその点子供。」
 「彼女は子供ではない。彼女は、君が今までそうである以上に逞しい。君はかすり傷を甘んじて受け入れない光沢を知っているか?それがフオンだ。彼女は僕達の1ダズンより生き残れる。彼女は年を取るだろう、それでいいんだ。彼女は出産や空腹や寒さやルーマティズム(リューマチ)で苦しむだろうが、僕達がそうであるように思想、妄想で苦しむ事はないだろう。、彼女は引っ搔かない、彼女はただ腐るだけだろう。」しかし僕が僕の発言をして、ペイジ(プリンセスと一族)を捲る彼女を見守る間でさえ、パイルがそうであったのとまさに同じくらい随分、僕が性格をでっち上げていたのを僕は承知していた。誰も他の人間を知る事はない;にもかかわらず僕は話せた、彼女には僕達の休息同様驚かされた:彼女は言葉遣いの才能がなかった、それが全てだった。そして僕が彼女を理解しようと随分熱心に務め、彼女が思った事は僕に打ち明けるよう僕は彼女に請い、彼女の沈黙に僕の訳の分からない怒りで彼女を驚かせたあの最初の掻き混ぜる一方の年を僕は覚えていた。僕の欲望でさえ武器と化した。人が人の剣を生贄の子宮に向かって突っ込む時のように、彼女は決まってカントゥロウルを失い訴える。
 「君は十分言った、」僕はパイルに話した。君はそこにある知るべき事を皆知っている。どうか行ってしまってくれ。」
 「フオン、」彼が呼んだ。 
 「パイルさん?」彼女は尋ねた、ウインザ城の観察から目を上の方へ遣りながら、すると彼女の堅苦しさはその瞬間喜劇的で元気付けてくれた。
 「彼は貴女に騙された。」
 「私には分かりません。」        。」
 「オウ、出て行ってくれ、」僕は言った。「君の第三勢力やヨーク・ハーディングやデモクラスィの役割に行ってしまえ。消え失せろ、プラスティクと戯れてろ。」
 後で文字通りに彼が僕の命令を実行してしまった、その事を僕は認めなければならなかった。

PART THREE

パイルの死後、僕が再びヴィゴウに会う前に、時は2週間近く経過した。彼の声がル・クラブから僕に呼び掛けた時、僕はシャネル大通りを上ろうとしていた。それはあの当時、スュルテ(公安 のメムバーに最も好まれたレスタラントゥだった、手投げ弾を持ったパータザン(パルチザン)の手の届かない一般的な高殿を供給する間、彼らは、彼らを嫌ったそうしたものへの挑戦的な一種身振りとして一階で昼食を摂り、飲もうとした。僕は彼と合流し、彼は僕にヴァムース・カシスを僕に注文した。「あれをやろうか?」
 「もし貴方が望むなら、」そして僕は421のお定まりのゲイム用に僕のダイスを取り出した。いかにそうした数字と光景が、インド‐チャイナの戦いの‐年月を心に甦らせる事か。僕は二人がダイスを振るのを見ながらハノイまたサイゴン、またファトゥ・ディエムの爆破されたビルディングの間に、世界のどこにでも僕は後退りする僕は彼らのおかしな痕跡によってカタピラのように堅固にしたパラシュートゥ隊員に会う、運河を通って巡回しながら、僕は中に迫って来る迫撃砲の音を耳にする、そして決まったように僕は死んだ子供を目の当たりにする。
 「ヴァズリン(ワセリン)抜き、」ヴィゴは言った、4-2-1を投げながら。彼は僕の方へ最後のマチを押した。ゲイムの性的専門用語は全公安員に共通していた;およそそれはヴィゴにでっち上げられ、彼の部下の将校らに利用されて来た、彼らはしかしパスカルを利用しなかった。「少尉。」貴方が損をしたどんなゲイムも貴方を1階級上げたー貴方は一人かもう一人が大尉か司令官になるまで対戦した。彼は2回目のゲイムにも勝ち、彼がマチを数えて取っている間、彼は言った、「我々はパイルの犬を見付けました。」
 「そうですか?」
 「死体を放り出すのを嫌がったのだと僕は想像します。とにかく彼らはその喉を切ったんです。それは50ヤードも離れた泥の中にありました。多分それはそんな遠くへそいつ自らを引きずったんです。」
 「貴方は未だ興味がありますか?」
 「アメリカ公司は我々を悩ませ続けています。我々は同様の心配はしません、神に感謝します、フランス人が殺された時。しかしあれじゃあ、そうした事例は希少価値はありません。」
 僕達はマチの分配のために対戦した、その時真剣勝負が始まった。それはどんなに素早くヴィゴが421を投げても妙だった。彼は彼のマチを3本に減らして、僕はできるだけ最低の点数を投げた。「ナネットゥ、」ヴィゴが言った、2本のマチの上に僕を押しながら。彼が彼の最後のマチを処分した時、彼は言った、「大尉、」そして僕は飲み物が欲しくてウェイタを呼んだ。「今まで誰かが貴方を負かしてます?」僕は尋ねた。
 「何時もじゃないよ。貴方は貴方の雪辱を果たしたい?」
 「他の機会に。貴方はどんなギャンブラにでもなれます、ヴィゴ。何か他のゲイムのチャンスがあれば貴方はやりますか?」
 「彼は恐縮して微笑み、何らかの理由で彼の部下の将校達とと共に彼を裏切るように口説かれたあのブランドゥ(ブロンド)妻の事を思った。
 「オウじゃあ、」彼は言った、「そこにあるのは何時でも全ての中で最大だ。」
 「最大?」
 「『得失の重さをはかろう。』」彼は引用した、「『神はいるという賭けをする事で、こうした二つのチャンスを見積もろう。貴方が利益を得れば、貴方は全てを得ます;喩え貴方が失っても貴方は何も失いません。』」
 僕は彼にパスカルを引用し返したーそれは僕が覚えていた唯一の一説だった。「『表を選ぶ彼と裏を選ぶ双方共、等しく間違っている。」彼らは揃って不正の中にいる。真実の道筋は全く賭けない事だ。』」
 「『はい;何れにしてもにしても貴方は賭けなければなりません。それは任意ではありません。貴方は乗せられます。』貴方は貴方自身の信条に従わない、ファウラ。貴方は拘束されます、我々の休養のように。」
 「宗教にではなく。」
 「私は宗教の事は話していなかった。事実として、私はパイルの犬の事を考えていました。」
 「オウ。」
 「貴方が私に何を言ったか覚えていますかーその足に関する手掛かりを見付ける事について、その泥などを分析する事について?」
 「そして貴方はメグレでもレコクでもないと言いました。」
 「私は結局そんなにひどく取り扱っていません、」彼は言った。「パイルは普段彼が外に出る時、彼と一緒に犬を連れていました、彼はそうしていなかった?」
 「僕はそう思います。」
 「一人でそいつをはぐれさせるのでは重んじ過ぎます?」
 「そいつはあまり安全ではない。彼らはチャウ(むく毛の犬)を食べる、彼らはそうしませんか、この国では?」彼は彼のパキトゥの中にダイスを入れ始めた。「僕のダイスを、ヴィゴ。」
 「オウ、私は申し分けなく思う。私は考えていた・・・」
 「なぜ貴方は僕が拘束されていると言いました?」
 「貴方がパイルの犬を最後に見たのは何時ですか、ファウラ?」
 「神は知っています。僕は犬のために予約―本を取って置かない。」
 「貴方は何時故国に戻る予定ですか?」
 「僕は正確には分かりません。」僕は警官に情報を与えるのを好まない。それは彼らに面倒をかける。
 「僕は―今夜ーちょっと寄って貴方に会いたいのですが?もし貴方が一人なら。」
 「僕はシネマにフオンを遣りましょう。」
 「全くもって貴方に関する事柄をまたー彼女と一緒では?」
 「はい。」
 「不思議。私は貴方はーかなり不幸だという印象を得ました。」
 「確かにそこにはそのために起こり得る数多くの理由があります、ヴィゴ。」僕はそっけなく付け足した、「貴方は知るべきです。」
 「私が?」
 「貴方は、貴方自身そんなに幸せな人ではない。」
 「オウ、僕はそれに文句を言うほどのものは持ち合わせていない。『だめになった家は悲惨ではありません。』」
 「それはどんなものですか?」
 「パスカルまた。」それは悲惨を誇る事のための議論だ。『一本の木は惨めではありません。』」何が貴方を警官にさせたんです、ヴィゴ?」
 「そこには多くの要因がありました。。生活費を稼ぐ必要、人々への好奇心、そう、それでさえガボリオの恋人。」
 「そもそも貴方は牧師になるべきだった。」
 「私はそれ向けの適切な作家を読まなかったーあの頃に。」
 「貴方はまだ僕を疑ってる、貴方はそうじゃないですか、関与しているんじゃないかと?」
 彼は立ち上がり、ヴァムース・カシスの残されていたのを飲んだ。
 「私は貴方に話したい、それが全てです。
 僕は彼が向きを変えて、行ってしまった後、僕を哀れみを持って見ていたと思った、彼は、その逮捕に彼が責任を負う終身刑下を歩みつつある囚人でも見たかのように。

僕は罰せられた。それは、彼は僕のフラトゥを後にした時、まるでパイルが僕に確信が持てない何週もの判決を下してしまったかのようだった。僕が家に戻ったどんな時も、災難の予感と共にあった。時にフオンはそこにいる事もなく、僕は、彼女が帰るまでどんな仕事でもしてしまう事、それを不可能と気付いた、何故なら僕は、彼女は果たして帰るのかしらと思っていたから。僕は彼女がどこにいたか彼女に尋ねようとする(僕の声の外に心配や疑いを置こうと努めながら)、また時に彼女は市場或いは店と答えるに決まっているのに彼女の証拠の断片を製作し(確かめようとする彼女の意欲さえ、彼女の話は終いに不自然に思えた)、また時にはそれはシネマだった、彼女のティッキトゥの切れ端がそれを証明するためにそこにあり、時々それは彼女の姉妹のものだったりしたーそれは、彼女がパイルと会ったと僕が思い込む場所だったりもした。あの頃、残忍にも僕は彼女への愛情を装った、まるで僕が彼女を嫌悪するかのように、ところが僕が嫌になったのはその行く末だった。寂寞が僕のベドゥに横たわり、僕は夜には僕の両腕の中に寂寞を抱き寄せた。彼女は変わらなかった;彼女は僕のために料理をした、彼女は僕のパイプを整えた、彼女は優しく、甘美に僕の快楽用の彼女の体の外に横たわった(しかしそれはもはや快楽ではなかった)、そうしてちょうどあの初めの頃のように、僕は彼女の心が欲しくなった、今僕は彼女の思いを読みたかった、しかしそれは僕が話す筈もなかった言葉の中に仕舞い込まれていた。僕は彼女を問い詰めたくなかった。僕は彼女に嘘を吐かせたくなかった。(どんな嘘でも開けっ広げに語られない限り、僕は、僕達がどんな時もそうであったように互いに対して同じだと装う事ができた)、しかし突然僕の心配が僕の代わりに口を開いてしまうと、僕は言った、「貴女が最後にパイルを見たのは何時?」
 彼女は躊躇ったー或いはそれは、彼女が実際思い返していたのか?「私たちがここに来た時、」彼女は言った。 
 僕は始めたー殆ど知らず知らずの内にーそれがアメリカンであるといった全ての事をこき下ろす事を。アメリカン文学の貧困、アメリカン政治家らのスカンドゥル(スキャンダル)、アメリカン子供らの野獣性で僕の会話は盛りだくさんになった。それはまるで彼女が一人の男によってというより遥かに一国によって僕から連れ去られるも同然であるかのようだった。アメリカが為したはずの何もかもが正義と懸け離れていた。僕の件をを共有するに十分な用意ができているフランス人の友達一緒でも、僕は、アメリカの問題となるとうんざりした。それは僕が背いたかのようだったが、誰しも敵によって背かれはしない。あれはちょうどその時だった、その事件は自転車爆弾で起こった。誰もいないフラトゥ(彼女はシネマにだったか、或いは彼女の姉妹と一緒だったか?)へと帝国のバーから戻ると、僕は覚え書きがドアの下に押し込んであるのを見付けた。それはドミンゲスからだった。彼は未だ病気のままでいる事を詫び、翌朝10時半頃、大通りの角の大きな店の外にいるよう僕に頼んだ。彼はショウさんの依頼で書いていたが、僕はへんさんが僕の存在をそれ以上に要求しそうだと勘ぐった。
 その全容は、それが判明するにつれ、寸評、しかも面白い寸評よりずっと価値がなかった。それは北のその悲惨で深刻な戦争、灰色の日数が経過した死体が詰まったファトゥ・ディエムのあの運河、迫撃砲の連打、ナパーム弾(焼夷弾)の白いぎらぎらした光と全く無縁だった。僕は花の露店の側で待っていた時、警察のトゥラック積み荷が、カティナトゥ通りの公安司令部の方向からブレイクのギシギシ音、ゴムのキーっとなる音を立てながら近付いた;その男達は降りて、店に向かって走った、まるで彼らが1人の暴徒に突進しているかのように、しかしそこには一人の暴徒もいなかったーただ自転車の防御棚だけが。サイゴンのあらゆるビルディングはそれらによって柵を巡らされているー東の大学のない都市は、実に多くの自転車―所有者を収容可能だった。僕が僕のカメラを調整するチャンスを持つ前に、喜劇的で説明のつかない行為が遂行された。警官は自転車の間を押し分けて彼らの道を進み、彼らは大通りの中に彼らの頭の上に乗せてそれを運び、飾り立てた噴水に落とした。僕が一人の警官を途中で止められる前に、彼らは彼等のトゥラックに乗って引き返し、ボナー大通りを懸命に下って行った。
 「自転車作戦、」声がした。それはヘンさんだった。
 「あれは何ですか?」僕は尋ねた。「訓練?何のために?」
 「もうしばらく待って、」ヘンさんが言った。
 数人の遊び人が噴水に近寄り始め、まるで下の方で、事故車から船で積み去る事を警告するかのように、一つの車輪がブーイの役目をしてすっかり動かなくなった、一人の警官が叫んで、彼の両手を振りながら道路を渡った。
 「ちょっと見てみましょう、」僕は言った。
 「止した方がいい、ヘンさんは言った、そして彼の腕時計を調べた。針は11時4分過ぎを指していた。
 「貴方のは進んでいます、僕は言った。これは何時も進むんです。」そしてその瞬間、噴水が舗道の上で爆発した。装飾の笠木が少し窓にぶつかってグラス(ガラス)が輝いているシャウア(シャワー)の中に水のように落ちた。誰ひとり傷付いた者はいなかった。僕達は僕達の衣服から水とグラスを振り落とした。自転車の車輪一つ、道路でコマのようにブンブン呻り、ぐらつき、そして倒れた。「時間はちょうど11時に間違いありません、」ヘンさんが言った。
 「土の上で何が・・・?」
 「貴方は面白がるだろうと僕は思った、」ヘンさんは言った。「貴方が面白がるのを僕は貴方に期待しているんです。」
 「いらっしゃい、一杯飲みますか?」
 「いいえ、僕は残念ですが。僕は賞賛の所に戻らなければなりませんが、先ず貴方にある物を見せましょう。」「しっかり見て下さい。」
 「ローリ、」僕は言った。
 「いや、パイプを見て。それは何かを貴方の心に呼び覚ましますか?」彼は僕のごまかしを見下すように微笑んで立去った。一度彼は向きを変え、それから彼の手を振った、ショロンの屑の倉庫に向かってペダルを漕ぎながら。公安で、そこに僕は情報を求めて向かった、僕は彼が何を言いたかったか分かった。僕が彼の倉庫の中で見た鋳型は自転車-パムプの半分‐断面図のような形をしていた。あの日、サイゴンの至る所で無害な自転車‐パムプには11打つ音で爆発した爆弾が入っている事が判明した、僕が疑う情報に従って行動する事は、ヘンさんから出て来た、警察が爆破を予測できたところを除いて。それは全て実にありふれていたー10の爆発、6名の軽傷者、そして神は何台の自転車か知っている。僕の同業者達-「極東」の記者を除いて、彼はそれを「強い怒り」と名付けたー彼らは事件を揶揄する事で紙面を手に入れる事だけはできると分かっていた。「自転車爆弾」が妥当な見出しになった。それら全てがカミュにストゥを非難した。僕は、爆弾がテ軍司令官側の自慰行為だと書こうとする唯一の者で、僕のその記事は事務所の中で変えられた。軍司令官は、ニューズならなかった。貴方が彼を認定する事によって紙面を浪費できない。僕はヘンさんにドミンゲスを通じて無念のメシジ(メッセイジ)を送った。ー僕は僕の最善を尽くした。ヘンさんは丁寧な言葉の返事を送った。彼ーか彼のヴィエトゥミン委員会はー必要以上に敏感だったとそれでその時僕には思えた;誰一人カミュニストに対して真面目にその事件を留めて置く者はいなかった。確かにもし何かがそうできたら、それはヒューマ(ユーモア)の感覚のために彼らに評判を与えただろう。「彼らは何か次の事を考えるだろうか?」人々はパーティで言った、そして僕にとっても馬鹿げた事件全てが、大通りの真ん中でコマのように派手に回っている自転車の車輪に象徴された。僕はその軍司令官と彼の関係についてパイルに何を聞いても、言及した事は一度もなかった。プラスティクの鋳型と共に無邪気に遊ばせて置け:それが彼の心をフオンから遠ざけたままにするといい。まるで同様に、訳あって僕は或る夕方、たまたま近所にいた、訳あって僕は何をするという事もなかった、僕はムオイさんのガリジで中に声を掛けた。
 それは小さい、散らかった所、それ自体大通りのがらくた倉庫に似つかわしくなくもなかった。車がそのバニトゥ(ボンネットゥ)を開けっ放しにしたまま床の真ん中にジャッキで持ち上げられ、誰も訪れない田舎の博物館の先史の動物の鋳造物のように口を大きく開けていた。僕は誰かがそれはそこにあったと思い出しても信じない。床は鉄や古い箱のスクラプと一緒に散らかされていたーヴィエトゥナミーズは何でも投げ捨てるのを好まない、チャイニーズ料理人がアヒルを7品に分割する以上にかぎ爪同様非常に多くに分配するだろう。僕は誰もが空のドゥラム缶や損傷した鋳型を実に無駄に処分して来たのかしらと思ったー多分それは数ピアスタ稼ぎ出している雇用主による盗みだった、多分或る者は巧妙なヘンさんによって賄賂を贈られて来た。
 誰もそのようには見えなかった、そこで僕は中に入った。たぶん、僕は考えた、彼らは警察が立ち寄るといけないから、しばらく離れた所に保管している。ヘンさんは公安に何らかのコネを持っているからそれで出来る事だった、しかしその時でさえ、警察は動こうともしなさそうだった。爆弾はカミュにストゥだったと人々に決めてかからせる彼らの見地からすると、それはより適切だった。
 車からばらばらにがらくたはカンクリートゥの床の上に撒き散らされた、そこには何一つ目に付くほどの物はなかった。爆弾がいかにムオイさんの所で生産され得たかを写真に写す事、それは困難だった。僕はどのように誰がドゥラム缶の中で僕が見た白い粉末をプラスティクに変えたのかについて実に曖昧だったが、確かにその製法はここの外に運ばれるには複雑過ぎた、通りの二つのガサリーンパムプでさえ無視されるように思えたここの外に運ばれるには複雑過ぎた。僕は入口に立ち、通りの中を気を付けて見た。大通りの中心の木の下で床屋が仕事をしていた:木のトゥランクに釘付けにされた鏡のスクラプが、太陽のきらめきを捕えた。一人の女が、彼女のマラスク帽子の下で竿に吊るしたバスキトゥを運びながら早足で通り過ぎた。シモン・フレールの壁に凭れてしゃがんでいる占い師が客を見付けた、古いカードゥを無表情で切り、ひっくり返すのをホウ・チ・ミンのように顎髭のある老人が見守っていた。それには1ピアスタの価値があるどんな未来を彼は手に入れられたのか?ソンム大通りで貴方は野外で生活した;皆、ここではムオイさんの事なら何でも知っていた、彼らの秘密を施錠しない、警察は全く鍵を持たなかった。これは全てを知られている所の暮らしのレヴェルだったが、貴方が通りに歩を進められたとしても、貴方はそのレヴェルまで後退しようもなかった。僕は老婦人達が共同トイレの側の僕達の踊り場で噂話をしているのを思い出した:彼女達は何でも聞いていたが、僕は彼女達が知っていると思いもしなかった。僕はガリジの中へ引き返し、裏の小さな事務所に入った。そこには普通のチャイナの広告のカランダ(カレンダー)、散らかった机ー価格表やガム(ゴム)一瓶や加算器、書類止めクリプ、ティポトゥやカプ3つそれにたくさんの尖らせてない鉛筆、そして何か訳あって書かれていないアイフル(エッフェル)塔の絵‐葉書があった。ヨーク・ハーディングは第三勢力について抽象グラフィクに描くだろうが、これは、それが伝わる何かだったーこれがそれだった。そこには後ろの壁にドアがあった;それは施錠されていた。しかしその鍵は机の上の鉛筆の間にあった。僕はドアを開け、通り抜けた。
 僕は、およそガリジのサイズの小さい小屋の中にいた。それは、一見すると、羽のない成鳥を捕まえるために無数の止まり木を備え付けられた竿と針金の籠のように見えたーそれは、古いぼろ切れで結わえ付けられているという印象を与えたが、ムオイさんと彼の助手が呼び出された時、そのぼろ布はおそらく洗濯のために使われて来た。僕は製造業者の名前を見付けたーリヨンの誰かで特許ナムバー何の特許を取っている?僕が電流の強さを変えると古い機械は生き返った:竿には目的があった奇妙な仕掛けの機械は、その最後の生命力を振り絞っている老いた男のようだった。粉々になって落ちている彼の拳、粉々になって落ちている・・・この物体は今尚圧搾機だった、がそれ自体球の中に、それは5セントゥ映画劇場と同じ時代に属していなければならなかった、それにしても何一つ嘗て浪費された物がないそのカリア(キャリア)を終えるべき一日を迎える事を待ち望んでもよいこの国で(The Great Train Robberyがスクリーンを縦横無尽にその行く手をぐいと動かしている、ナム・ディンの裏通りで娯楽を提供しているあの古い映画を見ていたのを、僕は思い出した。)そのpressはまだ使用可能だった。僕はその圧搾機をもっと念入りに調べた;そこには白い粉の跡があった。ディオラクトン、僕は思った、ミルクと共通した何か。そこにはドゥラム缶か鋳型の形跡が全くなかった。僕は事務所に、そしてガリジの中に戻った。僕は古い車に供給している泥除けの上のパトゥのように感じた;それにはその先に長い待ち時間があった、多分、しかしそれもまた或る日・・・ムオイさんと彼の助手達はおそらくこの時までにテ軍司令官が彼の司令部を持つ聖なる山に行く途中の稲田の間のどこかにいた。やっと最後に僕が僕の声を張り上げて「ムオイさん!」と呼んだ時、僕はガリジから遠く離れ、僕はテニインへの途上、避難をしたそれらの水田の間に戻っていると想像できた。米の茎の間でその頭を回す一人の男が見えた。
 僕は家に歩いて向かい、僕の踊り場に上ると、老婦人達は、僕が鳥のガサプ(ゴシップ)以上に理解できない彼女達の生け垣の囀(さえず)りになった。フオンは中にいなかったー彼女は彼女の姉妹と一緒だというための覚書だけ。僕はベドゥの上に横になって休んだー僕は未だ簡単に疲れたーやがてぐっすり寝入った。僕が目覚めると、僕は1時25分を指している僕の目覚まし時計の明るくなったダイアルを見た、そして僕は僕の側にフオンが眠っているのを見付けるのを期待しながら僕の頭を回した。しかし枕はへこんでいなかった。彼女はあの日シートゥを換えなければならなかったーそれは洗濯物の冷たさを運んだ。僕は起きて彼女が彼女のスカーフを置いている引き出しを開けた、するとそれはそこになかった。僕は本棚に行ったーロイアル・ファミリの絵入りの暮らしもまた持って行った。彼女は彼女と一緒に持参金を持ち去った。
 ショックの瞬間、そこには殆ど痛みはない;苦痛はおよそ午前3時頃始まった、僕が何とかして生きようとするその人生の計画を立て、何とかしてそれを排除するために記憶を辿り始めた時。幸せな記憶は最悪になり、僕は不幸せな事を思い出そうとした。僕は前にこの全てを生きて来た。僕は必要だった事はできたと認識した、しかし僕はそんなにも年を取ったー僕には立て直すエナジはほとんど残っていないと感じた。

僕はアメリカン大使館に行って、パイルの事を尋ねた。出入口で用紙に必要事項を記入し、それを軍の警官に手渡す事、それが必要だった。彼は言った、「貴方は訪問の目的を記入していなかった。」 
 「彼は知っているでしょう、」僕は言った。
 「貴方は予約によりますね、それなら?」貴方が望めばこれをそんな風に記入してもかまいません。」
 「貴方には馬鹿げたように見えると僕は思いますが、我々は非常に気を付けなければなりません。何人ものおかしな連中がこの辺りをうろついています。」彼はもう一方の側に彼のチューイング‐ガムを移し替えリフトゥ(エレベーター)に入った。僕は待った。僕はパイルに何を言えばいいか、まるで思いつかなかった。これは僕が前に一度も演じた事がないシーンだった。警官が戻って来た。彼はいやいやながら言った、「貴方は上がってもいいと僕は思います。ルーム12A。1階。」
 僕がその部屋に入った時、僕はパイルはそこにいないと見て取った。ジョウが机の後ろに座っていた:経済大使:僕は未だに彼のサーネイムを覚えられなかった。フオンの姉妹がタイピング・デスクの後ろから僕を観察した。僕が茶色の貪欲な目の中に読んだのは、それは勝利だったか? 「入って、入って、タム、」ジョウが騒々しく呼んだ。「貴方に会えて嬉しい。貴方の足はどうです?僕達は僕達の小さな会社に貴方から頻繁に訪問して貰えない。椅子を引いて。新しい攻撃の進行を貴方がどう考えるか、僕に話して下さい。カンティネンタルで昨夜グランガを見掛けた。彼はまた北に向かっている。あの男は熱心だ。そこにニューズがある所、そこにグランガがいる。煙草を吸って。自由にやって下さい。貴方はヘイさんを知っています?その名前を全部覚えられませんー僕のように年を取った者のために一生懸命過ぎるほど。僕は彼女に声を掛ける『ハイ、そこに。!』彼女はそれを好む。この息苦しい植民地主義に用はない。市場のガサプ(ゴシップ)は何です、タム?貴方がた仲間は確かに貴方の耳を地面に向けたままだ。貴方の足について聞いてすまない。アルドゥンが僕に話した・・・」
 「パイルは何処ですか?」
 「オウ、今朝はアルドゥンは事務所にいない。彼は家にいると思ってくれ。彼の仕事の多くは家でする。」
 「彼が家でそうしている事は知っています。」あの男は熱心だ、エー、貴方は何が言いたい?」
 「とにかく、僕は彼が家で何かしているという事は知っています。」
 「僕には分からない、タム。理解が遅い、ジョウーそれが僕だ、何時もそうだった。何時もそうであろうとする。」
 「彼は僕の女と寝ているー貴方のタイピストゥの姉妹。」
 「どういう意味か僕には分からない。」 
 「彼女に聞けよ。彼女はあれを手配する。パイルは僕の女を奪った。」
 「これを見ろ、ファウラ、僕は貴方が仕事でここに来たと思った。僕達は事務所の中で騒動を招くような事はできない、貴方は分かっているよね。」
 「僕はパイルに会うためにここに来ました、彼は隠れていると思います。」
 「じゃあ、そのように見解を述べて当然だいという最後の人物に貴方がなる。アルドゥンは貴方のために何をしたかというのに。」
 「オウ、そう、そう、もちろん。彼は僕の命を救った、彼はそうしなかった?彼は今まで彼に頼んだ事はない。」
 「彼自身にとっても大きな危険を冒して。あの男は根性が座っている。」
 「僕は彼の根性について酷評を気にしない。そこには彼の体のもっと臨機応変になる他の部分がある。」
 「じゃあ我々にはそんな風にどんな当てこすりにせよ、される筋合いはない、ファウラ、部屋にはレイディが。」
 「そのレイディと僕は互いをよく知っています。彼女は僕から彼女の手数料を得られなくなったが、それをパイルから彼女は得ている。よろしい。僕は僕が行儀悪く振舞っていると認める、そして僕は行儀悪く振舞い続けるつもりでいる。これは、人々があくまで行儀悪く振舞うところでの立つ瀬だ。」
 「我々にはしなきゃならないたくさんの仕事が入っているその中には天然ゴム生産品に関するリポートゥもある・・・」
 「心配しなくていい、僕は行くよ。ただパイルに、もし僕が尋ねて来たと彼が電話すれば彼が伝えてくれ。彼はまた訪問する事、それを礼儀正しいと思っているかも知れない。」僕はフオンの姉妹に言った、「僕は、貴女が公証人やアメリカン領事やクライストゥ科学者の教会によって財産分与を立証したかったと思っています。」
 僕は廊下に出た。そこには僕の反対側にMenと記されたドアがあった。僕は中に入ってドアに鍵をかけ、冷たい壁に凭れ、僕の頭を抱えて座りながら、僕は泣いた。僕は今まで泣いた事はなかった。彼らのトイレでさえエア・コン付きで、間もなく気温が抑制された空気は、僕の涙をそれが貴方の口の中で唾を、また貴方の体内で種を乾かすように乾かした。

僕はドミンゲスの手中に業務を残して置いて、北を目指した。ハイホンで僕にはガスコンニュ戦隊に友達がいた、それで僕は空港の上のバーで数時間過ごすか、それとも外の砂利道でボウルズをして過ごそうとした(これは売春婦を買う意味です)。職務上僕はフロントゥにいた:僕はグランガと一緒に熱意の資格を持っても良かったが、それは僕の新聞にファトゥ・ディエムへの僕の小旅行以上に何の価値もなかった。ところが人が戦争の事を書くとなると、時折り人が危険を分かち合うという自負心を必要とする。
 最も制約された期間内でさえ、それらを分かち合う事、それは、秩序がハノイから消え去ってから、楽ではなかった。水平の急襲だけが僕には許される予定だったーバスによる旅行同様安全なこの戦争における急襲、何故なら僕達は思いマシーン・ガンの射程距離の上を飛んだから;パイラトゥ(パイロット)の誤りかエンジンの欠陥以外何物からも安全だった。僕達は時間割によって外に出て行き、時間割によってホウムに帰って来た:爆弾という積み荷は斜めに空を駆け下り、噴煙の螺旋降下が道路のジャンクシュン、或いは橋から爆破した。それから僕達は食前酒の時間のために引き返して女を漁り、僕達の鉄製のボウルを砂利に十文字に駆り立てた。
 或る朝、町の食堂で僕がブランディのソウダ割りを埠頭の南端を訪れる事に熱烈な願望を持っていた若い将校と飲んでいた時、任務のための命令が入って来た。「来たい?」僕ははいと言った。水平の急襲でさえ殺しの機会と殺しの意図の方向に位置しているに決まっている。空港を運転して出ながら彼は意見を述べた、「これは垂直の急襲です。」
 「僕は禁じられていると思った・・・」
 「貴方がその事を何も書かなければいい。貴方が見た事もない中国の国境近くで上がって国土の1部分を貴方にそれは見せるでしょう。ライ・チョウの近く。」
「そこは何もかも落ち着いていると思ったーつまりフランスの手に?」
 「そうでした。彼らは2日前この場所を占領した。我々のパラシュートゥ隊はたった2、3時間で退散する。我々は我々が持ち場を取り戻すまで彼らの窪地にヴィエトゥを追い込んで置きたい。それは低空ダイヴィングと機関銃を撃ちまくる事を意味する。我々はたった手すきの2機ー今作動中のものの、だけでできる。今まで、急降下ー爆弾投下をした事は、以前に?」
 「いや。」
 「それに貴方が慣れていないとそれは多少気分が悪くなる。」
 「ガスコーニュ戦隊は小型のB-26爆撃機だけ持っていたーフレンチはそれらを身売りと呼んだ、というのもその短い翼幅を持ったそれらは全く目に見える補助という手段を持たなかった。僕は航法士の背に凭れ自転車座席の大きさの小さな金属製のパドゥの上に詰め込まれた。僕達はレドゥ・リヴァをゆっくりと上昇しながら、上った、この時間帯のレドゥ・リヴァは真っ赤だった。それは人が遠くへ行ってやがて戻り、土手から土手まで晩い日の光がそれを埋め尽くした、まさにそんな一時(いっとき)に、それを最初に名付けた老地理学者の眼差しで、それを見たかのようだった;それから僕達は9000フィートゥでブラック・リヴァの方へと逸れて行った、真っ黒、闇で溢れた、光線の角度を避けながら、峡谷の巨大で荘厳な景観や崖やジャングルは旋回し、僕達の下に真っ直ぐに立った。貴方はそれらの緑や灰色の耕作地の中に飛行中隊を落とし、収穫‐田の中の数コイン以上に全く形跡を残さなかった。僕達の遥か前方を小型機が小虫のように移動した。僕達は上方を採った。
 僕達は塔や緑に囲まれた村を二度回り、それから目の眩む様子の中にらせん状に上った。パイラトゥ(パイロット)ートゥラウインと呼ばれたーは僕の方を向き、ウインクをした。銃や爆弾穴を管理する種馬が彼の車輪に乗っていた。僕は、僕達がダイヴの状況に至るに連れ、あの腸の弛みを抱え、それは何か新しい体験ー初めてのダンス、初めてのディナー・パーティ、初めての恋を伴う。僕は上昇の頂点にそれが至った時、ウェムブリー・公開試合ですぐれたレイサを連想させられたーそこには降りる術など微塵もなかった:貴方は貴方の体験で罠に掛けられた。僕達が下へとダイヴした時、文字盤で僕は3000ミータ(メーター)を読む、まさに余裕があった。何もかも今感じていた、何一つ景色ではなかった。僕は航法士の背に凭れて押し上げられた:それは何かとんでもない重力が僕の胸を押しているかのようだった。僕には爆弾が投下されたその瞬間の意識はなかった;それから銃はカタカタ言い、カクピトゥ(コックピット)には無煙火薬の臭いが溢れた、そうして僕達が上昇するとその重力は僕の胸を離れた、すると僕達が飛び立った地面への自殺的行為のように、らせんを描いて下降したそれは、胃だった。40秒の間パイルは存在しなかった:寂しささえ存在しなかった。僕達が大きな弧を描いて上昇した時、僕には、僕の面しているサイドゥ・ウインドウから煙が見えた。2度目のダイヴの前、僕は恐怖を感じたー不面目の恐怖、航法士の背中一面に吐きそうな恐怖、僕の年を取った両肺が圧力に耐えそうもない。10回目のダイヴィングの後、ただ怒りだけを覚えたーその任務は余りにも長く続いた、それは法務に帰る時間だった。そして再び僕達は機関銃の射程外、急傾斜で上方に撃ち、急に向きを変えて離れ、煙の先が尖った。その村は山に四方を囲まれていた。毎回、僕達は同じ接近方法を採った。同じガプ(ギャップ)を貫いて。そこには僕達の攻撃を変える方法はなかった。僕達が14回目に向かってダイヴした時、僕は
思った、今や僕は不面目の恐怖から自由になったのだ、「彼らは一つの機関銃を位置に取り付けなければならないだけだ。」僕達は、僕達の機首を再び安全な空中に上げたー多分、彼らは銃を持ってさえいなかった。パトゥロウルの40分は延々と続くように思えたが、それで個人的な思いの苦痛から自由になった。太陽は僕達がホウムの方向に向きを変えるにつれ、沈んで行った:地理学者の時は過ぎた:ブラック・リヴァはもはやブラックではなく、またレドゥ・リヴァはただの金色だった。下方へと僕達は再び向かった、節くれだった、裂け目だらけの森から離れ、放って置かれた水田の上をなぎ倒しながら、黄色い流れの上の一そうの小さい通い船で弾丸のように、川の方向を目指した。機関砲はたった一つの跡という破裂個所をもたらし、通い船は火花のシャウアを浴びてバラバラに吹き飛んだ。僕達は生存するために、僕達の犠牲者が奮闘しているのを見ようと待ちもしなかったが、上昇し、家路を急いだ。僕がファトゥ・ディエムで死んだ子供を見た時、僕が思ったそのままを、僕はまた頭に思い描いた、「僕は戦争は嫌だ。」そこには何か、僕達の餌食という、思いがけない幸運な選択の中に、ひどくショッキングなものがあったー僕達はただ偶然通り過ぎようとしていただけだった、一つの破裂だけが必要とされた、そこには僕達の発砲に報いようとする人はいなかった。僕達は再び消えた、世界の死に僕達のささやかな割当量を加算して。
 僕は僕に話し掛けるカプタン(キャプテン)トゥラウインのために僕のイアホウンを付けた。彼は言った、「我々は少し迂回します。日没は石灰岩の上が素晴らしい。貴方はそれを見逃してはいけません、彼は親切に付け足した、彼の所有地の美しさを見せようとしている主人のように、そして100マイルに亘ってハロン湾の上空、日没を追跡した。兜(かぶと)を被った軍神マーズの顔は、哀愁を帯びて外を見た、大きな瘤(こぶ)の間の小さな森や多孔性の石のアーティの下、殺人の傷は血を流すのを止めた。

カプタン(キャプテン)・トゥラウインは、阿片窟でその夜、僕の主人になると言い張った、しかし彼は自ら吸引しようとはしない。彼はその匂いを好んだ、彼は言った、一彼は一日の終わりの落ち着きの感覚を嗜んだ。しかし彼の職業では気晴らしがもうそれ以上になる事はなかった。そこには吸引した将校達もいたが、彼らは陸軍の人々だったー彼は彼の睡眠を取らなければならなかった。僕達は学校の寮のような小部屋の騒動の中の小さな騒動の中で横になり、中国人経営者が僕のパイプを用意した。僕はフオンが僕の許を去って以来、吸っていなかった。戸口の向こうに長く美しい足を持った混血児が見掛け倒しの女性誌を読みながら彼女の煙をぐるぐる巻いて横になっていた、そして彼女の隣の小部屋には二人の中年の中国人が商売をしていた、お茶をちびちび飲みながら、彼らのパイプは脇に置いてあった。
 僕は言った、「あの通い船ー今夕ーそれが何か不都合な事でもしたの?」
 トゥラウインは言った、「誰が知ってる?その川のそれらの手の届く範囲内で、我々は目に見えるものなら何でも完全に撃つよう命令される。」
 「僕は僕の最初のパイプを吸った。僕は僕が家で吸って来たパイプの全てについって考えようともしなかった。トゥラウインは言った、「今日の事、それは僕自身と同じように、誰かにとっても最悪ではない。村の上で彼らは我々を撃ち落とした。我々の危険は彼らのものと同様に危険だった。僕が憎むのはナパーム爆弾投下だ。3000フィートゥからやすやすと。」彼は絶望的な身振りをした。「君は火がついている森林を見る。神は君が見ようとするものを知っている。哀れな悪魔は焦げたまま生きている。その炎は水のように彼らを覆って広がる。彼らは火でずぶ濡れだ。」彼は理解しなかった世界中に対して怒りをぶつけた、「僕は植民地戦争を戦っているのではない。僕はこれらの事をテ・フージュの大農園地主のためにしたいと君は思うの?僕は寧ろ軍法会議に掛けられる方がいい。我々は君らの戦争の全てと闘っている、しかし君らは我々を有罪にして放ったらかす。」
 「あの通い船、」僕は言った。
 「そう、あの通い船も。」彼は僕が僕の2服目に手を伸ばすと僕をじっと見つめた。「僕は君の現実逃避の手段が、君が羨ましい。」
 「僕が何から逃げているのか貴方は知らない。それは戦争からじゃない。それは僕の事については何の心配もない。僕は巻き込まれない。」
 「君は全て存在するだけでいいと願う。或る日。」
 「僕にそれはない。」
 「君は未だ足を引きずって歩いている。」
 「彼等には僕を撃つ権利があったが、彼らはそうしようとしてさえいなかった。彼らは塔を取り壊していた。人は常に取り壊し部隊を避けるべきだ。ピカデリにおいても。」
 「或る日何かが起こるだろう。君は一つの側を選ぶだろう。」
 「いや、僕はイングランドゥに帰ろうとする。」
 「君が僕に一度見せたあの写真・・・」
 「オウ、僕はその一枚をすっかり破ってしまった。彼女は僕の許を去った。」
 「僕は気の毒に思う。」
 「それは事が起こる常道だ。人は自ら誰彼となく置き去りにする、その時潮目が変わる。それはほとんど正当だと僕に信じ込ませる。」
 「僕もそうだ。初めてナパームを落とした時、僕は思った、これは僕が生まれた村だと。それはジュヴア氏、僕の父の古い友人、が住む所だ。パン屋の主人ー僕は、僕が子供だった時、パン屋がとても好きだったー僕が投げ込んだ炎の中のそこに何時も駆け下りている。ヴィシーの男達は彼らの所有する国土を爆撃しなかった。僕は彼らよりひどいと思った。
 「それでも貴方はまだ続ける。」
 「そうしたものは気まぐれだ。それらはただナパームを伴っただけで起こる。気休めに僕がイウアラプを守っていると、僕は思う。そして君も知っての通り、その他はー彼らは幾つもの極悪非道な事もまたしでかす。彼らは1946にハノイの外に追いやられた時、彼らは彼らの所有する人々の間に怖ろしい遺品を残したー彼らがそう思った人々は我々を救った。遺体安置書、そこに一人の少女がいたー彼らは彼女の胸を切り取っただけではなく、彼らは彼女の恋人を切断し、彼の・・・を詰め込んだ。」
 「それは、なぜ僕が巻き込まれないのかだ。」
 「それは理由とか正当性の問題じゃあない。僕達は誰しも激情の一瞬、巻き込まれ、そしてその時逃げ出せなくなる。争いと慈しみーそれは常に比較されて来た。」彼は悲し気に、混血児が大層な束の間の安らぎにだらしなく手足を伸ばした方の共同寝室を筋交いに見た。彼は言った、僕はそうでもなければそれを経験しようともしない。そこに彼女の両親によって巻き込まれた少女がいる、この港が落ちると、彼女の未来はどうなる?フランスは彼女の母国のほんの半分でしかない・・・」
 「ここは落ちるだろうか?」
 「君はジャーナリストゥだ。君は我々が勝てないという事を僕が分かっている以上によく分かっている。君が知っての通り、ハノイへの道路は断たれ、毎晩地雷が敷設される。我々は毎年セン・シルの一クラスを失った。我々は‘50に危うく打ち負かされるところだった。ラトゥル将軍は我々に猶予期間2年を与えたそれが全てだ。しかし我々は玄人だ:我々は政治家が止めるように告げるまで闘い続けるしかない。おそらく彼らは一斉に手に入れ、開始時、これらの年月を通して無分別の行使時、実感できたのと同じ平和には応じるつもりだろう。ダイヴがクリスマス・マスクのように或る種の玄人の残忍さを身に付ける前、僕にウインクをした彼の危険な表情、紙面の穴を通してそこから子供っぽい目がじっと見る。
 「君は無分別を理解しようとはしない、ファウラ。君は我々の中の一人ではない。」
 「そこには何年も無分別を行う人のもう一つの事情がある。」彼が年長者であるかのように妙な保護的素振りで僕の膝の上に彼の手を置いた。「彼女を母国に伴えば。」彼は言った。「その方が一服よりましだよ。」
 「彼女は手に入るとどうやって貴方は知るの?」
 「僕は自分が彼女と寝た事があり、それにぺリン中尉も。500ピアストゥル。」
 「高い。」
 「彼女は300で成功すると僕は期待している、しかし状況次第で誰かが割安になっても気にはしない。」
 しかし彼の助言では感触がよく分からなかった。男の体は遂行する筈の行為の中で制限され、僕のものは記憶によって凍り付いた。その夜僕の手が触れたものは、僕が何時もそうしたものよりずっと美しかったかも知れないが、僕達は美しさにだけ惹かれて進入の瞬間、罠に掛けられはしない。彼女は同じ香水を使い、そして唐突に僕が失ったものの幻影は、僕の処理で伸ばした体よりずっと魅力的だと判明した。
 「僕は動いて離れ、僕の背中の上に横たわり、欲望は僕の外に排泄した。
 「僕は済まないと思う、」僕は言った、そして嘘を吐いた、「どうしたのか僕にも分らない。」
 彼女は大げさな甘ったるさと勘違いで言った、「気にしないで。それはよくそんな風になるものよ。それが阿片なの。」
 「そうだね。」僕は言った、「阿片。」そして僕はそうであったらと天を仰いで請うた。

2

僕を歓迎する者のないサイゴンへの初めての帰還、それは不慣れだった。空港でカティナトゥ通り以外に僕のタクシを向けられるどこか他にそこにあればよかった。僕は自分に対して思った:「僕が離れて行った時に比べたら、痛みはこれっぽっちもない?」そしてそれはそうだと自分を納得させようとした。僕が踊り場に着いた時、僕はドアが開いているのを見て、僕は理由のない希望で息ができなくなった。僕は実にゆっくりとドア方へ向かった。ドアに辿り着くまで、希望がそのままであれば。僕は椅子がキーッという音を立てるのを耳にした、そして僕がドアに近寄ると、僕には一揃いの靴が見えたが、それは女の靴ではなかった。僕が急いで中に入ると、そこに、フオンが何時も使っていた椅子から決まりの悪い重いものを持ち上げたパイルがいた。
 彼は言った、「やあ、タマス。」
 「やあ、パイル。君はどうやって入った?」
 「僕はドミンゲスに会いました。彼は貴方の郵便を持って来ていました。僕は彼にこのままいさせてくれと頼みました。」
 「フオンが何か忘れたの?」
 「オウ、いいえ、ジョウは僕に貴方は公使館に行ったと教えてくれました。僕はここで話す方が気楽だろうと思いました。」
 「何について?」
 何らかの学校の儀式で、話そうとして手を上げた少年が、まとまった言葉を見付けられないように彼は当惑した素振りを見せた。
 「貴方は遠くへ行ったんですか?」
 「そう。それで君は?」
 「オウ、僕は旅をして回っていた。」
 「未だプラスティクを弄んでいるの?」
 彼は不幸そうににっこり笑った。彼は言った、「貴方の手紙はその上にあります。」僕はそこには今僕に興味を持たせるものが全くないのは一目で分かった:そこにはランダン(ロンドン)の僕の事務所から一通、請求書のように見えるものが幾つかと僕の銀行から一通があった。僕は言った「フオンはどうしてる?」
 彼の顔はあの特別な音声に反応する電気仕掛けの玩具の一つのように自動的に明るくなった、彼は言った、そして彼の唇は彼があまりに遠くへ行ってしまったかのように、上下とも、固まって動かなくなった。
 「座って、パイル、」僕は言った。僕がこれに目を通す間僕を自由にしてくれ。これは僕の事務所からだ。」
 僕はそれを開いた。ともすると予期せぬことは時機を失して起こりがちだ。編集長は、彼は僕の最近の手紙インドーチャイナの混乱した事態という見地のそれを考慮して書いていた。ラトゥル将軍の死とホア・ビンからの退却に倣って、彼は僕の示唆に賛成だった。彼は仮の外国人編集者を任命してしまっていたが、少なくとももう後一年の間インド‐チャイナに僕をこのままにして置くつもりでいたんだろう。「僕達は貴方のために椅子を暖め続けましょう、」彼は完全な無理解で僕を安心させた。彼は僕が業務や新聞に関心がないと思い込んでいた。
 僕はパイルと向き合って座り、余りにも遅れて届いたその手紙を読み返した。少しの間、僕は、人が思い出す前にたちどころに気付くように高揚を感じた。
 「悪いニューズ?」パイルが尋ねた。
 「いや。」それはとにかくわずかな変化も齎せようともしなかったと僕は自分に言い聞かせた:一年間の刑の執行の猶予は婚姻の調停に持ち堪えるはずがなかった。
 「君はその内結婚するの?」僕は尋ねた。
 「いいえ。」彼は赤面した―彼は赤面する事に於いては優れた才能を持っていた。「実際問題僕は臨時の休暇を取りたいと思っています。その時に僕達は故国で結婚できたらいいーきちんと。」
 「それは故国でやる方がいいの?」
 「さあ、僕が考えるにー貴女にこうしたことを言うのは面倒だ、貴方は随分取り繕った皮肉屋だ、タマスしかしそれは敬意の証拠です。僕の父と母がそこにはいますー彼女は家族に加わりたい。それは過去を考えると大切です。」
 「過去って?」
 「貴方は僕が何を言いたいか知っています。僕はどんな汚名でも彼女をそこに隠したままにして置きたくはありません・・・」
 「君は彼女を隠したままにするんだろ?」
 「僕はそこで推測しますと。僕の母は素晴らしい女性ですーあの人は彼女を連れ回り、彼女を紹介するでしょう、貴方も分かっているでしょ、彼女を割り込ませます。あの人は僕のために喜んで家庭を準備するために彼女を援助します。」
 僕はフオンに対して済まなく思うべきか否か分からなかったー彼女は摩天楼や自由の女神を随分楽しみにしていた、それにしても彼女は、彼女達が巻き込まれようとする全てに極めて狭い了見しか持っていなかった。教授とパイル婦人、女達のランチクラブ;そうしたものは彼女にカナスタを教えるつもりか?」僕はグランドゥ・モンデのあの初めての夜、彼女の白いドレスに身を包み、彼女の18歳の足取りで実に優美に振舞っている彼女を思った、そして僕は1ヶ月前、ソンム大通りの肉屋で肉を値切っている彼女を思った。彼女はセラリ(セロリ)がセラフェイン(セロファン)に包まれていてもあの明るく清潔な小じんまりしたニュー・イングランドゥの食料雑貨店が好きなんだろうか?おそらく彼女はそうなんだ。僕は話す気もしない。おかしな事に僕は自分が1ヶ月前パイルがそうしても仕方なかったように言っている事に気付いた、「彼女とは気楽に行け、パイル。物事を強いるな。彼女は君か僕のように傷付き易い。」
 「もちろん、もちろん、タマス。」
 「彼女はとても小さくて壊れ易くて、僕達の女には似ていないように見えても彼女の事を装飾品としてーとして考えるな。」
 「それはおかしい、タマス。物事は打って変わって上手く行くか。僕はこの手の話を恐れて来た。僕は、貴方は不屈だろうと思っていました。」
 「僕は考える時間を持った、北に上って。あそこにはあそこで女がいた・・・おそらくあの売春宿で君が見たものを僕は見た。彼女が君と遠くへ行く、それはいい事だ。僕は、或る日、グランガのような誰かと一緒に彼女は背を向けて去るかも知れなかった。」
 「すると僕達は友達のままでいい、タマス?」
 「そう、当然。ただ僕はフオンをむしろ見たくないだけ。それがそのままここいら辺り、そこに彼女が全く過不足なくいる。僕は他のフラトゥを見付けなければー僕に時間がある時。」
 彼は彼の足を解いて立ち上がった。僕はとても嬉しい、タマス。僕がどれだけ嬉しいか貴方に話しようもない。僕は前にそう言いました。、僕は分かっていますが、それが貴方でなかったらと心から願います。」
 「僕はそれが君であってよかった、パイル。」その面談は僕が予測した道順ではなかった:表面的な怒りの仕組みの下で、幾分、より深刻な水準で、行動の誠実な計画は練り上げなければならなかった。彼の無知が僕を怒らせた時全て、自分の中の或る裁判官はその好みで意見をまとめた、彼の観念論を、ヨーク・ハーディングの研究に基づいた彼の半分-焼けた思想を、僕のシニシズムと比べた。オウ、僕は現実に対して真っ直ぐだった、しかし彼は、新しい事や間違った事に対して真っ直ぐではなかった、彼はおそらく女にとってその一生を共に過ごすにはよりふさわしい男ではなかった?
 僕達はおざなりに握手をした、しかし幾らか考え出された恐れは、階段の先端まで僕を彼にすっかり従わせ、彼の後から呼び掛けさせた。多分そこには僕達の正真正銘の結論が下されるそうした屋内の法廷の裁判官と同様に首尾よく預言者がいる。「パイル、ヨーク・ハーディングにあんまり多くを委ねるな。」
 「ヨーク!」彼は一回の踊り場から僕をじっと見上げた。
 「僕達は典型的植民地時代の人間だ、パイル、ところが僕達は少しだけ現実を学んだ、僕達は勝負をしないよう学んだ。この三番目の力ーそれは一冊の本から登場する、それが全て。テ将軍は数千人の男達を引き連れたただの山賊だ:彼は国民的民主主義者ではない。」
 それはまるで彼が見返しを落としたままそこに今誰がいるかを見るために郵便-受けから僕を睨んでいるかのようで、歓迎しない侵入者を締め出してしまった。彼の眼差しは風景の外にあった。「僕は貴方が何を言いたいのか分かりません、タマス。 「ああした自転車爆弾。それらは好都合な冗談だ。喩え一人の男が足を失ったとしても。しかし、パイル、君はテのような男を信用してはだめだ。彼らはカミュニズムから東洋を救おうとしてはいない。僕達は彼等の類を知っている。」
 「僕達?」
 「典型的植民地主義者。」
 「僕は、貴方はどちらの立場も取っていないと思いました。」
 「僕はそうじゃない、パイル、しかしもし君の衣装箱の中の物を散らかし始めたらそれをジョウに委ねなさい。フオンを連れて母国へ帰れ。第三の力を忘れるな。」
 「もちろん僕は何時も貴方の忠告を尊重します、タマス。」彼は礼儀正しく言った。
 「じゃあ、僕は君に会うつもりだ。」
 「僕もそう思っています。」

週は移り変わり、ところがどうした事か、僕は未だに僕自身新しいフラトを探さずにいた。僕は時間がないなんて、それはなかった。戦時の一年の難局は繰り返し通り過ぎた。暑く湿った霧雨は北の上に定着した:フレンチはホア・ビンの外にいた。トンキンの稲-作戦、ラオスの阿片-作戦が終わった。ドミンゲスは、北で必要とされる全てを簡単に取材できた。ついに僕はカンチネンタル・ホテルの向こう、カティナトゥ通りのもう一方の端に立ったいわゆる近代ビルディング(パリス博覧会1934?)の中の一つのアパートゥマントゥに巡り合った。それは母国に帰ろうとしているゴム農園主のサイゴン仮住まいだった。彼はそれを錠、在庫と樽を売りたかった。僕は何時も樽には何が入っているのかしらと思った:在庫はと言うと、そこには1880と1900の間のパリスサロンからの大量の彫刻があった。それらの最高級の下品な要因は、驚くべきヘア‐スタイルとなぜか何時も裂けた尻を剝き出しにして戦場に隠れた紗の掛け布を纏(まと)った大きな胸をした女だった。バス・ルームで、農園主はそれ以上に彼のロプスの模造品と並んで大胆だった。
 「貴方は芸術が好きですか?」僕は尋ね、陰謀を企む大学の評議員のように彼は僕ににやにや笑い返した。彼はささやかな黒い口髭と十分ではない頭髪を持ち、太っていた。
 「僕の最高の絵画はパリスにある、」彼は言った。居間のそこには彼女のヘアにボウルを忍ばせた裸婦のように作られた驚くほど背の高い灰-皿があり、そこには虎を抱いている裸の少女の中国装飾があり、一つは極めて風変わりで、少女の一人は自転車に乗りながら腰まで脱いでいた。ベドゥ・ルームには、彼の巨大なベドゥの向かいに、一緒に眠っている二人の少女の大きな光沢のある油絵があった。僕は彼のカレクション抜きのアパートゥマントゥの値段を彼に尋ねた、しかし彼はその二つを切り離す事に同意しようとはしなかった。
 「君はカレクタじゃないの?」彼は言った。
 「そうですね、違います。」
 「僕はいろんな本も持っている、」彼は言った、「それを僕はおまけに付けますよ、僕はフランスにこれらを持ち帰るつもりでいたんだが。」彼はグラス(ガラス)の付いた本箱の錠を開け、僕に彼の蔵書を見せたーそこにはアフロディテとナナの高価なイラストゥレイトゥの入った版があった、そこには数冊のラ・ギャフソナやポール・デ・コックがあった。僕は、彼は彼のカレクションと一緒に彼自信を売るつもりかどうか彼に尋ねようとする誘惑に駆られた:彼はそれらを持って行った:かれにもまた時限があった。彼は言った、「もし君が熱帯地方で一人で暮らせば、カレクションは友人だ。」
 僕はふとフオンの事を考えた、彼女の完全な不在故に。だからそりゃあ何時もそうだ:砂漠に逃れる時、お前の耳は静寂が叫び声を上げる。
 「僕の新聞はアートゥ・カレクションを買う事を僕に許すとは思わない。」
 彼は言った、「それはもちろん、リシートゥ(レシート)に載せないつもりだよ。」
 僕はパイルが彼に会わなくてよかったと思う:彼抜きでも十分不快だった、パイルの想像上の「典型的植民地主義者」に彼の主要作品をその男は貸してもよかったのだ。僕が外に出た時、それは11時半近くだった、そして僕は冷えたビアを求めてパヴィリアンまで下った。そのパヴィリアンはイウアラピアンやアメリカンの婦人のためのカフィ・センタで、僕がそこでフオンに会う事はないと僕は確信していた。実際僕は、彼女は昼間のこの時間に何処にいるか正確に知っていたー彼女は、彼女の習慣を破るような女ではなかった、そしてだから農園主のアパートゥマントゥから来つつ、昼間のこの時間にチョーカリットゥ・モールトゥを飲むミルクバーを避けるために道路を渡った。二人の若いアメリカン娘が隣のテイブルに、暑い中、きちんとして小ぎれいで、アイス・クリームをすくい上げながら座っていた、彼女達はそれぞれバグを左肩にゆったりと掛けていた、そしてそのバグは真鍮の鷲のバジがついていて全く同じだった。彼女達の足も全く同じだった。長く、ほっそりとしていた、そして彼女達の鼻はまさに光を遮るものと表題が付いていた。、それから彼女達は、まるで彼女達が大学の研究室で実験をしていたかのように彼女達は集中して彼女達のアイス・クリームを食べていた。僕は、彼女達はパイルの同僚だったかしらと思った:彼女達は魅力的だった、だから僕もまた彼女達を家に送りたくなった。彼女達は彼女達の、アイスを終えた、そして一人が彼女の腕時計を見た。「私達行く方がいいわね、」彼女が言った、「安全な側にいなきゃ。」僕は彼女達がどんな約束があるのかやたらに知りたくなった。
 「ウォレンは言ったわ、私達は11時25分より遅くなってはいけないって。」
 「時間は今はもうそれを過ぎている。」
 「このままでいる事、それはワクワクするに決まっている。私は、これが全てとはどんな事なのか分からない、貴方もでしょ?」
 「正確には知らないわ、だけどウォレンはよくはないと言っていた。」
 「これは示威行動だと貴女は思うの?」
 「私は随分たくさん示威行動を見たわ、」もう一人が飽き飽きして教会に溢れた旅行者のように言った。
彼は立ち上がり、そのテイブルの上にアイスの代金を置いた。行く前に彼女がカフェを見回すと、あちこちの鏡がそばかすのあるあらゆる角度で彼女の横顔を捕えた。そこにはただ自分と丹念にそれでいて無駄にその顔を作り上げている野暮ったい中年のフレンチ女性だけが残された。その二人にはほとんどメイク・アプ、口紅の素早い殴り書き、髪を梳く櫛は要らなかった。たちまち、彼女の一瞥は僕の上で休止したーそれは一女性の一瞥に不似合いだった。しかし男のもので、実に真っ直ぐで、行動のいろんな道筋に思いを巡らしていた。その時、彼女は急に彼女の仲間の方を向いた。「私達は離れる方がいい。」彼女達が陽が割れた通りへと並んで出て行く彼女達をぼんやり見ていた。彼女達のどちらも取り散らかし情熱に対する犠牲者を想像する、それは不可能だった:彼女達は、乱れたシーツやセクスの汗に属さなかった、彼女達は自分用に消臭剤を使ったのか?僕は、あっという間に、彼女達の滅菌された世界を妬んでいる自分に気付いたー僕が生息するこの世界と随分懸け離れているーそれは突然不可解な事に粉々に砕け散った。壁の二つの鏡が僕の所に飛んで来て中途半端に割れた。あの野暮ったいフレンチ女性は椅子とテイブルの残骸の中で膝まづいていた。彼女のカムパクトゥは僕の膝の中で開き、無傷のままだった、そして十分奇妙な事に、僕は前に座っていた所にそのまま座っていた、僕のテイブルがフレンチ女性の周りの残骸に加わったのだが、。奇妙な庭の‐音がカフェを埋め尽くした:噴水の規則正しい滴り、そしてバーに目を遣ると、僕は、色取り取りの流れにその中身がなくなったままの粉々に砕けた瓶の列を見たーポートゥの赤、クワーントゥロウのオリンジ、シャートゥルーズのグリーン、パスティースの濁った黄、カフェの床を横切り。フレンチ女性は立って穏やかに彼女のカムパクトゥの周りを見た。僕はそれを彼女に渡すと彼女は改まって僕に礼を言った、床に座りながら。僕は、僕にはあまりよくは聞こえなかったという事が分かった。その爆発は余りにも近かったので僕の鼓膜はまだ圧力から回復しなかった。
 僕はかなりひねくれて考えた、「プラスティクに伴うもう一つの冗談:ヘンさんは今直ぐ書く事を僕に期待するのか?それにしても僕はその場所ガーニエに入った時、僕はこれは冗談ではないという事をスモウクの重い雲で悟った。そのスモウクは国立劇場の前の駐車場で燃えている車から上がっていた。車の破片が広場の上に散らばり、その足のない男が装飾用の庭の縁でピクッと動きながら横たわっていた。人々はカティナトゥ通りから、ボナードゥ大通りから中に集まっていた警察‐車両のサイアラン(サイレン)、救急車と消防車の鐘は、僕の衝撃を受けた鼓膜に或る距離をおいて届いた。ちょっとの間、僕は広場の他の側のミルク‐バーにフオンがいたに違いないという事を忘れていた。煙が棚引き、僕は見通しが利かなかった。
 僕は広場に踏み出ると警官が僕を止めた。彼らは群衆が増えるのを妨げるために縁の周りに非常線を張って来た、そして既にストゥレチャが現れ始めていた。僕は、僕の前の警官に嘆願した、「渡らせて下さい。僕には友人がいます・・・」
 「後ろで我慢しなさい、」彼は言った。「ここの誰にも友達はいる。」彼は一人の牧師を通らせるために片側に立っていた、そこで僕は牧師の後について行こうとしたが、彼は僕を引き戻した。僕は言った、「僕は報道陣です、」そして僕が僕のカードゥを入れている財布を無意味に探した、しかし僕はそれを見付けられなかった:僕はそれを持たずにその日、外に出てしまったのか?僕は言った、「少なくともミルク・バーに何があったのか、僕に話して下さい:」スモウクが収まって来たので僕は確かめようとしたが、群衆が間で膨らみ過ぎていた。彼は僕が受け止めなかった何かを言っていた。
 「貴方は何て言いました?」
 彼は繰り返した。「僕は知らない。後ろで我慢しなさい。貴方はストゥレチャを遮っています。」
 僕は、パヴィリオンに僕の財布を落とせたか?僕が戻ろうとして向きを変えると、そこにパイルがいた。彼は叫んだ、「タマス。」
 「パイル、」僕は言った、「クライストゥの道標のために、君の公使館通行許可証はどこにある?僕達は向こう側に行けるようになるんだ。フオンはミルクバーにいる。」
 「いや、いや、」彼は言った
 「パイル、彼女はいる、彼女は何時もそこに行く。11時30分に。僕達は彼女を見付けなきゃ。」
 「彼女はそこにはいないよ、タマス。」
 「どうして君に分かる?君のカードゥはどこにあるの?」
 「僕は行かないように警告した。」
 僕は警官の方を振り返った、一つの側に彼を投げ込む事を意図して、広場を横切ってそれに向かって一っ走りさせる:彼が撃とうとかまわない:僕は気にもしなかったーとその時その言葉「警告する」が僕の意識に達した。僕は腕でパイルを掴んだ。「警告?」僕は言った、「『警告』とは、君はどういうつもりだ?」
 「僕は、今朝、彼女に近付かないように話した。」
 その断片は僕の心に揃って落ちた。「それでウォレンって?」僕は言った。「ウォレンって誰だ彼もまたあの女達にあの女達に警告したんだ。」
 「僕には分かりません。」
 「そこでアメリカン死傷者を一人も出してはならない、そこではいけないでしょ?」救急車が広場の中へとカティナトゥ通りを上るその道を押し進み、僕を止めて来た警官はそれを通すために一つの側に僕を移した。彼の側の警官は論争していた。僕は僕達が止められそうになる前に、広場の中へとへとパイルを前方に僕の前に押した。
 僕達は会葬者の集まりの間にいた。警官は広場に入ろうとする他の者達を妨げられただろう;彼らは生存者や初めての‐来訪者の広場をすっきりさせるには無力だった。医師達は死者の世話をするのにあまりにも忙しかった、だから死者はその所有者に残された、人は椅子を所有するように、人は死者を所有できるのだから。一人の女性が土の上に,彼女の膝の中の彼女の赤ん坊から捨て去られたものと共に座っていた;彼女は彼女の麦わら田舎帽子でそれを覆って来た慎み深さのようなものと共に彼女はじっとして黙っていた、広場の中で僕が最も心打たれたのはその沈黙だった。それは、僕が一度マス(ミサ)の間訪れた教会のようだったー唯一の物音は、東洋の慎ましさ、辛抱強さや礼儀正しさによって恥をかかされたかのように、あちこちでイウアラピアンらがしくしく泣き、嘆願し、再び沈黙に落ちたところを除いて誰からともなく出ていた。足のない胴体が庭の縁で未だピクッと動いた、その頭を失くした鶏のように。男のシャートゥ(シャツ)からすると、彼は多分輪タク運転手だった。
 パイルは言った、「これはひどい。」彼は彼の靴の上の濡れたものを見て、気持ち悪そうな声で言った、「それは何?」
 「血。」僕は言った。「僕が大使に会う前にこれを奇麗にして貰わなくちゃ。」僕は、彼が言っていた事を彼が分かっていたとは思わない。彼は初めて現実の戦争を見ていた:彼は男子学生の夢のようにファトゥ・ディエムへと舟を漕いで下り、とにかく彼の目に兵隊は数に入らなかった。
 辺りを見回そうと彼の肩の上の僕の手で僕は押した。僕は言った、「これはこの場所が女達と子供らで何時もいっぱいになる時間だー今は買い物をする時間だ。なぜ全ての時間の内その時を選んだのか?
 彼は弱々しく言った、「そこでパレイドゥがある予定だった。」
 「そこで君は数人の大佐を捕まえたかった。ところがパレイドゥは昨日キャンセルされた、パイル。」
 「僕は知らなかった。」
 「知らなかった!」
 ストゥレチャが置いてあった血のしみの中に僕は彼を押した。「君はもっと十分に知らされるべきだ。」
 「僕は町から出ていました、」彼は言った、彼の靴を見下ろしながら。「彼らはそれを中止すべきだった。」
 「それで楽しみを逃がした?僕は彼に尋ねた。「君は彼の示威行動を見逃がすようテ軍司令官に期待するの?これはパレイドゥよりいい。女達と子供らにはニューズだ、が兵隊にはそうではない、戦争中だ。これは世界の報道陣を叩くだろう。君は申し分なく地図上にテ軍司令官を置いた、パイル。君は第三勢力と国家民主主義を君の右の靴中に得た。フオンの所に帰って君のヒーロウの死滅について彼女に打ち明けるんだーそこにはあれこれ気に病んでも彼女の仲間は数ダズンもいない。」
 小太りの牧師はナプキンの下の皿に何かを乗せて運びながら側をすばしこく走った。パ何時は長い間黙ったままだった、それに僕はもう何もいう事はなかった。実際僕は既に多くを言い過ぎていた。彼は青褪め、打ちのめされ、今にも気絶しそうに見えた、そこで僕は考えた、「何が有効か?彼には何時も悪気はない、お前は無邪気さを非難出来ない、それらには何時も罪がない。お前にできる全てはそれらをカントゥロウルするか、それらを排除する事だ。無邪気さは一種の精神錯乱だ。」
 彼は言った、「彼はこれをするつもりはなかった。僕は、彼はしていないと確信している。誰かが彼を騙した。カミュにストゥ達・・・」
 彼は彼の善良な意思と彼の無学によってびくともせず、装甲が施されていた。僕は彼を広場に立ったまま残し不気味なピンクの大聖堂がその道を塞ぐまでカティナトゥ通りをどんどん上って行った。既に人々は中に集まっていた;死者のために死者に対して祈る事ができる、それは彼らには慰めになったに違いない。
 彼らと違って、僕には感謝の理由があった、フオンは生きていなかったか?フオンは「警告」されなかったか?という。しかし僕が覚えていたのは広場の胴体、、母親の膝の上の赤ん坊。彼らは警告されなかった:彼らは十分大切ではなかった。そしてもしパレイドゥが場所を占めていたら、彼らはちょうど同じようにそこにいなかったのではないだろうか?兵隊を見て、演説者に耳を傾け、花を投げようという好奇心を奪われては。200パウンド爆弾は無差別だ。何名の死んだ大佐らが輪タクの運転手達の死者、君達が国家民主主義を築いている時、正当化するのか?僕は、自動輪タクを止め、僕はミタォ埠頭まで僕を連れて行くよう話した。

Part Four
 

僕は彼女が無事に筋書きの外に居ようとするように彼女の姉妹を映画に伴うお金をフオンに渡して置いた。僕は、僕一人でドミンゲスと一緒に夕食に出掛けて戻った、僕の部屋でヴィゴウが10時きっかりに立ち寄る時を待ちわびて。彼は一杯もやらない事を詫びたー彼は随分疲れたので眠るために一杯彼に送るといいと言った。それは実に長い一日だった。
 「殺人と急死?」
 「いや、些細な盗み。それに2、3の自殺。これらの人々はギャンブル好きで彼らが何もかも失った時、彼らは自分を殺す。おそらく私は警官になろうとはしなかった、もし私が遺体安置書で何時間も過ごさなければならないと知っていたら。私はアモウニア(アンモニア)の臭いが好きではない。おそらく結局私はビアを飲みたくなる。」
 「僕は冷蔵庫を持っていない、僕は恐縮します。」
 「遺体安置書とは違う。少しだけイングリシュ・フイスキを、それじゃあ。」
 「僕は彼と一緒に遺体安置書に降りて、彼らが角氷のトゥレイのようにパイルの体を滑らせて出したその夜を覚えていた。
 「それで君は母国に帰らないの?」彼は尋ねた。
 「貴方は調べてしまいました?」
 「はい。」
 僕は彼にフイスキを差し出した、彼は僕の神経がいかに穏やかになったか彼が察知できるように。「ヴィゴウ、僕はパイルの死に関係があるとなぜ貴方が思うのか、僕は貴方が話してくれたらなあと思います。これは動機についての質問ですか?僕は望んでいた、それはフオンに戻ってほしいと?それともそれは彼女を失ったための復讐だったと貴方は想像している?」
 「いいえ、私はそんなに馬鹿ではありません。人はその敵の書物を記念品として奪いません。そこに、それは貴方の棚にあります。The Role of the West。このヨーク・ハーディングは何者ですか?」
 「彼は貴方が探している男です、ヴィゴウ。彼がパイルを殺したー長い射程で。」
 「私には分かりません。」
 「彼はジャーナリストゥの中では優れた方ですー彼らは彼らを外交記者と呼びます。彼は一つの考えを掌握するとそれからその考えに合うようにあらゆる状況を変えます。パイルはヨーク・ハーディングの考えを詰め込んでここから出て行きました。ハーディングはバンコクから東京への彼の途上一週間に一度ここにいました。パイルは実践の中に彼の考えを入れ込むと言う過誤を犯しました。ハーディングは第三勢力について書きました。パイルは一つ形にしましたー2,000の男達と飼い慣らされた一組の虎を連れたお粗末な山賊。彼の関わり合いになった。」
 「貴方はやっていない、貴方はやっています?」
 「僕は関わらないようにしました。」
 「しかし貴方は失敗した、ファウラ。」或る訳で、僕はトラウイン大尉とハイフオン阿片館で何年も前に起こったらしいその夜の事を考えた、彼が口にしてしまったそれは何だったか?僕達の誰もが得つつある事は、多少、感情の一瞬に即刻或いは徐々に関わる。僕は言った、「貴方は善い牧師を作ったでしょう、ヴィゴウ。そう簡単に自白するように仕向ける事、それが貴方だったらどうですかーもしそこに何か告白すべき事があったら?」
 「僕はどんな告白も求めた事はありません。」
 「しかし貴方はそれらを受容して来た?」
 「定時から定時まで。」
 「それというのは、牧師のように、それが打ちのめされてはいけない、しかし同情的であるべき貴方の仕事だからですか?『エム.フリク、僕は、なぜ僕が老婦人の頭蓋骨を続けざまに打ったか、きちんと貴方に話さなければなりません。』『はい、グスタフ、時間を取って僕にそれはなぜなのか、話して下さい。』」
 「貴方は気まぐれな想像力を持っています。貴方は飲んでいないんですか、ファウラ?」
 「確かに、警官と一緒に飲むのは、それは容疑者にとって賢明ではない?」
 「私は、貴方は容疑者ですと言った事はありません。」
 「しかし僕の中の自白への欲求まで錠を外された飲酒を考えてもみなさい?貴方の職業では告発の秘密などない。」
 「秘密厳守は、自白する人にはほとんど重要ではない:それが牧師に対してである時でさえ。彼は他の動機を持っています。」
 「彼を潔白にするために?」
 「必ずしもそうじゃなくて。時には彼はただ彼がそうであれば自らを潔白だと思いたい。時には彼は欺瞞に飽き飽きする。貴方は容疑者ではありません、それでも私は貴方がなぜ嘘を吐くのか知っておきたい。貴方は彼が死んだその夜パイルを見た。」
 「貴方にそう思わせるのは何ですか?」
 「私は一瞬たりとも貴方が彼を殺したとは思いません。貴方はまず錆びた銃剣を使うはずがない。」
 「錆びた?」
 「それらの事は我々が解剖から得るその種の詳細です。私は貴方に話しました、しかしそれが死因ではなかった。ダコヴの泥。彼はもう一杯フイスキが欲しくて彼のグラスを差し出した。
 「私に検証させて下さい、今。貴方はカンチネンタルで一杯やった?」
 「はい。」
 「そして6時45分に貴方はマジェスティクのドアの所で他のジャーナリストゥに話し掛けていた?」
 「はい、ウィルキンス。僕はこの全てを貴方に話しました、ヴィゴウ、前に。あの夜。」
 「はい。私はあの時から検証して来ました。貴方がどのように貴方の頭の中の取るに足りない詳細を伝えるのか、それは謎です。」
 「僕はリポータです、ヴィゴウ。」
 「おそらくその時間は全く正確ではない。しかし誰も貴方を非難できない、彼らにできるか、もし貴方がここを出て15分、あそこを出て10分経っていたら。貴方は時間を重く考えるべき理由は全くない。実際、貴方が完全に間違っていなかったら、それはどれだけ怪しいでしょう。」
 「僕はそうでした?」
 「全くそうではなかった。貴方がウィルキンスに話し掛けた時間は7時までに後5分でした。」
 「他に10分。」
 「もちろん。私が言った通り。そして時は貴方がカンチネンタルに着いた6時ちょうどに打ったばかりでした。
 「僕の腕時計は何時も少し進んでいます。」僕は言った。「今、それは何時を指していますか?」
 「10時8分。」
 「僕のだと10時18分。貴方には分かるでしょ。」
 彼はわざわざ見なかった。彼は言った、「その時、ウィルキンスに話し掛けたと貴方が言った時間は、25分ずれていたー貴方の腕時計では。それは全く見当違いです、そうじゃないですか?」
 「多分、僕は僕の気持ちの中で時間を調整し直しました。多分、僕は、あの日、僕の腕時計を調整しました。僕は時々そうします。」
 「私はどんな事でも興味があります、」ヴィゴウは言った、「僕はもう少しソウダを飲んでもいいですか?ー貴女はこれをかなりきつ目に作りました。貴方は僕を全く怒ってはいないという事です。僕が貴方に質問している時、質問される事、それはあまり気持ちのいい事ではありません。」
 「僕はそれが探偵物語のように面白いと気付きます。それで、結局、僕はパイルを殺さなかったんだと貴方は納得するー貴方はそう言いました。」
 ヴィゴウが言った、「貴方は彼の殺害に出席しなかったと私には分かる。」
 「僕がここを出て10分、あそこで5分経ったという事を見せる事によって証明したいのはどんな事か、僕には分からない。」
 「それは少し空白を与えます、」ヴィゴウが言った、「少し時間に相違が。」
 「何のための空白?」
 「来て、貴方に会うまでのパイルのために。」
 「なぜ貴方はそれを証明するためにそんなにたくさん望むのか?」
 「犬のために、」ヴィゴウは言った。
 「つまりあのつま先の泥。」
 「あれは泥ではなかった。あれはセメントゥだった。貴方は見ています、どこかであの夜、」
 「あれはパイルについて行っていました、あれは濡れたセメントゥの中に足を踏み入れました。私はアパートゥマントゥの一階で、そこには仕事中の建設作業員がいたのを覚えていますー彼らはまだ仕事中です。僕は、僕が中に入るので、今夜、彼らの所を通りました。 彼らはこの国では長い時間働きます。」
 「僕は、建設業者は何軒の家と濡れたセメンtゥを受け持っているのかと不思議に思います。彼らの内の何人かは犬を覚えていました?」
 「もちろん、私はその事を彼らに尋ねました。しかし仮に彼らが持っていても、彼らは私に話そうとはしなかった。私は警官です。」彼は話すのを止め、彼の椅子の背に凭れた、グラスをじっと見つめながら。僕は、或る類推が彼に不意に浮かび、彼は思考の内に何マイルも遠のいて行ったという感覚を持った。蝿が彼の手の背の上を這っても、彼はそれを払い除けなかったードミンゲスよりちょっとは何とかしただろうに。僕は、不動で深遠な何らかの力といった直感を持った、何もかも僕は分かった、彼は祈っていたのかも知れない。
 僕は立ち上がってカートゥン(カーテン)を抜けベドゥルームの中に入った。椅子に座っているその沈黙から一瞬でも逃れること以外、僕がそこで望んだ事はそこには全くなかった。フオンの絵本が棚に戻った。彼女は化粧品の間で僕への電報を見つけ出したーランダン事務所からちょっとしたメシジか他のもの。僕はそれを開封する気にならなかった。何もかもがパイルが来る前、それがそっくりそこにあった。部屋は変わらなかった、装飾品が貴女がそれを置いた場所に佇んでいた:ただ心だけが錆び付いている。
 僕は居間に戻ると、ヴィゴウは彼の唇にグラスを押し付けた。僕は言った「僕は貴方に話す事は何も手に入れていない。全く何もない。」
 「じゃあ私は帰ります、」彼は言った。「私はまた貴方を困らせようとは、私は思いません。」ドアの所で彼は希望を捨てるのは気が進まないかのように振り返ったー彼の希望或いは僕の。「あの夜、出かけて見たのはそれは貴方にとっても不思議な絵だった。私は貴方がカスチューム・ドゥラマを好むと考えもしなかった。あれは何でした?ラビン・フッドゥ?」
 「スカラムーシュ、と僕は思います。僕は時間を潰さなければならない。それに僕には気晴らしが必要でした。」
 「気晴らし?」
 「僕達は皆、個人的な心配事を持つ、ヴィゴウ、」僕は慎重に説明した。
 ヴィゴウが行ってしまった時、フオンと居間の来客を待つにはまだ一時間そこにあった。ヴィゴウの訪問にどれだけ僕が邪魔されたか、それは分からない。それは一編の詩が批評を旨とする彼の仕事を僕に齎したかのようで、ちょっとした不注意な反応から僕はそれを台無しにした。僕は使命感と無縁な男だったー人は職業としてジャーナリズムをまともに考えるはずがない、それでも僕は他の人には使命感を認められた。今、あのヴィゴウは彼の不完全なファイルを閉じるべく行ってしまった、僕は彼を呼び戻す勇気を持っとぃたらなあ、その時言うよ、「貴方は正しい。僕は、彼が死んだその夜、パイルに会った。」

2 

ミト埠頭への途中、僕はガルニエ地方に向けてショロンから運転して出る何台もの救急車を通り越した。人は、ほとんど通りの顔の表情から噂の歩調を計算できた。それは最初に期待と推測の顔をしてその土地の方向から来ている僕自身のような誰かの上に達した。僕がショロンに入ったその時までに、僕はそのニューズを追い抜いて来た。暮らしは忙しなく、普通で、途切れない:誰もが知っていた。
 僕はチョウさんの地下室を見付け、チョウさんの家に上った。僕の最後の訪問から何も変わった事はなかった。あの猫と犬が床から段ボール箱へ、スートゥケイスへと移動した、統制不可能のチェス・ナイトゥのカプルのように。床の上を赤ん坊が這い、二人の老人がマー・ジャングのずうっと興じていた。若い人々だけが不在だった。僕が出入り口に現れると直ぐに、女性の内の一人がお茶を注ぎ出し始めた。老いた夫人はベドゥに座って彼女の足を見た。
 「ヘンさん、」僕は聞いた。僕はお茶に僕の頭を振った:僕はそのありふれた苦い煎じた物の長い過程を始める気分ではなかった。『僕は是非とも会わなければならない、ヘンさん。』僕の要請の切迫を彼らに伝える事、それは不可能に思えた、しかしおそらく僕のお茶の辞退の不愛想さは或る不安を齎した。或いはひょっとしたらパイルのように僕は僕の靴に血が付いていた。とにかく短時間の遅延の後、夫人の一人が僕を外へ階段の下へと案内し、二つの、旗を備えた通りに沿って、それから彼女達が呼ぼうとした何かの前に僕を残して行った、僕は、パイルの国の「葬儀場」、石で溢れた壺、その中に、結局は中国人の死者の復活させた骨が入れられる事を思った。「ヘンさん。」そこは、大農園のエロティク・カレクシュンで始まり、広場の殺害された死体と続く一日に立ち止まるに適した場所ではないように思った。誰かが奥の部屋から呼び、チャイニーズが脇へ寄って、僕を中に入れた。
 ヘンさんは自分で誠実に前の方に遣って来て、僕をどれも中国人の控えの間に使われない、歓迎しないと貴方にも分かる黒い彫刻された心地悪い椅子と並んだこじんまりした奥の部屋に僕を案内した。しかし僕は、今回、椅子は使われたという感覚を持った、そこにはテイブルの上に5つのティカプがあり、二つは空ではなかったから。「僕は会合を遮りました、」僕は言った。
 「仕事の関係、」ヘンさんは言葉を濁して言った、「さほど重要ではない事について。僕は何時も貴方に会うのを楽しみにしています、ファウラさん。」
 「僕はガルニエ地方から来ました、」僕は言った。
 「僕はそうだと思いました。」
 「貴方は聞いた事がある・・・」
 「誰かが僕に電話をして来ました。僕はしばらくはチョウさんからの距離を取るという事、それが最もいい考えでした。警察は今日非常に活動的になるでしょう。」
 「それにしても貴方はそれと一緒にすべき事は何もなかった。」
 「犯人を捜すのは警察の仕事です。」
 「それはまたパイルだった。」僕は言った。
 「はい。」
 「する事がそれは恐ろしい事だった。」
 「テ軍司令官は余り統制された人物ではありません。」
 「それに爆弾はボストンから奴らに宛てたものではない。パイルのチーフは誰ですか、ヘン?」
 「僕は、パイルさんにはマスタ(主人)が多勢いると言う印象を持っています。」
 「彼は何ですか?O.S.S.?」
 「頭文字はあまり重要ではありません。僕は今、それらは間違っていると思います。」
 「僕には何ができます、ヘン?彼は止めさせられる事になる。」
 「貴方は真実を公表できます。或いはひょっとしたら貴方にはできない?」
 「僕の新聞はテ軍司令官に興味がありません。彼らは貴方がた国民に興味があるだけです、ヘン。」
 「貴方は、実際、パイルさんが止めさせられる事を望んでいます、ファウラさん?」
 「貴方が彼を見たのなら、ヘン。彼はそこに立っていました、これは全く悲しい過ちだと、そこでパレイドゥがありさえしたら。彼は言いました、彼が大使と会う前に、彼の靴を奇麗にしてもらわなければならないと。」
 「もちろん、貴方は、貴方が知っている事を警察に話してもいい。」
 「彼らはどちらにも興味がない。そこで貴方は、彼らはアメリカンに敢えて接触すると思いますか?彼は外交官特権を持っています。彼はハーバドゥの卒業生です。大使はパイルをとても気に入っています。ヘン、そこにはそこで女がいた、誰かの赤子ー彼女はそれを彼女の麦わら帽子の下に隠し続けた。僕は僕の頭からそれを取り除けない。そしてファトゥ・ディエムで、そこには別の事があった。」
 「貴方は落ち着くようにしなければ、ファウラさん。」
 「彼は次に何をするつもりでしょう、ヘン?」
 「貴方は我々を助ける用意はありますか、ファウラさん。」
 「彼がへまをしながら深みにはまると、人々は彼の失敗のために死ぬしかない。僕は貴方の部下がナム・ディンから彼を流れに乗せていたらと思う。それは数多くの暮らしに数多くの変化を齎したでしょう。」
 「僕は貴方に賛成です、ファウラさん。彼は拘禁されるしかない。僕はそう仕向ける案を持っています。」誰かがドアの後ろで微妙に咳払いをした、それから騒々しく唾を吐いた。彼は言った、もし貴方が今夜ヴィウ・ムランで彼を夕食に招待するつもりだったら。8時30分と9時30分の間に。」
 「何が有効な事か・・・?」
 「我々はその遣り方で彼に話すつもりです、」ヘンは言った。
 「彼は雇われるかも知れない。」
 「おそらくそれはもっとうまく行くでしょう、貴方が彼に、貴方に電話するよう頼んだらー6時30分に。彼はその時自由になります:彼はきっと来ます。もし彼が貴方と一緒に夕食を食べられれば、貴方の窓に貴方が日光を捕えたいかのように本をかざして下さい。」
 「なぜヴィウ・ムラン?」
 「そこはダカウへの橋の側にありますー僕達は場所を探して邪魔されずに話せると僕は思います。」
 「貴方がたは何をするつもりです?」
 「貴方は知りたがらない方がいい、ファウラさん。しかし僕は貴方に約束します、我々はその状況が許す限り紳士的に行動するつもりです。」ヘンの見えない友達は壁の後ろの鼠のように入れ替わった。
 「貴方は僕達のためにこれをするつもりですか、ファウラさん?」
 「僕は分からない、」僕は言った、「僕は分からない。」
 「より早くてもより遅くても、」ヘンは言った、だから僕は阿片館でトラウイン大尉が話した事を思い出させられた。
 「誰でも二股をかけるしかない。誰もが人間を続けるべきであるなら。」

僕はパイルに来るようにと依頼するメモを公使館に残して置いた、それから僕は飲酒のためにカンチネンタルへと通りを上った。残骸は、皆、取り去られた;消防団は広場にホウスで水をかけた。僕は、あの時、いかにその時間とその場所が重要になり得るか何の考えも持ち合わせていなかった。僕は夕方いっぱいそこに座って、僕の予約を破棄しようと考えもした。その時僕は思った、多分僕は彼にその身の危険を警告する事によってパイルを機能不全にして脅えさせてもいいんだと。彼の危険がどんなものであっても、そしてそこで僕は僕のビアを終わりにして帰途についた。、とはいえ僕は家に着いた途端、僕は希望を持ち始めた、パイルは来はしないという。僕は読もうとした、が、僕の棚の上、そこには何もなかった。もしかして吸引するとよかった、それなのにそこには僕のパイプを準備するような者は一人もいなかった。僕はむしゃくしゃして足音に耳を傾けた。そしてついに彼らはやって来た。誰かがノックした。僕はドアを開けた、そこにはドミンゲスだけがいた。
 僕は言った、「君は何が欲しいんだ、ドミンゲス?」
 「彼は驚いた様子で僕を見た。「欲しい?」彼は彼の時計を見た。「この時間は僕が何時も来る時間です。貴方は何通か外電を持っていますか?」
 「僕は、申し訳ないー僕は忘れていた。ない。」
 「しかし爆弾に関する追跡は?貴方は何か他の分野で穴埋めしないんですか?」
 「オウ、僕のために一つ精を出してくれ、ドミンゲス。それがどうなっているのか僕には分からないーその場のそこにいながら、多分僕は少し動揺してしまった。僕は外電の期限内にその事について考えられない。」僕は僕の耳にブーンと呻りながら近づく蚊を叩き殺した、そして僕の一撃に本能的に顔を顰めるドミンゲスを見た。「それで全ていい、ドミンゲス、僕は時を逸した。」彼は憐れんでにっこり笑った。彼は命を奪うためにこの嫌な事を正当化するはずがない:結局彼はクリスチャンだったー蝋燭の中に人の死体を用意する方法をニーロウ(ネロ)から学んだそれらの一人。
 「僕が何か貴方のためにできる事がそこにありますか?」僕は尋ねた。彼は飲まなかった、彼は肉を食べなかった、彼は殺さなっかったー僕は彼の温厚さを、彼を妬んだ。
 「ないよ、ドミンゲス。ただ今夜は僕を一人にして置いてくれ。」僕は窓から彼を見ていたカティナトゥ通りの向こう側に行ってしまうのを。輪タク運転手が僕の窓の反対側の歩道の脇に駐輪していた;ドミンゲスは彼を雇おうとした、しかし男はその首を振らなかった。多分、彼は店に入った客を待っていた。これは輪タクの駐輪場ではなかった。僕が僕の時計を見た時、10分を少し超えて待っていたと見るとしたらそれは妙だった、そして、パイルがノックした。僕は彼の足音を聞いてさえいなかった。
 「入りなさい。」しかし何時ものように先に入るのは、それはその犬だった。
 「貴方のメモを受取って、僕は嬉しかった、タマス。今朝、僕は、僕に発狂した。」
 「おおかた、僕はそうだった。あれは心地良い光景ではなかった。」
 「貴方は今はそんなに分かってくれる、貴方にもう少し話すにしても、それで傷付けるつもりはありません。僕は今日の午後、テを見ました。」
 「彼を見た?彼はサイゴンにいるの?僕は、彼はどれだけ彼の爆弾が機能したか見に来たと思う。」
 「それは内密にです、タマス。僕は彼とほんの数えられるほど取引きしました。」彼は、彼の訓練をさぼっている彼の若者達の一人を見付けたスクール・ティームのカプタン(キャプテン)のように話した。全く同様に僕は、一縷(いちる)の望み
を持って彼に尋ねた、「君は彼を向こう側に放り投げたのか?」
 「僕は、もし彼が他にも制御不能の示威行為をしたら、僕達はもう彼と一緒に行動する事はないだろうと彼に話しました。」
 「しかし君はすでに彼には用がなくなったんじゃないの、パイル?」僕は、僕の踝(くるぶし)の周りの臭いを嗅いでいる
彼の犬を苛々して突いた。
 「僕にはできない。(座って、デューク。)長い行程にあって、彼は我々が持つ唯一の希望です。もし彼が我々の援助で力を発揮したら、僕達は彼に頼れます・・・」
 「君が分かる前に何人の人々が死ななきゃならない・・・?」しかし僕は、それは望みない論争だとは言えなかった。
 「分かる、何を、タマス?」
 「政治に、そこに、感謝、そんなものは全くないというという事を。」
 「少なくとも彼らは僕達を憎もうとしない、彼らがフレンチ(フランス人)を憎むようには。」
 「君は確信しているの?時に僕達は僕達の敵に対して或る種の愛情を持ち、僕達の友達に対して嫌悪を感じる。」
 「貴方はイウアラピアン(ヨーロッパ人)らしく語る、タマス。ここの人々は複雑ではありません。」
 「それは君が2、3ヶ月で習う事なの、パイル?君は次に彼らを子供っぽいと言うだろう。」
 「そんな一方的に。」
 「僕に複雑ではない子供を見付けて来てほしい、パイル。僕達が若い時、僕達は複雑さのジャングルにいる。僕達はより年を取るに連れ、単純化する。」しかし彼に話すにしても、それはふさわしい事だったか?僕達の論争のどちらにも、そこには非現実性があった。僕は僕の潮時以前にリーダ‐ライタになっていた。僕は起きて本棚に向かった。
 「貴方は何位を探していますか、タマス?」
 「オウ、僕が常々好んで来たその一節を。君は僕と夕食をとる事はできるの、パイル?」
 「僕はそうしたい、タマス。貴方がもう狂気染みなければとても嬉しい。」
 「君は本当にそれを信じるの、パイル?」
 「どうして、彼女はそこにある最も大切なものです。そして貴方にとっても、タマス。」
 「僕にとっては違う、もうとっくに。」
 「それは有り得ないほどのショックでした、今日は、タマス、しかし一週間で貴方にも分かるでしょう、簿記ウたちはそれを忘れるでしょう。僕達はその関係者もまた面倒を見ています。」
 「僕達?」
 「僕達はワシンタン(ワシントン)に電報を打ちました。僕達は僕達の基金の幾らかを使うために許可を得ます。」
 僕は彼を止めた。「ヴィウ・ムラン?9時と9時30分の間に?」
 「どこにでも貴方の望む所なら、タマス。」僕はその窓に向かった。陽は屋根々の下に沈んでしまった。輪タク運転手はなおも彼の乗客を待った。僕は彼を見下ろした、するとすると彼は僕の方に顔を持ち上げた。
 「貴方は誰かを待っているんですか、タマス?」
 「いや。ここに僕が探していた一編があった。」僕の素行を覆い隠すために僕は読んだ、残照にその本をかざしながら:

 「僕は通りを車で突っ走っても僕は全く気にならない、
 人々、彼らは見つめ、彼らは僕は誰かと尋ねる;
 そしてもし僕が偶然ごろつきを撥ねてしまえば、
 僕は被害の代償は払ってもいい、もし何時かひどく悪くなれば
 お金を持つのはそりゃあとても嬉しい、ヘイ・ホウ!
 お金を持つのはそりゃあ嬉しい。」

 「それは詩の中でも怪しい類だ、」パイルは反対のメモを持って言った。
 「彼は19世紀の成人向けの詩人だった。その頃にはそういう人があまり多くはいなかった。」僕は再び通りの中を見下ろした。輪タク運転手は移動して消えた。
 「貴方は酒を切らしたんですか?」パイルが尋ねた。
 「いや。しかし君は飲まないと思って・・・」
 「多分、僕はすっかり弛み始めています、」パイルが言った。「貴方の影響。僕は、貴方は願ったり適ったりだと思っています、タマス。」
 僕はボトゥルとグラスを取って来たー僕は初めの段階でその内の一つを忘れたので僕は水のために引き返さなければならなかった。僕がその夕方した事は何事につけても手間取った。彼は言った、「貴方も知っての事ですが、僕は素晴らしい家族を頂いたところです。しかし多分、彼らは厳格な側に立ったままです。僕達はチェストゥナトゥ通りにそうした古い家の一つを持っています、貴方が右手の側の丘を登ると。僕の母はグラスを集めています、そして僕の父はー彼は彼の年代物の崖を侵食はいませんー彼にできるダーウインの草稿や協会‐原稿全てを整頓します。貴方は、彼らは過去に生きていると見ます。多分それは、ヨークが僕の上にこんな印象を築き上げた理由です。彼は、現在の状況への開口部のように思えました。僕の父は孤立主義者です。」
 「おそらく僕は君のお父さんが好きだよ。」僕は言った。「僕だって孤立主義者だもの。」
 冷静な男パイルにとって、あの夜は話していたい気分だった。僕は彼が口にした全てを聞きはしなかった、僕の心は何処か他の所にあったから。僕は、ヘンさんがしようとしたおおざっぱで明白なもの以外に彼の裁量で他の手段を取ると自分を説得しようとした。このような戦争では、僕は分かった、そこに憎悪するほどの時間は全くない。人は所有するために武器を使うーフレンチ(フランス人)はナパーム弾を、ヘンさんは銃弾かナイフを。僕は、僕が判事になるように仕向けられてもあまりにも遅過ぎると自分に話したー僕はしばらくの間パイルに話させようとしたが、僕は彼に警告するつもりでいた。彼は僕の家でその夜を過ごす事もできた。彼らは、そこにいてまず中断するつもりはないだろう。彼は、彼が所有した事がある老いた看護婦について話したいと僕は思うー「彼女は本当に僕の母よりずっと僕には意味がありました、そして彼女が作るのは何時もブルーベリ・パイ!」
何時僕は彼を止めたらいい。「君は今も銃を持ち歩いているのーあの夜以来?」
 「いいえ。僕達には大使館内の命令があります・・・」
 「しかし君は特殊任務に就いている?」
 「それはどんな利益も齎しはしないーもし彼らが僕を連れて行きたければ、彼らには何時でもそうできました。とにかく僕はクー(オオバン)のように目が見えない。大学で皆は僕をバトゥ(コウモリ)と呼んだーつまり、僕は、暗闇で奴らがそうできるように十分見えたのです。嘗て僕達が馬鹿な事を言いふらしていた時・・・」彼はまた解き放たれた。僕は窓に戻った。輪タク運転手は向こう側で待っていた。僕は確かではなかったー彼らはかなり似通って見えたが、彼らは別人だと思った。おそらく彼は実際客を取った。パイルは大使館で最も安全になるだろうという事、それが我が身に振りかかった。彼らはその計画を配置しなければならなかった、僕の合図に始まって、夕方もかなり遅くに備えて:ダカウ橋を巻き込む何事か。僕は、何故もどうしたらも分かるはずがなかった:きっと彼は、日没後、ダカウを通って運転するほどのそんな馬鹿ではないだろうし、橋の僕達の側は、何時も武装した警官によって守られていた。
僕はすっかりお喋りをしています、」パイルは言った。「僕にはこれはどうした事か分かりませんが、この夕べはどうしたわけか・・・」
 「続けるといい、」僕は言った、「僕はゆったりした気分でいる、それはまるで。多分僕達は夕食をキャンセルした方がいい。」
 「だめ、そんな事はしない。僕は貴方から止(と)めると思っていました、に始まって・・・十分・・・」
 「君が僕の命を救ってから、」僕は言い、僕の自ら招いた怪我の辛さはごまかせなかった。
 「いいえ僕はそんな事は言っていません。全く同様に僕達がどれだけ話したか、僕達はそうしませんでしたか、あの夜?それが僕達の最後になろうとしているかのようでした。僕は貴方に多くを学んだ、タマス。僕は貴方と同じ意見ではない、心がけています、が貴方にとっては、多分それは正しいかも知れないー巻き込まれない事は。貴女はそれを全く申し分なく続け通した、貴方の足が粉々に砕かれた後でさえ、貴方は中立のままだ。」
 「そこには何時も変化のポイントゥがある、僕は言った。「感情の或る瞬間が・・・」
 「貴方はそれに未だ達していなかった。僕は貴方が何時かそうするかどうか疑う。そして僕はどちらにも変わりそうもないー死にでもしなければ、彼は楽し気に付け足した。
 「今朝と共にでさえなく?それが人の様相を変えてもかまわないの?」
 「彼らは単なる戦争の死傷者だった、」彼は言った。「そりゃあ気の毒な事だった、しかし貴方は何時も貴方の標的を打倒できない。とにかく彼らは当たり前の原因で死んだ。」
 君はもしそれが彼女の彼女のブルーベリ・パイを持った君の懐かしい看護婦であっても同じことを言っただろうか?」
 彼は僕の達者な指摘を無視した。一方的に貴方は、ディマクラスィのために死んだ彼らは死んだとも言えた、」彼は言った。
 「僕はそれをヴィェトゥナメーゼにどう訳すのか知ろうともしない。」僕は突然どうにもこうにも嫌気が差した。僕は、彼にさっさとどこかへ行って死ねばいいと思った。その時、僕はもう一度人生を始められるのにー彼が入って来る前の時点に。
 「貴方は僕をまともに扱おうとしない、タマス?」彼は不平を言った、全ての夜の内の今夜のために彼の袖をたくし上げたままでいたように思える男子学生の陽気さで。「僕は貴方に何を言っていますかーフオンは映画館にいますー夕方いっぱい一緒に過ごしながら貴方と僕に関わる何を?僕は今何もする事がない。」それは外から誰かが、僕にできるだけ少しでも言い訳をさせないように彼の言葉の選び方を彼に指図しているかのようだった。彼は続けた、「僕達はどうしてシャレに行かないんですか?僕はあの夜以来そこに行っていない。食べ物はヴィウ・ムランと同じくらい実においしくて、それにあそこには音楽があります。」
 僕は言った、「僕はむしろあの夜を思い出したくない。」
 「僕は申し訳なく思っています。僕は時々口が利けない馬鹿になります、タマス。ショロンでチャイニーズ・ディナというのはどうですか?」
 「美味しいものを手に入れるために君は前もって注文して置かなければならない。君はヴィウ・ムランに驚かされる、パイル?それには、十分金網が張られ、橋の上、そこには何時も警官がいる。だから、君はこんな馬鹿者になろうとはしない、君はそうでしょ?ダカウを通ってドゥライヴするような?」
 「あれはそのつもりではなかった。僕はただその事で長い夕方にすれば今夜はそりゃあ面白くなるだろうとは思いました。」
 彼は身振りをして彼のグラスをひっくり返した、それは床の上で粉々に砕けた。「幸運を、」彼は機械的に言った。「僕は申し訳なく思います、タマス。」僕は、欠片を拾い上げ、それを灰皿の中に詰め込み始めた。「それについて何か、タマス?」粉々に砕けたグラスは、パヴィリアン‐バーでその中身を滴らせているボトゥルを僕に思い出させた。「僕はフォンに、貴方と一緒に出るかも知れないと警告しました。」いかに下手に選んだか、その言葉「警告するを。」僕は最後のグラスの欠片を拾った。「僕はマジェスティクに予約を取った、」僕は言った、「それで僕は9時前に都合が付けられない。」
 「じゃあ、僕はオフィスに帰るしかないと僕は思います。ただ僕は何時も捕まえられるんじゃあないかと心配です。」その一つのチャンスを与える事、そこには何の不都合もなかった。「遅れても気にしなくていい。」僕は言った。その後でここを覗くといい。僕は10時に戻るつもりだ、もし君が夕食を作れなければ、そうして君を待つよ。」
 「僕が貴方に知らせましょう・・・」
 「気に病まなくていいよ。ただヴィウ・ムランには来てくれーでなければここで僕と会おう。」僕は、僕が信じなかったその誰かにその決定を手に取り戻した:お前は、もしお前が望まなければ妨げられる:彼の机の上の電報:大使からのメシジ(メッセイジ)。お前はもしお前が未来を変えるほどの力を持っていなければお前は生存できない。「今直ぐ消えろ、パイル。そこに僕がやるしかない事がある。」僕は、妙な疲れを感じた、出て行く彼と彼の犬の足のべたべた歩く音に耳を傾けながら。

僕が外に出た時、  通りよリ近く、そこには輪タク運転手は全くいなかった。僕はマジェスティクへと歩いて下り、アメリカン爆撃機の荷降ろしを見ながら暫く立ち止まった。太陽は去り、そして彼らは円弧‐ラムプの明かり働いた。僕はアラバイ(アリバイ)を作ろうという気もまるでなかった、しかし僕はマジェスティク行くよとパイルに話したものの、僕は必要とされる以上にさらに嘘を重ねる事についての不合理な嫌悪を感じた。
 「今晩は、」
 「足はどうなの?」
 「今は何ともないよ。」
 「いい話の現場を手に入れたって?」
 「僕はそれをドミンゲスに取って置いた。
 「オウ、みんなは君がそこにいたと僕に話したよ。」
 「そう、僕はいた。だがこの頃スペイスがきちきちなんだ。彼らは多くを求めたがらない。」
 「スパイスが皿から出た、そうじゃなかった?」ウイルキンスは言った。「僕達はラッセルや昔のタイムズの頃に生きるべきだった。気球で急送せよ。人はその時書いているちょっとした空想を行動に移そうとする時があった。なぜ、彼はこれから欄を考案した。豪奢なホテル、爆撃機、夜間降下。夜間は近頃降下しない、それを請け負う、一言で随分たくさんのピアストゥルで。」空の遥か上から笑うものの騒音をかすかに君は聞き取れた:誰かが、パイルがしたようにガラスを割った。その音はつららのように僕達の上に落ちた。「『ラムプは白皙の女達と勇ましい男達の上に輝いた』」ウィルキンスは悪意を持って引用した。「何か今夜する事は、ファウラ?夕食の場所をどうする?」
 「僕は、それはあるから夕食をとる事にしている。ヴィウ・ムランで。」
 「君は楽しめばいいよ。グランガがそこにいる。彼らは格別なグランガの夜を宣伝すべきだ。背後のノイズを好むそれらのために。」
 僕はいい夜をと彼に言い、隣のドアの映画館に入ったーエロウル、或いはそれはタイロウン・パウアだったかも知れない(僕にはきちんと彼らを区別する方法が分からない)ロウプに掴まって揺らし、バルカニ(バルコニー)から跳び、テクニカラの夜明けにラバに乗った。彼は少女を救出し彼の敵を殺し、人も羨む人生を送った。それはどういうものが少年向けのフィルムと呼ぶのかだった、しかしスィーブズの宮殿から彼の血まみれの眼球を持って現れるエダパス(オイディプス)の光景は確かに今日では命というものの適切な教育を提供するだろう。どんな命も魔法をかけられてはいない。ファトゥ・ディエムでは運はパイルと共にあり、、テニインからの路上で、しかし運は続かず、彼らは魔力など働かないという事を思い知るのに2時間かかった。フレンチ兵士は女の膝の中に彼の手を入れたまま僕の側に座った。が僕は彼の幸せか或いは彼の悲惨かその単純さが羨ましかった、それがどちらであっても。映画が終わる前に僕は席を立ち、ヴィウ・ムランへと輪タクを拾った。
 そのレスタラントゥは手投げ弾に備えて鉄状網を張り巡らせてあり、二人の武装した警官が橋の突き当たりで任務に当たっていた。ペイトゥラン(パトロン)、彼は贅沢なバルガンディアン(ブルゴーニュの住民)料理を身につけて太っていた。僕を自ら鉄条網を通り抜けさせた。その場所はどんよりした夕方の暑さで肥育鶏や溶けるバターの臭いがする。
 貴方はM Granjairのパーティに加わるのですか?」彼は僕に尋ねた。 
 「いや。」
 「一人用のテイブルを?」それはその時が初めてだった、僕は、この先僕が答えるしかない尋問の事を思った。「一人用を、」僕は言った、それは殆んどパイルが死んだと大声で言ってしまったかのようだった。
 「そこにはたった一つだけ部屋があり、グランガのパーティが後ろでで大きなテイブルを占有していた;ペイトゥラン(パトロン)は、鉄条網に最も近い小さなそれを僕に提供した。そこに窓ガラスはなかった、割れたがグラス(ガラス)の心配に備えて。僕は、グランガがもてなしていた数人に見覚えがあった、そこで僕は、僕が腰を下ろす前に彼らに頭を下げた:グランガ自身はどこかを見ていた。僕は何ヶ月も彼に会っていなかったーパイルが恋に落ちた夜以来で一度っきり。おそらく僕がその夕方用意した幾分攻撃的な見解はアルカハリクの靄を貫通していた。つまり彼は、テイブルの上席を睨みつけながら座っていた、マダム・デプレ、広報活動将校の妻、それに報道陣連絡調整サーヴィスのデュパルク大尉は会釈し、身振りで合図した。そこには大きな男がいた、僕は、彼はプノンペン出身のホテル経営者だと思う、それに僕が前に会った事のないフレンチ女や僕がバーで観察しただけの2、3の他の面々。
 僕はパスティスを注文した、つまりパイルが来る時間を与えたかったからー計画は予定が狂い、僕は僕の夕食を、何時までも食べ始めようともしなかった。それは僕にはまだ期待するゆとりがあるかのようだった。と同時に僕は、僕が何を期待するのかしらと思った。O.S.Sに幸運を、或いは喩え彼の一味がどんな指令を出されたとしても。プラスティク爆弾やテ軍司令官に命乞いをするのか?それとも僕はーあらゆる人々の中の僕はー何か奇跡のようなものを求める:へンさんによって準備された議論の筋道、それは、単に死ではなかった?もし僕達がテ二インからの途上、二人共殺されていたらどんなに楽だったろう。僕は僕のパスティスをやりながら20分間座り、それから僕は夕食を注文した。それは間もなく9時30分になろうとしていた:彼は今直ぐ来そうもない。
 僕の意志に反して僕は耳を傾けた:何のために?悲鳴?銃声?外の警官による何らかの動き?しかしどのような場合でも僕はおそらく何一つ聞こうとしないだろう、グランガのパーティはウオーミング・アプをしていた。ホテル経営者、彼は感じのよい訓練されていない声を持っていて、歌いだした、すると新しいシャムペインのコーク(コルク)栓がポンと弾けるにつれ、他の者達が加わった、しかしグランガはそうしなかった。部屋を横切ってひりひりした目で僕を睨みつけながら彼はそこに座っていた、そこに闘争心があるかどうか、僕には不可解だった:僕はまるでグランガの好敵手ではなかった。
 彼らは感傷的な歌を歌っていた、そしてChapon duc Charles
に対する僕の謝罪に支配されて空腹も覚えずに座っていたせいか、つまり僕は考えた、彼女が助かったという事を知ってから初めて、フオンの事を。僕は思い出した、ヴィエトゥを待ってその床に座りながら、どのようにパイルが言ったのかを、「彼女は花のように新鮮に思う、」僕は軽率に返事をした、「可哀そうな花。」彼女はニュー・イングランドゥを今直ぐ見ようとも、またカナスタの秘密を学ぼうともしない。多分彼女は安全を知りたくない:その広場で死体以上には彼女を評価しない僕に何の権利があった?耐え得る者は数では増やしようがない。人の体は万物が感じ得る苦しみ全てを収められる。僕は量という点でジャーナリストゥのように判定を下し、僕は僕自らの主義を裏切った;僕はパイル同様とことん関わった、そしてそれは、どんな決心も二度と無邪気とはいかなくなると僕には思えた。僕は、僕の腕時計を見ると、それは10時半近くになっていた。おそらく、結局、彼は捕まってしまった;おそらく彼が信用した「誰か」が彼にかかずらわって行動し、彼は、彼の大使館で解読すべき電報に苛々しながら今も座っていた、やがてほどなく、彼は、カティナトゥの僕の部屋へと階段を踏み鳴らしながら上って来るだろう。。僕は思った、「もし彼がそうすれば、僕は何もかも彼に話そう。」
 グランガは、突然、彼のテイブルから立ち上がって僕の所に来た。彼は彼の進行方向の椅子に目を遣りもせず、彼はつまずき、その手を僕のテイブルの縁についた。「ファウラ、」彼は言った、「外に来てくれ。」僕は下に十分なメモを置いて、彼に従った。僕は彼と闘う気には全くならなかった、しかしその瞬間に、もし彼が僕の不意を突いたら僕はどうしようもなかっただろう。僕は罪の意識を軽減するにもほんの2、3の方法しか持ち合わせていない。
 彼は橋の手摺りに凭れ、二人の警官が彼を見守った。彼は言った、「僕は君に話さなきゃならない、ファウラ。」僕は殴れる距離に踏み込み、待った。彼は動かなかった。彼は、アメリカで僕は嫌だと僕が思うあらゆる象徴的な像のようだったー自由の像同様ひどいデザインで、無意味。彼は動かずに言った、「君は、僕がおしっこを漏らすと思う。君は間違っている。」
 「何が言いたいんだ、グランガ?」
 「僕は君に話す事がある、ファウラ。僕は今夜あんなカエル達(フランス人達)と一緒にあそこに座っていたくない。僕は君が好きではない、ファウラ。しかし君は英語を話す。英語というものを。」彼はそこに凭れた、中途半端な明かりの未踏の大陸に大柄で鋭敏さを欠いて。
 「君は何が欲しい、グランガ?」
 「僕は英国水兵が好きじゃない、ファウラ。」グランガが言った。「僕はなぜパイルが君に耐えるのか分からない。おそらくそれは彼がボストゥン(ボストン)だからだ。僕はピツバーグでそれを誇りに思う。」
 「どうしてそうなの?」
 「あそこにはそれに君がいる。」彼は僕のアクセントゥを少し馬鹿にしようとした。
 「君はまるで同性愛の男(プーフ)のように話す。君は随分忌々しい先輩だ。君は何でも知っている君は思っている。」
 「いい夜を、グランガ。」
 「僕は予約が入った。」
 「行かないでくれ、ファウラ。君ℍじゃ思い遣りを持った事はないのか?僕はあんなカエル達(フランス人)に口も利けない。」
 「君は酔っ払ってる。」
 「僕は二杯シャムペインを飲んだ、それで全部。」だったら僕の立場で君は酔いはしないか?僕は北へ行く予定だった。」
 「それに何か不都合でもあるのか?」
 「オウ、僕は君に話していなかった、僕はそうだった?僕はみんな知っていると思い込んでいる。僕は僕の妻から今朝電報を貰った。」
 「そう?」
 「僕の息子がポウリオウ(ポリオ)を貰った。彼はよくない。」
 「僕は申し訳ない。」
 「君がそうなる必要はない。それは君の子供じゃない。。」
 「君は故国に飛べないの?」
 「僕はできない。彼らは幾つもの地に落ちたハノイ近辺の一手に引き受けている作戦に関する記事を欲しがっているのに、コナリは病気だ。」(コナリは彼のアシスタントゥだった)
 「僕は残念だ、グランガ、僕が助けられたらなあ。」
 「それが昨夜、彼の誕生日だ。彼は僕達の時刻10時半で8歳だ。だから僕が知る前にシャンペイン付きのパーティを用意したんだ。僕は誰かに話したかった、ファウラ、とはいえ僕はこんなカエル野郎ども(フランス人)にははなせないよ。」
 「彼らは、今日ではポウリオウ(ポリオ)のためにいろいろできる。」
 「もし手足が不自由になったら、僕は心変わりはしない。ファウラ。彼が生きていればしない。僕を、僕が障害者になってもいい事は全くない。君は、その嫌な奴らが歌っている間、そんなところで僕が何をしていたか、君に分かる?僕は祈っていた。僕は、ことによると神が命を欲したのなら、彼は奪う事ができる。と思った。」
 「君は神を信じるの、そんな時?」
 「僕はそうしたい。」グランガは言った。彼は彼の頭が痛いかのように彼の顔を横切って彼の手全部を回した、しかしその動作は彼が涙を拭い去るという事実を偽るつもりだった。
 「もし僕が君だったら酔っぱらってしまうだろう。」僕は言った。
 「オウ、いや、僕は素面(しらふ)のままでいようとした。僕の可愛い子が死ぬ夜、僕は酔い潰れて悪臭を放っていたんだと僕は思いたくない。僕の妻は飲めない、彼女はそうできるか?」
 「君の新聞に話せないか・・・」
 「コナリは実際は病気ではない。彼はシンガポー(シンガポール)でちょっとした尾行の後、途絶えてしまった。僕が彼の代わりをするようになった。彼は、もし彼らが知ったら解雇されるだろう。」彼は不格好な体を1ケ所に集めた。「すまない、僕は君を引き留めてしまった、ファウラ。僕は何とかして誰かに話すしかなかった。。中に入って祝杯を上げよう。可笑しいな、それがたまたま君で、君は僕の勇ましさが気に食わない。」
 「僕は君のために君のストーリに力を貸すよ。僕はそれがコナリであるかのように振舞える。」
 「君はアクセントゥをちゃんと直そうとしない。」
 「僕は君を好ましいとは思わない、グランガ。僕は多くの事に目が行き届かなかった・・・」
 「オウ、君と僕、僕達は猫と犬だ。しかし心遣いには感謝する。」
 僕はパイルとは随分違ってるのかな?僕もまた僕が痛みを知る前に人生の窮地に僕の足を突っ込んではいけなかったのか?グランガは中に入り、僕は彼を迎えるために声が上がるのが聞き取れた。僕は輪タクを探して家へとペダルを漕いで貰って向かった。そこには、辺りに誰もいなかった。、そして僕は座り、真夜中まで待った。通りへと期待もせず下りた、するとそこにフォンを、見付けた。

3

「ヴィゴウさんは貴方に会いに来たの?」フオンが尋ねた。
 「そう、彼は15分前に出た。映画は良かった?」彼女はベドゥでトゥレイを広げ、直ぐに彼女はラムプを点けていた。
 「それはとても悲しかった、彼女は言った、「それにしても色が奇麗だった。ヴィゴウさんは何が欲しかったの?」
 「彼は僕に幾つか疑問点を糺したかった。」
 「何について?」
 「これもあれも。」
 「僕は、彼はまた僕に面倒を掛けるとは思っていない。」
 「私は、幸せな終わり方の映画が最高に好き。」フオンは言った。
 「貴方に一服用意しましょうか?」
 「そうだね。」僕はベドゥに横になり、フオンは彼女の針を動かして準備した。彼女は言った、「彼らは女の頭を切り離すの。」
 「何かするにしても可笑しな事を。」
 「それはフランス革命だった。」
 「オウ、歴史上の。僕は知っている。」
 「それはとても悲しい、ずうっと同じなの。」
 「僕は歴史の中の人々についてそんなに気を揉む事ができない。」
 「では彼女の愛人はー彼は彼の屋根裏部屋に戻ったーそれに彼は惨めだったから彼は歌を書いたー貴女も知っている、彼は詩人になった、そして間もなく彼のいい人の首を切った人々皆が彼の歌を歌っていた。それがマルセイレーゼ。」僕は言った。
 「彼らが歌っている間、群衆の片隅、そこに彼は立った。彼は非常に辛そうに見えた、そして貴女も知っての通り、彼が微笑む時、彼はなおさら辛そうだったのは彼女の事を考えていたから。私は随分泣いたけれど、私の姉妹もそうだったわ。」
 「貴女の姉妹?僕は、それは信じられないよ。」
 「彼女はとても繊細なのよ。あの嫌な男グランガがそこにいたの。彼は酔っていて、それで彼はずっと笑ってばかりなの。でもそれは全く可笑しいからじゃないの。それは悲しかったからなの。」
 「僕は彼を責めない。」僕は言った。「彼にはちょっとした祝い事があったんだ。彼の息子が危険を脱した。僕は、今日カンチネンタルで聞いた。僕も幸せな終わり方が好きだね。」
 「僕が2服目を吸った後、僕は皮の枕に僕の首と一緒に背中を当て、フオンの膝の中で僕の手を休めた。「貴女は幸せなの?」
 「もちろん、」彼女はぞんざいに言った。僕には、もっと熟慮した答えを貰える価値はなかった。
 「それでは、それが何時もそうだったかのようだ、」僕は嘘を吐いた、「1年前。」
 「貴女は長い間スカーフを買わなかった。どうして明日買い物に行かないの?」
 「それは祝日だからだわ。」
 「オウそうだ、当たり前だ。僕は忘れていた。」
 「貴方は貴方の電報を開けなかったのね。」フオンが言った。

 「いや、僕はそれも忘れてた。僕は、今夜、仕事の事を考えたくなかった。それにそれは今頃何かを閉じ込んで整理するには遅過ぎる。僕にもっと映画の事を話して。」
 「そうね、彼女の愛人は毒から彼女を救おうとしたのよ。彼は少年の服と、刑務所の看守が被る物のような男の帽子で密入国した、しかし彼女がゲイトゥを通ろうとした時、彼女の髪はすっかり下に落ちて、彼らは大声で叫んだ『
     。』私はあれは話の欠陥だったと思うわ。彼らは彼女を逃亡させるべきだった。その時は、彼らは揃って彼の歌で大金を作り、彼らはアメリカへと膿を突き進んだでしょうにーそれかイングランドゥへ。」何か彼女が狡猾だと思った事を言い添えた。
 「僕は電報を読んだ方がいいね、」僕は言った。「僕は明日北へ行く必要がないようにと僕は神に望む。僕は貴女とじっとしていたい。」
 「彼女はクリームの容器の間から封筒を取り出し、それを僕に渡した。僕はそれを開け、読んだ:「貴方の手紙越しに繰り返し終わりを考えた貴方が終わりを望むので(私は)無分別に振る舞う事にする(二人の)基盤放棄終わり私の弁護士に離婚訴訟手続きを始めると話した神が貴方を祝福しますように愛情を込めてヘレン。」
 「貴方は行くしかない?」
 「いや、」僕は言った、「僕が行くまでもない。僕が貴方にこれを読もう。ここに貴女幸せな終わりがある。」
 彼女はベドゥから跳んだ。「でもそれは素敵だわ。私は行って私の姉妹に話さなきゃ。彼女はかなり満足でしょう。私は彼女に言うつもり。『貴女は私が誰か知ってる?私は二番目のファウレール夫人よ。』」
 本箱の僕の向こう側にThe Role of the Westが飾り戸棚の肖像画のように飛び出していたー角刈りで彼の踵(かかと)に黒い犬を連れた青年の。彼は、誰にも何かもっと危害を加える事はできない。僕はフオンに言った、「貴女はひどく彼を欠くのか?」
 「誰が?」
 「パイル。」今でさえ彼女にとっても奇妙だ、彼のファーストゥ・ネイムを使うのは、それは不可能だった。
 「私は行ってもいいかしら、ねえ?」私の姉妹はとても興奮するわ。」
 「貴方は彼の名前を貴方の眠りの中で一度口にした事がある。」
 「私は一度も私の夢を思い出したりしないわ。」
 「そこには貴女が共に為し得た随分たくさんの事があった。彼は若かったんだ。」
 「貴方は年を取ってはいない。」
 「摩天楼。エムパイア・ステイトゥ・ビルディング。」
 彼女は僅かに躊躇って言った。「チェダ峡谷を見たいの。」
 「あれはグランドゥ・キャニアンじゃない。」僕はベドゥから彼女を引きずり下ろした。
 「僕は許されないね、フオン。」
 「何のために貴方は許されないの?これはびっくりするほどの電報よ。私の姉妹・・・」
 「いいよ、行って貴方の姉妹に話しなさい。まず僕にキスして。」彼女の興奮した口は僕の顔の上でスケイトゥをした、そして彼女は行った。
 僕は初めての日の事とカンチネンタルで道の向こうのソウダ水売り場にその目を遣りながら僕の側に座っているパイルの事を思った。彼が死んでしまってから全ての事が僕を伴ってたちまちの内に行ってしまった、僕は許されないと僕が言える誰かがそこにいてくれたらとどれほど願った事だろう。
 
 March1952ーJune1955

300

今日で終わりです。
邦題を付けるとしたら「冷静じゃない・・人」
この題はイギリスのアメリカへの皮肉を込めた題名かも知れません。
次は1月10日から1年以上かけて翻訳します。

2023年に一年かけて訳した一般的には「おとなしいアメリカ人」という邦題の付いた作品です。映画化されていますので御存知の方も多いでしょう。ヴェトナム戦争は私の青春時代の出来事です。日本は平和とはいえ私の身に或いは私の兄弟や父母の身に心に、死とは違った形で死に近い何かを齎しました。他国の火事は自国の火事です。それに今やっと80に手が届きそうになってやっと気付きました。2007、私の子供とヴェトナムに旅行しようと話しました。その日私の何もかも暴かれることを恐れた人々は今日まで私を拘束し、幽閉と呼ぶに相応しい状態に置いたまま私を開放しようとしません。彼らは厚生労働省、文部科学省共々、2006、違法措置入院による精神病院隔離を終えた私を待ち構えていました。

空と海とそしてひとり 成田悦子
https://naritaetuko.club
を作りました。成田悦子が書いた詩を定着させようと思っています。Google抜きで各社の検索が成立しないとしたらもっとどうにかしなければと思います。いろいろな方法で検索に載るよう試しています。

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