これはどこにでもは起こり得なかったがイングランドゥ、そこでは男達と海は互いに貫通し合い、つまり言葉にするとー大抵の男達の生活の中に入り込みながら、そうして男達は知るーことになる、海の何かしらを或いは何もかもを、楽しみの、旅の、或いはパンの‐獲得の途上で。
僕達はボトゥル、クラレトゥ(赤葡萄酒)の‐グラス、そして僕達が僕達の両肘に凭れた僕達の顔を反射したマホガニのテイブルの周りに座っていた。そこには会社重役、会計士、法律家、マロウ、と僕そのものがいた。その重役はコンウエイ ボイ(ボーイ)、会計士は海に4年仕えて来た、法律家は外皮の硬くなったトリ(トーリー党員)、高位英国国教会員、古くからの評議員の最高位、名誉の精神‐‐郵便船が少なくとも2本のマストゥの上に直角に‐帆装され、かなりの季節風を前に補助帆共々低く高くなるチャイナ海を下るのが常だった好ましく古い時代のP.O.事業の最高位の役員だった。僕達誰もが貿易事業で生計を立て始めた。僕達の内の5名の間、そこには海という強い絆や、船舶を通じての仲間意識もまたあり、ヤトゥ(ヨット)に乗ること、遊覧すること、などに全く熱心ではないがそれは提供できる。或る者には人生の楽しみであり、その他の者にはそれ自体が人生だから。
マロウは(少なくとも、それはいかに彼が彼の名を綴ったかだと僕は思う)その物語を、或いは正しくはその記録を伝える、或る船旅についての。
『そう、僕は東洋の海を垣間見た:が何を僕が一番覚えているかと言えば僕のそこへの初めての船旅だ。貴方がた仲間はそこにはそうした船旅の数々があるのを知っている、それはそこに人生の挿絵を注文したかのように思われ、それは生存の象徴として位置しているのかも知れず。貴方がたは奮闘し、働き、汗をかき、ほとんど自殺寸前で、時に自殺を実行する、何‐事かを成し遂げようとして‐‐ついに貴方がたにはできない。何らかの貴方がたの失敗からではなく。貴方がたは単に何をすることもできない、偉大であろうが取るに足りなかろうがどちらにしても‐‐この世の一事足りえず‐‐年老いたメイドゥを娶るでもなくば、或いは運命のその港に忌々しい石炭の600トン貨物を送り届ける。
『それは総じて忘れ難い出来事だった。それは僕の初めての東洋への船旅で、二等航海士として初めての航海だった;それはまた僕の船長の初めての指揮だった。貴方がたはそれは潮時だったと認めるだろう。彼は一日なら60だった;小さい男、幅のある、あまり真っ直ぐではない背中で、下がった両‐肩ともう一方より更に外側に曲がった片方の足を持った、貴方がたが畑で働く男達の中にごく頻繁に目にする奇妙な捻れた‐おおよその外見、それを持ち合わせた。彼は胡桃割り器顔貌‐‐顎と落ち窪んだ口の上で一緒になろうとしている鼻‐‐そしてそれは堅いグレイのふわふわした髪で縁取られていた、それは石炭屑を振り掛けられた脱脂‐綿の顎紐のように見えた。そして彼はその彼の老いた顔の中に青い目を持っていた、それは驚くほど少年の物のようで、その率直な表情を持った一部の全く普通の男達は心の純真さや魂の実直さという稀な内面の贈り物によって彼らの時代の終わりまで維持する。何が彼に僕を迎え入れる気にさせたかは一つの奇跡と言うより他になかった。僕は一流オーストゥレイリアン快速帆船の出身で、そこで僕は三等航海士だった、が故に彼は貴族的で高い格調通りの一流の快速帆船に対して偏見を持っているように思えた。彼は僕に言った、「君は知っているな、この船の中で君は働かなければならないんだ。」僕は僕が今までにいたどの船でも働かなければならなかったと言った。「ああ、しかしこれは違うんだ、それに大きな船を離れた君ら紳士は;...そこ以外では!僕はあえて言う君はやろうとするだろう。
『僕は明‐日(みょうにち)合流した。あれは2‐2年前だった:そして僕はちょうど20(はたち)だった。どのくらい時が経つのか!あれが僕の人生で最も満足のゆく日々から成る一時(いっとき)だった。想ってもみてくれ!初めての機会に向かう二等航海士ー実に信頼できる高級船員!僕は僕の幸運への割り当てられた先を放り投げる気はなかった。その航海士は僕を隅々まで見た。彼もまた古参だったが、他のタイプの。彼はロウマンの鼻、雪のような‐白さ、長い顎鬚、そして彼の名前はMahonマホンだった;しかし彼はそれはMannマンと発音されるべきだと言い張った。彼は上手く立ち回った;しかしそこには何か彼の巡り会わせで不適切ことがあった、そして彼は二度と旨く行くことはなかった。
『船長に相対すると、彼は沿岸航行船に何年も、それからメディタレイニアン、そして最後に西インドゥ貿易にいた。彼は一度もケイプスを回らなかった。彼はいろいろな大ざっぱな方向を正確に刻めたし、刻むことを全く苦にもしなかった。どちらも航路については完璧な立派な船乗りで、そうした二人の古参らの間で僕は二人の祖父の間の幼い男の子のように感じた。
『その船もまた古かった。彼女の名前はジュディア。珍しい名、でしょ?彼女は一人の男ウィルマ、ウィルコクスー確かそのような名前;何れにせよ彼は破産し死んでかれこれ20年かもっと経つ、だから彼の名前は重要ではない。彼女は今まで随分長くシャドゥウエル流域に係留されていた。貴方がたは彼女の状態を想像できる。彼女はすっかり錆、埃、垢‐‐空中高く煤、甲板上の汚れに塗れた。僕にとってそれは宮殿から壊れたカティジの中に入るようだった。彼女は400タン(トン)近くあり、旧式な巻き上げ機、ドアに木製の掛け金、彼女の身辺の少量ではない真鍮、それに大きな四角形の船尾を持った。そこにその上にあった、大きな文字の彼女の名前の下に、たくさんの渦型装飾、金メッキが剥がれ、何種類もの紋章、下部の「最善を尽くそうさもなければ死ぬ」の標語の付いた。僕はそれが僕の空想を大いに掻き立てたのを思い出す。そこにはロウマンティクな雰囲気が、僕に古い物を大事に思わせた何か‐‐僕の若さに訴えた何かがその中にあった!
『僕達はバラストゥ(バラス)に塗れてランダン(ロンドン)を後にした‐‐砂バラストゥ‐‐バンコク行きの北部の港で石炭の荷を積み込むために。バンコク!僕はぞくぞくした。僕は海に6年いた、がメルバン(メルボルン)シドゥニ(シドニー)を見ただけ。とてもいい所、魅力的な所それなりに‐‐しかしバンコク!
『僕達は乗船し北海水先案内人と一緒に、カンヴァス地の下でテムズの外へ向かった。彼の名前はジャミンだった、そして彼はストウヴの前で彼のハンカチフを乾かしながら調理室近辺にまる一日中うまく逃れた。どうも彼は全く眠らなかったようだ。彼は陰気な男だった、鼻の先にきらきら光っている絶え間ない涙を溜めた、彼はその上悩んで来た、か悩んでいた、か悩みたかった‐‐何か旨く行かなければ幸せにはなれなかった。彼は僕の若さ、僕の普通の‐感覚や、僕の船乗り気質を信用しなかったばかりか、百もの細かい方法でそれを示すことを成功させた。僕はあえて彼は正しかったと言う。そりゃあその頃僕は極めて狭量だと心得ていたし、今ではそこまでひどくはないと心得ているものの;僕は今日(こんにち)のためにあのジャミンに対する嫌悪を大事にしている。
『僕達はヤマウス街道と同じくらい遠くへ一周北上し続けた、そしてその時僕達は強風に巻き込まれた‐‐かの名高い22年前の10月の強風。それは風、稲妻、霙、雪そして猛り狂う海だった。僕達は軽快に飛んでいた、そこで僕が貴方がたに僕達は舷しょうや水浸しの甲板を壊滅させたと話す時それはどんなに酷かったかと想像するだろう。二日目の夜に彼女は彼女のバラストゥ(バラス)風下船首の中に移した、それでその時までにドガ・バンクの何処かに吹き飛ばされていた。そこにはその所為で何もなかったがシャヴル(ショヴェル)を持ってより下に向かい彼女を立て直そうとする、そしてそこでその広大な船倉の中に入った、大洞窟のように陰気で、蝋燭の滴りがこびり付き梁の上で明滅している、頭上でヒューヒュー唸っている強風、彼女の側面を狂ったようにあちこちへと揺さぶっているその船;そこで僕達は皆、ジャミン、船長、誰もが僕達の足を踏ん張れず、その墓掘り人の仕事に就き、シャヴルいっぱいの濡れた砂を風上まで放り投げようとしていた。その船の転倒の都度貴方がたには薄明りの中にぼんやりと大きく振り回すシャヴルと共に落下している男達が見えた。船のボイの一人(僕達は二人所有した)、はその場面の気味の悪さによって印象に残り、まるで彼の心が引き千切られようとしているかのようにしくしく泣いた。僕達は物陰の何処かで彼が泣きじゃくっているのを聞き取ることができた。
『三日目に強風はなりを潜め、やがて北の国の引舟が僕達を同行した。僕達はランダンからタインに着くまでに通算16日を要した!ドックに入った時僕達は積み荷のために僕達の方向転換を逸した、そこで彼らは僕達が一か月間留まった列まで僕達を放して引き摺った。ミスィズビアドゥは(その船長の名前はビアドゥだった)がその老人に会うためにコルチェスタからやって来た。彼女は乗船して住み込んだ。使い走りの乗組員は残しそこには船長、一人のボイ、それに食事係、エイブラハムの名前と一致したムラトウだけが居残った。ミスィズビアドゥは老婦人、冬の林檎のようにすっかり皴が寄り赤い一つの特性を持ち、若い娘という様子だった。彼女は一度僕を見かけ、バトゥン(ボタン)を縫い付けながら、僕のシャツを繕うように申し出た。この人は僕が快速帆船乗船中知り合った船長の妻と何か違った。僕がシャツを彼女に持って行った時、彼女は言った:「それでサックス(ソックス)は?みんな繕ってほしいのよね、それにジョンの物‐‐船長ビアドゥの物‐‐は今はもう全部整理してしまってるの。私は何かしていると嬉しくて。」老婦人に祝福を。彼女は僕の衣装を修理し、その間に僕は初めて「Sartor Resartus]やバネイビーの「Ride to Khiva」を読んだ。僕はその時初めの内の多くが分からなかった;何れにせよ僕はその当時哲学者より兵士を好んだのを僕は覚えている;どちらの生き方がひたすら証を立てたかという選択に過ぎない。一人は男だった、そしてもう一人はどちらかだった多かれ―少なかれ。しかしかれらは両者共死んでいる、またミスィズ・ビアドは死に、そして若さ、強さ、、天分、思考、功績、素朴な心‐‐何もかも死ぬ....何の支障もなく。
『彼らはついに僕達を詰め込んだ。僕達は乗組員を船に積んだ。8人の立派な船員と二人のボイ。僕達は或る夕方ドック‐ゲイトゥでブーイ(ブイ)の方角にぐっと引っ張って、出て行く準備をした、翌日航海開始のまずまずの見込みを持って。ミスィズ・ビアドゥは晩い汽車で家へと出発する予定だった。船が固定した時僕達はお茶にした。僕達は食事中押し黙って座っていた‐‐マホン、年老いた二人、それに僕。僕は最初に終え、一服のためにそっと離れた、甲板室にある僕の船室へちょうど船尾と反対方向に。それは高い水面だった、霧雨交じりの突風が吹く一方で;二重のドック‐ゲイトゥが開かれ、蒸気石炭船が入ろうとしそれらの燃え盛る光、スクリューの大きなピチャピチャいう音、巻き上げ機のガラガラ鳴る音、桟橋の先に歓呼して迎える大勢と共に暗闇に出て行こうとしていた。僕は夜中高く滑るように動いているヘドゥ・ライトゥのまた低く滑るように動いている緑色の灯かりの行列を見守った、突然赤い輝きが僕をぱっと照らし、消えた、視界に再び入り、そして留まった。汽船の前部‐先端が間近にぼんやり現れた。僕は船室の下に向かって叫んだ、「上がって来てくれ、速く!」するとその時暗闇の中遠くでぎょっとさせられる声が聞こえた、「彼女を停めて下さい、サー。」鐘の音がチリンチリン鳴った。もう一つの声が警告して叫んだ、「我々はあのバク(三本マストの帆船)へと直進しつつあります、サー。」これに対する答えはしわがれた「全くその通り、」そして次の事態は僕達の前部のー索具近くでその汽船は彼女の船首の絶壁共々脇へ反れながらの一撃を加えた文字通り激しい衝突だった。そこには混乱の一瞬があった、叫び、走り回りながら。蒸気が唸った。その時誰かが言っているのが聞き取れた、「全て片付きました、サー。」....「貴方がたは全て万全ですか?」しわがれた声が尋ねた。僕は被害を見ようとして前方に飛んで、大声で叫び返した、「僕はそう思います。」「後退微速」しわがれた声。鐘がチリンチリン鳴った。「何という汽船ですかそれは?」甲高い声を出したマホン。その時まで彼女は僕達にはわずかに進路を反れてうまく動いている大柄な影以上の何物でもなかった。彼らは僕達に向かって何か名前ー女の名前を叫んだ、ミランダとかメリッサ‐‐とかそんなこと。「これはこの獣の穴にもう一か月を意味する、」マホンは僕に言った僕達がその割られた舷しょうと壊れた留め金についてラムプを持ってじっと見るに連れて。「ところで船長はどこにいる?」
僕達はあの時彼のことを聞きもしなかったし見もしなかった。僕達は確かめるために船尾に向かった。悲しみに沈んだ声が埠頭の真ん中のどこかで呼び止めながら上がった、「ジュディアアホイ(おーい)!」どうやって悪魔め奴はそこに連れて行ったんだ?...「おーい!僕達は叫んだ。「僕は僕達のボウトゥでオー(オール)がなくて漂流している、」彼は泣いた。遅れた渡し舟が彼の助力を申し出た、するとマホンは僕達の船長を牽引するためにクラウン貨幣半分をかける彼との交渉を思い立った;しかしその梯子を最初に上って来たのはそれはミスィズ・ビアドゥだった。彼らは1時間近くその霧雨の冷たい雨の中埠頭近辺を漂流していた。僕は僕の生存中あんなに驚いたことはなかった。
『それは僕の叫び「上って来てくれ、」を彼が聞いた時彼が何があったか早合点したかのように思われ、彼の妻を抱きかかえ、甲板の上を駆け、横切り、そして僕達のボウトゥに下りた、その方が梯子より早かった。60‐歳にしては悪くなかった。彼の両腕にあの老婦人を救っている老いた男をただ想像してくれ‐‐彼の生涯の女を。彼は横木に彼女を降ろし、喜んで船上に登って戻ろうとしていた、その時舫綱(もやいづな)がどういうわけか解けてしまった、そして彼らは一緒に離れて行った。もちろん混乱の最中僕達は彼が叫んでいるのが耳に入らなかった。彼はきまり悪そうに見えた。彼女は元気いっぱい話した、「今列車に私が乗り遅れることはそれは問題じゃないと私は思う?」「いや、ジェニー‐‐お前は下に行って暖まってなさい、」彼は怒った声で言った。それから僕達に向かって「船乗りは妻を伴う仕事なんかじゃない‐‐僕は言って置く。そこで僕は、船外にいた。そう、今回は大した損害には至らなかった。蒸気船のあの馬鹿者が何を粉砕したか行って見よう。
『さほど多くはなかったが、それは僕達を3週遅らせた。その間(かん)の終わりに彼の差配人に拘束されている船長、僕がミスィズ・ビアドゥの鞄を鉄道の‐駅まで運び彼女を三等‐客車の中に万事心地良く置いて来た。彼女は話そうとして窓を下げた、「貴方はいい若者ね。もしジョンを‐‐船長ビアドゥを‐‐夜彼のマフラなしで‐‐見かければ、私から彼への彼の喉を十分に包み込んで置かなきゃをちょっと思い出させて。」確かにミスィズ・ビアドゥ、」僕は言った。「貴方はいい若者ね;どんなに貴方がジョン‐‐船長ビアドゥに心配りをして下さっているか気付きました‐‐」列車が突然発車した;僕は老婦人に対して帽子を取った:僕は再び彼女に会うことはなかった...ボトゥルを回してくれ。
『僕達は翌日海に出た。僕達がバンコクへのそのスタートゥを切った時僕達がランダンを出て既に3ヶ月が経っていた。僕達は、2週間かそこいらだと予想していた‐‐せいぜい。
『僕達は翌日海に出た。僕達がバンコクへのその出発をした時僕達がランダンを出て既に3ヶ月が経っていた。僕達は2週間かそこいらだと予想していた‐‐せいぜい。
『それは1月だった、そして天気はうるわしかった‐‐夏‐時よりずっと魅力的だったうるわしい晴れた冬の天気、理由それは思いがけないから、ひんやりとして、貴方がたは知っているそれは長く続くまい、そんなはずはないと。それは木から落ちた果実、天の賜物、思いがけない幸運の断片。
『それは北海を下り切り、(イギリス)海峡を下り切っても持ちこたえた;そしてそれは僕達がリザドゥ岬の西方まで300マイルズかそこいらになるまで持ちこたえた;それから風が南西に回転して進み甲高い声で歌い始めた。2日の内にそれは強風になった。ジュデイアは、為す術もなく、古いカンドゥル・ボクスのように大西洋上荒波に揉まれる。それは来る日も来る日も吹き荒れた:それは悪意を持って、幕間もなく、情け容赦なく、休止もなく吹き荒れた。この世には僕達に押し寄せる泡立つ大波の巨大さ以外何一つなかった、手で触れられるほど低く煤だらけの天井のように汚れた唯一の空の下には。僕達を取り囲む嵐の空間そこには大気同様の飛び散る大度の波飛沫があった。来る日も来る日も来る夜も来る夜もそこには風の唸り声、海の高ぶり、彼女の甲板を超えてどっと押し寄せる海水の騒めきの他船の周りには何一つなかった。そこに彼女のための休止はなく僕達のための休止も全くなかった。彼女は急にぐいっと上がり彼女は落ちた、彼女は彼女の船首の上に起立した、彼女は彼女の船尾の上に座った、彼女は転がった、彼女は唸った、そして僕達は甲板の上の間持ちこたえ下の時には僕達の寝台にしがみ付いていなければならなかった、絶え間ない肉体と心の乱れの中。
『或る夜マホンは僕の寝台の小窓を通して話しかけた。それは僕のまさにそのベドゥの中に直接開いた、そして僕はそこで眠れずに横たわっていた、僕の長靴を履いたまま、僕は何年も眠って来なかったように思えたl僕が努力してもできなかった。『「お前は水深測量‐竿を持って行ったか、マロウ?僕は吸い取ろうとしてもパムプ(ポンプ)が手に入れられない。神の側で!あれじゃア子供の遊びにもならない。」
『僕は水深測量‐竿を彼に渡しまた横になって休んだ、いろんなことを考えようとした‐‐が僕はパムプのことしか思い浮かばなかった。僕が甲板に行くと彼らはまだ頑張っていた、僕の見張りはパムプ排水を和らげた。水深測量‐竿を試そうとして甲板上に持って行ったカンテラの灯かりで彼らの疲れ切った深刻な顔をちらりと僕は見た。僕達は4時間いっぱいパムプで排水した。僕達は夜中(じゅう)、昼中、週丸々、‐‐見張ってはまた見張る。彼女は彼女自らをゆったりと動かしていた、ひどく漏れた‐‐すぐに僕達を溺死させるのに十分ではなかったが、パムプの仕事で僕達を殺すには十分だった。そうして僕達がパムプで排水をしている間船は僕達の所為でばらけようとしていた:舷しょう(波除けの壁)がなくなった、甲板の支柱は剥ぎ取られた、通風孔が潰れた。船室の‐ドアは中に向かって弾けた。そこにその船の中に乾いた個所はなかった。彼女は少しずつ内臓を取られるに任せた。長艇は変容した、魔法のように、彼女が彼女の制御の内に耐えたマッチの軸木の中で。僕は僕自ら彼女を罵り、かなり僕の手仕事に誇りを持っていた、それは海の悪意に随分長く抵抗して来た。そして僕達はパムプで排水した。それにそこにはまるで天候の急変がなかった。海は泡のシートゥのように、沸騰しているミルクの大釜のように白かった;そこでは雲に割れ目がなく、いや‐‐人の手のサイズじゃない‐‐いや、10秒ほどの間もなかった。そこには僕達のために星はなく、太陽はなく、宇宙の何物もなかった、怒る雲と激怒した海以外。僕達は見張りそして見張りパムプで水を汲み出した、貴重な命のために;そしてそれは何ヶ月間も、何年間も、永遠にずっと、続くように、まるで僕達が死に水兵用地獄に落ちてしまったかのように思われた。僕達は週の何曜日かその月の名称を、それは何年だったのか、それに僕達は嘗て陸にいたのかどうか忘れた。帆が吹き飛んだ、彼女は荒天帆布の下舷側に横たわった、彼女の上に海洋が押し寄せても、僕達はどうしようもなかった。僕達はそれらの柄を回し、間抜けの眼差しを持った。僕達が甲板の上を腹這いで進み出すと間もなく僕は何時もその男達、パムプ、メインマストの周りを一本のロウプで括り付けたものだ、そうして僕達は転げ回った、絶え間なく転げ回った、僕達の腰まで、僕達の首まで、僕達の頭の上まで水に浸かりながら。それはすっかり一個の物だった。僕達はそれが乾いていることがどんな感覚だったか忘れてしまった。
『そしてそこにはその思いが僕の中のどこかにあった:ジャウヴ(ジュピタ木星)にかけて!これは冒険の災いだ‐‐貴方がたが読んだことのある何か;そしてそれは二等航海士として僕の初めての航海だ‐‐それに僕はほんの20‐‐そしてここで僕は誰にせよこの水夫達と同様それを徹底的に続け、注意を払って僕の同僚を守っている。僕は満足だった。僕は森羅万象故の体験を断念する気はなかった。僕は有頂天の局面を手にした。その古い衣服を剥がされた船舶はたとえ何時宙高く彼女のカウンタ(船尾の突出部)諸共激しく横揺れしても、彼女は上に放り投げるように僕には思われた、抗議のように、公然たる反抗のように、無慈悲な雲への叫びのように、彼女の船尾に書かれたその標語:「ジュディア、ランダン。最善を尽くせ、さもなければ死ぬ、」
『オウ、若さよ!その強さよ、その誠実さ、その想像力よ!僕にとって彼女は古い船荷用の大量の石炭を世界のあちこちに運んでいるガタガタの乗り物ではなかった‐‐僕にとっては彼女は努力、試練人生の試運転だった。僕は彼女のことを快く、愛情を伴って、悔いと共に思う‐‐貴方がたが愛した誰かの死を思ってしまうように。僕は決して彼女を忘れない‐‐‐‐ボトゥルを回してくれ。
『マストゥに結び付けていた或る夜、僕が説明したように、僕達はパムプで排水し続けていた、風で耳をつんざかれ、自らの死を望むには僕達に十分な覚悟はなく荒れ狂った海は船内を凄まじい音を立てて砕き僕達を覆ってきれいさっぱり押し流した。僕は僕の息を取り戻すや否や僕は叫んだ、義務感に縛られてでもいるかのように。「持ちこたえるんだボイズ!」突然僕は甲板に何か浮いている硬い物が僕の足にぶつかったような気がした。僕はそれを掴んだのに見失った。それは実に暗く僕達は1フトゥ内でも互いの顔を見ることができなかった‐‐貴方がたには分って貰える。
『その強打の後船はしばらく静けさを保った、そしてその物体それがたとえ何であったにしても、僕の足を再び襲った。今度は僕はそれを掴んだ‐‐するとそれはソースパンだった。初めは疲れで才知を失いパムプ以外何一つ思い付かず、僕は僕の手の中に何があるのか分からなかった。突然その時僕の上に夜が明け、僕は叫んだ。「ボイズ、甲板の上の建物がなくなっている。このままにして、料理人を捜そう。」
『そこには前方に甲板‐室があった、それは調理室、料理人の寝台、乗船員の4分の1を含んだ。僕達がそれが吹き飛ばされるのを何日もの間待った時、働き手は船の中で唯一安全な場所‐‐船室で眠るよう指示されて来た。賄長、エイブラハム、しかしながら、は彼の寝台にしがみ付くことに固執した、愚かにも、ラバのように‐‐全くの恐怖からと僕は思い込んでいた、地震の最中馬小屋で倒れたまま残っている動物のように。紐を外してからはずっとゴムボートの上であるかのように僕達は晒された。それでも僕達は向かった。その建物は貝が内側で破裂したかのように粉々に壊れていた。その大半は船外へ‐‐コンロ、男達の4分の1、と彼らの財産が消えてしまった、何もかもが消えた;二つの支柱、隔壁の一部を掴みながらエイブラハムの寝台が取り付けられていた所へ、は奇‐跡によってでもあるかのように留まっていた。僕達は廃墟の中を手探りで探しこれに近付いた、するとそこに彼がいた、彼の寝台の中に座って、泡と残骸に囲まれ、彼自身に元気よくまくし立てている。彼は彼の心を失くしていた;完全にそして何時までも気が狂ったままだ、この突然のショックで彼の忍耐の限界に近付きつつあった。僕達は彼を引っ掴み彼を船尾の方へ引きずって運んだ、そして彼を船室仲間に投げ落とした。貴方がたはそこにはどこまでも警戒して彼を下へ運んだり彼がどうなって行くのか確認するために待つような余裕は全くなかったと分かってくれる。下のその者達が階段の最下部で彼を首尾よく拾い上げるに決まっている。僕達は急いでパムプに戻ろうとした。その仕事は待ったなしだった。ひどい漏れというものは非人間的な事態を招く。
『誰もがあの残忍な強風の唯一の目的はムラトのけちな悪魔の狂人を作ることにあったと思うだろう。それは朝の手前で和らぎ翌日空が晴れ、海は凪ぐにつれ漏れはすっかり収まった。それは帆の新しい一式の方向を定めることになった時乗組員が元に戻すよう要求した‐‐そうとは言え実際そこには為すべきことは他に何もなかった。ボウトゥは消えた、甲板はきれいに一掃した、船室は腸を抉った、一針も持たない水夫達彼らは中に留まる以外に。備えは台無しになった。船は傷んだ。僕達は彼女の頭を陸に向かせた、それで‐‐貴方がたはそれを信じられますか?風は僕達の歯の中に真っ直ぐに東からやって来た。それは爽やかに吹いた。それは絶え間なく吹いた。僕達は進路のインチ毎に風や潮に逆らって進まなければならなかったが、彼女はあまりひどく漏れなくなった、水は比較的順調を保ちながら。4時間毎に2時間の排水など全く冗談じゃない‐‐何れにせよそれは彼女をファルマスまで浮かし続けた。
『そこでは善良な人々が海の犠牲者の上に暮らし、僕達に会うのを手放しで喜んだ。船大工の飢えた群れは船のその骨組みの光景に彼らののみを研いだ。そしてジュピタによって!彼らは彼らが終える前にかなり僕達から一人ずつ毟り取った。所有者は既に窮地に陥っていたと僕は想像する。そこには遅れがあった。それから積み荷の一部を取り出して彼女の上部舷側を塞ぐことそれが決められた。これは行われた、修理は終わり、積み荷は船に戻した;新しい乗組員が乗って来た、そして僕達は出航した‐‐バンコクへと。週の終わりに僕達はまた後戻りした。乗組員は彼らはバンコクへ行くつもりはないと言った‐‐150日の航海‐‐24時間の内8時間のパムプ排水を求めるフカ(イギリスの一本マスト漁船)か何かで;船舶新聞は小さな寸評をまた挿し込んだ:「ジュディアバァクバンコクへタイン;石炭を;漏れと職務を拒否する乗組員を連れてファルマスまで引き返して置く。」
『そこには更なる遅れがあった‐‐更なる下手な修繕が。所有者は丸一日意気消沈するようになった、彼女は小さいバイオリン同様正常だと言った。哀れな老船長ベアドゥは聖ジョディ船長の亡霊のように見えた‐‐その心労と屈辱が元で。彼は60だったそしてそれは彼の初めての指揮だったと思い出してくれ。マホンはそれがばかげた商売で惨憺たる状態で終わるに決まっていると言った。僕は今まで以上にその船を愛した、だからバンコクに着くようひどく願った。バンコクへ。魔力を持つ名称、祝福された名称。メソポテイミアはnそのつぎはぎではなかった。思い出してくれ僕は20だった。そしてそれが僕の初めての二等航海士の行く先だった、そして東洋は僕を待ちかねていた。
『僕達は出航し新米の乗組員‐‐3名と共に外部の停泊地に錨を降ろした。彼女は今までより一段とひどく漏れた。それはまるでああした分からずやの船大工が実際に彼女に穴を開けたかのようだった。今回は僕達は外へ出ようともしなかった。乗組員は単に巻き上げ機に配置するのを拒んだだけだった。
『彼らは港の中へと僕達を元へ牽引した。そして僕達は長く居座っている人、特集記事、その他の慣例に成り‐果てた。人々は僕達を「あれはバンコクに向かおうとしているバァク船だった‐‐ここに6ヶ月いた‐‐3度戻って留めた。」と訪問客らに大声を出して指差した。休日には小さいボイらがボウトゥで引きずり回しながら挨拶しようとした。「ジュディア、アホイ(オーイ)!」そしてもし頭が横木の上に見えたら叫んだ、「どこにお前は縛られているんだ?‐‐バンコク?」そしてやじった。僕達は3人だけ乗せていた。哀れな老いた船長は船室でぼんやり過ごした。マホンは料理を始め、思いがけなく立派な少しばかりの皿を用意している間にフランス料理人の才能振りを惜しみなく発揮した。僕は索具の後ろから物憂げに見た。僕達はファルマスの市民になった。どの店主も僕達を知っていた。理髪店でもタバコ屋でも彼らは親身になって尋ねた、「貴方がたは一体何時になったらバンコクへ着くと思っているの?」一方所有者、保険業者ら、貸借契約者らはランダンで彼ら自身の間で言い争った、そして僕達の給料は続いた....ボトゥルを回してくれ。
『そりゃあぞっとした。道徳的に命懸けのパムプ排水よりずっとひどかった。それはまるで世間に疎かにされているような気がした、誰にも属さず、どこに行き着こうともせず;魔法を掛けられたかのように、僕達は何時までも何時までも長居の‐海岸の浮浪者らや不正直な貸ボウトゥの漕ぎ手らといった同世代の人々に対する嘲笑や物笑いの種、その港の中で暮らすしかないに決まってる。僕は3ヶ月分の給料と5日の休暇を手に入れた、そしてランダンに急いで向かった。それはそこに辿り着くのに1日を戻って来るのに12分にもうちょっと僕に要求した‐‐ところが三月(みつき)分の給与は全く同様に消えた。僕にはそれを持って僕が何をしたのか分からない。僕はミュージク‐ホールに行った、僕は良しとする、昼食をとった、ご馳走を食べた、洒落た所リージェントゥ・ストゥリートゥで夕食を食べた、そして頃合いに戻った、バイアロン(バイロン)の作品の完全なセトゥと3ヶ月の仕事の代価に見せるための一枚の新しい鉄道の敷物以外何も持たずに。僕を船へと引き剥がした貸ボウトゥ屋の主人は言った:「ハロウ!僕は貴方が古い物を置き去りにしたと思ったよ。彼女はずっとバンコクに着かないだろうに。」「それについて貴方に分かるのはそれで全部だね、」僕は軽蔑して言ったーそれにしても僕はその預言が全く気に入らなかった。
『突然一人の男、誰かの或る種代理人、が力を漲らせて現れた。彼は彼の顔中グログ酒満開、不屈の精力を持ち、おまけに楽天的な心根でいた。僕達は再び現生へと飛び込んだ。一艘の老朽船が横に並んだ、僕達の積み荷を奪い、それから僕達は僕達の銅貨を得ようとする乾舟渠(きょ)に入った。彼女が漏らしても不思議がりもしなかった。みすぼらしい物、は強風によって忍耐を超えて痛んだ、しまったんだ、むかむかでもしたかのように、彼女の下の方のまいはだ(張り板の隙間を埋める)を悉(ことごと)く吐き出して。彼女は滑り止めの釘を打ち直され、銅で覆われ、一本の瓶同様ほっそりした。僕達は乾船渠に引き返し僕達の荷を再び積み込んだ。
『その後素晴らしい月光の夜、鼠(ねずみ)は1匹残らず出て行った。
『僕達は奴らに蔓延られていた。奴らは僕達の帆という帆を壊滅的にした、愛想良く僕達のベドゥや僕達の危険を共有し、そして今、船が耐航能力を整えられた時、一掃する決断を下した。僕はその壮観を楽しもうとしてマホンを呼んだ。鼠の後に鼠が僕達の手すりの上に現れ、彼の肩の上に最後の姿を見せ、空の廃船の中へと鈍く響くドスンという音と共に飛び込んだ。僕達は奴らを数えようとしたが、間もなく続くものが居なくなってしまった。マホンは言った;「ええっと、ええっと、僕に鼠のことを話さないでくれ。僕達が浸水して沈没することによる間一髪のチューチュー鳴く声がした時、奴らは先に居なくなるしかなかったんだよ。貴方がどれだけ馬鹿か証拠を掴もうとしてもそこには彼らについての迷信がある。奴らは古く腐った船へといい船を去る、そこは、それに、食べ物が全くない所、馬鹿な奴ら!..僕は奴らが何が安全か何が奴らにとっていいのか貴方とか僕よりちょっとでも分かっているっていうのは嘘だと思う。」
『船の話は知れ渡っていた、これまでに、陸の先端から岬まで(イギリス)海峡を上るあらゆる所に、だから南海岸では僕達は一人の乗組員も連れて来られなかった。彼らは僕達にリヴァプールから全員揃えて人を送り、やっと僕達は今一度出発した‐‐バンコクに向けて。
『僕達は適度な微風と、熱帯地方へと一途に進む滑らかな流れを受け、老ジュディアは陽の‐光の中を先へと重々しく進んだ。彼女が8ノトゥ進むと何もかもが索具に罅を入れた、そこで僕達は僕達の頭に僕達の帽子を結び付けた;しかしほとんどの場合彼女は1時間に付き3マイルズの割合でぶらぶら進み続けた。貴方がたは何を期待してもいいと思うか?彼女は疲れた‐‐その古ぼけた船。彼女の若さは私というものがいる所‐‐貴方がたというものがいる所にあった‐‐貴方がたこの土産噺に耳を傾ける仲間達;それにどんな友達が貴方がたの時代や貴方がたの面持ちの消耗振りを放り出そうとするだろうか?僕達は彼女に不平を言わなかった。船尾にいると僕達には、少なくとも、それはまるで僕達が彼女の中で生れ落ち、彼女の中で育ち、何年も彼女の中で、他のどの船も全く知らずに、生きて来たかのように思えた。僕はまさにすぐに大聖堂ではないことを根拠に故郷の村の古い教会を罵倒しようとした。
『そして僕にとっても僕を耐えさせるためにそこには若さだってあった。僕の面前に東洋全体が、それに僕の人生が、それに僕が船の中で試されかなり存分に実現して来たという思いがそこにはあった。年老いた特定の誰かという水夫達について思いを馳せた、何世紀も前、船でその道を突き進んだそれは決して望ましいとは言い難い帆を上げて航行し、シュロ、そして香辛料、そして黄色い砂漠、そしてネロロウマン(古代ロウマ帝国)よりずっと残酷な、ソロモンユダヤ教徒より更に華麗な国王によって支配された褐色の民族の地へと。その古いバァク(3本マストの帆船)は重々しく進み続けた、彼女の年齢や彼女の積み荷の負担と共に骨を折って、僕が無知と希望の内に若さというその命の在り様を生きた間。彼女は日々というきりのない進行を貫いて重々しく進み続けた。すると鮮やかな金箔が沈む陽に突然蘇り、彼女の船尾にペンキで塗られた、その言葉を暗くなって行く海の向こうに大声で叫んでいるように思えた、「ジュディア、ランダン。最善を尽くせ、さもなければ死ぬ。」
『その後僕達はインディアン海洋に入りジャーヴァ(ジャワ)岬に向け北方へと舵(かじ)を取った。進行は楽だった。何週かが横を滑り抜けた。彼女はのろのろ進み続けた、最善を尽くせさもなければ死ぬ、故国の人々は期限が過ぎたとして僕達のことを広く知らせることを考え始めた。
『或る土曜日の夕方、僕が任務を離れると、水夫達は余分なバッキトゥ(バケツ)一杯かそこいらの水をくれと僕に頼んだ‐‐着衣を洗うために。僕はこんな遅くに淡‐水パムプを捻って開けたくなかったので、僕は口笛を吹きながら前方に進み、船首倉石炭入れの鍵を開けるために僕の手に鍵を持ち、僕達がそこに保管したスペアタンクから水を出すつもりで。
『低い所に下ったその匂いはそれはぞっとするようなものでその分不意を衝かれた。誰でも何百ものパラ‐フィン‐ラムプスが何日もの間燃え広がり燻って来たと考えただろう。僕は外に出てほっとした。僕と一緒の水夫は咳をして言った、「おかしな匂い、サァ。」僕はぞんざいに答えた、「あれは健康にいいよ、皆そう言う、」そして船尾の方へ向かった。
『僕がした最初のことは船の中央部通風孔の四角い物を下げて僕の頭に置くことだった。僕がその蓋を持ち上げるに連れ目に見えない気配、何か薄い靄のようなもの、気を失いそうな一陣の靄、が開口部から立ち上がった。上昇気流は熱く、煤け、灯油のような匂いがした。僕は一嗅ぎして、蓋をそっと置いた。それは僕‐自身を窒息させるほどの力はなかった。積み荷は火達磨だった。
『翌日彼女は本気で煙を出し始めた。それは予期されることだったと貴方がたは見る、つまり石炭は安全に組するものの一つではあるが、その罪には随分処理され、処理に伴って随分割れてしまっていたのでそれは何か‐他の物より炉の石炭に近いように見えた。その時それは前よりずっと濡れていた。それはずうっと雨に濡れ僕達は廃船から元に戻すところで、今この長い通路と共にそれは熱を帯びてしまった、そしてそこには自然発生的な燃焼という思いがけない事態があった。
『船長は操縦室に僕達を呼び寄せた。彼はテイブルの上に海図を広げ、気の毒に見えた。彼は言った。「西オウストゥレイリアの岸は近い、が僕は僕の運命に向かって進むつもりでいる。時はハリケイン月でもある;何れにせよ僕達は彼女の頭をバンコクへと是が非でも保つのだ、よって火と格闘する。これ以上どこにも引き返さない、たとえ僕達皆が黒焦げになろうとも。僕達は空気の欠如によって忌々しい燃焼の前にまずこれを鎮圧しよう。」
『僕達はやってみた。僕達が全てにあて木を付けて密閉してもなお彼女は燻った。その燻りは感知できない程度の割れ目を通って外に漏れ続けた;それは隔壁や覆いを貫いてそれ自体を押し分けて進んだ;それはここにもあそこにもほっそりとした繊維の、目に見えない薄膜の、理解できない様式のどこにでも滲み出た。それは操縦室の中に、水夫部屋の中にその道を作った;それは甲板の上の避難場所を汚染した、それは主な置き場同様強烈に吸い込まされた。もし煙が出て行けば空気が入って来るということでそれはきれいなはずだった。これにはがっかりした。この燃焼は鎮圧されることを拒んだ。
『僕達は水を試してみることにした、それで昇降口も外した。莫大な量の煙、白っぽく、黄色みがかった、厚く、油が着いた、霧のかかった、窒息するような、トロッコ同様高く昇った。人手全員船尾の中を掃除した。有毒な雲上のものはどこかへ吹き飛んだ、そして僕達は煙の中作業に戻った、それは今、通常の工場の煙突のそれより何も厚くはなかった。
『僕達は押上げパムプを操作し、ホウズ(ホース)でやって行こうとした、程なくそれは破裂した。まあ、それは船同様古いんだもの、ー有史以前のホウズ、従って修理不能。それから弱いヘドゥ‐パムプで水を汲みだし、バッキトゥ(バケツ)で水を引き上げた、こんな風に主昇降口の中に大量のインディアン(インド)海洋を間に合うように何とか注ぎ込むことにした。明るい流れが陽の‐光の中で煌めき、白い這う煙の層に落ちた、石炭の黒い表面の上で消え-た流れは煙と混ざり合いながら昇って行った。僕達は底のない樽の中に同様に塩水を注いだ。あの船にパムプで注ぎ込むこと、、彼女の外にパムプで押し出すこと、彼女の中にパムプで注ぎ込むことそれが僕達の運命だった、そうして自らを救うために彼女の外に水を排出し続けた後、僕達は半狂乱で焼け落ちることから自らを救うために彼女に水を注ぎ込んだ。
『そうして彼女はのろのろ進み続けた、やるか死ぬか、爽やかな天候の中。空は清廉潔白の奇跡、海は紺碧の奇跡だった。海には光沢があった、青かった、透き通っていた、貴重な石のように輝き、四方八方へ、水平線へと限りなくふっくらと丸みを帯びていた‐‐例えば丸々陸地の地球儀、一粒の宝石、一つの巨大なサファイア、惑星の中で形作られたたった一つの宝石だったかのよう。そうして極めて静かな水面の輝きの上をジュディアは僅かに滑るように進んだ、けだるく不潔な蒸気に包まれ、風下に流されたのんびりとした雲の中を軽くゆっくりと:空と海の輝きを冒涜しながら悪臭を放つ雲。
『その間中もちろん僕達は全く火を見なかった。あの積荷は底のどこかで燻っていた。一度マホン、僕達が並んで仕事をしていた時、は僕に言った、奇妙な笑みを浮かべて:「今もし彼女が急にかなりの漏れを生じてくれれば‐‐僕達が最初にイギリス海峡を後にしたあの時のように‐‐それはこの火に歯止めを掛けるだろう、そうならないだろうか?僕は当てずっぽうに言った。貴方がたはあの鼠を覚えていますか?
『僕達は火に立ち向かい、何の支障もなかったかのように船をも走らせた・賄長は料理をして僕達に振舞った。他の12人の水夫達については、4人が休む間に8人が働いた。船長が入れた誰もが当番に就いた。そこでは対等だった、だからたとえ正確には兄弟愛とは言えなくても、その時は好感のもてなし。何‐回も一人の水夫、彼が昇降口の下に向かってバッキトゥいっぱいの水を叩き付けた時、は大声で叫んだものだ、フラァ(フレイhurray)バンコクへ!」そして残りは笑った。ところがたいてい僕達は無口で真面‐目‐‐で喉が乾いていた。オウ!何て喉が渇くんだ!そう僕達は水が心配でならなかった。厳しい経費。船は燻り、陽は赤々と燃えた....ボトゥルを回してくれ。
『僕達は何でもやってみた。僕達は火に向かって掘って下らせもした。全然だめ、もちろん。誰一人下には1分以上留まれなくなった。マホン、彼がまず向かい、そこで気絶した、彼を外に連れ出しに行ったその水夫は同様に成り果てた。僕達は甲板の上に彼らを引きずり出した。その後僕がいかに容易くそれがしてしまえるがを示そうとして駆け下りた。彼らはその機会を経て賢明さを学びほうきの柄に結び付けられた鎖の‐鉤で僕を釣ることで自ら満足した、と僕は信じる。僕は僕のショベルを上に取って来るよう申し出はしなかった、それは下に置き忘れられていた。
『事態は良くない方向に向かい始めた。僕達は水に長いボウトゥを浮かべた。二艘目のボウトゥは外にぶら下げる用意をした。僕達には他にもあった、14フィートゥのやつ、ダヴィトゥ(ボウトゥを上げ下げする鉄柱)上の、船尾、そこでそれは全く無事だった。
『その時目を凝らすと、あの燻りが突然減っていた。僕達は船底を水浸しにするほどの僕達の努力を加速した。2日以内にそこには全く燻りがなくなった。皆が広がりに集ってにっこり笑った。これが金曜日のことだった。土曜日には作業もなくなりはしたが航路の船を搬送させることは続けられた。2週間で初めて水夫らは彼らの衣服を洗い彼らの顔を洗い、彼らに支給された特別なご馳走を食べた。彼らは馬鹿にされたような自然発生的燃焼について話した、そして燃焼を消した奴らは少年達だと仄めかした。しかし僕達は銘々が大きな財産を相続してしまったものだとどういう分けか皆が感じた。それにしても焦げた物の獣のような匂いが船のあちこちにぶら下がっていた。船長ビアドゥは窪んだ眼とこけた頬を我が物にした。僕は以前彼がどんなに歪んで曲がっていたかまるで気付かなかった。彼とマホンは昇降口や通風孔の周辺を真面目に徘徊した、匂いを嗅ぎながら。それは突然みすぼらしいマホンが年を取った奴だったんだと僕に衝撃を与えた。僕はしかし大海軍戦闘を勝つために役立った気になって満足し己惚れた。オウ!若さよ!
『その夜は晴れた。朝には本国行きの船が遠くを通った、‐‐まず第一に僕達は何か月も見たことがなかった;それにしても僕達はついに陸に近付いて来た、ジャーヴァ岬はおよそ190マイルズ離れていて、ほぼ真北に。
『翌日、その日は8時から12時まで甲板上は僕の見張りだった。朝食時、船長は述べた、何とあの匂いが船室の周辺にぶら下がっているのはそりゃあおかしい。」10時頃、仲間は船尾にいる、僕はちょっと主甲板に下りた。大工の作業台がが主帆柱の後ろの方に置いてあった:僕は僕のパイプを吸いながらそれに凭れた、すると大工、若い奴、が僕に話しかけて来た。彼は意見を言った、「僕達はとてもよくやったと僕は思います、僕達はそうしませんでしたか?」そしてその時、僕はその馬鹿者がベンチを傾けようとしているのに苛立ちながら気付いた。僕はぶっきらぼうに言った、「口をはさむなよ、」すぐに妙な感じに、馬鹿げた錯覚に気付き始めた‐‐僕はどういうわけか空中にいるように思えた。僕は鬱積した呼吸が解放されたように僕の周りの全てが聞こえた。‐‐たとえば千もの大男が同時にふーっと言ったように!‐‐そして突然僕の肋骨が痛くなって鈍い脳震盪を感じた‐‐それは疑いようもなく‐‐僕は空中にいた、そして僕の体は短い放物線を描いていた。それはそのまま短く、僕が思い出せる限り、幾つかの考えを思い付く余裕があった、次の順に:これは大工であるはずがない‐‐それなら何だ?‐‐何か事故‐‐海底火山?‐‐石炭、ガス!‐‐木星によって!僕達は吹き上げられたままだ‐‐皆死ぬ‐‐僕は昇降口後方に落ちている‐‐僕にはその中に火が見える。」
『足場の宙にぶら下がった石炭の粉は爆発の瞬間にくすんだ‐赤色に輝いた。片目の瞬きの内に、最初のベンチの傾きから1秒という無限小の断片の内に、僕は積み荷の上に等身大に手足を投げ出していた。僕は我が身を持ち上げ外へとよじ登った。跳ね返りに似て素早かった。甲板は粉々に砕けた木材の荒地で、ハァリケイン(ハリケーン)の後の森の中の木立のように入り組んで横たわっていた;汚れに塗れた帆の巨大なカァトゥン(カーテン)は僕の前で緩やかに波打った‐‐それは細長い切れ端になって吹き飛ばされた大しょう帆だった。マーストゥ(マスト・帆柱)は真っ直ぐにかぶさって倒れているのだろう;へとへとに疲れさせる梯子の方へ全‐4本で固定された方向を避けるように。僕が見た最初の人物はマホンだった、受け皿のような目、開いた彼の口、それに銀色の後光のように彼の頭の周りの際に真っ直ぐに立っている長く白い髪の毛をした。彼は主甲板の光景が彼の目の前の破片の中で掻き混ぜ、引っ張り上げ、変化していることが最上段の彼をすくみ上らせた時、彼はちょうど下へ向かおうとしているところだった。僕は信じられずに彼を見つめると彼は動揺した好奇心からくる怪しい様子で僕を見つめた。僕は頭髪が全くなく、眉がなく、まつげも全くなかった、あの僕の生え立ての口髭は焼き尽くされたこと、僕の顔は黒焦げ、片頬が広がりっぱなしで、僕の鼻は切れ、それに出血している僕の顎のことを僕は知らなかった。僕は僕の帽子を、僕の室内履き片足を失くし、僕のシャートゥはぼろ切れに裂かれた。これに皆僕は気付かなかった。僕は未だ浮かんでいる船を見て、船尾楼甲板丸ごと‐‐そうして、大半が、誰かが生きているのを知って驚いた。空の平穏や海の落ち着きは本能的に驚いた。僕は恐怖で身悶えする彼らに会うのを期待したと思う。ボトゥルを回してくれ
『そこにどこかから船を呼び止める声がした‐‐宙に空に‐‐僕は話せなかった。間もなく僕は船長を見た‐‐すると彼は気が狂っていた。彼は僕に熱心に尋ねた、「操縦室のテイブルはどこだ?」そしてこんな疑問を聞くことはぞっとするような衝撃だった。僕はまさに吹き上げられた、貴方がたは理解してくれる、その体験に連れ震えた‐‐僕には僕が生きているかどうか全く確かではなかった。マホンは両足で足踏みし彼を怒鳴り始めた、「善良な神!彼女の外に甲板が吹き飛ばされたのを見ていないのか?」僕は僕の声に気付き、口ごもった、例えば何グロウスかの職務の軽視という意識なのか、「どこに操縦室のテイブルがあるか僕には分らない。」それは馬鹿馬鹿しい夢のようだった。
『彼が次に何を望んだか貴方がたは分かりますか?宜(よろ)しい、作業場を片付けたかった。随分おとなしく、そこに誰かが生存しているのかどうか僕は知らない、」マホンが言った、ほとんど涙ながらに。「きっと、」彼は穏やかに言った、「前しょうの最下の帆桁(ほげた)を張るに足りるだけそこに残っているだろう。」
『年を取った奴、それは、は彼自身の寝台にいたようだ、小さな懐中時計を巻きながら、その衝撃が彼を回転させた時。すぐにそれは僕にも起こった‐‐彼が後で言ったように‐‐船は何かにぶつかり、彼は操縦室に全速力で駆け込んだと。そこで彼は確かめた、操縦室の‐テイブルどこかに消えてしまったのを。吹き飛ばされている甲板、それはもちろん食料貯蔵室の中に崩れ落ちてしまった。僕達がその朝、僕達の朝食をどこで食べたのか彼には床の大きな穴が見えるだけだった。これは彼には非常に恐ろしく謎めいているように見え、彼に実に広大な印象を与えたので、彼が甲板に乗った後、彼が何を見たり聞いたりしたか、比較するとほんの些細なことだった。
そして、目標、彼は舵輪が見捨てられていると彼のバァク(三本柱の帆船)は彼女の進路から外れていると直ぐに気づいた‐‐彼のなけなしの思いはその悲惨で、裸の、外れた甲板を取り戻すことだった、船の燻っている骨組みを彼女の船首をもう一度運命の港に向けながら。バンコク!それが彼が追い求めることだった。僕はこの安らぎを貴方がたに伝える、屈(かが)んだ、曲がった‐足の、ほとんど奇跡の取るに足りない男の頭の一徹さに、また僕達の動揺についての彼の落ち着いた素知らぬ振りに於いて彼は類を見なかった。彼は指揮している身振りで僕達を前方へと合図し、彼‐自ら舵輪を取る。
『そう、それは僕達がした最初のこと‐‐あの残骸だらけの作業場を整理するぞ!誰一人殺されなかった、或いは体を不自由にすることさえなかったが、一人一人が多かれ少なかれ傷付いた。貴方がたは彼らを見倣った方がいい!おんぼろ服のままの者が何人かいた、黒い顔の、石炭‐荷揚げ人足のような、掃除人のような、それに念入りに頭を刈ったように思われる弾丸頭だったが。肌に実際に印があった。他の者達は、下の見張り番の、彼らのつぶれかかった寝台から放り出されることで目覚めさせられ、頻(しき)りに震えた、そして僕達が僕達の作業に向かおうとしようものなら呻き声を上げ続けた。それでも奴らは皆働いた。リヴァプールのあの厳しい事例の乗組員は当を得た専門性を自らの中に持っていた。彼らが必ずや所有するそれが僕の体験だ。それを提供するものそれが海だ‐‐その広大さ、暗くぼんやりした心を包囲しているその寂寞。アァ!よし!僕達は躓(つまず)いた、僕達は這いつくばった、僕達は転んだ、僕達は残骸上の僕達の脛(すね)を怒鳴った、僕達は引き摺った。マストゥが立った、しかし僕達はそれらがどのくらい黒焦げになって下に落ちてしまったか分からなかった。それは殆ど落ち着いていたが、長い膨らみが西から流れ彼女を横揺れさせた。それらはどんな時も作動するだろう。僕達は心配しながらそれらを眺めた。それらが倒れるどの方向も誰かが予測し得るものではなかった。
『それから僕達は船尾を後にし、僕達の周辺を見た。甲板には縁に厚板の、端に厚板の、破片の壊れた木造部分のからまりがあった。マストゥ(帆柱)は密生した籔の上のその大きな木々のような無秩序から聳え立っていた。多くの破損の隙間は白っぽい、緩慢な、攪拌している何かで‐‐それは油で汚れた煙に似た何かで溢れていた。目に見えない火の煙が再び上がり、棚引いていた、枯滝で塞がれたどこかの渓谷の有毒な厚い靄のように。既に物憂い一筋は破片の大半に囲まれて上方に巻き上がり始めていた。こちらでもあちらでも一片の木材が、直立して突き出て、郵便ポウストゥのようだった。ファイフ‐レイル(帆船のマストゥの基部にあるレイル)の半分は前しょう帆を貫いて射抜かれ、空が下卑て汚れた画布の中の栄誉に満ちた青の継ぎを作った。一緒に掴まっている数枚の板切れがレイルの向こうに落ち、一つの端が船外に突き出た、無い物に導く通路のように、深い海の上に導く通路のように、死への誘い‐‐まるで一時(いちどき)に厚板を歩き僕達のとんでもない面倒を処理されるよう僕達を誘っているかのように。そして尚もその宙(ちゅう)、その空‐‐亡霊、目に見えない何者かが船を呼び止めようとしていた。
『何者かが至る所を調べる気でいた、するとそこには舵手(だしゅ)がいた、彼は引き返すのを不安に思って勢いで船外に飛んだ。彼は大声を上げ人魚のように力一杯泳いだ、船に付いて行こうとして。僕達は彼にロウプを投げ、間もなく彼は水と一緒に流れ僕達に囲まれて立った、非常に意気消沈していた。船長は舵輪を明け渡し、離れ、そしてレイルに肘を手には顎で物足りなさそうに海を見つめた。僕達は自らに問うた。次は何?僕は考えた、今度は、今度も何か似たようなことだ。今度は素晴らしい。僕は何が起こるのかしらと思う。オウ若いんだもの!
『突然マホンは遥か彼方に汽船を見付けた。船長ベアドゥが言った、「僕達は未だ彼女を何とかしてもいい。」僕達は2本の旗を上げた、それで海の国際語で語りかけた、「出火中ー即時支‐援求む。」その汽船は急速に大きくなり、やがて彼女の前しょうの2本の旗で話しかけて来た、「僕が貴方がたの支援に出かけるつもりでいます。」
『30分で彼女は並んだ、風上の方向に向かい、雨の中、僅かに横揺れしながら、彼女のエンジンが止まるに伴って。僕達は自らの冷静さを失くし、興‐奮して皆一緒に叫んだ「僕達は爆発してしまった。」白ヘルメトゥの男が橋の上で叫んだ、「はい、分かった、分かった!」そして彼は彼の頭を縦に振って、笑い、多くの子供たちにのように彼の手で落ち着かせる動作をした。ボウトゥの一つが水に終ちた、彼女の長いオールで、海の上を僕達の方へと歩いた。四輪幌馬車が泳いでいる一かきを引っ張った。これはメイレイの船乗りの僕の初めての光景だった。僕は以前彼らと付き合いがあった、それにしてもその時、僕の心を打った何かは彼らの無頓着だった:彼らは横にやって来て、立ち上がりボウトゥ・フクの僕らの主な鎖に掴まっている水夫でさえ恥を忍んでちらっとでも見て彼らの頭を持ち上げることはなかった。僕は吹き飛ばされた人々はもっと注目に値すると思った。
『一人の小柄な人、ポテトチップのように乾き、猿のように機敏な、がよじ上った。それは汽船の航海士だった。彼は一回見ると叫んだ、「オウ、ボイズ‐‐、貴方達は断念した方いい。」
『僕達は黙っていた。彼は一時(いっとき)船長と離れたまま話し合った、‐‐彼ともめているようだった。それから彼らは汽船へと一緒に立ち去った。
『僕達の船長が戻って来た時、僕達は汽船はソムマァヴィレで、船長ナシュ、西オ―ストゥレイリアからシンガポー・ヴィア・バタヴィアまで郵便物を持ってと、それに契約は彼女がアンジャァかバターヴァまで僕達を牽引しましょうであると、教わった、もしできれば、どこかで船底に穴を開けて消せたら、それから僕達の航海をこのまま続け‐‐バンコクへ!その老人は興奮しているように思った。「我々はまだまだそうしたい。」彼はマホンに言った。猛烈に。彼は空を仰いで彼の拳を握り締めた。他の誰も一言も口を開かなかった。
『正午に機関士が綱で牽引し始めた。彼女は僅かにまた豪勢に前に進み、ジュディアの置き忘れられた何かが牽引ロウプの70尋(1ひん1,8m)の端に付いて行った、‐‐上に突き出ているマストゥの先端の煙の雲のように一目散で彼女について行った。僕達は帆を巻き上げるために上に向かった。僕達は作業場で咳をした、また頭突きに注意した。お前はそこで僕達の多くが見えるか、どこにも行き着かないよう運命付けられたその船の帆の上で手際のよい巻き上げをしながら?ちょっとした瞬間にもマストゥがひっくり返るだろうと思わなかった者はそこには一人もいなかった。上からは僕達は煙のために船を見ることができなかったのに、彼らは注意して作業をした、 順番にさえ共にガスキトゥを手渡しながら。「港だ巻き上げるんだ‐‐空中高く、さあ!」マホンは下から叫んだ。
『貴方がたはこれが分かりますか?あいつらの一人も普通のやり方で下りることを期待したとは思わない。僕達がそうした時、僕は彼らが互いに言い合っているのを聞いた、「さてと、船外へ揃って下りることになる‐‐棒切れにあれもこれも‐‐もし僕がそうしなかったら僕を責めてくれ。それが僕自身に僕が思っていたことだ。他の乱打され、包帯を巻かれた案山子に疲れ切って答えるだろう。これらは繰り返し教え込まれた服従の習慣を繰り返し教え込まれたことのない男達だった。見物人に対して彼らは補う事柄もなく多くの不敬な怖ろしい悪党になるだろう。何が彼らにそういうことをさせたか‐‐何が彼らを僕に従わせたのか、それがどうしたら上手く行くか意識的に考えながら、僕は彼らに二度前しょう帆の帆腹を落とさせた、やってみてそれが上手く行くように? 」何か?彼らにはプロ‐フェショナルな名声も‐‐何の手本も、何の賞賛もなかった。それは任務という意識ではなかった;彼らは揃って必要なだけ十分に心得ていた、怠け、のらくらし、さぼる方法を‐‐彼らがそれに対して気懸かりになっても‐‐ほとんどの場合彼らは持っていた。彼らに送ったのはそれはひと月に2パウンド(ポンド)10ペンスだったか、そこで彼らは彼らの給与を半分は十分足りているとは思っていなかった。いや;それは彼らの中の何かだった、生まれつきで狡猾で限りなく続く何かだった。僕はフレンチとかジャァマン貿易商人の乗組員はそれをしようとしなかったということを僕は肯定的には言わないが、それは同じ方法でしようとしたかどうか僕は疑問に思う。そこにはそれの中に完‐全があった、何か信念のように一致したものや、何か本能のような巧みなもの、何か秘密めいたことの‐‐何か隠されていることの暴露があった、それは人種の違いを生み出す、それが国家の運命を決定づけるといった善良とか邪悪の贈り物。
『時間はあれはその夜の10時だった、僕達がそれに立ち向かって以来初めてだった。牽引のスピードゥは燻(くすぶ)っている破壊を煽り立ててしまった。前方に青い輝きが現れた、甲板の破損の下で光っている。それは所々でちらちらした、それはツチボタルの光のように掻き混ぜてはゆっくり動くように見えた。「僕達はこの牽引を止めた方がいい、さもなければ彼女は突然船首がー僕達が消せる前に船尾が張り裂ける。僕達は叫び声を上げた;彼らの注意を引くために鐘を鳴らした;彼らは曳航を続けた。ついにマホンと僕は前方に向かってクロールで泳ぎ斧でロウプを切らざるを得なかった。多くを見捨てること、そこには一刻の猶予もなかった。赤い舌が船尾桜へと僕達が後戻りするにつれ僕達の足下で破片の荒野を舐めているのを目にすることができた。
『もちろん彼らはたちまちの内にロウプがどこかへ行ったと汽船は気付いた。彼女はその大音響の警笛を発した、彼女の明るさは大きな輪となって広がって行くように見えた、彼女は近付いてぴったっと横に並んだ、そして止まった。僕達は彼女を見ながら船尾桜上に窮屈な群れをなして皆で揃っていた。誰も彼も小さな包み一つ或いは鞄一つを守って来ていた。突然捻れたてっぺんのある円錐の火炎が前方に急に上がり光の輪を暗い海に投げた、並んだ二つの船と共にその中央で上下しながら。船長ベアドゥは何時間もじっとして無言で格子に座っていたが、今彼はゆっくりと立ち上がり、僕達の前に、後檣(こうしょう)の従帆に進み出た。船長ナシュは大声で叫んだ:「ついて来るんだ!急げ。」僕は板の上の郵袋を抱える。「僕はシンガポーに向かう貴方と貴方のボウトゥに応じる。」
『「ありがとう!いや!」僕達の船長が言った。「我々は船の最後を見届けようぜ。」
『「僕はもはや傍観できない、」他の者が叫んだ。「郵便物だ‐‐分かってるね。」
『「アイ!アイ!」僕達は承知しました。」
『実によろしい!僕はシンガポーで君達のことは報告するよ‐‐‐‐グドゥ・バイ!」
『彼はその手を振った。我々の水夫らは静かに包みを降ろした。汽船が先に動いた、光の輪の外を通って、直ぐに僕達の視界から消えた、激しく燃え盛る火に目を眩ませられた。そしてその時一艘のボウトゥの指揮官として一番に極東を見るんだなあと心を撫で下ろした。僕はそれは素晴らしいと思った、また古びた船への忠誠心も素晴らしい。僕達は彼女の最後を見届けるべきだ。オウ若いということのその華やぎよ!オウその火災よ、燃えている船の炎より眩しい、大きく開けた陸地の魔法のような光を投げかけ、大胆不敵にも空に向かって飛び跳ね、頃合いを見計らって間もなく消されるべき、更に痛ましい、更に無情な、海より苦い‐‐そして燃える船の炎のように通り抜けがたい夜によって包囲して。
『年を取った水夫はその温厚で意志の堅い様子で僕達に警告した。船のギアについてできるだけ多くの保険‐業者を取って置くのは僕たちの任務の一部だった。僕たちは船尾を操作しに行くに従って、その内、彼女はたくさんの明かりを僕たちに提供するために前方で赤々と燃えた。僕たちはたくさんのごみを引き摺って運び出した。僕たちは何を救えなかったのか?突然の煙の急襲は僕を急かせ、僕は何とか間に合って逃げた。そこには貯蔵庫、カンヴァス地の差し錠、綱の輪があった;船尾桜は船舶にバザァのように見え、ボウトゥは舷縁に押し付けられていた。誰もが老水夫は彼の初めての彼に伴う指揮権からできる限り多くを持って行きたいんだと思っただろう。彼はとてもとても静かだったが明らかに平静さを失っていた。貴方がたはそれを信じられますか?彼は長い‐ボウトゥで彼と共に古い海流‐ケイブルやケジ用小錨を持って行こうとした。僕たちは言った「アイ、アイ、サァ、」恭(うやうや)しくも、物を船外にこっそりと出そうとさせる。重い薬小棚はあの道を辿り、2袋のグリィン・カフィ、ペンキのブリキ‐‐まあペンキだなんて!たくさんのものを全部。それから積み荷を作るためのボウトゥの中の二人の働き手と共に、船を出るよう、それが僕達にとって適当な時間を見計らって準備するよう指示された。
『僕らは何もかもきちんと置いて僕達の船長のために長い‐ボウトゥマストゥ(帆柱)を一歩踏み出した、彼は彼女の管理をしていた、そして僕は一瞬座ることを済まないとは思わなかった、僕の顔は皮が剥(む)け、手足は皆壊れたかのように痛かった、僕は僕の肋骨全てを認識したし、背‐骨の歪みに騒ぎ立てた、ボウトゥは、素早く船尾に、濃い影の中に横たえた。そして周り全体炎によって照らし出された海面の円が見えた。すると一直線に鮮明に前方に現れた。それはそこで燃え上がっていた、翼のぶんぶん言う音のような騒音と共に、雷鳴のようにゴロゴロいう音と共に。そこには破裂と爆発があり、炎の円錐から火の子が上方へとひらひらと飛び散った、人は苦しむために生まれるように、漏れる船のために燃える船のために。
『何が僕を悩ませたかは船、そこにあった匂いやそんな風に合わせて舷側に横たわっている‐‐単なる一呼吸‐‐ボウトゥはそれらが万全だった船尾に居続けようとはしなかったが、頑張った、ボウトゥが持つ豚の‐知力並みに、調理台の下になり、それから並んで揺れ動きながら。それらは危険なほどあちこち叩き炎に近付いていた、船がその上に転がる間、そして、もちろん、そこでは何時もマストゥが今にも横れしそうになっていた。僕と‐二人のボウトゥ番人はオー(オール)とボウトゥ₋フク(鉤)で僕たちにできる限りのべストゥを尽くしてそれを引き離し続けた;しかし絶え間なくそうしていると怒らせることになった、だからそこには直ぐに僕たちが放り出すべきではないという理由もなかった。僕たちは板の上ではそのものを見られずまた何が遅れている原因になっているのか僕たちには想像もできなかった。ボウトゥの‐番人らは弱々しく毒づいていた、そして僕は僕の仕事の分担だけでなく、また彼らの身を横たえ事態を成り行きに任せるために誠実な気持ちを見せた二人の水夫の調子を保たなければならなかった。
『ついに僕は呼び止めた「甲板の上、そこで、」すると誰かが見渡した。「僕らはここで覚悟している、」僕は言った。頭が消え‐た、そして実にあっという間に動いた。船長が言う、全て了解、サァ、船から十分ボウトゥを離して置くように。」
『30分過ぎた。突然そこにぞっととするような騒音が、ガタガタ鳴る、鎖のカチッという音がする、水のシューっという音、そして無数の火花が船の上に僅かに凭れて立っていた煙の震えている円柱の中で風に吹き上がっていた、猫の‐頭は燃え尽き、二つの赤く‐熱い錨はそこの方へ消えてしまった。200ファズム(1ファズム1,6m)の赤く‐熱い鎖をその後引き千切ってしまった。船が震えた、無数の炎がまるで今にも崩壊しそうであるかのように揺れた。そして前方の上部の堂々たるマストゥ(帆柱)が焼け落ちた。それは火の矢のように下へと投げた、下へ放った、、そしてボウトゥのオー(オール)の‐長さの範囲内に即座に駆け上がりながら、静かに浮いていた、光る海面の実に真っ黒な。僕は再び甲板を大声で呼んだ。予期せぬほど元気いっぱい、しかし籠った声の調子で、まるで閉じた唇で話そうとしているかのように一人の水夫が僕に伝えた、「直接来てる、サァ、」そして消えた。長い間、僕は火のブンブンいう音と唸り以外何の音も聞こえなかった。そこには口笛を吹く音もまたあった。ボウトゥが跳ねた、強く引っ張り合ったが、互いにふざけて走った、一斉にその脇をぶつけ合った、また、僕たちが何をしようとしても、たばびなって船の脇を揺り動かした。僕はもはやそこに立てず、ロウプに群がり、船の上に這い上がって乗り込んだ。
『それは日中同然明るかった。こんな風に上っている最中、僕の顔を覆う火のシートゥは、空恐ろしい光景で、初めその熱はほとんど耐え難いように思われた。船室から引き摺り出した長椅子のクシュン(クッション)の上で、船長ベァド、は彼の足共々引き上げられ、彼の頭の下の片腕、彼を照らす明かりをつけたまま眠っていた。貴方がたはその休息がどんなに大変か分かりますか?彼らは船尾の右側甲板に座っていた、空き箱の周りに、パンやチーズを食べ、スタウトゥ(英国黒ビール)飲みながら。
『彼らの頭の上の獰猛な舌の中で捩(よじ)れている炎を背景に彼らは火蜥蜴(ひとかげ)のように寛いでいるように思えた、それは死に物狂いの海賊の一団のように見えた。火は彼らの目の中で白色に煌めいた、破れたシャァトゥに透けた白い肌の所々できらりと光った。それぞれが彼の身辺の奮闘のような痕跡を残した‐‐包帯を巻いた頭、結んだ両腕、ぐるっと汚れたぼろ切れを回した膝‐‐そうしてそれぞれの‐水夫はその足の間に瓶を挟みその手に厚切りのチーズを持った。マホンは目覚めた。そのハンサムでみすぼらしい頭をした、その鉤型の横顔、その長く白い顎髭、そしてその手にはコルクを抜いた瓶を持って、彼は愉快な暴力と大惨事の最中の古い仕立てのあの無謀な海賊の一人に似ていた。「最後の船上の食事、」彼は真面目腐って説明した。「我々には一日中食べるほどのものはなくなった。だからこれ全部を残しておいても何の役にも立たなくなった。」彼は瓶を振り回し、眠っている船長を指し示した。「彼は何も呑み込めないと言った、だから僕は彼を横になって休むようにした。」彼は続けた;そして僕がじっと見ると、「お前が気付いているかどうか僕は知らない、若い仲間よ、その男は何日もの間話していて全く睡眠をとらなかった‐‐それでボウトゥの中、そこで、ちくしょう、少しだけ眠るつもりが。」「そこにはやがてボウトゥは全くなくなるよ、もしあなたがずうっとふざけていると。」僕は言った、憤慨して。僕は船長に近付き彼を肩を掴んで揺さぶった。とうとう彼は彼の目を開けた、しかし動かなかった。「彼女を置いていく時間です、サァ、」僕は冷静に言った。
『彼は痛々し気に起き上がり、炎を、船の周りで煌めきながら、遠く隔たるインクのように黒い、黒い海を見た;彼はエラバス(Erebus)のような空の黒に煙の薄いヴェイルを通してぼんやりと輝いている星を見た。
『「最も若い者が最初に、」彼は言った。
『そして普通の船員、彼の手の甲でその口を拭いながら、起きたよ、船尾手すりの上に這い上がり。そして消えた。他の者たちは続いた、誰かが、渡ろうとする所で、彼の瓶を流し出すために急に止まり、その腕の大きな振りで日にそれを投げ続けた。「これを取ってみろ!」彼は叫んだ。
『船長はひどく悲しんで居残り、僕たちは彼を残して行った。その後僕は再び上って彼をとうとう連れて行った。それは潮時だった。船尾楼上の鉄製品は触れると熱かった。
『その時ロング‐ボウトゥの塗装工が削減され、3つのボウトゥ、は一緒に結ばれ、船のいないところを漂った。それは僕たちが彼女を見捨てた時、その爆発後、ちょうど16時間だった。マホンは2番目のボウトゥの管理を受け持ち、僕は最も小さい‐‐14フトゥ(1フィート30.48cm)のものを受け持った。ロング‐ボウトゥは僕達の大半を受け入れた;しかし船長は我々は我々にできる限りの多くの持ち物‐‐海上保険業者のために‐‐そこで僕は僕の初めての指揮権を得た。僕は僕付きのの二人の部下、ビスキトゥの袋、肉の数個の缶詰、それに水の遮断機を持った。僕はロング・ボウトゥに接近し続け、悪天の場合に僕たちは彼女に収容されることもあり得るということを指示された。
『それで貴方がたは僕が何を考えたか分かりますか?僕はできる限り早く仲間と別れようと思った。僕は自分自身に対して僕の初めての命令の全てをすることを望んだ。僕はそこにもし独立の巡航のチャンスがあっても小艦隊で航海するつもりはなかった。僕は一人で上陸しようとした。僕は他のボウトゥにぶつかろうとした。若さ!まるっきり若さ!その愚かで魔法にかかった麗しき若さ。
『とはいえ僕たちは直ぐ出航しなかった。僕たちは船の最後を見届けなければならない。だからボウトゥはその夜あちこち漂った、うねりの上に持ち上がり沈みながら。水夫らは居眠りをした、ため息をつき、呻いた。僕は燃えるばかりの船を見た。
『地球と天の闇の狭間で輝く血の‐赤の揺らめきによって紫色の海のスナップ写真のディスクの上で彼女は激しく燃えた。水のディスクの上でぴかぴか光る不気味さ。高く、透けた炎、巨大で、人を遠ざける炎、大洋から上り、その頂きから絶えず注がれる黒い煙。彼女は激しく燃えた。葬式の積み重ねのように物悲しく堂々として夜に燃え上がった、海に囲まれ、星に遠く見守られて。堂々たる死は恩恵のように訪れた、贈り物のように、彼女の勤勉な日々の終わりにそれは年月を経た船への報いのように訪れた。星を留めたまま彼女の疲れ切った幻影の降伏、海原、一瞬、そこには火花の破裂と混乱があった、それは夜を我慢強く用心深く風になびく火で満たしているように見えた、海の上に沈黙を横たえる広大な夜を。昼間に彼女は単なる黒焦げの貝殻だった、煙が雲の下を依然として漂い、中の大量の赤々と燃える石炭に耐えながら。
『その時オー(オール)が持って行かれた、そして一列に並んで組織しているボウトゥは行列を作っているかのように留まって彼女の周りを動いた‐‐ロング‐ボウトゥが先頭に立って。僕たちが彼女の船尾を横切って引っ張るにつれ炎のほっそりしたダートゥ(矢)は僕たちに悪意を持って放たれた、すると突然彼女は沈んだ、真っ逆さまに、蒸気のシューッという音を立てて。消耗されていない船尾は沈むのも最後だった;しかし塗装は剥げていた、罅割れ、皮を剥(む)かれ、そこにはどんな文字もなかった、そこにはどんな言葉もなかった、それが彼女の魂のようだったどんな揺るぎない装置もなかった、昇る陽に彼女の信条や彼女の名前がパッと光るまで。
『僕たちは僕達の方角を北に向けた。微風が突然吹き、正午近く全てのボウトゥは最後の時に向けて勢揃いした。僕は帆柱もまた帆も自分のものの中に持たなかった。しかし僕はスペアーオー(オール)で帆柱を作り、帆に変わってボウトゥの幌を釣り上げた。1ヤードゥ(91,4cm)用ボウトゥフク(フック鉤)を用いて。彼女は確かに帆の‐上にいた、しかし僕には船尾の風のおかげで他の2艘を負かせたそれを知っているという満足があった。それらを待たなければならなかった。その時僕たちは皆、船長の海図をちらっと見た、そして、硬いパンと水の社交的食事の後、僕たちの指示を得た。これは簡単だった:北に舵を取れ、可能な限り大勢揃ったままでいよう。あの陪審員の苛立ちに注意しろ、マァロウ、」船長は言った;するとマホン、僕は彼のボウトゥを通り過ぎて誇らしく帆走するにつれ、彼の曲がった鼻に皺が寄り歓呼して呼び止めた、「お前は水中ではそのお前の船を走らせているつもりだ、もしお前が外(ほか)を見なければな、若輩者め。」彼は意地の悪い古風な水夫だった‐‐今こそ彼が眠る深い海が彼を穏やかに揺さぶり、彼をその時の終わりまで優しく揺さぶりますように。
日没前に激しい雨の‐スコールが2艘のボウトゥの上を通り過ぎ、それらはずっと後方になった、そしてそれが僕が一時でも彼らと面と向かい合った最後だった。翌日僕は舵を取りながら僕のザル‐ガイに座った‐‐僕の初めての指示‐‐僕の周辺の水と空の他何一つない。僕は午後には溜息をついてしまっていた、遠く離れた船の帆走に、が何も言わず、僕の水夫らは彼女のことを気にしていなかった。
空と海とそしてひとり 成田悦子
https://naritaetuko.club
を作りました。成田悦子が書いた詩を定着させようと思っています。Google抜きで各社の検索が成立しないとしたらもっとどうにかしなければと思います。いろいろな方法で検索に載るよう試しています。5月23日やっとBingの検索に載りました。私はBingを使っています。GoogleやYahooは圧力団体的検索監視グループの組織を持っています。また刺繍のサイトは私のサイトではなく私の詩や翻訳、随筆、小説、絵を盗んでいる一味でTBS等が関わっている偽名の妨害サイトです。かつてはNTTがこうしたサイトで妨害していました。NTTはPlalaやレゾナント、OCN、NTTデータを通じてブログと詩と翻訳と絵を潰し盗みました。その上私のパソコンに取り入れて置いた詩や夫の死因等を書いたブログのコピー、家にあった印刷物を盗んでいます。
“YOUTH Joseph Conrad” への2件のフィードバック
Youthは随分昔翻訳されたようです。その割にはNetの書き込みが多過ぎ。大学の授業に使われているのか?新潮社の田中征二郎の訳は岩波の訳を見て書いたもののようです。翻訳したとは言えない内容です。岩波の訳はまどろっこしくやはり正確さの追求ー英語の単語の意味の追求、或いは英文の意味の正確さの追求はには至っていない、要するにJoseph Conradの小説に迫ろうという姿勢に欠けたものだと言えます。今日は4月5日土曜日です。翻訳時のメモ等をコメント欄に入れます。同時に幾つも訳していけたらと考えてはいますが、私が書いた小説ではないので一体何が書きたいのやらと思うこともあり、大変です。パソコンの接続は元に戻りました。様々な翻訳者より私の訳の方が分かり易い。簡単だという意味ではなく。私が翻訳するというより、作者そのものが日本語で語ってくれているような訳をと願っています。
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このYouthは既に翻訳されています。私は岩波文庫の「青春」矢本貞幹訳を買いました。NETに出す度に自分の訳と比較します。「Good bye to All That」は上下とも文庫本で訳したものを持っていますが、全く見ません。これは徹底的に見てやって行こうと思っていました。しかしあまり意味のないことでした。今ではまるで違うお話かと思ってしまうほどです。参考にはなりません。どっちがいいかって、もちろん岩波より私の訳の方が正確です。短いからミスのないようにと願ってはいます。何とか頑張ります。
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